2010年01月08日

「ローマの休日」2003年リバイバルパンフレット

 皆さん、明けましておめでとうございます!

 2006年12月にこのブログを始めて、最初は2008年くらいで終了するかな?と思っていたのが、もう2010年にもなってしまいました。
 今年で終わっちゃうかもしれませんし、本当にどこまで続けられるかわかりませんが、今年もどうかよろしくお願いいたします。m(_ _)m

 さて、今年最初の紹介は、現段階(2010年1月)での最後のオードリー作品のリバイバルである、2003年リバイバルでの「ローマの休日」のパンフレット。
 サイズはA4より左右が1.5cm位大きく、上下が逆に1.5cmくらい短い、というもの。全28p。

 このリバイバルが来るってことがわかった時は嬉しかったですよねー!
 1993年リバイバルの「初恋」以降、オードリー作品の新たなリバイバルが無かったし、2001年9月の京都みなみ会館での「いつも2人で」の上映を最後に、日本ヘラルド配給でのオードリー作品の劇場での上映権利も切れたようでしたし。
 本当に久々のオードリーの上映!って感じでした。

 そのうえ、この時の上映は製作50周年記念デジタル・ニューマスター版というもの。デジタル処理なるものが、どれだけ見た目に今までと違いがあるのかは少々疑問でしたけど、劇場でオードリーが観れる!ってのはやっぱりワクワクしました。

 ただ、デジタルリマスター版を世界で初公開!って売り文句でしたけど、僕はそれはどうかと。(^^;
 海外では先にDVD発売があるみたいだったし、日本だけが上映したい!って言っただけで、「ローマの休日」のオードリーに日本ほど重きを置いてないアメリカとかでは正直リバイバルないんちゃうん、みたいな。結構さめてますかね(笑)?

 さて、中身なんですが、この時のプレスシートが“ニューマスター版”だというのに傷だらけのスチールを使ってたんですが、こちらのパンフでは傷が目立たなくなってます。

 文章も結構充実してて、過去のパンフなどの記事をそのまま載せている、というのではなく、(プレスとはかぶる文章もありますが)全て今回の公開用の新しい記事。
 オードリーに関する小藤田千栄子さんや、グレゴリー・ペックの渡辺祥子さんの文章は、全くこのパンフのみに載っているもの。

 ただ、まだ2003年という時期であるため、息子ショーンの「母、オードリーのこと」はまだ日本版が未刊で、今から見るとオードリーの本名がエッダになってたりとか、有名な“もうひとつの手は誰かを助けるため”という詩がオードリーの言葉として載ってたりとかっていう事実ではないことも載っていますが、あまり気になるほどではありません。

 本文の紙はマット系ですが、表紙は硬い紙で、銀の箔押しというお金のかかる印刷が表紙・裏表紙になされており、高級感はあります。

 解説や記事以外では、オードリーを広告に使った時計のロンジンや、2002年に出た「オードリー フォト&エッセイ」(画像はいいけど、吉村英夫氏のヒドイ文章付き写真集)の宣伝が載っています。
 また、パラマウント配給のため、パラマウント映画のオードリー作品のみ、ビデオやDVDの宣伝を兼ねて紹介されていたりします。

 「ローマの休日」としては、85年リバイバルが復刻版だったため、77年リバイバル以来実に26年ぶりの新パンフレット!劇場でこのパンフを見た時は嬉しかったですよねー!2003年には2度劇場で鑑賞しましたけど、結局3冊も買っちゃいました。(^^; 全体的にはとても好印象なパンフレット。定価は800円と印刷されてます。

 ちなみに、2003年9月に最初にロードショー公開した新宿のテアトル・タイムズスクエアは、2009年8月30日で閉館したそうです。座席数341席で、最近の映画館では広い方ですが、公開当時はテアトル・タイムズスクエアの記録を塗り替える大ヒットだったようで、最後でも「パッション」に次ぐ歴代2位のヒットに君臨していました。残念ですね。

 次に公開の大阪のテアトル梅田でもこのときの上映は大ヒットでしたよ!なんせ行ってすぐに観れるということはなく、朝に並んで、整理券をもらっておかないと希望の回が見れない、って状態でしたからね~。

レア度:なし(さすがにまだレアではないです。)

 ちなみに、これが「ローマの休日」で最後の紹介のパンフレットでした。
  

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2009年07月11日

「ローマの休日」1985年リバイバル スピードポスター

 これは1985年リバイバル公開時の「ローマの休日」スピードポスターです。

 この当時、クラシック映画を次々リバイバルしていた日本ヘラルド(現:角川映画)が、単独作品でのB2ポスターをあんまり作っていなかったのは、今まで何度も書いてきたとおりです。

 この時の「ローマの休日」もしかり。このスピード・ポスタータイプが85年リバイバルでのもの。

 画像は日本ではすっかりおなじみ、ティアラ・オードリー。
 “夢のような一日でした。”というキャッチ・コピーは、確かに「ローマの休日」の内容とも、この映画を観た人の感想とも合致しますよね。
 夢のような時間をくれる、「ローマの休日」とオードリーに感謝!!

 ただ、このバックの茶色はいただけませんねー。
 「ローマの休日」って茶色のイメージは全くないんですが…。高級感を出そうとしたんでしょうか?

 この時期の日本ヘラルド配給のポスターは、なんでこんな色にするのかわけわからん配色のが多いのですが、これも…ですね。

 お気に入り度:なし。僕はあんまり…。
  

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2008年11月15日

「ローマの休日」2003年リバイバル公開 チラシの色々その3

 今回はおまけを3点。まずこれは2003年12月にDVDが発売される時のパラマウント社の宣伝チラシ。

 2つ折、オールカラーの豪華版!

 ちなみに表紙の色は赤でもメタリックワイン色でもなく、紅色みたいな色で刷られています。

 中面は「ローマの休日」の大々的な紹介と、同時発売になる「戦争と平和」と「パリで一緒に」の紹介がちょろちょろ。

 「戦争と平和」がこんな扱いになるなんて、公開当時は思いもしなかったでしょうねー。映画史に残る作品!だと誰もが思いながら製作したでしょうし(涙)。

 裏面は通常の発売形態の2枚組DVD以外に、ロイヤルBOXや、DVDBOX、さらにはビデオの紹介。
 このDVDBOX、今となってはやたらお高いですよねー。6作品で19800円ですからねー。

 僕はロイヤルBOXなるものを買いましたが、はい、DVD以外は最初に見た以外、開けてませんとも!
 冷静に考えると、たいしてオードリーファンにとって嬉しい物も入ってなかったですしね。(^^;A

 このとき、「ローマの休日」発売に便乗して、同じパラマウントの「戦争と平和」「パリで一緒に」はもちろんのこと、ジェネオンから「昼下りの情事」、20世紀フォックスから「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」が同時発売されました。
 一気にオードリーDVDが充実したんですよね。財布には厳しかったですけど。(^^;

 こちらは以前このときのプログラムの記事に載せたこともあるんですが、2005年鎌倉芸術館でのホールチラシ。サイズはA4でちょっと大きいです。

 デザインは通常のチラシのものを踏襲してるんですが、通常の物より、メタリックワイン色に紫が多い感じ。

 これの最大の特徴は“声のオードリー・ヘプバーン”である池田昌子さんが一緒に載っていること!裏は白ですが、Wオードリーなのでお得感の強いチラシ!

 映画も前売りで1000円、当日で1200円だったんですが、池田昌子さんのお話付きでこのお値段は安い!
 僕も見に行きましたけど、池田昌子さんのオードリーにまつわるお話(もう今後「ローマの休日」は吹き替えません!とか)はそのオードリーの声とも相まって、とっても感激しました!

 ちなみに上記のチラシが好評で無くなりかけていたのか、当日鎌倉芸術館ではこんなタイプのも置いてありました(←左の画像)。

 黄色っぽい薄い上質紙に質の悪い墨一色刷り…明らかにコピーなんですけど、鎌倉芸術館に置いてあったってことはこれもれっきとした正規版チラシなんですよねー。

 なんだか鎌倉芸術館で使っている余った紙にコピーしました、って感じのものになっています。

 さて、3回にわたる「ローマの休日」2003年リバイバルチラシの紹介も終わりです。
 これも実はずっと以前書こうと思った記事だったんですけど、2008年7月1日に同じ絵柄のポストカードの紹介があったので、もうちょっと間をあけて…なんて考えてたらこんなに遅くなりました。(^^;;
 で、書き出してみたら文章が多くなりそうだったので、こりゃ1回じゃムリだな、ってことで3回分割に。
 この2003年絵柄のティアラオードリーの紹介はこれで終わりのはず(たぶん)。

 ではでは次回をお楽しみに!
  

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2008年11月14日

「ローマの休日」2003年リバイバル公開 チラシの色々その2

 昨日に続いて、今日も「ローマの休日」2003年リバイバル時のチラシの紹介です。

 ん?昨日の2番目のとおんなじっぽいけど?って思いました?

 昨日の2番目のは表が “赤”という感じの刷り色だったんですが、これは“メタリックなワイン色”って感じで刷られています。
 これ以降に紹介するのはみんなこの“メタリックワイン色”。

 実は昨日の文章はその“赤”をイメージした色で、今日の文章はこの“メタリックなワイン色” に近い文字の色で記事をアップしてるんですよ。気付いていただけました?(^^

 それに文字も「原案*ダルトン・トランボ」って入ったのもこのチラシから。文字は色々変更されてます。
 他にもオードリーの名前の刷り色が白に変更。
 右の画像は左が“赤”版で、右が“ワイン色”版。

 こちらはパラマウントDVDチラシでもあったように、全国のテアトル系とユナイテッド・シネマ系の劇場の載ったチラシ。

 裏面の刷り色が茶色から水色に変更されているのが最大の特徴。

 表面はワイン色版です。





 これは9.20からロードショー!と書いてある、テアトル梅田のチラシ。

 裏面が全然違う物に変更されたのがおわかりかと思います。
 (白バックで見にくいので、ワイン色のフチを入れています。)
 各界の著名人の「ローマの休日」賛歌が掲載。

 で、僕の持っている2003年版の映画館チラシはここまでなんですが、この最後のテアトル梅田版の裏面色違いもあったはずです。2004年頃ネットで売っているのを見かけましたが、そこまで手に入れるのは面倒臭い…って思ってしまいまして。(^^;;;
 今になったら買っておけばよかったかな?と。
 で、最終いったい何種類あるのか知りたいところ。

 こんなにいっぱいいっぱい種類があるなんて、パラマウントさんも東京テアトルさんも力入ってたんですねー。
 ま、無事この時は大ヒットだったようで、当時テアトルタイムズスクエアの記録を塗り替えた、って記事を読んだことがありますし、大阪でも長蛇の列でしたよ。

 この2003年公開時(地方は2004年以降)はテアトル系とユナイテッドシネマ系での優先上映の後、全国に流れていきましたから、チラシには他にワイン色とは全く違ういろんなデザインのが出てるようです。

 では次回はおまけ編です。
  

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2008年11月13日

「ローマの休日」2003年リバイバル公開 チラシの色々その1

 今回は「ローマの休日」2003年リバイバル時のチラシを紹介します。
 でも数も文章量も多いので、2回+おまけ1回に分けますです。(^^;;;

 これ、一見同じのもありますけど実は色々あるんですよー。

 未だに各種チラシのサイトでは全容が公開されてないようなのですが…。
 僕の持っているのも全部ではないので、ゴマちゃんさんのサイトでぜひ全部を紹介していただきたいです!ね、ゴマチャンさん!(^^

 まず最初は海外盤DVDジャケットと同じ絵柄の2つ折チラシ(海外ではティアラオードリーは一般的ではないですもんね)。「トーク・トゥー・ハー」との合作チラシになってます。

 カラーの色付けがレトロ風でいいですねー。でもこういうのは日本の方が上手そう。

 テアトルタイムズスクエアで2003年夏ロードショーとなってます。

 続いてはこのタイプ。お馴染みティアラ・オードリーの絵柄になりました。

 これねー、パラマウントさんに直接教えていただきましたが、この絵柄で公開させてもらえるよう、アメリカ本国のパラマウントさんに交渉した結果、日本では全てこの絵柄でいけることになったそうです。
 もし許可がおりなかったら、上の第1弾チラシの絵柄になったんでしょうかねー。

 でも絵柄の変更はなかなか許可がおりないそうですよー。変えようとすると “変えることによって売り上げアップにどれだけ結びつくんだ?具体的に数字を出せ!” といかにもアメリカの言いそうなことを言われるそうです。アメリカの一番ヤな面丸出しです。

 「パリで一緒に」とか「シャレード」とか、日本のデザインの方が遥かにいいものがありますけど、DVDジャケットはアメリカのお仕着せですもんね~。
 「パリの恋人」なんてアメリカのセンスのないデザイナーのせいでオードリーは「麗しのサブリナ」に乗っ取られてますし!

 で、こちらは2003年夏公開で、テアトルタイムズスクエアとテアトル梅田の館名になってます。

 これはパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン株式会社(現:パラマウント ジャパン株式会社)のDVD販促チラシに「ローマの休日」公開案内が付いたもの。
 2つ折で、中面にはDVDの紹介が載っています。

 で、中面にはそれらのDVDを買うと、「ローマの休日」割引券が全タイトルに封入されているとのこと!
 僕的には興味のないタイトルばかりなので買ってませんけど、割引券ってどんなんだったんでしょうねー。

 ここに載っている劇場名は、東京と大阪だけではなく、全国の「ローマの休日」を上映予定のテアトル系とユナイテッド・シネマ系の劇場が掲載されています。

 では以下は次回に!
  

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2008年07月01日

「ローマの休日」2003年リバイバル公開 特典ハガキ&前売券

 8月29日に「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行」がオンリー・ハーツというところから発売されるようです。バラ売りは4枚なんですが、ボックスだと5枚組。以前発売されていたコロムビア盤は4枚組。
 この1枚の差は2007年11月6日の記事で書いた45分のボーナス・トラックなんでしょうか?
 ということはこれはスペシャル・トリビュート・バージョン!?新しいオードリーに会えるかも!!

 これは、「ローマの休日」2003年リバイバルの際に作られた宣伝材料のハガキ(ポストカード)です。と言っても裏はただのまっ白だったりするんですけどね。

 一般的には、前売り券を東京と大阪のテアトル劇場窓口で買うと(他の都市ではどうだったかわからないです)もらえました。

 僕は劇場窓口でももらいましたが、もうひとつもらったのが試写会の入場券がわりとして。全部で3枚手元にあります。

 大阪では、関西ローカルのラジオ番組“ありがとう浜村 淳です”の30周年記念の一環として、「ローマの休日」試写会がありました。
 それに応募して当選したので、これを入場券として送ってきたんじゃないかと思うんですけどね(覚えてない…)。

 →これがその時のハガキの裏面(表面?)。
 これは裏が真っ白だったようではなくて、“Stamp Here”とか王冠の絵柄と一緒に綺麗なブルーグレーのパール色で印刷されているんですけどね。

 ここに“満員の際は、ご入場をお断りすることがあります。”と書いてあるんですが、当選したのに、それはないだろう!って文面ですよね。(^^;;;

 試写会の上映は2003年9月1日。大阪淀屋橋の朝日生命ホールで18:30開演。
 上映前に浜村 淳さんのラジオ番組の宣伝と感謝、それと「ローマの休日」に関する解説がありました。

 ところがですね、この上映のあったホール!前の列との段差がほとんどなく、スクリーンの下の方が見えないんです!せめて前の席と少し左右をずらして椅子を配置してれば見やすいですけど、そんなこともなく…。
 映画が始まった時、“字幕が下じゃなく、横に出てくれたらいいなあ…。”と思ったのですが、残念ながら下側に字幕が。

 そう言えば、昔の映画館ってこういう作りだったよなー、って思い出しましたけど、そんなノスタルジーに浸ってる場合でもなく…。

 う~ん、どうしよっかなーと思いました。まわりは主に中年以上のご婦人方がほとんどだったので、みなさん座高は低め(それでも字幕が見えないんですから、どんだけ高低差がないホールか、ご想像できるかと)。
 字幕を見るために、大きく伸びあがって観るか…。でもそれだと僕より後ろの人は絶対に見えませんよね。

 僕は「ローマの休日」なら何度も見ていて、セリフも覚えてるくらい。もちろん2003年版の字幕は初めてだけど、後で劇場で観れるし。ここに来てる人はもしかしたらここだけかもしれない。
 …などと色々考えてですね、逆に椅子に浅く腰掛けて、座高を思いっきり低くしました。もう今日は映像だけ見よう!ということで。

 でもそこまで低くするとですね、画面も下半分が全然見えないんです。もう映像だけを楽しむ、というレベルでもないですよね。そうすると仕事疲れで睡魔が…。

 こうして2003年のデジタル・ニューマスター版との初顔合わせは、僕がほとんど寝ていた、ということで終わってしまったのでした。ちゃんちゃん。(^^;;;

 ↑ちなみにこれが2003年の前売り券です。


  

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2008年04月14日

「ローマの休日」1954年 東宝関西支社版パンフレット

 今日は「ローマの休日」の1954年初公開時の東宝関西支社版パンフレットを紹介します。

 これを売っていた映画館は大阪は梅田劇場、京都は京都宝塚劇場。神戸はOS系列の阪急会館でしたから、またパンフが違います

 公開は大阪・京都・神戸共通の1954年5月1日からです。全国的に見ても、長崎が日本で最も早く4月21日、名古屋が4月23日から、東京が4月27日からなので、相当関西が遅れているのがわかります。
 なんでこんなに遅れたんでしょうかねー?その前の映画がヒットしてたんでしょうか。

 ちなみに神戸の阪急会館では公開は5月17日までの予定が大ヒットで20日までに延長されましたが、大阪・京都はどうだったんでしょう。まあ、このパンフが現在でもかなり流通している所を見ると、かなりなヒットだったとは予想はつくんですが。

 全16ページで、当時のパンフとしては多い方なんですが、有名な評論家の書いた長文の解説、というものがなく、日比谷映画劇場版パンフに次ぐ格の高さがあるにしては印象の薄いパンフレットになってます(だからここまで紹介が遅くなった)。

 それでも表紙の裏に載っている“皇太子さま「ローマの休日」 ラジオ・シチーで御観賞”という短文(名古屋ミリオン座の長文には完全に負けているけど…)があるのと、雑誌「スクリーン」5月号からの抜粋だというオードリーについての文章はこのパンフならではのもの。

 それにグレゴリー・ペックとエディ・アルバートが1ページを上下で分け合って紹介されているのに、オードリーは新人にもかかわらず丸々1ページ使って紹介されています。

 面白いのは「スクリーン」からの抜粋で、オードリーのことを「その小さな体と美しくない顔から…云々」ってところ(内容はそれでもオードリーが魅力的だと褒めています)。どなたが書いた文章なのかは書いてないのですが、前後からおそらく男性だと思われます。

 日比谷映画劇場版では小森のおばちゃまが“ドキリと胸をつかれるような美しさ”と書いているのとは好対照で、1954年当時、女性からは “新しい美” として受け入れられたオードリーも、男性からはまだ美しいと思われてなかったようです。

 今でこそ某番組での全世界での美女第二位に入るくらいのオードリーですけど、美女中の美女エリザベス・テイラーや正統派美女のグレース・ケリーがいた時代ですからねー。オードリーの個性美が受け入れられなかったのも仕方ないですよね。

 僕自身も「パリで一緒に」の頃を頂点とするオードリーの息を呑む美しさは認めながらも、オードリーのことは “絶世の美女” だなんて全然思わないんですけどね。そんな形容詞をつけられたら、まず間違いなくオードリー自身が嫌がりますよね。

 だからオードリーが「クレオパトラ」の主演候補だった、っていうのが、めちゃめちゃ違和感あるんです。オードリーは絶対史劇で歴史を変えた“絶世の美女”なんてやる柄ぢゃない。やっぱりクレオパトラってヴィヴィアン・リーやエリザベス・テイラーという超のつくくらいの美女がやらないとサマにならないですよね。(^^;

 オードリーは同じ歴史劇でも、黙って政治に謀をめぐらすような役、あるいは美しいだけで争いが起きるような役よりも、「戦争と平和」のナターシャや「ロビンとマリアン」のマリアンといった、自分を生きるだけで精一杯の愛嬌ある役の方がずっとずっと似合ってる!そう思いませんか?

 ありゃ、後半全然違う話になってしまいましたね。(^^;A
 それに、オードリーは細いけど身長170cm。現代の女性に混じっても、全然小さい体じゃないですよね(笑)。

レア度:★★
  

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2008年03月24日

「ローマの休日」2003年リバイバル公開 B1ポスター

 これは2003年リバイバル時の「ローマの休日」B1ポスターです。
 …って、B2のと一緒やーん!って言わないでくださいね。(^^;;
 まあ、本当に一緒なんですが…。

 これは西宮シネマガイドさんで買ったものです。劇場で使用済みのもので、完品ではないのですが、手に入りにくいB1のですからねー。
 まず僕に尋ねてくださった西宮シネマガイドさんに大感謝!

 でもB1ともなるとさすがに大きくて、B1用のクリアファイルもないし、迫力はあるのですが、ちょっと飾るのも保管も難しくなってきます。

 で、毎回同じビジュアルでつまんないでしょうから、今回はどれだけサイズが違うのか、ちょっと画像で確認してみてください。


 →これがいろんな同じ「ローマの休日」を並べたところです。

 一番下でオードリーの顔が隠れてしまってるのが今回紹介しているB1ポスター。
 
 その手前のわりあい大きいのが、一般的なB2ポスター。

 3番目の大きさのはB5サイズのチラシです。

 その手前は…何かな?これ。だいぶ前に撮ってほったらかしだったので、何なのかわからなくなってしまった。(^^;A
 おそらく試写会でもらったハガキだと思うんですが…半券?

 まあとにかく、こんなにおっきいんです!ってのがわかってもらえたら…。(^^;


  

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2008年03月16日

クラシックセレクション…「ローマの休日」B1ポスター

 写真がきちゃなくてスミマセン…。(- -;
 これは1995年に SANYO Peresents ということで、~30s・40s・50s・60s・70sの年代別に人気投票で1位を取った作品を Classic Selection として連続上映した時のB1ポスターです。

 以前にその時のパンフレットも紹介していますので、詳しくはそちらの記事をお読みください。

 提供のSANYOとは家電の三洋電機ではなく、アパレルの三陽商会。

 ここ、ご存知ですか?バーバリーやそのブルーレーベルやブラックレーベルをライセンス契約で製造・販売している会社。

 ブルーレーベルはレディスのブランドなんですが、最初のコンセプトは“ジャクリーン・ケネディやオードリーが20才なら何を選ぶか”というコンセプトで立ち上がったブランドなんです!微妙にオードリーとリンクする会社なのでした。

 ただ、現在の商品を見る限りでは、大きくオードリーから離れてしまってるようです。(^^;;;
 それにオードリーが20才なら「ローマの休日」のはるか以前ですから、本当のオードリーはバーバリーを買うほどのお金はなかったと思いますけどね。


  

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2008年03月13日

「ローマの休日」77年リバイバル公開 スカラ座/東宝パンフ

 これは1977年リバイバル時の「ローマの休日」東宝版パンフレットです。

 スカラ座の館名の入った物が本命版なんですが、このときのスカラ座館名入りは部数が少なく、70年代のパンフレットとしては珍しくレア物になっています。

 表紙は70年代のポスターそのまま。このデザインは「ローマの休日」としては最高だと思っているので、このパンフも非常に感じがいいです。(^-^

 ティアラ・オードリーのパンフとしては、63年リバイバル東宝版が暗く、63年リバイバル一般用外映版が汚く、70年リバイバル東宝版がスカスカに仕上がっていたので、この77年リバイバルパンフの表紙が決定版!

 全20pで、表紙以外では真ん中のページで2点だけカラーで刷った画像があります(といってもカラー写真ではなく、単色刷りみたいなもの)。
 中身の画像はフィルム直焼き&宣伝用スチール写真取り混ぜており、写真点数も豊富。
 紙もコート紙系だし、今映画館で売っても、充分通用するパンフ。

 「ローマの休日」パンフレットとしてはかな~り新しいものなんですが、これでも既に30年以上経ってしまったという年季物。
 だってですね、「ローマの休日」製作の1953年からこのリバイバルの77年までの間より、77年から現在の方が時間的に長いんですから!

 今の若いオードリーファンはまだ生まれてなかった(!)というほど、もはや77年もはるか昔になってしまったんですよね~。

 中身の文章は南俊子さんと吉田真由美さんのものがありますが、中でも南俊子さんの文章はいつもながらの愛情溢れるステキな文章!
 特に感動的なのは、前年公開されたばかりの「ロビンとマリアン」をご覧になった際に、オードリーの、時間と空間を超越して “ういういしく年をとった” 不滅のイメージの魅惑に涙を流したという部分!

 南俊子さんは「オードリー・ヘプバーン 永遠のプリンセス・魅力のすべて」という特集号での“私のベスト1”という企画でも「ロビンとマリアン」を挙げて、すべてのオードリー作品を同時にベスト1にしてしまったという離れ業の持ち主。本当にオードリーファンの鏡のような方です。(なぜそうなるのかは「オードリー・ヘプバーン 永遠のプリンセス・魅力のすべて」の記事をお読みください)

 綺麗な表紙に負けない内容を持ったパンフレットの1つです。

 ちなみに、この77年は他に「マイ・フェア・レディ」のリバイバルもありましたが、これ以降オードリーの暗黒時代が始まり、映画雑誌でもあまりオードリーは取り上げられなくなりました。
 81年にごく限られた劇場だけでリバイバルされた「マイ・フェア・レディ」と、80年初公開の「華麗なる相続人」以外は劇場にかけられることもなく、“もうオードリー・ヘプバーンではお客は呼べない。”というのが映画関係者の間での常識となったようです。

 この状態を打破したのが84年に「噂の二人」を皮切りに、怒涛のオードリー映画リバイバルを始めた日本ヘラルド(現・角川映画)だったんですね。

レア度:なし(スカラ座館名入りは★★★★)


  

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