2016年12月27日

オードリーが表紙!創刊70周年「スクリーン」2017年2月号

 今日は最新の、雑誌「スクリーン」の紹介です!

 今月号は2012年2月号以来でオードリーが表紙。

 前回は「スクリーン」創刊65周年でしたが、今回は創刊70周年記念号。
 記念の度にオードリーを表紙で使ってもらえるなんて、ファンとしては嬉しいことですよね!

 そして今回は表紙だけではなく、付録にもオードリーがあります!
 何と2017年のカレンダーが丸々オードリーです!

 この情報はFUMIさんに教えていただきました。ありがとうございます!

 今回の表紙は「パリの恋人」の宣伝写真のオードリー。
 この衣装、映画でもファッションショーのシーンで登場しています。

 その写真を丸くレイアウトして、周りは銀色になっています。
 銀色は70周年にふさわしく豪華です。銀の特色刷りはお金かかります。通常インクの倍の値段。
 なので、この表紙周りだけで6色刷りくらいの値段がかかるかと…。

 でもオードリーファンとしては丸い切り抜きはいらないかも…。(^^;;;
 全面オードリーの写真で良かったような気も。

 そしてまた薄くなっている「スクリーン」に涙。
 数年前は146ページだったのに、138ページにまた減少。

 昔あった、“特大号!” っていうウリは今いずこ、って思います。
 70年代とかはこの倍ほどページ数がありました。

 本文にはオードリーが1983年に初来日した時の画像が載っています。
 オードリーが来日時、同時にグレゴリー・ペックが東京にいた事が書かれています。

 本文でのオードリーはそれだけです。以前なら、2月号で必ず載っていた “オードリー没後○周年” の記事は無かったです。

 さて付録のオードリーカレンダーを見ていきましょうか。

 表紙や裏表紙は有名な「麗しのサブリナ」のモノクロ宣伝写真。
 周りを「パリの恋人」っぽいサーモンがかったピンクで彩ります。

 12ヶ月をオードリーの代表作といわれる作品で華を添えます。
 採用された作品は以下のとおり。

 1月:ローマの休日
 2月:麗しのサブリナ
 3月:戦争と平和
 4月:パリの恋人
 5月:昼下りの情事
 6月:尼僧物語
 7月:ティファニーで朝食を
 8月;シャレード
 9月:マイ・フェア・レディ
 10月:おしゃれ泥棒
 11月:いつも2人で
 12月:暗くなるまで待って

 「緑の館」「許されざる者」「噂の二人」「パリで一緒に」「ロビンとマリアン」などが飛ばされてますね。

 第1期の作品と第4期の作品が全て収録されているのに対して、第2期の作品では「尼僧物語」だけ、オードリーの人気の絶頂期の第3期は「ティファニーで朝食を」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」だけというのがちょっと悲しい所。

 まあでもこれが今のオードリーの代表作の考え方なのかなーと納得。
 でも僕なら、せめて表紙は漏れた作品から選んであげるかな。「緑の館」とか「パリで一緒に」とか。
 それらのオードリーは載せないなんてもったいない!というほど美しいですからね。

 ここでは平凡な画像の月は飛ばして、ちょっとだけ珍しい画像の月のみ載せました。

 あと、本文では70周年という事で、往年のスターもちょっと載っています。
 ジュリー・アンドリュースが変わらないのに対して、キム・ノヴァクの不自然な顔の変わりようにビックリ。

 キャンディス・バーゲンなどはオードリーと同じで、自然に年を重ねている感じで好感が持てます。
 ジャクリーン・ビセットは美魔女的に、顔はさわらないで、頑張って維持しているのがわかります。

 やっぱり顔をいじったら、不自然な感じは否めなくなりますよね。特に唇はやっちゃダメ!って思います。
 女優さんなんて元々充分美しいんですから、自然に老けていってもやっぱり美しいですもんね。

 あと今月号は読者の人気投票であるゴールデン・グランプリの応募ハガキが付いてます。
 オードリーがまたベスト10に入ればいいですね!

 オススメ度:★★★★


  


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2016年12月22日

「戦争と平和」日本公開60周年記念!1957年1月号「映画の友」

 今日は「戦争と平和」が日本で公開されてちょうど60周年に当たります!

 おお〜〜〜っ!おめでとうっ!パチパチパチ。

 日本公開は1956年12月22日の東京の松竹セントラル劇場が最初です。

 wikiなどで日本公開が12月5日なんて書いてありますが根拠のない誤りです。

 12/22が最初の公開だというのは、松竹セントラル劇場の冊子型チラシに直接書いてあることからもわかりますし、オードリーのシネアルバムにも12/22だと明記されています。

 地方にいたってはもっと遅く、1957年になってからの公開が多いです。
 名古屋・京都・札幌などの大都市でも1957年2月の公開。

 さて、そんな公開60周年の「戦争と平和」ですが、何を紹介しようと思いましたが、ほどんと紹介し終わっているので、73年リバイバルチラシとかLDとかも考えましたが、やはり公開60周年という意味で、本当に60年経っている物にしました!

 というわけで今回紹介するのは洋画雑誌「映画の友」1957年1月号(発売は1956年11月)です。
 これにはいよいよ封切りされる「戦争と平和」の作品紹介、及び裏表紙に広告が載っています。

 この時期の映画は1957年のお正月映画になるので、各社期待の作品を用意しています。
 パラマウント「戦争と平和」の最大のライバルはワーナー「ジャイアンツ」。

 「ジャイアンツ」は、この作品撮影終了直後にジェームス・ディーンが交通事故で亡くなったので、遺作となったもの。
 なので、この作品が日本初公開となるこの時はもう既に故人となっていました。

 今でこそ過去の大スターになってしまい、若い人からすると “誰、それ?” な感じかもしれませんが、当時のジェームス・ディーンが若者に与えた影響は相当大きかったらしく、その勢いは70年代でも衰えていませんでしたね。

 その「ジャイアンツ」と「戦争と平和」ですが、「映画の友」4月号には “動員数では「ジャイアンツ」、配給収入では「戦争と平和」” だと書かれていました。

 日本では1956年度の配給収入で3位、アメリカでは1956年度の興行収入で4位に入っており、どちらも大ヒット!

 少なくとも1967年時までは、「戦争と平和」は64年リバイバルと合わせて、日本で公開された全洋画の上位20傑に入っていました。

 アメリカではベストテンに入ったオードリー映画は他に「尼僧物語」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」と全4本しかありません。

 本文では最初のモノクログラビアページでオードリーのポートレート(←)。
 この時期は「昼下りの情事」が撮影中なので、オードリーの新しい宣伝写真が載っています。

 でもこのオードリーはちょっとやつれてますね。
 オードリーが疲れると、すぐに顔に出る目の下の筋がくっきり出ています。

 なのでその後の写真集では収録されず、今となっては珍しい画像になってますね。

 最後の方のページではクイズで「ローマの休日」も(↓)。

 昔は字幕が縦書きで、読みにくい書体で、しかも3行もあったんですね!
 画面の1/3くらいを字幕で取られてます。

 そして「ジャイアンツ」でジェームス・ディーンに重点を置いた紹介の後で「戦争と平和」の紹介が始まります。
 まずはオードリーだけのカラーページ。

 当時の「映画の友」はカラーページがめっちゃ貴重!
 表紙周りと広告を除くと、3ページ分しかフルカラーはありません。そのうちの1ページを「戦争と平和」が使っています。残りは「八月十五夜の茶屋」と「オクラホマ!」。

 これ、のっぺりした画像なので “着色?” と見間違えそうですが、れっきとした本当のカラー。
 当時はまだまだ印刷技術が低かったんですね。

 そのあとはモノクログラビアを使って5ページ分、筈見恒夫さんの鑑賞手引きが続きます。

 というか、今読む所などほとんどない「スクリーン」では考えられない文章の充実度ですね。
 全体に昔は読む部分が凄く多くて、当時の映画ファンはこれを買って何日も読むのを楽しめたんでしょうねー。

 昔は今では考えられないくらい、堂々と映画評論家と呼べる人がたくさんいました。

 今はネットとかでも映画評論家になったつもりで、自分の好みだけで映画を酷評する人が多くてげんなりします。
 
 さてこの筈見さんの文章で述べている事は、

・原作「戦争と平和」はなんでも入っている小説であり、映画化は困難というか不可能
・現在の映画技術でこの原作の骨格と雰囲気をこれだけ伝えられれば成功
・ヴィダーの演出は戦闘よりもモスクワ撤退よりも敗退シーンに真価が見られる
・映画の風格や貫禄は申し分無いが、もたつく部分が無いとは言えない
・「戦争と平和」の持つエピックな部分を捉える事には成功している
・ヘンリー・フォンダは後半に本領を発揮
・オードリーは「ローマの休日」「麗しのサブリナ」からは大きな飛躍
・オードリーの演技は女心が充分描けていない。愛される女という部分では成功
・メル・ファーラーはもうけ役。アンドレイはファーラーの柄で生かされている

というところでしょうか。
 でもけっして 褒めていないわけではありません。むしろ「戦争と平和」の欠点をわかった上で、これは成功だと書いているようです。

 そしてまだ公開していないのに、早くも後ろのページでは映画評を掲載。
 こちらは登川直樹さんという方。

 [内容] という部分ではそのスケールが「風と共に去りぬ」に比肩しうる物である事、スケールに恥じぬ重厚な作品となったことが書かれています。

 [見どころ] という部分はそのまま掲載します

 “トルストイの「戦争と平和」の映画化というそのことだけで期待を集めるに充分な映画だが、ともすれば散漫に流れやすい大規模の構成をこれだけの集約場面にダイジェストしたのは手柄であろう。
 何よりもキング・ヴィダーの演出が気品と風格をそなえ、個々の場面に全体の雄大なテーマにつながる情感を盛ったのが成功。
 ヘンリイ・フォンダのピエールはミス・キャストと予想していたが案に相違して全体のテーマにもっとも密接な作者の代弁者ともいうべき運命児の人間味を出して力演。
 オードリイ・ヘップバーンのナターシャも、メル・ファラーのアンドレイも好い。
 しかしこの映画の最大の見ものは何といっても後半に入ってのナポレオン進攻を邀撃(ようげき:迎え撃つこと)する大スペクタクル戦争場面。そしてまた、捕虜となったピエールを中心とする厳寒の死の行進など。
 ダイジェストのつねとして筋の運びが大急ぎだが、転換期の人間がいつの世も体験せねばならなかった時勢の胎動の苦悩が個々人の生き方に反映して描き出された所、器量豊かな力作といえよう。”

 [余談]映画の制作費は600万ドル、戦争場面のエキストラは6000人

 今でこそ目立たない感じがしますが、公開当時はオードリーの成功作としてそれなりに高く評価されていました。
 実際通しで見るのはしんどいですが、3時間半という上映時間としてはうまくまとめていると僕も思います。

 ソ連版の「戦争と平和」と比べる人もいますが、国家の威信をかけ最大7時間越えにもなる4部作の映画と、3時間半の作品を比べるのはどうかと。
 それと、ソ連のナターシャの登場シーンなどのカメラアングルはアメリカ版なぞっているとも。
 アメリカ版初公開時にはソ連もこの作品を褒めていたという記事があります。

 アメリカ版製作当時、ソ連で撮影は不可能。もちろん俳優陣も興行を考えてアメリカのスターから選ばれるため、ロシアっぽい東欧の人を使う事も出来ないという前提があります。

 スラブっぽくないというオードリーのナターシャですが、上記の前提をふまえての上で大成功だと思います。
 当時のスターでオードリーを超えるナターシャの適役はいないでしょう。

 だからこそ当時アメリカで4社が同時に「戦争と平和」の製作を発表し、その全てでオードリーをナターシャに!と獲得競争が始まったんですよね。

 ところでこないだNHKを付けていたら見覚えのあるシーンが…!

 なんと!「戦争と平和」の英国のドラマ版を放送していたのですね。
 僕が見たのはちょうどバルコニーでナターシャがアンドレイのことを喋る有名なシーンでした。

 オードリーの「戦争と平和」のそのシーンがいかにもセット、というところで撮影しているのに比べて、今はもっとリアルなんですね。
 ただし、俳優さんたちが現代メイクなのがちょっと…。

 おそらくお金もそれほどかけられないドラマより、昔の映画の方がちゃちいのは悲しい現実ですね。
 昔はこれくらいのセットでも充分だったのでしょう。ドアを閉めたら壁が揺れるとか当たり前でしたし。

 今はCGもありますし、昔よりずっと豪華に出来上がるのでしょう。

 ただ、気になるのはアンドレイの俳優さん!
 ナターシャはともかく、アンドレイの歴代の俳優さんたちのこれじゃない感はなんでしょうね。
  


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2016年11月17日

「ロードショー」1972年5月創刊号 付録ポスター

 今日は「ロードショー」の創刊号とその付録の紹介。
 創刊号は1972年5月号。ということは1972年3月発売ですね。

 中学生〜大学生がターゲットの洋画雑誌は「映画の友」が1968年3月号(1月発売)で廃刊になって以来、「スクリーン」1誌の独占状態が続いていましたが、ここで大手出版社集英社が殴り込み。

 でも最近の紙媒体の売り上げ激減のため、2009年1月号(2008年11月20日発売)をもって廃刊になっています。

 僕が中学時代の印象では、「スクリーン」はデザインセンスが悪い、「ロードショー」はおしゃれ。

 ただし「スクリーン」はしっかりした映画評論家が書いていて評論などの読み物が充実しているけど、「ロードショー」は芸能人などが評論を書いていて映画の評価が全然当てにならない、という感じでした。

 それにオードリーファンとしては、「ロードショー」にはほとんどオードリーが載ってないので、買う価値をあんまり見いだせませんでした。
 なので、「ロードショー」を買っていた女の子とオードリーの記事と「スクリーン」のトレーシー・ハイドの記事を交換したものです。

 トレーシー・ハイドが「ロードショー」でだけ人気だったのも不思議でしたね。映画も「小さな恋のメロディ」しかないのに、70年代のもう後半でなんで?とか思ってました。

 その「小さな恋のメロディ」は1971年に公開されたのですが、日本でだけ大ヒット。その余波で、この創刊号でもかなり誌面が割かれています。

 あと、この号はカトリーヌ・ドヌーヴが表紙なんですが、撮影中の映画の記事や、4つ折になっているピンナップもドヌーヴ。一番出番が多いのが、このドヌーヴかと。

 70年代前半はこのカトリーヌ・ドヌーヴが日本で人気でしたよね。オードリーを好きになる以前の僕でも、オードリーは知らなかったけどカトリーヌ・ドヌーヴの名前は知ってました。

 今この創刊号を見ると、「スクリーン」とは違い、映画と全く関係のない広告があるのがビックリします。パンティストッキングに紅茶にチョコレート。
 誌面作りといい、全体的になんか軽い感じが漂います。おそらく「スクリーン」よりも低学年層を狙ったのではないかと。

 この号は創刊号なのでまだ読者のハガキの投稿は載ってないのですが、この後の「ロードショー」では、読者の投稿で自分の好きなスターを持ち上げて他の人気スターをののしる、そしたらそのののしられたスターのファンが今度は相手のスターをけなす、といった具合に、読むに絶えないような応酬が延々と繰り広げられていました。

 よくもまあ当時の「ロードショー」編集部はそんなのを載せたなあ…と呆れます。誰も気分良くならないよ!みたいな。今なら大問題ですよね。
 「スクリーン」はありがたいことに、そういう低俗なのは無かったですね。

 さて、こちらにも来ていただいている明智常楽さんは当時のオードリー・ファンクラブの会長さん。
 この「ロードショー」創刊時にも意見を求められたそうで、“オードリーを大事にしてください” とお願いしたそうなのです。

 でも年々オードリーの扱いを小さくしていって、僕がオードリーを好きになった頃にはもうオードリーは載ってませんでした。

 オードリーが亡くなった時に、これは表紙くらいはくるんじゃないか?と思ったんですが、その時も表紙はシャロン・ストーンでしたね。オードリーの特集号や写真集は一度も出たことはなかったですし。

 廃刊前も、クラシックスターを扱うことはほとんどなく、最後くらいは「ロードショー」を買ってあげよう!と思ってたのにオードリーはほぼ無しで、買う理由が全然見当たりませんでした。

 洋画雑誌なのに邦画がもの凄い幅を利かせていて、最後の方は思いっきり迷走している感じでした。

 さて、この創刊号はオークションで買ったのですが、それは付録であるオードリーのポスターがきちんと付いていたから。
 売ってくださった方は、この創刊号を大事にしていたそうで、自分の手元から離れるのを覚悟はしてたけれども、とても寂しいと綴ってらっしゃいました。

 このオードリーポスターの付録は縦にとても長いサイズ。広げると37.2cm(横)×110cm(縦)ほどになります。
 裏面には何も印刷されていません。

 上部のペンダントを持つ「おしゃれ泥棒」オードリーの画像は、昔神戸にあった元映というところで飾ってあったポスターの絵柄と同じ。

 元映では確か200〜300円くらいでB2のスターのポスターを売っていたのですが、“あのオードリーをください!” というとそのポスターはもう在庫が無くなっていて、“別のになるけどいい?” と訊かれました。
 もちろんオードリーなら他のでも良かったのですが、買えたのは髪を結い上げて前髪を上げているもの。

 僕は前髪のあるオードリーの方が好きなので、このペンダント・オードリーが手に入らなかったのを凄く残念に思っていました。
 なので、このオードリーは僕のずっと憧れだった画像です。

 ちなみに、その時買えたポスターはジバンシィのランテルディの宣伝写真の別ショット。
 買えた方のほうが、ずっとずっとレアだったのです!未だにそれ以降写真集などでそのショットを見たことはありません。

 でも残念なことに、そのレア画像ポスターは高校の時に手放してしまったんですよねー。
 今では、そのポスターを写した、反射して写りの悪い物しか残っていません。

 さて、一般的には上部のペンダント・オードリーよりも、下部の丸で囲われた方がもっとレア。
 この画像は1967年アカデミー賞で作品賞のプレザンターを務めた時のスナップですね。

 その時の作品賞は「わが命つきるとも」で、オードリーは製作&監督のフレッド・ジンネマンにオスカーを渡しています。
 映像が残っていますが、封筒を開けて発表する時に「尼僧物語」でお世話になったジンネマンだったので、オードリーがとても興奮して嬉しそうなのが素敵です。

 他のページのオードリーは、夫アンドレア・ドッティと歩くところをパパラッチに撮られたスナップがグラビアに。
 そこでの文章もオードリーの若々しさを讃える文章になっています。

 その時と同じ時に撮られたであろう写真が “シネマをラジオできいちゃおう” って記事で出てくるんですが、その記事はオードリーは出てきません。
 オードリーが使われている意味がわかりません。

 いろんな女優の髪型を載せているページでも「おしゃれ泥棒」のオードリーが登場。

 テレビの洋画劇場の紹介ではテレビ初登場の「ローマの休日」の紹介。

 特選映画をこうしてグラビアで1パージ丸々使って紹介するのは、この「ロードショー」が最初なのかなーと。

 そのちょっと前の「スクリーン」を見ても、見開き2ページでテレビで放映される映画を小さくまとめて紹介してるだけなので、このスタイルは当時は画期的だったのかも。

 後に「スクリーン」もこのスタイルに追従しますね。でも今はページ数が減ったからなのか、毎週放送の洋画劇場みたいなのが無くなったからなのか、こういう大々的にはやってませんね。

 その「ローマの休日」のために、“今月のスター” として取り上げられていますが、文章は小森和子さん。

 小森のおばちゃまは「緑の館」と「暗くなるまで待って」撮影中に直接オードリーにインタビューしていますけど、「暗くなるまで待って」撮影時のオードリーは「世界で一番誠実な日本のファン」と感謝していたそうです。

 オードリー以外では当時の東京の銀座&有楽町界隈の映画館のイラスト地図が載っているのが興味深いです。
 なにせ銀座の映画館は日本で一番格が高いとされる劇場たち。東宝や松竹や東急のチェーン・マスターの映画館が集中しています。
 名前だけは残っていても小さくなってしまった今と違って、当時の銀座の大型映画館は1館で1200〜1500以上の座席を有していました。


 左上から
 ・スカラ座(「パリの恋人」「ティファニーで朝食を」「パリで一緒に」「おしゃれ泥棒」「ロビンとマリアン」初公開時、「ローマの休日」「おしゃれ泥棒」「マイ・フェア・レディ」リバイバル時)
 ・みゆき座(「昼下りの情事」リバイバル時)
 ・有楽座(「緑の館」「マイ・フェア・レディ」初公開時)
 ・日比谷映劇(「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「尼僧物語」初公開時)
 ・スバル座(「シャレード」「ローマの休日」リバイバル時)
 ・ニュー東宝(「麗しのサブリナ」「シャレード」リバイバル時)
 ・日劇(「オールウェイズ」初公開時)
 ・丸の内ピカデリー(「シャレード」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」「華麗なる相続人」初公開時、「マイ・フェア・レディ」「戦争と平和」リバイバル時)
 ・丸の内松竹(「パリで一緒に」リバイバル時)
 ・銀座文化(80年代〜90年代リバイバルのオードリー作品のほとんど)
 ・東劇(「許されざる者」初公開時、「暗くなるまで待って」リバイバル時)
 ・松竹セントラル(「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」初公開時、「パリの恋人」リバイバル時)
 ・テアトル東京(「マイ・フェア・レディ」リバイバル時)
 ・テアトル銀座(「ティファニーで朝食を」「ローマの休日」リバイバル時)

 などが載っていて、当時の東京を知らないですけど往年の大劇場を思って “ほ〜っ!” ってなります。
 今は亡きそごう・松坂屋・阪急デパートなどが載っているのもノスタルジーを感じます。
  

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2016年11月12日

祝!「おしゃれ泥棒」日本公開50周年!「映画の友」66年11月号


 今日は、「おしゃれ泥棒」が東京の日比谷スカラ座で日本初公開された日から、ちょうど50年に当たります。

 そう!1966年11月12日が「おしゃれ泥棒」の日本初公開日なんですね。そして50年前も今年も今日は土曜日です。
 わー!パチパチパチ!

 きっと50年前の今日は、有楽町にあった旧日比谷スカラ座は押すな押すなの大行列だったことと思います。ましてや土曜日の初日。
 そりゃあ映画館は人でいっぱいだったと思いますよ。

 ちょっとでいいから、その時のスカラ座の行列とか見てみたいですね。きっとその行列を見れただけでワクワクするでしょうね〜。

 なんせ「おしゃれ泥棒」は日本で1967年度の第6位の配給収入を上げる大ヒット!
 公開当時のオードリー映画では、「マイ・フェア・レディ」「ローマの休日」「戦争と平和」「シャレード」に次ぐ第5位の配給収入になりました。

 公開前、「おしゃれ泥棒」が初の自社作品となる日本の20世紀フォックスの宣伝部は、外野からオードリーの時代は去っているのに…などと言われたそうです。

 でも “パリです オードリーです 世界の恋人です 100万ドルをシックに盗みます!” とオードリーで押しまくり、オードリーは変わらず大人気なのを証明しました。

 「おしゃれ泥棒」っていう邦題も、今でもゲーム名になるほど秀抜ですしね。オードリー映画では間違いなく最高の日本の題名!

 本国アメリカでは公開の最初は大人気だったそうですが、その後はパッとしなかったらしいです。
 もったいない!こんなに面白い映画なのに!
 英語でも「100万ドルを盗む方法」なんてありきたりな題名でなく、もっとオシャレだったらよかったのにね。

 なので、アメリカではなぜかちょっとスベった作品、という扱いですが、日本ではむしろ有名な方の代表作の1本となっています。

 初公開時の新聞批評が、超優秀写真集の「カタログ オードリー・ヘプバーン」に載っているのですが、“劇場は若い女性でいっぱい。満員。盛大に笑っている。” と書いてあります。

 そんな今日で日本初公開からピッタリ50年の、「おしゃれ泥棒」の初公開時の作品紹介がある1966年11月号の「映画の友」誌を紹介。
 66年11月号ということは、66年の9月20日に発売だったということですね。
 11月号ですけど、出たのはちょうど50年前…ではありません。

 「映画の友」誌は、この号からB5サイズからワイド版(AB版)に変更になって大きくなっています。
 今回は中身のオードリーを全て紹介。

 この号は当時大人気だったジュリー・アンドリュースが表紙。
 そして表紙にも載っているように、この号の特集は “オードリイ対ジュリー”。

 「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンズ」と、飛ぶ鳥を落とす勢いのジュリーと、66年5月号でジュリーに負けて2位になったとはいえ、女王の貫禄オードリーを色々比較した特集。

 この時オードリーは「おしゃれ泥棒」が11/12公開、ジュリーは「引き裂かれたカーテン」が10/22公開という同時期で、この号でも新着映画紹介で2作品とも紹介されています。

 さらにオードリーには「いつも2人で」、ジュリーには「ハワイ」「モダン・ミリー」がそれぞれ待機中。
 そんな2人の特集となっています。

 まずオードリーは目次のイラストで登場。直木久蓉さんという方の絵だそうです。

 続いては20世紀フォックスの宣伝。「おしゃれ泥棒」よりも先に公開される「ミクロの決死圏」と「天地創造」の方が大きくあしらわれています。(一番上の画像)

 その次はいよいよオードリーvsジュリー。カラーグラビアで右にオードリー、左にジュリーで並べられています。

 オードリーは「おしゃれ泥棒」でデイヴィス・リーランドとマキシムでディナーを食べるときの美しいグリーンのジバンシィを着ています。
 ジバンシィでグリーンというと、他には「パリで一緒に」冒頭のグリーンのスーツが思い浮かびますね。

 次は緑色で刷られたモノクログラビアページ。
 先にオードリー、次にジュリーという順番で作品を紹介しています。

 「おしゃれ泥棒」の作品紹介が見開きでまずあるのですが、この号での新作公開映画の紹介はこの「おしゃれ泥棒」がトップです。

 めくると「おしゃれ泥棒」の場面集。さっきが宣伝写真だったのに比べて、こっちは本当に映画のシーンが載ってます。

 そして左端には「映画の友 秋の増刊 オードリイ・ヘップバーン全集」が10月中旬に発売だよー!っていう案内。
 この「オードリイ・ヘップバーン全集」はオードリーの特集号の雑誌としては最高傑作のもの!素晴らしい出来に仕上がっています。

 さらにめくると、今度は撮影が終わったばかりであろう「さすらいの二人」(「いつも2人で」の公開前の仮題)の画像集。
 映画のシーンも撮影スナップも、今となっては珍しい画像で構成されているのが嬉しいところ。

 その次のページからはジュリーの作品が紹介されています。

 次にオードリーが出てくるのは本文ページ。
 オードリーの大ファンでもある南俊子さんがオードリーとジュリーのことを書いてくれています。

 ここで面白いなと思ったのは、“ジュリーはおとぎ話の主人公を演じても、まるで現実のように信じこませてしまうし、オードリイにふれると現実さえ、まるで魔法の杖の一振りにあったように、ロマンティック・ムードと化してしまう。” という部分。

 なるほどなーと思いました。
 あと、さらに当時は引っ張りだこのジュリーはギャラが120万ドルになったことも書かれていました。

 以上でオードリーvsジュリーの記事は終わりです。当時は「マイ・フェア・レディ」のこともあって、オードリーとジュリーはよく比較されていたみたいです。

 オードリーがオファーを断った作品で「卑怯者の勲章」とか「ハワイ」とかもジュリーが演じてますしね。
 この号では載っていませんが、「ハワイ」は元々オードリー主演のフレッド・ジンネマン監督で考えられていたようです。「尼僧物語」コンビですね。

 なお、オードリーとジュリーですが、その後の1967年5月号の「映画の友」最後の人気投票の結果はオードリーが1501票で他の男女優を引き離して1位、ジュリーが975票で2位になっています。(男優1位は786票でアラン・ドロン)

 その時の「映画の友」では批評家たちの対談が載っているのですが、オードリーの1位は「おしゃれ泥棒」が良かったということなのですが、ジュリーは “作品が悪いもの。” “イメージを狂わせた。”とバッサリ斬られています。
 確かにジュリーファンは「引き裂かれたカーテン」や「ハワイ」なんかの方向は望んでいないだろなーと。

 アメリカでは「ハワイ」も「モダン・ミリー」も大ヒットしましたが、その次の「スター!」から大コケ。

 日本ではもう「引き裂かれたカーテン」からコケ始めたようで、「ハワイ」や「スター!」などは大コケした模様。

 オードリーのファンってジュリーも好きな人が多いような気がします。僕もそうですし、他にもオードリーのコレクターさんもジュリーがお好きでした。

 オードリーとジュリー、二人ともとても清潔感に溢れてますもんね。直接知らなくても、人柄がにじみ出ているのが共通していました。

 そしてオードリーとジュリー本人同士も、本を贈りあったりクリスマスを一緒に過ごしたりするような仲の良い関係だったようです。

 なのでジュリーは「サウンド・オブ・ミュージック」以降、なかなか作品に恵まれなかったのが可哀想です。
 日本ではDVDにすらあんまりなってませんし、日本未公開作品も多数。ジュリーファンは悲しいでしょうねー。

 ちなみに「公衆の眼」という作品があり、オードリーに最初オファーが行きましたが断られ、次にジュリーに行って撮影予定だったのですが結局流れてしまいました。

 結局その作品は後にミア・ファロー主演で「フォロー・ミー」という作品になっています。 

 他には “お金について 百万ドル女優の意見” という本文記事で再度オードリー登場。
 ここでは当時の出演料が1本で100万ドル(当時の3億6000万円、現在の約36億円)越えという、当時世界で5人しかいなかった女優のお金の使い道を書いた文章で登場します。

 その5人とはオードリー、エリザベス・テイラー、ソフィア・ローレン、ジュリー、そしてドリス・デイです。
 日本だとドリス・デイが意外ですね。

 「映画の友」誌は通販もやっていたのですが、ブロマイドと、キャビネ版ポートレートのところで今月はオードリーが出てきてます。写真はいずれも「おしゃれ泥棒」のもの。

 ブロマイドは3枚1組で100円、ポートレートは2枚で120円となっています。ポートレートは他の号とかのと組み合わせて2枚で買えたようです。10倍すると、大体今ならいくらかわかりますね。

 作品別のキャビネ写真も3枚1組120円で売ってたみたいですが、「マイ・フェア・レディ」や「ローマの休日」そして「サウンド・オブ・ミュージック」がA・B集と2種類しか無いのに、「シャレード」はA・B・Cと3種類もあります。当時いかに「シャレード」の人気が高かったのか、というのがわかります。

 この作品別で「シャレード」を上回る4種類あるのは、ここに載っているのでは「荒野の七人」と「ウエスト・サイド物語」だけみたいです。
 「ティファニーで朝食を」や「パリで一緒に」などは1種類だけのようです。

 この号のオードリー以外では、大人気だったアラン・ドロン、めきめき人気を上げてきたスティーブ・マックィーン、ポール・ニューマンら、70年代にも引き続き大活躍するスターが載っています。

 オードリーの共演者だったアンソニー・パーキンスやジョージ・ペパードといったオードリーと共演した人気男優たちもカラーグラビアでいますが、同じくカラーに載ってる女優のミレーヌ・ドモンジョやクラウディア・カルディナーレ、アン・マーグレットなどと共に、70年代には若い人には縁遠い人たちになってしまってますね。

 撮影中のものとしては、神戸や姫路城でロケされたショーン・コネリーの「007は二度死ぬ」や、「ロシュフォールのお嬢さん」(後に「ロシュフォールの恋人たち」に改題)が掲載。

 「ロシュフォールの恋人たち」でオードリーに最初オファーされた役を演じるフランソワーズ・ドルレアックもまだ存命ですし、カトリーヌ・ドヌーヴは60年代よりも70年代前半でむしろ人気でしたね。

 昔の雑誌を開くと、人気のある俳優さんの栄枯盛衰を見ることが出来ます。
 そう考えると、いまだに映画雑誌に載り続けるオードリーってやっぱり凄いですよねー。


★「おしゃれ泥棒」50周年記念!1966年初公開時関連記事
 ・パンフレット 東宝版
 ・パンフレット 一般版
 ・パンフレット 20世紀フォックスタイアップ版
 ・チラシ
 ・ポスターAタイプ
 ・ポスターBタイプ
 ・立看
 ・プレスシートA&B
 ・プレスシートC(冊子タイプ)
 ・日本版サントラレコード
 ・原作本  


2016年06月05日

婦人画報2016/7 オードリー・ヘップバーンの料理レシピ

 全国での “午前十時の映画祭7”上映「マイ・フェア・レディ」があとわずかです!
 見逃されている方はお急ぎください!

 ★「マイ・フェア・レディ」
 2016/05/28(土)~2016/06/10(金):GROUP B

 グループ分けなど詳しくはこちらの記事で。
 また、今回の映画祭ではオードリーに出演依頼がなされながらも諸事情で断った「ロシュフォールの恋人たち」(上映中)・「愛と哀しみの果て」もリバイバルされます。

 連続で記事をアップですが、今月は写真集も控えているので次々と紹介しておきます。

 今日は婦人画報の2016年7月号。

 こちらには写真集「オードリーat Home(オードリー アット ホーム)」の日本版発売を記念して「オードリー・ヘップバーンの料理レシピ」ということで特集が組まれています。

 なんと18ページもの大特集!こんなに多くのページを割いてくれてるなんて、最近では雑誌 “スクリーン” でも無いですよね?

 この本を買わなきゃ!と思ったのは、レシピの紹介だけではなくそのレシピ通りにオードリーの料理を再現したものが掲載されているっぽかったため。
 実際買ってみるとその通りでした!

 実際に作られて写真が載っているのは、

 ・チェリージャム
 ・マドレーヌ
 ・スパゲッティ・アル・ポモドーロ
 ・グシュタードのペスト
 ・野菜のクリームスープ
 ・すずきの包み焼き
 ・エッグ・ウィズ・モッツァレラ
 ・トリコローレ・カプレーゼ・サラダ
 ・ライス入りトマト
 ・ノンナ・テのカレー
 ・ホイップクリーム添えチョコレートケーキ
 ・コニーのアップルコンフィ

 がレシピと共に料理の画像も実際に作られて載っています。

 他にアップルクランブルのオードリーの手書きのレシピも最初に掲載されていますが、それは実際に作った写真がありません。

 レシピが載っていても、なかなかその料理を実際に作るってのは面倒臭いですよね。
 なので、それをプロが作って綺麗に盛りつけたものを実際に見せてもらおう!ってことで買ったのですが、買って正解!でした。
 オードリーがこういう料理を得意としていたのか〜と思うと感慨深いですね。
 いつか食べてみたいと思います。

 さらにまだルカの写真集が届いてないので、先に写真の一部を見れるのも嬉しいところ。

 そしておそらくこの婦人画報だけの凄い特典は、今年5月に行なったルカへの特別インタビューが載っていること!
 これは写真集では読めないものですよね。これだけでも大変価値があります。

 ここでのルカへの特別インタビューは

 ・今、ルカさんがいちばん食べたい「母の味」は?
 ・「母の味」をひと言で表現すると?
 ・オードリーの料理は今のルカさんにどんな影響を与えていますか?
 ・子どものころ、食卓で家族のルールはありましたか?
 ・ルカさんがよく作るオードリーのレシピは?
 ・チョコレートケーキとオードリーについて思い出はありますか?
 ・今、オードリーがいたとしたら、どの料理を作ってもらいたいですか?

 という7つの質問に対してルカが答えているのが2ページにわたって掲載されています。

 なおこの号の婦人画報には7種の各地方版の物があります。それぞれで巻頭特集が違うのですが、どの地方版にもオードリーの特集は載っていますので、安心してお買い求めください。

 僕はそれを知らなくてネットで東京版を買ってしまいました。しまったー!そんなことなら近畿版を買えばよかったー!
 (関西版と金沢版は表紙が違うだけで中身は一緒だそうです)

オススメ度:★★★★




  
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Posted by みつお at 21:00Comments(6)日本の雑誌

2016年04月08日

オールタイム・ベスト映画遺産 外国映画男優・女優100

 全国で “午前十時の映画祭7”が始まっています。「ティファニーで朝食を」が上映中です!

 ★「ティファニーで朝食を」
 2016/04/02(土)~2016/04/15(金):GROUP A
 2016/04/16(土)~2016/04/29(金):GROUP B

 ★「マイ・フェア・レディ」
 2016/05/14(土)~2016/05/27(金):GROUP A
 2016/05/28(土)~2016/06/10(金):GROUP B

 グループ分けなど詳しくはこちらの記事で。
 また、今回の映画祭ではオードリーに出演依頼がなされながらも諸事情で断った「ロシュフォールの恋人たち」「愛と哀しみの果て」もリバイバルされます。

 こないだの年末年始にイマジカBSで “オードリー・ヘプバーン総力特集” をやっていたのは以前記事にしていたとおりですが、その時に “オードリー検定” というのをやっていて、一応僕もやりました。

 で、こないだイマジカBSさんからなにか届いたんですよね。“おっ、オードリー検定でも当たった???” とか思いながら開けました。

 じゃじゃーん!それで出てきたのがこのキネマ旬報社の「オールタイム・ベスト映画遺産 外国映画男優・女優100」っていうムック本。
 同封の紙には “ご当選のお知らせ” というのがプリントしてありました。

 おお〜!オードリー検定が当たった!でも確かオードリーのボールペンとかあったけど、僕はこれを希望してたんかな?と思ってイマジカさんのサイトを見てみると、これはオードリー検定の当選品じゃなくてもうひとつの“外国映画・女優アンケート” のほうの賞品でした。

 ちなみに “オードリー検定” の方はエス・テー・デュポンのオードリーボールペン(1名)、ジバンシィのランテルディ(2名)、スクリーン誌の写真集「世界を魅了した20作ヒロイン集」(15名)でした。

 写真集は持ってるし、ランテルディはオードリーが使ってたのと配合が違う&いつでも買えるので、おそらく希望品はボールペンにしたんだと思うんですが、まあ1名じゃ当たらないですよね。(^^;A

 こちらの「オールタイム・ベスト映画遺産 外国映画男優・女優100」は当選者が20名なので、オードリー検定よりかは当たりやすいかと。
 でも、くじ運とかは全く無い僕が当たるなんて、よっぽど応募者が少なかったんでしょうか…。(^^;

 今回のこの本は、2014年に発行されたもの。
 186人の映画評論家・映画監督など映画関係者・文化人が男優・女優それぞれ5人ずつを選んで(順位無し)、入った票を1点と数えて集計したもの。

 表紙からわかるように、女優はオードリーが1位。
 うれしいなーと思って、点数を見ると27点。

 あれー意外と少ないんやね。2位のジーナ・ローランズで24点。あんまり差がないな〜。
 男優はと言うと、1位のクリント・イーストウッドが38点、2位のスティーヴ・マックィーンで19点やから、かなり票は分散しているみたい。

 もうね、かなり票数がダブってる俳優さんが多くて、TOP15は巻頭にグラビアがあるんですけど、女優さんは15位に3人いるからアンナ・カリーナだけが載っててジョアンナ・シムカスとナスターシャ・キンスキーはカット。

 まあこういう人気投票みたいなのって、投票した人の青春時代にリアルで見た映画での俳優さんになってしまうんだろうなーっていうのはわかります。
 なので、数十年後にはオードリーはトップじゃないかもねーとかって思ってました。

 まあもしかしたら今後CGの発達によってCG作品でオードリーが主演を張る日が来るかもしれませんが…。
 その時は、オードリーとかけ離れた映画に出演させないで欲しいと願うばかりです(駄作とかホラーとか官能映画とか)。

 投票者の名簿には、清藤秀人さんという心強い味方もいますし、小藤田千栄子さんや品田雄吉さんという懐かしい名前も…。
 そして3人ともオードリーに1票を投じてくださっています。めっちゃ嬉しい…。(T▽T

 吉村英夫さんがいたらヤだな〜と思っていたのですが、まあいたらいたで本当にオードリーに入れているか見てやろうと思ってましたが、残念なことに吉村英夫さんは見当たりませんでした(あ、なぜか高笑いが…)。

 オードリーに関連するのは、グラビア、投票結果、上位ランキング者プロフィール、これだけは観ておきたい作品での「ローマの休日」、そして1位の2人だけにある「オードリー・ヘップバーンの足跡」という6ページものオードリーのバイオグラフィー。

 「オードリー・ヘップバーンの足跡」は中西愛子さんという方が文章を書いてくださっています。内容はオードリーの人生の歩みなので誰が書いてもまあこんな感じだとは思いますが、嬉しいのは「パリで一緒に」もきちんと画像があったこと。
 でも「緑の館」「おしゃれ泥棒」「ロビンとマリアン」あたりの画像が無いのは残念!

 さて、この順位ですが、女優さんだけベスト10を書き出しておきます。

 1.オードリー・ヘップバーン
 2.ジーナ・ローランズ
 3.ジャンヌ・モロー
 4(同位).キャサリン・ヘップバーン
     ケイト・ブランシェット
 6.マリリン・モンロー
 7(同位).カトリーヌ・ドヌーヴ
     ジョディ・フォスター
 9.イザベル・アジャーニ
 10(同位).アヌーク・エーメ
      マレーネ・ディートリッヒ

 僕はヴィヴィアン・リーも好きなので、順位が気になります。今回は7人いる32位の中の1人でした。

 2000年実施の“20世紀の映画スター”での順位も載っています。
 こちらは今回の人気投票的なものではなく、“20世紀の映画史上重要な女優” という意味合いが強いですね。

 1.オードリー・ヘップバーン
 2.マリリン・モンロー
 3.イングリッド・バーグマン
 4.ヴィヴィアン・リー
 5.マレーネ・ディートリッヒ
 6.グレイス・ケリー
 7(同位).フランソワーズ・アルヌール
     ベティ・デイヴィス
     ジョディ・フォスター
     グレタ・ガルボ
     アンナ・カリーナ
     ジャンヌ・モロー
     ロミー・シュナイダー
     エリザベス・テイラー

 こちらでもオードリーは1位、ヴィヴィアン・リーも堂々の4位ですね。
 “なんと2000年実施のアンケートでもオードリー・ヘップバーンが1位でした。”って書いてます。

 1985年に実施されたオールタイムスターベストテンも載っていました。

 1.オードリー・ヘップバーン
 2.マリリン・モンロー
 3.イングリッド・バーグマン
 4.ヴィヴィアン・リー
 5.マレーネ・ディートリッヒ
 6.グレイス・ケリー
 8(同位).フランソワーズ・アルヌール
     ベティ・デイヴィス
 10.ジョディ・フォスター

 これまたオードリーは1位、ヴィヴィアン・リーは4位。
 “ここでもオードリーが1位。30年近くにわたって1位ということになる” って書いてあります。
 …って、あれ、13位にもヴィヴィアン・リーって書いてある!なんで???

 キネマ旬報社に問い合わせたところ、
 なんと1985年の順位として載せているベスト10は、2000年のもの!
 11位以下は合っているそうです。
 確かによく見ると2000年と順位一緒!しかも7位が無くて、全部で9人しか載ってないやん!

 本当の1985年の順位を教えていただきました。

 1.イングリッド・バーグマン
 2.マリリン・モンロー
 3.キャサリン・ヘップバーン
 4.オードリー・ヘップバーン
 5.マレーネ・ディートリッヒ
 6.ジェーン・フォンダ
 7.グレタ・ガルボ
 8(同位).カトリーヌ・ドヌーヴ
     エリザベス・テイラー
 10.グレース・ケリー

 だそうです。
 じゃあ、じゃあ “オードリーが1位。30年近くにわたって” って書いた人は誤った順位を見て感想を書いてるんですね。

 1985年というとまだオードリーが現役だしオードリーの再ブーム前。ユニセフもまだ関わりが深くない頃だし伝説化されてない状態で4位は立派です。
 お堅い映画評論家の1985年時順位では妥当。というか凄すぎるくらい。

 他にもこの本にはトミー・リー・ジョーンズの略歴が丸々ヴィゴ・モーテンセンのものになってて正誤表が挟まれているし、女優第6位のマリリン・モンローのグラビアページのキャプションには “うしても外せない” と脱字がわかる間違いが。

 一番面白かったのが、第14位のダニエル・デイ=ルイスのグラビアページのキャプション。
  “イーストウッドは監督としての評価もすごいが、R・レッドフォードと共に私が映画を見はじめた70年21世紀映画において「リンカーン」をはじめ圧倒的な存在感を放っているのがダニエル・デイ=ルイスであることは否定しがたい。”
 意味わかりませーん!(笑)

 これは “70年” まではイーストウッド用のキャプションなんですよね。
 おそらくとりあえずコピペでレイアウトしておいて、後でデイ=ルイスのものに書き換えようと思っていてそのままになったパターンですね。

 パラパラ見ただけでこの誤字・脱字量ですから、全部見たらもっともっとあるんじゃないかと思います。
 きちんと文字校しないとダメですよ〜。

 でもこういう誤字・脱字って結構好きです。
 本人たちが真面目なら真面目なだけ誤字が可笑しいんですよね。
 宝島社の“VOW”ってシリーズでも誤字を集めたページで大爆笑してました。

 もうだいぶ昔の話ですけど、仕事でどこかの会社の会社案内パンフレットの色校正を見たんですけど、“それが当社のテーマです。”ってなってないといけない所が、“それが当社のデマです。” になってて社内で大笑いしたことがあります。
 いいことがいっぱい書いてあって、最後にデマ宣言じゃアカンやろーっ!って。

オススメ度:特に無し


  

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2015年12月05日

ハーパーズ バザー 日本版 2015年9月号

 ●「マイ・フェア・レディ」リバイバル上映情報
  特別上映のため、価格は1200円です。各種割引は使えません。

  恵比寿ガーデンシネマ 11/28(土)〜12/18(金)※上映期間が3週間に延びました!
   11:00〜14:15 / 14:35〜17:50(12/5〜12/11。以降未定)
  宝塚シネピピア 11/28(土)〜12/11(金)
   12:35〜15:30 / 15:45〜18:40(12/5〜12/11)

 今回はハーパーズ バザー日本版、2015年9月号の紹介。

 これは以前紹介した Harper's BAZAAR イギリス版2015年6月号に載っていたオードリーの記事がそのまま全部翻訳されて載っています。

 以前紹介したオードリーの孫エマ・ファーラーが表紙を飾ったハーパーズ バザーのように、この号にも表紙が2タイプあります。

 こちらは表紙に“9月号通常版にスペシャルコンテンツを加えた特別版です”と書いてありますが、何が追加されているかはわかりません。
 オードリーの記事は同じで、付録の冊子も同じようです。
 通常版には “永遠のオードリー” という見出しがあります。

 英国版での記事が日本語で読めるのが嬉しいのですが、さらにこの日本語版には嬉しいことがありました。
 それはニューヨークに関する付録!

 なんと付録の方にもオードリーの画像が2点載っています。特に晩年の画像の方は貴重!

 1990年10月の画像なのですが、チャリティーの為にティファニー本店で朝食会に出席するオードリーです。文字通り「ティファニーで朝食を」。

 オードリーが演じたホリーのような破天荒さではないですが、そこにいるのは品が良くて笑顔が素晴らしい、オードリーらしい本当のオードリー!
 オードリーが生きてる頃はまだ若い僕でしたが、年をとってても変わらずステキなオードリーと結婚したい!と思ってたことを思い出しました。

 もうひとつはニューヨークのホテルの案内で、ザ・プラザというホテルで1961年にインタビューを受けるオードリー。
 髪の盛り方がだいぶ大きくなっていて、「噂の二人」〜「パリで一緒に」の間の頃のものだとわかります。

 もしニューヨークに行くチャンスがあれば、「ティファニーで朝食を」「暗くなるまで待って」ロケ地だけでなく、こういうところにも行ってみたいなーと思ってます。


  
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2014年10月31日

オードリー・ヘプバーンの孫のエマ・ファーラー表紙

★「シャレード」(新・午前十時の映画祭)
 全国Group Cの劇場にて 2014/12/27(土)~2015/01/09(金)
 年末年始のお正月映画になります!午前十時の映画祭がこの時期に「シャレード」を持ってきたのは、偶然ではないと思います。オードリーに期待してるんでしょうね。

★「いつも2人で」(イオンシネマ “シネパス”)
 グループ2 守谷(茨城)、大井・大宮・熊谷・浦和美園・羽生・越谷レイクタウン・春日部(以上埼玉)、板橋・むさし村山・日の出・多摩センター(以上東京) 2015/1/19(月)~23(金)
 今回は関東圏での上映です。(次回、ラストは3月の石川・岐阜・三重・滋賀・奈良・京都になります)

 もう話題としては新鮮ではないと思いますが、オードリーの孫娘、エマ・ファーラーが表紙になった日本版“ハーパーズ バザー”の2014年11月号(9月20日発売済)の紹介。

 “ハーパーズ バザー”の日本版は、現在はハースト婦人画報社が出している模様。
 この2014年11月号は2種類表紙があって、通常版はレディ・ガガ表紙。このエマ・ファーラーが表紙の版は2000部だけの限定版で、アマゾンと一部書店でのみの販売(販売店は公式サイトのこちら)。

 僕はオードリー個人のファンなのであって、オードリーの子孫代々まで追い続ける気は毛頭無いので、買おうかどうか考えましたが、デビューという事で記念に買っておく事にしました。

 最初の画像は買ったままの状態。シュリンクに入って、「数量限定 オードリー・ヘプバーンの孫娘“エマ・ファーラー”特別表紙版」と書いたデカいシールが貼ってあります。
 ちょっと小さい字では「イタリアの美術大学に通うオードリーの孫娘、弱冠20歳のエマ・ファーラーが鮮烈デビュー!」、さらに隅っこには「伝説的フォトグラファー、リチャード・アヴェドンの孫 マイケル・アヴェドンが撮りおろし。」と。

 中身は8ページにわたってエマを特集。まあ画像は既にネットでも載っているものなので、新味は無かったのですが、エマへのインタビューが読んでいて面白かったです。
 ちなみに、オードリー映画で一番好きなのは「パリの恋人」だそう。まだ全部は見てないようですが…。「パリの恋人」というとアーティスト志向の人に一番人気な作品ですね。

 エマの顔は、正直オードリーには似てないと思います。言われなかったら、絶対にオードリーと血がつながってるとは思わない感じ。
 エマのお母さんレイラ(ショーンの元妻)の画像を見ると、明らかにお母さん似であることがわかります。

 それに、エマの普段の画像を見ると、普段の方がドレスアップしたときよりいい感じです。

 せっかく買ったので、他のページも色々と見てみましたが、載っている商品は高いですね!まさに勝ち組さんのための洋服という感じです。
 ジャケット単品で55万円なんて、一般庶民には手の届かない世界。(^^;;;

 それに、見て思ったのは“女性はいいなあ〜!”ってこと。
 別に女性になりたいとか、女装したい(!)とかでは全然なくって、女性の方が洋服のデザインも色も、男よりも圧倒的に豊富ですよね。
 見ていて、こういうデザインの方向のメンズってないのかな〜とかって思ってました。

 なぜデザイナーはメンズの服をデザインも色も地味にしてしまうんでしょうね。
 レディスには濁りの無い綺麗なシャーベットカラーやネオンカラーの洋服がたとえ冬服であろうと探せばあるんですが、メンズのはなぜか色を濁らせて展開していたりします。

 昨年売っていた服でも、この色が濁ってなければ買うのに!って残念な事も何度かありました。
 派手!と思っても、それは原色(赤・青・黄)の展開だったりとかで、ライトカラーやパステルカラーの好きな僕の欲しいのとは違うかなーと。
 デザイナーさんも、メンズはこういうもの、っていう先入観がありすぎなんじゃないかなーみたいな。

 ま、もっとも僕は昔からごちゃごちゃしてる服が好きで、淡い色の服が好きなので、そう思うだけかもしれませんが…。(^^;;;
 でも日本全体だとそういう需要も少しはあると思うんだけどなー…。

 あ、車やバイクや自転車に載っているとわかってくださると思いますけど、暗い色の服を着て歩いてる人って、夜間はホンと見えにくいんですよ。
 実際問題として危ないと思います。

 さて、そういうカラフルな服の好きな僕がおおっ!と思ったのは、最後の方にあった鮮やかな色の特集の所。
 そこはモロ僕の好きなカラーで展開されているんですけど、そこにオレンジのワンピースの上にビニールのコートを着ている画像が!
 《miu miu》というブランドで、価格は215000円だそうです。(^^;

 ビニール素材の服には通気性が全く無いので、日本では夏暑く冬寒くで向いてないのですが、「いつも2人で」でのエナメルのパンツスーツを見て以来、ずーーーっと僕の憧れの素材なんです。
 まあ97年にはエナメルの白いダウンジャケットを買ったし、05年くらいにはピンクやグリーンのエナメルのバスケット・シューズみたいなのを履いていたので、もう夢は果たした感はあるんですけどね。
 いまはもう年齢的にアウトでしょうけど、憧れだけはあります。

 ビニール素材のものでオードリーが着ているのは、映画では「いつも2人で」の前述の黒いエナメルスーツと、海へ来たときの黄色のショート・パンツとジャケットの組み合わせだけです。
 でもそれ以外にも映画には出てきませんが「おしゃれ泥棒」撮影中にビニールコートをスリップの上に羽織っている画像が残っています。
 この当時のオードリーは個人的にもビニール素材を気に入ってたのかなーと。

 で、こういうビニール素材がまた出て来たのかな?と。
 自分はもう着れないけど、そういうのを着たオシャレな女性や男性がまちなかにいたら、きっと心の中で拍手してると思います。

 (今回は大きく脱線してしまって申し訳ありません)


  
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2013年12月24日

「映画の友」1957年4月号「マイヤーリング」の記事

  前回は今回劇場公開される今年の記事の載った「SCREEN」でしたけど、今日はリアルタイムの1957年4月号(発売は2月)の「映画の友」に載った「マイヤーリング」の記事です。

 こういう当時の映画雑誌は、紹介していくときりがないので、全く紹介してこなかったんですけど、「マイヤーリング」に関してはものすごく少ないので、まあ特別ということにします。

 「マイヤーリング」はライブで演じなければならなかったので、驚くほど宣伝スチール写真が少ないです。ほとんど稽古中とか、リハーサル(?)の舞台裏で着替えたりメイクを直すところだったり。

 それに、意識して左からしか写させないオードリーなのに、なぜか右からの画像が多いのも特徴。今回の劇場公開で使用される画像の一部を見せていただきましたけど、えーっ!って驚くほど右からの物ばかり。で、別に裏焼きでもないんですよね。これは意外!

 ということで右からが多いからかなんなのか、意外と「マイヤーリング」では“これ!”って言うほど決定的に美しいオードリーの画像がなかったのも確か(今回ショーンが送ってくれた画像で、やっと可愛いオードリーが見られます。第二弾チラシでお披露目)。

 その中で、この「映画の友」に載った「マイヤーリング」のヘアメイクアップ中のオードリーはずば抜けて美しいです。

 パンフに掲載予定の画像に、これの別テイクがありましたけど、それよりもこの画像のオードリーの方がキレイ!
 髪型も豪華ですしね(もちろんカツラですけど)。

 ついでに旦那のメルもこちらの方がいい感じです(ていうか、パンフ掲載予定の別テイクのメルは怖かった…)。

 この右下にもオードリーが載っていますが、これは珍しくない「昼下りの情事」のスチール。

 それと、この号にはオードリーとメルのロサンゼルスの家での画像が載っています。
 今となってはわりと有名な画像もありますけど、中には珍しいのもありますよね。

 しかも最初のページは「マイヤーリング」と同じアナトール・リトヴァク監督の「追想」が広告で載ってます。

お気に入り度:★★★★

  


Posted by みつお at 21:00Comments(0)日本の雑誌マイヤーリング

2013年12月22日

「SCREEN」 2014年2月号 「マイヤーリング」紹介

 「マイヤーリング」公式サイトに、第2弾チラシの画像がアップされています。
 息子ショーンが送ってくれたという画像を使用しているのですが、こんなの見たこと無い〜〜〜っ!!オードリーがメチャクチャ可愛いよーーーっ!!!しかもカラー画像っ!なんと2つ折でオールカラーの豪華版!!!

 これを手に入れる為だけにでも劇場に行く価値充分ありますね!最初のより豪華になってます!
 ああーーっ、こんなのを見ると本当にカラーで残して欲しかった…。うぐぐ…。
 衣装はこんな色、セットはこんな色だったんだねー!(T T

 今日は今月出た「SCREEN」2014年2月号の紹介。

 毎年2月号は12月発売で、オードリーの命日の1月20日に近いのでオードリーの記事を載せてくれるんですが、今月号も…と本屋に行きました。
 表紙には小さく“オードリー・ヘプバーン21周忌 誰も知らないオードリーが甦る!”と載ってます。

 まずはパラパラとめくってみましたがオードリーのページを見つけられず。
 おっかしいなーと思って最後のページの目次を見ると、P40だそうで…。見つけられなかった事といい、ちょっとイヤ〜な予感。

 いつもはそれなりに特集を組んでくれる“スクリーン”ですが、予感どおり、今回は本文は「マイヤーリング」の紹介だけ。2ページのみ。
 うーん、「マイヤーリング」公開にかこつけて今年はページをはしょられたかな…と思いつつも、「マイヤーリング」劇場公開の紹介なんて今後も絶対無いことだというのはわかるので、即行レジへ。

 でも扱われているのはカラーページ。モノクロ公開の「マイヤーリング」に期待の大作並みのカラーページを2ページも費やしてくれるのはやっぱり凄い事だよなーって。
 ここのところ全146pしかない「SCREEN」を考えると、やっぱりこれって破格の扱い。

 先月号にはめちゃくちゃ小さく隅の方に「マイヤーリング」の画像とちょこっとした紹介があったので、もしかしてこれで紹介終わりなんやろか…って不安だったのでかなり安心しました。

 それに、付録の来年のカレンダーには1月に「ローマの休日」、12月に「シャレード」と2つもオードリーにあてがってくれてます。
 あ、カレンダーにはつい先日(12月14日)亡くなったばかりのピーター・オトゥールの「アラビアのロレンス」も載ってます。ピーター・オトゥールは「おしゃれ泥棒」でオードリーと文字通りオシャレな細長コンビを見せてくれた男優さんですよね。

 本文ページは右はオードリーとダンナさんメル・ファーラーとのこと(“スクリーン”での表記はメル・フェラー)、左が「マイヤーリング」の紹介になってます。

 文章では1つだけ気になる事が…。
 オードリーとメルが離婚後も親交を持っていた、と書かれてるんですが、確かオードリーは努めてメルとは会わなかったとショーンにも言われていたはず…。

 “夫婦とはお互いを尊重し・愛し続け、一生添い遂げるもの”という考えだったオードリー。その結婚を粉々に踏みつぶしたメルに対しては、心の傷が大きすぎて会いたくなかったというオードリーだったはずなんですけどね。

 2度目のアンドレア・ドッティに対しては、“結婚って結局そんなものなのね”ともう結婚への幻想も消え、そこまで傷が深くなく、実際その後も連絡を取り合ったりしていたようですが…。

 でも2度の結婚の失敗はやっぱりオードリーに影を落としていたんでしょうね。ロバート・ウォルダーズ(ロブ)と最後まで結婚しなかったのは、やはり完全には傷が癒えてない証拠ですよね。“結婚”という形には懲りてるし、もうなんの夢も思い入れもない。
 でも結婚しないってことはやっぱり失敗を恐れていたことの裏返しなのかな?と思います。ロブとの大事な関係を“結婚”という形で壊したくなかった、と。

 さて画像ですが、右ページのカラーのは、正直色が褪せてます。“デラックスカラーシネアルバム”での発色の良さを知っている身にはツラい。画像補正できないのかなー。メルの手なんて、ミイラみたいになってるし。

 周りの肌色の濁ったみたいな色もいただけませんねー。ここはやっぱ「マイヤーリング」のチラシでも使ってる紅色(赤のちょっとピンク寄り)でしょ!
 もし紅色だったら、色褪せた画像もごまかしが効いて、華やかに見えたのに…。

 でも何より驚いたのは、右ページ一番下の画像!この画像に権利者が“AP/AFLO”って載ってるんです!

 えええっ!この画像、過去の「スクリーン」にも載ってましたけど…本来「スクリーン」の画像でしょ!?

 これって「スクリーン」が「スクリーン」で掲載する為に、取材者がオードリーとメルに「スクリーン」を持たせて撮った画像だから、権利は今は「SCREEN」が持ってないといけないはず!
 もし権利を持ってたら、権利者のマークは付かないはずなので、これって「SCREEN」がもう原版を持ってないってこと!

 えーーーーっ!原版捨てたのーーー!?あるいは紛失??はたまた誰かが持ち帰った???どれにしてもありえへん!!

 以前「SCREEN」に電話して、過去に掲載した画像で写真集を作って欲しい、って伝えた時に、“もう画像が残ってないんですよ…”って返されましたけど、こんな「SCREEN」だけの画像まで残ってないとは…!絶句!

 てか、なんで「SCREEN」以外のとこが権利持ってるのかなー。売り渡したので無い限り、本来この画像の権利者は「SCREEN」のはずやと思うけど…まさかとは思いますけど、これって画像複写されて著作権を失ってるんじゃないですよね??

 経緯はわからんけど、本来自分の物をわざわざ借りている「SCREEN」に対して腑に落ちないのと、原版が無いのとに衝撃を受けたんですよねー。

オススメ度:★★★(「マイヤーリング」の公開映画紹介ってトコに将来二度と無い価値あり)


  
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Posted by みつお at 21:00Comments(2)日本の雑誌マイヤーリング