2023年10月28日
新星堂フリー・ペーパー「MUSIC TOWN」2003年12月号
今回は2003年、「ローマの休日」DVD発売時に新星堂さんに置かれていたフリー・ペーパーの「MUSIC TOWN」2003年12月号、vol.199の紹介。
もうね、2003年の「ローマの休日」というと全部このビジュアルなんでね、同じのばっかりで申し訳ない!と思うのですけど、許してくださいです。
2003年リバイバルからもうちょうど20年経つんですけれども、2003年のリバイバルは凄かったですよね。
当時は座席指定ではなかったので、東京も大阪も、劇場の開場前から行列ができるんです。僕が行った大阪でもぐるっと劇場を囲んでるんですよね。
80年代後半〜90年代前半にかけて、オードリーの大ブームが起きていましたけど、その時の配給元の日本ヘラルドの権利が2000年ごろに次々と切れて、2003年ともなるとオードリー作品がまたさっぱりリバイバルで来ないという70年代後半〜80年代前半のような状態に逆戻り。
そんな中、やっと来てくれたのがこのパラマウント配給の「ローマの休日」でした。
そして上映がまだ地方で続いているにもかかわらず、告知が打たれたのがこの「ローマの休日」DVDの発売。
僕なんかはまだ上映が続いてるし、公開予定はあるものの、まだリバイバルされてない地方もあるのに、なんでこんなに早くDVD出すんやろ、と思いましたけど、まあ今考えると「ローマの休日」の著作権が製作50年の2003年末で切れてパブリック・ドメインになってしまいそうなので、格安DVDで出る前にたくさん売っておきたかったんだと想像するんですけれどもね。実際2004年からは続々格安DVDで出て来たし。
でもまあ本家パラマウントが出すDVD、2枚組で出してきて特典も豪華。来年出るかもしれない格安DVDとの違いを印象付けていますよね。
当時、「マイヤーリング」をDVDで出して欲しかった僕は(当時はさすがに劇場公開されるとは思っていなかった)、パラマウントさんに直接電話して担当の方とお話しさせていただきました。
すると「ローマの休日」のDVDジャケットは日本独自で変更させてもらったこと、でも勝手にジャケットを変更するのは出来ず、必ずパラマウント本社の許可がいること、しかも変更しようとするとそのジャケットに変更することでどれだけ売上が上がるかなどを出さないといけないと教えていただきました。
昔は日本独自でポスターやプレスを作って、それが本国よりも上出来、なんてことがざらにありましたから(60年代後半から70年代前半の日本のデザインは凄かった!)、2003年ごろには著作権がうるさくなっていたのでしょうね。
でも2003年ごろだと、まだ僕がパラマウントさんや20世紀フォックスさん、ユニバーサルさん、ジェネオンさんなど映画会社と直接電話できたというのもすごいこと。
まだまだ電話が主流で、NTTの電話番号案内でそれらの会社の電話番号を教えてもらえたんですからね。
おっと、また絶賛脱線中ですけど、こちらの新星堂さんのフリー・ペーパー、サイズはA4で40pのマットコート紙。うち24pがフルカラーというタダで配るには豪華版。
それだけ当時の新星堂さんにはパワーがあったということなのでしょう。
今も発行されてるのでしょうか?なんとなく、もう無いような気がします。2003年はまだ新星堂さん本体がやっていましたが、その後何度も経営母体が変わってしまってますからね。
ここでも、後ろの方のページでは新星堂だけで235店舗、それ以外に楽譜が22店舗、スポーツ店関連で22店舗、書籍で9店舗、ゲームで1店舗、チェーン店が10店舗とすごい規模なのがわかります。
現在の新星堂のHPでは44店舗くらいになっています。今年に入ってからも6店舗閉店しているようです。
やはり音楽の聴き方や映像の見方が変わってきているから、実店舗というのは苦しいのでしょうね。
神戸には昔新神戸オリエンタルホテル(現:ANAクラウンプラザホテル)のOPA内にあって「マイ・フェア・レディ」のコレクターズ・ボックスのチラシなどをもらったりしていましたが、阪神大震災後閉店。
その後ハーバーランドのオーガスタプラザ(現:プロメナ神戸)に出来て、たまにクラシックなどを買っていました。「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行」のサントラCDを買ったのもハーバーランドの新星堂でした。
そこではクラシックCDの海外盤を注文していたのですが、突然ハーバーランド店が閉店になるということを知り、その発注がどうなるのかと店員さんに訊いたのですが、発注は」取り消しになってしまうだろうとのことでした。でもそれよりも店員さんも閉店は寝耳に水みたいで、かわいそうだと思ったものでした。
この2003年の12月号ではもう神戸はカナート西神戸店というところしかないので、既にハーバーランドからは撤退済み。
神戸市西区には行かないので、この「MUSIC TOWN」も大阪で手に入れたと思います。
行動範囲から考えると、京橋店だったと思うのですが、この店舗は今も現存しています。
さてこの「MUSIC TOWN」、表紙は「ローマの休日」2003年版メインビジュアルのオードリー。
劇場でのリバイバルでも大ヒットで、いまだ根強い人気を見せつけた「ローマの休日」。DVDも絶対売れる!ってんで、タワーレコードなど同業他社もお客の取り込みに力を入れており、新星堂もいかに買ってもらうかで工夫しています。
まず販売価格を3980円から3582円に10%引き、さらに新星堂で買った人には2003年版メインビジュアルのクリアファイルをプレゼント!ってなってます。
この時に、新星堂の予約券も作られていました。片面4色刷りでコート紙。本当にチカラ入ってます。
そういえば新星堂ではなくジョーシンだったかな?そこには今後のオードリーのDVDで発売して欲しいのはどれですか?ってアンケートがあって、「ニューヨークの恋人たち」とか「おしゃれ泥棒2」とかも載っていたのを覚えています。
中身でも巻頭2ページを割いて「ローマの休日」の宣伝。左ページの文章では大船ルミネ店と西日本地区統括の方が文章を書いています。右ページは各DVDの説明やオードリーとグレゴリー・ペックとウィリアム・ワイラー監督の簡単なプロフィールなどとなっています。
他に今や伝説化されようとしている中森明菜さんが「歌姫3」のアルバムの発売に合わせて普通にインタビューを受けているのがおおっ!と思いました。
もうね、2003年の「ローマの休日」というと全部このビジュアルなんでね、同じのばっかりで申し訳ない!と思うのですけど、許してくださいです。
2003年リバイバルからもうちょうど20年経つんですけれども、2003年のリバイバルは凄かったですよね。
当時は座席指定ではなかったので、東京も大阪も、劇場の開場前から行列ができるんです。僕が行った大阪でもぐるっと劇場を囲んでるんですよね。
80年代後半〜90年代前半にかけて、オードリーの大ブームが起きていましたけど、その時の配給元の日本ヘラルドの権利が2000年ごろに次々と切れて、2003年ともなるとオードリー作品がまたさっぱりリバイバルで来ないという70年代後半〜80年代前半のような状態に逆戻り。
そんな中、やっと来てくれたのがこのパラマウント配給の「ローマの休日」でした。
そして上映がまだ地方で続いているにもかかわらず、告知が打たれたのがこの「ローマの休日」DVDの発売。
僕なんかはまだ上映が続いてるし、公開予定はあるものの、まだリバイバルされてない地方もあるのに、なんでこんなに早くDVD出すんやろ、と思いましたけど、まあ今考えると「ローマの休日」の著作権が製作50年の2003年末で切れてパブリック・ドメインになってしまいそうなので、格安DVDで出る前にたくさん売っておきたかったんだと想像するんですけれどもね。実際2004年からは続々格安DVDで出て来たし。
でもまあ本家パラマウントが出すDVD、2枚組で出してきて特典も豪華。来年出るかもしれない格安DVDとの違いを印象付けていますよね。
当時、「マイヤーリング」をDVDで出して欲しかった僕は(当時はさすがに劇場公開されるとは思っていなかった)、パラマウントさんに直接電話して担当の方とお話しさせていただきました。
すると「ローマの休日」のDVDジャケットは日本独自で変更させてもらったこと、でも勝手にジャケットを変更するのは出来ず、必ずパラマウント本社の許可がいること、しかも変更しようとするとそのジャケットに変更することでどれだけ売上が上がるかなどを出さないといけないと教えていただきました。
昔は日本独自でポスターやプレスを作って、それが本国よりも上出来、なんてことがざらにありましたから(60年代後半から70年代前半の日本のデザインは凄かった!)、2003年ごろには著作権がうるさくなっていたのでしょうね。
でも2003年ごろだと、まだ僕がパラマウントさんや20世紀フォックスさん、ユニバーサルさん、ジェネオンさんなど映画会社と直接電話できたというのもすごいこと。
まだまだ電話が主流で、NTTの電話番号案内でそれらの会社の電話番号を教えてもらえたんですからね。
おっと、また絶賛脱線中ですけど、こちらの新星堂さんのフリー・ペーパー、サイズはA4で40pのマットコート紙。うち24pがフルカラーというタダで配るには豪華版。
それだけ当時の新星堂さんにはパワーがあったということなのでしょう。
今も発行されてるのでしょうか?なんとなく、もう無いような気がします。2003年はまだ新星堂さん本体がやっていましたが、その後何度も経営母体が変わってしまってますからね。
ここでも、後ろの方のページでは新星堂だけで235店舗、それ以外に楽譜が22店舗、スポーツ店関連で22店舗、書籍で9店舗、ゲームで1店舗、チェーン店が10店舗とすごい規模なのがわかります。
現在の新星堂のHPでは44店舗くらいになっています。今年に入ってからも6店舗閉店しているようです。
やはり音楽の聴き方や映像の見方が変わってきているから、実店舗というのは苦しいのでしょうね。
神戸には昔新神戸オリエンタルホテル(現:ANAクラウンプラザホテル)のOPA内にあって「マイ・フェア・レディ」のコレクターズ・ボックスのチラシなどをもらったりしていましたが、阪神大震災後閉店。
その後ハーバーランドのオーガスタプラザ(現:プロメナ神戸)に出来て、たまにクラシックなどを買っていました。「オードリー・ヘプバーンの庭園紀行」のサントラCDを買ったのもハーバーランドの新星堂でした。
そこではクラシックCDの海外盤を注文していたのですが、突然ハーバーランド店が閉店になるということを知り、その発注がどうなるのかと店員さんに訊いたのですが、発注は」取り消しになってしまうだろうとのことでした。でもそれよりも店員さんも閉店は寝耳に水みたいで、かわいそうだと思ったものでした。
この2003年の12月号ではもう神戸はカナート西神戸店というところしかないので、既にハーバーランドからは撤退済み。
神戸市西区には行かないので、この「MUSIC TOWN」も大阪で手に入れたと思います。
行動範囲から考えると、京橋店だったと思うのですが、この店舗は今も現存しています。
さてこの「MUSIC TOWN」、表紙は「ローマの休日」2003年版メインビジュアルのオードリー。
劇場でのリバイバルでも大ヒットで、いまだ根強い人気を見せつけた「ローマの休日」。DVDも絶対売れる!ってんで、タワーレコードなど同業他社もお客の取り込みに力を入れており、新星堂もいかに買ってもらうかで工夫しています。
まず販売価格を3980円から3582円に10%引き、さらに新星堂で買った人には2003年版メインビジュアルのクリアファイルをプレゼント!ってなってます。
この時に、新星堂の予約券も作られていました。片面4色刷りでコート紙。本当にチカラ入ってます。
そういえば新星堂ではなくジョーシンだったかな?そこには今後のオードリーのDVDで発売して欲しいのはどれですか?ってアンケートがあって、「ニューヨークの恋人たち」とか「おしゃれ泥棒2」とかも載っていたのを覚えています。
中身でも巻頭2ページを割いて「ローマの休日」の宣伝。左ページの文章では大船ルミネ店と西日本地区統括の方が文章を書いています。右ページは各DVDの説明やオードリーとグレゴリー・ペックとウィリアム・ワイラー監督の簡単なプロフィールなどとなっています。
他に今や伝説化されようとしている中森明菜さんが「歌姫3」のアルバムの発売に合わせて普通にインタビューを受けているのがおおっ!と思いました。
タグ :ローマの休日
2023年10月01日
2000年の販促用オードリーカレンダー
こないだいっぱい撮ったポスターの続きを…と思ってたんですが、なんだか気分的にも時期的にもこちらにすることにしました。
2000年のオードリーカレンダー!サイズは結構大きいです。B2くらい。
なので、これもこないだ一緒に撮ったんですよー。
そして、これが印刷されているのは普通の紙ではありません。なんか化学繊維でできているような、合成布っぽいもの。
なんて言うの?クラフト生地?フェルト生地?そういうのです。
これは企業さんの販促カレンダーだと思うのですけど、企業名を入れる余白がありませんね。
別の年のなら、下部に余白があったんですけれども。
こういうのはカレンダーの会社に販促用のカレンダーが何十だか何百だかの見本があって、その中から業者がお得意様に配るカレンダーを決めて納入してもらうというもの。
昔は当たり前の光景でしたけど、スマホで日付なんていつでもわかるようになった今は随分廃れてそうです。
これも1999年に会社の出入りの業者さんにいただいたもの。
オードリーを使ってくれるなんて、なんとセンスのいい!と思ってました。
この年のオードリーは「パリの恋人」ですね。
「パリの恋人」まではあった、オードリーの顔の右から写しているという画像。
これ以降はオードリー自身が右側から写した画像をあまり気に入らなくて、顔にコンプレックスのあるオードリーはカメラマンに「左側からお願いします」と言うほど常に左側を向けるようになっていきます。
なので、これは本当に右側から写した、貴重な画像ということになりますね。
でもこっち側からだと、やっぱり鼻が間延びしています。
それと1999年〜2000年ごろというと、オードリーのブームも落ち着いて、今度はなかなかオードリー映画来ないなーっていう時期。
そろそろ全てのオードリー映画のリバイバルの権利が切れてしまって、もう劇場にはオードリー映画がほとんどかからなくなってました。
結局80年代後半〜90年代初期の大ブーム時でも「尼僧物語」「許されざる者」と「ロビンとマリアン」以降の作品はリバイバルされなかったし、また何か来てほしいなーとオードリーファンなら思ってた頃ですね。
このオードリーに対する渇望は2003年の「ローマの休日」リバイバルまでは満たされなかったんですけれどもね。
さて、昨年は結局2023年のカレンダーの紹介をしませんでした。
その辺のことも含めて、明日は早速2024年のカレンダーの紹介をします。
2000年のオードリーカレンダー!サイズは結構大きいです。B2くらい。
なので、これもこないだ一緒に撮ったんですよー。
そして、これが印刷されているのは普通の紙ではありません。なんか化学繊維でできているような、合成布っぽいもの。
なんて言うの?クラフト生地?フェルト生地?そういうのです。
これは企業さんの販促カレンダーだと思うのですけど、企業名を入れる余白がありませんね。
別の年のなら、下部に余白があったんですけれども。
こういうのはカレンダーの会社に販促用のカレンダーが何十だか何百だかの見本があって、その中から業者がお得意様に配るカレンダーを決めて納入してもらうというもの。
昔は当たり前の光景でしたけど、スマホで日付なんていつでもわかるようになった今は随分廃れてそうです。
これも1999年に会社の出入りの業者さんにいただいたもの。
オードリーを使ってくれるなんて、なんとセンスのいい!と思ってました。
この年のオードリーは「パリの恋人」ですね。
「パリの恋人」まではあった、オードリーの顔の右から写しているという画像。
これ以降はオードリー自身が右側から写した画像をあまり気に入らなくて、顔にコンプレックスのあるオードリーはカメラマンに「左側からお願いします」と言うほど常に左側を向けるようになっていきます。
なので、これは本当に右側から写した、貴重な画像ということになりますね。
でもこっち側からだと、やっぱり鼻が間延びしています。
それと1999年〜2000年ごろというと、オードリーのブームも落ち着いて、今度はなかなかオードリー映画来ないなーっていう時期。
そろそろ全てのオードリー映画のリバイバルの権利が切れてしまって、もう劇場にはオードリー映画がほとんどかからなくなってました。
結局80年代後半〜90年代初期の大ブーム時でも「尼僧物語」「許されざる者」と「ロビンとマリアン」以降の作品はリバイバルされなかったし、また何か来てほしいなーとオードリーファンなら思ってた頃ですね。
このオードリーに対する渇望は2003年の「ローマの休日」リバイバルまでは満たされなかったんですけれどもね。
さて、昨年は結局2023年のカレンダーの紹介をしませんでした。
その辺のことも含めて、明日は早速2024年のカレンダーの紹介をします。
2023年05月01日
“AUDREY in Cinema” 美術館「えき」KYOTO チラシ他と感想
今日は、「マイ・フェア・レディ」上映や「ローマの休日」上映と合わせて、このゴールデンウォークに行っておきたいところ、“AUDREY in Cinema”の展示会の紹介。
この展示会4月1日から始まってますが、5月の14日まで。ということで、まだの人はこのゴールデンウィーク中に行っておきたいですよね。
僕は4月に行ってきたので、その時の感想なども合わせて、チラシや物販の紹介。
この “AUDREY in Cinema”は京都駅ビルの7階にある、美術館「えき」でやっています。
ここ、2004年には“timeless audrey”展もやっていて、一度来たことがあるはずなんですが、もう19年も前のことなのですっかり忘れていて、どこから入るんやろ?そんで何階やったっけ〜?って探しながら行きました。
入ってわかりましたが、かなり小さい展示会場です。“timeless audrey”展の時、東京では11のブースがあったのに、京都では7つまで減らされていたのを思い出しました。
この “AUDREY in Cinema”は、現在 “オードリー・ヘプバーン”“オードリー・スタイル 飾らない生き方”と合わせて3つの展示会を開いている株式会社クレヴィスさんの1番新しいオードリー展示会。
うーん、でもね、3つの展示会どれも似たり寄ったりかなー。写真もダブってるしね。
これが3つの展示会で全部写真が違うとかだったら凄いんですけどねー。
クレヴィスさんはオードリー展を何度もやってきてるので、最初の “オードリー・ヘプバーン”展のような「素人が手を出しました」感は無くなってます。
キャプションでおかしなこと書いたり、「昼下がりの情事」って書いたりとか。
でもね、取り立ててどうこうってのも思わなかったです。
まあこれは2000年の “オードリー・ヘプバーン:私のスタイル”展と2004年の “timeless audrey”展という2つの大規模なオードリー展を見た身としては、どうしても落ちると感じるのは仕方ない。
あちらはジバンシィやフェラガモ、オードリーの息子たちが直接関わってるので、オードリーの写真だけじゃなく、オードリーが着ていた私服、映画の本物の衣装、持っていた私物、アクセサリーまで展示されてたし、映画会社や家族の秘蔵写真やビデオを出されたら、太刀打ちできない。
あくまでこちらはレンタルポジとかで借りた画像がメインだしね。画質も悪い。
カラー写真なんか、本当に色が汚い。本来のカラーポジがモノクロ展示とかね。
その上、一般受けしそうな(平凡な)画像メインだから面白味もない。
“オードリー・ヘプバーン:私のスタイル”展と “timeless audrey”展が100点だとすると、こちらは30点くらい。
それくらい差は歴然。
でも最初の “オードリー・ヘプバーン”展がヒドイ!って思ったのとは違って、頑張ったで賞くらいはあげたいです。
最初のが「マイ・フェア・レディ」までの画像しかなかったのと違って、今回とかは「ニューヨークの恋人たち」とかもあるしね。
さて、展示会に行った時ですが、会場に着くまでにポスターがあったので写真を撮りました。
7階に着くと、廊下に欲しかったこの展示会のチラシがちょっとだけ残ってたので自分と友達のぶんを手に入れられました。
これ、帰りに見たらもう無くなってました。間一髪でしたね。
さて、そのチラシですが、メイン画像は「麗しのサブリナ」。
これはかなり鮮明で、腰に締めているベルトがわかるくらい。
この画像、鮮明じゃないとベルトわかりませんもんね。
あと、 “オードリー・ヘプバーン”展でも“オードリー・スタイル 飾らない生き方”展でもメインカラーはティファニー・ブルーで、「ティファニーで朝食を」のイメージに引きずられてたんですが、今回はオードリーのイメージのピンクがメインカラーになってて、ここも良かったと思いました。
裏は5点の画像がありますが、「ティファニーで朝食を」の画像は本来美麗カラー。クレヴィスさんが借りてる画像のところではカラーがなかったそう。
にしても本来カラーの画像を白黒で使われるのは僕は好きではありません。減点その1。
右端には珍しい「昼下りの情事」のカラーがありますが、これは裏焼きでしょう。鼻が左から撮った鼻になっています。
オードリーって右から撮ると、隣の「マイ・フェア・レディ」のカラー写真のように、ちょっと鼻の形が美しくないんですよね。
そして美術館が近づいてくるとまたポスターがあったのでこれも写真を撮りました。柱というか壁には白と赤の展示会の名前だけのものもありました。
入り口には大きな展示会のパネルも。
パネルの横にはBGMが書いてありましたけど、全部CD「オードリー・ヘプバーン・スクリーン・テーマ・ベスト」のもの。
いいんですけど、これクレヴィス社最初の “オードリー・ヘプバーン”展でも一緒やったやん!
オードリーのサントラって今やいっぱいあるのに、何も新しくされてない、何も追加されていない。
こういうところが初回以降何も調べてないんやなーと雑に感じられてあかんのですよね。
今回はオードリーの「ローマの休日」以降の20作品の展示なんだから、「スクリーン・テーマ・ベスト」では足りない作品を追加しようとして、でも出てないのがあって全部は揃えられませんでした、っていうなら努力の跡が見えて好感を抱くんですけど…。
“同じでいいやん”って思ってるのが見えてしまってるので減点その2。
これの半券もありますが、これは実は会場でいただいたもの。
僕は前売り券をローソンで買っておいたのですが、ローソンで発行してもらう券なんか、オードリー付いてませんよね。
それで会場に行った時に、“当日券買ったら、オードリーの画像付いてますか?”って尋ねたら、なんと!使用済みの半券ですけどってくださったんです!
ありがたいですね。
会場の方には大感謝!
そして展示会場は写真禁止です。
入ってすぐに「パリの恋人」の宣伝画像が「ローマの休日」のトップで飾ってありました。
これって何か意味があるのかな?とちょっとモヤモヤしながら見て回りました。
でも「戦争と平和」の日本版ポスターが展示してあったんですが、これが1987年版のを展示してて、“1973年のポスター”ってキャプションになってたので、これはアカン!とこれは会場の方に伝えました。
1973年版はキャッチコピーが全然違うのと、73年版は配給がCIC、87年版はUIP、それと紙の質が全然違います。73年版は上質紙ですが、87年版はコート紙。
展示会はそれでも2周しましたが(友人は2周めは椅子で座っててもらった)、終わるとお決まりの物販コーナーがありました。
何を買おうかと思いましたが、写真集もまだなんですけどこれはカバーが欲しいので本屋で買うことにして、でも写真集も買うなら小さなポストカードは要らんよな、と思い、例によって大きな画像のクリアファイルのところへ。
物販は前回の阪急百貨店での“オードリー・スタイル”とも一緒のがありましたが、今回初めて見るものもありました。
その中で僕が買ってあげなければ!と思うのが60年代のオードリー。阪急でも買っていますが、そこにはなかった(と思う)「マイ・フェア・レディ」と「ティファニーで朝食を」のクリアファイルをゲット。
でも画質が悲しくなるくらい悪い…。「マイ・フェア・レディ」なんかは同じ画像の70年代のポスターで作った美麗パネルを持っているので、その汚さが涙出そうになります。
「ティファニーで朝食を」も別カットですけど、やはり70年代の「ロードショー」で、ものすごい綺麗な画像を見ているので、このバックの色の汚さがめっちゃわかります。
オードリーの肌もノッペリ。
最近は80年代・90年代と違って、カラーのオードリーも人気が出てきてますけど、質が悪いのが多いのが残念です。
ちなみに「マイ・フェア・レディ」の裏は「麗しのサブリナ」、「ティファニーで朝食を」の裏は「パリの恋人」です。
それらはなぜか綺麗。
あと、前回あったのかどうかわかりませんが、オードリーのカラー写真のマスキングテープがあったので、これも買いました。
「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」「緑の館」「麗しのサブリナ」などなどです。
でもこれもクリアファイルともども、使えません。
いよいよ14日までなので、行くかたはお早めに!です。
僕はついでに京都タワーに昇って、渉成園と東本願寺を見て、宇治茶や生八ツ橋(ニッキ無し)などのお土産を買って、ちょっと贅沢して新快速のAシートに乗って帰りました。
皆さんも京都観光を付けるとより楽しめると思いますよー。
この展示会4月1日から始まってますが、5月の14日まで。ということで、まだの人はこのゴールデンウィーク中に行っておきたいですよね。
僕は4月に行ってきたので、その時の感想なども合わせて、チラシや物販の紹介。
この “AUDREY in Cinema”は京都駅ビルの7階にある、美術館「えき」でやっています。
ここ、2004年には“timeless audrey”展もやっていて、一度来たことがあるはずなんですが、もう19年も前のことなのですっかり忘れていて、どこから入るんやろ?そんで何階やったっけ〜?って探しながら行きました。
入ってわかりましたが、かなり小さい展示会場です。“timeless audrey”展の時、東京では11のブースがあったのに、京都では7つまで減らされていたのを思い出しました。
この “AUDREY in Cinema”は、現在 “オードリー・ヘプバーン”“オードリー・スタイル 飾らない生き方”と合わせて3つの展示会を開いている株式会社クレヴィスさんの1番新しいオードリー展示会。
うーん、でもね、3つの展示会どれも似たり寄ったりかなー。写真もダブってるしね。
これが3つの展示会で全部写真が違うとかだったら凄いんですけどねー。
クレヴィスさんはオードリー展を何度もやってきてるので、最初の “オードリー・ヘプバーン”展のような「素人が手を出しました」感は無くなってます。
キャプションでおかしなこと書いたり、「昼下がりの情事」って書いたりとか。
でもね、取り立ててどうこうってのも思わなかったです。
まあこれは2000年の “オードリー・ヘプバーン:私のスタイル”展と2004年の “timeless audrey”展という2つの大規模なオードリー展を見た身としては、どうしても落ちると感じるのは仕方ない。
あちらはジバンシィやフェラガモ、オードリーの息子たちが直接関わってるので、オードリーの写真だけじゃなく、オードリーが着ていた私服、映画の本物の衣装、持っていた私物、アクセサリーまで展示されてたし、映画会社や家族の秘蔵写真やビデオを出されたら、太刀打ちできない。
あくまでこちらはレンタルポジとかで借りた画像がメインだしね。画質も悪い。
カラー写真なんか、本当に色が汚い。本来のカラーポジがモノクロ展示とかね。
その上、一般受けしそうな(平凡な)画像メインだから面白味もない。
“オードリー・ヘプバーン:私のスタイル”展と “timeless audrey”展が100点だとすると、こちらは30点くらい。
それくらい差は歴然。
でも最初の “オードリー・ヘプバーン”展がヒドイ!って思ったのとは違って、頑張ったで賞くらいはあげたいです。
最初のが「マイ・フェア・レディ」までの画像しかなかったのと違って、今回とかは「ニューヨークの恋人たち」とかもあるしね。
さて、展示会に行った時ですが、会場に着くまでにポスターがあったので写真を撮りました。
7階に着くと、廊下に欲しかったこの展示会のチラシがちょっとだけ残ってたので自分と友達のぶんを手に入れられました。
これ、帰りに見たらもう無くなってました。間一髪でしたね。
さて、そのチラシですが、メイン画像は「麗しのサブリナ」。
これはかなり鮮明で、腰に締めているベルトがわかるくらい。
この画像、鮮明じゃないとベルトわかりませんもんね。
あと、 “オードリー・ヘプバーン”展でも“オードリー・スタイル 飾らない生き方”展でもメインカラーはティファニー・ブルーで、「ティファニーで朝食を」のイメージに引きずられてたんですが、今回はオードリーのイメージのピンクがメインカラーになってて、ここも良かったと思いました。
裏は5点の画像がありますが、「ティファニーで朝食を」の画像は本来美麗カラー。クレヴィスさんが借りてる画像のところではカラーがなかったそう。
にしても本来カラーの画像を白黒で使われるのは僕は好きではありません。減点その1。
右端には珍しい「昼下りの情事」のカラーがありますが、これは裏焼きでしょう。鼻が左から撮った鼻になっています。
オードリーって右から撮ると、隣の「マイ・フェア・レディ」のカラー写真のように、ちょっと鼻の形が美しくないんですよね。
そして美術館が近づいてくるとまたポスターがあったのでこれも写真を撮りました。柱というか壁には白と赤の展示会の名前だけのものもありました。
入り口には大きな展示会のパネルも。
パネルの横にはBGMが書いてありましたけど、全部CD「オードリー・ヘプバーン・スクリーン・テーマ・ベスト」のもの。
いいんですけど、これクレヴィス社最初の “オードリー・ヘプバーン”展でも一緒やったやん!
オードリーのサントラって今やいっぱいあるのに、何も新しくされてない、何も追加されていない。
こういうところが初回以降何も調べてないんやなーと雑に感じられてあかんのですよね。
今回はオードリーの「ローマの休日」以降の20作品の展示なんだから、「スクリーン・テーマ・ベスト」では足りない作品を追加しようとして、でも出てないのがあって全部は揃えられませんでした、っていうなら努力の跡が見えて好感を抱くんですけど…。
“同じでいいやん”って思ってるのが見えてしまってるので減点その2。
これの半券もありますが、これは実は会場でいただいたもの。
僕は前売り券をローソンで買っておいたのですが、ローソンで発行してもらう券なんか、オードリー付いてませんよね。
それで会場に行った時に、“当日券買ったら、オードリーの画像付いてますか?”って尋ねたら、なんと!使用済みの半券ですけどってくださったんです!
ありがたいですね。
会場の方には大感謝!
そして展示会場は写真禁止です。
入ってすぐに「パリの恋人」の宣伝画像が「ローマの休日」のトップで飾ってありました。
これって何か意味があるのかな?とちょっとモヤモヤしながら見て回りました。
でも「戦争と平和」の日本版ポスターが展示してあったんですが、これが1987年版のを展示してて、“1973年のポスター”ってキャプションになってたので、これはアカン!とこれは会場の方に伝えました。
1973年版はキャッチコピーが全然違うのと、73年版は配給がCIC、87年版はUIP、それと紙の質が全然違います。73年版は上質紙ですが、87年版はコート紙。
展示会はそれでも2周しましたが(友人は2周めは椅子で座っててもらった)、終わるとお決まりの物販コーナーがありました。
何を買おうかと思いましたが、写真集もまだなんですけどこれはカバーが欲しいので本屋で買うことにして、でも写真集も買うなら小さなポストカードは要らんよな、と思い、例によって大きな画像のクリアファイルのところへ。
物販は前回の阪急百貨店での“オードリー・スタイル”とも一緒のがありましたが、今回初めて見るものもありました。
その中で僕が買ってあげなければ!と思うのが60年代のオードリー。阪急でも買っていますが、そこにはなかった(と思う)「マイ・フェア・レディ」と「ティファニーで朝食を」のクリアファイルをゲット。
でも画質が悲しくなるくらい悪い…。「マイ・フェア・レディ」なんかは同じ画像の70年代のポスターで作った美麗パネルを持っているので、その汚さが涙出そうになります。
「ティファニーで朝食を」も別カットですけど、やはり70年代の「ロードショー」で、ものすごい綺麗な画像を見ているので、このバックの色の汚さがめっちゃわかります。
オードリーの肌もノッペリ。
最近は80年代・90年代と違って、カラーのオードリーも人気が出てきてますけど、質が悪いのが多いのが残念です。
ちなみに「マイ・フェア・レディ」の裏は「麗しのサブリナ」、「ティファニーで朝食を」の裏は「パリの恋人」です。
それらはなぜか綺麗。
あと、前回あったのかどうかわかりませんが、オードリーのカラー写真のマスキングテープがあったので、これも買いました。
「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」「緑の館」「麗しのサブリナ」などなどです。
でもこれもクリアファイルともども、使えません。
いよいよ14日までなので、行くかたはお早めに!です。
僕はついでに京都タワーに昇って、渉成園と東本願寺を見て、宇治茶や生八ツ橋(ニッキ無し)などのお土産を買って、ちょっと贅沢して新快速のAシートに乗って帰りました。
皆さんも京都観光を付けるとより楽しめると思いますよー。
タグ :展示会
2023年01月20日
1993年1月21日 日本経済新聞夕刊のオードリー死去のニュース
本日はオードリー死去の知らせを告げる、1993年1月21日の日本経済新聞夕刊の切り抜き。
と言ってもこれは頂きものです。
当時僕は独り暮らしで新聞は取っていなかったので。
2002年ごろだったでしょうか、ヤフオクでオードリーのものを買った時にこれを付けてきていただきました。
このような切り抜きを持っているということは、その方もオードリーファンだったのでしょうか。
僕に託していただいたのだと思っています。
さて、今日1月20日がオードリーの亡くなった日とされていますが、実際にオードリーが亡くなったのはスイス時間の午後7時だったので、日本時間では本当は21日の午前3時過ぎです。
ということで日本の21日朝刊には間に合わないので、21日の夕刊に掲載されたようです。
ウィキペディアではオードリーの死因は虫垂ガンって書かれてますけど、ここでは結腸ガンになってますね。
他にも大腸ガンと書かれているものもありましたね。
ここでは見出しで“A・ヘップバーンさん死去 知的で清楚「ローマの休日」”と書かれてますね。
まず導入部で
“魅力的な演技と清楚で、妖精のような雰囲気で世界的な人気を集めた米国の映画女優オードリー・ヘップバーンさんが20日、死去した。63歳。結腸ガンのため、スイスのローザンヌに近いレマン湖北岸のリゾート地トロシュナの自宅で療養していた。24日にトロシュナの教会で葬儀が行われる。”
と書かれています。
本文ではオードリーの生涯の紹介があった後、“エレガント、憧れの代表”として淀川長治さんと大内順子さんの文章が載っています。
淀川長治さんは例によって “恵まれた容姿の反面、演技の幅は狭く、苦労したようだ。晩年に代表作がないのはそのためだろう。”と自分の尺度で決めつけ文章で締めています。
別にオードリー自身は演技の幅が狭くとも気にしてなかったんですけどね。
でも最初の方には“日本で彼女の映画を現在上映しても大勢の客が入る珍しいタイプの女優。”と書いてます。
大内順子さんは “二度とあんな人は現れないのではないか。私のある時代が終わったように思え、とても感慨深い。”と書いてます。
最後の部分では “個性派、今も人気”と書いてあり、日本での時代とオードリーの関わりを述べています。
ヘップバーン・カットのこと、サブリナパンツのこと。晩年はスクリーンから遠去かったこともあり、全盛期の個性はそのまま冷凍保存された感があったこと。いまでもファッション雑誌で特集が組まれるほど、などが書かれています。
とにかく、オードリーが亡くなったことを痛切に感じる新聞記事ですね。
今さらながら悲しく、心が痛みました。
オードリーに合掌。
タグ :追悼記事
2022年05月13日
ドライブイン・シアター、スターダスト・千里「ローマの休日」上映冊子
今回は大阪の万博記念公園の辺りにあったというドライブイン・シアター、スターダスト・千里のSrarDust Timesっていう上映案内の冊子。全8ページです。
ドライブイン・シアターって、バブル期に全盛を迎えた映画の上映形態の一つですよね。
大きな駐車場にでっかいスクリーンを張って、車の中に乗ったまま見るってやつ。音は車載のFMラジオを通して聞く、というものでした。
僕は全盛期でも行ったことなかったなー。なんか車の中からだと見難そうな感じがしたし、いくらスクリーンが大きくても、なんか画面が小さそうな感じがしたんですよねー。
ましてや後部座席なんかだと、絶対車の屋根で一部見えない!と思っていました。
で、1度も見に行かないままバブルは弾けてどんどん閉鎖されて行って話題にも上らなくなり、日本からドライブイン・シアターってのはなくなってしまいましたね。
なんかその後最近になって2つだけまた常設されたようですけどね。
この万博記念公園はもちろん1970年に開かれた大阪万博の跡地ですよね。その敷地内なのか敷地外なのかはわかりませんが、万博の外周道路の西側にあったそうです。今の “万博おゆば”ってのがある場所だそうで。
2020年には同じ場所ではないそうなんですが、万博公園でドライブイン・シアターが臨時で設けられたそうです。
1970年の大阪万博って、行った記憶はあるのですが、幼かったのでどの館に入ったかとかは全然覚えてなくて、スイス館の光の木っていうのだけがやたら印象に残っています。でも詳しくは知らなかったので、その光の木自体がスイス館なのかなーと思ったりして、建物小さいけどあの中に入ってみたいなーとか思っていたのが記憶にあります。
スイスってオードリーともめっちゃ縁の深い国ですよね。なので後年の2005年の名古屋の愛・地球博では念願のスイス館にも行ってきましたよー。
でも1970年当時は本当に日本全体での一大イベントだったんですよねー。うちの母方の親戚一同も東京や九州や東北からみんなで集まって行って、有馬温泉で宿泊して宴会みたいになってたのが写真で残ってました。
あと何と言っても万博と言うと僕は絶叫系の遊園地がめっちゃ好きだったので、高校生や大学生に大きくなると、部活の先輩・同輩・後輩たちを誘って20人くらいで万博の跡地内にあったエキスポランドはしょっちゅう行ってました。
当時はUSJはまだなかったので、エキスポランドと神戸ポートピアランドと宝塚ファミリーランドを春と秋になると順繰りに行ってましたね、いまは残念ながらどこも残っていません。
社会人になってからも姫路セントラルパークも加えて、会社の友人や飲み友達とよく行きましたねー。宙吊りコースターとかめっちゃ好きだったので。
さてめっちゃ脱線しましたが、こちらのバブルの常設時代の冊子ですけど、なぜ持っているのかの経緯はわかりません。エキスポランドに行った時に置いてあったりしたんでしょうかね?
これは上映されている映画と日にちと曜日を調べると1987年の冊子。今から35年前ですね。
おー、85年からのオードリーの最ブームは既に始まってますね。
プログラム表を見ると、5/2(土)〜5/15(金)の2週間が「ローマの休日」の上映だったようです。
今回の午前十時の映画祭と同じく、オードリーをゴールデン・ウィークにあてていますね。
配給は日本ヘラルドになってます。さかんにヘラルドが過去の名作映画をリバイバルしていた頃ですね。
このスターダスト・千里、スクリーンが2つあって、ちょっと駐車台数が多いStarDust1の上映作品は4/18〜5/1が「霊幻道士2」、「ローマの休日」と同じ5/2〜5/15が当時大人気トム・クルーズとポール・ニューマン共演の「ハスラー2」、5/18〜5/29が「殺したい女」。
StarDust2は「ローマの休日」を挟んで4/18〜5/1が「お熱いのがお好き」、5/18〜5/29が「カサブランカ」になっています。
やはり1番儲かると思われている作品がゴールデン・ウィークにあてられていますね。
「霊幻道士2」とか「殺したい女」とか、僕は全然知らない作品。当時は新作だから上映できたんでしょうが、今はこれらの作品って上映するのは難しいんじゃないでしょうか。
「ローマの休日」の紹介文では “StarDustでは何度アンケートをとってもオードリーが大人気。ようやくお迎えいたしました。”と書かれています。
当時は日本ヘラルドさんによって次々とオードリー作品がリバイバルされましたから、オードリーの人気も相まってこの後もきっと色々と上映されてたんでしょうね。
この冊子を見ると、宣伝写真の車に乗っているモデルに外国人さんを使っているところといい、ポップコーンと飲み物を運んでいる女の子の衣装といい、めっちゃ80年代後半だなーと思います。
学生無料招待もあって、大学によって無料の日が決められているんですけど、「ローマの休日」の期間は5月11日と12日が関西大学と梅花女子大の学生さんの無料デーみたいです。
あと、土日祝日は1日2回上映で、あとは1回のみの上映。まあ暗くなってからしか上映できませんもんね。
料金はこの年の4月18日からおひとりさま料金が無くなったそうで、1台あたり乗車定員以内で3000円だそうです。
このSrarDust Timesを持ってきた人は平日が20%引き、土日祝が10%引きだそうです。
行ったことないので知りませんけど、車の周りには食べ物や飲み物を売る屋台も立っていたのでしょうかね?
ドライブイン・シアターって、バブル期に全盛を迎えた映画の上映形態の一つですよね。
大きな駐車場にでっかいスクリーンを張って、車の中に乗ったまま見るってやつ。音は車載のFMラジオを通して聞く、というものでした。
僕は全盛期でも行ったことなかったなー。なんか車の中からだと見難そうな感じがしたし、いくらスクリーンが大きくても、なんか画面が小さそうな感じがしたんですよねー。
ましてや後部座席なんかだと、絶対車の屋根で一部見えない!と思っていました。
で、1度も見に行かないままバブルは弾けてどんどん閉鎖されて行って話題にも上らなくなり、日本からドライブイン・シアターってのはなくなってしまいましたね。
なんかその後最近になって2つだけまた常設されたようですけどね。
この万博記念公園はもちろん1970年に開かれた大阪万博の跡地ですよね。その敷地内なのか敷地外なのかはわかりませんが、万博の外周道路の西側にあったそうです。今の “万博おゆば”ってのがある場所だそうで。
2020年には同じ場所ではないそうなんですが、万博公園でドライブイン・シアターが臨時で設けられたそうです。
1970年の大阪万博って、行った記憶はあるのですが、幼かったのでどの館に入ったかとかは全然覚えてなくて、スイス館の光の木っていうのだけがやたら印象に残っています。でも詳しくは知らなかったので、その光の木自体がスイス館なのかなーと思ったりして、建物小さいけどあの中に入ってみたいなーとか思っていたのが記憶にあります。
スイスってオードリーともめっちゃ縁の深い国ですよね。なので後年の2005年の名古屋の愛・地球博では念願のスイス館にも行ってきましたよー。
でも1970年当時は本当に日本全体での一大イベントだったんですよねー。うちの母方の親戚一同も東京や九州や東北からみんなで集まって行って、有馬温泉で宿泊して宴会みたいになってたのが写真で残ってました。
あと何と言っても万博と言うと僕は絶叫系の遊園地がめっちゃ好きだったので、高校生や大学生に大きくなると、部活の先輩・同輩・後輩たちを誘って20人くらいで万博の跡地内にあったエキスポランドはしょっちゅう行ってました。
当時はUSJはまだなかったので、エキスポランドと神戸ポートピアランドと宝塚ファミリーランドを春と秋になると順繰りに行ってましたね、いまは残念ながらどこも残っていません。
社会人になってからも姫路セントラルパークも加えて、会社の友人や飲み友達とよく行きましたねー。宙吊りコースターとかめっちゃ好きだったので。
さてめっちゃ脱線しましたが、こちらのバブルの常設時代の冊子ですけど、なぜ持っているのかの経緯はわかりません。エキスポランドに行った時に置いてあったりしたんでしょうかね?
これは上映されている映画と日にちと曜日を調べると1987年の冊子。今から35年前ですね。
おー、85年からのオードリーの最ブームは既に始まってますね。
プログラム表を見ると、5/2(土)〜5/15(金)の2週間が「ローマの休日」の上映だったようです。
今回の午前十時の映画祭と同じく、オードリーをゴールデン・ウィークにあてていますね。
配給は日本ヘラルドになってます。さかんにヘラルドが過去の名作映画をリバイバルしていた頃ですね。
このスターダスト・千里、スクリーンが2つあって、ちょっと駐車台数が多いStarDust1の上映作品は4/18〜5/1が「霊幻道士2」、「ローマの休日」と同じ5/2〜5/15が当時大人気トム・クルーズとポール・ニューマン共演の「ハスラー2」、5/18〜5/29が「殺したい女」。
StarDust2は「ローマの休日」を挟んで4/18〜5/1が「お熱いのがお好き」、5/18〜5/29が「カサブランカ」になっています。
やはり1番儲かると思われている作品がゴールデン・ウィークにあてられていますね。
「霊幻道士2」とか「殺したい女」とか、僕は全然知らない作品。当時は新作だから上映できたんでしょうが、今はこれらの作品って上映するのは難しいんじゃないでしょうか。
「ローマの休日」の紹介文では “StarDustでは何度アンケートをとってもオードリーが大人気。ようやくお迎えいたしました。”と書かれています。
当時は日本ヘラルドさんによって次々とオードリー作品がリバイバルされましたから、オードリーの人気も相まってこの後もきっと色々と上映されてたんでしょうね。
この冊子を見ると、宣伝写真の車に乗っているモデルに外国人さんを使っているところといい、ポップコーンと飲み物を運んでいる女の子の衣装といい、めっちゃ80年代後半だなーと思います。
学生無料招待もあって、大学によって無料の日が決められているんですけど、「ローマの休日」の期間は5月11日と12日が関西大学と梅花女子大の学生さんの無料デーみたいです。
あと、土日祝日は1日2回上映で、あとは1回のみの上映。まあ暗くなってからしか上映できませんもんね。
料金はこの年の4月18日からおひとりさま料金が無くなったそうで、1台あたり乗車定員以内で3000円だそうです。
このSrarDust Timesを持ってきた人は平日が20%引き、土日祝が10%引きだそうです。
行ったことないので知りませんけど、車の周りには食べ物や飲み物を売る屋台も立っていたのでしょうかね?
2022年05月06日
映画「オードリー・ヘプバーン」公開!ムビチケとポストカード
4日はオードリーの誕生日だったというのに、記事が書けなくて申し訳ありません!
今回のGWは色々とあって、毎日帰ってくるともう足はパンパン、疲れ切ってベッドに直行でした。
今回は本当は4日のオードリーの誕生日、及び映画「オードリー・ヘプバーン」の上映直前用として考えていたムビチケとそれについてきたポストカードセットの紹介。
今日劇場で始まっちゃいましたね。もうご覧になった方もいらっしゃるでしょうね。
どうでしたか?みなさんの感想をまたお伺いできればと思います。
ムビチケって買うの、2014年公開の「マイヤーリング」以来。まあそれを買ったのは2013年ですから、9年ぶりに買ったことになりますね。
今はもうネットで席を買えちゃうんで、ムビチケってあんまり必要ないですよね。ムビチケに印刷されている画像や、特典目当てでないと買わないかも。
今回のももちろんオードリーのメイン・イメージのため。どうせ買うならポストカードも付いたもので…と。
ムビチケって昔の前売り券ですよね。僕はオードリーの映画の50年代〜70年代公開時の前売券の半券って集めてないんですけど、今と違ってビジュアルがポスターやチラシと一緒じゃなくて、前売券独自のものだったりして、新鮮な驚きがありますよね。しかも地方や劇場によって違ったりもして、それも集める方の醍醐味なのかもしれません。
今回のムビチケは残念ながらメインビジュアルと全く同じですけど、まあ記念になりますよね。
ポストカードは3枚セット。
メインビジュアルと、50年代のオードリー2枚。1つはジバンシィのサロンのもので、もう一つはゴルフしてるもの。まあどれもよく見るもので、あんまり新鮮な感じはしませんけどね。ゴルフの方は本来カラー写真ですし。
まああんまりオードリーに詳しくない人が画像を選ぶと、こういう平凡な選択になるよね、っていうもの。ライトファンには受けるけど、コアなファンにはあんまりありがたくないもの。
1枚だけでも晩年のものだったりレアもの画像だったりしたらオリジナリティのあるポストカードになったんでしょうけどね。どうせこれらのポストカードはオードリーファンがしまいこんで使われることもなさそうですしね。
まあでも、日本語で見ることができるとしてもせいぜいテレビで放送程度だと思っていたのですが、こうして劇場で見られるってことはなんにせよありがたいことですよね。
このメインビジュアルの文字の色って、オードリーの口紅の色に合わせてるんでしょうけど、ちょっと濁ったえんじ色寄りの赤ですね。
僕が「華麗なる相続人」のイメージカラーと思っているもの(血のイメージ)と近い色です。
今回のGWは色々とあって、毎日帰ってくるともう足はパンパン、疲れ切ってベッドに直行でした。
今回は本当は4日のオードリーの誕生日、及び映画「オードリー・ヘプバーン」の上映直前用として考えていたムビチケとそれについてきたポストカードセットの紹介。
今日劇場で始まっちゃいましたね。もうご覧になった方もいらっしゃるでしょうね。
どうでしたか?みなさんの感想をまたお伺いできればと思います。
ムビチケって買うの、2014年公開の「マイヤーリング」以来。まあそれを買ったのは2013年ですから、9年ぶりに買ったことになりますね。
今はもうネットで席を買えちゃうんで、ムビチケってあんまり必要ないですよね。ムビチケに印刷されている画像や、特典目当てでないと買わないかも。
今回のももちろんオードリーのメイン・イメージのため。どうせ買うならポストカードも付いたもので…と。
ムビチケって昔の前売り券ですよね。僕はオードリーの映画の50年代〜70年代公開時の前売券の半券って集めてないんですけど、今と違ってビジュアルがポスターやチラシと一緒じゃなくて、前売券独自のものだったりして、新鮮な驚きがありますよね。しかも地方や劇場によって違ったりもして、それも集める方の醍醐味なのかもしれません。
今回のムビチケは残念ながらメインビジュアルと全く同じですけど、まあ記念になりますよね。
ポストカードは3枚セット。
メインビジュアルと、50年代のオードリー2枚。1つはジバンシィのサロンのもので、もう一つはゴルフしてるもの。まあどれもよく見るもので、あんまり新鮮な感じはしませんけどね。ゴルフの方は本来カラー写真ですし。
まああんまりオードリーに詳しくない人が画像を選ぶと、こういう平凡な選択になるよね、っていうもの。ライトファンには受けるけど、コアなファンにはあんまりありがたくないもの。
1枚だけでも晩年のものだったりレアもの画像だったりしたらオリジナリティのあるポストカードになったんでしょうけどね。どうせこれらのポストカードはオードリーファンがしまいこんで使われることもなさそうですしね。
まあでも、日本語で見ることができるとしてもせいぜいテレビで放送程度だと思っていたのですが、こうして劇場で見られるってことはなんにせよありがたいことですよね。
このメインビジュアルの文字の色って、オードリーの口紅の色に合わせてるんでしょうけど、ちょっと濁ったえんじ色寄りの赤ですね。
僕が「華麗なる相続人」のイメージカラーと思っているもの(血のイメージ)と近い色です。
タグ :映画オードリー・ヘプバーン
2022年04月11日
阪急うめだ本店 オードリー・スタイル展
「いつも2人で」…「午前十時の映画祭12」にて4Kで上映。いよいよ今月、4/29(金)〜5/12(木)TOHOシネマズなど全国で上映!詳細はこちら。
「オードリー・ヘプバーン」…5/6(金)からTOHOシネマズなど全国で上映!公式サイトはこちら。
先日、大阪の阪急うめだ本店で開かれていた「オードリー・スタイル 飾らない生き方」展に行ってきました。
行ってみてびっくりしたのは、これは同じクレヴィス 社が主催の「オードリー・ヘプバーン」展と違って、展示している写真の数の少なさ!
そして阪急うめだ本店では無料でした!
まあこれだけ写真の数が少ないと、お金を取って見せる、というのは難しいと思うので、そうなのかなーとは思いました。
前回の「オードリー・ヘプバーン」展は展示会の図録にあたる写真集よりも展示してある方が多かったりしていたのですが、今回は圧倒的に図録の写真集の方が掲載画像の点数が多かったです。
「オードリー・スタイル」の写真集が発売になった時にクレヴィス 社さんに“今回は写真集の方が画像が多いです”とは伺ってたんですけど、こういうことかー!と合点がいきましたね。
まあでも前回の「オードリー・ヘプバーン」展でも、大阪・京都・神戸はお金を取って催事していたのに、横浜そごうでは無料だったのには驚きましたけどね。
で、今回無料だったということで、脳裏をよぎったのは「物販」ということ。
ここ数年、オードリーのカレンダーを送ってくださるウイング社さんに伺ってたんですが、こういう百貨店での催事って、物販が実はメインだということ。
写真展とかだと入場料が主な収入源なのかなと一般人は思ってしまいますが、実は百貨店からするとメインは物販で、物販がないと催事はできないのだそうです。へー!ほー!って感じですよね?
思い返せば、今までいろんなオードリーの写真展ってありましたけど、必ず出口のところに物販の場所がありました!大きな展示会だった「私のスタイル」展でも「timeless audrey」展でもありました!
展示されていたパネルは写真を撮ってもいいのとダメなのがあって、個々のものは撮れないようになっていました。
写真集では今回は「おしゃれ泥棒」以降もあったのですが、飾ってあったのは相変わらず「マイ・フェア・レディ」まで。今回はまあユニセフのも少しはありましたけど。
僕がオードリーの写真展をやったら、だいぶ展示内容が変わりそうです。全作品好きなので、作品によって差をつけたくないので。
あとはオードリーが乗ったのと同型なのかどうかは知りませんが、ベスパとフィアットも展示してありました。
さて、写真展自体は無料となると物販がどんなものかは気になりますよね。協力はしてあげたいけど、ありきたりの画像だと買う気が起きないし、オードリーの顔が汚れるような品物はイヤ、とかっていうのが僕にはあるので…。
まずポストカードは相変わらず若いオードリーばかりで、しかもモノクロが圧倒的に多くて、あんまり食指が動かない。
エコバックってのも絶対オードリーが汚れますしね。マグカップとかってのは恐れ多いです。
とかって考えてると、欲しいものが結局クリアファイルとか今のご時世のマスクケースとか、ノートとか、レシート入れ(!そんなものまであるんですね!)とか。
あ、いつもは絶対に見向きもしないオードリーのスマホケースってのも、ここのだったら公式に許可を取っているだろうし、と思ってかなり心動かされました。
何度も何度も同じところをぐるぐるして買うものを考えてたんですが、まず決まったのはクリアファイルの「パリの恋人」のカラーのもの。
花市場のものなんですけど、クリアファイルだとやっぱり面積が大きいので迫力があります。もちろん今回の物販で売っているものは全て「オードリー・スタイル」の写真集に載っているものですから、知っているものなんですが、これだけ大きいとクリアファイルを買う意味が出来ますよね。
それと、60年代のオードリーは、やっぱり僕が買ってあげなければ!と思って、「マイ・フェア・レディ」(の時期)のオードリーの中からどれを買うのがいいか迷っていました。スマホケース、ノート、それとまたしてもクリアファイル。
クリアファイルはやっぱりこういうのに印刷するのが難しいのか何なのか、画質も悪く、色もくすんで、ピントも悪かったです。ノートのは画像は鮮明、発色も良くてピントもバッチリだったのですが、作りがチャチだったのが難点。スマホケースは画質はノートと同じで良いのですが、僕は絶対に落としたりするので、オードリーを汚しそうやなーと悩んでいました。
そういえば、悩んでウロウロしてた時に、何やら1人のおじさんが店の女性をつかまえて、あーだこーだとずっと喋ってオードリーの物販のところを回っていました。
まあ最初の方は何かお偉いさんなのかなー?と思っていたんですが、なんかあまりにもその店員さんを離さないので、実はこれは困ったお客さんで、店員さんも困ってるんじゃないかなーと思い始めました。
そしたらその人は僕の近くのポストカードのところで「これらは白黒写真に色をつけたように見える」とか言ってるのが聞こえてきたんですよね。店員さんはそんなこと言われても困っちゃいますよね。だからお客様には相槌を打つことしかできないみたいだったので、僕が出しゃばって、「これはみんな本物のカラーですよ。」って言っちゃいました。
そしたらその人は60年代のオードリーの写真を指差して、「特にこれが色を塗ったように見える」(ここで載せている最後の写真のこと)とかまだ言ってたので、「いえ、それも本物です。仕事でそういうのがわかるので。」というと黙りましたけども。
そしたらそのタイミングでうまく店員さんが離れられたみたいで、その後は素直に1人で回って買ってたようでした。
あー、でもその人には最近のは本物のカラーでも加工はしてますよーって言ってあげればよかったかもって思ってました笑。
着色カラーに見えてしまうのは肌をあまりにも加工で綺麗にしてしまうからですよね。
特に本当のオードリーは毛穴が目立っていましたから、加工してしまうとわざとらしくなりますよね。
だからその方も着色カラーに見えたのかも…と申し訳なくなりました。
結局僕は60年代カラーのオードリーもクリアファイルにしてしまいました。大きいのが決め手ですかね。それに60年代のオードリーのクリアファイルなんて、僕が使ってあげないと、あんまりみんな買いそうもないだろうなーと思いまして。
まあ僕もクリアファイル自体大事に保管するので、使わないんですけれども。
結局他のものは不敬に当たりそうな感じがしたりして、買わなかったんですけれども、マスクケースとか買えばよかったでしょうかねー。
でも使いさしのマスクをオードリーの顔のところに入れるとか、どうもねーって感じだったんですよね。
「オードリー・ヘプバーン」…5/6(金)からTOHOシネマズなど全国で上映!公式サイトはこちら。
先日、大阪の阪急うめだ本店で開かれていた「オードリー・スタイル 飾らない生き方」展に行ってきました。
行ってみてびっくりしたのは、これは同じクレヴィス 社が主催の「オードリー・ヘプバーン」展と違って、展示している写真の数の少なさ!
そして阪急うめだ本店では無料でした!
まあこれだけ写真の数が少ないと、お金を取って見せる、というのは難しいと思うので、そうなのかなーとは思いました。
前回の「オードリー・ヘプバーン」展は展示会の図録にあたる写真集よりも展示してある方が多かったりしていたのですが、今回は圧倒的に図録の写真集の方が掲載画像の点数が多かったです。
「オードリー・スタイル」の写真集が発売になった時にクレヴィス 社さんに“今回は写真集の方が画像が多いです”とは伺ってたんですけど、こういうことかー!と合点がいきましたね。
まあでも前回の「オードリー・ヘプバーン」展でも、大阪・京都・神戸はお金を取って催事していたのに、横浜そごうでは無料だったのには驚きましたけどね。
で、今回無料だったということで、脳裏をよぎったのは「物販」ということ。
ここ数年、オードリーのカレンダーを送ってくださるウイング社さんに伺ってたんですが、こういう百貨店での催事って、物販が実はメインだということ。
写真展とかだと入場料が主な収入源なのかなと一般人は思ってしまいますが、実は百貨店からするとメインは物販で、物販がないと催事はできないのだそうです。へー!ほー!って感じですよね?
思い返せば、今までいろんなオードリーの写真展ってありましたけど、必ず出口のところに物販の場所がありました!大きな展示会だった「私のスタイル」展でも「timeless audrey」展でもありました!
展示されていたパネルは写真を撮ってもいいのとダメなのがあって、個々のものは撮れないようになっていました。
写真集では今回は「おしゃれ泥棒」以降もあったのですが、飾ってあったのは相変わらず「マイ・フェア・レディ」まで。今回はまあユニセフのも少しはありましたけど。
僕がオードリーの写真展をやったら、だいぶ展示内容が変わりそうです。全作品好きなので、作品によって差をつけたくないので。
あとはオードリーが乗ったのと同型なのかどうかは知りませんが、ベスパとフィアットも展示してありました。
さて、写真展自体は無料となると物販がどんなものかは気になりますよね。協力はしてあげたいけど、ありきたりの画像だと買う気が起きないし、オードリーの顔が汚れるような品物はイヤ、とかっていうのが僕にはあるので…。
まずポストカードは相変わらず若いオードリーばかりで、しかもモノクロが圧倒的に多くて、あんまり食指が動かない。
エコバックってのも絶対オードリーが汚れますしね。マグカップとかってのは恐れ多いです。
とかって考えてると、欲しいものが結局クリアファイルとか今のご時世のマスクケースとか、ノートとか、レシート入れ(!そんなものまであるんですね!)とか。
あ、いつもは絶対に見向きもしないオードリーのスマホケースってのも、ここのだったら公式に許可を取っているだろうし、と思ってかなり心動かされました。
何度も何度も同じところをぐるぐるして買うものを考えてたんですが、まず決まったのはクリアファイルの「パリの恋人」のカラーのもの。
花市場のものなんですけど、クリアファイルだとやっぱり面積が大きいので迫力があります。もちろん今回の物販で売っているものは全て「オードリー・スタイル」の写真集に載っているものですから、知っているものなんですが、これだけ大きいとクリアファイルを買う意味が出来ますよね。
それと、60年代のオードリーは、やっぱり僕が買ってあげなければ!と思って、「マイ・フェア・レディ」(の時期)のオードリーの中からどれを買うのがいいか迷っていました。スマホケース、ノート、それとまたしてもクリアファイル。
クリアファイルはやっぱりこういうのに印刷するのが難しいのか何なのか、画質も悪く、色もくすんで、ピントも悪かったです。ノートのは画像は鮮明、発色も良くてピントもバッチリだったのですが、作りがチャチだったのが難点。スマホケースは画質はノートと同じで良いのですが、僕は絶対に落としたりするので、オードリーを汚しそうやなーと悩んでいました。
そういえば、悩んでウロウロしてた時に、何やら1人のおじさんが店の女性をつかまえて、あーだこーだとずっと喋ってオードリーの物販のところを回っていました。
まあ最初の方は何かお偉いさんなのかなー?と思っていたんですが、なんかあまりにもその店員さんを離さないので、実はこれは困ったお客さんで、店員さんも困ってるんじゃないかなーと思い始めました。
そしたらその人は僕の近くのポストカードのところで「これらは白黒写真に色をつけたように見える」とか言ってるのが聞こえてきたんですよね。店員さんはそんなこと言われても困っちゃいますよね。だからお客様には相槌を打つことしかできないみたいだったので、僕が出しゃばって、「これはみんな本物のカラーですよ。」って言っちゃいました。
そしたらその人は60年代のオードリーの写真を指差して、「特にこれが色を塗ったように見える」(ここで載せている最後の写真のこと)とかまだ言ってたので、「いえ、それも本物です。仕事でそういうのがわかるので。」というと黙りましたけども。
そしたらそのタイミングでうまく店員さんが離れられたみたいで、その後は素直に1人で回って買ってたようでした。
あー、でもその人には最近のは本物のカラーでも加工はしてますよーって言ってあげればよかったかもって思ってました笑。
着色カラーに見えてしまうのは肌をあまりにも加工で綺麗にしてしまうからですよね。
特に本当のオードリーは毛穴が目立っていましたから、加工してしまうとわざとらしくなりますよね。
だからその方も着色カラーに見えたのかも…と申し訳なくなりました。
結局僕は60年代カラーのオードリーもクリアファイルにしてしまいました。大きいのが決め手ですかね。それに60年代のオードリーのクリアファイルなんて、僕が使ってあげないと、あんまりみんな買いそうもないだろうなーと思いまして。
まあ僕もクリアファイル自体大事に保管するので、使わないんですけれども。
結局他のものは不敬に当たりそうな感じがしたりして、買わなかったんですけれども、マスクケースとか買えばよかったでしょうかねー。
でも使いさしのマスクをオードリーの顔のところに入れるとか、どうもねーって感じだったんですよね。
タグ :展示会
2021年10月31日
ウイング社製日本版B2サイズ オードリー・ヘプバーン 2022カレンダー
さて今回は、ウィング社のB2カレンダーの詳しい紹介と、前回2022カレンダーを紹介した後で出てきた2022の海外のオードリーカレンダーを一緒に紹介します。
先に海外のカレンダーの紹介をやっちゃいます。
↑まずはこれ。表紙にオードリーのカラー写真を3枚も使って、めっちゃ豪華!なのですが、写真を並べただけであんまりセンスは感じません。
そして中身もそんな感じで、せっかくオールカラーなのに、カレンダー部分が赤でドギツイ配色。
ちなみに「いつも2人で」の赤いセーターの方の写真は着色ですが、いつの間にかこれが出回ってきて、本当のカラーだと思い込んでいる人もいそうです。
そして本当のカラーのもう一つの「いつも2人で」や「ティファニーで朝食を」は発色が悪いですね。
さらに「尼僧物語」の画像は裏焼きです。
オススメ度:★★−(オールカラーでいいんだけど、デザインと配色が悪いので減点)
↑そして表紙だけが違って、中身はみーんな同じ「ティファニーで朝食を」のオールカラー表紙のやつに、また新たな表紙の分が湧いてきました。
でも今回の2つは極めて平凡な画像です。
やっぱりこのシリーズでは「パリの恋人」の見かけないカラーの表紙のものが一番いいです。
オススメ度:★★★−(なんでまた別バージョン表紙が増えてるんでしょう…)
あと、週ごとのスケジュール帳も発売されてるようです。
同じものが英語版とイタリア語版とフランス語版で出てますが、オードリーは表紙だけのよう。
オススメ度:なし。
さて、毎年恒例のウイング社さんが発売しているB2のオードリーカレンダーですが、今年もお話を伺いました。
まず、昨年もオードリーのカレンダーは順調で、見事完売したそうです!拍手〜!パチパチパチ!!
今年「ティファニーで朝食を」が表紙になっているのは、もちろん「ティファニーで朝食を」が公開60周年だからだそうで、しかもこの写真って人気なんだそうです。
ウイング社さんはオードリーの催事などでポストカードやクリアファイルも作って売っていますが、その中でもこの絵柄が一番よく売れるとのこと。
ちなみに「ローマの休日」だと髪の毛をカットした後のものとか、定番のティアラオードリーは良く売れるらしいのですが、ラスト衣装のシーンのものはあんまり売れないのだそう。
そして1・2月と9・10月が今年初めて採用された写真だそうです。
その辺の逸話も伺いましたので、ここで披露。
まず、1・2月の写真は本来の画像のままでB2のトリミングでカットすると、オードリーの指がだいぶ切れてしまうようになってしまうほど写真の上下が足りなかったそうで、そのためオードリーの上部の灰色の部分を足して指先まで入るようにしたということです。
でも画像を見ても、境目が全然わからないくらい綺麗に上の部分が足されてます。
画像を足した…と伺ってた時に思い出したのは、スザンヌ・ランダーの写真集。あれは縦長の「ティファニーで朝食を」の写真を横長にするために横を足していましたが、柵の足し方がヘタクソで、めっちゃ不自然になってました。
9・10月の電話する写真は今までも写真を選ぶ中にはあったそうなんですが、元々の画像があまりにもピンボケがひどくてとてもとても採用ができなかったそう。
今回初めて採用されたのは、デジタルでピンボケを直せる方法があったらしく、実際他の写真でピンボケが直る様子を見せてもらって、それなら!と採用になったそうです。
もちろん写真の粒子との関係で限界はあるので、ピンボケが完全に治っているわけではありませんが、B2というサイズの性質として近距離では見ないので、充分な状態になっています。
ウイングさんは、1度採用された画像は5年間は使わないとのこと。
僕は7・8月の写真も珍しかったのですが、以前採用されているとのこと。あと5・6月の背中を見ようとする写真は見慣れているものですが、それも好きです。
オードリーのカレンダーってお得意様がいるのか、毎年コンスタントに売り上げがあるそうです。
でも僕なんかは珍しい画像が絶対必須条件ですし、こちらに来て頂いている方もコアなファンが多いと思われますので、僕と同じで平凡画像だと買わないってファンも多いと思われます。
なので、今年もお願いしてきましたが、来年は没後30年記念の2023年カレンダーになりますので、なんとかオールカラーの珍しい画像で構成されたカレンダーをお願いしてきました。
表紙はファンの目を惹くためにも、「麗しのサブリナ」の犬を引くイブニングドレスのオードリーか、「ティファニーで朝食を」の正面を向いているカラーのオードリーをオススメしてきました。
でもウイング社の社長さんがモノクロオードリーにこだわってらっしゃるので、どうなるでしょうねー。
それと、実は来年も作るかどうかは微妙なんだそう!
実はウイング社さんは旦那さんと奥さんの2人でやってらっしゃるそうで、奥さんがもうしんどいんだそうです!
それでもオードリーのカレンダーは人気があるので、うちがやらなくても、絶対それならうちがやりたいです!って名乗りを上げる会社はあるそうで、絶対に来年も出ます!と保証していただきました。
それと毎年モノクロの画像ではあるんですが、前にも書いてますが印刷はシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色刷りで刷られています。
僕なんかはそしたらオールカラーの写真で作って欲しい!とわがまま思ってしまいますが、4色でブラックを出すのって実は難しいんです。
僕もよーく知っていますが、黒一色でブラックを出すのとは違い、4色でブラックを表現すると深みは出ますが色が転びやすくて、青っぽくなったり赤くなったり黄色や緑になったり…と黒に見せるのはとても大変。
毎年そこは厳しくチェックされているようで、今年も綺麗なモノクロ写真に見える4色の写真になっています。
オススメ度:★★★
先に海外のカレンダーの紹介をやっちゃいます。
↑まずはこれ。表紙にオードリーのカラー写真を3枚も使って、めっちゃ豪華!なのですが、写真を並べただけであんまりセンスは感じません。
そして中身もそんな感じで、せっかくオールカラーなのに、カレンダー部分が赤でドギツイ配色。
ちなみに「いつも2人で」の赤いセーターの方の写真は着色ですが、いつの間にかこれが出回ってきて、本当のカラーだと思い込んでいる人もいそうです。
そして本当のカラーのもう一つの「いつも2人で」や「ティファニーで朝食を」は発色が悪いですね。
さらに「尼僧物語」の画像は裏焼きです。
オススメ度:★★−(オールカラーでいいんだけど、デザインと配色が悪いので減点)
↑そして表紙だけが違って、中身はみーんな同じ「ティファニーで朝食を」のオールカラー表紙のやつに、また新たな表紙の分が湧いてきました。
でも今回の2つは極めて平凡な画像です。
やっぱりこのシリーズでは「パリの恋人」の見かけないカラーの表紙のものが一番いいです。
オススメ度:★★★−(なんでまた別バージョン表紙が増えてるんでしょう…)
あと、週ごとのスケジュール帳も発売されてるようです。
同じものが英語版とイタリア語版とフランス語版で出てますが、オードリーは表紙だけのよう。
オススメ度:なし。
さて、毎年恒例のウイング社さんが発売しているB2のオードリーカレンダーですが、今年もお話を伺いました。
まず、昨年もオードリーのカレンダーは順調で、見事完売したそうです!拍手〜!パチパチパチ!!
今年「ティファニーで朝食を」が表紙になっているのは、もちろん「ティファニーで朝食を」が公開60周年だからだそうで、しかもこの写真って人気なんだそうです。
ウイング社さんはオードリーの催事などでポストカードやクリアファイルも作って売っていますが、その中でもこの絵柄が一番よく売れるとのこと。
ちなみに「ローマの休日」だと髪の毛をカットした後のものとか、定番のティアラオードリーは良く売れるらしいのですが、ラスト衣装のシーンのものはあんまり売れないのだそう。
そして1・2月と9・10月が今年初めて採用された写真だそうです。
その辺の逸話も伺いましたので、ここで披露。
まず、1・2月の写真は本来の画像のままでB2のトリミングでカットすると、オードリーの指がだいぶ切れてしまうようになってしまうほど写真の上下が足りなかったそうで、そのためオードリーの上部の灰色の部分を足して指先まで入るようにしたということです。
でも画像を見ても、境目が全然わからないくらい綺麗に上の部分が足されてます。
画像を足した…と伺ってた時に思い出したのは、スザンヌ・ランダーの写真集。あれは縦長の「ティファニーで朝食を」の写真を横長にするために横を足していましたが、柵の足し方がヘタクソで、めっちゃ不自然になってました。
9・10月の電話する写真は今までも写真を選ぶ中にはあったそうなんですが、元々の画像があまりにもピンボケがひどくてとてもとても採用ができなかったそう。
今回初めて採用されたのは、デジタルでピンボケを直せる方法があったらしく、実際他の写真でピンボケが直る様子を見せてもらって、それなら!と採用になったそうです。
もちろん写真の粒子との関係で限界はあるので、ピンボケが完全に治っているわけではありませんが、B2というサイズの性質として近距離では見ないので、充分な状態になっています。
ウイングさんは、1度採用された画像は5年間は使わないとのこと。
僕は7・8月の写真も珍しかったのですが、以前採用されているとのこと。あと5・6月の背中を見ようとする写真は見慣れているものですが、それも好きです。
オードリーのカレンダーってお得意様がいるのか、毎年コンスタントに売り上げがあるそうです。
でも僕なんかは珍しい画像が絶対必須条件ですし、こちらに来て頂いている方もコアなファンが多いと思われますので、僕と同じで平凡画像だと買わないってファンも多いと思われます。
なので、今年もお願いしてきましたが、来年は没後30年記念の2023年カレンダーになりますので、なんとかオールカラーの珍しい画像で構成されたカレンダーをお願いしてきました。
表紙はファンの目を惹くためにも、「麗しのサブリナ」の犬を引くイブニングドレスのオードリーか、「ティファニーで朝食を」の正面を向いているカラーのオードリーをオススメしてきました。
でもウイング社の社長さんがモノクロオードリーにこだわってらっしゃるので、どうなるでしょうねー。
それと、実は来年も作るかどうかは微妙なんだそう!
実はウイング社さんは旦那さんと奥さんの2人でやってらっしゃるそうで、奥さんがもうしんどいんだそうです!
それでもオードリーのカレンダーは人気があるので、うちがやらなくても、絶対それならうちがやりたいです!って名乗りを上げる会社はあるそうで、絶対に来年も出ます!と保証していただきました。
それと毎年モノクロの画像ではあるんですが、前にも書いてますが印刷はシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色刷りで刷られています。
僕なんかはそしたらオールカラーの写真で作って欲しい!とわがまま思ってしまいますが、4色でブラックを出すのって実は難しいんです。
僕もよーく知っていますが、黒一色でブラックを出すのとは違い、4色でブラックを表現すると深みは出ますが色が転びやすくて、青っぽくなったり赤くなったり黄色や緑になったり…と黒に見せるのはとても大変。
毎年そこは厳しくチェックされているようで、今年も綺麗なモノクロ写真に見える4色の写真になっています。
オススメ度:★★★
タグ :カレンダー
2021年10月07日
オードリー・ヘプバーン 2022年カレンダー
※10/9に記事を追加・訂正しました。
さて、今年も来年2022年のオードリーカレンダーの紹介をしていきます。
今年はなぜかオードリーのカレンダーが増えています。
それと今年の特徴としてカラー画像の使用が(本物、着色ひっくるめて)多くなっています。そろそろ海外もモノクロばかりの使用に飽きてきたんでしょうか。
まず、おおっ!と思ったのはこれ。↓
これはオールカラーです。しかも、71年くらいの見た事のないめっちゃ珍しいカラー画像が入ってる!
試し読みをしたら、最後のページで見れる全部の画像の、左から2番目の列の一番下の画像です。
オススメ度:★★★++
次の3つは表紙は違いますが、中身は全く同じもの。↓
中身は海外の人が一番好きな「ティファニーで朝食を」の全部カラー写真!それならなんで表紙も「ティファニーで朝食を」にしないのかわけわかりませんが、これら3つの中では、3つ目の1番右の「パリの恋人」のちょっと斜め向いてる表紙のものが一番レア写真。写真集にも未収録でめっちゃ珍しい!
ちょっとやつれ気味で、目の下のクマも口の横のシワもそのまま。しかもオードリーがだんだん許可しなくなった本当の右側からの写真。(真ん中のカレンダーの表紙も少し右側からに見えますが、これは本当は左側から撮った画像で裏焼きになっています)
これ、ショーンが見たらクマとシワで絶対許可しない写真。ということは、ショーンの許可は取ってないですね。
パーティーシーンのカラーもありますけど、これ、カラーでしたっけ?ちょっと見にくいので着色か本物かわかりません。
オススメ度:★★★+。左の2つは表紙が平凡なので★★★。
日本のクレヴィス社のカレンダーも今年はちょっとおおっ!と思いました。↓
左からウォールカレンダー、ウィークリーカレンダー、スケジュール帳。
アマゾンでは一部しか見れませんが、クレヴィス社のサイトではもっと詳しく見れます。ウォール、ウィークリー、スケジュール。
これを見ると、ウィークリーはわかりませんが、ウォールとスケジュールでは珍しい「尼僧物語」の撮影合間の倒れた木に座る珍しいカラー画像が使われているのがわかります。
「マイ・フェア・レディ」の撮影現場で、ビリー・ワイルダーから贈られたチャリンコにアッサムを乗せて移動するオードリーも見れますね。
表紙も入れて全14点の画像のうち、カラーが6点もあります。
オススメ度:★★★+(「尼僧物語」の画像で得点を稼いでいます)
同じく日本のウイング社のは今年もオールモノクロ。↓
これはまた今年もまた改めて別記事で紹介しますが、1・2月と9・10月が初使用の画像だそうです。表紙は今年公開60周年の「ティファニーで朝食を」。
なお、同じ表紙の万年歴も今年も出ています。
オススメ度:★★★
表紙デザインが怪しげなので、期待せずに「試し読み」を見たら、なかなか期待できそうなのがこれ↓
綺麗なカラー画像が2点収録されています。サイズは8.5インチ×8.5インチなので、21.59cm×21.59cm。ちょっと小ぶり。
中身が全部見れないので、全体での評価ができませんが、オススメ度:★★★にしておきます。
表紙の感じが同じ会社のようですが、中身が違うっぽいのがこちら2点。↓
こちら2点は「試し読み」を見ると、「麗しのサブリナ」の着色画像が使われています。これってこちらから画像パクってませんかね?
これも他の画像がわからないので正しい判断ができませんが、オススメ度:★★★−にしておきます。
これまた全体像が見れないので、正しい判断はできませんが、表紙に「パリの恋人」と「昼下りの情事」のカラー写真を使っているこのカレンダーも気になります。↓
「試し読み」では「マイ・フェア・レディ」の頃のオードリーの画像が見れますね。クレヴィス社さんのでは別カットのカラーが使われてましたが。
判断材料が少ないので、オススメ度は★★★−で。
うーん、悪くないんだけど、平凡かな?っていうのがこれ。↓
表紙の画像でオードリーが着ているのは、クレヴィス社の最初の写真展や写真集で別カットのモノクロ写真が “白いシャツ”とキャプションで書かれていたもの。本当はピンクでした。
3月・5月・9月とか悪くないし、10月は「いつも2人で」だし、11月はこの写真でなかなかここまで下の方まで見れるのは少ないけど、受ける印象は平凡。
全体になんかどこかで見たような…ってイメージ。
オススメ度:★★+
↓ここは毎年印刷は良さげなのに、カラー写真をモノクロにしてしまうというので減点になってしまうカレンダーを毎年作っているところ。
今年も最低でも5点はカラー写真がモノクロ化されています。勿体無い!また、例年ほど珍しい画像もなし。
オススメ度:★
ウォールとスケジュール帳で同じ会社なので、同じ写真を使ってると思いますが、
これって、表紙と中身を毎年数点写真を入れ替えて、同じ写真でカレンダーを作ってるとこのもの。今年入った珍しい「戦争と平和」以外、コメントのしようもありません。
オススメ度:★−
ちなみに、これ↓は一番最初に紹介したカレンダーの細長い版に見えますが、実際は↑と中身同じでした。
(中身の詳細はこちら)
やっぱり中身にコメントしようがありません。
オススメ度:★−
毎年同じ画像を使って、カレンダー部分のみを入れ替えているカレンダーも、今年もまたサイズ違いで出ています。↓
一体どこに需要があるんでしょうかねー。
あれ?今年はA4が見当たらない…。まあ有っても買いませんけど。
オススメ度:無し。例年通りマイナス50点。
そして今年の最低賞はこれ。「パリの恋人」の画像をイラスト化して、表紙にのみ使っているもの。中身には全然オードリーの画像は使ってなさそう。
イラストだから、ショーンなどのオードリー側に一円も払わなくて良さそうですよね。それでお金儲け。
オススメ度:なし。マイナス100点。買ってあげる必要、全くありませんね。
以下は日本のアマゾンでは手に入らないカレンダー。まずは各国のアマゾンでも買えないもの。
最初は去年オールレア写真を使って★4つと、最高点を取ったところが製作しています。
画像をお借りしました。購入はこちら。
うーん、今年はレア写真が少ないので、昨年よりは大きく下げました。
オススメ度:★★★−
ここからはアメリカアマゾンで買えます。画像はアマゾンのアメリカからお借りしていますので、欲しい方はアメリカアマゾンまで。
↓これはこちら。
画像は、「マイ・フェア・レディ」のセシル・ビートンの画像以外は平凡。「パリの恋人」の正面写真もいいけどね。
オススメ度:★★−
↓これは表紙が何もかもダメにしているカレンダー。裏焼きだし、着色。アメリカアマゾンではこちら。
この表紙の画像はもともとモノクロ。この写真でこないだカラー化したやつにサインされて、ヤフオクで “直筆サイン”なんて出てきてた。
こんなフォトショップで着色されたカラー写真なんか、オードリーの生前にはありませんでしたけど?しかもサインもヘタクソでした。
オードリーのサインなんて言って出回ってるのって、ほぼニセモノですからね。特にカラー写真にサインされてるものはまあ100%偽物。
せっかく「暗くなるまで待って」の画像を使っても、表紙とピンクに塗られた「ローマの休日」のドレス、「ティファニーで朝食を」の着色で台無し。
あー、5月の手を添えてる写真も裏焼きですね。
オススメ度:★−
↓こちらも同じような画像の別の人がやった着色。塗る人によって色が変わるのが着色らしさを醸し出していますね。アメリカアマゾンではこちら。
こっちの方が塗り方が自然ですけど、髪の毛が単一色なので、ちょっと不自然。でもわからない人にはもう着色だとはわからないレベル。
この画像を選んだ人も、これが着色カラーだとは知らずに選んでそうですね。
画像はなんとも言えない平凡の極み。あ、でも6月のカラーは本物です。
オススメ度:なし。
さて、今年も来年2022年のオードリーカレンダーの紹介をしていきます。
今年はなぜかオードリーのカレンダーが増えています。
それと今年の特徴としてカラー画像の使用が(本物、着色ひっくるめて)多くなっています。そろそろ海外もモノクロばかりの使用に飽きてきたんでしょうか。
まず、おおっ!と思ったのはこれ。↓
これはオールカラーです。しかも、71年くらいの見た事のないめっちゃ珍しいカラー画像が入ってる!
試し読みをしたら、最後のページで見れる全部の画像の、左から2番目の列の一番下の画像です。
オススメ度:★★★++
次の3つは表紙は違いますが、中身は全く同じもの。↓
中身は海外の人が一番好きな「ティファニーで朝食を」の全部カラー写真!それならなんで表紙も「ティファニーで朝食を」にしないのかわけわかりませんが、これら3つの中では、3つ目の1番右の「パリの恋人」のちょっと斜め向いてる表紙のものが一番レア写真。写真集にも未収録でめっちゃ珍しい!
ちょっとやつれ気味で、目の下のクマも口の横のシワもそのまま。しかもオードリーがだんだん許可しなくなった本当の右側からの写真。(真ん中のカレンダーの表紙も少し右側からに見えますが、これは本当は左側から撮った画像で裏焼きになっています)
これ、ショーンが見たらクマとシワで絶対許可しない写真。ということは、ショーンの許可は取ってないですね。
パーティーシーンのカラーもありますけど、これ、カラーでしたっけ?ちょっと見にくいので着色か本物かわかりません。
オススメ度:★★★+。左の2つは表紙が平凡なので★★★。
日本のクレヴィス社のカレンダーも今年はちょっとおおっ!と思いました。↓
左からウォールカレンダー、ウィークリーカレンダー、スケジュール帳。
アマゾンでは一部しか見れませんが、クレヴィス社のサイトではもっと詳しく見れます。ウォール、ウィークリー、スケジュール。
これを見ると、ウィークリーはわかりませんが、ウォールとスケジュールでは珍しい「尼僧物語」の撮影合間の倒れた木に座る珍しいカラー画像が使われているのがわかります。
「マイ・フェア・レディ」の撮影現場で、ビリー・ワイルダーから贈られたチャリンコにアッサムを乗せて移動するオードリーも見れますね。
表紙も入れて全14点の画像のうち、カラーが6点もあります。
オススメ度:★★★+(「尼僧物語」の画像で得点を稼いでいます)
同じく日本のウイング社のは今年もオールモノクロ。↓
これはまた今年もまた改めて別記事で紹介しますが、1・2月と9・10月が初使用の画像だそうです。表紙は今年公開60周年の「ティファニーで朝食を」。
なお、同じ表紙の万年歴も今年も出ています。
オススメ度:★★★
表紙デザインが怪しげなので、期待せずに「試し読み」を見たら、なかなか期待できそうなのがこれ↓
綺麗なカラー画像が2点収録されています。サイズは8.5インチ×8.5インチなので、21.59cm×21.59cm。ちょっと小ぶり。
中身が全部見れないので、全体での評価ができませんが、オススメ度:★★★にしておきます。
表紙の感じが同じ会社のようですが、中身が違うっぽいのがこちら2点。↓
こちら2点は「試し読み」を見ると、「麗しのサブリナ」の着色画像が使われています。これってこちらから画像パクってませんかね?
これも他の画像がわからないので正しい判断ができませんが、オススメ度:★★★−にしておきます。
これまた全体像が見れないので、正しい判断はできませんが、表紙に「パリの恋人」と「昼下りの情事」のカラー写真を使っているこのカレンダーも気になります。↓
「試し読み」では「マイ・フェア・レディ」の頃のオードリーの画像が見れますね。クレヴィス社さんのでは別カットのカラーが使われてましたが。
判断材料が少ないので、オススメ度は★★★−で。
うーん、悪くないんだけど、平凡かな?っていうのがこれ。↓
表紙の画像でオードリーが着ているのは、クレヴィス社の最初の写真展や写真集で別カットのモノクロ写真が “白いシャツ”とキャプションで書かれていたもの。本当はピンクでした。
3月・5月・9月とか悪くないし、10月は「いつも2人で」だし、11月はこの写真でなかなかここまで下の方まで見れるのは少ないけど、受ける印象は平凡。
全体になんかどこかで見たような…ってイメージ。
オススメ度:★★+
↓ここは毎年印刷は良さげなのに、カラー写真をモノクロにしてしまうというので減点になってしまうカレンダーを毎年作っているところ。
今年も最低でも5点はカラー写真がモノクロ化されています。勿体無い!また、例年ほど珍しい画像もなし。
オススメ度:★
ウォールとスケジュール帳で同じ会社なので、同じ写真を使ってると思いますが、
これって、表紙と中身を毎年数点写真を入れ替えて、同じ写真でカレンダーを作ってるとこのもの。今年入った珍しい「戦争と平和」以外、コメントのしようもありません。
オススメ度:★−
ちなみに、これ↓は一番最初に紹介したカレンダーの細長い版に見えますが、実際は↑と中身同じでした。
(中身の詳細はこちら)
やっぱり中身にコメントしようがありません。
オススメ度:★−
毎年同じ画像を使って、カレンダー部分のみを入れ替えているカレンダーも、今年もまたサイズ違いで出ています。↓
一体どこに需要があるんでしょうかねー。
あれ?今年はA4が見当たらない…。まあ有っても買いませんけど。
オススメ度:無し。例年通りマイナス50点。
そして今年の最低賞はこれ。「パリの恋人」の画像をイラスト化して、表紙にのみ使っているもの。中身には全然オードリーの画像は使ってなさそう。
イラストだから、ショーンなどのオードリー側に一円も払わなくて良さそうですよね。それでお金儲け。
オススメ度:なし。マイナス100点。買ってあげる必要、全くありませんね。
以下は日本のアマゾンでは手に入らないカレンダー。まずは各国のアマゾンでも買えないもの。
最初は去年オールレア写真を使って★4つと、最高点を取ったところが製作しています。
画像をお借りしました。購入はこちら。
うーん、今年はレア写真が少ないので、昨年よりは大きく下げました。
オススメ度:★★★−
ここからはアメリカアマゾンで買えます。画像はアマゾンのアメリカからお借りしていますので、欲しい方はアメリカアマゾンまで。
↓これはこちら。
画像は、「マイ・フェア・レディ」のセシル・ビートンの画像以外は平凡。「パリの恋人」の正面写真もいいけどね。
オススメ度:★★−
↓これは表紙が何もかもダメにしているカレンダー。裏焼きだし、着色。アメリカアマゾンではこちら。
この表紙の画像はもともとモノクロ。この写真でこないだカラー化したやつにサインされて、ヤフオクで “直筆サイン”なんて出てきてた。
こんなフォトショップで着色されたカラー写真なんか、オードリーの生前にはありませんでしたけど?しかもサインもヘタクソでした。
オードリーのサインなんて言って出回ってるのって、ほぼニセモノですからね。特にカラー写真にサインされてるものはまあ100%偽物。
せっかく「暗くなるまで待って」の画像を使っても、表紙とピンクに塗られた「ローマの休日」のドレス、「ティファニーで朝食を」の着色で台無し。
あー、5月の手を添えてる写真も裏焼きですね。
オススメ度:★−
↓こちらも同じような画像の別の人がやった着色。塗る人によって色が変わるのが着色らしさを醸し出していますね。アメリカアマゾンではこちら。
こっちの方が塗り方が自然ですけど、髪の毛が単一色なので、ちょっと不自然。でもわからない人にはもう着色だとはわからないレベル。
この画像を選んだ人も、これが着色カラーだとは知らずに選んでそうですね。
画像はなんとも言えない平凡の極み。あ、でも6月のカラーは本物です。
オススメ度:なし。
タグ :カレンダー
2021年09月05日
読売新聞2013年9月20日(金)朝刊記事「オードリー 人気は不動」
今日は8年前の同じ9月の新聞に載った記事を紹介。
掲載紙は2013年9月20日金曜日の読売新聞の朝刊です。
これ、確かこちらに最初から来ていただいてるカリンさんから記事の画像を送っていただいたのが初めて知ったきっかけだったのではなかったかと思います。その後実家で現物をもらって帰って来た、と。あれ?それは女性誌だったかな?ちょっと混乱してますが…。
当時のことをご存知の方なら写真でわかるように、この時は「スクリーン・ビューティーズ」というテーマでオードリー作品、カトリーヌ・ドヌーヴ作品、ヒッチコックとブロンドビューティーというテーマで各3作品ずつ計9作品がリバイバルされました。
当時の記事はポスター、前売り券、チラシで。
マーメイド・フィルム配給のオードリー作品では「ティファニーで朝食を」「パリの恋人」「麗しのサブリナ」が上映されましたね。
公式サイトは当時はありましたが、今はなくなってしまっています。
が、公式Facebookがまだ現存していました。こちら。
さらに2013年は「新・午前十時の映画祭」(“午前十時の映画祭”シリーズでは初のデジタル上映)が上映されていて、そこでは公開60周年の「ローマの休日」がまた選ばれていました。
さらにさらに2013年はオードリーの没後20年でもあって、色々と盛り沢山な年でしたね。
でもこの記事は9月20日だったのですが、あと10日待てば30日には「マイヤーリング」の上映のことも一般に公にされたので、それも一緒に載せていただいてたでしょうねー。
文章では興味深いことも色々と書かれていて、「ローマの休日」に関しては「新・午前十時の映画祭」で“現時点での集客数は全25本中1位”(「午前十時の映画祭広報」)だそうです!
それと、この時点では「ティファニーで朝食を」と「パリの恋人」はまだ「午前十時の映画祭」では取り上げられておらず、90年代以来のリバイバルになりました。本当に久々で、めっちゃ嬉しかったものです!
記事に戻ると、「スクリーン・ビューティーズ」の配給会社がタイアップを呼びかけたところ、アパレル、飲食、関連書籍などの分野で次々企画が決まり、その数は20を超えたとのこと。“没後久しいスターとしては異例”だと書かれています。
タイアップの一つがオンワード樫山だそうで、「ティファニーで朝食を」のリトル・ブラック・ドレスに着想を得た商品も発売されたとか。
映画評論家の渡辺祥子さんの文章も“「ほっそり志向」の時代続く”という見出しで載っています。
そこでは、かつてビリー・ワイルダー監督がオードリーの出現によって女性の美の基準が変わる可能性を語ったこと、1960年代にツィッギーが一世を風靡したのもオードリーの存在があったからであること、世代を超えて支持を集め続けるのはその姿が CMやファッション誌に登場し続けていること、映画史の中で女性の美の概念を変えたこと、さらにきっちりした人柄であること、が語られています。
また、オードリーの相手役には年齢の離れた男優が多く、演じた役は大きな包容力で包まれていたいタイプの女の子が多く、彼女の清潔感のある魅力がプラスに働いたこと、もし肉感的な女性が演じたらまるで違う印象になったであろう、と書かれています。
この年の離れた相手役問題に関しては、近々詳しく書こうかなと思っています。
“おしゃれのヒント満載”というコーナーでは、「ローマの休日」のシャツの着こなしと髪型、「パリの恋人」はビジュアル監修はファッション写真界の大御所リチャード・アヴェドンであること、「麗しのサブリナ」はサブリナ・パンツのこと、「ティファニーで朝食を」では都会的なファッションとアイマスクなどの小物までもが憧れを集め続けることが載っています。
この「スクリーン・ビューティーズ」の件では、担当の女性の方としばらくメールのやり取りをしていたのですが、「パリの恋人」の大スクリーンでのテスト上映の際、そこまでこぎつけた事に感動して泣いてしまったことを書いていらっしゃいました。やっぱり自分でそこまで辿り着いた時は感激するんでしょうね。
あと、その方のつながりで別の方から新聞の取材を受けられるかの問い合わせもあったのですが、その時の僕が仕事が忙しかったのと、違うメアドの方に届いたのでしばらく気づかないままに過ごしてしまい、慌てて返信したものの、そのお話は立ち消えになってしまいました。
そのまたすぐ後にブロードメディア・スタジオさんから「マイヤーリング」のパンフレットの執筆のお話もいただき、2013年はあれこれ忙しい年でしたが、オードリー的にはとても充実した1年でしたね。他にもWOWOWの番組もありましたし、2013年は凄い年で大賞を選ぶのが大変でした。
掲載紙は2013年9月20日金曜日の読売新聞の朝刊です。
これ、確かこちらに最初から来ていただいてるカリンさんから記事の画像を送っていただいたのが初めて知ったきっかけだったのではなかったかと思います。その後実家で現物をもらって帰って来た、と。あれ?それは女性誌だったかな?ちょっと混乱してますが…。
当時のことをご存知の方なら写真でわかるように、この時は「スクリーン・ビューティーズ」というテーマでオードリー作品、カトリーヌ・ドヌーヴ作品、ヒッチコックとブロンドビューティーというテーマで各3作品ずつ計9作品がリバイバルされました。
当時の記事はポスター、前売り券、チラシで。
マーメイド・フィルム配給のオードリー作品では「ティファニーで朝食を」「パリの恋人」「麗しのサブリナ」が上映されましたね。
公式サイトは当時はありましたが、今はなくなってしまっています。
が、公式Facebookがまだ現存していました。こちら。
さらに2013年は「新・午前十時の映画祭」(“午前十時の映画祭”シリーズでは初のデジタル上映)が上映されていて、そこでは公開60周年の「ローマの休日」がまた選ばれていました。
さらにさらに2013年はオードリーの没後20年でもあって、色々と盛り沢山な年でしたね。
でもこの記事は9月20日だったのですが、あと10日待てば30日には「マイヤーリング」の上映のことも一般に公にされたので、それも一緒に載せていただいてたでしょうねー。
文章では興味深いことも色々と書かれていて、「ローマの休日」に関しては「新・午前十時の映画祭」で“現時点での集客数は全25本中1位”(「午前十時の映画祭広報」)だそうです!
それと、この時点では「ティファニーで朝食を」と「パリの恋人」はまだ「午前十時の映画祭」では取り上げられておらず、90年代以来のリバイバルになりました。本当に久々で、めっちゃ嬉しかったものです!
記事に戻ると、「スクリーン・ビューティーズ」の配給会社がタイアップを呼びかけたところ、アパレル、飲食、関連書籍などの分野で次々企画が決まり、その数は20を超えたとのこと。“没後久しいスターとしては異例”だと書かれています。
タイアップの一つがオンワード樫山だそうで、「ティファニーで朝食を」のリトル・ブラック・ドレスに着想を得た商品も発売されたとか。
映画評論家の渡辺祥子さんの文章も“「ほっそり志向」の時代続く”という見出しで載っています。
そこでは、かつてビリー・ワイルダー監督がオードリーの出現によって女性の美の基準が変わる可能性を語ったこと、1960年代にツィッギーが一世を風靡したのもオードリーの存在があったからであること、世代を超えて支持を集め続けるのはその姿が CMやファッション誌に登場し続けていること、映画史の中で女性の美の概念を変えたこと、さらにきっちりした人柄であること、が語られています。
また、オードリーの相手役には年齢の離れた男優が多く、演じた役は大きな包容力で包まれていたいタイプの女の子が多く、彼女の清潔感のある魅力がプラスに働いたこと、もし肉感的な女性が演じたらまるで違う印象になったであろう、と書かれています。
この年の離れた相手役問題に関しては、近々詳しく書こうかなと思っています。
“おしゃれのヒント満載”というコーナーでは、「ローマの休日」のシャツの着こなしと髪型、「パリの恋人」はビジュアル監修はファッション写真界の大御所リチャード・アヴェドンであること、「麗しのサブリナ」はサブリナ・パンツのこと、「ティファニーで朝食を」では都会的なファッションとアイマスクなどの小物までもが憧れを集め続けることが載っています。
この「スクリーン・ビューティーズ」の件では、担当の女性の方としばらくメールのやり取りをしていたのですが、「パリの恋人」の大スクリーンでのテスト上映の際、そこまでこぎつけた事に感動して泣いてしまったことを書いていらっしゃいました。やっぱり自分でそこまで辿り着いた時は感激するんでしょうね。
あと、その方のつながりで別の方から新聞の取材を受けられるかの問い合わせもあったのですが、その時の僕が仕事が忙しかったのと、違うメアドの方に届いたのでしばらく気づかないままに過ごしてしまい、慌てて返信したものの、そのお話は立ち消えになってしまいました。
そのまたすぐ後にブロードメディア・スタジオさんから「マイヤーリング」のパンフレットの執筆のお話もいただき、2013年はあれこれ忙しい年でしたが、オードリー的にはとても充実した1年でしたね。他にもWOWOWの番組もありましたし、2013年は凄い年で大賞を選ぶのが大変でした。