2007年04月17日

第2位「尼僧物語」失われた1959年初公開版ポスター

 きょうは「おしゃれ泥棒」がシネマヴェーラ渋谷で上映最終日です。

 さて、今日はいよいよ第2位!「尼僧物語」の紹介です。ちょっと意外ですよねー。
 でも「尼僧物語」、ついこないだまでは第1位だったんです!つい最近6位からゴボウ抜きで1位に駆け上がった作品がありまして、とうとう長い間君臨してきた1位を明け渡してしまった、というわけです。

 確かに「ローマの休日」とかの記事は多いですけど、「尼僧物語」の記事は少ないので、検索した時に僕のブログがかなり上には来るんですが…。
 ま、でもみなさん、「オードリー ○○○(作品名)」と検索すると、どの作品でも結構僕のブログは探しやすいんですけどね。(^^

 さて、これは「尼僧物語」の59年初公開時のB2ポスターです。中学~高校2年までオードリーのものを集めていた時に、非常に安く手に入れました。
 なんだかすごい綺麗な絵柄ですよねーっ!

 ところが高校2年に一度一斉に手放した時、このポスターも売り払ってしまいました。
 今から考えれば、なんてバカなことを!って思うのですが、当時はなんとも思ってなかったんですね。

 他の手放した物のうち、だいぶその後取り戻しましたが、このポスターは残念ながらいまだ取り返していません。ポスターとしては、今は一番欲しいものです。(この画像はミニチュアからの物です)

 絵柄も素敵ですよね!パンフレットの表紙でよく使用されているものと同じオードリーの画像なので(OSチェーン版参照)、おそらくこのオードリーは裏焼きなんですが、バックとの兼ね合いで、わざと裏焼きで使用したのかもしれません。

 ポスターの中の、「文部省選定」と「優秀映画鑑賞会推薦」の文字が新鮮。こんなの書いてあるオードリーのポスター、他に見たことありません。娯楽映画が多いオードリー出演作品の中で、真摯な「尼僧物語」って、やっぱり異色なんですね。

 ちなみに映画館に貼る、倍の大きさのB1ポスターにも全く同じ絵柄のがあるそうです。

絵柄お気に入り度:★★★★(とっても取り戻したいです。)

 それと、以前の記事ですが、「初恋」初版ポスターの画像も綺麗なミニチュアの物にしましたので、一度覗いてみてください。

 さて、いよいよ明日は第1位です!最近一気に6位から1位にUPしたその作品とは!?


  


Posted by みつお at 00:00Comments(4)尼僧物語

2007年02月18日

「尼僧物語」1959年初版 OSチェーン版パンフレット

 今回は「尼僧物語」の1959年初版OSチェーン版パンフレットの紹介。

 さて、初めて紹介します、異色の存在OSチェーン版パンフ。これ、関西でもなかなか無いです。欲しいオードリーのは特に…。これも親しい西宮のシネマガイドさんに頼んでいたのですが、“パンフだと思わなかったので、昔に捨てちゃったワ~!”というお返事。(^^;

 ですが、そこが親切なシネマガイドさん!なんと家捜ししてくださって、見つかったのが「パリの恋人」とこの「尼僧物語」!もう狂喜乱舞でした(笑)。オードリー運、ついてるな~!って。

 なお、OSチェーンのオードリーパンフは発行順でいくと、この1959年の「尼僧物語」が最後になります。1960年の「許されざる者」以降は存在しません。
 とうとうOSチェーンも独自パンフを作るのをやめてしまったんですね~。

 「尼僧物語」のパンフはこの表紙が多いんですけど、もしかしたらこれ、オードリー作品では本当のカラー写真をカラーのままで表紙にした最初の作品なのかもしれないな~…。

レア度:★★★★(関西でも難しいので、手に入れるとなると長期戦になります。)

 OSチェーンは東宝から阪急の小林一三さんが興して昭和21年に作った会社だそうです。主な劇場は神戸の顔である阪急会館、大阪ミナミの千日前スバル座、大阪キタのOS劇場など。

 OSチェーンパンフのサイズはB4横型の左右が短い全く独自の版型。値段は10円~20円の格安表記。内容は…はっきり言って、無いです(笑)。
 「ローマの休日」や「パリの恋人」の頃は1枚の紙を半分に折っただけの物。その中に複数の作品が載っているんですから、解説がちょろちょろと、あとはストーリー。読むのが好きな僕にはかな~り物足りません。
 この「尼僧物語」の頃には紙が2枚に増えてますけど、載せている作品数も増えてるので、あんまり状況は変わりません。

 じゃあ僕が中身のひどさで太鼓判を押している60年代の外映版よりひどいんちゃうの?って思います?確かに、読む所のなさではこれが1番でしょうね~(笑)。ただ、何もないから評価もできないって感じで…。(^^;;;
 OSチェーン独自のパンフであるってことと、60年代外映版みたいにやる気がない、というのではないという部分を買って、僕の中での最低ではないんです。でもまあ、50年代だけならこれが最低なのかな?やっぱ…。

 当時はこの保存に困る特異なサイズと内容の無さが災いして、捨てられることも多く、“なんで他のパンフレットみたいじゃないんだよ~!”って嫌がる人もいたとか。そのせいでしょうか、かなりなレア物になっています。


  


Posted by みつお at 00:00Comments(0)尼僧物語

2007年01月17日

「尼僧物語」1959年初版 外映版パンフレット

 まず最初に今日1/17は阪神大震災からちょうど12年です。あの日のことは本当に決して忘れられないです。鎮魂の思いを込めて、今日はオードリー作品の中で1番ふさわしいと思われる「尼僧物語」を取り上げたいと思います。

 この「尼僧物語」は修道院を否定する物語でも、観客と縁遠いお話でもないです。僕も最初見たときはそういう物語なのかと思いましたが、これは一人の人間としての葛藤の物語なのだと、自分たちの置かれている環境と何も違わないのだと、最近見てて思うようになりました。
 「人の目はごまかせても、神と自分はごまかせません。」このあまりにも真実な言葉の重さを、つくづく感じる今日この頃(クリスチャンではないけど…)。

 さてさて、「尼僧物語」パンフレットは、こちらを見つめるオードリーの表紙が多い中で、この外映版は唯一コンゴに赴いた時の尼僧姿でポイント高し。

 そして、まだ50年代のやる気満々の外映版。ここでも本命の日比谷映画劇場版やその他の一般用パンフには載っていない解説が2pにわたって載っている!「尼僧物語」の精神を的確につかんでいるその批評には感服。寄稿者名が載っていなくて、Q・Qとだけ書いているのですが…タダ者ではないっ!読むのが好きな僕はこれでもう日比谷版に次ぐ地位を獲得。

 入手の難しい「尼僧物語」の中では一番入手が簡単。高額な日比谷劇場の本命版にはなかなか手が出せない方は、まずこのパンフを手に入れてみるのがいいと思います。

レア度:★★(と言っても、★★★にかなり近い★★)


  


Posted by みつお at 00:00Comments(8)尼僧物語