2008年01月25日

「シャレード」1973年リバイバル プレスシート

 いつもながらステキな表紙の1973年リバイバル時の「シャレード」プレスシートです。B5の2つ折。

 表紙はもう既にポスターパンフレットで紹介したように、「シャレード」のイメージピッタリの魅力的なデザイン。

 オードリーでオシャレでパリでサスペンス!と、「シャレード」の魅力を余す所なく伝えていて、いまだにこれを超える「シャレード」のデザインにお目にかかったことがありません。







 中身はオードリーが1925年生まれになってたり、ケーリー・グラントの作品紹介で“戦前のみ”と書いて戦後の作品のみ紹介してたりとちょっといいかげん。


 ←ちなみに中面はこんな感じ。
 大きなオードリーの画像が美しいのですが、歯並びが目に付くので、オードリー自身はあんまり気に入らないかも。(^^;

 家庭用ビデオの無かった時代、「シャレード」はその出来の良さと内容の面白さで大人気!1963年の初公開以降、68年・73年と5年ごとにリバイバルされてました。テレビでも放送のリクエストが絶えなかったそうですよ。

 表紙のおかげか、なんとなくオシャレでかっこよくて、とにかく持っているのが嬉しい「シャレード」のプレスシートなのでした!(^-^


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)シャレード

2007年12月22日

「シャレード」1963年初公開時大阪映実版パンフレット

 これは「シャレード」の1963年初公開時の大阪映実版パンフレットです。

 実はこのパンフから大阪映実版のオードリーパンフレットは大きく変わったんじゃないかと思ってます。

 それは同じ1963年リバイバルの「ローマの休日」パンフと比べればよくわかるのですが、12pで白黒ページだけだった「ローマの休日」以前のパンフと比べて、この「シャレード」以降の公開作品は全て20ページで4色カラーページが入ってくるんです。

 もっとも、カラーページとは言っても本当のカラー画像を使うことはなく、みんな着色カラーで、それがまた表紙以外はあまり綺麗じゃないんですよねー。中身のもっちゃりレイアウトとあいまってコレクターの間で“大阪映実版は出来が悪い”と言われる原因を作っているみたいなのですよねー。実際はどうしてどうして!この「シャレード」以降は結構内容は充実してます。

 この「シャレード」初公開大阪映実版でまず目を惹くのは横型の表紙。中身は普通に縦型なんですが、表紙だけでも横型になっているのはこれと「ローマの休日」63年リバイバルの外映版だけ。異色のオードリーパンフの1つ。

 中身は海外のスーベニア・ブックを翻訳した松竹版に比べてしまうとちょっと酷。印刷もレイアウトも画像もぐっと落ちるのがバレます。1色のページがえんじ色なのも、なんでこの作品にこんなきちゃない色?って思うんです。
 
 でもこれだけで見ると淀川長治さんの解説もあるし、撮影余話や“おシャレード・パリ”という短い解説でいかにこの「シャレード」がオシャレに仕上がっているか、ということが書いてあったりと、松竹版とは全く違う内容に満足。(^^
 これと松竹版と両方持っていれば、文句なし!です。

 裏表紙は網目と砂目が存在します。左が網目、右が砂目。砂目は見つけるのが難しいです。内容は全く一緒。

レア度:★★★(砂目は★★★★★)




  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)シャレード

2007年11月30日

「シャレード」ピーター・ストーン著 山田順子訳 ハヤカワ文庫

 今日は、話の都合上、「シャレード」のラストシーンまで言及する部分があるので、もし映画をご覧になってない方は、今日は読まないことをオススメします。
 まずは映画をご覧になってから読んでみてください。

 これは「シャレード」のノヴェライズ本です。訳者あとがきでは“原作”になっていますが、おそらく映画の後に脚本のピーター・ストーンが書き上げたものだと思います。原書の発売も映画の後のようですし。

 日本ではハヤカワ文庫NVから1980年に突然発売されました。その時期、オードリーの人気は一番冷え込んでいた時期ですし、何で出たのか今でも不明ですが、そんな時期だっただけに僕は大喜びでしたけどね。

 その後長い間絶版でしたが、2000年にこれまた突然復刊されました!

 さて、書いたのは脚本も書いたピーター・ストーンとなると、映画とほとんど一緒かと思いますが、かなーり映画とは違います。

 まず、季節は夏に設定されています。主人公、レジーナ・ランパートは金褐色の髪の毛だそうです。
 で、主人公とアレクサンダー・ダイルはプールに泳ぎに行ったりします!

 これがですねー、どうもオードリーのイメージじゃないんですよね。たとえば、「ローマの休日」以前のオードリーが水着を着て海で写真を撮影してるのは見てますし、「いつも2人で」で何着もの水着を着てるのも見てます。「暗くなるまで待って」以降のオードリーがビキニを着ているのも知ってます。

 でもですねー、「シャレード」というとオードリーはあのヘアスタイル!「いつも2人で」のくしゃくしゃヘアならともかく、「シャレード」のあのがっちり固めたかのようなヘアスタイルで思いっきり布地の少ないビキニで泳ぐってのは、どうも想像できないんですよねー。どうやっても無理!
 皆さんは想像できます??

 というわけで、オードリーからは離れて読み進むことになります。しかも細部もかなり映画とは違うし。

 まず、三人のオードリーにつきまとう連中のうち、ギデオンは全然映画と違う体格の男として描かれますし、殺される順番も違います。一人は自分の不注意で死んじゃうし。

 プロンプターの穴に隠れる人も映画とは違うし、ラストで奈落のレバーを引くのは映画の人ではありません。

 オードリー=レジーに付加されていた、“悩み事があるとお腹が空いちゃう!”っていう面白い設定もここにはありませんし、オードリーとケーリー・グラントの軽妙なやりとりもありません。

 このように、かなり映画とは変更されているので、原作を読む、と言う感覚ではなく、新たな作品を読む、というつもりで読むことをオススメします。
 そうですねー、リメイクされた「シャレード」と思って読んでいただければ…。

オススメ度:★★


  
タグ :シャレード


Posted by みつお at 15:00Comments(6)シャレード原作本

2007年11月12日

「シャレード」1968年リバイバル 一般用パンフレット

 石川のユナイテッド・シネマ金沢で「ローマの休日」上映中!(16日まで)

 これは1968年リバイバルの「シャレード」パンフレットです。どこの出版社が出したのかは不明。大阪映実東京支社か、日本映画出版社か。

 ま、68年と言っても、実際このパンフが売られるような映画館では69年になってからだと思いますけどね。

 表紙は明らかにプレスシートから持ってきたもの。
 ただしあんなにプレスで美しかった茶色のぐるぐるは非常に汚くて、日に当たって色が褪せたのかと思うほど!

 僕なんか、最初にこのパンフを見つけたとき、73年リバイバルのパンフが日焼けしたのかと思いましたよ、ホント!

 ど真ん中のページにはカラーが見開きで2ページあるし、画質もそんなに悪くないんですが、記事がごく普通で、特にこれだけの解説なんかは無く、特に語ることのない出来。

 中になぜか「シャレード」のレジーナではなく、「暗くなるまで待って」のスージーの画像がデーンと1ページ載っています。(^^;A

 表紙にはツルツルタイプとデコボコタイプがあり、中の刷り色が違います。

 →右の画像はツルツルタイプの物。
 表紙裏は緑(この画像ではブルーに見えます)とえんじの2色刷り、本文はブルーです。

 →こちらはデコボコタイプの物。
 表紙裏はえんじ一色、本文もえんじで刷られています。

 ということはツルツルタイプの方がお金かかってますね。デコボコタイプはちょっと印刷が浅い気がします。

 しかし70年前後って、ツルツルタイプとデコボコタイプと2種類作ることが多いですねー。

 今まで紹介した物では69年リバイバルの「マイ・フェア・レディ」青白縦割り一般用、72年の謎の「パリの恋人」、そして未紹介だけど、「シャレード」68年リバイバル大阪映実版にもあります。

レア度:★★★


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)シャレード

2007年10月15日

「シャレード」1968年リバイバル プレスシート

 これは1968年リバイバル時の「シャレード」プレスシートです。二つ折り。

 画像ではそんなではないと思うんですが、実物はびっくりするくらい美しくて品のいい茶色!

 僕は茶色って色はあんまり好きじゃないんですが、唯一“好きな茶色”というのがありまして、そういう色のスーツも昔持ってたんですが、この「シャレード」プレスはピッタリその色にハマってます!感動する茶色!

 中面は解説にストーリー、それと撮影裏話でパンフレットでも読めるものなんですが、この茶色のぐるぐるを見るだけでも価値はある!ってくらい。

 1968年のリバイバルでは、ポスター、立看ポスター、パンフレットがこの茶色ぐるぐるを使ってるんですが、このプレスのが一番発色が綺麗です!

 →ちなみにこれが裏面。このようなPOPなカラーが見れるのも嬉しいですね!

絵柄のお気に入り度:★★★★★(茶色にうっとり!)


  


Posted by みつお at 15:00Comments(2)シャレード

2007年08月26日

「シャレード」1986年リバイバル 復刻版パンフレット

 まずはオードリー情報を!

 9月4日~10日まで、札幌三越10階で「オードリー・ヘップバーン ボブ・ウィロビー写真展&オードリー・コレクション」が開かれます!
 ボブ・ウィロビー氏の撮ったオードリーの画像の展示と、オードリーが使ったバッグやジュエリーやレプリカの衣装の展示があるそうです。お近くの方はどうぞ!

 また、東京・神戸で公開された「華麗なるハリウッド映画衣装展」がいよいよ日本最後の公開、大丸京都店にやってきます!
 9月5日~17日までです。「マイ・フェア・レディ」のアスコット競馬場の衣装のレプリカ(ちょっと帽子の出来が悪い)と、家出シーンで着た本物の豪華なオレンジの衣装が展示されます!
 二度とアメリカ国外には出さないそうなので、最後のチャンスにぜひ!

 これは1986年に日本ヘラルドから「シャレード」がリバイバルされた時の復刻版パンフレットです。
 元になったのは1973年リバイバル版パンフレット

 これ、正直見分け方がないんですよねー。「パリの恋人」「パリで一緒に」の復刻版のように目立つシミとかないし。発色も微妙に73年の方が濃いってだけ。

 もう復刻版かどうかは、裏表紙をめくって左側のページにヘラルド・エンタープライズによる復刻版っていう表記があるか確認するしかないです。
(本物はここに“東宝レジャークーポン”の宣伝があります。)

 中身の話は73リバイバルパンフの方で読んでいただくとして、この86年のリバイバル、このパンフが300円って書いてます。えーっ、意外と当時まだ安かったんやね!

 いつもながらこのデザインは秀逸!これがDVDジャケットならすっごいいいんですけどねー。

レア度:なし。

 なお、「シャレード」は著作権の表記をうっかりしなかったことでパブリックドメイン扱いになり、廉価盤のDVDがいろんな会社からいっぱい出回ってます。
 でも僕はやはり画質のよさ、(スクイーズ収録)・音質のよさ(ステレオ収録)・池田昌子さんの吹き替えありということで、版元のユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンのものをオススメします。最近では本家のも安くなってますしね。

 さらにスタンリー・ドーネン監督の解説の付いたクライテリオン盤の日本盤が出てくれるといいのですが…。


  


Posted by みつお at 15:00Comments(2)シャレード

2007年06月16日

「シャレード」73リバイバル本命版ニュー東宝シネマ2/東宝版

 今日は1962~63年にかけての冬に撮影された「シャレード」です(オードリー33才)。常に左から撮られるように考えて左わけの髪型が多いオードリーの映画の中で、唯一右わけで登場するのがこの作品です。

 はい!おなじみ青のぐるぐる、「シャレード」の1973年リバイバル版パンフレットです。
 やっぱり美しーですよね、この表紙!
(図柄のお話は73年リバイバルポスターの方で)

 この73年版で本命版と言われるのは、ニュー東宝シネマ2の館名入りの物。


 内容的には1968年の東宝版をベースにしてページ数を減らした、と言う感じです。
 68年版パンフのウリだった児玉数夫さんの解説も省かれてしまい物足りない出来なんですが、レイアウトは思いっきりすっきりしており、表紙の素晴らしさもあいまって、なぜだか印象は悪くありません。
 ま、ただ68年版を先に手に入れていると、ちょっとがっかりするかもしれないですね。

 僕は中学の時、東京のA社から通販のカタログを取り寄せたんですが、安いほうのカタログにこの「シャレード」73年版とヴィヴィアン・リーの「欲望という名の電車」72年リバイバル版が載ってたので注文すると、どちらももうとっくに売り切れで高くなってます、って返事だったので、やむなく「シャレード」だけ高い値段で買いました。

 ところが、それから何年か経って高校の時にカタログを取り寄せたら、まだ安いほうに「シャレード」も「欲望という名の電車」もパンフが載ってるじゃないですか!思わず電話で抗議しましたよ!

 なんか適当に言い訳してましたけど、足元見られて高く売りつけられたみたいで、とても不愉快だった記憶があり、それ以来このA社の印象はかなり悪いです。
 ここは「おしゃれ泥棒」リバイバルのバッタもんを買わされた会社でもありますし、全体に“ぼったくり”と定評があるようです。
 あ、ちょっと愚痴ってしまいました。(^^;

 なお、このパンフの復刻版があります。

レア度:なし(ニュー東宝シネマ2館名入りは★★★) 


  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)シャレード

2007年04月14日

第5位「シャレード」68年リバイバル本命スバル座版/東宝版

 明日はシネマヴェーラ渋谷で「おしゃれ泥棒」上映です。

 今回は検索キーワード第5位、「シャレード」から1968年リバイバルの東宝版です。

 ビデオもない時代、「シャレード」は大人気で、1963年初公開を皮切りに、1968年、1973年と5年ごとにリバイバルされました。たった5年でリバイバルが来るなんて、当時いかに「シャレード」の人気が高かったか伺えますよね。
 その後は70年代後半~80年代前半までオードリー人気が落ちたので、次は1986年リバイバルになります。

 さて、その1968年リバイバルのパンフレットの中でも、この東宝版、中でもスバル座の館名入りのパンフが本命版とされています。

 表紙はどうでしょー。うーん、ちょっと微妙かな…。ジヴァンシーのスキーウェアを着た切り抜きオードリーに、バックがスイス(?)のスキー場。
 中身も悪くないんですけど、というか結構いいんですけど、まだ垢抜けてない。全体にもっちゃり感漂うレイアウト。

 どうも1963年初公開時の松竹版パンフの出来があまりによかったもので、かなり見劣りします。カラーの画像も大幅に減らされてるし。

 ポスターも1968年のを基に、1973年で完成の域に達しましたが、パンフレットも同じで、これを基に1973年リバイバルパンフが表紙もレイアウトもすっきり完成されます、ってかんじでしょうか。また1973年リバイバルのパンフは紹介しますです。

 それと、このパンフのウリは児玉数夫さんの“「シャレード」の洒落た楽しさ”という文章なんですが、ここで児玉さんは「シャレード」がいかに娯楽映画として優れているかを書いておられます。「シャレード」の見方を誤らないように、ということで。

 ただ、ここに“スバル座ファンの皆さまには…”という部分がありまして、これ、館名無しのパンフにもそのまま載っています。
 当然スバル座以外の全国の劇場(大阪映実版のある関西と一部地域を除く)でもこのパンフが売られていたはずで、これを読んでどう思ったでしょうね~。(^^;;

 でも、本当にリバイバルとしては悪くないパンフレットなんですよ!

 館名無しのタイプには裏表紙が2種類あります。スバル座と同じサントリーの広告の物と青網の物と。
 青網のはちょっと紙質がマットで、ページ数も4P減らされてます。
 上に裏表紙の画像、左に減らされたページの一部を掲載しておきます。

レア度:なし
(ただし、裏表紙青網は★★くらい)




  


Posted by みつお at 00:00Comments(7)シャレード

2007年04月04日

「シャレード」63年初版本命松竹ピカデリー館名入り/松竹版

 こちら、「シャレード」1963年初公開時の松竹版パンフレットです。

 いや~~、内容が豪華!60年代に入ってからも「ティファニーで朝食を」や「噂の二人」の本命版パンフレットみたいに旧態依然としてたのが、急に進化を遂げました!
 紙は今までの「噂の二人」「戦争と平和」などのヘロヘロの松竹のものと比べて、かなりしっかりした物に変更。ページ数は24pだし、カラー画像も多い。
 
 本文でのカラー画像なんて「パリの恋人」スカラ座タイプ以来だけど、印刷技術が1957年からしたら長足の進歩!
 しかも「パリの恋人」みたいに真ん中4pだけ、ってんじゃなくって、いろんなページにカラーをちりばめてあって、カラーページが多い!っていう印象。
 今の目で見てしまうと印刷もレイアウトもまだまだだけど、これまでのパンフに慣れた人たちは、このあまりの豪華さに目をみはったでしょうね~。

 内容的にもオードリーやケーリー・グラントの解説やサスペンス映画に関する解説など充実していて、ケチのつけようもありません。
 アメリカでの大ヒットを受けて製作されたこのパンフ。映画は日本でも1963年7位と1964年5位との2年にわたって配給収入のベスト10に入る大ヒットを記録しています。

 日本語題名は裏表紙にあります。本命版の松竹丸の内ピカデリーの館名も裏表紙にあり、オークションなんかでは裏表紙の画像で載せられることも多いですねえ。
 裏表紙には、館名入り、配給会社のユニバーサルのロゴ入り、ロゴなしの3種類あります。

レア度:なし(プレミアなくても、中身は素晴らしいです!)

↓裏表紙。左から丸の内ピカデリー館名入り、ユニバーサルロゴ入り、ロゴなし。














追記:まるさんに、このパンフの基になったのはアメリカのスーベニア・ブックだと教えていただきました。コメント欄でご覧になってください。

  


Posted by みつお at 00:00Comments(0)シャレード

2007年03月15日

「シャレード」ヘンリー・マンシーニ オリジナル・サントラ

 これは「オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」と同じ93年11月に国内盤が発売された「シャレード」のオリジナル・サウンドトラックCDとして売っているものです。後に音をさらに良くした紙ジャケ仕様のも出ましたが、それは買ってないので。

 で、これ帯に「世界初CD化」なんて書いてるんですけど、ウソ八百!僕はその5年も前にアメリカの輸入盤を持ってましたよ~~だ!って。ビクターさんもよく調べてから書かないと!

 ヘンリー・マンシーニは“映画でBGMとして聴かせるものと、レコードで音だけ聴かせるものは別であるべきだ”という考え方のために、マンシーニのサントラは映画で使ったまんまでないことも多く、この「シャレード」も本当のサントラではありません。
 “オリジナル・サウンドスコア”と呼ばれることもありますが、映画とアレンジが違うのに、オリジナル・サウンドスコアともちゃうやん!みたいな。

 さて、この「シャレード」の音楽は、「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」と2年連続でアカデミー賞を受賞してノリにノッてるマンシーニだけあって、どの曲も素晴らしい出来!僕は全体では「ティファニーで朝食を」以上だと思っています。というか、全てのオードリー映画でもトータルでは最高ではないかと!
 なんかすべての曲が70点以上だし、ほとんどの曲は90点以上の点数を献呈したいくらい!という表現ならわかっていただけますでしょうか?全くハズレの曲がありません!

 それとこれ、面白いんですが、「オレンジ・タムレ」という楽曲があるんで、オレンジ・タムレのシーン(オレンジを手を使わないで次の人に回す、というゲーム)で使われているのかと思いきや、そこで使っているのは「マンボ・パリジェンヌ」という曲。
 「オレンジ・タムレ」はオレンジ・タムレの後、オードリーが電話ボックスでジェームス・コバーンにマッチを落とされているシーンの後ろで流れてる。それとオードリーがケーリー・グラントを尾行しようとして、カフェで鼻息荒いおじさんに“行列みたいに付いてこないで!”っていうシーン(「シャレード」で僕が一番好きな場面)のBGMでも使われてます。なんでこの曲が「オレンジ・タムレ」になったんでしょうねー。不思議。

曲のオススメ度:★★★★★(満点!最高!現在でも紙ジャケット盤が現役です。)


追記:2012年に本当のフィルム・バージョン・サントラが出ました!今はそちらを買った方がいいと思われます。
   記事はこちら
   2014年にも2012年の物より1曲少ないフィルム・バージョンのサントラが出ます。

  


Posted by みつお at 00:00Comments(2)シャレード