2017年02月23日

ダメダメ写真集「THE LITTLE BOOK OF AUDREY HEPBURN」

 今月号で発表の“スクリーン”誌での人気投票、今年もオードリーは第5位にランクイン!
 オードリーに投票してくださったみなさん、ありがとうございました!(^-^

 そして、今年に入ってからまとめ記事やらオードリー情報の記事ばかりでしたので、これが1発目の商品紹介記事になります。

 はい、今回は買ってからなかなか記事に起こさなかった海外の写真集「THE LITTLE BOOK OF AUDREY HEPBURN」について。

 まあ僕が記事を書くまでに時間のかかっているものは、だいたいダメなもの。
 これもまあそういうわけです。

 めっちゃ良かったら、嬉しくてすぐに書いてしまうので(こないだの「おしゃれ泥棒」が午前十時の映画祭8で上映!とかね)、だらだらしてるということは気分がノッてない→出来が悪い、ということです。

 まず著者は CAROLINE JONES という人。全く知りませんけどね。
 まあとにかくオードリーの事を書けるほど知らない事は確かです。ついでに言うと、Photoshopというか製版のこともご存じないようです。

 この本では目立つのは、着色カラーの多さと裏焼きの多さ。
 着色カラーは注意書きが無い所を見ると、著者はこれを “元々カラー画像” だと思ってるらしい事。

 せっかく珍しい画像があっても、全部裏焼きと着色で帳消しにされてしまう。
 印象の悪い写真集です。


↓まずは着色カラー。3つ目の「ティファニーで朝食を」もかなり禍々しい着色。右端の画像は、本当のカラー画像があるのに(日本の写真集「My Fair Audrey」で表紙)、なぜか着色カラーを掲載。この写真ではわかりにくいですが、実際はもっとわざとらしい着色。











 うーん、いつか “おしゃれ泥棒、オードリー・ヘップバーン!” のブログの方で書かなきゃと思っている “フョトショによる着色画像の見分け方” なんですけど、ここでも短く書いておきますね。

 まずホントのカラー画像というのは、自然光であろうと人工光であろうと、光が当たった物体に対していろんな乱反射をするんですよね。
 そのため髪の毛もよく見ると一色ではないんです。赤っぽい部分があったり、青っぽかったり、緑がかってたり。もちろん洋服でも同じ。

 なので、Photoshopなどで色分解(RGBやCMYK)して見てみると、それぞれに色がいろんな割合で乗っています。


→こちらも着色カラー。「麗しのサブリナ」のジバンシィのドレスの刺繍の色が違いますよー!

 ところが、デザイナーとかがフォトショで着色すると、そんな髪の一部を部分部分で細かく色分けしないので、全く同じ色で全体が塗られてるんです。
 どの部分でも全く同じ色。色分解しても、濃い薄いはあっても、成分が全体に一緒。

 この写真集にはそういう見る人が見ると明らかな(要するにレベルの低い)着色カラーがいっぱいあります。

 着色技術が高度だった日本と比較すると、1950年代初期レベルのお粗末な着色カラーも存在(「パリの恋人」で踊るオードリーの後ろの人の色づけとか)。

 まあ今では日本もフォトショで加工するので、昔の手塗りの技術は失われ、レベルは下がってると思いますけどね。


 ←この「昼下りの情事」の紫色に塗られたセーターのわざとら感!わかりますか〜?

 →こちらは逆に、元々カラーの「華麗なる相続人」宣伝写真。

 “これは着色されたカラー画像ですよー” っていう断りがあれば、なるほど、そういう新しい試みか!って思いますけど、著者がカラーだと信じてるから、もうどうしようもありません。

 で、着色カラーばっかりなのに、本来カラー画像の物がモノクロ収録。もうもう口あんぐりで、ホンマに呆れます。


↓裏焼きの皆さん。「ローマの休日」なんて、こんな有名な画像、日本人なら “あっ、これ逆や!”って全員わかるわい!「シャレード」はコートの合わせが逆やし!













 そして著者が本当にオードリーを好きかどうか、ちゃんと映画を見ているかどうかがハッキリするのが写真の裏焼き。

 世界的にオードリーの写真の管理が悪いのは仕方ない事なんですけど、そこで正しく判断出来るかどうかが著者の力量。

 それで判断すると、この著者はオードリーの映画もそんなに見ていないし、文章書けるほど詳しくもない。
 普通、「マイ・フェア・レディ」のアスコットでの帽子の向きとか間違えませんよ、本当にオードリーが好きならね。


←「ティファニーで朝食を」は髪の流れが逆。オードリーは向かって右から左へ流してます。これは向かって左から右になってしまってますね。

→致命的かつ決定的なのがこれ。「マイ・フェア・レディ」の超有名なこの帽子の向きを間違えるなんて、オードリーの映画を見てなさすぎ!


 まあそんな程度ってのが写真でわかってしまう著者のレベルなんで、文章読めなくても、読む価値も無いのはわかってしまう。
 そんなヒドい写真集の誕生!ってことですね。

 そして、ここでは紹介しきれなかったほど裏焼きや着色カラーのオンパレードです。おかげで珍しい画像とか一切紹介出来ませんでした。

オススメ度:★(まあ、オードリー写真集で150冊目くらいに買うにはいいかもね)


  


Posted by みつお at 21:00Comments(2)海外の写真集

2016年11月30日

写真集「audrey style」英語版

 今回は Pamela Clarke Keogh の写真集「audrey style」の英語版の紹介。

 と言っても、日本語版の紹介はだいぶ前(2007/05/02)に済んでいて、その時に英語版も一緒に紹介してるんですけど、今回は英語版として紹介したいと思います。

 講談社発行の日本語版が、なぜか原著からの大規模な画像のモノクロ化を行なっていて、なんでこんなことになってるの??という残念な出来なんですよね。

 今はだいたいにおいて、オードリーの写真集の邦訳版が発売されると日本語版の方が出来がいい!ってことになるんですけど(「AUDREY A ROMA」と「オードリーのローマ」など)、この本に限っては日本語版はダメダメ。

 まずはこの英語版「audrey style」、印刷されている紙がコート紙。表面がツルツルしている紙です。表面にツヤがあります。

(→ 左英語版、右日本語版)

 対する日本語版はマットコート紙。コート紙よりもマットな紙で、表面のテカリを無くしたもの。

 これ、モノクロなら関係ないんですけど、カラーに関してはコート紙の方が色の再現率がアップします。色域が広いんです。
 日本語版はカラー画像が少なくなっているので、2000年発売時に流行りだったマットコートを使ったんでしょうか?

 当時はまだPDFでの入稿は無かったでしょうから、写真を一旦日本に借りて、再レイアウト…みたいな運びになったのか、同じ画像なのにトリミングが違う、向きが違う、発色が違うなどいろんな違いがあります。

(→ 左英語版、右日本語版)

 たとえば向きが違うのなどは、日本で画像のポジの膜面を見て、裏表を決定したのかなーと思います。
 でも残念ながら、これは日本語版が間違ってると思いますよー、オードリーの髪型と鼻を見ると…。

 本を作る際にポジの膜面を見るのは鉄則ですから(膜面が裏)、日本人は律儀にそれで判断したんでしょうが、元々の預かったポジがデュープ(複製)である、というのを考えなかったんでしょうね。

 このブログでも何度も書いてますけど、デュープをすると、膜面が逆になるんです。
 なので、偶数回デュープされた物は元と同じ膜面ですけど、奇数回のものは膜面が逆。
 これもそういうポジだったのでしょうね。

(←苔寺にて 左英語語版、右日本語版)

 それと、日本語版は晩年の写真はほとんどモノクロ化されてますけど、この英語版は晩年はほとんどカラー。

 ってか日本語版やのに、せっかくオードリーが1990年に来日して京都の苔寺(西芳寺)に来てる画像をわざわざモノクロにするってなんでやねん!
 もったいないし、センス無いなーって思います。

 オードリー物だとよく売れたのか、1994年から2006年までは講談社はちょくちょくオードリーの本を出版していました。
 でも執筆者が吉村英夫氏の本とか、紙も画像のモノクロ化もダメなこの本とか、売り上げとは別に、内容がダメな本も混じってましたねー。

 講談社は2006年に「the audrey hepburn treasures 」という傑作を出版した後、オードリーの本は一切出版しなくなります。
 「the audrey hepburn treasures 」、よっぽど売れなかったんでしょうねー。内容はいいんですけど高かったし。

(← 左日本語版、右英語版)

 百貨店の本のコーナーで、「the audrey hepburn treasures 」が1/3ほどの値段で超安売りされていたのも見ましたし、アマゾンでもバーゲンブックになっていたこともありました。

 さらには予約者に発送する際に初回特典のクリアファイルを付け忘れて、再度別に発送することになってました。
 これも郵送料が無駄になったでしょうねー。

 宣伝は大々的にやってたので(本屋で大きなポスターを貼って予約を受け付けていた)、本当に大赤字だったんだろうなーと。

 なんか結局日本版の話になってしまいましたが、この本に関して言えば、英語版の方が圧倒的に上。
 ただし、掲載されている画像は英語版でも質が悪いです。どんだけデュープものやねん!みたいな。印刷も良くないし。

(→ 左英語版、右日本語版)

 そんな中、日本版は元が綺麗なポジの場合、印刷は綺麗です(花束を持つ晩年のオードリーとか。頭切れてるけど)。

 まあ英語版だと内容わからないし、日本語版は不出来。元のポジは汚いしで、どっちも★5つには到底出来ないのが残念です。

オススメ度:★★★★(日本版はとっくに絶版ですけど、英語版はまだ発売中です)


  


Posted by みつお at 09:00Comments(2)海外の写真集

2016年10月30日

写真集「Audrey: The 50s」、傑作!

 さて、出たばかりの「Audrey: The 50s」の写真集が届きましたので、早速記事をアップ。

 ここのところ「永遠のオードリーファッション」とか「AUDREY AND GIVENCHY」とかの海外の出来の悪い写真集を立て続けに見せられてきたので、ちょっとガックリきていたのですが、この写真集はそれらと比べるのもおこがましいような、近来まれにみる傑作写真集です!

 えっとですね、この写真集のカラー画像を見た時の深い感激は、「デラックスカラーシネアルバム」以来かと!
 それくらい感銘を受けました!

 これは2012年に出た「Audrey: The 60s」の第2弾。日本版は2013年に発売されていますよね。

 正直、今回の「Audrey: The 50s」はあまり期待してなかったんですよね。
 「Audrey: The 60s」が売れたからの2匹目のドジョウ狙いだと。

 それに僕自身も50年代のオードリーよりも60年代のオードリーの方が好きですし。

 でも届いてビックリ!
 最初に出て来たカラーのオードリー写真を見て“おお〜っ!” とまず嘆声。とても深くて美しい!

 その後も出てくるカラー写真を見る度に引き込まれて行くのを感じました。

 「Audrey: The 60s」の方はそのサイトもありましたし、先に目玉画像を見てしまっていたので、感激も少し減ってしまいましたが、今回はそういうサイトが無かったのが逆に幸いでした。

 それに60年代というとある程度印刷技術も進歩してしまっていたので、今との落差がそれほど激しくないのですが、50年代は全世界で印刷技術が未熟だった頃。

 50年代にあった日本の映画雑誌、「映画の友」「スクリーン」を海外の映画会社のお偉いさんが見てそのカラーグラビアの美しさに驚き、優先的にカラーポジを送ってくれたそうですが、今の僕が50年代時のそれらの雑誌を見ても、のっぺりしてカラーなのか着色なのかわからん!というレベル。

 そんな時代に載せられていた画像を、元のカラーポジから現代の印刷技術のレベルで刷るとどうなるか、という威力を見せつけられました。

 わかる人が見たら、オードリーが当時着ていた衣装の素材までわかるであろうという階調の細やかさと写真の奥行きが見れます!

 「麗しのサブリナ」の有名なトレアドルスタイルで横たわるポーズをとるオードリーのパンツも、初めて黒一色で上から同じ素材なのではなく、違う素材でリボンがあるのがわかりました!エエーッ!(→右の画像)

 最近の写真集は、撮った時代から半世紀以上経ってしまったので、使用する写真の管理が悪く、何世代も経ったデュープ(複製)のし過ぎで裏表もめちゃくちゃ、色調も階調も悪く、せっかくの現代の印刷技術を持ってしても60〜70年代の印刷よりぐっと劣る、というものがほとんどでした。

 ところが画像のレンタル屋さんで粗悪品を借りるのではなく、こうしてデュープも1〜2世代目くらいのポジから起こされた写真集だと、ここまで美しく仕上がるのか!と。

 Vogueなどのサイトで、この本を紹介していましたが、そこでは平凡な、しかもモノクロ画像多め。
 わかってないなー!この本の素晴らしさは、美しく復活したレアもののカラー画像でしょう!と言いたくなります。

 もちろん「Audrey: The 60s」でもあった、Photoshopを使った最近のレタッチは施されています。
 オードリーって、20代の頃から顔の毛穴が目立つんですが、全く見えません。シワや目の周りの隈とともにキレイに消されています。

 僕はオードリーの毛穴やシワやクマが見えてようが全然気にならない、というかその時期のオードリーの心境とか体調がわかったりするので、それはそれで好きなのですが、何でも修正しちゃう今の時代、そうもいかないのでしょう。

 「AUDREY AND GIVENCHY」では車のナンバープレートが裏向きなのに、平気で載せられていた「パリの恋人」の風船を持つオードリーの画像も、正しい向きで掲載。(→右の画像)
 この辺がオードリーに対する愛情の差が現れたということでしょうか。

 他にも面白いのは「ローマの休日」撮影合間で、“あれっ、これロングヘアのカツラ付けてない!?”っていう画像。(←左の画像)

 「ローマの休日」で本当のロングヘアを切った、と書いてある本があって、昔は信じていましたが、実際には「ローマの休日」前後の「モンテカルロへ行こう」とか舞台「ジジ」当時の画像を見ると全部ショートヘア。
 1ヶ月くらいでショートヘアがロングヘアになるという奇跡でもない限り、「ローマの休日」前半のロングヘアはカツラです。

 でもカツラってハッキリわかる写真が今まで無かったので、こういう画像が見れて、ちょっと嬉しいです。

 それと「パリの恋人」の魚釣りの衣装で箒を持つオードリー。当時オードリーはセミロングです。これって撮影中は髪を結い上げてるもんだと思ってましたが、ポニーテールで撮影してたの??みたいな。これも驚き。(→右の画像)

 「昼下りの情事」では、過去に海外の雑誌表紙に採用されたまま、その後埋もれていた主役3人でチェロを弾くポーズの写真が見れたのが嬉しい!

 実際には楽器を弾いていた僕から言わせてもらうと、これではチェロは弾けません。(↓下の画像)
 チェロって、エンドピンという楽器の下部から棒を引っ張りだして立てないと、高さ的に楽器を弾くのは不可能です。

 映画のために実際にチェロを練習したオードリーがそんなことを知らないわけがないのですが、これは尖ったエンドピンの先で床を傷つけないように、という配慮の宣伝写真なのでしょう。

 オードリーもなんだか弾きにくそうなポーズになっちゃってます。手に持ってる弓も大きく曲がってるしね。

 以前の雑誌表紙では不鮮明でこの写真を撮った宮殿らしき場所の床を傷つけないためだろうと思っていましたが、こうした鮮明な画像で見るとこのバックの宮殿は書き割りの絵というのがバレちゃいますね。

 それと、1つだけ大きな失敗が目立ちます。
 「昼下りの情事」でのゲイリー・クーパーとの見開き画像なのですが、オードリーの顔がちょうど本の真ん中に当たってしまって見えません。これはアカン!(↓下の画像)
 レイアウトが大失敗してますね。

 ちなみにこの画像、最近のDVDジャケットでは裏焼きになってしまってますよね。
 2003年頃の他社DVDでは正向きだったのに、なんで裏向きにするかなーって感じ。グラフィック・デザイナーが悪いですね。

 あと残念なのは最後の章である「尼僧物語」で裏焼きが目立ちました。これも最後を締めくくるにはもったいない!(↓次の画像とか)

 これはオードリーの人気が一時期中断していた欧米ではオードリーは左側からしか撮らせない、というのがまだ知られてないのでしょう。

 左右で違うオードリーの鼻を見れば、それが正しい向きかどうかわかるんですけどね。

 オードリーは左側から、というのはオードリーを何世代にも渡ってずっと愛し続けてきた日本人だけが知っているのかもしれません。

 それと、「Audrey: The 60s」にも今回の「Audrey: The 50s」にも「許されざる者」(59年撮影、60年公開)が入ってないんですけど…なんで??

 今回入ってなかったので、「Audrey: The 60s」に入ってたっけ?って調べましたが、61年公開の「ティファニーで朝食を」から。

 60年に公開したからかな?と思いましたが、実際は「緑の館」のあと、「許されざる者」を続けて撮っていますから、入れるならこの「Audrey: The 50s」だろうと思うのですけど。
 もしかしたら、レア中のレア、「許されざる者」はポジが1点も手に入らなかったのかもしれませんね。

 「ローマの休日」では、ゴールドのドレスも街着のベージュのサーキュラースカートも本当のカラー写真が載っています(ただしドレスの写真は裏焼きだけど)。

 なお、表紙の “Audrey” の文字は、ちょっとオレンジがかったピンク色の銀の箔押しです。

 この記事でもカラー画像を中心に載せましたが、この本の美しさは到底伝えられないと思います。実際に買って見てみてください!

オススメ度:★★★★★(最高品質の1冊!)


  


Posted by みつお at 12:00Comments(10)海外の写真集

2016年09月05日

「AUDREY AND GIVENCHY : A FASHION LOVE AFFAIR」

 この本をひと言で表すなら、ハッキリ言ってってことです。

 今回紹介するのは、CINDY DE LA HOZ 著の「AUDREY AND GIVENCHY : A FASHION LOVE AFFAIR」という写真集。

 著者は「So Audrey(日本語版;「So Audrey オードリー・ヘプバーン 59のエレガンスルール」)を書いたシンディー・デ・ラ・ホズ。

 前回の「So Audrey」でも仕事がかなり雑で、「パリの恋人」の頃の1956年の画像が「モンテカルロ・ベイビー」と書いてたり、「シャレード」と「おしゃれ泥棒」の区別もついてないみたいでキャプションが間違ってたりと、相当数日本版では出版前に訂正を入れてもらいました。

 今回のこの本でも相当数の間違いがあります。今回は裏焼き。
 せっかく本の雰囲気は良かったのに、これで台無し。

 この著者にとって、オードリーってなんなの?と思います。オードリーを研究せずにオードリーのことを書いてるってこと?

 CINDY DE LA HOZ の本をアマゾンで調べると、他にもエリザベス・テイラーやマリリン・モンロー、グレース・ケリーなどの本がヒットしますので、まあおそらくクラシック女優が好きなのかなーとは思いますが、オードリーに関して到底本を出版出来るレベルでオードリーを知っているようには思えません。

 著者にとってオードリーは金儲けの道具でしかないのかなーと思ってしまいます。その程度のオードリー好き、という感じ。

 そしてこれはオードリーとジバンシィに関する本でしょ?そしたら服に関しては間違いがあるなんてもってのほか!
 でも著者は平気でタブーを犯します。よくもまあこれで服に関する本が書けるなーと呆れるばかり。

 だってですねえ、洋服の合わせが反対の裏焼きを堂々と載せてるんですよ!

 裏焼き、めっちゃいっぱいありますけど、見て行きましょうか。

 2枚目の写真は「パリの恋人」で風船を持つオードリーです。美しいですよね。
 でも右側の車のナンバープレートを見る(3枚めの画像)と文字が裏向き。ノーチェックでスルーですね。

 右の鉄兜型帽子の「おしゃれ泥棒」はネットでも写真集でも裏焼き(×)が溢れ返ってますけど、本当は○の方が正解。
 本来の向きだとオードリーの顔も自然になりますし、何より服の合わせを見れば一目瞭然。

 ←左の「パリで一緒に」もオードリーの顔が不自然だし、オードリーの衣装は右前なのに、ジャケットの合わせが左前になってしまってます。



 同じ衣装の別の画像を載せているのに(→)気付かないってのがこの著者のオードリーに対する姿勢を表していますよね。



 ←こちらは「シャレード」から。
 この作品はオードリーが唯一右分けのヘアスタイルを披露した映画。

 なのに逆の左分けで写っていても気付いてない。そして衣装はこれまた左前。おいおい。

 これも同じ衣装の正しい向きが載っています(→)。これを見ても変だと思わなかったのか…。



 ←こちらは数少ない「華麗なる相続人」の画像。これも裏焼き。
 胸の花の位置が左右逆です。

 ジバンシィのことを書いているのに、衣装の確認しないのか?映画を見れば一発でわかるのに。

 →右の「ティファニーで朝食を」は裏焼きの上に本来はカラー写真。ヒドい…。














 ↑全部裏焼き。(左から)
 「おしゃれ泥棒」のオードリーのヘアスタイルの分け方が逆、ジャケットの合わせが左前。
 「パリの恋人」髪型の分け目が逆。
 「ティファニーで朝食を」ジョージ・ペパード髪型の分け目が逆、ペパードのジャケットの合わせが逆で胸ポケットが右にあるぞ!

 どれもこれもオードリーのことを書いて金儲けするなら、せめて映画を見てくれ〜!












 
「ティファニーで朝食を」から3点、(左から)
 裏焼き&色が暗い、裏焼き&画質が汚い、正向きだけど画質が汚い。

 この辺はもうハウエル・コナンの遺族から本来のフィルムポジを借りたらいいのに…。
 特に最近は3枚めの画像が汚すぎます。
 こんなに画質の悪いのしかないなら、載せなきゃいいのに!と思います。

 さて、今までが裏焼きの画像がほとんどだったので、↓ここからの画像は気に入った物を入れています。買う場合の参考にしてください。

 どれもこれも、オードリーが左側からしかほとんど写真を撮らせない、という基本的なことを知っているだけで防げた物ばかり。

 他にもそれぞれの作品でのオードリーの髪型がわかっていれば、洋服を見ればわかったことだと思います。
 ちなみに、裏焼きはここに載せたのが全部ではありません。本にはまだあります。

 著者は画像のチェックすらしていないのでしょうし、オードリーのことなんてなーんにも知らないのでしょう。
 出来上がった物をみると、そう言われても仕方が無いと言わざるを得ません。

 内容はわかりませんが、まあこの著者のオードリーに関する知識からして、どうせたいしたことは書いてないだろうと思います。

 それに、中身は作品別になってるんですが、海外でのオードリー作品の人気に合わせてあるのか、「ティファニーで朝食を」とか「パリの恋人」とかはページ数が多く割かれてるんですけど、「昼下りの情事」とか「パリで一緒に」とか「おしゃれ泥棒」とか、薄い薄い!「華麗なる相続人」なんて、たった4ページですよ!

 映画での衣装の多さで差がつくのならともかく、こういう人気とか好き嫌いでページ数に差をつけるのは僕は大嫌い。
 せっかくオードリーとジバンシィに関する本なのに、映画でのオードリーとジバンシィの全衣装は見れません。

 だいたい、「パリの恋人」の暗室のシーンとか「ティファニーで朝食を」のギターを弾くシーンとかはジバンシィなのか?イディス・ヘッドじゃないの?
 他に載せるべき衣装があるんじゃないの?と思います。

 前回から引き続き海外の写真集の酷評になってしまいました…。本当はこんなことを書きたくないんですが、出来が悪いのに太鼓持ちみたいなことはしたくありません。オードリーのファン歴の浅い人や、あまりオードリーの本を持ってない人が買う時の指針となるように心がけています。

 オードリーの新しい写真集が発売されること自体は嬉しいのですが、付け焼き刃のような知識でオードリーのことを書いたり画像を載せられるとガッカリします。もっとファンをも唸らせる、ちゃんとした本の出版を望みたい所です。

オススメ度:★★(雰囲気はいいんだけど…)


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)海外の写真集

2015年11月27日

写真集「Audrey Hepburn : BEAUTY beyond BEAUTY」

 ●「マイ・フェア・レディ」リバイバル上映情報
  特別上映のため、価格は1200円です。各種割引は使えません。

  恵比寿ガーデンシネマ 11/28(土)〜12/18(金)※上映期間が3週間に延びました!
   10:50〜14:05 / 14:25〜17:40
  宝塚シネピピア 11/28(土)〜12/11(金)
   10:10〜13:05 / 18:30〜21:25
   (11/28〜12/4まで。後半は上映時間未定)

 今回は8月に行ってきた釜山での「BEAUTY beyond BEAUTY」展の図録です。
 画像ではわかりづらいですが、白地に銀の箔押し文字になってます。

 8月のものをいったいいつまで引きずるねん!って感じですが…。

 もしこれがとてもハイレベルな写真集なら嬉しくて即行紹介していたと思うんです。

 ところが残念ながらこれは近来まれに見るヒドい写真集だったということで、紹介する気も失せてました。

 実は韓国に行く前にはこの写真集を3〜5冊ほど買ってきて、このブログにいつもコメントを書いていただいている方に抽選でプレゼントしようと思ってました。
 でも下記の諸事情で、それは出来なかったということで…。

 まずこの図録は本の扱いでは無く、あくまでも展示会用の図録なので、本屋での扱いはありません。
 ということは、このオードリー展を見に行かないと入手は困難。

 日本でも2000年の “オードリー・ヘップバーン:私のスタイル” 展の図録は後に朝日新聞社から本としてハードカバーで発売されたので本屋での入手が可能で、今でもアマゾンなどで中古の入手が可能です。
 が、2004年の “timeless audrey” 展の図録の方は展示会でのみの発売。
 なので今は入手が難しくなっています。

 僕が韓国の展示会へ行ったのも、まず第一にこの図録が目的でした。

 なにせ展示会が終了するともう手に入らないものですからね。あとはe-bayなどの海外のオークションで高額で手に入れるしか方法はないので。
 展示会自体はまあ2004年にもっと内容の濃い “timeless audrey” 展で見ているし。

 そういう今後入手の難しくなるのがわかっている写真集なので、韓国でのオードリー展に行く前は、このブログでのプレゼントに!と考えていました。

 この図録は「BEAUTY beyond BEAUTY」展の入口前にある売り場で売っていました。

 でも友達に “買ってから入ったら重たいで” と言われて、“そりゃそやな” と展示会後に買うことに。
 なので、楽しみを削いでも、とわざと見ずに展示会場へ入りました。

 そしてmengさんに伺ってたソウルでのオードリーの衣装などの展示が、釜山では全く無かったのにショックを受けて出てきたんですが、“まあ図録があるし…。” と気を取り直して再び売店へ。

 そこで初めて見本で知ったのですが、で、で、デカい!!!しかも重い!!!
 なんじゃこれー!!!
 思わず日本語で “うわっ、めっちゃ重い!” って声が出ましたよ。

 値段は何も見ずにきっと日本でのオードリー展での図録のように、1冊1500円〜2500円くらいだと思っていました。
 で、友達がめっちゃ高い!と言うので値段を見ると70000ウォン!その時のレートでだいたい日本円で8000円!な、な、なんですとーー!!
 なんでこんなに高いんじゃー!
 10000円くらいで買えるだけ買ってプレゼントに…というのはこの時に崩れてしまいました。

 これで計算が狂ってしまった僕は、いったい何冊買おう…と混乱していると、友達が “20%OFFになってるよ。” とのこと。ということは日本円でだいたい6500円くらい。

 ん?なんで?と思っていたんですが、とりあえず友人と “何冊買おう” と話し合って、とりあえず2冊で、と身振りを交えて言うと(友人は英語で会話が出来る)、その2冊で最後だとのこと。

 この2冊を出して、段ボールは畳まれてしまいました。最後だから20%OFFだったのかー!危ない危ない!
 コメントをいただいた方にプレゼント、というのは物理的にも完全にムリになってしまいました。

 その後これを本屋でよくもらうようなビニール袋に入れてもらったのですが、重いので袋は2枚重ね。
 でもそれでも持つと “うっ、重い!” と実感する重さ。

 続いて2駅先のオードリー・ヘプバーンカフェに行く予定だったので、友達は “ホテルに戻って置いてから行く?” と聞いてきたほどの重さでした。

 結局そのままオードリー・ヘプバーンカフェに行きましたが、ビニール袋の持ち手の部分はビヨーンと伸びて手が痛くなる始末。かなり遠回りだけど、置いて行けばよかったーと、カフェを探して歩いているとめっちゃ後悔。

 友達はそれを持って移動中、飛行機に無料で荷物を預かってくれる重さをオーバーするんじゃないかと不安げに言ってました。
 実際日本に帰ってから計りましたけど、1冊3.8kgもありました。約4kg!
 こーんな重たい本、ほとんど見たことありません!

 それでは、やっとこの図録のことに入りますけど、まずこの重さがダメダメ。
 展示会での図録って、普通はその図録を持ち歩いて、展示してある写真の解説を読んだりすることもあるんですよね。
 なので、“持ち歩ける大きさと重さ” というのがひとつの基準になるんですよね。日本でのオードリー展の図録もそうなっています。

 でもこの図録は36cm×31cm(B4よりさらに大きい感じ)のハードカバーで4kg。
 女性などとても片手で持って本をめくれるような重さでも大きさでもない。どころか、これを買って、持って帰るのすらキツいという代物。

 これより大きくて重いオードリーの写真集というと、ボブ・ウィロビーの3万円写真集(記事はその1その2)ってのがありましたけど、それに次ぐ大きさと重さ。
 この2冊を並べてみましたが、中身はこの「BEAUTY beyond BEAUTY」図録の方は写真の周りに白場を取っているという無駄さ。
 せっかく大きい写真集でも、迫力はたいしてありません。

 さらに、なぜか表も裏も白ページという意味不明なページも途中に何度かありました。
 裏の画像が黒っぽくて、白っぽい表の写真に影響があるから、片面は白いページのまま…ならわかりますけど、表も裏も白って何のメリットもありませんやん!無駄なだけ。

 この無駄な白ページを省いて、周りの白場をやめてサイズを小さくして、ハードカバーをやめてソフトカバーにして、さらに、分厚いマットコートの紙質をもっと薄いのに変更すれば、1/4くらいの重量、値段1500円くらいでいけるんちゃうん?というまず装丁でのダメダメ写真集。

 この辺はこんなサイズの本を装丁したデザイナーの力量のなさと、展示会での図録の役割をわかっていない運営の失敗がモロに露呈しています。
 韓国がオリジナルで出す、初めてのオードリー写真集なんじゃないかと思うのですが、結果を見ると力みすぎて空回りしたという感じです。
 今まで他の国では見たこと無い写真集を出そう!と気負ってしまって、本を買う人の立場に全然立ってない!

 それでも写真集の画像の選択が良ければもっと評価は上がったと思うのですが、韓国初の写真集だからなのかなんなのか、他の写真集で見たものばかり。

 展示会ではオードリーの髪型テストみたいな画像が並べて飾ってありましたが、その中には大変貴重な画像も多々ありました。
 たとえば「許されざる者」のテストだと思うのですが、長い髪(カツラ)をうなじくらいまでふんわり広げていて、その下でくくっている見たことのない画像や、同じく「許されざる者」だと思いますが、二本の三つ編みにしている画像とか。

 でもそういうのは収録されずに、「戦争と平和」での髪型テストという今までの写真集にも載ってたものを収録したり…。画像の選択が悪過ぎます。
 髪型のコーナーやったら、展示会と全く同じレイアウトで、たくさんの画像を全部載せればいいやん!って思います。なんでできないのかなー。

 もちろん初収録の画像もあります。何点かは。
 でもその数点の画像の為に定価の8000円というのはちょっと高すぎ。

 本来カラーの写真がモノクロになってるのもあるし、展示会の最後に飾ってあった画像も見事に裏焼き。
 印刷の質も僕なんかだと網点が見えるくらいごく普通の印刷。
 今までのオードリー展の図録ではあったような、画像の説明も一切無し。
 実際の中身はホンと1500円でも高いくらい!

 この写真集は全体的に愛が足りない!
 オードリーに対する愛、撮ってくれたカメラマンに対する愛、本を作ることへの愛、本を買ってくれる人への愛、オードリーファンへの愛。
 愛が足りなくて、作り手の単なる自己満足に陥ると、こんな不出来な写真集が出来上がるのかっ!ていう悪い見本になってしまいました。

 この重さ・大きさで引っ張り出して見るのはとても億劫。ボブ・ウィロビーの巨大写真集と同じで、今後一旦片付けたらほとんど見ることが無いだろうなーという写真集。
 今年1番のがっかりオードリーグッズでした。

オススメ度:なし(内容はありきたりなので★1つ、大きさ・重さなどの水増し装丁で大幅減点)
  


Posted by みつお at 09:00Comments(0)海外の写真集

2015年08月09日

写真集「Audrey Hepburn: Portraits of an Icon」

 この写真集の翻訳版が2016年に出ました。
 そこで内容までわかったのですが、残念ながら評価を下げさせていただきます。

 その理由は、
 1.画像を他人のサイトから許可無く無断使用するような海外のオードリーサイトの協力で作られていること
 2.文章も新たに調べて書いたものではなく、ほぼ全編何かから持ってきた2次使用、3次使用的な物であること
 3.しかもその持って来た物が間違いがそのままであること
 4.60年代以降に関して載っていることなどが大変浅いこと
 5.結果的にロンドンの展示会で間違った文章そのままで、与えた影響が大きいこと
 です。ご了承ください。

 最初からなんとなく微妙だなーとは思っていましたが、そういうことでしたか〜と思いました。

 以下の文章はぞれらがわからずに評価したものであり、書いた文章です。最終の評価は★2つ分下げて★★です。

 さて、ことし一番の期待の写真集だったTerence Pepper著の「Audrey Hepburn: Portraits of an Icon」を紹介します!

 これは以前の記事でも書いたように、現在英国で開かれているオードリー展「Portraits of an Icon」で販売されている図録です。
 公式サイトはこちら

 こちらに来ていただいてるmengさんに教えていただきましたが、展示会で販売しているのはソフトカバー、こうして出版されているのはハードカバーです。
 2000年のフェラガモ主催のオードリー展も同じで、展示会で販売された物はソフトカバー、後に一般販売だった物はハードカバーでしたね。

 また、この写真集には一部mengさんも雑誌の画像を提供しているとのこと。

 今までの大規模オードリー展の図録は全て★5つの最高ランクの写真集ばかりだったので、“これもきっと!”とものすごーく期待していました!
 で、届いて中身を見た感想ですが…

 …うーん、こんなものですか。
 いや、悪くない出来なんです。写真集初収録の画像も多いし、買う価値はとてもあります。

 でも、半分以上は別の写真集でみた画像だし、文章は英語なので考慮に入れないとして、画像だけだと評価も半分って感じ。
 その上で初収録画像で評価を上げてるって感じですかね。

 一番嬉しかったのは双子のメガネっ娘オードリーの写真が初収録だったこと!
 これ、ずっと気になってたんですよねー。

 1959年のリチャード・アヴェドン撮影のものなんですけど、当時海外の雑誌「Harper's BAZAAR」で収録されただけで、その後ずっと放置されつづけてきたもの。
 リチャード・アヴェドンの指示だったんでしょうが、コスプレオードリーというのは後にも先にもこの時だけなんですよねー。
 他にも今回は未収録ですけれども、こういうコスプレが色々とあったんですよねー。

 でもこういう貴重な物が半ページで、どこでもここでも見かけるような画像(ボブ・ウィロビーのもの)とかが1ページ丸々とかってレイアウトも減点。

 あと、「デラックスカラー シネアルバム」(初版改訂版)にあった鳩小屋の前で振り返るオードリー(ショーンの伝記本の表紙)とかはホンと使っちゃダメ!

 せっかく印刷技術は進歩してるのに、現存するレンタルポジがおそらくデュープ(複製)の連続で劣化しまくったものだろうなーと思うんですけど、どうやっても70年代の「デラックスカラー シネアルバム」の綺麗さを超えられない。色も粒子も劣化してます。

 「デラックスカラー シネアルバム」って、当時まだまだそんなに過去でもなかったオードリーの、状態のいいオリジナルに近いポジを当時の最高の技術で印刷してるんで、超えるのはほぼ不可能。
 「デラックスカラー シネアルバム」と同じ画像を使うなら、Photoshopで色も粒子も奥行き感ももっと完璧にして、現代の最高の印刷で刷らないと勝てない。

 正直、なぜこの画像をそんなに大事がって何度も使うのかよくわからない。
 もっと貴重な画像いっぱいあるだろうに、画像の選択が半分以上良くない。ホンと残念。
 60年代の章なんて見るべき画像は全然ない。今までどこかで見たものばかり。

 著者って、中途半端なオードリーファンなのかな?
 もし熱心なファンなら、こんな画像の選択にはならないと思う。そんな感じがわかっちゃう出来。
 60年代のオードリーに対する愛情も薄そう…。

 それと、背表紙や見返しのブルーは “ティファニーブルー” を意識しているのかな?と思いますが、これも “?” 。
 オードリーの海外での一番の代表作が「ティファニーで朝食を」であるのはいいのですけど、だからティファニーカラーってのは “オードリー” という観点からは違うんじゃないの?って思います。

 最近のオードリーの写真集はモノクロ画像多めにしてるからとかで黒メインとかが多かったりするんですけども、それってオードリーのイメージとはかけ離れてるやーん!みたいな。
 今回みたいにティファニーブルーを意識した写真集もちらほらあります。

 でもオードリーって、全盛期のイメージはモノクロの黒でもティファニーブルーでもなく、綺麗でカラフルな白とピンクメインじゃないかなーと。

 オードリーを使った企業とかが商売上の高級感アップの戦略のために黒とか使いたがるんですけど、実際のオードリーを見てくれたら(映画でもプライベートでも)イメージカラーは黒じゃないよね?って思います。

 最近の黒メイン推しは、こういう本来のオードリーのカラーを見過ごしてるんじゃないか〜い?って思います。

 でもまあ、オードリーってイギリス時代に初めて雑誌の表紙になったと思われてたんですけど、実はオランダ時代の1948年に「オランダの7つの教訓(オランダに関する7章)」で既に雑誌表紙を飾っていたのがわかるのは嬉しい!
 オードリーって、最初の作品から際立つ存在だったんですね。

 それと、この写真集の一番のスゴいところはこれか?っていうのがあるんですが、それは画像の撮影年。

 今まで「ティファニーで朝食を」だったら、製作年が1961年なもんで、その写真を紹介する時には1961年とかって紹介されるのが普通。

 でも実際には映画館で上映されたのが1961年なだけで、実際の撮影は1960年。
 なので、そこで見れるオードリーは、1961年32才のオードリーではなく、1960年31才のオードリーなんですよね。

 で、この写真集ではキャプションに “1960年” ってちゃんと書いてある!
 その上で、“リリースは1961年” ってなってる。おお〜っ!こんな写真集はこれまでなかった!

 大体 “製作年” って日本語の言い方もおかしいですよね。だからオードリーの年齢と時系列がおかしなことになることが多いんですよね。
 「ローマの休日」が24才だとか(実際は23才)、
 「マイヤーリング」と同年に「パリの恋人」と「昼下りの情事」を撮ったとか(実際は「パリの恋人」と「昼下りの情事」は「マイヤーリング」の前年)、
 「パリで一緒に」が35才だとか(実際は33才)、
 「いつも2人で」が38才だとか(実際は36〜37才)。

 実際にはこれって “発売年” って感じが正しいかと。
 本当の撮影は製作年の1年前ってことがほとんどです。

 まあ、こんな感じで、いいとこと悪いとこが同居しているこの新しい写真集でした。

 あと、この写真集、日本語版が出るかもしれません。まだ確定ではないですが。

オススメ度:★★★★(いろんな意味で微妙な写真集)
↑と思っていましたが、この写真集は★★が妥当な評価です。


 と、行けないと思っていた韓国での「AUDREY HEPBURN:BEAUTY beyond BEAUTY」展(英国のとは全然違う展示会)、親切な友人のおかげで突如行けることになりました!

 これ、mengさんにソウルでの写真を見せていただいてたのですが、かなり大掛かりな展示会。
 日本の2000年の「私のスタイル」展や2004年「timeless audrey」展を思わせる感じで、オードリーの衣装などが余裕を持ってずらっと展示してありました。

 英国や韓国やローマの展示会みたいな大規模なのを久々に日本でもやって欲しいのになあ…。

 ソウルでの展示は3月で終了して、現在は9/6まで釜山でやってます。
 公式サイトはこちら

 でも大丈夫かなー、韓国語とか全くできませんけど…。
 また行ってきたら、レポートします。

  


Posted by みつお at 12:00Comments(4)海外の写真集

2015年08月01日

写真集「Audrey Hepburn: Hollywoods Legends」

 3冊連続オードリーの新しい写真集の紹介の第2弾ですが、「Audrey Hepburn: Portraits of an Icon」がちょっと時間がかかりそうなので、先にこちらを。

 これはもともと英国で発売されたのだろうと思うのですが、英語版では「Audrey Hepburn: Hollywoods Legends」という題名の写真集。
 僕の買った時には新品はアマゾンでは手に入らないようだったので、ドイツ語版を買いました。そちらは「Audrey Hepburn」というだけしか載ってないです。

 中身は本文だけで80p、かなり薄いです。でもハードカバー。しかも日本円で1000円しないという安さ!

 でもまあ、中身は値段相応というところでしょうか。新しい画像を見る嬉しさとかっていうワクワク感はないです。

 以前mengさんにいただいた英国のポートレート付き写真集(これこれ)と三つ子の兄弟って感じです。それらよりは内容ではちょっと劣るかと…。

 初心者用みたいな感じで、画像の選び方は平凡、といった感じでしょうか。
 紙はコート紙だし、印刷はキレイです。でも元のポジが良くないのか、カラーの発色やピントはイマイチ。

 あと、各作品に見開き2ページが割かれてるんですが、元が英国の出版なので、「素晴らしき遺産」「ラベンダー・ヒル・モブ」「若妻物語」「初恋」はあっても「華麗なる相続人」がないというおかしなことに。

 代表作であると考えられている「ローマの休日」は6ページ、「パリの恋人」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」は4ページがあてられていますが、こういう作品によって差をつけるのは僕は昔からキライなので…。
 むしろ写真として見たいのは、あまり見かけない珍しい物なんですけどねー。

オススメ度:★★





  
タグ :★★写真集


Posted by みつお at 09:00Comments(0)海外の写真集

2014年08月14日

買って失敗した!と思ったもの その1とオードリーの孫がモデルに!

「シャレード」 第二回・新午前十時の映画祭
 GROUP Aにて8/23(土)~9/05(金)

「いつも2人で」 イオンシネマ“シネパス”
 (「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)
 グループ3 8/25(月)~8/29(金)
 千葉  イオンシネマユーカリが丘・イオンシネマ市川妙典・イオンシネマ千葉ニュータウン・イオンシネマ幕張新都心
 神奈川 イオンシネマ海老名・イオンシネマみなとみらい・イオンシネマつきみ野・イオンシネマ港北ニュータウン
 愛知  イオンシネマ豊川・イオンシネマ大高・イオンシネマ名古屋茶屋・イオンシネマワンダー・イオンシネマ岡崎

 今日は2つの事柄の紹介を。

 まず1つ目は通常通りのオードリーの本を紹介します。

 長年オードリーの物を買ったりしていると、たまに“買わなきゃよかったー!”という買って失敗した物があったりします。
 あまりにもあんまりの物って、書く事すら無いので、これまで全く紹介してこなかったんです。
 でもまあそういう物って、ここで紹介しないと一生日の目を見ないので、そういうのをあえて取り上げてみようかな、と。

 最初は、“AUDREY HEPBURN A CHARMED LIFE”。著者はロビン・カーニー(ROBYN KARNEY)。

 この表紙と著者名とで、発売の予告が出たとき、“これって、「ライフ・オブ・オードリー・ヘップバーン」とちゃうの?”と思いました。
 なので抵抗はあったんですが、題名が違うし、まあいっか、と思って買ってみました。
 で、届いたら…やっぱり同じでした!

 題名が違うし、もしかしたら「ライフ・オブ・オードリー・ヘップバーン」以後に出たショーンやバリー・パリスのより正確な伝記を元に、一部書き直しが行なわれているのかもしれませんが、英語で書いてある以上僕は読めないので、内容はわかりません。

 画像の方は「ライフ・オブ・オードリー・ヘップバーン」と全く同じ。
 というか、同じ画像は貸出料が高額で断念したのか、「ライフ・オブ・オードリー・ヘップバーン」そのものを原稿にしたような、モアレが出て画質の劣化が起こっているものがあります。

 う〜ん、これは別の題名にしないで、同じ題名の改訂版にして欲しかった…。見事に“買わせる戦略”にはまってしまいました。

 というわけで、「ライフ・オブ・オードリー・ヘップバーン」を持っている人にとっては、買う必要がない物でした。

オススメ度:なし


 それと!もうひとつですが、オードリーの孫になるショーンの娘のエマ・ファーラーが雑誌“ハーパース・バザー”で表紙とグラビアで載ったそうです!
 yahooなどのニュースででていましたが、それらはオードリーに似ている!と持ち上げていたので、どんなかな?と思って検索してみました。



 …似てないですね。
 もちろん時代的にもメイクが違うと思いますが、やっぱり顔も違うかと…。
 まあ、そんなに簡単に新しいオードリーは出てこないですよね。だからこそ唯一無二の存在なんですよね。

 以前、NHKの番組でヴィヴィアン・リーの孫が出てましたが、やっぱり彼女もヴィヴィアン・リーの物凄いオーラは感じなかったです。

 偉大すぎる親や祖父・祖母を持つと、やっぱり大変だろうなーと思います。絶対に比較されますもんね。

 なお、このエマ・ファーラーを撮ったのは、なんと「パリの恋人」はじめ、オードリーがアメリカに渡った時から晩年までを撮り続けたリチャード・アヴェドンの孫マイケル・アヴェドンだそうです。
 歴史は繰り返す…なんでしょうか。


  

Posted by みつお at 09:00Comments(8)海外の写真集

2014年08月07日

Audrey Hepburn/From Hollywood Legend to Style Icon

「シャレード」 第二回・新午前十時の映画祭
 GROUP Aにて8/23(土)~9/05(金)

「いつも2人で」 イオンシネマ“シネパス”
 (「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)
 グループ3 8/25(月)~8/29(金)
 千葉  イオンシネマユーカリが丘・イオンシネマ市川妙典・イオンシネマ千葉ニュータウン・イオンシネマ幕張新都心
 神奈川 イオンシネマ海老名・イオンシネマみなとみらい・イオンシネマつきみ野・イオンシネマ港北ニュータウン
 愛知  イオンシネマ豊川・イオンシネマ大高・イオンシネマ名古屋茶屋・イオンシネマワンダー・イオンシネマ岡崎

 今日はmengさんに頂いた物の中で最後の紹介になる“Audrey Hepburn / From Hollywood Legend to Style Icon”という商品の紹介。

 これ、アマゾンで予告が出た時はなんなんだろう?と思ってたんですよねー。でも値段が異様に安いので、まさか写真集じゃないだろうって買わなかったんです。

 頂いてみると、作りは前回紹介した“Audrey Hepburn Memories of the Iconic Hollywood Star”と全く同じ。紙のケースに左は6枚のポートレート写真が入ってて、右には写真集が入っている、というもの。

 前回のポートレートはポストカードでしたが、今回はただの画像の印刷された紙です。裏は真っ白。
 絵柄はこのケースの中の部分の写真の左右に掲載されているもの。
 でも、見てください。写真の選択も前回にまして“なんでこれ?”という画像。

 「マイ・フェア・レディ」の花売り娘イライザはオードリーはほぼスッピン(むしろ汚してるくらい)なので、オードリー的には“ヤメテ〜〜!”というレベルかと…。しかもあんまりかわいく撮れていないし。

 ケース及び写真集の方の表紙にもなってるレディになったイライザと、ショーウインドウをのぞくホリーは裏焼き。

 「マイ・フェア・レディ」のこの有名なドレスなんて、帽子を見ればすぐに逆かどうかわかるのに、パラマウントのDVDジャケットといいこれといい、最近は本当にやっつけ仕事が多いですね!

 切手の写真にいたっては、こんなの飾りたいと思う人はいるのだろうか?というレベル。

 この切手の絵柄は、ご存知の方はご存知でしょうが、ドイツ政府が発行の予定だったのですが、本当はオードリーはサングラスをくわえているのに、許可も得ずに画像修正でキセルのようにしてしまって、息子のショーンからの許可が下りず廃棄された絵柄。大量に刷った後だったそうです。

 でも、ドイツの財務省に1シートと、印刷所に1シートが保管され、それとショーンの所に送られた見本の1シートが残されました。
 あと、一部許可を得なかった事を知らなくて、財務省上層部の誰かが勝手に使ってしまった切手があるくらいだそうです。

 ショーンの所に残された1シートが子供基金に役立てるためオークションにかけられて、最低落札価格が約5000万円だったそうです。そして使用済みの消印のある切手も1枚約900万円でオークションで売れたのだとか…。

 うーん、僕にはわかりませんー。(^^;
 絵柄は正直珍しくないし、本当のオードリーの画像に余計な手が加えられてるわけだし、値段がこんなのじゃ、僕は正直別に全然欲しくないですね〜。

 持っている事が自分の金持ちアピールにはなるでしょうけど、そういうオードリー自身とはかけ離れた部分での所有欲は今の僕には無いので…。
 ま、子供のために役に立つならそれはそれでいいと思います。

 なので、切手としての価値は途方もなくあるのでしょうが、絵柄としてはどうよ?ってレベルですね。むしろ下〜の方かと。

 入っている写真集は、この中身、めっちゃ見たことあるんですけど!って思って確認したら、やっぱり“Audrey Hepburn From Hollywood Legend to Style Icon (LP book)”とサイズ違いの全く同じ物でした!

 その写真集とは縦横比が違うので、画像のサイズやレイアウトは変えてあるんですが、文章も全く同じみたいです。
 なので、LP bookの方を持っている方は、内容が同じなので買う際には注意してください。

 でも、LP bookを持ってない方には、日本のアマゾンで売ってる物も今なら1000円以下(800円前後)で買えるみたいですし、いいんじゃないでしょうか。

 オススメ度は★3つとさせていただきます。

 さて、このmengさんに頂いた物には、右のポケットに写真集だけではなく、トレーディングカードらしきものも入っていました(9枚入り×2種)。

 英国時代のオードリーの画像が印刷されてるんですが、中には「ラベンダー・ヒル・モブ」の写真を「初恋」の写真にしてる物が2点ほどありました。「初恋」ってずっとロングヘア(カツラ)の設定なのにね…。

 あと、それらの裏面を並べると、これまた大きなオードリーのポートレートになる仕組みになってます。ちょっと凝ってますね。

 これがこの写真集に付いてる物なのか、それとも別々の物をこのポケットに入れてくださってたのかはわからないのですが、一応ここで紹介します。

 でもケースにはそれらしき事は全く書いてないので、たぶん別物かと…。
 なので、これを買って、トレーディングカードが入ってなくても怒らないでくださいねー。(^^;;;

 (追記:やはりmengさんのコメントで、このカードと写真集は別売りである事がわかりました。なので、写真集にはこのカードは付いていません。)

  


Posted by みつお at 09:00Comments(2)海外の写真集

2014年08月01日

Audrey Hepburn/Memories of the Iconic Hollywood Star

「シャレード」 第二回・新午前十時の映画祭
 GROUP Aにて8/23(土)~9/05(金)

「いつも2人で」 イオンシネマ“シネパス”
 (「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)
 グループ3 8/25(月)~8/29(金)
 千葉  イオンシネマユーカリが丘・イオンシネマ市川妙典・イオンシネマ千葉ニュータウン・イオンシネマ幕張新都心
 神奈川 イオンシネマ海老名・イオンシネマみなとみらい・イオンシネマつきみ野・イオンシネマ港北ニュータウン
 愛知  イオンシネマ豊川・イオンシネマ大高・イオンシネマ名古屋茶屋・イオンシネマワンダー・イオンシネマ岡崎

 引き続きmengさんにいただいたものから。

 これは“Audrey Hepburn Memories of the Iconic Hollywood Star”というちょっと変わった、ジャンル分けの難しいものです。

 ま、“Bookazine”とかいう写真集が付いているので(book+magazine だと思われる)、一応写真集に分類しましたが、なんとなくお土産に最適っぽい作りで、実際表紙にも“Souvenir”という文字も載っています。

 どういう内容かというと、これはケースのような入れ物で、開くと左に6枚の大判のポストカード、右に写真集が1冊入ってます。実際はたいしたものじゃなかったとしても、こういう作りだと手に取ると得した気分で嬉しくなりますよね。なのでお土産物にいいんじゃないかという感じ。
 お値段も手頃で、表紙右上には7.99ポンド(日本円で1400円くらい)の価格のシールが付いています。

 残念ながら日本のアマゾンでは取り扱いが無いので、英国かアメリカのアマゾンで入手するしかないようです。
 でももう生産されていないのか、英国での新品は暴利をむさぼる業者によって価格が3倍ほどにつり上げられています。

 僕が思うに、買うなら安い中古でいいと思います。
 英国の中古だと、送料は別として2円くらいで買えるみたいだし。

 入っているポストカードはケースの中の左側や裏側に載っている6枚の画像。
 珍しい「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」の間の頃のポートレートも1枚混じっていますが、あとは平凡ですかね。
 鉄兜帽子の「おしゃれ泥棒」オードリーは例によって裏焼きですし、「シャレード」は汚い着色カラーです。傘とオードリーの「おしゃれ泥棒」の頃の画像は嬉しいですけどね。

 写真集の方は、この値段にしては意外と拾い物!という感じ。
 裏焼きもあるし写真の質もまちまちだし、画像の選び方は玉石混淆という感じだけど、珍し画像もそれなりに多くて、“おおっ!”って思いました。

 中のページでは代表作らしきのは個別で2ページ分で取り上げられてるんですが、選び方がよくわからん…。(^^;;;
 最初は全作品あるのかなと思ったけど、「ローマの休日」〜「昼下りの情事」まで全作品あって、その次が「尼僧物語」で、あとは「ティファニーで朝食を」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」「暗くなるまで待って」「ロビンとマリアン」。
 納得するような微妙なような…。(^^;A

 でも、やっぱり納得いかないのは、これが英国での出版だったせいか、「初恋」まで個別ページがある事。
 他の主演映画を抑えてまで「初恋」が入るほど、良い作品でもないと思うんですけどね。

 まあ、でも英国作品でオードリー映画を1本選ぶなら「初恋」しかないのはわかりますけどね。
 英国としてはやっぱりオードリーを見つけたのはウチだ!って言いたいんでしょうかね。
 
 個別では取り上げられなかった作品も画像が無い訳じゃなくて、どの作品の画像もあります。無いのは初期作品と「オールウェイズ」くらい。
 たまに見たことの無い画像が混じるのが嬉しくなりますよね。

 ★3つくらいなんですが、値段を考えると上出来な方だと思います。


追記:日本のアマゾンでも扱いが始まっています。↓

  


Posted by みつお at 09:00Comments(2)海外の写真集