2008年02月20日

「戦争と平和」1973年リバイバル版 プレスシート

 今日は「戦争と平和」1973年リバイバルのプレスシートです。この当時の流行、B3のポスタータイプ。

 これはですねー、僕にとっての「戦争と平和」プレスシートの決定版!ってな感じの表面に仕上がってます。
 1956年初公開版が大作らしさ、64年リバイバルは文芸作品らしい重厚さを出そうとしてたのに比べて、この73年版はオードリー映画であることを前面に出して、華麗さで売ろうとしてますね。

 僕はこのプレスを中学時代に一度持っていましたが、このバックの色が大好きで、よく部屋に飾ってました!赤(あか)、というより紅(あか)というべき色合い!このマゼンタ寄りの色にゾクゾクしたものです。(^.^
 右下のオードリーのピンクに塗られたドレスと、グリーンに塗られた床もいい味出してますよね。

 この1973年リバイバルでのもうひとつの絵柄は既に紹介済みのように、パンフレットポスターで採用されましたが、コチラの絵柄はプレスとチラシで採用。ただし、チラシのバックの色はこの僕の好きな紅色ではなくもっと赤寄りの色で、どうももうひとつ発色がパッとしません。
 なので僕的には同じ絵柄でも、チラシよりプレスの方が好きです。

 さてこの時期のデザインは優秀な物が多いのですが、このプレスもしかり。ビデオ時代には208分もの超大作のため2本組みだった「戦争と平和」、1つはパンフレットとポスターの絵柄、もう1つがこのプレスシートの絵柄でした。

 それと、56年初版プレスでは1909年生まれ、64年リバイバルプレスでは1930年生まれになっていたオードリーの生年、やっとこの73年リバイバルプレスで正しい1929年生まれになりました。めでたしめでたし。(^_^;;


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2008年02月10日

「戦争と平和」1964年リバイバル プレスシート

 今日は「戦争と平和」1964年リバイバル時のプレスシートを紹介します。

 形はスピード・ポスタータイプ。B3の横の短い物。

 1956年初公開時のプレスシートが大作を意識していたような作りだったのに比べて、こちらは重厚を意識したんでしょうか、この真っ黒なバック。

 これが雰囲気を重く・暗くしてしまい、おそらくオードリー映画のプレスの中でも、あんまり人気の無いものにしてるように思います。

 初公開時のプレスはオードリーの生年が1909年になってましたが、こちらの1964年リバイバルは1930年。一気に21歳も若くなったオードリー(笑)。

 これを基にした64年リバイバルパンフレットはまたまたオードリーの生年を1930年として製作しました。
 でもこれも間違いで、実際のオードリーの生年は1929年。

 全体的にどうってことのないプレスシートだし、僕も持っていてもあんまり嬉しくはないかも。(^^;

 これが1973年リバイバル時には同じ画像からでも、ぐっと綺麗なプレスシートが出来上がります。
 そのお話はまたこんど。


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2008年01月31日

「戦争と平和」1956年初公開時 プレスシート

 これは1956年初公開時の「戦争と平和」プレスシートです。僕のは館名のスタンプが押されてますけどね。(^^;

 サイズはA4。開くと中はまた観音開きになっていて、「緑の館」プレスシートと同じ形式。
 1950年代はこういうパタパタ折るタイプのプレスが多いですね。

 ここには画像は載せていませんが、裏表紙はスタッフとキャストの文字のみだし、まず開くとこんな感じ(↓)。

 大作らしい雰囲気はありますけど、オードリーがいないですねー。

 パンフレットやチラシなどがオードリーを前面に出して作っているのに比べると、オードリーファンはちょっと物足りない(笑)。

 全部開くとこんな感じ(↓)。いかにもプレスシート!って感じです。

 で、その中のオードリーの紹介には重大な間違いが!!









 →これがその問題の部分です…。オードリーの生年が1909年になってるっ!
 ということは1955年撮影の「戦争と平和」、当時のオードリーは46才!?

 しかもこれを信じてオードリーの生年を1909年のままで作った1957年地方公開時の一般用パンフレットが半数にのぼります。
 若く見えるけど相当なお年なのネ!って思った当時の人もいるんじゃないかなー。
 諸悪の根源はこのプレスだったのでした。(^^;;;


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2008年01月14日

「戦争と平和」1964年リバイバルパンフレット 本命版?

 さて、今日は「戦争と平和」1964年リバイバルパンフレットを紹介します。

 発行元は不明なのですが、これが1964年リバイバル時の本命版パンフレットらしいです。
 1964年リバイバルは、60年代にはすっかり館名を刷るのをやめていた東急系の劇場で公開だったみたいで、劇場名のあるパンフレットが無いようです。

 さてこの表紙のパンフ、かなりの数が出回っていますが、どれもが全く同じものではなく、実は中身には色々なバージョンがあります。
 今回はその中でも本命版だと思われる2種類をご紹介。
 これらは総ページ20pです。



 →右は “ナターシャという女性” というページなんですが、左はレンガ色と薄いオレンジの2色刷り。右は緑と薄いオレンジで刷られています。

 右の物は2色刷りのページ(10p分)は全てがこの緑とオレンジですが、左のものは表紙裏のページは緑と赤で刷られていて、さらに色数が多いです。なので左の物が本命版ではないかと…。

 この2種類は、4色刷りの表紙・裏表紙と10ページの2色刷りを除いた残り8p分は黒で刷られています。

 内容は “名匠キング・ヴィダーの足跡” “「戦争と平和」撮影余話 かくて美しき舞踏会は作られた” “映画「戦争と平和」の出来るまで” “ナターシャという女性” といったもので、なんと読み物は1957年初公開時の日活シアター版とほぼ同じ!わずかにオードリーの紹介が変更になっているくらい…。
 お金はかかってるみたいなのに、中身がちょっと残念ですね。でも印象は悪くないです。

 他のバージョンについてはまたいつか紹介します。

レア度:★。ただし、中身違いの場合も多いと思われるので、確認してからの方がいいでしょう。


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2008年01月03日

「戦争と平和」1989年リバイバル公開時 チラシ

 今日紹介するのは1989年リバイバル時の「戦争と平和」チラシです。

 1989年リバイバル時の「戦争と平和」はパンフレットのところでも書いたように、日本ヘラルドの配給。その際パンフは残念ながら1973年版の復刻でしたが、ポスターとチラシはこの絵柄で新しく作られました(ポスターは未入手)。

 で、絵柄ですがなかなかいいですよね!
 でもこのメイン画像、「デラックスカラー シネアルバム」にも載っている画像なんですが、実は左にはメル・ファラー、右にはヘンリー・フォンダが居るカラー画像なんですよねー。なにもここまでオードリーだけにしなくても…。(^^;A

 で、バックには優雅に踊るオードリー。
 実はこの画像では真ん中が隠されていますが、オードリーの2・3人後ろで踊っているオバさん…足を上げて踊っているんですが、それが実にヘンな格好なんですよね~。

 いや、オバさんは普通に踊っているだけなんですが、一瞬を切り取ったらこんなヘンな格好だった、と。
 なんかこの写真を見る度にそのオバさんに目が行ってしまうんです…。(^^;;;


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2007年12月12日

「戦争と平和」1964年リバイバル 大阪映実版パンフレット

 これは1964年リバイバル時の大阪映実版「戦争と平和」パンフレットです。

 1963年の「シャレード」以降の公開なので、大阪映実もページ増・カラー化を図った後です。全20p、着色カラーページあり。当時ではお金かかってますねー。

 でも、そのカラーは本当のカラーじゃないし、表紙以外のページはえらくおおざっぱな着色。しかもレイアウトや書体の選び方はかなりもっさり。

 この辺がやる気はあるのにコレクター間で大阪映実の人気がない理由なんでしょうねー。僕は嫌いじゃないですけど。
 少なくとも同じ64年リバイバルの外映版なんかよりは100倍もいいです。

 ただこのパンフは特に読むべき解説もないですね。“映画史上最高の巨編「戦争と平和」が生まれるまで”という解説はありますが、これ、初公開の時のパンフに載ってたものだし。

 でも僕なんかは、初版物より先にこのパンフを神戸シネマガイド(現:大阪シネマガイド)で手に入れたので、この解説のおかげでセルズニックとマイケル・トッドも「戦争と平和」の企画をしていたことがわかって、“ほ~!”って思ったものです。

 そうそう、そういえば1964年リバイバルパンフのオードリーの紹介欄、全部オードリーは1930年生まれになってます。これはプレスシートもそうなってるんですよね。
 「戦争と平和」って、初版は1909年生まれ、64年リバイバルは1930年生まれ、ってめちゃくちゃですね(笑)。

 このリバイバルって1964年ですが、これって63年の「ローマの休日」に次ぐリバイバルなんですよねー。「麗しのサブリナ」は1965年リバイバルですから、それより先に選ばれたなんて、当時は文芸作品ってホント人気があったんですねー。

 その後も「戦争と平和」は73年87年89年とリバイバルしていますから、実はオードリー作品としては「ローマの休日」「マイ・フェア・レディ」に次いでリバイバル回数が多いんですよ~。

 今でこそわりとオードリー作品としては影の薄い「戦争と平和」ですけど、超大作だし、有名だし、1970年代前半までは“稼げる映画”だったし、1980年代前半まではオードリーの代表作の1本という扱いでした。

 ちなみに1970年代後半からはオードリーの人気が無くなったので、「ローマの休日」「マイ・フェア・レディ」を含むすべてのオードリー映画が“当たらない”と言われるようになってました。

 この状況が改善されるのは1984年「噂の二人」を皮切りに、日本ヘラルドが続々リバイバルした後のこと。この時はホント凄かったですねー!“オードリー物ならなんでも当たる!”状態でしたもんねー。「尼僧物語」「許されざる者」と「ロビンとマリアン」以降の作品以外は「初恋」も含めて全てリバイバルされました。

 でも今は一部の人が「ローマの休日」だけを持ち上げるの悪い傾向のせいで、“「ローマの休日」以外は当たらない”と思われているようですけどね。
 これもどの作品も好きなオードリーファンにはとっても不幸なことですよね。

 どこかが思い切って「ローマの休日」以外のオードリー作品をリバイバルしてくれて(「マイ・フェア・レディ」なんかがいいかも!)、それが当たったらまた怒涛のリバイバルブームが起きるんでしょうけどねー。

レア度:★


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2007年11月21日

「戦争と平和」1964年リバイバル立看ポスター

 ドーンとでっかいオードリーですねー。でもバックが黒いので、ちょっと雰囲気が重い立看ですねー。

 えっとこれは1964年リバイバル時の「戦争と平和」立看ポスターです。オードリー作品では、1963年にリバイバルした「ローマの休日」に続いて2番目のリバイバル作品になります。

 実際にはオードリー主演3作目なのに、2番目にリバイバルしたと言うことは、「麗しのサブリナ」よりもこっちの方がヒットしそうだと思われたんでしょうねー。当時はまだまだ文芸作品が好まれていたようです。

 雰囲気が暗いのもわざとの戦略かもしれません。なんせ「戦争と平和」ですから、文芸作品としても重々しさを出したかったのかも…。

 実際には「戦争と平和」って観たらわかると思うんですが、そんなに作品的に重厚じゃないんですよね。製作者が意図しているのとは違って、どっちかっていうと淡々と進んでいく感じで軽い作品だし。 「尼僧物語」のような風格は全然ないですよね。観るのはしんどいんですけども(笑)。

 でもまあやっぱり暗いので、このポスターはオードリー作品の中ではそんなに人気が無いかも。あんまり部屋に飾りたいデザインではないですよねー。(^^;

 同じオードリーを使って、1973年リバイバルのプレスやチラシではもっといい雰囲気で仕上げています。そのお話はまたいずれ。





  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2007年11月04日

「戦争と平和」89年リバイバル復刻版パンフレット

 これは1989年、日本ヘラルドが「戦争と平和」をリバイバルした時の復刻版パンフレットです。

 「戦争と平和」は1984年から始まったオードリー映画のリバイバルとそれによるオードリーブーム再燃に乗って、1987年にUIPからリバイバルしたあと、わずか2年で今度は火付け役の日本ヘラルド(現角川映画)からリバイバルされました。

 このリバイバルはポスターとチラシは新しい絵柄で作られたんですが、パンフレットは残念ながら単なる1973年松竹版の復刻。

 これで73年、87年、89年と3連続おんなじパンフばっかで、ファンはつまらーん!(笑)
 しかも73年の復刻でありながら、裏表紙は87年のだし、わけわからーん!

 裏表紙の裏にヘラルド・エンタープライズ発行の復刻版であることが書いてあるので、それで見分けるしか方法はないのですが、そこには“71年の復刻です”とか嘘書いてるし。
 「戦争と平和」のリバイバルは73年やっちゅうねん!(-_-

 でもこのリバイバルは87年のUIPに比べるとあんまりヒットしなかったのか、復刻版のくせして手に入れるのは非常に難しい!
 ま、そりゃ87年に来たばかりなのに、また観ようとは思わないですよね。

 しかも権利は持っているのに、93年にJALと組んで上映した「I'll AUDREY THEATER」でもプログラムからはずされてしまってます。

 日本ヘラルド配給の「戦争と平和」を観た人、意外と貴重ですよ~。(^^

レア度:★★★
(手に入れたい場合は、きちんと確認してから買いましょう。87年版のことが多いです。)


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和

2007年10月22日

「戦争と平和」1987年リバイバル松竹パンフレット

 これは1987年リバイバル時の「戦争と平和」松竹版パンフレットです。

 87年の「戦争と平和」は、当時続々とオードリー映画をリバイバルしてた日本ヘラルドが配給したのではなく、本来のパラマウント映画の権利を持っているUIPが配給し、松竹系の劇場で大々的に上映されました。

 これ、見た目も1973年リバイバルのパンフと変わらないんですが、中身もほとんど一緒です。

 違いはですねー、オードリーの出演作品に「ロビンとマリアン」と「華麗なる相続人」が追加されたくらい。
 他には73年がCIC配給って書いてたのがUIPになったのと、奥付に昭和62年って書いてあるだけ。

 ほとんど復刻版みたいなもんですが、オードリーの作品が追加されたことで、復刻版扱いにはなってないようです。

 あとは裏表紙の灰色の印刷が綺麗になったのと、“WAR and PEACE”って原題が水色からオレンジになったくらい。

 だから内容に関しては73年のを読んでください。

 1987年のリバイバルはよっぽどヒットしたのか出回ってる数がかなり多く、入手は「戦争と平和」パンフ中最も簡単です。

レア度:なし。


  


Posted by みつお at 15:00Comments(2)戦争と平和

2007年10月02日

「戦争と平和」73年リバイバル 松竹版パンフレット

 今日紹介するのは、1973年リバイバル時の総ページ24pの「戦争と平和」パンフレット。

 「戦争と平和」って、オードリー初のカラー作品なんですが、なんとこれがカラー写真をカラーで載せている初めてのパンフレット!

 それまでは、1964年リバイバル時に大阪映実版でカラーページはありましたが、それは着色カラー。本当のカラーはやっとここで掲載されたんです!

 とまあ、カラーは初めてなんですが、ここで載っているのはフィルムの直焼きカラーで、あまり画質はよくありません。

 それと、初公開時のパンフレットに載っていたような、撮影エピソードはいっさい無し!で、紙質もしっかりして豪華な感じの割には内容の薄いパンフレットになってます。

 とはいっても、現代でも通用する作りなので、このパンフレットを元に、1987年と1989年リバイバル時にパンフレットが作られました。

 →裏表紙はこんな感じ。グレーの印刷がムラになっていて、ちょっときちゃない感じなのが、この1973年リバイバル版の特徴です。「WAR AND PEACE」っていう原題はブルー。

レア度:なし。


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)戦争と平和