2010年02月01日
「シャレード」1963年初公開時 顔アップ版ポスター
“午前十時の映画祭”、千葉のTOHOシネマズ市川コルトンプラザにて2/20(土)~2/26(金)「ローマの休日」、2/27(土)~3/05(金)「昼下りの情事」、いよいよ上映開始!
これは1963年初公開時の「シャレード」のポスターです。オードリーの顔アップタイプ。
僕の大好きな「シャレード」ですけど、このポスターはあんまりいいとは思わないかなぁ…。(^^;
オードリーがアップ、ってのは嬉しいんですけど、全然「シャレード」の良さは出てませんよね。
どんな内容なのか、どういう特徴があるのかは全く不明。わかるのは、“大人気のオードリー・ヘプバーン主演ですよ!”ってことだけ。
60年代前半のポスターってのは、50年代のレトロ感もないんですけど、60年代後半からのデザインの完成された感もないという、過渡期的なポスターが多いです。これもそんな感じ。あんまり特徴ないです。
たとえば、「ティファニーで朝食を」の初公開版ポスターにもオードリーの顔アップのタイプがあるんですけど、それは画像でホリーという主人公のキャラクターがわかるようなものだったからまだいいんです。
でもこの「シャレード」だと、レジーナの天然キャラはわかりませんよね。わかるのは、レジーナはおしゃれ、という点だけ。
「シャレード」のポスターとしては、68年リバイバルや、73年リバイバルの方が圧倒的に「シャレード」らしさが出ていますよねー。
ま、何の工夫もない1986年リバイバルのポスターよりははるかにいいですけど。
ちなみに、大学時代からのオーケストラ仲間(♂)が最近オードリー映画をよく見ているそうで、こないだ会った時に “「シャレード」ってめっちゃいいよな~!” って言ってくれました。(^^
なんか、ほめられたのが「シャレード」っていう、スタンリー・ドーネン監督によってオードリーの良さが最高に引き出されている作品の1つだったことがめっちゃ嬉しかったです。
他にも同じスタンリー・ドーネン監督の「パリの恋人」もとても気に入ったそうです。
というわけで、次に見るのは「シャレード」の系統として「おしゃれ泥棒」を、スタンリー・ドーネン監督として「いつも2人で」を勧めておきました。(^-^
僕の大好きな「シャレード」ですけど、このポスターはあんまりいいとは思わないかなぁ…。(^^;
オードリーがアップ、ってのは嬉しいんですけど、全然「シャレード」の良さは出てませんよね。
どんな内容なのか、どういう特徴があるのかは全く不明。わかるのは、“大人気のオードリー・ヘプバーン主演ですよ!”ってことだけ。
60年代前半のポスターってのは、50年代のレトロ感もないんですけど、60年代後半からのデザインの完成された感もないという、過渡期的なポスターが多いです。これもそんな感じ。あんまり特徴ないです。
たとえば、「ティファニーで朝食を」の初公開版ポスターにもオードリーの顔アップのタイプがあるんですけど、それは画像でホリーという主人公のキャラクターがわかるようなものだったからまだいいんです。
でもこの「シャレード」だと、レジーナの天然キャラはわかりませんよね。わかるのは、レジーナはおしゃれ、という点だけ。
「シャレード」のポスターとしては、68年リバイバルや、73年リバイバルの方が圧倒的に「シャレード」らしさが出ていますよねー。
ま、何の工夫もない1986年リバイバルのポスターよりははるかにいいですけど。
ちなみに、大学時代からのオーケストラ仲間(♂)が最近オードリー映画をよく見ているそうで、こないだ会った時に “「シャレード」ってめっちゃいいよな~!” って言ってくれました。(^^
なんか、ほめられたのが「シャレード」っていう、スタンリー・ドーネン監督によってオードリーの良さが最高に引き出されている作品の1つだったことがめっちゃ嬉しかったです。
他にも同じスタンリー・ドーネン監督の「パリの恋人」もとても気に入ったそうです。
というわけで、次に見るのは「シャレード」の系統として「おしゃれ泥棒」を、スタンリー・ドーネン監督として「いつも2人で」を勧めておきました。(^-^
2010年01月28日
写真集「Intimate Audrey 1956-1964」
MOVIXさいたま にて、“午前十時の映画祭” 2/06(土)~2/12(金) 「ローマの休日」、2/13(土)~2/19(金)「昼下りの情事」まもなく上映開始!
アメリカでは「おしゃれ泥棒2」のDVDが発売されたようです。うらやましいですねー。
これは、今月出たばかりの、「Intimate Audrey オードリー・へプバーン写真集 1956-1964」です。
著者は、キャプションのとんでもない間違いが目立った「AUDREY HEPBURN : Life in Pictures」の編集者でもある、ピエール=アンリ・ヴェーラック。
サイズはA4のちょっと大きいサイズ。
発行元の株式会社ブルース・インターアクションズに訊いてみたんですが、この写真集は世界先行発売とのこと。発売されているのは、まだ日本だけ!
紙質はマット系。最近、マット写真集が多いんですが、これって流行なんでしょうか?
マットな紙は、表面に凹凸があるので、印刷でムラになりやすいし、経年で紙が黄ばみやすい。しかも黄ばむとすっごく安っぽくなるんで僕は嫌いなんですけどねー。(^^;;;
さて、内容ですが、見てびっくり!かなり見たことのない画像がいっぱい!!
これは嬉しいですねー!アマゾンでの内容紹介では平凡な画像ばかりが紹介されていたので、これは絶対平凡写真集の仲間入りかと思っていたのですが、数あるオードリー写真集の中で、かなり個性的な地位を獲得しています。
「パリの恋人」のDVDジャケットでは、アメリカのとんでもないデザイナーのせいでサブリナに顔を乗っ取られてしまった、本来のジョーでのステキな画像もあります。(→)


他にも「尼僧物語」のあたりの画像が多いのも嬉しい!「尼僧物語」の頃の画像はあまり写真集に取り上げられることがないので、こうしてたくさん載っても、珍しいのが多いんですよね。
逆に「マイ・フェア・レディ」のページは見たことのある画像が多かったです。
残念といえば、章の年度の統一が図れていないこと。
たとえば、「パリの恋人」は撮影中の1956年ということになっているのですが、「尼僧物語」と「マイ・フェア・レディ」はそれぞれ1959年と1964年ということで、これは公開年度。実際には「尼僧物語」は1958年、「マイ・フェア・レディ」は1963年のオードリーですよね。

また、キャプションの明らかな間違いもあります。
←ファッションショーのシーンでも登場する衣装の、有名な「パリの恋人」の1956年ポートレートが1961年「ティファニーで朝食を」、
→メル・ファーラーと2人で撮った「いつも2人で」と「暗くなるまで待って」の間の時期の66年~67年のポートレートが1964年とかって書いてます。
でもでも、一番残念だと思うのは、明らかにオリジナルはカラーだという画像がすべてモノクロ化されていること!

この2枚とか。
モノクロの画像は白黒で写ったときに綺麗になるよう、肌の色が白くなるフィルターをかけて撮られてます。
でもカラー画像は単にモノクロ化したって絶対に綺麗にならないんですよね。
肌の色があるのにモノクロ化すると、顔が黒くなってしまい、見た目が汚くなります。
だいたい、せっかくのカラーをモノクロ化って、撮影したカメラマンにも失礼じゃないですか?(^^;
発行元に伺ったところ、今回のはわざとモノクロ写真集にしたようで、残念なことにそれが裏目に出てしまい、この写真集の価値を大きく下げてしまってますね。
カラーはカラーで載せていたら、ものすごい好感度が高くなった写真集だったのに…惜しいですね~。
でも、珍しい画像の数々は一見の価値あり!です。
ちなみに、初回限定でポストカードが封入されているということです。
“いうことです” なんて、まるで買ってないような言い方ですけど、実は僕のところに密林から届いたのにはなんと入ってなかったんです!(T^T
結局出版元に電話して送ってもらいましたが、届いたポストカードは裸んぼ。本来は本自体シュリンクに入っているそうです…。
オススメ度:★★★
アメリカでは「おしゃれ泥棒2」のDVDが発売されたようです。うらやましいですねー。
著者は、キャプションのとんでもない間違いが目立った「AUDREY HEPBURN : Life in Pictures」の編集者でもある、ピエール=アンリ・ヴェーラック。
サイズはA4のちょっと大きいサイズ。
発行元の株式会社ブルース・インターアクションズに訊いてみたんですが、この写真集は世界先行発売とのこと。発売されているのは、まだ日本だけ!
紙質はマット系。最近、マット写真集が多いんですが、これって流行なんでしょうか?
マットな紙は、表面に凹凸があるので、印刷でムラになりやすいし、経年で紙が黄ばみやすい。しかも黄ばむとすっごく安っぽくなるんで僕は嫌いなんですけどねー。(^^;;;
さて、内容ですが、見てびっくり!かなり見たことのない画像がいっぱい!!
これは嬉しいですねー!アマゾンでの内容紹介では平凡な画像ばかりが紹介されていたので、これは絶対平凡写真集の仲間入りかと思っていたのですが、数あるオードリー写真集の中で、かなり個性的な地位を獲得しています。
他にも「尼僧物語」のあたりの画像が多いのも嬉しい!「尼僧物語」の頃の画像はあまり写真集に取り上げられることがないので、こうしてたくさん載っても、珍しいのが多いんですよね。
残念といえば、章の年度の統一が図れていないこと。
たとえば、「パリの恋人」は撮影中の1956年ということになっているのですが、「尼僧物語」と「マイ・フェア・レディ」はそれぞれ1959年と1964年ということで、これは公開年度。実際には「尼僧物語」は1958年、「マイ・フェア・レディ」は1963年のオードリーですよね。
←ファッションショーのシーンでも登場する衣装の、有名な「パリの恋人」の1956年ポートレートが1961年「ティファニーで朝食を」、
→メル・ファーラーと2人で撮った「いつも2人で」と「暗くなるまで待って」の間の時期の66年~67年のポートレートが1964年とかって書いてます。
でもでも、一番残念だと思うのは、明らかにオリジナルはカラーだという画像がすべてモノクロ化されていること!
モノクロの画像は白黒で写ったときに綺麗になるよう、肌の色が白くなるフィルターをかけて撮られてます。
でもカラー画像は単にモノクロ化したって絶対に綺麗にならないんですよね。
肌の色があるのにモノクロ化すると、顔が黒くなってしまい、見た目が汚くなります。
だいたい、せっかくのカラーをモノクロ化って、撮影したカメラマンにも失礼じゃないですか?(^^;
発行元に伺ったところ、今回のはわざとモノクロ写真集にしたようで、残念なことにそれが裏目に出てしまい、この写真集の価値を大きく下げてしまってますね。
カラーはカラーで載せていたら、ものすごい好感度が高くなった写真集だったのに…惜しいですね~。
でも、珍しい画像の数々は一見の価値あり!です。
“いうことです” なんて、まるで買ってないような言い方ですけど、実は僕のところに密林から届いたのにはなんと入ってなかったんです!(T^T
結局出版元に電話して送ってもらいましたが、届いたポストカードは裸んぼ。本来は本自体シュリンクに入っているそうです…。
オススメ度:★★★
2010年01月25日
「噂の二人」オリジナル・サウンド・トラック新盤
年末発売されたばかりで、手元に届いたのも1月8日くらいです。
で、早速聴きましたよ~、めっちゃ期待して!前回のでは入ってなかったメインタイトルも入っているようですしね!
まずは旧盤に比べて、かなり音が良くなっています。旧盤は音がこもってたんですが、こちらはクリア。モノラル録音のようですけどね。
最初にメインタイトルのオリジナル・バージョン(映画では使われなかった)が入っているのですが、全然映画と違うんです!
でもこれ、僕には、無邪気を装っていて、実はめっちゃ計算高い、子供特有のいやらしさというか狡猾さみたいなのが出てるように思います。
自分が小学生の頃を考えると、大人にはどう見えていたか知りませんが、実はかなり色々考えてた、ってことを知っているので、特にわかるのかもしれませんね(笑)。
で、こういう子供視点ってのがウィリアム・ワイラー監督のお気に召さなかったのか、大人目線のフィルム・バージョンのメインタイトルに変更されたんでしょうかね。
確かにこの映画は(原作も)、子供がきっかけではあるものの、あくまでも主人公はカレンとマーサですしね。
僕もオリジナルバージョンではなく、フィルムバージョンが採用されてよかったー!と思います。
で、そのフィルムバージョンもこのCDに収録されているのですが、なぜかボーナス・トラックとして。しかもちょっと音がこもってます。
それは、子供の嘘がばれて、カレンが久々に外に歩いていった後、マーサの身を案じて駆け出すクライマックスのシーン!
ここでの劇的な音楽(メインタイトルのアレンジ版)が入ってないじゃありませんかっっっ!!!
これもきっとアレックス・ノースの最初に作曲したのがここに収録されているように重苦しいだけの音楽なので、ウィリアム・ワイラー監督がダメ出ししたんでしょうねー。
うーん、しかしこれは痛い!誰がこのサントラを監修したのか知りませんが、映画を観ていたら、こんなヘマはしないと思うんですけど…。これ、旧盤でも入ってなかったし、期待してたんですけどね~。
英語が出来るなら、ホンと「ロビンとマリアン」と「噂の二人」のサントラに関してはメーカーに抗議したいくらいです。
というわけで、嬉しいながらも重大欠陥あり!ということで、未だ「噂の二人」は完全にはサントラ盤は出ていない!ということになりますかねー。
ケースはCDを入れる部分にも画像があるという意匠をこらしたデザイン。ライナーノートは全8Pで、こちらにも画像があります。
でも、ジャケット裏とライナーノートの裏表紙の、画像を飛ばし気味でマゼンタってのは、やりすぎかも…。(^^;
そうそう、色使いが大阪映実版のパンフレットを思い出しました。
オススメ度:★★★
(CD)噂の二人/Alex North
2010年01月20日
「尼僧物語」1959年初公開時 一般用パンフレット
今日・2010年1月20日はオードリーが亡くなってから17年目の命日です。それに、こないだの1月17日は阪神大震災から15年目でした。
なので、今日は鎮魂の意味を込めて、「尼僧物語」のパンフレットの紹介です。これが「尼僧物語」では最後のパンフになります。
オードリー自身も、「いろんな意味で思い出が多い映画」「誇りに思っている」と、かつて述べた作品です。
表紙もなんですが内容もですね、ずっと以前に紹介した日本映画出版社のものとほとんど同じ。なのでこの一般用パンフレットも、どこにも書いてないんですが日本映画出版社のものかもしれません。
日本映画出版社のものと違うのは、あちらでは「忍苦と献身の女性像」というページになっていたものが、こちらではオードリーのポートレートになっているのみでしょうか。(→右の画像)
全体的に本文ページは印刷が薄いです。日本映画出版社のがめっちゃ濃くてきちゃなかったのと対照的。「尼僧物語」といえば、日本初公開当時、色彩が美しかったことで有名です。批評家の方もそう書いてましたし、神戸にあったビック映劇という映画館の館主さんも、「尼僧物語」の色彩があまりに美しいのでずっとフィルムを取っておいたと、想い出を語ってくださったことがあります。
なのに、フレッド・ジンネマン監督の自伝では、この映画を修道院にいる時はモノクロ、コンゴに渡ってからはカラーにしようと考えていたそうです。会社の方針でオールカラーにされたそうですけど…カラーでよかった(笑)。
今発売されているDVDが果たしてその当時のみんなが感激したテクニカラーを再現できているかはちょっと疑問。
また、今後出るであろうブルーレイでリマスターされたとしても、現代風のくすんだ色付けがなされてしまい、テクニカラーオリジナルの輝くような色彩を取り戻すのは難しいでしょうねー。
過去にこのブログで “リバイバルのない作品で、一番映画館で観たい映画は?” というアンケートを行った時に、1番だったのがこの「尼僧物語」!
完全未公開の1957年作品、「マイヤーリング」を抑えて、全100票中20票を取りました。僕も映画館で「尼僧物語」を観てみたいです…。
オードリー作品としては、公開当時「噂の二人」「緑の館」に次いで配給収入が低かったようで、そのため「尼僧物語」のパンフは入手が全体的に難しいです。それでも興行的に強いオードリーなので、収益は失敗作ではなく水準作。
作品的にはもちろん高く評価されて、雑誌“スクリーン”では作品が読者人気投票では第4位、オードリーは評論家・読者双方で第1位になっています。特に読者投票では、6年連続1位の最初のきっかけになった作品です。“映画の友”でも作品は同じく第4位、オードリーはもちろんダントツの1位だったようです(7年連続の2回目)。
なお、裏表紙の裏が僕のはパイオニアの広告ですが、これが違う広告のものがあります。
レア度:★★★
2010年01月08日
「ローマの休日」2003年リバイバルパンフレット
皆さん、明けましておめでとうございます!2006年12月にこのブログを始めて、最初は2008年くらいで終了するかな?と思っていたのが、もう2010年にもなってしまいました。
今年で終わっちゃうかもしれませんし、本当にどこまで続けられるかわかりませんが、今年もどうかよろしくお願いいたします。m(_ _)m
さて、今年最初の紹介は、現段階(2010年1月)での最後のオードリー作品のリバイバルである、2003年リバイバルでの「ローマの休日」のパンフレット。
サイズはA4より左右が1.5cm位大きく、上下が逆に1.5cmくらい短い、というもの。全28p。
このリバイバルが来るってことがわかった時は嬉しかったですよねー!
1993年リバイバルの「初恋」以降、オードリー作品の新たなリバイバルが無かったし、2001年9月の京都みなみ会館での「いつも2人で」の上映を最後に、日本ヘラルド配給でのオードリー作品の劇場での上映権利も切れたようでしたし。
本当に久々のオードリーの上映!って感じでした。
そのうえ、この時の上映は製作50周年記念デジタル・ニューマスター版というもの。デジタル処理なるものが、どれだけ見た目に今までと違いがあるのかは少々疑問でしたけど、劇場でオードリーが観れる!ってのはやっぱりワクワクしました。
ただ、デジタルリマスター版を世界で初公開!って売り文句でしたけど、僕はそれはどうかと。(^^;
海外では先にDVD発売があるみたいだったし、日本だけが上映したい!って言っただけで、「ローマの休日」のオードリーに日本ほど重きを置いてないアメリカとかでは正直リバイバルないんちゃうん、みたいな。結構さめてますかね(笑)?
さて、中身なんですが、この時のプレスシートが“ニューマスター版”だというのに傷だらけのスチールを使ってたんですが、こちらのパンフでは傷が目立たなくなってます。
文章も結構充実してて、過去のパンフなどの記事をそのまま載せている、というのではなく、(プレスとはかぶる文章もありますが)全て今回の公開用の新しい記事。
オードリーに関する小藤田千栄子さんや、グレゴリー・ペックの渡辺祥子さんの文章は、全くこのパンフのみに載っているもの。
ただ、まだ2003年という時期であるため、息子ショーンの「母、オードリーのこと」はまだ日本版が未刊で、今から見るとオードリーの本名がエッダになってたりとか、有名な“もうひとつの手は誰かを助けるため”という詩がオードリーの言葉として載ってたりとかっていう事実ではないことも載っていますが、あまり気になるほどではありません。
本文の紙はマット系ですが、表紙は硬い紙で、銀の箔押しというお金のかかる印刷が表紙・裏表紙になされており、高級感はあります。
解説や記事以外では、オードリーを広告に使った時計のロンジンや、2002年に出た「オードリー フォト&エッセイ」(画像はいいけど、吉村英夫氏のヒドイ文章付き写真集)の宣伝が載っています。
また、パラマウント配給のため、パラマウント映画のオードリー作品のみ、ビデオやDVDの宣伝を兼ねて紹介されていたりします。
「ローマの休日」としては、85年リバイバルが復刻版だったため、77年リバイバル以来実に26年ぶりの新パンフレット!劇場でこのパンフを見た時は嬉しかったですよねー!2003年には2度劇場で鑑賞しましたけど、結局3冊も買っちゃいました。(^^; 全体的にはとても好印象なパンフレット。定価は800円と印刷されてます。
ちなみに、2003年9月に最初にロードショー公開した新宿のテアトル・タイムズスクエアは、2009年8月30日で閉館したそうです。座席数341席で、最近の映画館では広い方ですが、公開当時はテアトル・タイムズスクエアの記録を塗り替える大ヒットだったようで、最後でも「パッション」に次ぐ歴代2位のヒットに君臨していました。残念ですね。
次に公開の大阪のテアトル梅田でもこのときの上映は大ヒットでしたよ!なんせ行ってすぐに観れるということはなく、朝に並んで、整理券をもらっておかないと希望の回が見れない、って状態でしたからね~。
レア度:なし(さすがにまだレアではないです。)
ちなみに、これが「ローマの休日」で最後の紹介のパンフレットでした。
2009年12月31日
2009年 オードリー・ヘプバーン大賞の発表!
さあ、オードリー・ヘプバーン生誕80周年の2009年も終わろうとしていますが、去年に引き続き、僕の選ぶ今年のオードリー・ヘプバーン大賞を発表します!
今年は生誕80周年記念ということで、世間的にはいまいち盛り上がらなかったわりには結構いろんな物が出たように思います。
ちなみに、今年僕が手に入れたオードリーグッズなので、過去のものも一部混ざるかと思いますが。
続きを読む
今年は生誕80周年記念ということで、世間的にはいまいち盛り上がらなかったわりには結構いろんな物が出たように思います。
ちなみに、今年僕が手に入れたオードリーグッズなので、過去のものも一部混ざるかと思いますが。
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2009年12月30日
「戦争と平和」1957年初公開時 相鉄映画劇場版プログラム
毎日記事アップ第4弾!今日は相鉄映画劇場版の「戦争と平和」パンフレットです。サイズはB5の横幅が2/3のもの。全8ページです。これはですね、「懐かしの映画館」のゴマちゃんさんからなんと無料で!いただいたものなんです。それまで、こんなのがあるとは全く知らなかったんですよ。しかもこれ、紙の状態がピンと張ってて、折れも無いし、かなり美品なんですよ~!(^-^
ゴマちゃんさんはチラシを集めているので、これもチラシ?と思ったそうなのですが、どうも違うということで僕がいただきました。本当にやさしい、いい方ですよねー。(T-T
いただいて僕も調べてみると、6ページ目に“次週上映”ということで「八月十五夜の茶屋」の紹介があるので、確かに「戦争と平和」に関しては現在上映中のもの。チラシではありませんでした。
チラシじゃないなら、売っていたかどうかはわからないので、無料で配るプログラム、とでも言う性格のものなんでしょうかね?それとも館ニュース?
でも横浜国際劇場の例もあるし、売っていたパンフレットなのかも…。
映画館1館が独自で映画パンフレットを作るとなると、やっぱりどうしても限界はありますよね。
東宝や松竹という配給会社から強力なバックアップのある銀座の一流封切館は別として、地方の劇場がパンフを作ると、いっぱい広告を取って、製作代をまかなって…みたいになりますよね。
このプログラムもそんな感じ。いーっぱい広告があります。「戦争と平和」に関しては、表紙もいれて5ページ分のみ。6ページ目は先ほど書いたように「八月十五夜の茶屋」、7・8(裏表紙)は広告のみですし。
その「戦争と平和」に関してもほとんどストーリーの紹介のみ。解説と言える物はなく、あとはトルストイの紹介と宣伝文みたいなのが2箇所載っているだけ。
その宣伝文らしきものの1つが面白いですよ。
“あなたの生涯にかくも偉大なかくも豪華な作品に再びめぐりあうことは不可能です。
三時間半に及ぶ興奮と陶酔と感激の長尺に描かれた……
ひしひしと万人の胸に迫る人生の真実!
あらゆる偉大な作品の上に聳え立つ至高の名作!!”
いやあ~、大仰ですね~。(^^;;;
でもこの50年代って、こういう大げさな宣伝文が当たり前に使われていた時代だったので、文だけ“歴史に残る世紀の傑作!”みたいなのが山のようにあったんですよね。それからしたら「戦争と平和」に対してだったら、まあ当然かも。
現在でこそ、オードリー作品ではあまり取り上げられない「戦争と平和」ですけど、昔は全然!批評家の評価も高かったし、興行的にも大ヒット!
1967年の「おしゃれ泥棒」公開後までのデータでは、オードリー作品では「マイ・フェア・レディ」「ローマの休日」に次ぐ第3位のヒット!
しかも当時の戦後日本で最も稼いだ20作品(3億6千万円以上の配給収入)にも堂々と入っているんですよー!ちなみにその当時の「戦争と平和」の配給収入は3億8657万円。昔は一目置かれる作品だったことは間違いないです。
さて、この相鉄映画劇場ですが、相模鉄道の横浜駅西口のところにあったようです。現在は場所も経営母体も変わって相鉄ムービルとしてやっているそうです。
でもネットで調べると相鉄映画劇場は東宝系の劇場だったとのこと。松竹系の配給作品である「戦争と平和」が上映されたというのは、やっぱりそれだけ「戦争と平和」の上映に魅力があった、ということなんでしょうね。
銀座の封切館である松竹セントラル劇場が「戦争と平和」を上映した時も、上映できたことの喜びがパンフに書かれていたくらいですからね~。
レア度:★★★★★(地方劇場独自の物は入手が難しいです)
さあ、明日は今年の締めくくりのオードリー・ヘプバーン大賞の発表です!
2009年12月29日
北野圭介 著:大人のための「ローマの休日」講義
これ、だいぶ前に出てたんですよね。発行は2007年8月。
今まで長い間ほったらかしだったのは、なんとなく僕とは合わないんじゃないか、という“予感”がしてたんです。アマゾンで1円になってたので、やっと買って読んでみたら…案の定でした(笑)。
なんかね、まわりくどいんです。「ローマの休日」のことを語るのに、ぐるぐるぐるぐる外側ばかり攻めている感じで…。
読んでると “いったいいつになったら「ローマの休日」本質の話になるんや?” って思いました。
結局全部読んで印象に残ったのは、
■ニュース映画
■宮殿(窮屈さ)
■ジョーの部屋(出会い)
■ローマでの冒険
■ジョーの部屋(別れ)
■宮殿(覚悟と決意)
■記者会見
という「ローマの休日」がシンメトリックな構成になっている、という部分だけでした。
副題のように“オードリーはなぜべスパに乗るのか?”とかってのも全然わかりません(笑)。
ま、もともとこれは抽象的な言い回しだろうなってことはわかってましたけどね。
吉村英夫氏の本、“「ローマの休日」ワイラーとヘプバーン”がほとんどワイラー論であるにもかかわらず、かなり「ローマの休日」のこともオードリーのことも(内容はどうかとは思うけど)突いていた本であったんですが、この本は結局外堀を埋めて、本丸は遠くから眺めているだけで終わった、ってそんな感じでした。
オススメ度:なし。この本の存在もすぐに忘れそう…。
2009年12月28日
「オードリーのように…」パメラ・キーオ:著 近代映画社
原書はパメラ・キーオ(Pamela Keogh )の“What Would Audrey Do?”。この著者は、過去に「オードリー・スタイル」という本も書いてますね。それが好評だったんでしょうか?オードリーもの第二弾。
これはね、オードリーのように生きましょう!なんて言ってますけど、ようするに“オードリーにはこんなことがあった”っていうオードリーのエピソードを書いている本なんですよね。実質伝記本。
ま、今までの伝記では洩れたような細かいことも載っているんですけどね。
ただ、書いてあることはこの著者が自分で調べたのかどうかはかなり疑問。
というのも、過去の伝記で間違っていることはそのまんま。たとえば日本のCMに出たこととか。
ウィッグの「ヴァリエ」(←この表記は訳者の調査不足)のものが唯一だとか、撮影は2日間だけだとか…。
どれかの伝記本で間違ってるままだし。
日本の本とかを自分で調べあげたら、こんな間違いは直されるはずですけど。
それがないってことは、他の人の書いた(欧米の)伝記をそのまま二次使用してるだけってことの証明。
それにこの本が原因らしいとは思っていたのですが、ジョン・F・ケネディ(後の大統領)とオードリーが付き合っていたというのはどうなんでしょう…。週刊誌で書かれたような、ケネディの愛人だった、とかってことは書いてないんですけど、「麗しのサブリナ」の時期にウィリアム・ホールデンとメル・ファラーとジョン・F・ケネディと付き合ってたってのはどうかと…。
おそらくオードリーの中ではケネディはずっと良いお友達だったのではないかと思いますけどね。だからこそ1963年に大統領の誕生日にハッピバースデーの歌を歌えたんじゃないかと。
さらにさらに、愛人などというのはオードリーの性格上、絶対に有り得ないですよね。
ま、ただこの本でおっ!と思ったのは、海外ではなぜかオードリーと同列に論じられるジャクリーン・ケネディ・オナシスを、オードリーより一段下に置いているところでしょうか。僕もあんまりジャクリーンが素晴らしい!とかって思わない方なので。
というわけで全体的に見て、オードリーのことを調べる時にこの本は必需品か?と問われると、僕は必要無いんじゃない?と思いますけどね。
ま、読みやすいエピソード集ってことで。事実でないことも混じってますけど。
表紙は海外のものよりもいいですよね!淡いピンクがオードリーに合っています。
ちなみに本文にオードリーの画像はありません。イラストだけ。
オススメ度:★
2009年12月27日
「SCREEN」 2010年2月号 オードリーの選択
もっと頑張らないと!ですね。ちょっと久々に毎日連続で記事をアップしましょうか。
さて、これは雑誌“SCREEN”の最新号、2010年2月号です。
この時期になると、オードリー追悼、ということでオードリーの記事が“スクリーン”に載るんですけど、今年は4ページ。
文章は清藤秀人さん。“オードリー・ヘプバーンの選択”ということで、オードリーの4つの転機と決断について書かれています。
が、うーん、文章は取り立てて目新しくもないなぁ…。(^^;
でも、これ離婚直後とかの記事では、オードリーが「暗くなるまで待って」撮影の後、しばらく休んでショーンの育児に専念したいのに、メルが「うたかたの恋」に無理やり主演させたがっていたから、とかって書いてありました。
いったいどっちが本当かはわかりませんし、そもそもそういうことが原因なんですかね~?
それに、メルの浮気の件ですけど、メルがドヌーブを好きってのはわかりますが、当時既に売れっ子だったドヌーブの方では、メルなんか全然相手にもしなかったんじゃないかと思うのですけど…というのが僕の持論(笑)。
あと、付録でついてる2010年カレンダーがクラシック映画のもので、オードリーのでは「ティファニーで朝食を」が12月に登場。
これが珍しい画像で、いい味出してます。
それと、テレビのコーナーでわかりましたが、1月2日夜9:00~BS2で「マイ・フェア・レディ」が放送されるそうですよ!
今月は年に一度の人気投票もあります。今年もオードリーが上位に来たら嬉しいな~。
オススメ度:★★


