2017年03月06日

ついに「いつも2人で」本当のサントラが発売されます!



 ブログを読んでいただいた方からメールをいただいて、教えていただきました!

 今年製作50周年にあたる「いつも2人で」の本当のサントラがついに発売されるようです!

 発売元はkritzerland。

 公式サイトにも既に掲載されています。こちら
 一部は試聴も出来ますよ。

 ああああ、ついについについに!!!
 待ちました!待ちましたとも!!「いつも2人で」の本当のサントラ!!!
 やっとやっと聴けるんですね!!!!(T▽T

 今まで不完全版ばかりを出しているkritzerlandなので、本当に全曲入っているのか心配なんですが…。
 シャンティイ城のチャカチャカ音楽は入っているのか??
 曲名を見ると無さそうでコワい…。

 限定1000枚、4月上旬発売です!
 買いますよ、絶対に買いますとも!!
 マンシーニなのにたった1000枚…。これは無くなるの早いんじゃないかなー。

 海外のサイトでも注文出来ますが、日本で注文したい!という方は、タワーレコードか ARK SQUARE などで入手が可能です。ただしちょっとお高め。


  


2016年12月26日

ブログ開設10周年にあたって 「いつも2人で」の画像とともに

 さて、今日はこの “オードリー・ヘプバーンといつも2人で” というブログを開設してから、ちょうど10年になります!

 今回はゲッティイメージズさんの無料画像から、僕の一番大好きな作品でありブログ名にもなっている「いつも2人で」のプールへどぼん!の連続写真と共に文章を読んでください。




 2006年12月26日に “日本初のオードリーパンフ!「ローマの休日」名古屋ミリオン座版” という記事でアップして以来、10年間オードリーの事だけを記事にして走り続けてきました。

 これだけ続けられたのは、こちらに来てくださる皆様があたたかいコメントをくださったからです!
 今ではカウント数も72万越え、頂いたコメントは1436!にもなります。ありがたいことです。

 いつもコメントで元気をいただいています。
 コメントをいただけると、また頑張ろう!って思います。





 特にお礼を言いたいコメントを頂いた方々に…(古いおつきあいの順で)

・カリンさん
 本当にもう15年以上のお付き合いになりますね!かつてあったtomoさんとMさんのサイトが懐かしいです。オードリー繋がりで出会ったのがそこでしたよね。今でもあればいいのに…と残念に思います。落ち込んでいる時でも、いつも僕を信頼して励ましてくださるカリンさん、本当に大事な大事な友人です。永遠のアリアーヌですね!あ、カリン劇場の新作待ってますよ!

・TYさん、tomoさん
 お二方とも、このブログ以前からのおつきあいでしたよね。最近はいらっしゃらないですけど、お元気でしょうか?またお二人の声を聞きたいです…(泣)。

・ゴマちゃんさん、えみさん、のび子さん、Blancaさん
 ブログ初期の、まだ誰もここを知らないような時にコメントを頂き、ありがとうございました!その時期に暖かいコメントを頂けたから走って来れたような気がします。今はみなさんどうしてらっしゃるのかなー…。

・まるさん
 初めてお越し頂いたのが2007/4の「いつも2人で」と「おしゃれ泥棒」が渋谷で上映される記事からですね。でももっと前からの知り合いのような気がします。というか、勝手に相棒的存在に思ってしまってます。(^^;;; オードリーに関してはまるさんと僕は感性がほぼ一緒なのが嬉しいです!まるさんの長文、大好物ですよ!楽しみに待っています!

・mengさん
 日本だけではわからないことを教えてくださって、いつもありがとうございます!世界を飛び回るmengさんの活動が羨ましいです。これからもオードリーのことでたくさん収集できるよう、また正しいオードリー情報を世界へ広められるよう、頑張ってください!あ、mengさんの美男子&若さも羨ましいです。

・りえさん
 りえさんのサイトで紹介していただき、ありがとうございます。ジェレミーってオードリーの共演者としては一番のイケメンじゃないかと思います。けっこう雑で大雑把な僕なのに、暖かく紹介してくださるのが嬉しいです。

・明智常楽さん(あるいはむらさきいもさん、あるいはいも源氏さん)
 何といっても70年代のオードリーファンクラブの会長さん!まさかお話し出来るとは思ってもみませんでした!昔のオードリーファンクラブの活動をお伺い出来るとワクワクします。それと色々オードリーグッズをいただき、ありがとうございます。最近はお身体大丈夫ですか?ちょっと心配しております。

・時雄さん
 僕がブログを毎日から時々アップに変える時に初めて書き込んでくださいましたよね。それ以降もちょくちょく。毎日ロムっていただいてると伺って嬉しかったです!今も見てくださっているかなー…そうだといいなあと思っております。またぜひ遠慮せずに書き込んでください!

・WHO-KOさん
 オードリーに関する鋭い指摘がいつも爽快でした。ご自身のブログをやめてからだいぶ経ちますが、どうなされてますか?

・おはぎさん
 おはぎさんとお話していたころは、コメント欄がとても活発で楽しかったです。僕の返しがへタッピなんでしょうねー。もしここを見てらしたら、またコメントいただきたいなーと思います。

・takeさん
 書き込んでいただく回数は少ないですが、僕が知らない情報をさらっと教えていただけて、本当に感謝しております。wikiでの間違いや追加までしていただいているのでありがたいです。また何かありましたら教えて下さい。

・Julie Poppinsさん
 ジュリーファンのJulie Poppinsさん、「マイ・フェア・レディ」の初公開時情報を詳しく教えていただいて、ありがとうございます!最近はお見えにならないですが、どうしてるかなーと気にかかっています。

・litvak74 さん
 「マイヤーリング」の最初のサイトを教えていただき、ありがとうございました!日本での劇場公開は嬉しかったですよね!それに僕が配給会社の方からの情報だったのに比べ、litvak74 さんは権利者の側のお話を聞かせていただき、とても興味深かったです。

・inagaraさん
 オードリー映画の詳細なロケ地を調べてくださって、ありがとうございます!ちょっと難しそうな作品までも!おかげで、今ではinagaraさんのサイトへ行けば、オードリーのロケ地を訪ねる事が出来るようになりました!

・FUMIさん
 オードリーの情報をいつも調べてくださって、ありがとうございます!今月号の「スクリーン」もFUMIさんのおかげで買い漏らさずにすみました!またビックリするような情報をお待ちしています。

・寝ても覚めても。さん
 UK旅行、残念でしたね。その後行かれたのでしょうか?寝ても覚めても。さんに教えていただいたWOWOWのドキュメンタリー番組 “ヘプバーンが本当に伝えたかったこと” は衝撃でした。またお越し下さい。

・べるりんさん
 最近はお見かけしませんが、お元気ですか?ちょっと寂しいです。今でも購入の際に僕のブログが一つの目安になっていれば…と思います。また元気な声を聞かせてください。

・hiroさん
 ついこないだもフランス旅行でシャンティイの歩き方まで教えていただきましたが、最初にいただいたコメントもパリマッチの件でしたね。その後も海外の雑誌に関して教えていただける事が多くて、インターナショナルなhiroさんは、ガラパゴスな僕には凄い!って感じです。これからもよろしくお願いします!

・KGさん
 オードリーの存命の頃から、オードリーのお墓参りの所まで教えてくださって、ありがとうございます!当時のオードリーファンがどんな感じだったのかっていうのは、周りにファンがいなかった僕にとっては、とても知りたい事なんです。最近はなにかありませんか?また聞かせてください。

・ヴェロニカ・ハメルさん
 最近は本当にヴェロニカ・ハメルさんに助けていただいてます。心折れそうな時にコメントをいただけると、それだけで嬉しくなります!ヴェロニカ・ハメルさんの、マイナーなオードリー作品にも万遍なく注ぐ愛情のまなざしにいつも驚かされております。そしてちょっと辛口めな所も好きですよ!

 他にも、nikoさん、イッチさん、天使のらくがきさん、入間洋さんなど、コメントをいただいてお世話になった方がいっぱいいっぱいいらっしゃいます。
 書ききれなかった方、大変申し訳有りません。またお気軽にコメントを頂けたら…と思います。

 みなさま、本当にありがとうございました!そしてこれからもよろしくお願い致します。m(_ _;)m
 あ、文章はまだ続きます。


(↓この画像は、枝の流れと、オードリーの抱き方で裏焼きだとわかる)



 実は、このブログの最初は準備して考え抜いてアップしたものではないんです。
 とりあえず記事を骨格だけ書いてみて、どんな風になるのか見てみようと思ったら、プログの使い方がわからなくてそのまま公開してしまった、ということなんです。

 文章も全然書いてなくて、慌ててあとからちゃんとした形にしました。

 この時は、“みつおの映画とオードリーのお話”(2002年開設)という、後の “おしゃれ泥棒、オードリー・ヘップバーン!”(2007年開設)という僕のオードリーの雑談ブログの元となる文章を書かせていただいてたTYさんのサイトにあったBBSで、間違えてアップしてしまって焦った気持ちを書いていました。


(↓これも裏焼き)



 元々は自分の持っているオードリーのパンフレット・プレスシート・サントラ・写真集の紹介のつもりでアップしていったんですが、パンフレットやプレスシートなどはもうほとんど紹介し終わっています。
 あ、「許されざる者」のプレスがまだだけど…。

 最初は毎日記事をアップしていました。
 始めはわりとあっさりめの文章が多くて短かったんですが、だんだん長くなってきましたね。

 そして文章が短いことと、以前からこういうことは書きたいなーと思う事が有って次々書けたので、ストックがいっぱいになりました。
 同じ作品や写真集などが集中しないように、だとか、この作品の記念日はこれだから…とかって順番も考えて予約投稿してました。

 でも後になればなるほど記事を書くのがしんどくなって来てストックもなくなり、とうとう2008年4月17日をもって毎日アップから時々アップに変えました。





 このブログを書いている時に自分で決めている事がいくつかあって、

・他の人のサイトから画像や文章をパクらない
・全ての人が過去の記事を全部見てくれるとは限らないので、重要なことは同じ事でも再度書く
・こちらに来ていただいた方に教えていただいた事は、その方に教えていただいた事を明記して書く

という事にしています。

 でも最初始めた時は、パンフレットや写真集にも限りが有るし、こんな10年も続くとは思ってませんでした!

 それに、やめてしまうと勝手に文章や画像が使われてしまうというのを目の当たりにしてしまったので、それも怖くてやめるにやめれません。(^^;;;





 このブログを始めてから、いくつかビックリするようなお話も来ました。

 まずはこちらでブログにもアップしましたが、2013年9月に、冬の「マイヤーリング」公開にあたって文章の依頼を受けた事!
 公式にオードリー作品の上映に関わる事が出来て、本当に嬉しかったです!
 これはブログをやってきて本当に良かったー!と思えたことでしたね。

 他にはテレビの取材と撮影のお話をいただいたこと
 僕が神戸なので、東京から取材に行くには遠くてこれは無かったことになりましたが。

 それと、オードリーをイメージキャラクターとして使おうと思っている会社から、オードリーのことでお話したいという依頼もありました。
 でもこれは会社を調べてみると、ちょっとマルチまがいっぽかったので、会う事自体お断りさせていただきました。





 でも十年もやっていると、年を取りますよね〜。

 10年って、オードリーなら「麗しのサブリナ」の10年後は「マイ・フェア・レディ」。
 「おしゃれ泥棒」からなら「ロビンとマリアン」。
 オードリーの初来日からなら、その10年後にはオードリーはもういません。





 僕が自分の年齢を考える時に、以前からオードリーの作品撮影時の年齢と比べる事が多かったです。
 昔は年上のお姉さんだったオードリーも、やがて “あ、今「ローマの休日」や” “今は「シャレード」や” とかって言う風にどんどんオードリーの方が年下になっていき、今や○○のオードリーも抜いてしまった!ということになってしまっています。

 それでは、いつまで続くかわかりませんが、これからもよろしくお願い致します!
  


2016年12月14日

「いつも2人で」弦楽四重奏用(弦楽合奏用)楽譜


 何度か記事の中で僕がヴィオラを弾いている事は書いてきましたが、今回は僕の持っている中から「いつも2人で」の弦楽四重奏用、あるいは弦楽合奏用の譜面(パート譜)の紹介。

 正確には「Henry Mancini for Strings VOLUME ONE」というものです。

 この楽譜ではヘンリー・マンシーニ作曲の11曲が入っており、その中の1曲に「いつも2人で」のメイン・タイトルがあります。
 他には「ピーター・ガン」「ピンク・パンサー」など。

(←1stヴァイオリンの譜面)

 編曲はウィリアム・ジン(William Zinn)という人なのですが、これがヒドい!

 こういう弦楽四重奏の曲集を買っていると、同じ編曲者の物が他にもあるのですが、総じて出来の悪い編曲がなされており、僕の仲間内ではこの人の編曲はアカン!ということになっています。

 まず、どの曲も原曲の香りがほとんど残っていません。この「いつも2人で」もしかり。
 そして演奏するとスッカスカの音の響きがします。

 なので譜面を買ったはいいけれど、この楽譜を使って演奏する事がありません。

 過去に何度か「いつも2人で」を演奏することがありましたが、全部音大の先生に別に編曲していただいた楽譜を使っています。
 なので、このウィリアム・ジンのは綺麗なままです。

(→2ndヴァイオリンの譜面)


 これは確か神戸楽譜で買ったかなぁ?
 もちろん1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス(ベース)の全譜面があります。

 ネットを検索すると、今でも手に入る所があるようですし、アマゾンではパート譜がバラ売りされてますね。

 ウィリアム・ジンが使用した原曲はオリジナル・サウンドスコア盤の7曲目に入っているインストゥルメンタル(メインタイトル)だと思います。

 なので、冒頭にピアノのリズムが入るのですが、これを1stVn(ヴァイオリン)と2ndVnのピチカートで処理しています。

(←ヴィオラの譜面)

 ピチカート、ご存知でしょうか?
 弦楽器の場合は普通は弓で弦を弾く(ひく)のですが、ピチカートは指で弾き(はじき)ます。

 この処理も実際この「いつも2人で」を弾いてみると、音が薄いのがわかります。

 楽譜を見ていきましょうか。
 1stVnは普通はリーダー(弦楽合奏だとコンサートマスター)が演奏します。ヴァイオリン自体、音色が美しく良く響きます。なので一番華やかで旋律が多いです。
 この譜面でもAの前半、C、Dと旋律を奏でます。

 2ndVnは1stVnのちょっと下を弾く事が多いですね。この楽譜ではBの後半が旋律になっています。

 Va(ヴィオラ)はヴァイオリンのちょっと大きい版。一般の人はヴィオラだけ見せられたら、絶対ヴァイオリンだと思うはずです。
 “ああ、座って弾くやつね。”とか言われる事もあります。それはチェロです!

(→チェロの譜面)


 音色も地味なので普段は縁の下の力持ちです。というか、いつもほぼ伴奏だったりします。
 でもそれじゃ1人で練習の時とかは面白くないので、この譜面ではAの後半に旋律が回ってきます。

 Vc(チェロ)は大きな楽器で、低音で曲を支えますが、音色は華やか。なので旋律が回る事も多い楽器です。
 人の大きさくらいのケースに入れます。弾く時にはパイプ椅子のようなものが必要です。

 弦楽四重奏を演奏しようとすると、チェリストを見つけるのが苦労します。なんといっても演奏者が少ないので。
 なのでチェリストはいろんな所から引く手あまたです。

 オードリーが「昼下りの情事」で演奏していたのが、このチェロです。
 この楽譜ではBで旋律を弾きます。

(←コントラバスの譜面)

 Cb(コントラバス)はベースとも言います。めっちゃ巨大です!椅子も高い専用の物が必要です。
 普通に移動は大変なので、トラックなどの輸送手段が必要になってきます。
 演奏者はチェロよりももっと少ないです。

 弦楽四重奏ではコントラバスは入りませんので、この曲集でもコントラバスを抜いて演奏出来るような編曲になっています。
 ベースを抜いてもいい曲っていうのは普通にクラシックでも多いので、これが可哀想だなーといつも思います。
 だって、本当は必要とされてない作曲or編曲、ということですもんね。

 なので、コントラバスの人は本当に必要とされている曲をお勧めします。シューベルトの「ます」とかオーケストラ曲とかね。

オススメ度:なし(使えません)
  


Posted by みつお at 12:00Comments(9)いつも2人でその他グッズ

2016年11月12日

祝!「おしゃれ泥棒」日本公開50周年!「映画の友」66年11月号


 今日は、「おしゃれ泥棒」が東京の日比谷スカラ座で日本初公開された日から、ちょうど50年に当たります。

 そう!1966年11月12日が「おしゃれ泥棒」の日本初公開日なんですね。そして50年前も今年も今日は土曜日です。
 わー!パチパチパチ!

 きっと50年前の今日は、有楽町にあった旧日比谷スカラ座は押すな押すなの大行列だったことと思います。ましてや土曜日の初日。
 そりゃあ映画館は人でいっぱいだったと思いますよ。

 ちょっとでいいから、その時のスカラ座の行列とか見てみたいですね。きっとその行列を見れただけでワクワクするでしょうね〜。

 なんせ「おしゃれ泥棒」は日本で1967年度の第6位の配給収入を上げる大ヒット!
 公開当時のオードリー映画では、「マイ・フェア・レディ」「ローマの休日」「戦争と平和」「シャレード」に次ぐ第5位の配給収入になりました。

 公開前、「おしゃれ泥棒」が初の自社作品となる日本の20世紀フォックスの宣伝部は、外野からオードリーの時代は去っているのに…などと言われたそうです。

 でも “パリです オードリーです 世界の恋人です 100万ドルをシックに盗みます!” とオードリーで押しまくり、オードリーは変わらず大人気なのを証明しました。

 「おしゃれ泥棒」っていう邦題も、今でもゲーム名になるほど秀抜ですしね。オードリー映画では間違いなく最高の日本の題名!

 本国アメリカでは公開の最初は大人気だったそうですが、その後はパッとしなかったらしいです。
 もったいない!こんなに面白い映画なのに!
 英語でも「100万ドルを盗む方法」なんてありきたりな題名でなく、もっとオシャレだったらよかったのにね。

 なので、アメリカではなぜかちょっとスベった作品、という扱いですが、日本ではむしろ有名な方の代表作の1本となっています。

 初公開時の新聞批評が、超優秀写真集の「カタログ オードリー・ヘプバーン」に載っているのですが、“劇場は若い女性でいっぱい。満員。盛大に笑っている。” と書いてあります。

 そんな今日で日本初公開からピッタリ50年の、「おしゃれ泥棒」の初公開時の作品紹介がある1966年11月号の「映画の友」誌を紹介。
 66年11月号ということは、66年の9月20日に発売だったということですね。
 11月号ですけど、出たのはちょうど50年前…ではありません。

 「映画の友」誌は、この号からB5サイズからワイド版(AB版)に変更になって大きくなっています。
 今回は中身のオードリーを全て紹介。

 この号は当時大人気だったジュリー・アンドリュースが表紙。
 そして表紙にも載っているように、この号の特集は “オードリイ対ジュリー”。

 「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」と、飛ぶ鳥を落とす勢いのジュリーと、66年5月号でジュリーに負けて2位になったとはいえ、女王の貫禄オードリーを色々比較した特集。

 この時オードリーは「おしゃれ泥棒」が11/12公開、ジュリーは「引き裂かれたカーテン」が10/22公開という同時期で、この号でも新着映画紹介で2作品とも紹介されています。

 さらにオードリーには「いつも2人で」、ジュリーには「ハワイ」「モダン・ミリー」がそれぞれ待機中。
 そんな2人の特集となっています。

 まずオードリーは目次のイラストで登場。直木久蓉さんという方の絵だそうです。

 続いては20世紀フォックスの宣伝。「おしゃれ泥棒」よりも先に公開される「ミクロの決死圏」と「天地創造」の方が大きくあしらわれています。(一番上の画像)

 その次はいよいよオードリーvsジュリー。カラーグラビアで右にオードリー、左にジュリーで並べられています。

 オードリーは「おしゃれ泥棒」でデイヴィス・リーランドとマキシムでディナーを食べるときの美しいグリーンのジバンシィを着ています。
 ジバンシィでグリーンというと、他には「パリで一緒に」冒頭のグリーンのスーツが思い浮かびますね。

 次は緑色で刷られたモノクログラビアページ。
 先にオードリー、次にジュリーという順番で作品を紹介しています。

 「おしゃれ泥棒」の作品紹介が見開きでまずあるのですが、この号での新作公開映画の紹介はこの「おしゃれ泥棒」がトップです。

 めくると「おしゃれ泥棒」の場面集。さっきが宣伝写真だったのに比べて、こっちは本当に映画のシーンが載ってます。

 そして左端には「映画の友 秋の増刊 オードリイ・ヘップバーン全集」が10月中旬に発売だよー!っていう案内。
 この「オードリイ・ヘップバーン全集」はオードリーの特集号の雑誌としては最高傑作のもの!素晴らしい出来に仕上がっています。

 さらにめくると、今度は撮影が終わったばかりであろう「さすらいの二人」(「いつも2人で」の公開前の仮題)の画像集。
 映画のシーンも撮影スナップも、今となっては珍しい画像で構成されているのが嬉しいところ。

 その次のページからはジュリーの作品が紹介されています。

 次にオードリーが出てくるのは本文ページ。
 オードリーの大ファンでもある南俊子さんがオードリーとジュリーのことを書いてくれています。

 ここで面白いなと思ったのは、“ジュリーはおとぎ話の主人公を演じても、まるで現実のように信じこませてしまうし、オードリイにふれると現実さえ、まるで魔法の杖の一振りにあったように、ロマンティック・ムードと化してしまう。” という部分。

 なるほどなーと思いました。
 あと、さらに当時は引っ張りだこのジュリーはギャラが120万ドルになったことも書かれていました。

 以上でオードリーvsジュリーの記事は終わりです。当時は「マイ・フェア・レディ」のこともあって、オードリーとジュリーはよく比較されていたみたいです。

 オードリーがオファーを断った作品で「卑怯者の勲章」とか「ハワイ」とかもジュリーが演じてますしね。
 この号では載っていませんが、「ハワイ」は元々オードリー主演のフレッド・ジンネマン監督で考えられていたようです。「尼僧物語」コンビですね。

 なお、オードリーとジュリーですが、その後の1967年5月号の「映画の友」最後の人気投票の結果はオードリーが1501票で他の男女優を引き離して1位、ジュリーが975票で2位になっています。(男優1位は786票でアラン・ドロン)

 その時の「映画の友」では批評家たちの対談が載っているのですが、オードリーの1位は「おしゃれ泥棒」が良かったということなのですが、ジュリーは “作品が悪いもの。” “イメージを狂わせた。”とバッサリ斬られています。
 確かにジュリーファンは「引き裂かれたカーテン」や「ハワイ」なんかの方向は望んでいないだろなーと。

 アメリカでは「ハワイ」も「モダン・ミリー」も大ヒットしましたが、その次の「スター!」から大コケ。

 日本ではもう「引き裂かれたカーテン」からコケ始めたようで、「ハワイ」や「スター!」などは大コケした模様。

 オードリーのファンってジュリーも好きな人が多いような気がします。僕もそうですし、他にもオードリーのコレクターさんもジュリーがお好きでした。

 オードリーとジュリー、二人ともとても清潔感に溢れてますもんね。直接知らなくても、人柄がにじみ出ているのが共通していました。

 そしてオードリーとジュリー本人同士も、本を贈りあったりクリスマスを一緒に過ごしたりするような仲の良い関係だったようです。

 なのでジュリーは「サウンド・オブ・ミュージック」以降、なかなか作品に恵まれなかったのが可哀想です。
 日本ではDVDにすらあんまりなってませんし、日本未公開作品も多数。ジュリーファンは悲しいでしょうねー。

 ちなみに「公衆の眼」という作品があり、オードリーに最初オファーが行きましたが断られ、次にジュリーに行って撮影予定だったのですが結局流れてしまいました。

 結局その作品は後にミア・ファロー主演で「フォロー・ミー」という作品になっています。 

 他には “お金について 百万ドル女優の意見” という本文記事で再度オードリー登場。
 ここでは当時の出演料が1本で100万ドル(当時の3億6000万円、現在の約36億円)越えという、当時世界で5人しかいなかった女優のお金の使い道を書いた文章で登場します。

 その5人とはオードリー、エリザベス・テイラー、ソフィア・ローレン、ジュリー、そしてドリス・デイです。
 日本だとドリス・デイが意外ですね。

 「映画の友」誌は通販もやっていたのですが、ブロマイドと、キャビネ版ポートレートのところで今月はオードリーが出てきてます。写真はいずれも「おしゃれ泥棒」のもの。

 ブロマイドは3枚1組で100円、ポートレートは2枚で120円となっています。ポートレートは他の号とかのと組み合わせて2枚で買えたようです。10倍すると、大体今ならいくらかわかりますね。

 作品別のキャビネ写真も3枚1組120円で売ってたみたいですが、「マイ・フェア・レディ」や「ローマの休日」そして「サウンド・オブ・ミュージック」がA・B集と2種類しか無いのに、「シャレード」はA・B・Cと3種類もあります。当時いかに「シャレード」の人気が高かったのか、というのがわかります。

 この作品別で「シャレード」を上回る4種類あるのは、ここに載っているのでは「荒野の七人」と「ウエスト・サイド物語」だけみたいです。
 「ティファニーで朝食を」や「パリで一緒に」などは1種類だけのようです。

 この号のオードリー以外では、大人気だったアラン・ドロン、めきめき人気を上げてきたスティーブ・マックィーン、ポール・ニューマンら、70年代にも引き続き大活躍するスターが載っています。

 オードリーの共演者だったアンソニー・パーキンスやジョージ・ペパードといったオードリーと共演した人気男優たちもカラーグラビアでいますが、同じくカラーに載ってる女優のミレーヌ・ドモンジョやクラウディア・カルディナーレ、アン・マーグレットなどと共に、70年代には若い人には縁遠い人たちになってしまってますね。

 撮影中のものとしては、神戸や姫路城でロケされたショーン・コネリーの「007は二度死ぬ」や、「ロシュフォールのお嬢さん」(後に「ロシュフォールの恋人たち」に改題)が掲載。

 「ロシュフォールの恋人たち」でオードリーに最初オファーされた役を演じるフランソワーズ・ドルレアックもまだ存命ですし、カトリーヌ・ドヌーヴは60年代よりも70年代前半でむしろ人気でしたね。

 昔の雑誌を開くと、人気のある俳優さんの栄枯盛衰を見ることが出来ます。
 そう考えると、いまだに映画雑誌に載り続けるオードリーってやっぱり凄いですよねー。


★「おしゃれ泥棒」50周年記念!1966年初公開時関連記事
 ・パンフレット 東宝版
 ・パンフレット 一般版
 ・パンフレット 20世紀フォックスタイアップ版
 ・チラシ
 ・ポスターAタイプ
 ・ポスターBタイプ
 ・立看
 ・プレスシートA&B
 ・プレスシートC(冊子タイプ)
 ・日本版サントラレコード
 ・原作本  


2016年11月08日

「オードリー・スペシャル '91」チラシ&前売券

 とうとうこれで、アップされた記事が900になりました!

 前にも書きましたが、今年はいろんなオードリー作品の日本でのメモリアル・イヤーです。

 ・「戦争と平和」公開60周年
 ・「ティファニーで朝食を」公開55周年
 ・「初恋」日本初公開50周年
 ・「おしゃれ泥棒」公開50周年
 ・「エクスラン・ヴァリーエ」撮影&放送45周年
 ・「ロビンとマリアン」公開40周年

 他にも日本公開されませんでしたが、「ニューヨークの恋人たち」は米国での公開35周年ですし、英国時代の初期作品のほとんどが撮影&公開65周年に当たります。

 そして、それらをリアルタイムではほとんど知らない僕らでも、オードリーの80年代後半〜90年代前半の再ブーム時のことははっきり覚えています。

 85年「噂の二人」という渋い作品から始まったオードリー作品のリバイバルは、あっという間にオードリーのブームを引き起こし、「尼僧物語」「許されざる者」を除くオードリー全盛期の14作品が次々とリバイバルされました。

 今回紹介している「オードリー・スペシャル '91」チラシですが、もちろん1991年のもの。
 これも公開から25周年になりますね。

 85年からずっとオードリー作品をリバイバルしていた日本ヘラルド映画(その後角川映画に吸収される)が、最後に権利を手に入れた「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」を公開したのがこの1991年でした。

 この「オードリー・スペシャル」はその3作品を上映するために組んだプログラムです。

 もっとも、「暗くなるまで待って」は87年に元々の権利元のワーナー・ブラザーズからもオードリーの再ブームに便乗してリバイバルされており、そのためこのチラシでもわかるように大阪では「暗くなるまで待って」の上映は外されています。

 このチラシのバックの画像を見れば、新しい3作品に交ぜて上映するために、既にヘラルドが権利を持っていた「麗しのサブリナ」「パリの恋人」が準備されていることがわかります。

 それらの画像を↓下で大きく載せますので、何の作品か当てていってください。全作品当てられたら、あなたはオードリー通中級です。

 これら5作品から日本全国の各映画館が自由に選んで上映出来たようです。

 なので映画館によって上映作品はまちまちですし、91年ではなく、92年になってから上映された所もありますので、同じチラシでも他の映画館では「オードリー・スペシャル ’92」となっているものもあります。

 チラシの裏は映画評論家の清水俊雄さんによる解説。
 そこではオードリーが91年4月にNYリンカーン・センターのフィルム・ソサエティから過去の実績に対して表彰されたことが載っています。
 アメリカなど全世界でもオードリーの作品が見直されて、人気がどんどん再燃しはじめた頃ですね。



 これで日本ヘラルドはオードリー全盛期の作品14本の権利を入手したので、それらを全国で2000年まで日本各地で上映していました。

 オードリーが1992年に余命あとわずかというニュースが世界で駆け巡った時にも、93年に亡くなった時にも、すぐに応援上映や追悼上映を出来たのは日本へラルドさんが権利を取っていてくれたおかげです。

 もし亡くなってから慌てて権利を取っていたのでは上映も遅かったでしょうし、権利を取るのも「ローマの休日」だけとか、そういう悲しい状態だったと思います。

 それが追悼時に間髪入れずほとんどの作品を見れたというのは、それまでにオードリー作品を選定して各映画会社から権利を取って…と尽力してくれた日本ヘラルドの担当者さんのおかげですよね。

 なお、この大阪版の日付を見ると本当に25年前の今くらいの時期だったとわかります。東京のおそらく銀座文化劇場ではもうちょっと早かったでしょうし、他の地方はもっと遅かったと思います。

 この大阪では

 9/14〜10/4「おしゃれ泥棒」
 10/5〜10/18「いつも2人で」
 10/19〜10/25「麗しのサブリナ」
 10/26〜11/8「パリの恋人」

 になっていますね。はじめての「おしゃれ泥棒」が3週間、同じくはじめての「いつも2人で」が2週間、85年から何度も上映している「麗しのサブリナ」が1週間、「パリの恋人」が2週間という上映スケジュール。

 僕もこれで久々の上映で「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」を見たと思います。
 というか、それまでその2作品を見たのは自主上映とかなので、本格的な映画館で見る、というのはこれが初めて!

 前売券も持っているのですが、全部が載っている9/14以前に買ったもの、そして「いつも2人で」上映中に買ったものの2種類ですね。

 後から買った方は「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」がマジックで消されています。ちょっと乱暴。

 下部に「梅田コマ・シルバー」って載ってる方は回数券なので、4作品とも見に行く気まんまんですね。
 でもさらに前売券を追加で買っているとは、「いつも2人で」や「おしゃれ泥棒」を2回以上見たのかな?

 「いつも2人で」を見に行った時のことはハッキリ覚えていますが、大阪のサウンドトラック・リスナーズ・コミュニケーションズ(SLC)という会社が限定版で売っていた「いつも2人で」のサントラCDが映画館でもパンフレットと共に受付で売られていました。

 この当時はまだ権利元のBMGビクターが「いつも2人で」のサントラCDを発売してない頃で、手に入る「いつも2人で」サントラCDとしては初めてのもの。
 かつて出ていた日本版レコードのジャケットを踏襲しており、他の国では無い稀少盤でした。
 BMGビクターがサントラCDを出したのは、結局オードリー没後の1993年でした。

 なので、僕は観に来ている他の人達に心の中で “買ってあげて〜〜〜!絶対いい曲だからっ!!” って叫んでましたね。

 ちなみにこの当時は映画館は予約制でも指定席でもなく早い者勝ち。
 なので、映画を見に行く時は15分前、オードリー作品だと最低でも30分前に行って並んでおかないと良い席では見れませんでした。なんせオードリーは大ブーム真っ只中!必ず行列が出来てましたし。

 「いつも2人で」はこのリバイバルで初めて左右が切られてない超横長のパナビジョンサイズ(シネマスコープサイズ→2.35:1)で見れました。
 それまでは、テレビ放映やLDや自主上映のテレビサイズ(4:3)でしか見たことがなかったので、左右を約半分に切られてしまっていた部分の情報量の多さに驚き&大感激していました。

 なぜかLDなどはオードリーとアルバート・フィニーが画面の左右に分かれる時にはフィニー側に寄せていたので、オードリーってこのシーンでこんなお茶目な顔してたんや!とか、あっ、カワイイ!とかカットされていた美しい緑の湖のほとりなどに発見があって、本当に嬉しかったものです!

 …とまあそんなことを思い出してしまう25年前のチラシ&前売券なのでした。
  


2014年11月10日

「いつも2人で」シネパスチラシ&スケジュール表

 今、この「オードリー・ヘプバーンといつも2人で」の別館を2つ作ろうとしています。
 雑談ちっくなのは「おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!」で既にやってますけど、それとも違う、オードリーの別館です。

 1つは間もなく出来上がりますので、もう少しお待ちください。
 そしてもう1つは、オードリーファンの皆さんにも協力してもらおうという魂胆。(´ڡ`;;

★「いつも2人で」「マイヤーリング
 東京池袋の新文芸坐にて、11/27(木)のみオードリーの2作品が上映されます。
 「いつも2人で」 9:45/13:25/17:05/20:40
 「マイヤーリング」11:50/15:30/19:10
 東京での「いつも2人で」は来年のシネパスよりも早く見れますので、見に行ける方はぜひ!
 新文芸坐での「いつも2人で」上映は、2008年1月21日以来になります。また「マイヤーリング」の上映も減ってますので、見逃してた方はぜひどうそ!

 (「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)

★「シャレード」(新・午前十時の映画祭)
 全国Group Cの劇場にて 2014/12/27(土)~2015/01/09(金)
 年末年始のお正月映画になります!午前十時の映画祭がこの時期に「シャレード」を持ってきたのは、偶然ではないと思います。オードリーに期待してるんでしょうね。

★「いつも2人で」(イオンシネマ “シネパス”)
 グループ2 守谷(茨城)、大井・大宮・熊谷・浦和美園・羽生・越谷レイクタウン・春日部(以上埼玉)、板橋・むさし村山・日の出・多摩センター(以上東京) 2015/1/19(月)~23(金)
 今回は関東圏での上映です。(次回、ラストは3月の石川・岐阜・三重・滋賀・奈良・京都になります)

 10月に、シネパスの「いつも2人で」に行ってきました。見に行ったのはイオンシネマ茨木。
 なぜかネットでの購入&座席予約が僕のMacからは出来なかったので、イオンシネマ茨木さんに電話して、席を押さえていただきました。

 当日は朝早くから茨木へ。
 シネパスのチラシは無いかな〜?とチラシを見たんですが、全然置いてなかったので、直接従業員の方にお願いして、いただきました。それがこちらになります。

 とにかく、今年「いつも2人で」がリバイバルされました、という貴重な証拠になりますからね。
 それに、平日にそんなしょっちゅう行けないから年間パスは買えないので、48作品全部のガイドブック(年パスを買った人のみもらえる)なるものも手に入らないので、これが今年度リバイバル唯一の僕の「いつも2人で」関連物になります。

 チラシはB5サイズ2つ折。裏ページはシネパスをやっている全国のイオンシネマの案内。
 中面に全48作品の画像が載っています。

 「いつも2人で」は中面右ページの上に“映画史を彩る美しい女優たち。”のところに「裏窓」「イヴの総て」「ボルベール」と共に載っていました。

 また、イオンシネマ茨木のスケジュール表ももらってきました。

 映画館は人が少なかったですね。見終わった後に数えたら、全部で9名でした。

 映画が始まった時は、すっごく嬉しかったです!「いつも2人で」が劇場で!!
 僕にとっては2001年9月に京都みなみ会館で見て以来、13年ぶりの劇場での「いつも2人で」になります。

 スクリーンを見てて、やっぱり最近の映画館はビスタビジョンサイズ(1.85:1)に合わせてあるかと思うのですが、「いつも2人で」はパナビジョンなのでシネマスコープサイズ(2.35:1)。
 どうなるのかなーと思っていたら、映画が始まるとスクリーンの下部に写ってて、上部が黒帯になってました。画面が全体に暗い時は、上部の黒帯がちょっと違和感ありましたね、なんかもっと画面があるんじゃないか、みたいな感じで。

 「いつも2人で」のモーリス・ビンダーのタイトルバックは、オードリー映画の中で僕は一番好きなものなので、映画が始まった時は嬉しくて手を叩こうかと思ったくらいでした。なんとか理性で止めましたけど。(^^;;;

 画面はちょっと暗かったです。なんかこの間紹介したレーザーディスク初期版の映像を見てるみたいで、なんだか晴れてるシーンなのに、スッキリしないです。いつも曇り空っぽい。もうちょっと明るくして欲しい。

 これ、何年か前に「ロシュフォールの恋人たち」を映画館で見た時にも思ってました。暗い!もっと華やかにして!
 見てると慣れる、というレベルではなく、ずっと画面が暗いのが気になるレベル。

 そして翻訳は今発売されているDVDと同じ。
 これ、なんとかならないんですかね。昨年の“スクリーン・ビューティーズ”での「ティファニーで朝食を」「パリの恋人」「麗しのサブリナ」上映もそうでしたけど、DVDと同じだと、字幕にかかる経費削減〜って感じがプンプンして、映画館で見てる楽しみがちょっと減らされてる感じがどうしてもするんですよね。
 なんか、家でDVDやブルーレイ見てるのとおんなじやーん…みたいなちょっとガッカリ感。
 そういう意味では、NHK BSで放送される時は全然違う訳が付くので、それはそれで新鮮に見れたりします。

 画面が大きい分、端から端の全部を捕らえ切れなくて、どこを意識して見ようかな?と思う事も何度かありました。やっぱり映画館で見る映画は違いますよね!
 そして、見る事を意識をする箇所を変えれば、次もまた見れる!という、劇場ならではの楽しみ方をしてました。

 ジョアンナがマークの許へ戻るシーンでは、ちょっと感動してウルッときそうでした。やっぱりこのシーンのオードリーは上手いですよね!
 オードリーの演技の最高傑作!という評価があるのも、わかるわかる!と思いながら見てました。
 それに、6回の旅が交錯するのがやっぱり新鮮!うん、いいっ!って思ってました。

 映画公開当時、結婚12年の中年夫婦の倦怠期を描いた作品なんて言われてたんですよね。
 でもこれ、オードリーは18才〜30才の役なんですよね…。

 ちなみに、ここへお越しいただいている、大好きなまるさんが調べてくださったことで、「いつも2人で」に出てくるパスポートによるとマーク1933.8.22生まれ、 ジョアンナ1936.7.11生まれ。イギリス・サリー州在住という設定が明らかになっています。

 公開当時の30才なら仕方ないのかもしれませんが、作家の林真理子さんが書いてらっしゃったように、“30才で中年扱い!?”とは確かに思います。
 今の30才なんて、まだまだ若い青年時代ですもんね。

 それに以前から思ってたんですけど、この映画は12年にわたる6度の旅の映画ではあるんですけど、1954年から1966年(撮影年)を描いた作品ではないですよね。
 どっちかっていうと、その12年は全て1966年くらいという設定じゃないかと思います。
 サントロペの海岸みたいな、過去を意識したシーンもあることはあるけど。

 というのも、小道具や衣装、そしてメイクに昔の雰囲気を出そうという意図が全く見えないですよね。オードリーを見れば一目瞭然なんですけど、メイクも衣装も髪型も、全部撮影当時の1966年を意識したもの。

 アイメイクはずっと変わらず1966年の隈取りメイクだし、結婚後2年というセリフが出てくる友人家族との2回目の旅での髪型は、明らかに1960年代後半の、トップを盛り上げて、垂らした長い髪は外はねという髪型。1956年にしようという意識が無い。

 それからさらに2年後くらいであろう中古のMGでの旅でも、オードリーは超ミニのテニスウェアみたいなのを着てるし、全然1958年頃の衣装じゃない。

 オードリーの1950年代の映画やスチール写真を見ればわかる通り、50年代の女性の衣装だと、まだまだふくらはぎまであるほどスカートの裾は長いし、54年だったらフレアースカート、56年頃だったら「パリの恋人」風タイトスカートか「昼下りの情事」風腰から広がったスカート、みたいな感じで、「いつも2人で」で描かれているものと全然違う。

 これ、時代考証がなってないんじゃなくて、監督のスタンリー・ドーネンが意図的に、わざとやってますよね。
 なんでだか今まで誰も書いてないので、ここで世界で初めて書いたよ、って言っときますね。文章をパクらないでね(笑)。

 映画の年度の設定は1966年という単一年で、その中でマークとジョアンナは12年過ごしてる。
 サザエさんの世界のようでいて、そうではない不思議な空間で2人は生きてる。

 この時代臭の無さが、映画の中で色んな時期が交錯するのにピッタリ合った設定だし、新しさを醸し出してる。
 違う時代の2人が何度もニアミスするのも、実は同じ年なんだったら全然不思議じゃない。

 いわば、1つの世界に6本の平行宇宙が同時にあります、って感じですよね。そして、その平行宇宙の過去に当たる記憶は持ってるという、SF小説でも未だ描かれた事の無い、もの凄い斬新な設定かもしれないという…。

 映画を見終わった後、やっぱり拍手したかったし、別に映画はもう終わったからそれでも良かっただろうけど、でもやっぱり恥ずかしくてしなかった。(^^;;;

 うん、なんかやっぱり「いつも2人で」は凄い!素晴らしい!
 「いつも2人で」ってオードリーを好きになればなるほど評価が上がるみたいだし、見る度に感じ方が変わる、いろんな発見があるっていうのもスゴいですよね。
 もし最初に見て、あんまりわからないとか気に入らないとかあっても、オードリーファンならいつかもう一度見て欲しい傑作です。

 いや〜「いつも2人で」って、書いても書いても書ききれない事がいっぱいで…。
 凡庸な僕でも、いつか全容を掴みきれる日は来るのかな〜?って感じですね。

 シネパスは残念ながら平日のみの上映なので、その日は映画が終わってから、久々に会う知り合いとカラオケ行って、しゃぶしゃぶを食べて帰りました。
  


Posted by みつお at 09:00Comments(8)いつも2人で

2014年10月09日

「いつも2人で」レーザーディスク 初期版

 いよいよ来週17日から西日本のイオンシネマで「いつも2人で」のリバイバルが始まります!
★「いつも2人で」イオンシネマ“シネパス”
 10/17(金)、10/20(月)〜24(金) 平日のみ
 グループ5(西日本):茨木・りんくう泉南・三田ウッディタウン・加古川・和歌山・広島・綾川・大野城・戸畑・福岡・筑紫野・熊本の各イオンモールにて上映

 今回は来週から始まる「いつも2人で」にちなんで、過去のレーザーディスクの紹介。

 レーザーディスク(LD)って、80年頃に市販のプレーヤーが出て、90年頃に最盛期を迎えましたが、90年代後半に出て来たDVDに脅かされ始め、2000年に登場したソニーのPlayStation 2によってDVDの普及が決定的になり、急速に終焉を迎えました。

 おそらくLDについて知ってるのは、2014年現在で30代以上の方だろうと。
 なので、最初にLDについて書いておきます。(色の違う所はLDに関しての説明なので、ご存知の方は飛ばしてもらってかまいません)

 再生専用で、大きさはLPレコードと同じサイズで30cmが主。ですので、現在12cmのDVDやブルーレイプレーヤーなどでは再生不可です。
 表裏両面使って収録時間はピッタリ2時間。融通が利かないので、2時間5分の「おしゃれ泥棒」なんかは2枚3面が必要でした。

 でも、同じレーザーによるピックアップのため互換性が取りやすく、LDプレーヤーでCDの再生は普通に出来ましたし、最後期の機種などではDVDの再生が出来る物もありました。

 両面再生は、最初期は自分で裏返して入れ直してましたけど、後にディスクはそのままで、自動で読み取り部が裏に回って再生できるようになりました。
 僕は2回買い直して、全部で3台買いましたけど、最初に買ったのはワイヤードリモコンで、コード付きのリモコンでした。(^^;

 出た当時、ソフトは圧倒的にビデオより安かったのですが(ビデオが1本15000円くらいの時代に、LDは7800円)、LDのプレーヤーが高かったのと録画が出来ないので、普及はいまいち進みませんでした。
 最初期は当時人気のあったオリビア・ニュートン・ジョンを宣伝に使って、電車の車内の中吊りなんかで“絵の出るレコード!”って宣伝していましたね。

 それとVHSとベータの戦争のように、このLDにもVHD(26cmのディスクがカセットケースに入っている)というライバルがいました。なので、どちらが規格争いに勝つか!?みたいな感じだったんですよね。
 最初は会社の数も圧倒的にVHDが多くて、パイオニア1社だけのLDはめっちゃ不利そうだったんですが、結果的にはLDが勝ちました。

 あれよあれよと言う間に各社LDに流れて行くのは、最近のブルーレイ(BD)とHD DVDの規格争いのようでしたね。
 最後はビクターだけがVHDで出してましたが、なんか子供が我を張ってる感じで、虚しい感じでした。
 最初はごっつい有利だったVHDは、以下の3つの点で負けたように思います。

 まず画質。昔画質についての指標で“水平解像度”っていうのがあったのですが、これが多いほど高精細。
 ブラウン管でのテレビが525本、アナログ放送は336本。そしてビデオやVHDは240本。そんな時代に、LDは400本以上。これが高画質を求めるマニアさんには受け入れられました。なのでLDはちょっと高級品的イメージがあったものです。

 それと、光ディスクなのにピックアップがVHDは接触型。CDやLDの非接触型のディスクに比べて、ディスクが摩耗する、という前世代的な欠点を抱えていました。

 それに、カセットケースに入っているという点も大きなマイナス。分厚くてかさばっていましたし、パブなどでカラオケに使われている場合はいちいちガチャンとプレーヤーにカセットごとディスクを入口に入れてカセットだけを取り出し、入れ替えるときはまた空のカセットを入れてディスクを収納しないといけなくて、店員さんも面倒くさそうでしたし、それでディスクもよく違うカセットに入ったりして、本当に手間でした。

 そんなこんなで、劣化もしにくいし、高画質、カラオケではジュークボックスのようにまとめて入れておけるLDが圧倒的に勝ってしまいましたね。

 でもビデオテープであるVHSは録画が出来ることで急速に普及して行き、最初はビデオよりも圧倒的にLDの方がソフトが安かったのですが、やがてビデオの普及に伴いビデオソフトが3800円とかで売られるようになり、値段は逆転。
 LDもやがて4800円とかで出るようにはなりましたが、普及率はやっぱり低かったですね。

 それにそれまでの水平解像度って、インターレースという“水平解像度240本”って書いてあっても、実は120本ずつ奇数番と偶数番を交互に出して人間の目に240本に見せる、みたいな感じだったんですが、DVDが出ることで水平解像度525本で、しかもプログレッシブという同時に525本とも出すことが出来る、ってことになると、LDの優位性なんか一挙に吹き飛んでしまったわけですね。

 ちなみに今のフルハイビジョンは1920本で、テレビ放送はインターレース、ブルーレイはプログレッシブ方式なんで、今の画質に比べるとLDなんかは比べ物にならないくらい低かったことになるんですけどね。
 次世代の4Kなんかは3840本以上、その先の8Kなどは7680本以上になってしまいます。ハイビジョンでも“耳の穴まで化粧しなければいけない”とかって言われてるのに、4Kや8Kだと顔の毛穴はもちろん、爪のシワまで見えそうですね。俳優さんや歌手やアナウンサーの方もこれから大変ですね。


 めっちゃ前置きが長くなりましたが、ここからが「いつも2人で」のレーザーディスクのお話。

 この「いつも2人で」のLDはまだ上記のVHDとの決着がついていない1982年発売の、黎明期に出たLDソフトの1つ。もちろんオードリー・ヘプバーンの映画では一番早かったです。
 この最初期のLDソフトは、みんな銀の縁取りの同じデザインでした。

 まだまだLDプレーヤーも30万円ほどしたので、僕は全く買えませんでしたが、お金持ちの友人の家がプレーヤーを買ったので、この「いつも2人で」のLDをおすすめ。
 そこで、僕も念願の「いつも2人で」を見ることが出来たんですよねー(人生で3度目)。

 で、パンフレットに書いてあって、このLDの帯にも書いてある「いつも2人で」での“衣装89着を着て登場”っていうのをそこで確認したんですが(詳しい話は“おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!”の“65.「いつも2人で」その2 衣装89着!?”で)、全くのデマでした。35着くらい、せいぜい39着くらいですね。

 あ、元々39着と書いてあったのが、数字を誤って89着と伝えられたのかも…。
 なので今でも「いつも2人で」の衣装が89着とか書いてあるサイトがありますけど、映画を見ずに資料だけで書きましたね!と言っておきましょう。

 後にまたその友人の家に遊びに行った時に、そのお母さんから“私のお友達にも「いつも2人で」を見せたの。”と伺いましたけど、その時に“この映画、3回の旅のお話なのよね。”と言われた時はどうしようかと思いました。(^^;;;

 僕:えっと、6回なんですけど…(モゴモゴ)。
 友人の母:(声を大にして)でも大きく分けたら3回よね?
 僕:あ…そう、かも…しれませんね(汗)。

 その母さんは仲間の間でも、気のキツいお母さんだと言われていたので(女の子たちが、最もお姑さんにしたくないお母さんだと言っていた)、僕は言葉を濁してしまったのでありました。

 後にアルバイトでお金を貯めて、自分で買えるようになった時、まだVHDとの規格争いは終わってませんでしたが、「ローマの休日」など数作品を持っているVHDと、「いつも2人で」1作品だけを持っているLDを考えた時、やはりその映画への愛情度と、映画館での見難さを考えるとLDに軍配が上がってしまったのでありました。
 すぐ後でLDが勝ってしまったので、ホッとしましたが。(^^;A

 今の若い方には考えられないでしょうが、昔は自分が個人で映画を持てて、好きな時に何度でも見れるっていうのは凄いことだったんですよ!!
 それまでは、自分でフィルムと機材を借りて、上映会でも開かない限り、自分の好きな作品は見れなかったんですから!

 個人上映向けのそういうフィルムと機材(と人材)の貸し出しもあって、ぼくもそういう資料を取り寄せて「いつも2人で」をなんとか上映できないか検討した事も何度も何度もあります。
 でも一番安い所でも、全部で10万円以上もするお金を捻出できなくて、断念しました。

 なのでオードリー映画の、それも一番大好きな「いつも2人で」を手に入れた事は、僕にとって本当に天にも昇るくらい素晴らしい事でした。
 今ではいろんなBDを買っても、最初のそんな気分はもう起きないんですけどね…。

 それと、今ではDVDやBDケースの裏側にちょこちょこっと数行のあらすじと解説があるだけですが、さすが映画パンフレットの文化のある日本!LDでもVHSでも当時は解説が別に挟み込まれてました。

 この「いつも2人で」にも片面だけとはいえ解説があるのですが、素晴らしいことにきちんと12年間の旅で6回の旅と書いてあるし、“最初の2回の旅は車も持って無くて、その次はオンボロの中古車”と書いてあって、旅の順番も間違えてないです。執筆者名が書いてないのですが、どなたなのでしょうかね?

 それと、これも若い人には考えられないでしょうが、画面サイズの問題もありまして、本来「いつも2人で」のアスペクト比はシネマスコープサイズ(2.35:1)でパナビジョンなのですが、当時のテレビは4:3で20インチくらいが主流。
 そんな小さいテレビに横長の画面を映そうとすると上下が黒帯のものすごい小さな画面になるため、当時はどんな映画も4:3に左右をぶった切るのが当たり前。

 なので、この「いつも2人で」でも半分くらいの量の画面が切られる事となり、かなりの情報が無くなってました。
 しかも、オードリーとアルバート・フィニーが左右の端に分かれて写っている場面は、なぜか常にフィニー側に寄るので、オードリーの表情が見れずじまい。

 91年に「いつも2人で」がリバイバルされたときは、もちろん左右のカット無しだったので、その情報量の多さにビックリしてました!
 “赤ちゃんが出来たの!”と言った後のジョアンナの表情、中古のMGが普通に運転すると坂を上れないのを、ジョアンナがバックで運転して成功し“やった!”って言うと不機嫌になるマークの横で見せるジョアンナのめっちゃイタズラっぽい顔、荒っぽいマークの運転に怒ったジョアンナが、車を飛び出して歩いている時のビックリするくらい美しい緑の葉っぱと釣りをする人(このシーンのバックに見えるのが「パリの恋人」の教会として使われた Château de la Reine Blanche)。

 それと、このディスクは元になったフィルムが傷んでたんでしょうが、一部映像がフリーズする場面があります。最初のモーリス・ビンダーのタイトルバックや、ジョアンナが“あなたなんか嫌い!”というシーンなどなど。タイムは問題なく動いているので、ディスクが悪い訳ではありません。

 それにこれも元のフィルムの問題で、発色が悪いです。このディスクを何度も何度も見ましたが、「いつも2人で」のイメージは《いつも曇り空》でした。
 1996年にリマスターされたワイド版のLDが出るんですが、その時には色にもビックリ!なんとほとんどが爽やかな晴れの青空だったのです!

 あと、この翻訳は 森みさ さん。今でも映画の字幕翻訳をなさっている凄い方なのですが、この「いつも2人で」には致命的な誤訳があって、一番最初に出てくるセリフ、教会で結婚式を挙げる若いカップルを見て、

 ジョアンナ:あんまり幸せそうじゃないわね
 マーク:結婚したからな

っていうこの映画全体を表すキーワード的な所が、

 ジョアンナ:幸せかしら
 マーク:新婚だぞ

って字幕になってて、こりゃ意味反対だよー!って見る度にずっとずーーーっと思ってました。
 DVDでは太田直子さんに翻訳が代わってて、

 ジョアンナ:暗いわね
 マーク:新婚なら幸せさ

になってます。今の訳もちょっと微妙…。(^^;;;
 ちなみに、NHK BSでの放送時は

 ジョアンナ:浮かない顔
 マーク:結婚したからさ

になってて、一番良いと思います。

 LDって再プレスはほぼしなかったんで、「いつも2人で」のLDはこの後とっても長い間カタログから落ちてて入手困難。リマスター版がオードリーの死後の1996年に出るまで、「いつも2人で」は10年くらいずっとこのLDにお世話になりました。字幕も覚えてるくらいです。

 そういえば、今持ってるDVDも出てから10年経つと思いますが、このLDほどは見てませんね。それに10年の重みも、当時の10年と今の10年じゃ全然違いますね。これも年をとったからなんだろうな〜…。
  


2014年01月30日

緊急情報!!!「いつも2人で」リバイバル決定!!!

 なんとなんと!!
 今年オードリー・ヘプバーンの「いつも2人で」がリバイバルされることがわかりました!!
 えええええええええええええーーーーっ!!!!!

 もう泣く!これ、ほんまに!!めちゃめちゃ嬉しい!!!(T▽T

 リバイバルしてくれるのは、イオンシネマさん!
 聞き慣れない名前ですが、今までのワーナーマイカル・シネマズがイオンシネマに変わっているようです。

 詳細はイオンシネマ公式HPへ。
 その中の“シネパス”って項目で述べられています。
 イオンエンターテイメントさん、「いつも2人で」ですか!?
 なんてお目が高い!!!
 めっちゃ感激しています!!!(T T

 詳しい上映日はまだわからないのですが、全国のイオンシネマさんで上映!
 この並びで行くと、上映は11月かな?
 おっとぉ、神戸はなくて、ちょっと場所が遠い所ばかり…でももちろん行きますとも!!
 なんといっても一番好きな「いつも2人で」ですもんね!!(^-^
 しかも1200円とお安い設定。

 「いつも2人で」は1991年リバイバル以来、23年ぶりの公開となります。そのフィルムが最後に上映された2001年9月の京都みなみ会館から考えても13年ぶり!とても楽しみですね!!

 他には、イングリッド・バーグマン主演で、「マイヤーリング」のアナトール・リトヴァク監督作の「追想」や、「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」のビリー・ワイルダー監督の「七年目の浮気」などなど!
 最近の映画も入っているのが大きな特徴ですね。
  


2014年01月09日

「いつも2人で」試写会招待状 とモスキーノ

 明後日からはいよいよ第2陣の映画館で「マイヤーリング」上映が始まります!

 僕の地元のOSシネマズミント神戸はじめ、新宿シネマカリテ、TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ川崎、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ、高槻アレックスシネマ、ジストシネマ和歌山、TOHOシネマズ緑井、TOHOシネマズ天神本館で上映開始です。
 みなさん、お近くの劇場でぜひご覧になってください!(^-^

 でも、神戸は劇場はええねんけど、上映スケジュールが朝一番と、晩しかないので行きにくいな〜。(T T

 また、BSプレミアムでも同じ1月11日(土)の午後1時30分~3時00分に「松下奈緒 永遠のオードリー」(前編)が再放送されます。後編は18日?
 「マイヤーリング」と合わせて見てもいいですよね!(^-^
 これはべるりんさんのオススメです。前回お見逃しになった方は今回ぜひどうぞ!

 さて今回は久々に「マイヤーリング」を離れて、僕の一番好きな「いつも2人で」から初公開時の試写会の招待状の紹介を。

 本当は「いつも2人で」の初公開の日や、この試写の日に紹介すればよかったんでしょうが…。

 まずはこの試写会の日時と場所ですが、1967年7月3日(土)、午後7時30分開場・午後7時50分開映、日経ホール(地下鉄大手町下車)となってます。
 もう50年近く経ってますけど、今とおんなじなんでしょうか?
 今は座席数610席だそうです。ということは、それぐらいの方しか試写には招待されなかった、と。

 当時のオードリーの人気からすると、ものすごい倍率だったんでしょうねー。
 当たった人は、この招待状が封筒に入って届いたということですよね。いいな〜。

 裏面(たぶん)はブルーのサテンドレスのオードリー。ところがこれ、あんまりオードリーキレイじゃない!めっちゃ老けて写ってるし。
 パンフレットにも真ん中でデカデカと見開き使って載ってたけど、これを採用する人の気がしれない!
 この衣装でも、もっとかわいい写真があったのにねー。

 この画像はこないだの「オードリー・ヘップバーン 60年代の映画とファッション」の写真集にも載ってましたよね。顔はシワを消す加工がされて、服は本来の水色が白くなるまでカラーバランスが崩れて…。これは元の英語版でもそんな感じでした。
 他の最近の写真集にも白く載ってたと思うけど、オードリーの写真集多すぎて思い出せない!(笑)

 それと、このブルーのサテンドレスは大きな2回のオードリー展、2000年の“私のスタイル”展でも2004年の“timeless audrey”展でも展示してありました。僕にとっては御馴染みの衣装なので、“あっ、「いつも2人で」!”って嬉しくなったものです。

 中面には“特別試写ご案内”と書いてあって宣伝文が載ってるのですが、それを書き出してみます。

 “どうぞためいきをご用意ください。
  世界の恋人オードリー・ヘップバーンの最新作は
  美しく楽しいファッションに彩られた 甘く 優しい《恋》の物語です。
  旅の ゆきずりに芽ばえたふたりの恋は
  南フランスの青い海のように 鮮やかにきらめくのですが
  その恋はまた 永遠にさすらう 旅びと でもありました。
  四季をかざる花びらのように 《恋》に歓び 《恋》に悩むオードリーの
  はなやかな哀愁の素晴らしさは たとえようもなく 魅力にあふれています。
  だからこそ
  すべての人に贈る ためいきの傑作なのです。


 うーん、ちょっと抽象的〜。
 ひとつ前の「おしゃれ泥棒」の“パリです、オードリーです、世界の恋人です。百万ドルをシックに盗みます!”と比べると、やっぱり20世紀フォックスさんが題名とともに宣伝文案でも苦しんでいるのがわかりますねー(笑)。

 ちなみに2種類あるポスターの宣伝ではこんな感じでした。
 「こんにちは! 魅力もフレッシュな 恋とファッションの花束を!」(ちゃりんこバージョン
 「花びらの頃 風に手を振って 旅する恋のふたり
  海が呼ぶ時 陽ざしにゆれて 旅する恋のふたり」(サングラスバージョン

 映画の内容が夫婦の旅のお話なので、確かにオードリーの大傑作なんだけど、「おしゃれ泥棒」みたいにポイントをうまく絞れないのかなーと。
 僕は「こんにちは!」のちゃりんこバージョンがいいかな。

 ちなみに中面の画像で右下が三角に無くなっているのは、おそらくここが試写会の入場の際に切りとられたんでしょう。ミシン目入ってます。

 さて今回取り上げた最大の理由は、この「いつも2人で」のファッションについて!

 みなさん「いつも2人で」をご覧になって、ファッションをどう思います?
 僕はリアルで60年代ファッションをしていないので、いつ見ても新鮮!というか、いいなーって思うんですよね。
 湖のほとりでオードリーが着ていた黒のエナメルスーツなんて、いまだに僕の最大の憧れですし(もう年齢的にも着れないだろうけど…)。

 何年か前から60年代がリバイバルで、それらしきファッションてのはテレビなんかでは見かけるんですけど、実際にあんな原色でアヴァンギャルドな感じの服を着て街を歩いてる人は見たことありません。街で着てたらめっちゃ浮きそうですしね。
 それだけあの時代のファッションは難しいんだろうなーって。

 でも実は、2012年の秋に発表された、モスキーノの2013年春夏物コレクションが「いつも2人で」モチーフだったんですよね。
 一度“モスキーノ 2013 いつも二人で オードリー”とかって検索してみてください。「いつも2人で」っぽいファッションの画像がわんさか出てきますから。

 「いつも2人で」でも一番目立ってたパコ・ラバンヌのアルミのメタルドレスみたいなのとかありますしね。
 だから「いつも2人で」のファッションは、一昨年くらいにはデザイナーにとって最先端だと感じられていた、ということですよね。
 少なくとも去年(2013年)の今の時期あたりには流行のトップだったんじゃないかなーって。

 実はそれを書きたいが為に今回取り上げたんですけどね。(^^;
 「いつも2人で」、新しい!みたいな(笑)。

 あっ、それとこの「いつも2人で」の書体というかロゴデザインというかですけど、いいですよね〜。
 ご自分でDVDラベルとかジャケットとか作られる方は、ぜひ!このロゴを使ってデザインしてくださいです!
 これがあってこその「いつも2人で」だし、絶対カッコよくなること請け合いです!(^_-)☆

 あ〜、でも早く日本でもアメリカと同じ仕様の特典付きスクイーズの「いつも2人で」DVDが出て欲しいなー。ブルーレイでもいいけど…。
  


Posted by みつお at 21:00Comments(4)いつも2人で

2008年12月28日

「いつも2人で」2002年西宮市自主上映ホールチラシ

 これは2002年4月14日に西宮市で行われた「いつも2人で」自主上映時のチラシ。
 裏は映画の説明とかではなく、単に西宮市のほかのホールで行われる映画の紹介。
 「いつも2人で」に関しては、これだけのものです。

 チラシに詳しい方に伺いましたが、これはチラシとしては最も価値の低い物だそう。
 でもオードリーファンにとってはそんなことどうでもいいことですよね!
 アッサムと写っている「いつも2人で」のオードリーがカラーで見れる!それが嬉しい!
 ファンって単純ですよね(笑)。

 この時期、僕も「いつも2人で」をどこかの自主上映で見に行ったんですけど、これではなかったような…。他で同じように自主上映をした時だと思うんですけど…これだったかな?ちょっと記憶が曖昧。(^^;;;

 さて、今月のオードリーが表紙の“SCREEN”を見ると、カトリーヌ・ドヌーブ主演の「シェルブールの雨傘」と「ロシュフォールの恋人たち」がリバイバル上映されるようです。
 「アラビアのロレンス」もリバイバルされてますし、そろそろオードリー作品も欲しいところ。

 「ロシュフォールの恋人たち」は知る人ぞ知る傑作!知名度では「シェルブールの雨傘」には劣りますけど、コアなファンが付いてそうですよねー。

 で、もちろん「マイ・フェア・レディ」などのメジャーなビッグタイトルのリバイバルもお願いしたいところですけど、この「ロシュフォールの恋人たち」に匹敵するオードリー作品は?って連想されたのはこの「いつも2人で」!

 傑作で、ちょっと知名度は低いながらもカルト的人気を誇る、ということなら、やっぱ「いつも2人で」かなー、と。この作品はここのところ、再評価が著しいですからねー。
 勝手な自分の想像でオードリー評論を何冊も書く、某映画評論家(?)なんかには受けが悪いようですけど(苦笑)。
 オードリーから離れて映画だけで見ても、これはやっぱり傑作でしょう!

 ハピネットさん!今度はオードリーをぜひぜひリバイバルして欲しいな~~!!と思う今日この頃でした。
  


Posted by みつお at 17:25Comments(0)いつも2人で