2017年02月21日

「おしゃれ泥棒」が!“午前十時の映画祭8” 作品&スケジュール発表!

(オードリー:みつおさん、今日は何かしら。まだ眠いんですけど…。)


 お待ちかねの、“午前十時の映画祭8”の作品及びスケジュールが発表されました!

 前に紹介した “午前十時の映画祭” 公式動画の“事務局オフタイム” で述べられていた、“毎月オードリー” ってことはなかったですが、なんと!8月の夏休み期間に“オードリー週間” ということでオードリー作品が4本、連続で上映されます!

 何度も上映されて、ファンとしてはもう全然有り難みの無い「ローマの休日」は置いておいて、久しぶりの「昼下りの情事」「麗しのサブリナ」が復活!
 そして何といっても今回のメインは「おしゃれ泥棒」!!!

“パリです、オードリーです、世界の恋人です!
 100万ドルをシックに盗みます!!”


 「おしゃれ泥棒」は “午前十時の映画祭” では初登場の上、1991年以来の正式リバイバル!
 実に26年ぶり、4回目の日本公開になります。
 昨年は初公開から50周年だったばかりです。

(オードリー&ピーター・オトゥール:えっ、この作品がリバイバル!?)


 逆に言えば、これまで26年間も放置されて来た事がもったいない!
 これも充分オードリーの名作の1本、特に日本で人気が高いです。

 今回の公式サイトでも有名な鉄兜オードリーが見れますし、目立ってます。
 公式の予告編でも、「おしゃれ泥棒」が最初に来ています。

 そして、2010年からのオードリー作品のリバイバル(と「マイヤーリング」初上映)もこの「おしゃれ泥棒」でちょうど10本目になります!
 こんなに大量にリバイバルされたのは、1980年代後半〜90年代前半のオードリーの大ブーム以来!
 これはオードリー、来てるか来てるか〜〜??

 お堅めの“午前十時の映画祭” なので、「尼僧物語」や「暗くなるまで待って」が先に来るかと思いましたが、昨年「ティファニーで朝食を」と「マイ・フェア・レディ」が当たったことで、娯楽作品優先になってますね。
 というか、今までの “午前十時の映画祭” でのオードリー作品はみんな娯楽作品でしたね。

(オードリー:デジタル上映なので綺麗にメイク直ししとかないとね)


 “午前十時の映画祭” は全国の劇場を2つに分けて、交互に上映しているのですが、この“オードリー週間” (というより、もうオードリー月間)は全国一斉上映。
 去年の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と同じ扱いですね。

 逆に言うと、大都市だと “見逃しても別の劇場で観〜よぉ!” ってのが出来ない訳です。
 なので、見逃さないように要注意ですね。

 「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」が1週間だけの上映で、初登場の「おしゃれ泥棒」が2週の上映になります。
 この並び、オードリーが順に年を取っていきますね。「昼下りの情事」→「おしゃれ泥棒」が飛び過ぎですが…。

 「おしゃれ泥棒」が入った事で、今年のオードリー・ヘプバーン大賞の候補入り決定です!

 全国一斉に1ヶ月以上オードリーの映画が上映されているなんて、考えると凄いことですよね!

(オトゥール:また見てもらえるなんて嬉しいね〜
 オードリー:みなさんにぜひ楽しんでいただきたいわ!)


★上映期間
 2017/08/05(土)~2017/08/11(金)1週上映「ローマの休日」
 2017/08/12(土)~2017/08/18(金)1週上映「麗しのサブリナ」
 2017/08/19(土)~2017/08/25(金)1週上映「昼下りの情事」
 2017/08/26(土)~2017/09/08(金)2週上映
 「おしゃれ泥棒」


★上映劇場
 北海道 札幌シネマフロンティア
 岩手  中央映画劇場
 宮城  MOVIX利府
 山形  MOVIE ON やまがた
 新潟  T・ジョイ新潟万代
 栃木  TOHOシネマズ 宇都宮
 栃木  ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが
 群馬  MOVIX伊勢崎
 茨城  シネプレックスつくば
 千葉  TOHOシネマズ 市川コルトンプラザ
 千葉  TOHOシネマズ 市原
 埼玉  MOVIX三郷
 埼玉  ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷
 埼玉  こうのすシネマ
 東京  楽天地シネマズ 錦糸町
 東京  TOHOシネマズ 日本橋
 東京  TOHOシネマズ 新宿
 東京  TOHOシネマズ 南大沢
 東京  立川シネマシティ
 神奈川 TOHOシネマズ ららぽーと横浜
 神奈川 TOHOシネマズ 海老名
 神奈川 TOHOシネマズ 小田原
 神奈川 TOHOシネマズ 上大岡
 神奈川 シネプレックス平塚
 山梨  TOHOシネマズ 甲府
 長野  長野グランドシネマズ
 富山  TOHOシネマズ ファボーレ富山
 石川  イオンシネマ金沢フォーラス
 静岡  静岡東宝会館
 静岡  TOHOシネマズ 浜松
 岐阜  TOHOシネマズ 岐阜
 愛知  TOHOシネマズ 名古屋ベイシティ
 愛知  ミッドランドスクエアシネマ/シネマ2
 愛知  ミッドランドシネマ名古屋空港
 三重  イオンシネマ東員
 和歌山 ジストシネマ和歌山
 滋賀  大津アレックスシネマ
 京都  TOHOシネマズ 二条
 大阪  高槻アレックスシネマ
 大阪  大阪ステーションシティシネマ
 大阪  TOHOシネマズ なんば(本館・別館)
 兵庫  TOHOシネマズ 西宮OS
 岡山  TOHOシネマズ 岡南
 広島  広島バルト11
 島根  T・ジョイ出雲
 愛媛  シネマサンシャイン大街道
 香川  イオンシネマ宇多津
 福岡  ユナイテッド・シネマなかま16
 福岡  福岡中洲大洋
 佐賀  シアター・シエマ
 大分  TOHOシネマズ アミュプラザおおいた
 長崎  TOHOシネマズ 長崎
 熊本  TOHOシネマズ 光の森
 宮崎  セントラルシネマ宮崎
 鹿児島 天文館シネマパラダイス
 沖縄  シネマパレット

 詳細は “午前十時の映画祭8” 公式サイトまで。

 また雑誌“スクリーン”のサイトでも、大きく「おしゃれ泥棒」のオードリーと共に紹介されています。

(オトゥール:50年経っても上映してくれるなんて、日本のファンは優しいねぇ〜
オードリー:まあ、ピーターったら!そんなに泣かなくてもww)


(オトゥール:ねえ、せっかくだから僕らも日本に見に行かない?
オードリー:いいわね!ぜひ行きましょ!みなさんには私たちは見えないけど、この姿で一緒に見る事にするわ!
みつお:・゚・(´д∩ )・゚・。・゚゚・)
  


2016年11月12日

祝!「おしゃれ泥棒」日本公開50周年!「映画の友」66年11月号


 今日は、「おしゃれ泥棒」が東京の日比谷スカラ座で日本初公開された日から、ちょうど50年に当たります。

 そう!1966年11月12日が「おしゃれ泥棒」の日本初公開日なんですね。そして50年前も今年も今日は土曜日です。
 わー!パチパチパチ!

 きっと50年前の今日は、有楽町にあった旧日比谷スカラ座は押すな押すなの大行列だったことと思います。ましてや土曜日の初日。
 そりゃあ映画館は人でいっぱいだったと思いますよ。

 ちょっとでいいから、その時のスカラ座の行列とか見てみたいですね。きっとその行列を見れただけでワクワクするでしょうね〜。

 なんせ「おしゃれ泥棒」は日本で1967年度の第6位の配給収入を上げる大ヒット!
 公開当時のオードリー映画では、「マイ・フェア・レディ」「ローマの休日」「戦争と平和」「シャレード」に次ぐ第5位の配給収入になりました。

 公開前、「おしゃれ泥棒」が初の自社作品となる日本の20世紀フォックスの宣伝部は、外野からオードリーの時代は去っているのに…などと言われたそうです。

 でも “パリです オードリーです 世界の恋人です 100万ドルをシックに盗みます!” とオードリーで押しまくり、オードリーは変わらず大人気なのを証明しました。

 「おしゃれ泥棒」っていう邦題も、今でもゲーム名になるほど秀抜ですしね。オードリー映画では間違いなく最高の日本の題名!

 本国アメリカでは公開の最初は大人気だったそうですが、その後はパッとしなかったらしいです。
 もったいない!こんなに面白い映画なのに!
 英語でも「100万ドルを盗む方法」なんてありきたりな題名でなく、もっとオシャレだったらよかったのにね。

 なので、アメリカではなぜかちょっとスベった作品、という扱いですが、日本ではむしろ有名な方の代表作の1本となっています。

 初公開時の新聞批評が、超優秀写真集の「カタログ オードリー・ヘプバーン」に載っているのですが、“劇場は若い女性でいっぱい。満員。盛大に笑っている。” と書いてあります。

 そんな今日で日本初公開からピッタリ50年の、「おしゃれ泥棒」の初公開時の作品紹介がある1966年11月号の「映画の友」誌を紹介。
 66年11月号ということは、66年の9月20日に発売だったということですね。
 11月号ですけど、出たのはちょうど50年前…ではありません。

 「映画の友」誌は、この号からB5サイズからワイド版(AB版)に変更になって大きくなっています。
 今回は中身のオードリーを全て紹介。

 この号は当時大人気だったジュリー・アンドリュースが表紙。
 そして表紙にも載っているように、この号の特集は “オードリイ対ジュリー”。

 「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」と、飛ぶ鳥を落とす勢いのジュリーと、66年5月号でジュリーに負けて2位になったとはいえ、女王の貫禄オードリーを色々比較した特集。

 この時オードリーは「おしゃれ泥棒」が11/12公開、ジュリーは「引き裂かれたカーテン」が10/22公開という同時期で、この号でも新着映画紹介で2作品とも紹介されています。

 さらにオードリーには「いつも2人で」、ジュリーには「ハワイ」「モダン・ミリー」がそれぞれ待機中。
 そんな2人の特集となっています。

 まずオードリーは目次のイラストで登場。直木久蓉さんという方の絵だそうです。

 続いては20世紀フォックスの宣伝。「おしゃれ泥棒」よりも先に公開される「ミクロの決死圏」と「天地創造」の方が大きくあしらわれています。(一番上の画像)

 その次はいよいよオードリーvsジュリー。カラーグラビアで右にオードリー、左にジュリーで並べられています。

 オードリーは「おしゃれ泥棒」でデイヴィス・リーランドとマキシムでディナーを食べるときの美しいグリーンのジバンシィを着ています。
 ジバンシィでグリーンというと、他には「パリで一緒に」冒頭のグリーンのスーツが思い浮かびますね。

 次は緑色で刷られたモノクログラビアページ。
 先にオードリー、次にジュリーという順番で作品を紹介しています。

 「おしゃれ泥棒」の作品紹介が見開きでまずあるのですが、この号での新作公開映画の紹介はこの「おしゃれ泥棒」がトップです。

 めくると「おしゃれ泥棒」の場面集。さっきが宣伝写真だったのに比べて、こっちは本当に映画のシーンが載ってます。

 そして左端には「映画の友 秋の増刊 オードリイ・ヘップバーン全集」が10月中旬に発売だよー!っていう案内。
 この「オードリイ・ヘップバーン全集」はオードリーの特集号の雑誌としては最高傑作のもの!素晴らしい出来に仕上がっています。

 さらにめくると、今度は撮影が終わったばかりであろう「さすらいの二人」(「いつも2人で」の公開前の仮題)の画像集。
 映画のシーンも撮影スナップも、今となっては珍しい画像で構成されているのが嬉しいところ。

 その次のページからはジュリーの作品が紹介されています。

 次にオードリーが出てくるのは本文ページ。
 オードリーの大ファンでもある南俊子さんがオードリーとジュリーのことを書いてくれています。

 ここで面白いなと思ったのは、“ジュリーはおとぎ話の主人公を演じても、まるで現実のように信じこませてしまうし、オードリイにふれると現実さえ、まるで魔法の杖の一振りにあったように、ロマンティック・ムードと化してしまう。” という部分。

 なるほどなーと思いました。
 あと、さらに当時は引っ張りだこのジュリーはギャラが120万ドルになったことも書かれていました。

 以上でオードリーvsジュリーの記事は終わりです。当時は「マイ・フェア・レディ」のこともあって、オードリーとジュリーはよく比較されていたみたいです。

 オードリーがオファーを断った作品で「卑怯者の勲章」とか「ハワイ」とかもジュリーが演じてますしね。
 この号では載っていませんが、「ハワイ」は元々オードリー主演のフレッド・ジンネマン監督で考えられていたようです。「尼僧物語」コンビですね。

 なお、オードリーとジュリーですが、その後の1967年5月号の「映画の友」最後の人気投票の結果はオードリーが1501票で他の男女優を引き離して1位、ジュリーが975票で2位になっています。(男優1位は786票でアラン・ドロン)

 その時の「映画の友」では批評家たちの対談が載っているのですが、オードリーの1位は「おしゃれ泥棒」が良かったということなのですが、ジュリーは “作品が悪いもの。” “イメージを狂わせた。”とバッサリ斬られています。
 確かにジュリーファンは「引き裂かれたカーテン」や「ハワイ」なんかの方向は望んでいないだろなーと。

 アメリカでは「ハワイ」も「モダン・ミリー」も大ヒットしましたが、その次の「スター!」から大コケ。

 日本ではもう「引き裂かれたカーテン」からコケ始めたようで、「ハワイ」や「スター!」などは大コケした模様。

 オードリーのファンってジュリーも好きな人が多いような気がします。僕もそうですし、他にもオードリーのコレクターさんもジュリーがお好きでした。

 オードリーとジュリー、二人ともとても清潔感に溢れてますもんね。直接知らなくても、人柄がにじみ出ているのが共通していました。

 そしてオードリーとジュリー本人同士も、本を贈りあったりクリスマスを一緒に過ごしたりするような仲の良い関係だったようです。

 なのでジュリーは「サウンド・オブ・ミュージック」以降、なかなか作品に恵まれなかったのが可哀想です。
 日本ではDVDにすらあんまりなってませんし、日本未公開作品も多数。ジュリーファンは悲しいでしょうねー。

 ちなみに「公衆の眼」という作品があり、オードリーに最初オファーが行きましたが断られ、次にジュリーに行って撮影予定だったのですが結局流れてしまいました。

 結局その作品は後にミア・ファロー主演で「フォロー・ミー」という作品になっています。 

 他には “お金について 百万ドル女優の意見” という本文記事で再度オードリー登場。
 ここでは当時の出演料が1本で100万ドル(当時の3億6000万円、現在の約36億円)越えという、当時世界で5人しかいなかった女優のお金の使い道を書いた文章で登場します。

 その5人とはオードリー、エリザベス・テイラー、ソフィア・ローレン、ジュリー、そしてドリス・デイです。
 日本だとドリス・デイが意外ですね。

 「映画の友」誌は通販もやっていたのですが、ブロマイドと、キャビネ版ポートレートのところで今月はオードリーが出てきてます。写真はいずれも「おしゃれ泥棒」のもの。

 ブロマイドは3枚1組で100円、ポートレートは2枚で120円となっています。ポートレートは他の号とかのと組み合わせて2枚で買えたようです。10倍すると、大体今ならいくらかわかりますね。

 作品別のキャビネ写真も3枚1組120円で売ってたみたいですが、「マイ・フェア・レディ」や「ローマの休日」そして「サウンド・オブ・ミュージック」がA・B集と2種類しか無いのに、「シャレード」はA・B・Cと3種類もあります。当時いかに「シャレード」の人気が高かったのか、というのがわかります。

 この作品別で「シャレード」を上回る4種類あるのは、ここに載っているのでは「荒野の七人」と「ウエスト・サイド物語」だけみたいです。
 「ティファニーで朝食を」や「パリで一緒に」などは1種類だけのようです。

 この号のオードリー以外では、大人気だったアラン・ドロン、めきめき人気を上げてきたスティーブ・マックィーン、ポール・ニューマンら、70年代にも引き続き大活躍するスターが載っています。

 オードリーの共演者だったアンソニー・パーキンスやジョージ・ペパードといったオードリーと共演した人気男優たちもカラーグラビアでいますが、同じくカラーに載ってる女優のミレーヌ・ドモンジョやクラウディア・カルディナーレ、アン・マーグレットなどと共に、70年代には若い人には縁遠い人たちになってしまってますね。

 撮影中のものとしては、神戸や姫路城でロケされたショーン・コネリーの「007は二度死ぬ」や、「ロシュフォールのお嬢さん」(後に「ロシュフォールの恋人たち」に改題)が掲載。

 「ロシュフォールの恋人たち」でオードリーに最初オファーされた役を演じるフランソワーズ・ドルレアックもまだ存命ですし、カトリーヌ・ドヌーヴは60年代よりも70年代前半でむしろ人気でしたね。

 昔の雑誌を開くと、人気のある俳優さんの栄枯盛衰を見ることが出来ます。
 そう考えると、いまだに映画雑誌に載り続けるオードリーってやっぱり凄いですよねー。


★「おしゃれ泥棒」50周年記念!1966年初公開時関連記事
 ・パンフレット 東宝版
 ・パンフレット 一般版
 ・パンフレット 20世紀フォックスタイアップ版
 ・チラシ
 ・ポスターAタイプ
 ・ポスターBタイプ
 ・立看
 ・プレスシートA&B
 ・プレスシートC(冊子タイプ)
 ・日本版サントラレコード
 ・原作本  


2016年11月08日

「オードリー・スペシャル '91」チラシ&前売券

 とうとうこれで、アップされた記事が900になりました!

 前にも書きましたが、今年はいろんなオードリー作品の日本でのメモリアル・イヤーです。

 ・「戦争と平和」公開60周年
 ・「ティファニーで朝食を」公開55周年
 ・「初恋」日本初公開50周年
 ・「おしゃれ泥棒」公開50周年
 ・「エクスラン・ヴァリーエ」撮影&放送45周年
 ・「ロビンとマリアン」公開40周年

 他にも日本公開されませんでしたが、「ニューヨークの恋人たち」は米国での公開35周年ですし、英国時代の初期作品のほとんどが撮影&公開65周年に当たります。

 そして、それらをリアルタイムではほとんど知らない僕らでも、オードリーの80年代後半〜90年代前半の再ブーム時のことははっきり覚えています。

 85年「噂の二人」という渋い作品から始まったオードリー作品のリバイバルは、あっという間にオードリーのブームを引き起こし、「尼僧物語」「許されざる者」を除くオードリー全盛期の14作品が次々とリバイバルされました。

 今回紹介している「オードリー・スペシャル '91」チラシですが、もちろん1991年のもの。
 これも公開から25周年になりますね。

 85年からずっとオードリー作品をリバイバルしていた日本ヘラルド映画(その後角川映画に吸収される)が、最後に権利を手に入れた「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」を公開したのがこの1991年でした。

 この「オードリー・スペシャル」はその3作品を上映するために組んだプログラムです。

 もっとも、「暗くなるまで待って」は87年に元々の権利元のワーナー・ブラザーズからもオードリーの再ブームに便乗してリバイバルされており、そのためこのチラシでもわかるように大阪では「暗くなるまで待って」の上映は外されています。

 このチラシのバックの画像を見れば、新しい3作品に交ぜて上映するために、既にヘラルドが権利を持っていた「麗しのサブリナ」「パリの恋人」が準備されていることがわかります。

 それらの画像を↓下で大きく載せますので、何の作品か当てていってください。全作品当てられたら、あなたはオードリー通中級です。

 これら5作品から日本全国の各映画館が自由に選んで上映出来たようです。

 なので映画館によって上映作品はまちまちですし、91年ではなく、92年になってから上映された所もありますので、同じチラシでも他の映画館では「オードリー・スペシャル ’92」となっているものもあります。

 チラシの裏は映画評論家の清水俊雄さんによる解説。
 そこではオードリーが91年4月にNYリンカーン・センターのフィルム・ソサエティから過去の実績に対して表彰されたことが載っています。
 アメリカなど全世界でもオードリーの作品が見直されて、人気がどんどん再燃しはじめた頃ですね。



 これで日本ヘラルドはオードリー全盛期の作品14本の権利を入手したので、それらを全国で2000年まで日本各地で上映していました。

 オードリーが1992年に余命あとわずかというニュースが世界で駆け巡った時にも、93年に亡くなった時にも、すぐに応援上映や追悼上映を出来たのは日本へラルドさんが権利を取っていてくれたおかげです。

 もし亡くなってから慌てて権利を取っていたのでは上映も遅かったでしょうし、権利を取るのも「ローマの休日」だけとか、そういう悲しい状態だったと思います。

 それが追悼時に間髪入れずほとんどの作品を見れたというのは、それまでにオードリー作品を選定して各映画会社から権利を取って…と尽力してくれた日本ヘラルドの担当者さんのおかげですよね。

 なお、この大阪版の日付を見ると本当に25年前の今くらいの時期だったとわかります。東京のおそらく銀座文化劇場ではもうちょっと早かったでしょうし、他の地方はもっと遅かったと思います。

 この大阪では

 9/14〜10/4「おしゃれ泥棒」
 10/5〜10/18「いつも2人で」
 10/19〜10/25「麗しのサブリナ」
 10/26〜11/8「パリの恋人」

 になっていますね。はじめての「おしゃれ泥棒」が3週間、同じくはじめての「いつも2人で」が2週間、85年から何度も上映している「麗しのサブリナ」が1週間、「パリの恋人」が2週間という上映スケジュール。

 僕もこれで久々の上映で「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」を見たと思います。
 というか、それまでその2作品を見たのは自主上映とかなので、本格的な映画館で見る、というのはこれが初めて!

 前売券も持っているのですが、全部が載っている9/14以前に買ったもの、そして「いつも2人で」上映中に買ったものの2種類ですね。

 後から買った方は「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」がマジックで消されています。ちょっと乱暴。

 下部に「梅田コマ・シルバー」って載ってる方は回数券なので、4作品とも見に行く気まんまんですね。
 でもさらに前売券を追加で買っているとは、「いつも2人で」や「おしゃれ泥棒」を2回以上見たのかな?

 「いつも2人で」を見に行った時のことはハッキリ覚えていますが、大阪のサウンドトラック・リスナーズ・コミュニケーションズ(SLC)という会社が限定版で売っていた「いつも2人で」のサントラCDが映画館でもパンフレットと共に受付で売られていました。

 この当時はまだ権利元のBMGビクターが「いつも2人で」のサントラCDを発売してない頃で、手に入る「いつも2人で」サントラCDとしては初めてのもの。
 かつて出ていた日本版レコードのジャケットを踏襲しており、他の国では無い稀少盤でした。
 BMGビクターがサントラCDを出したのは、結局オードリー没後の1993年でした。

 なので、僕は観に来ている他の人達に心の中で “買ってあげて〜〜〜!絶対いい曲だからっ!!” って叫んでましたね。

 ちなみにこの当時は映画館は予約制でも指定席でもなく早い者勝ち。
 なので、映画を見に行く時は15分前、オードリー作品だと最低でも30分前に行って並んでおかないと良い席では見れませんでした。なんせオードリーは大ブーム真っ只中!必ず行列が出来てましたし。

 「いつも2人で」はこのリバイバルで初めて左右が切られてない超横長のパナビジョンサイズ(シネマスコープサイズ→2.35:1)で見れました。
 それまでは、テレビ放映やLDや自主上映のテレビサイズ(4:3)でしか見たことがなかったので、左右を約半分に切られてしまっていた部分の情報量の多さに驚き&大感激していました。

 なぜかLDなどはオードリーとアルバート・フィニーが画面の左右に分かれる時にはフィニー側に寄せていたので、オードリーってこのシーンでこんなお茶目な顔してたんや!とか、あっ、カワイイ!とかカットされていた美しい緑の湖のほとりなどに発見があって、本当に嬉しかったものです!

 …とまあそんなことを思い出してしまう25年前のチラシ&前売券なのでした。
  


2015年03月29日

「おしゃれ泥棒」1971年リバイバルチラシ ヴァリーエ版

 またまた長い間が開いてしまい、申し訳ありません。m(_ _;)m
 ちょっと仕事など色々な事情で更新出来ませんでした。

 さて、今年の午前十時の映画祭にはちょっと呆れ返っています。
 オードリーからはまた「ローマの休日」!

 もちろん稼げるから、なのでしょうが、10年・11年・13年・15年では有り難みがもう完全になく…。
 今年は上映期間が1週間と2週間の作品があるのですが、「ローマの休日」は上映のし過ぎで年々客足も衰えてきてるのだと思いますが、1週間の短い方です。
 「ローマの休日」の濫発は作品のためにもオードリーのためにも、本当にやめて欲しいです。
 申し訳ないですが、今年の午前十時の映画祭はオードリーファンとしては応援出来ません。

 さて、今日は「おしゃれ泥棒」の1971年リバイバル時のチラシの紹介です。

 これ、実は以前にも紹介しています。その時は東京での上映のメイン館スカラ座でのチラシを紹介しましたが、今回は地方版の紹介です。

 なぜわざわざ再度紹介するかというと、こちらにしかない貴重な「エクスラン・ヴァリーエ」の紹介があるから。
 前回スカラ座チラシの紹介時には持ってなかったんですけど、その後手に入れました。(^-^

 僕のは “7月24日ロードショウ公開” とスタンプされている広島ピカデリーのものです。
 一緒に割引券も手に入ったのですが、そちらは同時上映の 「ソング・オブ・ノルウェー」という聞いた事も無い作品のもので、かなり残念。

 そこに広島ピカデリーの上映時間が載っていて、「おしゃれ泥棒」が10:30/3:10/7:40、「ソング・オブ・ノルウェー」が12:40/5:25になってます。

 なんと!上映回数からすると「おしゃれ泥棒」がメインやん!それならビジュアルも「おしゃれ泥棒」にして欲しかったなー…。

 さて、表は「おしゃれ泥棒」ならなんといっても絶対このビジュアル!っていう鉄兜オードリー。
 この少し横を向いた鉄兜オードリー(もちろん顔の左側を見せている)でないと「おしゃれ泥棒」の感じが出ません。

 本当に日本の20世紀フォックスさんは、66年の初公開時でいきなり、世界最高峰の「おしゃれ泥棒」のビジュアルを出してしまったんですね!
 未だにこれを超える「おしゃれ泥棒」のビジュアルデザインは世界には存在しません。
 これを考えた当時の日本のグラフィックデザイナーさんは本当に凄い!と思っています。

 さて、そこまで完成されたものなので、71年リバイバルでもこのチラシのメインビジュアルは同じ。
 66年初公開時と比べると、枠が角丸になったのと、初公開時には右下に小さくいたピーター・オトゥールも省かれて、オードリーだけになったことが変更点。
 あと、パンフレットもそうでしたが、66年時よりも唇の色がナチュラルに着色されています。

 さて、東京のスカラ座リバイバル公開時(1971.5.22)には、撮影は奇しくも前日に終わってたけれども情報はまだ完全に極秘だったであろうオードリーの「エクスラン・ヴァリーエ」。

 でも地方で「おしゃれ泥棒」が公開される7月頃には一斉に情報が解禁になって、“オードリーがCMに出る!”ということが大変な話題になっていただろうと思います。

 何といっても「暗くなるまで待って」以降映画界を引退してしまったかのようなオードリーが世界で初めてテレビCMに出る!しかも日本のためだけに!ということがもうセンセーショナルですよね。
 僕が当時オードリーファンで、それをリアルタイムで知ったら“うわーっ!!”ってそれこそ「踊り明かそう」ワールドに突入していたと思います。

 なので、地方版のチラシには、東京版になかった「エクスラン・ヴァリーエ」の記事が後刷りで右下に黒一色で追加されています。
 組版で後刷りという当時のアナログな印刷技術でのため、位置などは全然元と合っていませんが、それでもこの記事を載せる、ということが、「エクスラン・ヴァリーエ」にオードリーが出演するということがどれだけ驚きをもって迎え入れられたのかがわかります。

 「エクスラン・ヴァリーエ」があることで、「おしゃれ泥棒」もさらに地方での入りが良かったんじゃないかな?と想像しています。

 オードリーの新しい話題がなかった配給元の東宝さんからしたら、まさに棚からぼた餅的話題作りだったということですよね。
 でももうちょっと早く、東京公開時には話題が欲しかったかも(笑)。

 次の「パリで一緒に」72年リバイバル(松竹系)ではもう公開前のプレスシートに「エクスラン・ヴァリーエ」のことがしっかり載っています。

 さて「エクスラン・ヴァリーエ」に出るまでは、もうオードリーも40才代に入ってるし、すっかり老けたんじゃないか、などと言われていたんですが、「エクスラン・ヴァリーエ」での若々しさでそんな声を完全に黙らせてしまったのはお見事でした。

 当時の雑誌「スクリーン」でグラビアが載った時のキャプションが “テレビCMでますます若返るオードリー・ヘプバーン” だったことからも、日本の当時の人たちがオードリーの若さに驚いていた様子が伺えます。
 今と違って、当時の40代はもうすっかりオバサンだったはずですしね。ウエストも相変わらず細いまんまで、プロポーションが全然崩れてないオードリーは驚異だったと思います。

 でもオードリーにとっても、これが最後の若いオードリーになりました。次にオードリーに会えるのは4年後に中年の悲哀を演じた「ロビンとマリアン」(撮影は1975年夏)ですしね。

 でも当時はファン雑誌的な映画雑誌が「スクリーン」しかなかったのがもったいないですよね。「映画の友」は1968年に廃刊、「ロードショー」は1972年からなので、「エクスラン・ヴァリーエ」を見れるのは「スクリーン」以外では当時の女性雑誌くらいです。

 このチラシや当時の記事では、CMを作成した博報堂からの情報(おそらく)で、“衣装はすべてオードリーの専属デザイナー、ジバンシーによるものです。” などと書かれていますが、今では「エクスラン・ヴァリーエ」の衣装は主に、当時オードリーが住んでいたローマのヴァレンティノ・ガラヴァーニの物であったとわかっています。

 突飛な衣装も作るヴァレンティノですが、オードリーがチョイスしたものは “ジバンシー作です” で通ったくらい、ナチュラルな物が多かったです。
 ただし、馬車で使用した金と赤のドレスは、やっぱりヴァレンティノらしい尖った感が出てますが…。

 さて、同時に公開前の「スクリーン」に載った20世紀フォックスさんの広告も載せておきます。
 “圧倒的なみなさまのご熱望がこの3大傑作を呼びかえしました。近日日本大公開!” とのコピー通り、きっと「おしゃれ泥棒」をもう一度見たい!という要望が高かったのでしょう。

 今と違って、リバイバルかテレビ放映でもない限り、好きな作品が見れなかった時代です。録画用VTRも当時はNHKですら大河ドラマや連続テレビ小説も残してないほど高価だった時代。
 66年初公開時大ヒットした「おしゃれ泥棒」ですから、人気も高かったのでしょう。なお、テレビ初放送は1975年までさらに待たされる事になります。

 「おしゃれ泥棒」以外では「ミクロの決死圏」「素晴らしきヒコーキ野郎」が載ってますが、扱いが一番大きいのは「おしゃれ泥棒」。
 オードリーが珍しく右側からの顔になってますが、これは裏焼きではありません。本当に貴重ですね。
 嫌がる右側からわざわざ撮らせたとは考えにくく、たぶんこれは宣伝写真ではなく、映画からの直接のシーンなんでしょう。

 ここでのキャッチコピーは “ロマンチックなパリのムードが、オードリーの素晴らしい魅力が、あなたの心を盗みます” になってますが、チラシでは定番の “パリです オードリーです 世界の恋人です 100万ドルをシックに盗みます!” に戻っています。

 メインビジュアル共々、キャッチコピーも最初から100%完成されてたんですね。当時のコピーライターさんも凄いです!
 本当に当時のグラフィックデザイナーさんやコピーライターさんにお話を伺いたいです。

 それと、1971年というと、世間が「おしゃれ泥棒」のメイクに追いついてきた頃。
 日本でも当時活躍していた歌手の方が「おしゃれ泥棒」のような縁取りアイメイクやつけまつげをしています。

 「おしゃれ泥棒」初公開の66年には “派手なメイク!” とビックリした人も、71年頃には違和感無く、むしろ “なんて新しい!” と見れたんではないでしょうか。
 当時出ていたレコードジャケットなどでも、オードリーは「おしゃれ泥棒」が最も多く使用されていました。一番時代に合っていたんでしょうね。

 なお、この鉄兜型の帽子が印象的な「おしゃれ泥棒」ですが、衣装はわりとオーソドックスで、現代でイメージされる “60年代風ファッション” 的な物はむしろ次の「いつも2人で」で顕著になります。
  


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2012年08月10日

「おしゃれ泥棒」1966年初公開時立看ポスター

9月の“午前十時の映画祭” 「シャレード」「麗しのサブリナ」:シネプレックス小倉、松江SATY東宝 島根、鯖江アレックスシネマ 福井です。

 これは1966年初公開時の「おしゃれ泥棒」の立看ポスターです。

 でも、B2ポスターでもそうだったように、おそらく71年のリバイバルでも同じ物が使われたんだと思います。よく出回ってますもんね。

 66年からたった5年でのリバイバル。それだけこの作品が人気があった証拠ですよね!
 1966年公開の外国映画でも興行成績(配給収入)第6位の大ヒットでしたし、オードリー映画としても1967年4月くらいのデータで「マイ・フェア・レディ」「ローマの休日」「戦争と平和」「シャレード」に次いでの成績でした。

 20世紀フォックスさんの逸話が載ってましたが、「おしゃれ泥棒」初公開時の66年当時は、オードリーの人気の頂点を極めた「マイ・フェア・レディ」も上映が終わり、ジュリー・アンドリュースの「サウンド・オブ・ミュージック」が一世を風靡していた時代。
 “もうオードリーの時代は終わったのに…。”などと外野で言われたそうです。

 でもなんと言われようとも、キャッチコピーは“パリです!オードリーです!世界の恋人です!100万ドルをシックに盗みます!”でオードリーを全面に押し出して売りまくったそう。

 同時期にヒッチコック監督&ジュリー・アンドリュース主演の「引き裂かれたカーテン」も来たので、ウィリアム・ワイラー監督&オードリー・ヘプバーン主演の「おしゃれ泥棒」と色々当時は雑誌でも比較されたようです。

 結果的には「おしゃれ泥棒」のオードリー圧勝。作品もオードリーもファンには今に続くまで高く評価されており、オードリー映画でも題名の有名な作品の1つになってますよね。邦題の付け方もずば抜けてうまいし。
 スクリーンのファン投票では、67年にオードリー映画では最高位の2位を取ってますね。

 僕もオードリー作品の中でも大好きな1本です!なんか一定のサイクルで見たくなるんですよー。

 そしてオードリーを知らない人に見てもらう、まず最初の作品に決めているのがこの「おしゃれ泥棒」!

 女性だと、まず間違いなく“おもしろかった!オードリーかわいいっ!!”ってなりますよね。男性でも、スリルもあって笑いもある内容は気に入ってもらえるんですよねー。そうすればシメたもの。
 「おしゃれ泥棒」から入れば、どの時代のオードリーも年を感じずに、違和感なく見ることが出来るようになります。そしてどの時代のオードリーも気に入ってもらえるんですよ~!(^^

 そういう、オードリー入門編的な役割も僕の中では果たしてくれてるんですよね。「おしゃれ泥棒」さまさま(笑)。
 こないだも、“オードリーの映画が見たい!”っていうオードリー初心者の20代女性3人に、最初は「おしゃれ泥棒」から見せて、大好評!

 この作品のオードリーを評して、なんとなく気が抜けたよう…と言う人もいるんですけど、「マイ・フェア・レディ」で全力投球だったのに、ひどいバッシングを受けたオードリーには、これくらいのユルイ感じの気分転換が、その後も女優を続けるには必要だったのだと思ってます。

 撮影時のエピソードでも、「マイ・フェア・レディ」ではピリピリしてたのに、「おしゃれ泥棒」ではウィリアム・ワイラー監督が呆れるくらい、共演のピーター・オトゥールと笑い転げてたそうですし。
 きっとオードリー的には「おしゃれ泥棒」撮影は楽しい思い出ばかりだったでしょうねー。

 ここでリフレッシュできたからこそ、続く「いつも2人で」と「暗くなるまで待って」という女優魂の頂点のような傑作2本であれだけの演技が出来たんじゃないかなーと勝手に解釈しています。

 それと、最近またこの「おしゃれ泥棒」の画像が表紙やポスターになることが多いですよね!
 2000年前後から、アイメイクが濃くなってきたので、「おしゃれ泥棒」の画像が時代とまたマッチしてるんでしょうね。

 2004年のオードリー展のポスター、写真集「the audrey hepburn treasures」、そして今年秋に発売予定の「Audrey The 60s」もそうですね。
 「おしゃれ泥棒」のビジュアルが大好きな僕としてはめっちゃ嬉しい!
 でも、同じような髪型・メイクの「いつも2人で」もたまには使ってほしいなぁ…。(^^;;;

 さて、この立看はB2ポスターと同時に使うこともあるためか、強烈な印象を残す鉄兜オードリーは使ってないですね。
 でもオードリーを大々的に押し出しているのは変わらないですよね。相手役は「アラビアのロレンス」でこれまた当時大人気のピーター・オトゥールだったのに!です。

 いかにオードリーに興行価値があったかということですよね。日本では連続してマネー・メイキングスターのトップを独走していたことが、「暗くなるまで待って」のパンフでも書かれていましたし。

 それも、オードリーの作品はハズレがない!という絶対の信頼がファンにも批評家にも興行関係者にもあったからこそですよね。
 当時の人気女優が一瞬オードリーに迫ったとしても、数年で消えてしまうのは、やっぱり続く作品に良い物が無いからなんでしょうね。
 改めてオードリーの偉大さにビックリします。

お気に入り度:★★★★(「おしゃれ泥棒」物って好きなので)
  


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2009年11月09日

DVD発売記念!「おしゃれ泥棒」スチール集 その3

 さて、今回で最後の「おしゃれ泥棒」のスチール集です。
 


















































 防犯カメラのある現代では、決して出来ない泥棒の方法ですけど…のんびりしていて、オードリーとピーター・オトゥールのこの映画でのキャラにも合っていて、やっぱり好きです、「おしゃれ泥棒」!
















「おしゃれ泥棒」スチール集1
「おしゃれ泥棒」スチール集2
「おしゃれ泥棒」スチール集3

  


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2009年11月07日

DVD発売記念!「おしゃれ泥棒」スチール集 その2




 さて、今回も「おしゃれ泥棒」「昼下りの情事」80周年記念DVD発売記念ということで、「おしゃれ泥棒」のスチール写真集をお送りします。





 ←このマキシムでのディナーで着ている、オードリーのグリーンのスーツ、僕は好きなんですけど、あんまり画像ってないですよね。

 それと、僕の持っているスチールでは、次の鑑定にサインしてしまうシーンでのレモンイエローのスーツの画像が1枚も無いです。

 昔100枚持ってたときは、ジャガーの上でポーズをとるレモンイエローのオードリーとピーター・オトゥールの画像がいっぱいあったんですけどね~…。
 手放すなんて、ホンとバカですよねー。(^^;;;





























 →右端の画像は裏焼きなんです。
オードリーのコートの合わせが逆になってます。髪型も逆ですよね。






 ←このシーンでの
“なんでこんな格好…。”
“ジバンシィが休める。”
のセリフもおかしくって大好き!

 掃除婦の格好も、涙ウルウルしてるのもキュート!なオードリー。

 ではでは次回をお楽しみに。


「おしゃれ泥棒」スチール集1
「おしゃれ泥棒」スチール集2
「おしゃれ泥棒」スチール集3


  


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2009年11月05日

DVD発売記念!「おしゃれ泥棒」スチール集 その1

 6日に、いよいよ生誕80周年記念DVDが20世紀フォックスさんから出ます。
 なので、それに合わせて、今回は「おしゃれ泥棒」のスチール写真を紹介します。

 この「おしゃれ泥棒」と「昼下りの情事」の売り上げが、もしかしたら幻のオードリー作品の発売を左右するかもしれないので、僕としてはぜひぜひ売れて欲しいですねー!

 昔持っていたFOXスクリーンフレンドで買った100枚組のには負けますけれども、今回紹介するのは、その後大阪で買った六つ切りサイズのと、オークションで手に入れたキャビネサイズのです。

 ←まずはこの画像。オードリーと警備員との画像ですが、これは本来カラー写真。
 いまだにオードリー写真集では全世界で1.2を争う出来の「映画の友 オードリイ・ヘップバーン全集」にカラーで収録されています。

 →こちらは日本では「おしゃれ泥棒」と言えばこれ!の有名な画像。

 全世界でも、この画像を使った日本のデザインに勝てる「おしゃれ泥棒」のイメージは無いと思っています。

 ←こちらも本来カラーの画像。
 これ、オードリーのふくらはぎのあたりに黒い傷があるのがわかります?

 この画像、映画初公開時のパンフのも既に傷があるんですけど、これも唯一「映画の友 オードリイ・ヘップバーン全集」でのみ傷の無い状態のカラー画像を見ることが出来ます。
 もしや“映画の友”誌が、FOXに借りたこのポジに傷を入れてしまったんでしょうかね?




















 ←この「おしゃれ泥棒」のボネ家はいったいどこにあるんでしょうか…。知りたいですねー。





















 →“盗難車なんか運転できないわ!”
“でも構造は一緒さ。”

“怪我は治ったようね”
“イタタタタタ…”
“腕が反対ですけど!”
“痛みがこっちに広がってるの。”

このあたりの会話が面白いですよねー(笑)。
この時乗っているジャガーは、本当にカッコいい!です。






















 ←デイビス・リーランドに初めてオフィスで会うシーンの撮影。
 オードリー演じるニコルはNATOでコンピューターを扱っているOLという設定。
 ですが、このシーンは撮影されたものの、実際の映画ではカットされてましたよね。

 衣装からすると、このシーンの後にニコルが初めて美術館に行くシーンが続くんでしょうか。

 ではでは、次回に続きます。


「おしゃれ泥棒」スチール集1
「おしゃれ泥棒」スチール集2
「おしゃれ泥棒」スチール集3


  


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2009年07月25日

「おしゃれ泥棒」リバイバル 三越映画劇場チラシ 名古屋版

 さて、今回も引き続き名古屋の星ヶ丘三越の中にある、三越映画劇場でのオードリー映画上映時のチラシです。今回は「おしゃれ泥棒」。

 よくはわかりませんが、名古屋ではこの三越映画劇場が、当時の日本ヘラルドのクラシック映画のリバイバルを一手に引き受けていたんでしょうかね?
 他の名古屋の劇場でオードリー映画を上映、というのをあんまり聞かないんですけれども。
 もっとも本家の配給会社がリバイバルした「戦争と平和」と「暗くなるまで待って」(ともに87年リバイバル)は違うかもしれませんが。

 さて、これは日本ヘラルドが1991年、最後に権利を取ったオードリーの3作品「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」を三越映画劇場で連続上映したときのチラシです。

 直接三越映画劇場さんに伺いましたが、この「おしゃれ泥棒」が1992年3月14日から上映で、3週間交替で「いつも2人で」「暗くなるまで待って」と続いたそうです。
 いや~、いいですねー!僕もこの3作品を今連続上映してくれたら、絶対行きますって!

 この3作品のチラシは、前回の「緑の館」のチラシみたいに、モノクロ画像を墨で刷って、文字部分でもう1色、っていう色使いじゃなく、カラー画像の2色分解の印刷。

 これが嬉しいですよね~!中でもこの「おしゃれ泥棒」は出色の出来!!!同じ三越映画劇場での88年「パリの恋人」のチラシと同じ色使いなんですけど、緑とピンクという、一見合わなさそうな2色が見事にマッチ!

 このおなじみ鉄兜オードリーの画像(おそらく復刻版パンフの表紙から持ってきたもの)の斬新さともピッタリで、オードリーの唇のピンクと瞳のグリーンとがこの画像をさらに引き立てています!

 当時はアナログ製版の末期。おそらくデザイナーさんが“この画像のシアンの成分をグリーンで、マゼンタの成分をピンクで刷ってください。”って製版屋さんにたのんだんでしょうけど、2色掛け合わせの部分はどうなるか、仕上がってくるまでわからなかったはず。

 「パリの恋人」で一度この色使いの実績はあったものの、これだけ素敵に仕上がるなんて、デザイナーさんも予想外だったのではないでしょうか?きっと本人もお気に入りの1枚になったと思いますよ~!

 裏も出来合いの「緑の館」と違って、きちんとレイアウトされたもの。こちらもカッコよく仕上がっています。

 続く「いつも2人で」と「暗くなるまで待って」がぐーんと見劣りするくらい、この「おしゃれ泥棒」のチラシの出来がいいです。

お気に入り度:★★★★(綺麗ですよね~!)
  


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2009年01月24日

2枚組「おしゃれ泥棒」オリジナル・サウンドトラック新盤!

 今日は、こちらに来ていただいているまるさんに、発売されているのを教えていただいた、「おしゃれ泥棒」(HOW TO STEAL A MILLION)のオリジナル・サウンドトラックの新盤の紹介!
 発売元はINTRADA社。

 いやいやいや、こんなのが発売されたんですね!2枚組で、同じジョン・ウィリアムズ作曲の「独身アパート」とのカップリング。(両作品とも名義はジョニー・ウィリアムズ)

 そしたら「おしゃれ泥棒」は今までドイツのTSUNAMI社から出ていたものと同じ?
 と思うとそうではなくって、なんと2枚目には「独身アパート」だけじゃなく、「おしゃれ泥棒」のフィルム・レコーディングがっっっ!!!

 なんとなんと、ジョン・ウィリアムズも師匠のヘンリー・マンシーニみたいに、発売したサントラと実際に映画で使った音楽とが違っていたんですね!そんなとこ、真似せんでええのに!
 もちろんフィルム・レコーディングの収録は世界初!

 1枚目の市販サントラの方も、今までのツナミ社の物と比べると音質が大幅に改善!耳に痛いほどのクリアな音になっています!
 う~~ん、こんなに高音質だったら、長年聴いてきたツナミ社のはもう聴くことはないでしょうねー。(^^;;;

 そして2枚目!音質は残念ながらかなりこもってるんですけど、これを入れてくれたことに感謝!
 ヘンリー・マンシーニと違って、まだジョン・ウィリアムズは存命なので、これを公にする許可をだしてくれたんでしょうね。

 映画そのものの音楽なので、これを聴くと、市販のサントラでは無かった、“あ、ここでサイモンがニコルにキスした!”“大統領から電話がかかってきた!”“物置を出た!”“ヴィーナスを取った!”とかっていうのが浮かんできます。

 で、さらに映画では採用されなかった音楽とかが聴けます。
 たとえば“鍵(The Key)”。映画を見ればわかるように、音楽があるのは物置の鍵穴から紐(?)を通してその先に鍵を付ける後半部分。鍵そのものを取る前半部分には音楽がありません。
 でもジョン・ウィリアムズはその前半部分にも音楽を作っていたんだ!とかっていうのがわかります(“Locked in”という曲)。

 他には、突然アメリカ南部的なジャジーな音楽が!一瞬アレックス・ノースの「欲望という名の電車」が思い浮かびましたよ~。
 “えっ、なんじゃコレ?”って調べると、曲名は“リッツ・バーでのニコル”。場面的には変装した(?)ニコルがサイモンに盗みの相談を持ちかける時のみたいですけど、映画では不採用。

 うーん、確かにあの場面にコレはないですねー。(^^;;;
 だって一応舞台はパリだし、オードリーのニコルだってパリ生まれのパリ育ちという設定。
 いくら有閑マダム風の変装をしてたって、そこへアメリカ南部的音楽は無いでしょう。

 あとエンドタイトルの音楽も映画とは最後が違います。 

 でも市販サントラは28:02、2枚目の本当のサントラが26:54。これってわざわざ2枚に分割しなくても、「おしゃれ泥棒」だけで1枚に収録できると思うんですけどねー。
 まあ2枚組と言っても値段は1枚分くらいなので、そこに不満はないんですけど…。
 音質があまりに違うので分けたのかな?

 ライナー・ノートは「独身アパート」も込みですが、オールカラー24pの豪華版!でも「おしゃれ泥棒」の画像は珍しいものはなく、映画直撮り画像ばかりでした。

 日本では、アマゾンやHMVではまだ扱ってないようですが、サントラに強いタワレコ(↓下のリンクでどうぞ)やすみやさん(←左の楽天から入ってください)では既に取り扱いが始まっています。全世界でたった2500枚だけの限定プレスのようなので、世界に数多くいるジョン・ウィリアムズのファンも狙うでしょうし、買おうと思っている人はお急ぎを!

オススメ度:★★★★★


★数量限定!new★数量限定!【70%OFF】(CD)おしゃれ泥棒/独身アパート/John Williams  


Posted by みつお at 16:00Comments(2)おしゃれ泥棒サントラCD