2008年08月10日
「パリの恋人」1957年初公開 外映版パンフレット
すみません、ご無沙汰でした。(^^;;今日は「パリの恋人」パンフの最後の紹介になる、1957年初公開時の外映版の紹介です。
1960年代に入っての外映版は手が付けられないほどヒドイ出来ですが、50年代の外映版は全然別。これもどなたが書いたのかわからないのですが、“新感覚のロマンチック・ミュージカルの傑作「パリの恋人」”という2ページにまたがる独自の文章が読めます。
印刷はあまりよろしくないですが、これは50年代の印刷技術では仕方のないところ。充分他の「パリの恋人」と対抗しています。
表紙のバックはフランス国旗をイメージしたピンク・白・ブルーの3色で色分け。
ちなみにこのヨークシャー・テリアはフェイマスなんでしょうかね?


裏表紙もいくつかあって、外映版ではおなじみのテルミー・パレトーン、テルミー・ゲーラ・パレトーン、そしてブドー・テックスです。もっとほかにもあるかもしれませんね。同じ裏表紙でも、中身の広告は違ったりしてる物もあります。いっぱい世に出回ってるんでしょうねー。
それに表紙の紙もつるつるのもの、マットなものがあります。
でも本来なら、去年発売されたスペシャル・コレクターエディションもこれでいかないとダメですよねー。あの「麗しのサブリナ」をアップで持ってくるアメリカのデザイナーの感覚は最悪!
日本のは真ん中の上にも小さなサブリナが付いてるのがダメダメ。
そうそう、こないだそのスペシャル・コレクター・エディションを観ましたが、さすがに画面の綺麗さはビックリするほど!おそらくこれが初公開時の「パリの恋人」なんだろうなーって。
それと、観ていて残念に思ったのは、“字幕の訳が古いっ!”
えっ、訳者は誰?と思ったら高瀬鎮夫さん。「カサブランカ」で“君の瞳に乾杯!”と名訳をして、「暗くなるまで待って」でも素晴らしい翻訳だった高瀬さんですが、「パリの恋人」ではあまりよろしくないですねー。
今見ても新しい「パリの恋人」が、大時代的な言葉ですっかり古臭くなってます。これは吹き替えの方の翻訳の桜井裕子さんの方が遥かに良い出来。
スプーンを“さじ”って言う人は今時あんまりいないと思うし、現代では使わない言葉の言い回しがいっぱい!それに覇気のないマギーの“です・ます”調の喋りとか、ちょっと「パリの恋人」の良さが死んでるかな~。
ビデオやレーザーディスクでの翻訳のほう(どなたなのか表記がないのでわかりません)が、ずっとずっと「パリの恋人」が活き活きしてた!って感じ。ちょっと残念な翻訳でした。
レア度:★(初公開版の中では入手がラク)
2008年04月23日
「パリの恋人」名古屋三越星ヶ丘店9F 三越映画劇場版チラシ
そんな中、名古屋三越星ヶ丘店の三越映画劇場では、独自のチラシを作っていたようです。そのうちの1枚が今日紹介する「パリの恋人」のチラシ。
日本ヘラルド映画が作った「オードリー・スペシャル」とか「オードリー・フェスティバル」といったチラシはチラシ・コレクターにはほぼ価値の無いものみたいですが、この三越のはきちんと単一作品でのものであること・地方版なので数が少ないこと、が相まって、この時期のチラシとしては高額な値段で取引されているようです。
さらに三越では札幌三越の三越名画劇場というところ(2003年閉館)でも別の独自のチラシを作っていたようで、こちらは名古屋版よりさらにレア。各店舗で独自チラシを作るなんて、三越さんやるなぁ~。(^^
さて、めっちゃ高額なので、チラシには手を出さない僕なのですが、これはネットで見つけたとき、あまりに美しいので買ってしまったチラシ。当時はまだ普通にお店で1枚600円くらいで売ってたし(それでも高いと思ったけど…)。
名古屋三越のチラシは表面は基本2色刷りで、中には墨(ブラック)と特色1色という組み合わせもあって、僕的にはあんまり興味をそそられないものもあるんですが、これは別。
マゼンタとちょっと緑がかったブルーとで刷られており、デザインも色も、「パリの恋人」本編に負けないオシャレな作り。
やっぱりデザイナーさんは「パリの恋人」になるとついついデザイナー魂に火がついてしまうようですね(笑)。そのおかげで、昔から「パリの恋人」関連には秀抜な物が多いです。
ただ、裏面は57年初公開時の解説をそのまま持ってきてて、引き合いに出される作品が古い!(^^;
ちなみに、名古屋三越星ヶ丘店さんに直接伺いましたが、この「パリの恋人」は1988年3月くらいの上映だったそうです。ちょうど20年前ですよね!
絵柄のお気に入り度:★★★★(この色使いと、絵柄がベストマッチ!)
2008年03月11日
麗しの…じゃなくて「パリの恋人」オーストリア版プログラム!
…なのになんで表紙が「麗しのサブリナ」なんでしょうねーっ!
もうまったく「パリの恋人」は「麗しのサブリナ」の呪いにでもかかってるんでしょうか!?
DVDのジャケットといい、これといい、なんか「パリの恋人」は「麗しのサブリナ」に乗っ取られてることが多いですよねーっ!
表紙だけを見たら、「パリの恋人」だなんて思いもしないですもんね。
「麗しのサブリナ」自体に罪はなく、全部デザイナーが悪いんですが、最近だんだんでしゃばりなサブリナが嫌いになっていくような気が…。(^^;;;
中身は例によってスタッフ・キャストとあらすじだけ。
ただ、ちょろっと珍しい画像もあるので、これはこれで(表紙以外は)気に入ってます。
♪ボンジュ~ル・パリ~♪(^-^
2008年02月24日
「パリの恋人」1957年初公開版 一般用パンフレット

今日は「パリの恋人」の1957年初公開版一般用パンフレットの紹介です。初公開時の東宝関西版パンフレットと同じ画像を使ってバックはブルー。
未入手の時にはなんか綺麗だなーって思っててですね、これと1966年リバイバルのピンク版は表紙の色にやられました、って感じ。
早く入手したいなーって思ってたパンフの1つです。
中身は特にこれだけ、って記事はないんですが、ドヴィマの紹介でタイトル・バックのワンシーンが載っており、“あ、これもドヴィマだったんや!”って気付かせてくれます。
それと、これもどのパンフにも載っていることなんですが、「いままでに映画でえがかれた もっとも美しいパリの風景」っていう解説なんですが…。
その中に、“この映画にあらわれるパリの場面はその美しさにおいて、いままでのどの映画のパリにもかなわない。”って書いてあるんですが、え?あれ?日本語これでいいんでしょうか?
言いたいことはわかるんですが、“どの映画のパリにもかなわない。” だったら、どの映画にもめっちゃ負けてませんか~?(^^;;;
おそらく“どの映画のパリもかなわない。”じゃないかなーと。

なお、このパンフには色々異版があります。以前一緒にオードリーパンフを集めていたMさんのHPで、“最終ページでおもしろエピソードが載っており”と書いてあったんですが、僕の同じパンフでは最後の解説は「パリの恋人」の歌曲の話。
これが面白い?みたいな。
でもこれが裏表紙違いを手に入れて判明!僕の(裏表紙でんえん)で裏表紙の裏は広告でしたが、別のもの(裏表紙アリサ)では“ピンクのパンティ撮影を遅らせる”という解説がありました!(←左の画像)
ま、確かに解説が1つあるかないかで大きな違いですよね!このページには画像が5点もあるし。
(その後、裏表紙でんえん版にも解説があるタイプもあると判明。)


それとさらに裏表紙違い(トーア毛糸)では、広告がない分、上部が統一されたデザインになっていることがわかりました!(→右端の画像)
本来はこういうデザインだったんだねー、みたいな。しかも珍しい画像もあるので、お得感はトーア毛糸が1番!
(右端の右上の画像、珍しいオードリーの画像があるんです!)
広告が入った物は下部にスペースを取られてしまって統一感がなくなりますが、実はすっごいやる気のある、「パリの恋人」初版では優秀なパンフの1つです。
本所映画館館名入りパンフがあるとすれば、このタイプの表紙じゃないかと思っています。中身は…独自パンフなんでしょうかね。そうだったらいいな~、と。
レア度:★★(内容に違いがあるので、入手の際は気をつけた方がいいかも…。)
2007年12月31日
「パリの恋人」1966年リバイバル公開時 プレスシート
ありゃ?なんか1957年の初公開時のプレスと一緒やん!って思いますよね?僕も最初はそう思いました。
って言うか、実は以前に初公開時のプレスを買ってたのを忘れてまた買ったんですけどね。(^^;;;
あらー、おんなじの買ってもうた…と思って並べてみたら内容違うっ!
オードリーの紹介にも「おしゃれ泥棒」まで書かれていますし、解説でも同じオードリーのミュージカルということでなにかと「マイ・フェア・レディ」が引き合いに出されてます。
ただね、初公開版もそうでしたがファッション業界の話の「パリの恋人」なのに、なんか地味!
初公開時のプレスとの違いは、畳んだ状態では下1/3の部分にある罫線と文字がひっついているようなのがこちら。初公開のはこの文字と罫線が離れています。ちょっと見分けにくいですよね。(^^;
手にして初めて気が付いた、66年リバイバルの「パリの恋人」プレスでした。
今年最後の記事は、製作50周年記念の「パリの恋人」で締めさせていただきました。
それではみなさん、よいお年を。(^-^
2007年12月17日
「パリの恋人」1957年初公開時 プレスシート
2つに折られていて、開いたらさらに観音開きになっているという、「緑の館」のプレスと同じ作りのもの(サイズは違うけど)。
なんかねー、「パリの恋人」だったらもっともっと素敵なプレスが出来そうな気がするんですが、どうももひとつやなーと思ってしまうんですよねー。
やっぱりファッション界の話だけあって、「パリの恋人」のパンフがどれもステキな表紙なのに比べて、プレスは全然華がない!
もし僕が初版の「パリの恋人」のプレスを作るなら、やっぱり話の内容を考えて50年代のファッション雑誌風にしたいなーと思うんですけどね。
ちなみにこの右端はオードリーのファッションとドヴィマの話。左端はキャストの紹介です。
一番下の段にずらっと並んでいる画像は、映画からそのまま焼いたもの。ブレていて画像の質はあんまり芳しくないです。
さて、1966年のリバイバルはこれとそっくりなプレスシートが作られました!とっても見分けにくいんですが、そのお話はまたこんど。
レア度:★★★(66年版と見分けがつきにくいです。)
2007年10月30日
謎のパンフその3…「パリの恋人」72年製作版パンフレット
「パリの恋人」日本公開50周年記念紹介記事です!
今回は謎のパンフレットシリーズ第3弾!です。
この謎のパンフシリーズは、正式な公開年度じゃない時期に唐突に作られてるパンフレットなんですが、この「パリの恋人」もかなり謎。
というのもパンフコレクターや映画のグッズショップではこのパンフ、「1966年リバイバル版」と紹介されることが多いのですが、オードリーファンが中を読めば66年なんかじゃないことがハッキリわかる部分があります。
それはオードリーの紹介欄!
そこにはおそらく「パリで一緒に」の72年リバイバルプレスシートから取ってきたのだろうと思われる、“最近ではヘアー・ウィッグのCMに出演、日本の茶の間に登場している。”という一文が!
これはオードリーファンならもうすでにご存知のように、1971年にオードリーが出演した日本エクスラン社のカツラ、「ヴァリーエ」のこと。
これが載っているということで、もう1966年という可能性はゼロ!72年の「パリで一緒に」から拝借しているところからみても、1972年に製作されたパンフだというのがわかります。
表紙まわり以外の紙が黄色い紙に黒で刷っているってのも、69年~73年くらいのパンフの大きな特徴。
でもまたこれが不思議不可思議。なんで1972年なんかにこんなパンフ作ったんでしょうかねー。
これは僕の予想なんですが、おそらく1966年リバイバルの「パリの恋人」のフィルムの権利がもうすぐ切れる!ってときに、どこかの劇場で上映することになったんでしょうね。
それで依頼されて作ったのがこのパンフじゃないかなーって。
でも当時はもう配給会社が作るパンフ1種類ってのが主流だったのに、まだこんな独自パンフを作っているところがあったんですよねー。(これは90年代まで生き残った大阪映実東京支社のエイジツか、日本映画出版社のどちらかだろうと。)
あと、不思議なのが表紙を見てわかるように、完全に「シャレード」オードリー!
中身にはオードリーの紹介欄は「パリで一緒に」プレスシートそのまんまで「パリで一緒に」のオードリーはあるし、裏表紙の裏は「おしゃれ泥棒」オードリー。どうせなら「昼下りの情事」のオードリーも載せたらパリ映画大集合ということで完璧だったのに(笑)。
小さな画像は黒くつぶれてたり、おんなじ画像が違うページにあったり、あんまり上出来とは言いかねるのがちょっとねー…。
なお、このパンフには表紙がつるつるのものと、デコボコしたものの2種類が存在しますが、内容は全く一緒で、どちらも1972年ものです。
レア度:★★★
ちなみにこちらによく来ていただいている、まるさんに指摘していただいたんですが、アメリカ盤の「パリの恋人」50周年アニバーサリー・エディションのDVDジャケットも、アップのオードリーがどうやら「パリの恋人」のジョーではないようです。
ビックリするくらいの超極太眉毛といい、髪型といい、上唇よりもはみ出して塗っている口紅といい、どうもサブリナっぽいです。
せっかくの「パリの恋人」50周年記念盤だというのに、別の作品の画像を使うというこのアメリカ人デザイナーの無神経さにビックリ!日本盤が出る時にはこのジャケットでないことを祈るばかりです。
興味のある方は、アメリカのアマゾンに行ってみてくださいね~。
追記:その後、このパンフが実際に1972年に東京の劇場で売られていたのが判明しました。
今回は謎のパンフレットシリーズ第3弾!です。この謎のパンフシリーズは、正式な公開年度じゃない時期に唐突に作られてるパンフレットなんですが、この「パリの恋人」もかなり謎。
というのもパンフコレクターや映画のグッズショップではこのパンフ、「1966年リバイバル版」と紹介されることが多いのですが、オードリーファンが中を読めば66年なんかじゃないことがハッキリわかる部分があります。
それはオードリーの紹介欄!
そこにはおそらく「パリで一緒に」の72年リバイバルプレスシートから取ってきたのだろうと思われる、“最近ではヘアー・ウィッグのCMに出演、日本の茶の間に登場している。”という一文が!
これはオードリーファンならもうすでにご存知のように、1971年にオードリーが出演した日本エクスラン社のカツラ、「ヴァリーエ」のこと。
これが載っているということで、もう1966年という可能性はゼロ!72年の「パリで一緒に」から拝借しているところからみても、1972年に製作されたパンフだというのがわかります。
表紙まわり以外の紙が黄色い紙に黒で刷っているってのも、69年~73年くらいのパンフの大きな特徴。
でもまたこれが不思議不可思議。なんで1972年なんかにこんなパンフ作ったんでしょうかねー。
これは僕の予想なんですが、おそらく1966年リバイバルの「パリの恋人」のフィルムの権利がもうすぐ切れる!ってときに、どこかの劇場で上映することになったんでしょうね。
それで依頼されて作ったのがこのパンフじゃないかなーって。
でも当時はもう配給会社が作るパンフ1種類ってのが主流だったのに、まだこんな独自パンフを作っているところがあったんですよねー。(これは90年代まで生き残った大阪映実東京支社のエイジツか、日本映画出版社のどちらかだろうと。)
あと、不思議なのが表紙を見てわかるように、完全に「シャレード」オードリー!
中身にはオードリーの紹介欄は「パリで一緒に」プレスシートそのまんまで「パリで一緒に」のオードリーはあるし、裏表紙の裏は「おしゃれ泥棒」オードリー。どうせなら「昼下りの情事」のオードリーも載せたらパリ映画大集合ということで完璧だったのに(笑)。
小さな画像は黒くつぶれてたり、おんなじ画像が違うページにあったり、あんまり上出来とは言いかねるのがちょっとねー…。
なお、このパンフには表紙がつるつるのものと、デコボコしたものの2種類が存在しますが、内容は全く一緒で、どちらも1972年ものです。
レア度:★★★
ちなみにこちらによく来ていただいている、まるさんに指摘していただいたんですが、アメリカ盤の「パリの恋人」50周年アニバーサリー・エディションのDVDジャケットも、アップのオードリーがどうやら「パリの恋人」のジョーではないようです。
ビックリするくらいの超極太眉毛といい、髪型といい、上唇よりもはみ出して塗っている口紅といい、どうもサブリナっぽいです。
せっかくの「パリの恋人」50周年記念盤だというのに、別の作品の画像を使うというこのアメリカ人デザイナーの無神経さにビックリ!日本盤が出る時にはこのジャケットでないことを祈るばかりです。
興味のある方は、アメリカのアマゾンに行ってみてくださいね~。
追記:その後、このパンフが実際に1972年に東京の劇場で売られていたのが判明しました。
2007年10月16日
「パリの恋人」1966年リバイバル ピンク版パンフレット
「パリの恋人」日本公開50周年記念紹介記事です!
これは1966年リバイバル時の「パリの恋人」パンフレットです。おそらくこれが本命タイプだと思われるのですが、館名入りは存在していません。
ちなみに1966年リバイバルの銀座地区での公開は松竹セントラル劇場。昔は「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」で劇場オリジナルのパンフも作っていましたが、1966年にはもうやめていたんですね。
とても美しい表紙ですよね!さすが60年代後半のものだけのことはあります!「パリの恋人」パンフとしては最高の絵柄じゃないでしょうか!66年リバイバルはこの絵柄でポスターも作られました。
「パリの恋人」のロゴも躍動的で、初公開時のスカラ座のを見ていただくとわかるのですが、こちらの方が「パリの恋人」にふさわしいです!(現在発売中のDVDのタイトルは、初公開時のロゴを使用)
今度50周年アニバーサリーエディションのDVDが出る時は、この66年リバイバルのロゴがいいなあ…。
大阪映実版と区別するため、ここではこのパンフを便宜上ピンク版と呼ばせていただきます。(→裏表紙もピンク!)
ちなみに「パリの恋人」の66年リバイバルのパンフではこのピンク版、大阪映実版以外にもう1種類あると言われていますが、それは実際には66年の発行ではないので、66年に売られたのはこのピンク版と大阪映実版だけ、ということになります。
真ん中には4ページのカラーページもありますが、もう1966年、しかもせっかくのカラー作品だというのに残念ながら一発でそれとわかるお粗末な着色カラー。せめてもの救いは他の一色刷りの部分は黒ではなく、ピンク・ブルー・パープルと特色のポップな色付けになっていること。
受ける印象は大阪映実版よりもすっきりと洗練されていますが、特に読むべき解説はありません。
包装紙だけ豪華で中身の無いプレゼントみたい(笑)。
66年リバイバルの「パリの恋人」はそんなにヒットしなかったんでしょうかね、このパンフも同時期のほかのパンフと比べて入手は少し難しいです。
レア度:★★★
これは1966年リバイバル時の「パリの恋人」パンフレットです。おそらくこれが本命タイプだと思われるのですが、館名入りは存在していません。ちなみに1966年リバイバルの銀座地区での公開は松竹セントラル劇場。昔は「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」で劇場オリジナルのパンフも作っていましたが、1966年にはもうやめていたんですね。
とても美しい表紙ですよね!さすが60年代後半のものだけのことはあります!「パリの恋人」パンフとしては最高の絵柄じゃないでしょうか!66年リバイバルはこの絵柄でポスターも作られました。
「パリの恋人」のロゴも躍動的で、初公開時のスカラ座のを見ていただくとわかるのですが、こちらの方が「パリの恋人」にふさわしいです!(現在発売中のDVDのタイトルは、初公開時のロゴを使用)
今度50周年アニバーサリーエディションのDVDが出る時は、この66年リバイバルのロゴがいいなあ…。
ちなみに「パリの恋人」の66年リバイバルのパンフではこのピンク版、大阪映実版以外にもう1種類あると言われていますが、それは実際には66年の発行ではないので、66年に売られたのはこのピンク版と大阪映実版だけ、ということになります。
真ん中には4ページのカラーページもありますが、もう1966年、しかもせっかくのカラー作品だというのに残念ながら一発でそれとわかるお粗末な着色カラー。せめてもの救いは他の一色刷りの部分は黒ではなく、ピンク・ブルー・パープルと特色のポップな色付けになっていること。
受ける印象は大阪映実版よりもすっきりと洗練されていますが、特に読むべき解説はありません。
包装紙だけ豪華で中身の無いプレゼントみたい(笑)。
66年リバイバルの「パリの恋人」はそんなにヒットしなかったんでしょうかね、このパンフも同時期のほかのパンフと比べて入手は少し難しいです。
レア度:★★★
2007年09月28日
「パリの恋人」57初公開名古屋版 名宝スカラ座館名入りパンフ
これは1957年、「パリの恋人」初公開時に東宝から発行された、名古屋版のパンフレットです。館名は名古屋の代表的な東宝系映映画館の名宝スカラ座。
名古屋独自のって珍しいですよね!「ローマの休日」には名古屋ミリオン座のがありましたが、「麗しのサブリナ」のはまだ見つかってないですし、そんな中、「パリの恋人」にあったとは!
ある本に書いてありましたが、昔は宣伝費が200万あったとすると、半分の100万円が東京、残りの100万円を4:3:2:1で大阪・福岡・名古屋・札幌で分けたそうです。
そのわずかな予算内で独自のを作ったっていうのは凄いですよねー!
表紙は一緒ですが、ページ数は12pで日比谷スカラ座の半分しかありません。カラーページはないし、本文も黒一色刷り。ファッションの解説もありません。
でも、レイアウトは組みなおしてあるし、日比谷スカラ座や東宝シネマスコープチェーン版にも無い画像があったりして、これはこれで嬉しいパンフです。“「パリの恋人」を見て”という津田幸夫さんの文章も載っています。
名宝スカラ座…名古屋の東宝系では一番の劇場だったようです。2002年12月1日に閉館になったようですが、最後でも982席。
きっと「パリの恋人」の頃は1000席をはるかに上回る劇場だったんでしょうね。
オードリーの作品では、他にも「ティファニーで朝食を」が上映されたことがわかっていますし、きっと他の東宝系のオードリー作品も相当数公開されたと思います。
レア度:★★★★★(入手は地方版の例に漏れず、非常に困難)
ちなみに今年は「パリの恋人」公開50周年!しかも日本では57年の9月から日比谷スカラ座での公開でした。神戸の阪急会館と大阪の梅田劇場・千日前スバル座、それと京都スカラ座では10月9日からの公開。きっと日本の大都市で順に公開していったのだと思います。
アメリカでは50周年DVDも発売されてますが、日本では今のところ残念ながらまだ発売予定は立ってないとのこと。
で、このブログではこれから10月にかけて、50周年記念ということでちょっと「パリの恋人」関連の記事を多めにしてみますです。お楽しみに!(^-^
2007年09月08日
「パリの恋人」1957年初公開 OSチェーン版パンフレット
*札幌三越で「オードリー・ヘップバーン ボブ・ウィロビー展」開催中!10日まで
*大丸京都店で「華麗なるハリウッド映画衣装展」開催中!17日まで
いや~、表紙美しいですねー!なんてこのオードリーは美しいんだっ!
とほめるのも、この表紙だけ。なんせOSチェーン版ですから、中身にほめるところがないんですよねー、残念ながら。
「ローマの休日」の時はOS劇場なんかも同時に載せてましたが、ここでは千日前スバル座と阪急会館以外では梅田シネマと三宮劇場(三劇)のみ。
当然梅田シネマと三劇の「真昼の暴動」よりも千日前スバル座と阪急会館の「パリの恋人」がメイン。
パンフレットと言っても、紙1枚を折っただけのもので、開いて右半分が「パリの恋人」。文章も画像も全然足りません。売価は10円だそうです。
中には10月9日から公開!と書いてありますし、東宝直営の梅田劇場や京都スカラ座も同時公開みたいですから、東京よりも何週間か公開が遅いですね。
ちなみに神戸阪急会館での上映は57年10月9日~10月25日までです。なんか少ないですよね。
でも当時は週替わりで上映作品を変えていたので、17日も公開してたと言うのは、それなりにヒットした…のかな?
後に「パリの恋人」は三劇(だと思う)でも上映されて、その時にもOSチェーンパンフレットが出ましたが、その時はオードリーが表紙ではありませんでした。
レア度:★★★★★(関西でも難しいパンフレット)
なお、おそらく来年に50周年記念盤DVDが発売されると思いますので、DVD購入はちょっと控えた方がいいかと。
下には「パリの恋人」のサントラのリンクを貼っておきます。日本盤はとっくに廃盤なんですが、マーケットプレースに新品の在庫があるようです!オードリーの歌う声が聴けますよ~!欲しい方はお早めにっ!
*大丸京都店で「華麗なるハリウッド映画衣装展」開催中!17日まで
いや~、表紙美しいですねー!なんてこのオードリーは美しいんだっ!とほめるのも、この表紙だけ。なんせOSチェーン版ですから、中身にほめるところがないんですよねー、残念ながら。
「ローマの休日」の時はOS劇場なんかも同時に載せてましたが、ここでは千日前スバル座と阪急会館以外では梅田シネマと三宮劇場(三劇)のみ。
当然梅田シネマと三劇の「真昼の暴動」よりも千日前スバル座と阪急会館の「パリの恋人」がメイン。
パンフレットと言っても、紙1枚を折っただけのもので、開いて右半分が「パリの恋人」。文章も画像も全然足りません。売価は10円だそうです。
中には10月9日から公開!と書いてありますし、東宝直営の梅田劇場や京都スカラ座も同時公開みたいですから、東京よりも何週間か公開が遅いですね。
ちなみに神戸阪急会館での上映は57年10月9日~10月25日までです。なんか少ないですよね。
でも当時は週替わりで上映作品を変えていたので、17日も公開してたと言うのは、それなりにヒットした…のかな?
後に「パリの恋人」は三劇(だと思う)でも上映されて、その時にもOSチェーンパンフレットが出ましたが、その時はオードリーが表紙ではありませんでした。
レア度:★★★★★(関西でも難しいパンフレット)
なお、おそらく来年に50周年記念盤DVDが発売されると思いますので、DVD購入はちょっと控えた方がいいかと。
下には「パリの恋人」のサントラのリンクを貼っておきます。日本盤はとっくに廃盤なんですが、マーケットプレースに新品の在庫があるようです!オードリーの歌う声が聴けますよ~!欲しい方はお早めにっ!



