2008年01月02日

「昼下りの情事」57年初公開 大阪版パンフレット

 これは「昼下りの情事」初公開時(1957年)の大阪版パンフレットです(出版社は不明)。

 中身の広告でこれが大阪のパンフレットであることはわかるのですが、さらに関西の人間であればその広告のほとんどが心斎橋・戎橋・千日前などの物であることから、大阪ミナミの劇場で公開された時のものだとわかります。

 「昼下りの情事」は松竹系の公開ですから、なんば大劇場か松竹座かで公開された時のものなのかな?って思ってます。

 さてこの表紙いかがです?なかなかいいでしょーっ!(^-^
 僕は全「昼下りの情事」パンフ中で、この表紙が一番好きかもしんない!

 「昼下りの情事」パンフって、このパンフと89年版パンフ以外はみーんな口が半開き(笑)。
 そんな中、満面の笑みで迎えてくれるこのパンフって、なんか感じいいんですよねー。
 この着色カラーもとても好き!(ちょっと茶髪ですけど)

 中身は大阪製作の物だけあって、東京の封切館セントラル劇場や最高の出来を誇る横浜ピカデリーの物と比べると内容は薄めで負けてます。撮影裏話のページなんかはないし、総ページ数も12p(うち3ページは広告のみ)。

 でも“オードリーの魅力が焦点 昼下りの情事”という清水千代太さんの解説や、“仮装と真実の交錯…つきぬ興味「昼下りの情事」”という外村完二さんという方の解説も読めるので、僕は中身も好き。

 で、このパンフの中の画像で撮影スナップの画像が2点ほど載ってたりするんですが、その中にピタッと髪をなでつけたオードリーがいるんですよね。たまに「昼下りの情事」のスナップではこういうのがあるんですけど、まさかこの作品での髪型、カツラってことないですよね?

 「昼下りの情事」の撮影(56年)は「パリの恋人」終了後すぐだからオードリーの髪の長さもあったし、同時期の「戦争と平和」プレミアでもこのページウエーブだし。
 だいたい「パリの恋人」にもこのアリアーヌ・ヘアは鳩のシーンでありましたもんね。

 そうそうそ、この「パリの恋人」の鳩のシーンの画像、昔まだ「パリの恋人」も「昼下りの情事」も観てない頃、「パリの恋人」の画像って紹介されてて、でも髪型見たら完全に「昼下りの情事」じゃないですかー、コレ絶対に「パリの恋人」と「昼下りの情事」と間違ってる!って思ってましたよね。
 でも実際「パリの恋人」をテレビで観たら、この髪型が出てくるじゃないですか!もうビックリしましたよね~。ひやー、この髪型、「パリの恋人」にもあったんやー!って。

 ま、ピタッとなでつけてるのはおそらくX夫人と入れ替わるシーンの撮影のための髪型だとは思うんですが…。

 あ、大きく脱線しましたが、このパンフはかなりの僕のお気に入りです。(^^;;;

レア度:★★★★(地方版なので、入手はそれなりに難しいと思ってください)


  


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2007年11月29日

「昼下りの情事」1989年リバイバル B1ポスター

 これは1989年リバイバル時の「昼下りの情事」B1ポスターです。
 B2(半裁)ポスターとはまた絵柄が違いますよね。パンフに近いですが、それともまた違うデザイン。

 日本ヘラルドの1984年から始まるリバイバルの中で、「昼下りの情事」だけが異様に優遇された話は1989年版パンフのところでも述べたとおりです。

 このように、ポスターも(ちゃんとしたデザイナーに頼んで)B1・B2と両方作られ、プレスシートも作られ、パンフレットも復刻版ではなく新たに作られた、ってのはオードリー映画では破格の扱いだったんですよねー。

 オードリーの人気が再燃してた当時、いかにこの作品がリバイバルされるのを待たれていたのか、っていうのがよくわかります。

 なんせそれまで、65年以降リバイバル無し!名画座映画館やテレビでも75年を最後に上映・放映なし!自主上映するためのフィルムもなし!ビデオ発売なし!という状態でしたからねー。約14年も完全封印状態だったんです。
 みんな「昼下りの情事」に飢えてたんですよ!僕もそのひとりですけどね!(^-^;

 何度もリバイバルされてるし、テレビでも放映はある、ビデオも発売してる、っていう「ローマの休日」とはワケが違う!って感じだったんですよねー。そりゃこういう扱いにもなりますよねー。

 さて、このポスター、僕は映画館で買いました!いまじゃ権利がどうこうとかで、絶対に売ってくれないでしょうけど(実際、「ローマの休日」2003リバイバルとかのは売ってくれませんでしたしね)、この当時はまだおおらか。

 売らない!って言ってたって、結局横流ししたポスターって、オークションや映画のお店に出回るんですから、だったら余ったポスターを公平に映画館で売ってくれてもいいのに!って僕なんかは思っちゃうんですけどね。

絵柄のお気に入り度:★★★


  


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2007年10月27日

「昼下りの情事」1989年リバイバル B2ポスター

 これは1989年リバイバルの「昼下りの情事」B2ポスターです。

 今では権利の問題がうるさくて、あんまり考えられないのですが、昔って意外と劇場でその上映作品のポスター売ってました。これも劇場で買いました。

 パンフレットとはまるで違う絵柄がいいですね!
 カーネーションが効いてます。

 日本ヘラルドのリバイバルのポスターって、なんだか画質だったりデザインだったり書体の選び方だったり、“なんだかなー”ってのも多いんですが、これはさすがに力が入ったリバイバルだっただけのことはあって、ずいぶん上出来なポスターに仕上がっています。

 やる気も愛情もセンスのカケラもない「シャレード」86年リバイバルなんかとは雲泥の差。
 おそらく予算もかけて、全然違うデザイナーに依頼したんでしょうね。

絵柄お気に入り度:★★★★


  


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2007年09月22日

「昼下りの情事」1989年リバイバルパンフレット

 これは1989年に日本ヘラルドからリバイバルされた時の「昼下りの情事」パンフレットです。

 他の作品では復刻版ばかり作っていた日本ヘラルドですが、この「昼下りの情事」に関しては全く扱いが違いました。

 プレスシートも新しく作られ、「昼下りの情事」だけのB2やB1のポスターやチラシも製作され、このパンフレットも新しいものが作られたんです!

 というのも、この「昼下りの情事」はテレビ放送の権利も劇場での上映の権利もかなり前に切れており、89年リバイバル当時はビデオ発売もまだで、75年のテレビ放送を最後にいっさい人の目に触れなくなっていました。

 84年「噂の二人」を皮切りに、続々オードリーの作品がリバイバルされ、オードリーの人気も復活しましたが、名作だと言われながらほったらかしになっていた「昼下りの情事」が満を持してリバイバル!さすがの日本ヘラルドもこの作品には力を入れてリバイバルしたようです。

 僕もこのパンフは映画館で買って、映画が始まる前に一生懸命読んだのを覚えています。

 もう1989年(バブル真っ只中)になっているので、パンフの紙の質もよく、木村優子さん・筈見有弘さん・渡辺祥子さんの解説もありで、非常に充実しているように思います。
 画像は「昼下りの情事」用の宣伝写真はあまりなく、映画のフィルムそのままのものが多いのですが、全体に画像も多く、ファンなら満足できると思います!

 なお、このリバイバル前からビデオ化の権利争奪戦が凄かったという話が雑誌に載っていました。結局権利を手に入れたのはパイオニアLDC(現ジェネオン)だったはずです。

 そんな権利争奪戦が起きるというのも、この「昼下りの情事」を作ったのが、アライド・アーチスツというマイナーな映画会社だったためですね。DVDでももう既に、ソニー→ジェネオン→20世紀フォックスと発売元が変わっています。
(ちなみに下のリンクは左からソニー→ジェネオン→20世紀フォックスにしてみました。20世紀フォックス盤のジャケットの画像が裏焼きなのがみっともないですね。)

 この1989年リバイバルのフィルムはアメリカ版で、1957年初公開時と1965年リバイバルで上映された物とはオープニングのタイトルバック&エンディングのシュバリエの声付きが違う物だそうです。
 ビデオ・LD・DVD共、この89年リバイバルと同じタイプの物。一度でいいから57年版や65年版のフィルムのバージョンを観てみたいものですね!

レア度:なし。 


  


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2007年09月01日

「昼下りの情事」1965年リバイバルポスター

*このブログを運営している、ko-coブログさんが9月3~4日にシステムリニューアルするそうです。
 なのでもしかしたら9月3日と4日はこのブログが見れないかもしれません。

*9月4日~10日 札幌三越で「オードリー・ヘップバーン ボブ・ウィロビー展」開催!
*9月5日~17日 大丸京都店で「華麗なるハリウッド映画衣装展」開催!

 これは「昼下りの情事」1965年リバイバル時のB2ポスターです。

 この画像がきちゃないので、綺麗なのは同じ絵柄の65リバイバル一般用パンフレット、裏白タイプを見てみてください。

 例によって60年代後半~70年代前半のポスター特有のムードのある、いいポスターですよね!
 思わず映画館に行って、観たくなります。

 コピーは

“*流麗な愛のメロディーにヘップバーンの涙がさわやかに光る珠玉編!!”

です。

 左下に時計の絵柄があって、“昼下がり”であることを示していますね。
 ちなみに今“昼下がり”って“が”を入れたのは日本語的にわざとですよ~。でも映画の題名は“が”のない「昼下りの情事」が正式名称です。

 パソコンで打つ時は「ひるくだりのじょうじ」と入れないとダメですね。「ひるさがりのじょうじ」と入れると“が”入りで変換しますから。

 ちなみに僕は面倒くさいので、「ひる」と打つと「昼下りの情事」に変換するように単語登録しています。他にも「おー」が「オードリー」、「おーどりー」が「オードリー・ヘップバーン」あるいは「オードリー・ヘプバーン」、「こい」が「パリの恋人」で「いっしょ」が「パリで一緒に」、「くーぱー」が「ゲーリー・クーパー」といった感じです。実は随分ズルしてこのブログを書いてるんですよねー(笑)。

絵柄のお気に入り度:★★★


 全世界3000枚限定の「緑の館」のサントラの在庫が、そろそろ底をついてきたようです。
 アマゾンもマーケットプレイスだけになってますし、タワーレコードはできるのかどうか、取り寄せになっています。HMVはなんとかあるようです。お求めの方はそろそろ急いだ方がいいですよ~。
 (HMVは左のHMVのリンク欄で“green mansions”でタイトル検索してください)


  


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2007年08月16日

「昼下りの情事」57年初公開 横浜ピカデリー版パンフレット

 今日は1957年初公開時の横浜ピカデリー版「昼下りの情事」パンフレットを紹介します。

 「戦争と平和」の時は東京の松竹セントラルシアター全く違うパンフレットを作った横浜ピカデリーですが、この「昼下りの情事」は見ておわかりのように松竹セントラルと館名が違う以外は同じ表紙。

 中身も座席表のページ以外は全く同じです。「戦争と平和」ほど期待されてなかったのか、それとも急速に独自パンフの時代が終わっていってるのか…。
 どちらにしても横浜ピカデリー館名のオードリーパンフはこれが最後になります。

 ただ、さっき座席表のページが違うと書きましたが、そこに松竹セントラルのパンフを上回るこのパンフ独自の価値があります!
 というのも、その座席表のページに、セントラル版では書いていない撮影裏話も載っているんです。

 さらにはもっと凄いことに、先に公開された松竹セントラル劇場での大ヒットのことが書いてあるんですが、そこには当時横浜で働いてたオードリーの異父兄の所に住んでいた母、エッラ・ヴァン・ヒームストラが公開2日目の8月16日(なんと!50年前の今日ですね!)、松竹セントラルで「昼下りの情事」を観たことが書いてあるんです!

 上映後、エッラは観客に紹介され、松竹の女優、加賀ちか子さんという人から花束をもらい、観客の拍手に応えた、とのこと。
 エッラは、“娘の映画はよく観ますが、批評はいっさい言わないようにしています”と語ったそうです。

 エッラが東京で「昼下りの情事」を観た、という話は知っていますが、ここまで詳しく書いてあるのはこのパンフレットだけ!これはもうかなり得した気分!
 ただ、入手は松竹セントラルのと違って非常に難しいのが玉にキズ。

レア度:★★★★★(エッラの話で本命の松竹セントラル版より出来が上になってしまいました。)

 なお、8/25日に発売される20世紀フォックス版の「昼下りの情事」DVDですが、20世紀フォックスさんに問い合わせたところ今回発売されるものは、以前売っていたジェネオン版(「昼下りの情事」アメリカ公開版)と同じだそうです。

 既にジェネオン版をお持ちの方は、買う必要性は薄いと思います。別バージョンのヨーロッパ版(57年・65年に日本公開した版)でもないですし、吹き替えもないそう。せめて吹き替えが入っていたら、僕でももう一度買いなおすのに…。20世紀フォックスさん、商売ヘタ(笑)!


  


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2007年06月09日

「昼下りの情事」57年初公開版一般用/神戸朝日会館館名のも!

 今日は1956年撮影(オードリー27才)の「昼下りの情事」です。

 これは1957年、「昼下りの情事」が初公開時の一般用パンフレットです。出版社の表記はないので、どこのものかはわかりません。

 なお、僕の持っているパンフの中で、OSチェーン版を除くと、唯一神戸の館名が入っているのがこれです。館名は神戸朝日会館。

 神戸の朝日会館は現在のシネ・リーブル神戸の場所、朝日ビルディングのところにありました。

 昭和28年に970席もの巨大映画館でオープン。神戸の三宮では阪急会館(1326席?)や神戸新聞大劇場(1280席)に次ぐキャパシティでした。神戸で最大の松竹直営の国際松竹でも908席ですから、かなり大きい規模だと言えるでしょう。

 主に松竹系の作品を上映していましたが、経営自体が松竹ではないため、たまに東宝系の作品も上映することがあった映画館でした。

 さてさて、中の印刷が汚いのは、1950年代の印刷技術ではしかたないにしても、表紙もあんまりキレイじゃないのが残念!
 せっかくラブ・ストーリーの「昼下りの情事」なのに、なんか色彩的にも暗~いです。

 でも、このパンフはB5サイズで12pと少ないながらも、細かい字でぎっしり。本命版セントラルシアターの植草甚一さんの解説はないものの、それ以外はすべて詰め込んであります。内容は濃い目。

 珍しい画像もあって、それはそれでいいんですが、ど真ん中左ページで、左上と左下に全く同じ画像を2回も使うのってどうでしょう…。(^^;;;

 裏表紙にはトーア毛糸のものと、雪印バターのと2種類あります。

レア度:★★




 なお、6月3日に紹介したばかりの、オードリーがグラミー賞を受賞した「Enchanted Tales」のCDが再発売されるようです!
  


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2007年05月06日

「昼下りの情事」57年初公開 本命松竹セントラル劇場版パンフ

本日兵庫県のゆめタウン氷上店2Fのポップアップホールでの「ローマの休日」最終日です。お近くの方はぜひ! 上映時間10:30/13:00/15:30

 今日は「昼下りの情事」の初公開版の本命と言われる松竹セントラル劇場版パンフレットです。

 左と右、何が違うのかと言いますと…たいして違わないんですが…右下のNo.15って部分の色が違うんです。
 下にその部分の拡大画像を載せておきます。

 ま、微妙に違うのがあるんや、程度で見てもらえたら。

 ←左は文字が黒、右はブルーです。
 この作品は1957年度の第5位に入るほどの配給収入があった作品なので、出回ってる数から、おそらく黒が最初で、ブルーが追加で刷られた物と思われます。

 さてそんなことより内容ですが、これは中学だか高校だかに最初に手に入れた時は感激しました!さすが初公開版は違う!って思ったもんです。

 ほんっと、こんなにたくさん撮影裏話の載っているパンフはそうそうないです!それは出演者の紹介の記事の中にまでおよんでいて、めっちゃ得した気分!
 他の本やパンフでは書いてないことも非常に多く、これ1冊で「昼下りの情事」辞典となっているのが非常にお気に入り!

 画像は少なめですが、助演者の紹介も多く(後に「ティファニーで朝食を」でティファニーの店員役になるジョン・マッギヴァーや犬のルールーまで!これってフェイマスでしたっけ?)、本命版の中では最高の満足度!オススメ!!

レア度:★、ただし右下青文字版は★★★★


  


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2007年04月03日

「昼下りの情事」原作本 クロード・アネ著

 これ、見てのとおり「昼下りの情事」の原作です。1957年7月30日発行、ってなってますから、完全に「昼下りの情事」公開に合わせて出版されてますね。
 作者はクロード・アネ、訳者は岡田真吉、角川小説新書です。

 中身、「昼下りの情事」を思い浮かべて読もうとすると、ものすごい違和感があります。大筋も細かいところも大きく映画とは違います!
 主人公も全然オードリーのイメージじゃありません!!

 だいたい、「アリアーヌ ロシアの乙女」というのが原題らしく、アリアーヌの名前もアリアーヌ・ニコラエヴナ。お相手はフランク・フラナガンならぬコンスタンタン・ミシェル(コンスタンチンと間違えたのではなく、本当にタンタン。文中でもアリアーヌが“そんな名前有り得ない!”って言うシーンあるんです)。探偵のお父さんなんて出てきません。あの映画はビリー・ワイルダーとIAL・ダイアモンドによる完全な創作ですね。

 ここでのアリアーヌ、クソ生意気で、全然かわいげなんかありゃしねえ!こんな主人公に思い入れなんてできへんし!ってくらいヤなキャラ。
 唐突に最後になって映画と同じ汽車でのラストシーンになるので、やっとホッとできますけど、全編読み通すのはかなりしんどいです。

 映画と内容が違うので、映画で描かれてないエピソードや心理描写があるわけでもなく、全く別の作品として読まないと、期待を裏切られること間違いなし!の小説でした。

 なお、同じ作者の本で、もう一冊オードリー作品の原作があります。オードリーがテレビで演じた「うたかたの恋(マイヤーリング)」です。

オススメ度:なし。(この原作読む時間があるなら映画を観たほうがいいかと…)


  


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2007年03月20日

増殖する大阪映実版 その2「昼下りの情事」65年リバイバル版

 今回は増える増えるの大阪映画実業社パンフでも、表紙の色が変わっていった「昼下りの情事」1965年リバイバルの大阪映実版をご紹介。

 これ、結局3種類作られたようなんですね。黄色と青緑色と緑色と。
 僕の持っている青緑のは緑のが日に焼けて色褪せたんかなーと思ってましたが、状態は非常によくて、そんな日に焼けた様子もない。ところが緑版を持っている人の写真を見ると、裏表紙の大阪映実の住所が違うのを発見!別物ということに。黄色と青緑は大阪市北区の住所、緑色は大阪市西区の住所になってます。

 さらには表紙裏の画像が何色で刷られているのかもそれぞれ違うのがわかりました。
 黄色版のは上の画像を見てもらったら分かるとおり、紺色。
 青緑版は表紙の裏は黒。
 そして緑色はえんじ色で刷られていました。

 書いてあることや、レイアウトはみんな同じです。ただし、やはり中の刷り色もそれぞれ違っている部分があります。黄色版では緑、青緑版では茶色、緑版ではワイン色、とか。黄色版はその中でも特に違いが大きいです。緑版はなんとなく紙質が違うみたいだし。

 刷った順はおそらく黄色→青緑→緑のはずで、後になればなるほど1965年から離れていくと思います。
 
 最初に刷ったのが1965年ですから、大阪映実は増ページ・カラーページ・内容の充実を図ったあとで、ここでも65R本命版のとは違う淀川長治さんの解説や、他の65年リバイバルでは載っていない花本公男さんという人の解説が大阪映実版だけで読めます。
 ページ数も20p。裏表紙白の一般用にはページ数では負けましたが、充実度は非常に高いです。

レア度:黄色版★★★★★  青緑版★★  緑版★★

 さて次回で「増殖する大阪映実版」シリーズは最後です。次は…すごいです!これを書きたいためにこのシリーズを作ったくらいです!では次回をお楽しみに。(^-^


  


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