2014年10月28日

スクリーン復刻特別編集 オードリー・ヘプバーン

★「いつも2人で
 静岡の藤枝シネ・プレーゴにて10/25日より1週間のみ31日まで上映中。10:05〜12:05

★「シャレード」(新・午前十時の映画祭)
 全国Group Cの劇場にて 2014/12/27(土)~2015/01/09(金)
 まさに年末年始ですね!「シャレード」は日本初公開時と1回目のリバイバル共、期待のお正月映画でしたので、この時期に映画館にかかるというのは内容共々ピッタリですね。

★「いつも2人で」(イオンシネマ “シネパス”)
 グループ2 守谷(茨城)、大井・大宮・熊谷・浦和美園・羽生・越谷レイクタウン・春日部(以上埼玉)、板橋・むさし村山・日の出・多摩センター(以上東京) 2015/1/19(月)~23(金)
 こちらは関東圏での上映です。

 さて発売前予告記事を載せていましたが、中身も読み終わりましたので、今度は読んだ感想も合わせて記事にしたいと思います。

 これは “スクリーン復刻特別編集 オードリー・ヘプバーン「ローマの休日」〜「戦争と平和」” という本です。
 題名の通り、過去に雑誌「スクリーン」(現:SCREEN)に載ったオードリーに関する記事を復刻したもの。

 雑誌「スクリーン」は1947年の創刊から現在も続く、洋画のスター雑誌としては最も歴史の長い雑誌です。
 玄人狙いの「キネマ旬報」(こちらは戦前から)などとは違って、あくまでもスターなどのファン向け。

 同じ系統では1968年初頭まで「映画の友」が、1972〜2008年までは「ロードショー」というライバル誌がありましたが、どちらも今は廃刊。(「映画の友」は後に「スクリーン」の近代映画社が出すアダルト向け「EIGA NO TOMO」とは別物)
 出版不況&邦高洋低&少子化の今は「スクリーン」だけになってしまいました。

 なので、オードリーを全時代でカバー出来ているのは「スクリーン」だけ、ということになります。
 1971年の「エクスラン・ヴァリーエ」をリアルで載せているのは「スクリーン」だけになりますしね。

 ということで、「スクリーン」自体がオードリーに関する情報の宝庫であるのですが、全バックナンバーを手に入れるのは至難の業。
 過去の「スクリーン」を知らないオードリーのファン向けに、これらの過去の記事&グラビアをまとめた復刻写真集が欲しい!とずっと思っていましたし、何度か「スクリーン」編集部自体にも直接申し入れをしてたんですが、ずっと放置状態で、“なんだかな〜…”みたいなファンの求めるのとは違う、いまいち写真集を毎年連発してたんですが、内容が内容だけに売り上げも落ちてきてたんでしょうね、ここ数年は写真集の発売はありませんでした。

 昨年、以前出た“オードリー・ヘプバーン スタイル ”にちょっと追加しただけの“新版 オードリー・ヘプバーン スタイル ”という、またまたファンが“あっちゃ〜…。”と思ってしまう写真集を出してましたが(しかも売れてそうにない)、やっと今年念願の復刻本が出ました。

 ただし、本は本当の印刷ではないオンデマンド印刷(簡単に言えば、デッカいプリンターで出すような少部数向けのもの)だし、販売形態は近代映画社のHPのみ、ファンの望む全記事・全グラビアではなく、「ローマの休日」・「麗しのサブリナ」・「戦争と平和」だけの、その中でも思いっきり抜粋のわずか52ページ(表紙周りを入れて56ページ)。
 でも発売自体は画期的なことだし、これが売れて次に繋がればいいのにな〜と思ってます。

 ページ数が少ないのはわかってたし、届いたら表紙は綺麗に復刻してあるしで、なかなかいいんじゃない?と思いました。
 本文にカラーは無いし、紙も高級なコート紙ではなく、僕の嫌いな上質系なんですけど、グラビアページはともかく、本文ページは昔は今よりもずっと紙の質が悪いわら半紙スレスレのものだったし印刷も悪かったので、こういうのも仕方ないかなーと。
 逆にコート紙だと、本文ページの印刷の悪さが余計に際立ちそうだし。

 もとがわら半紙みたいなページだった物は、この本でみると印刷特有の網点で印刷されているページ。9〜13、22〜24、33〜35ページです。
 グラビアページだった物は、それ以外の網点の見えないページ。
 これをホントの印刷で行ってたら、わら半紙ページは網点がまた網点になって、モアレが起きて画像が劣化してしまうのですが、オンデマンド印刷にすることによってうまく回避出来ています。

 全部読み終わって思ったのは、ちょっと薄味ってこと。
 希望は全記事・全グラビアページの復刻写真集なので、正直こんな抜粋版ではあっという間に読み終わってしまいます。

 中身の流れは、

 オードリー・ヘプバーン現われる!海外で絶賛の嵐→「ローマの休日」→オスカー受賞!→人気投票でも1位!→「麗しのサブリナ」→結婚→「戦争と平和」

というもの。

 実際の当時の流れでは「ローマの休日」公開前の1953年年末あたりからオードリーの大ブームが起こって世間も雑誌もオードリー!オードリー!で埋め尽くされ、それが「麗しのサブリナ」公開後の1954年年末まで続き、1955年5月号(発売は3月末)の「スクリーン」人気投票でも最初でいきなり1位!

 その後1955年にはブームは急激に去ってオードリーの人気も急下降。翌年(1956年5月号)はベスト10にも入れないほどの落ち込みよう(17位)。

 「戦争と平和」で1955年年末発売の号で1年ぶりで出てきたときは、超大作だから取り上げてもらえたものの、わりと普通の女優扱いだったはずです。
 まあ超大作の効果はあって、1957年5月号では7位まで持ち直してますけど。

 そういう人気と時代の流れがこのページ数の抜粋では全然わからないんですよね。

 正直、ここまでだとオードリーは単なる1発屋で終わりそうな感じがプンプンしてたと思います。ファンも批評家も、もうオードリーはダメだろうと思っていたと思いますよ。
 それを救って再度ブームを起こした&人気を安定させたのは57年公開の「パリの恋人」と「昼下りの情事」の2大傑作なんですよね。ホント、この2作の意義は絶大だったと思います。これ以降1977年まで3位以内にずっと入ってますからね。

 これにはモノクロページしかない…という問題も、実はこの当時は本当にカラーページが少なかったんです!
 この頃の号を持っていますけど、カラーは表紙と中の本文では1〜2ページくらい。しかも当時の印刷品質が悪いので、本当のカラーなのか着色カラーなのかわからないくらいベタッとしたカラーでした。
 今じゃ日本の印刷は世界一だと言われるくらい凄いんですが、この当時はまだまだ印刷後進国だったんですよね。

 なので、もともとカラーは表紙と広告以外はなかったんじゃないかと思います。
 これが「パリの恋人」や「昼下りの情事」の1957年頃になってくると、印刷技術も目に見えて上がってくるし、本文でのカラーページも増えていくんですよね。

 これ、値段は1500円なんですが、税込みで1620円だし、送料500円を入れると2120円にもなる。
 オンデマンド印刷で少部数だから仕方ないんですけど、2000円も出せば、同じ「スクリーン」のなら、昔はスクリーン・ピクトリアル(これこれ)が買えた訳だし、他社のなら「カタログ オードリー・ヘプバーン」が1800円、「デラックスカラーシネアルバム」(改訂版はこちら)が2000円という今でも最高ランクの超優秀写真集が売られてた事を考えると、なんだか残念感はぬぐえないんですけどね。

 全体的にページ数が少ないので抜粋が過ぎて薄味だし、色々と不満は残るんですが、復刻版の第一歩ということで、これが売れて次の「パリの恋人」「昼下りの情事」へと繋がっていけばいいなあ〜と思ってます。その時はカラーページも欲しいですよね。

 本誌の「スクリーン」も最近はビックリするくらいページ数が少なくて(140ページくらい)、読む所もほとんどないんですけど、そして最新号を見ると過去にはずっと付録でついていたポスターすら無いんですよね。応援してるだけに、本当に不安。

 さっきも書いた少子化&出版不況で買う人自体が減ってて、近代映画社さんも苦しいんだろうなーってわかるんですけど、ここで復刻した1954年とかの頃って、毎年の人気投票の獲得票数を見ると、決して多くないんですよね。今と同じ位。

 70年代〜90年代にものすごく読者数も増えて、売り上げもきっと凄かったんでしょうけど、そういう時代は二度と来ないと思います。本という媒体からどんどん人はいなくなってるでしょうし。
 でも、そのバカスカ売れてた当時の体制のままでやってるんじゃないのかなー、とか思ったりして…。

 50年代〜70年代当時は今では考えられないくらいの凄い批評家の方たちがいっぱいいて、とても1日で読めないくらいのたくさんの文章を、しかも的確に書いてらっしゃるんですよね。ページ数も今の倍くらい。カラーやグラビアは全然少ないですけど、誌面の充実度は今の比じゃ全然ないですよね。もう読者は夢中になって読んでたと思うんですよね。

 でも今そういう風にはもう作れない。

 きっと今って、何かがズレちゃったんだろうなーって思うんですよね。
 たくさんのカラーページがあるのに、1ページに何人も何人も載ってて、スター1人で1ページすら取るのは難しい状況だし、ちょっと前にウケたゴシップ欄なんてもう今は読者を惹き付けられないでしょー!って思うけど、まだやってる。で、文章は読む価値のある所はほとんど無くって、立ち読みでも終われるくらい内容スカスカ。肝心の映画の紹介も昔は普通は1作品で見開き2ページ分あって解説もストーリーも充実してたのに、今じゃ1/4ページとか…映画雑誌なのに。

 今後どうしたいのかとか、これからどうするのかが全然見えないんですよね、今の「スクリーン」の誌面作りって。
 買ってあげたいのに、内容が希薄すぎて買えない…、これじゃ「ロードショー」の二の舞だよ!ってホント心配。

 今、部数が激減してて苦しいとは思うけど、人気投票を見ると、昔はきっとそれくらいでやってたはず!
 それに過去に比べると、今売れる部数が少ない!って思ってるかもだけど、来年よりも今年の方が売れる数は多いし、5年後10年後に見ると、2014年が羨ましい!と思われるほどに充分部数が多いと思いますよ。

 なので、今と同じくらいでも立派にやっていたこの1950年代に、紙面の構成も体制も併せて今一度立ち返ってみるのが必要なんじゃないのかなーと思います。

 辛口でごめんなさい。m(_ _;)m
 でもオードリーファンは「スクリーン」の味方です!「スクリーン」さん、応援してますよ!!(^-^

 (販売は近代映画社のこちらで)

オススメ度:★★★(次に続く事を期待して星ひとつおまけ。そしてできれば全記事&グラビア復刻の豪華版が欲しいです)
  

Posted by みつお at 09:00Comments(6)日本の写真集

2014年09月30日

スクリーン復刻特別編集「オードリー・ヘプバーン」発売開始予告!

 突然ですが、雑誌「SCREEN」のサイトで、オードリーの新しい本が発売の予告がなされています!

 サイトはこちら
http://www.kindaieigasha.co.jp/auydey_roman_war/audrey_roman_war.html#01

 今まで雑誌「スクリーン」上に発表されてきた記事を復刻!今回の本では「ローマの休日」〜「戦争と平和」までの記事や画像になるようです。
 購入ページに行くと、10月6日からの申し込みになるそうです。

 ここでわかるのは、この本がオンデマンド印刷であるということ。
 これ、わからない方もいらっしゃると思うので、簡単に書きますが、要するに本当の印刷ではない、ということ。
 パソコンでのデータをデッカいプリンタでプリントアウトして、製本するという、少部数のものに使われる簡易印刷です。

 ということは、これは近代映画社は1000部以下しか売れないと踏んでいるってことなのかな?
 だいたい1000部を超えると、本当の印刷の方が安く上がるので、これは1000部以下の見積もりってことですね。

 あ〜、でもとうとう「SCREEN」が自社の遺産の復刻に乗り出してくれましたね!
 今までも何度直接お願いしてきたことか!

 今回は「ローマの休日」〜「戦争と平和」までで、しかもたった54ページで1620円+送料500円ですが、これが1歩となって、次回は「パリの恋人」〜「マイヤーリング」、その次が「尼僧物語」〜「許されざる者」、さらに「ティファニーで朝食を」〜「マイ・フェア・レディ」、「おしゃれ泥棒」〜「暗くなるまで待って」などと続いていけばいいなあ〜と思います。

 あ、でも今年は「マイ・フェア・レディ」製作50周年だし、「マイ・フェア・レディ」だけでも54p以上はありそうですよね。ということで、デアゴスティーニじゃないですけど、「SCREEN」によるオードリーのパートワーク(分冊百科)みたいになっていけばいいですね。

 今回が売れれば、あながち続きは夢でもないと思われるので、みなさん!ぜひ頑張りましょう!  

Posted by みつお at 09:00Comments(16)日本の写真集

2012年06月07日

写真集「perfect style of Audrey」

 これはマーブルトロン社から4月に出たらしい(奥付は5月10日)、“AUDREY HEPBURN - perfect style of Audrey ” という写真集です。

 マーブルトロン社は去年「オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を」を出した出版社ですよね。

 でも「スクリーン」の近代映画社と違って、オードリーの本がどれくらい売れるかの今までの実績がないので、初版はあっさり売切れてしまったみたいです。

 僕もアマゾンで気付いて注文した時は在庫が3つあったのですが、あれよあれよと言う間に残り1冊になり、その日のうちに売り切れになってしまいました。

 一応マーブルトロン社に直接伺いましたが、やはり出版社でも品切状態だそうですけど、既に重版はかけているそうですので、定価以上の値段で暴利を貪ろうとするところからは買わないで、ちょっと待ってくださいねー。

 なお、「オードリー・ヘプバーンとティファニーで朝食を」の方はまだ在庫があるそうなので、本屋さんで注文すれば届くそうです。

 さて、突然出ていたこの写真集ですけど、表紙は本来カラーのはずなのにモノクロ化されている「パリの恋人」画像だし、届いたら表紙も中身も最近流行りの(でも発色は悪い)上質紙だし、“また凡百写真集かよ~…(うんざり)” って感じだったんです。

 でも、ページをどんどんめくっていくと…“あれ?あれれ!?あれれれ!!”

 この写真集、ただものではありません!

 最初は、“あ、この画像が写真集に入ったの初めてや!” 程度だったんですが、だんだん “この写真見るの初めてや!!” に変わってきて、気付けば初お目見え画像がめっちゃ多い!

 これは日本の写真集としては久々のヒット!

 でもいいことばかりでもないんですけどね。

 カラーの発色と階調は物凄い悪いのが堂々と混じってます。
 印刷技術が悪いというよりも、レンタルポジを使用しているみたいですので、レンタル元のAFLOの物が質が悪いのでしょうか。

 ファッションに付いているキャプションというかコメントは “~がガーリー” とか “~がオードリー風” とか、正直どうでもいいようなものが付いてます。

 “オードリーはふくらはぎ丈のフレアスカートをはくことが多かったよう。” とか、オードリーのファッションをきちんと調べてなさそうなのもありますしね。

 確かに50年代はそれが主流だったからはいていただけで、60年代に入ってスカートが短くなってくると、それに合わせてオードリーのスカート丈もどんどん短くなってます。

 50年代の画像だけ持ってきて、そう言われてもなぁ…って。

 それに、大きな写真のキャプションは、中間調のところにピンクのめっちゃ小さな文字って…読めませんやん!!

 「パリの恋人」のポニーテールを正面から写したカラー画像(正面からだとショートヘアに見える)が “ヘップバーンカット” のコーナーにあったり、ちょっとオードリーにはうとい人の編集かなーって。

 でもまあそれもご愛嬌。初収録画像の喜びがそんなことを忘れさせてくれます。
 しかも小さな画像を並べてあったりして、これは収録点数も意外と多い!こういうの好き!(^-^

 ←なぜあなたがここに?めっちゃ貴重な「マイヤーリング」のマリイのカラー画像が小さく。

 決して最優秀ではないけれど、侮れない写真集の登場です。

オススメ度:★★★★(ほぼ星5つのTASCHEN社の「MOVIE★ICONS A.HEPBURN」やTOKYO FM出版の「妖精の詩」ほどのレベルではないので、実質は星3つ半。)
 


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Posted by みつお at 09:00Comments(3)日本の写真集

2010年12月30日

オードリー・ヘプバーン オートグラフコレクション Vol.2

 これは12月始めに「SCREEN」の近代映画社から発行されたばかりの新しい写真集、「オードリー・ヘプバーン オートグラフコレクション Vol.2」です。
 Vol.1は2008年に発行されていますね。サイズも同じA5サイズ。

 前回はそれなりに珍しい画像も多かったのですが、今回は少なめかな。

 実は、僕はオードリーのサインなるものに、あんまり興味がなくって…。(^^;
 もちろん、オードリーが僕の為にサインしてくれたのなら話は全然別ですが、他の人にサインしたものって、あんまりどうとも思わなくって、いただけるものなら欲しいですが、そうではないので、サインを見ても“ほー”としか言いようがないというか…。

 ましてや、サインの形や場所や構図がいいとかってことになると、もう完全サインコレクターやマニアさんの世界なので、かなり置いてきぼりって感じですかね。

 なので、僕は写真集としては、オードリーの画像の珍しさに重点を置いてしまうので、この写真集の意図とはまるっきり違うものになってしまうんですよね。

 初めて見る画像もあるんですよ!でも、ほとんどが普通の画像。

 文章もちょっとサイン中心のマニアックなことがあったりするんですが、面白いのはオードリーが自分の写真の黒い部分にサインがかかりそうになって、別の白い場所に書き直したりしてるものがあるということ。
 そんな書き損じがあるものって、サインマニア的には価値が低いんでしょうが、僕はそんなオードリーの“しまった!”的な心の動きが見えて、そういうものの方が欲しいかも。(^^;

 あと、イミテーションのサインのことも実際の画像入りで載っていて、ホンとに似ても似つかぬニセモノがあったりするので、サインって怖いよな~って思います。

 以前、よくオークションで、そういう明らかにニセモノのサインが安価なスタート価格で売られていて、でもそれにすら保証書が付いていたりして、もう全然保証書自体が信用できないってこともよくわかりました。


 もう5年以上前に、あんまり行かない某映画グッズのお店でもオードリーのサインなるものを売ってたのを見たことがあるんですが、オードリーの生前には見たことも無かった「許されざる者」のカラー画像。オードリーの死後10年くらい経ってから、海外のブロマイド屋が出して出回るようになった写真にサインがしてありました。
 そしてそれにも当たり前のように保証書が付いてるんですよ!

 店の人に勧められましたけど、もちろんそんなもの信用するほどウブでもバカでもないので、きっぱりお断りしました。

 あと、この本に、ロバート・ウォルダーズに宛てたオードリーの手紙も掲載されてたんですが、ちょっと心が痛いというか、ウォルダーズにがっかりというか…。

 これはウォルダーズがオードリー子供基金の為に提供したものかもしれないし、それがわかっていれば死んだオードリーも大賛成したのかもしれないですが、そういう愛する人の手紙を売りに出すって感覚がちょっとわからなくって…。
 そういうのはもらった人の気持ちも考えて、きちんと取っておきたいんですよね、僕は。

 以前もオードリーの息子のルカが通っていた校長へ宛てた手紙とか、オードリーの義母(父の後妻)へあてた手紙とかがオークションで売りに出されたりとかして、オードリーの心のこもった物を自分の利益の為に売り飛ばすことが出来る感覚というのがちょっと理解不能だったりしたもんで、“ロバート・ウォルダーズ、お前もか”って思ってしまったんですよねー。

 ってなわけで、僕にはこの本をあんまりきちんと判断できる見方が出来てないので申し訳ないとは思うんですが、決して高く評価は出来ないですね。ごめんなさい。

オススメ度:★★
  
タグ :★★写真集


Posted by みつお at 09:00Comments(0)日本の写真集

2010年07月23日

最高傑作写真集!「決定版 オードリー・ヘプバーン」 芳賀書店

 すみません、旅行とか行っている間に、のんびりしすぎてしまって、1ヶ月以上も記事をあけてしまいました。m(_ _;)m

 午前十時の映画祭「昼下りの情事」、見に行ってきましたよ~!!(^-^
 つい数ヶ月前に封印を解いてDVDで見て、その時もめっちゃ良かったんですが、ついこないだ見たばかりだし、どうだろ…って思っていたら…

 めっちゃ感動しました!!!

 89年にリバイバルした時はストーリーを知りすぎていて、感激も何もなかったのに!
 いつもオードリーの守護霊的な見方で見ている僕は、今回はお父さんがフラナガンの相手がアリアーヌだと知って、“パパはもっとだ…。”って言うところからウルウル。
 ラストも涙ダーッで、ライトが点くのが困った困った。(^^;
 正直、「ローマの休日」を抜いて、僕のオードリー作品第8位にランクインしてしまいました。
 長年の封印が効いたのかな~。

 と、岡山での午前十時の映画祭のオードリーが終わってしまったー!予告できなくてすみません。m(_ _;)m

 明日からは広島ですね。そのあと四国です。
 広島バルト11 「ローマの休日」2010/07/24(土)~2010/07/30(金)、「昼下りの情事」2010/07/31(土)~2010/08/06(金)
 愛媛 シネマサンシャイン衣山 「ローマの休日」2010/08/07(土)~2010/08/13(金) 、「昼下りの情事」2010/08/14(土)~2010/08/20(金)
 
 さて、今回は以前紹介した芳賀書店発行「デラックスカラーシネアルバム1 オードリー・ヘプバーン」の改訂版である、「決定版 オードリー・ヘプバーン デラックスカラーシネアルバム1」の紹介。

 この「デラックスカラーシネアルバム」は、おそらくこれまで発売された全世界でのオードリー写真集では間違いなく最高のもの!と断言します。

 確かにプライベートな画像では2000年2004年のオードリー展の図録がありますし、画像の多さや批評家の文章では「カタログ オードリー・ヘプバーン」や「映画の友 オードリイ・ヘップバーン全集」が上。資料的な面では「the audrey hepburn treasures」もあります。


 でもここに掲載された数々の画像の稀少度、そのカラー印刷の美しさ、写真点数の豊富さ、どれを取ってもやはりそれら同じ★★★★★の写真集を退け、全てのオードリー写真集での頂点に立っています。

 この写真集は初版が1974年。もう発売から36年も経っているのに、いまだ超えられる写真集が出ないという、凄い写真集!
 オードリー写真集としてもごく最初期のものなのに、いきなり最高峰が出てしまったんですね。

 さて、この改訂版の第1刷発行は1986年。7月1日の奥付になっていますので、6月くらいに出たのではないでしょうか。
 表紙の画像は「噂の二人」から「パリで一緒に」に変更。ぐっと華やかになっています。ちょっとシワが目立ち気味だけど。(^^;;;

 なんで1986年に出たのかなぁと思いますが、日本ヘラルドの怒涛のリバイバルが始まってオードリーブームが再燃したので、ここらで改訂版を…ってな感じだったのでしょう。

 改訂版で表紙以外に変わったところは、オードリーのフィルモグラフィー。「ロビンとマリアン」「華麗なる相続人」「ニューヨークの恋人たち」が追加され、作品の解説がチャールズ・ハイアムの伝記に基づいたものに変更されています。

 また本誌の最終ページの画像が「パリの恋人」のウエディング・ドレスのもの(←)から、「戦争と平和」の頃のポートレート(→)に変更。

 でもこれはどちらが貴重な画像かというと、改定する前の「パリの恋人」のほう。この写真集以外では見れない画像だったのにねー。

 本のコード番号やなんやと色々と文字を入れないといけなくなって、文字を入れる余地の無い「パリの恋人」がはずされたんでしょう。

 それと、長年使ってきた版の使い回しだからか、初版タイプの画像(左の写真)と比べて、改訂版(右の写真)は色が薄くなってしまってます。

 この「パリで一緒に」の馬車の画像もめっちゃ好きなものの1つですが、ジバンシィのオレンジの衣装やバックのフランス国旗のピンクの発色が浅くて、写真の持つ深みがなくなってしまってますよね。これは残念!
 どのページでもこの現象が起こっています。

 でもそれでもこの写真集の価値は絶大!

 このページもとっても好きなものなんですが、「おしゃれ泥棒」のバックの花々とグリーンの対比、「いつも2人で」の綺麗な夕景やどこまでも続く黄色の花。
 最初に初版タイプを買ったときは、あまりのカラーの発色の綺麗さにページをめくるたびに目を奪われたものです。

 もしあなたがオードリーファンで、まだこの写真集をお持ちでないなら、初版タイプでもこの改訂版タイプでもいいので、ぜひ手に入れることを強くオススメします!

 絶版になって久しいので、古本しかもうありませんが、流通した年月が長かったため出回った数が多く、今でも入手は容易です。
 日本人であり、これだけハイレベルな写真集が簡単に手に入るということは、幸運なことといえるでしょう!
 カラーでも本当にステキなオードリーにぜひ会ってみてください!!

オススメ度:★★★★★(★5つの写真集の中でもトップに位置する写真集!もちろん必携!!)

下のアマゾンのは、左が改訂版、右が初版タイプです。

  


Posted by みつお at 07:00Comments(4)日本の写真集

2010年01月28日

写真集「Intimate Audrey 1956-1964」

 MOVIXさいたま にて、“午前十時の映画祭” 2/06(土)~2/12(金) 「ローマの休日」、2/13(土)~2/19(金)「昼下りの情事」まもなく上映開始!

 アメリカでは「おしゃれ泥棒2」のDVDが発売されたようです。うらやましいですねー。

 これは、今月出たばかりの、「Intimate Audrey オードリー・へプバーン写真集 1956-1964」です。

 著者は、キャプションのとんでもない間違いが目立った「AUDREY HEPBURN : Life in Pictures」の編集者でもある、ピエール=アンリ・ヴェーラック。
 サイズはA4のちょっと大きいサイズ。

 発行元の株式会社ブルース・インターアクションズに訊いてみたんですが、この写真集は世界先行発売とのこと。発売されているのは、まだ日本だけ!

 紙質はマット系。最近、マット写真集が多いんですが、これって流行なんでしょうか?
 マットな紙は、表面に凹凸があるので、印刷でムラになりやすいし、経年で紙が黄ばみやすい。しかも黄ばむとすっごく安っぽくなるんで僕は嫌いなんですけどねー。(^^;;;

 さて、内容ですが、見てびっくり!かなり見たことのない画像がいっぱい!!

 これは嬉しいですねー!アマゾンでの内容紹介では平凡な画像ばかりが紹介されていたので、これは絶対平凡写真集の仲間入りかと思っていたのですが、数あるオードリー写真集の中で、かなり個性的な地位を獲得しています。

 「パリの恋人」のDVDジャケットでは、アメリカのとんでもないデザイナーのせいでサブリナに顔を乗っ取られてしまった、本来のジョーでのステキな画像もあります。(→)








 他にも「尼僧物語」のあたりの画像が多いのも嬉しい!「尼僧物語」の頃の画像はあまり写真集に取り上げられることがないので、こうしてたくさん載っても、珍しいのが多いんですよね。
 逆に「マイ・フェア・レディ」のページは見たことのある画像が多かったです。

 残念といえば、章の年度の統一が図れていないこと。
 たとえば、「パリの恋人」は撮影中の1956年ということになっているのですが、「尼僧物語」と「マイ・フェア・レディ」はそれぞれ1959年と1964年ということで、これは公開年度。実際には「尼僧物語」は1958年、「マイ・フェア・レディ」は1963年のオードリーですよね。

 また、キャプションの明らかな間違いもあります。

 ←ファッションショーのシーンでも登場する衣装の、有名な「パリの恋人」の1956年ポートレートが1961年「ティファニーで朝食を」、

 →メル・ファーラーと2人で撮った「いつも2人で」と「暗くなるまで待って」の間の時期の66年~67年のポートレートが1964年とかって書いてます。

 でもでも、一番残念だと思うのは、明らかにオリジナルはカラーだという画像がすべてモノクロ化されていること!

 この2枚とか。

 モノクロの画像は白黒で写ったときに綺麗になるよう、肌の色が白くなるフィルターをかけて撮られてます。

 でもカラー画像は単にモノクロ化したって絶対に綺麗にならないんですよね。
 肌の色があるのにモノクロ化すると、顔が黒くなってしまい、見た目が汚くなります。
 だいたい、せっかくのカラーをモノクロ化って、撮影したカメラマンにも失礼じゃないですか?(^^;

 発行元に伺ったところ、今回のはわざとモノクロ写真集にしたようで、残念なことにそれが裏目に出てしまい、この写真集の価値を大きく下げてしまってますね。
 カラーはカラーで載せていたら、ものすごい好感度が高くなった写真集だったのに…惜しいですね~。
 でも、珍しい画像の数々は一見の価値あり!です。

 ちなみに、初回限定でポストカードが封入されているということです。
 “いうことです” なんて、まるで買ってないような言い方ですけど、実は僕のところに密林から届いたのにはなんと入ってなかったんです!(T^T
 結局出版元に電話して送ってもらいましたが、届いたポストカードは裸んぼ。本来は本自体シュリンクに入っているそうです…。

オススメ度:★★★

  


Posted by みつお at 16:00Comments(8)日本の写真集

2009年12月10日

「オードリー玉手箱」 オードリーの宣伝材料が一堂に!

 オードリー生誕80周年も終わりに近づいたこの時期に、嬉しいオードリーの傑作写真集が登場しました!

 なんと、日本でのオードリー映画のポスター・パンフレット・プレスシート・半券などの宣伝材料(宣材)のほとんどが載った、「オードリー玉手箱」という写真集!
 チラシや試写状も相当数収録されています。

 これこれ!こういうのを待っていました!って感じです。
 もうもう全ページ紹介したいくらいの出来の良さなんですよ!

 子供の頃、「カタログ オードリー・ヘプバーン」を手に入れたときに思った、 “他のポスターやパンフレットにはどんなのがあるんやろ?” って思いが、ここでやっと満たされた!という感じですね!

 製作は、映画グッズのお店のチネアルテさんと映画堂さんの合同作業。
 ちょっと表紙が「ティファニーで朝食を」の立看に合わせたために “オードリー” という概念からは遠い、黄土色という重い色使いなのと、ちょっと口に出すのは恥ずかしい「オードリー玉手箱」という題名が昭和ちっくな感じもしますが…。これは載っている宣材の時代に合わせたんでしょうね。(^^;A

 サイズはB5で、本文96ページ。表紙まわりを入れてちょうど100ページになっています。

 今まで、こういうオードリーだけの宣材の本はありそうでなかった!わずかに前述の「カタログ オードリー・ヘプバーン」と、アサヒグラフ別冊の「オードリー・ヘプバーン 妖精」という写真集、および過去に近代映画社が発行した「シネマエクスプレス vol.2」でごく一部が見れただけでした。

 それが、ビックリするほどの収録点数で今回のこの写真集に!ようやく全貌が明らかに!って感じでしょうか。
 宣材という性格上、オードリーの作品の初公開順に載っているのもめちゃめちゃ納得できます。作り手さんがしっかりしているからですよね。

 美しく、とっても貴重なポスターやパンフの数々。

 パンフの見せ方も、昔のコレクターが妙にこだわる “本命版” ではなく、本当に貴重なパンフを大きく載せてくれているのがウレシイところ。

 今までチラシ本に誤って載せられていたため、いまだにチラシ扱いで出品されたりする横浜国際劇場版の「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」パンフも、きちんとパンフの欄に収録。

 今では超高価な「ローマの休日」の初公開時のポスターも色々見れますし、1963年リバイバルではやたらセンスがよかったりします。
 「戦争と平和」の立看は、初公開時の方が64年リバイバルの時よりずっと感覚が新しいやん!とか面白いですしね。
 「マイ・フェア・レディ」は初公開の64年と69年リバイバルの立看がページの両端に掲載されててホンと壮観!
 「シャレード」は68年リバイバルの立看が雰囲気ええなあ~とか。
 本当に見ていて楽しい!です。(^-^

 見たところ、掲載されていない主な物は、「昼下りの情事」「尼僧物語」の初公開時の立看、「パリで一緒に」72年リバイバル時の立看、そして関西のOSチェーン版のパンフレット全種でしょうか。チラシとかはよくわかりませんが…。ポスター類は大判のものとかは集めるのが難しいですよね。
 少し誤植だと思われるものもありますが、些細なことです。

 集めるといえば、これらを今全て集めるとなると、相当な財力と運がいると思うので、ここで見れるだけでも充分満足!

 別にコレクターでなくても、こういう素敵な宣材を見るだけでも、この写真集はオードリーのファンにとって一級の価値を持っていると断言できます!

 こういうポスターを駅や街角で見かけて、それで映画館へ観に行こう!とかってみんなが思ってた時代があったんだなーとかって想像するのも面白いですよね。

 入手は本屋とかではムリなので、チネアルテさんや、ヤフーオークションなどで買ってください。定価が書いてあって、3800円となっていますが、充分値段に見合う内容だと思いますよ!

オススメ度:★★★★★(オードリーの全く新しいタイプの写真集の登場!)
  


Posted by みつお at 10:00Comments(2)日本の写真集

2009年12月07日

写真集「マイ・ファニー・フェイス/オードリー・ヘプバーン」

 はい、今回は11月30日に出たばかりの、「SCREEN」の近代映画社発行の「My Funny Face, Audrey Hepburn マイ・ファニー・フェイス/オードリー・ヘプバーン」の紹介です!副題に「世界の表紙を飾った115人のオードリー」と付いています。

 サイズは思ったよりかなり小さいです。A5サイズ。電化製品なんかのカタログの半分の大きさです。

 うーんと、数えてみましたが、115人という意味がよくわかりません。(^^;
 中の海外の表紙が82冊(バービー人形とイラストも含めて)。全然足りませんよね。最後に過去の「スクリーン」の表紙が30冊で足すと112冊。表紙に小さく2つ目のオードリーの画像があるのが3つあるので、それを数えて115冊なんでしょうか?
 それとも、表紙ではオードリーじゃないけど、中身にオードリーがあるのが3冊紹介されているので、それで115なんでしょうか?ただし、中身の紹介だと、117人になりますし…。

 で、中身ですが、だいたいが1冊1ページを使って紹介されています。
 これは、表紙がかなりデカく見えるので、嬉しいですね。海外で出た「Audrey Hepburn: International Cover Girl」よりも、紹介されている数は少ないながら、好印象。





 そうそう、「Audrey Hepburn: International Cover Girl」で載っていた、“これってオードリーと違うんちゃう?” っていう「マイ・フェア・レディ」のセシル・ビートンの衣装の特集号は、“「マイ・フェア・レディ」に登場したエキストラ” ときっぱり否定されています(笑)。

 残念なところを挙げると、やっぱ収録されている雑誌の数が少ないのと、値段が高めなところでしょうか。あ、あと紙がマット系の物なので、色が沈んで見えるとこ。これはコート系の紙で行った方がよかったのでは?

 本体に巻いてある帯もオードリーの表紙をいっぱい載せたもので、嬉しいです(ってか、本当はこのまま表紙にした方がよかったのでは?)。

 それに何度も今まで載ってますけど、過去の“スクリーン”の表紙って、後の写真集では再録されてないものが多いのが嬉しいところですよね!
 特に1971年9月号の表紙は、オードリーが出演した「エクスラン・ヴァリーエ」のCMがあった日本だけが出来るワザですよね!これはかなり世界に誇れる表紙なんじゃないでしょうか。

オススメ度:★★★


  


Posted by みつお at 01:31Comments(0)日本の写真集

2008年12月03日

オードリー・ヘプバーン オートグラフ・コレクション

  発売になりましたよ!“SCREEN”の近代映画社から「オードリー・ヘプバーン オートグラフ・コレクション」が!(^^

 正直、“スクリーン”さんだから、またガッカリ写真集を出すのでは?と思ったんですが、今回は大丈夫でした!かなり満足感は高かったです…って期待してなかったからかもしれませんが…。(^^;;;

 サイズはA5判の小型サイズのハード・カヴァー。写真と共に解説も書いてあって、そのために本物のサインなんかには縁のない僕たちにも、とても身近に感じられる物になっています。

 50年代前半のものと「ティファニーで朝食を」や「マイ・フェア・レディ」の物が高額なようですけど、それを読んで思ったのは、“えっ、「パリで一緒に」や「いつも2人で」の頃が安い???それなら僕が買おうかな!”ってこと。
 いや、もちろん安いといえども僕なんかには買えるほど安くはないんでしょうけどね。(^^;A

 →これは「ロビンとマリアン」宣伝写真にオードリーがサインしたものみたいですが、わ、めっちゃ美しいじゃないですか!70年代のも高くなくて、こんな美しいオードリーと一緒にサインが手に入るなら僕が買おうかな?などとも思ったり。
 僕は「ロビンとマリアン」はだ~い好きですしね!

 ←これは「噂の二人」で共演したシャーリー・マクレーンと1枚の写真にサインしたもの。
 これ、映画の中に一瞬だけ出てくる、“大学卒業時のマーサとカレン”の画像じゃないですかっ!
 こういうのがしっかり見れるのもウレシイところ。

 →しかも、僕の希望通り、過去に“スクリーン”に送られたオードリーのサインも掲載しています!裏表紙にもそれらしきサインが…。

 昨年の「オードリーを愛した名監督たち」から“SCREEN”は、自分のところの宝物に少しづつ気付き始めているようで、今回もそういうことで一部が載ったような気がするんですが、“スクリーン”が持っているオードリーのサインってこれだけなんでしょうか?もっともっと持っていそうなんですけどね。

 そういえば、50~60年代に“スクリーン”のライバル誌だった“映画の友”に送られたオードリーの直筆サインってどこに行ったんでしょうね?54年くらいにオードリーは“映画の友”に既にサインを送っていたようなんですけど…。どなたかがちゃんと保管してくださってるのでしょうか?(^^;

 それと、前にも書きましたし、この本にも注意が書いてありましたが、やたら綺麗なプリントに“オードリーのサイン”なるものがオークションなんかに出てきますけど、要注意!ですよ!(若いファンは特に)
 本物のサインが数千円程度ではありえないし、証明書があってもそれ自体が何の証明にもならないことが多い、ということを認識してくださいです。

オススメ度:★★★


  


Posted by みつお at 22:52Comments(12)日本の写真集

2008年03月12日

ヘプバーン写真集 世にも素敵なオードリー帝国 山本容子:文

 これは銅版画家・山本容子さんの文章と、ボブ・ウィロビーの写真で構成された「ヘプバーン写真集 世にも素敵なオードリー帝国」という写真集です。

 写真集と言ってもサイズは小さく、文庫本です。講談社+α文庫から5年前、オードリー没後10年の2003年に発売されました。
(奥付はオードリーの命日の1月20日になっています)

 カメラマン、ボブ・ウィロビーの日本で3冊目のオードリー写真集。
 今までの写真集で収録されている画像も多いのですが、新しく目にする画像もちょろょろあります。これがまたかわいいオードリーなもんで、ファンとしては買わざるをえない!
 なんてボブさん、商売上手(笑)!

 山本容子さんの文章では事実誤認の部分が少しある(トニー・カーティスとの浮名、ヴィヴィアン・リーの部分など)ものの、感じのいいものに仕上がっています。文章量は非常に少ないんですけどね。

 さて、「みつおの映画とオードリーのお話」の方のBBSでよく書き込んでくださったえみさんからも指摘があったんですが、この写真集の中に別人をオードリーだと誤って載せられている画像があります。

それがこの画像(→)。

 これは「パリで一緒に」撮影中の1962年にはトニー・カーティスと大恋愛中だったクリスティーネ・カウフマン。

 当時は清純派の女優として売り出し中でしたが、このトニー・カーティスと63年に結婚してしまい、ファンをがっかりさせたそうです。
 おそらくトニー・カーティスにどうしても会いたくて、「パリで一緒に」撮影中の現場に来たところをボブさんがパチリ。

 オードリーとは顔も全然違いますし、「パリで一緒に」の頃のオードリーは髪の盛り上げが一番大きかった頃なので、こんなちっちゃいのは全くちゃいます。(^^

 なぜこんな別人の画像が紛れ込んだんでしょうねー。

オススメ度:★★★


  


Posted by みつお at 16:00Comments(4)日本の写真集