2014年06月07日

「週刊オードリー・ヘプバーン」専用バインダー

 いよいよ「いつも2人で」のリバイバルが迫ってきました。まずは東日本地区で。
 「いつも2人で」は12年間で6回同じ場所を旅する物語なのですが、時間軸が複雑に交錯しますので、初鑑賞の方は混乱するかもしれません。
 もしよければ僕のもう1つのブログの記事“74.「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を先に見ていただいておくといいかと思います。

「いつも2人で」(イオンシネマ“シネパス”)
 グループ1
 北海道 イオンシネマ江別・イオンシネマ小樽・イオンシネマ北見・イオンシネマ釧路
 宮城 イオンシネマ名取・イオンシネマ石巻
 山形 イオンシネマ天童
 新潟 イオンシネマ県央・イオンシネマ新潟西・イオンシネマ新潟南
 群馬 イオンシネマ太田・イオンシネマ高崎

 天童のみ6/14~20、それ以外は6/16~20。

「マイヤーリング」もまだ劇場で上映します。
 下高井戸シネマ 6/28(土)〜7/4(金) 12:25



 今日は、2010年に刊行していた「週刊オードリー・ヘプバーン(オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション)」の専用バインダーの紹介。

 また4年も昔のを引っ張り出してきて!って感じですが、これをまだ紹介していない事がずっと引っかかってましたので、ここで紹介しておきます。

 週刊オードリー・ヘプバーンは、(株)インターナショナル・ラグジュアリー・メディアから静岡のみで2010年に発行されていたパートワーク(分冊百科)。
 静岡での先行発売だったのですが、6号までが週刊で、7号以降は月刊に。そして9号で打ち切りとなってしまいました。
 ま、正直売れなかったんでしょうね。

 もちろん名前で謳っているようにショーンやルカの許可も得ているオフィシャルな物だったんですが、内容はかなりお粗末で、後ろの号に行くほどヒドくなっていき全然調べて無さげなウソや間違い&裏焼きも、ビックリするくらい毎号毎号たくさんありました。いったい監修は誰やねん!って怒鳴りたくなるレベル。
 毎号楽しみにしてたのに、ガッカリする事の方が多かったですね〜。

 全52号の予定でしたけど、この低レベルの内容で52冊作られても…という感じでしたが、あまり取り上げられない作品は画像や内容を期待してただけにやはり残念でしたね。

 偶数号にはDVDが付いてるのと付いてないのとが有ったので、日本未発売の「緑の館」「おしゃれ泥棒2」「ニューヨークの恋人たち」「若気のいたり」「オランダの7つの教訓」なんかはDVD込みで待ってたので、悲しかった〜…。(後に「緑の館」と「おしゃれ泥棒2」のみTSUTAYAで発売されましたけど)

 もし今後どこかの会社が“週刊オードリー・ヘプバーン”を出すなら、もっときちんと正確な内容で出して欲しいなーと思いました。

 さて、この専用バインダーですけど、この「週刊オードリー・ヘプバーン」が17冊綴じられる仕様との事。全52号だったら3つバインダー買って、1冊余るという変な数。
 まぁ、こういうのは他のパートワークとの使い回しでしょうから、仕方ないのでしょうね。

 で、これ、2010年4月末までは1つ690円(税込)という値段。それを過ぎると、1つ1000円くらいになるという事だったので、同時にいっぱい買うかどうか悩みましたよ〜、すごく!

 でも、全部刊行されるかわからなかったし(残念ながらこのイヤな予感が当たってしまった…)、ま、多少値上げしても、あと3つくらいならその時でいいや、と思って1つだけにしました。それで正解でしたね。
 結局この1つでさえも埋まらないまま廃刊になってしまいましたし。

 それに、こういうのってサイズが違う物とか綴じれないので、ま、もともと使わないだろうなーとは思ってましたし。
 3号なんかはフォトアルバム付きだったので、結局表紙を外さないと綴じれない。僕は買ったままで置いておきたい人なので、そういうのを外す、とかってのも嫌でしたしね。

 今回のバインダーで、この「週刊オードリー・ヘプバーン」の物は全て終わりです。なんかあまりに出来が悪いので、見返す事もほとんど無い「週刊オードリー・ヘプバーン」なので、今回他の号をどこに置いたのか、見つけられなかった。ま、どっかにはあるんですけどね。(^^;;;

お気に入り度:特に無し。使い道も、無し。
  


2010年09月27日

「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」第9号

 さて、「午前十時の映画祭」はもうすぐ福岡に行きます。天神東宝にて2010/10/16(土)~2010/10/22(金)「ローマの休日」、2010/10/23(土)~2010/10/29(金) 「昼下りの情事」です。みなさん、見に行ってくださいねー。(^-^

 それと、雑誌「スクリーン」の近代映画社から、年内にオードリー・ヘプバーン・オートグラフ・コレクションの第2弾が発売されることになりました!今月号の「スクリーン」で告知が載っています。

 さて、ここまで8号まで紹介してきた「週刊オードリー・ヘプバーン」こと、「オードリー・ヘプバーン オフィシャルコレクション」(静岡版)ですが、この第9号で廃刊となってしまいました。

 色々と問題はあったものの、全ページオードリーだけという全世界で初めての試みで、毎号期待してただけに廃刊は残念でなりません。
 楽しみにしてた「いつも2人で」「緑の館」といった資料の少ないものだけではなく、「マイ・フェア・レディ」という超大作の代表作すら紹介されないままの終了でした。 

 さて、今号は「シャレード」の第1回目の特集で、続いていれば次号は「シャレード」の第2回目で表紙も「シャレード」になるはずだったのですが…。

 で、特集の「シャレード」ですが、これはヒドイ!!昔のパンフレットから持ってきましたか?という低画質&平凡画像のオンパレード。

 そのうえ、号を重ねるにつれ単なるあらすじ紹介と堕してしまった“名作劇場”のコーナーでは、なんと!「シャレード」の種明かし、及び最後の最後の結末まで暴露!!!

 こういう謎解きの映画のストーリー紹介において、常識では考えられない最低なレベルに仕上がっています。
 「シャレード」「暗くなるまで待って」「華麗なる相続人」は絶対こういうことしちゃアカンやろーっ!!

 こういう配慮の足りない、レベルの低い執筆者のせいで「オードリー・ヘプバーン オフィシャルコレクション」はスポイルされたんでしょうねー。

 こうして中断してしまったので全号揃った状態で評価すると、せっかく志は高かったものの、出来上がった物は“オフィシャル”と名乗るには嘘や間違いが多く、トータルではあまりにも出来の悪い雑誌だったと言えるでしょう。

 単純に考えたら、今年のオードリー大賞の最有力候補であるはずなんですが、中味の不出来さは大賞に推していいのかどうか悩んでしまいます。例年、特に昨年とあまりにレベルが違いすぎなので。

 さて、それ以外の記事では、これだけは毎回期待を裏切ることなく高レベルだった“映画の舞台”でレジーとピーターが滞在したホテル・サン・ジャックの間取り。

 これまた秀抜な出来ですが、他の号に比べるとちょっと落ちる。レジーとピーターだけの部屋しかないし。といっても、他の記事よりもやっぱり優秀。
 実在のホテル・サン・ジャックの看板も載せて紹介。

 あとは、「おしゃれ泥棒」で使用された服などのオークションの紹介の“オードリー・スタイル”、アイメイクからどう見てもおそらく1954年の写真が1948年とずっと紹介されている“伝説の女優”の伝記のコーナーなどがあります。

 さて、この「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」でわかったことですが、もし今後別の会社が別の「週刊オードリー・ヘプバーン」を出すときに気をつけた方がいいことが何点か見えてきました。
それは、

 1. 執筆者は選ぶこと。オードリーのことをよく知らないのに、想像や手に入りやすい資料だけで書くような執筆者は、ファンの多いオードリーのことに関してはすぐに安いメッキが剥がれます。

 2. 「ローマの休日」から特集はしない! 日本では一番人気の「ローマの休日」を最初にやってしまうと、売上はジリ貧。最初は「ティファニーで朝食を」「麗しのサブリナ」「マイ・フェア・レディ」あたりで。「ローマの休日」は半ばくらいにカンフル剤として特集するべきでしょう。

 とまあ、勝手なことを色々と書きましたが、それでもやっぱり無くなった事は残念でなりません。全巻揃って並ぶ所を見たかったものです。

 「ニューヨークの恋人たち」とか「おしゃれ泥棒2」とか「許されざる者」とか、日本での資料が少ないものは特に期待が高かっただけに、そこまで続かなかったのはもったいないです。
 マイナーな作品でこそこの雑誌はきっと輝いたことでしょう…。

今号の価値:300円。最後だから奮発したかったけど、盛ってもこの程度。

 これを出版してくれたインターナショナル・ラグジュアリー・メディアさんと、“映画の舞台”を調べて執筆してくれた方に感謝して。
 お疲れ様でした。m(_ _)m
  


2010年08月03日

「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」第8号

 まずは大ショックなお知らせからです。
 日本で、もはや唯一となっていた、tomoさんのオードリーHP、“My Fairy Audrey”が閉鎖されていました!!!(≧≦゚・。
 僕もかなりお世話になったので、本当にほんとうに!残念です。
 ハイレベルで、僕にとって大事な大事なオードリーのサイトが、これで2つ共無くなってしまった事になります。オードリーサイトは最大で5つあった時期もあったのですが…。

 「午前十時の映画祭」、TOHOシネマズ高知にて 2010/08/21(土)~2010/08/27(金)「ローマの休日」、2010/08/28(土)~2010/09/03(金) 「昼下りの情事」上映です。香川と徳島での上映は無いようですね。

 さて、悲しいことに、これも実質廃刊になってしまった「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」の第8号の紹介です。

 今号も前号と同じく「おしゃれ泥棒」の特集、そしてやっぱり「おしゃれ泥棒」ファンに物足りない出来。

 表紙はスタイリッシュでいいですよね!「おしゃれ泥棒」の良さがフルに活かされてます。

 「名作劇場」の文章では、やはり今号でも“興行成績は振るわなかったが”とアメリカでのことを書いていますが、日本では大ヒットしたという記述は無し。

 オードリー・トリビアでも、酔っ払いの警備員は「口髭」という名前、なんて書いてますが、それよりもその「口髭(ムスターシュ)」さんが「いつも2人で」にも、オードリーに見とれてコースアウトする車の運転手で出てた、って方がトリビアなんだけどなー。

 また、本文でも、今号のフォトコレクションでも、この傘とオードリーの美しい画像を収録(→)。
 でもこの傘シリーズで一番発色が良かったのは、「ロードショー」の表紙だな、っと。
 この画像は、オードリーは一番綺麗かもだけど、オードリーの顔は青白いし。70年代の印刷を超えて欲しいよなー。

 毎号ハズレなしの高レベルお役立ち記事、「映画の舞台」では「おしゃれ泥棒」に出てきたパリの舞台を紹介。

 記事はいつもながら感嘆の出来なんですが…これって、これって「シャレード」の画像じゃないかーっ!
 全体にこの号は「おしゃれ泥棒」の画像が少ないよ~。

 で、映画に出てくる美術館の外観の本当の美術館の紹介もあるんですが、めっちゃ気になっていたボネ邸のことも載っていて、映画に出てくるパルマンティエ通りには残ってないって書いてるんです!ショック!!
 でも、でもでも映画の通りに本当にあるとは限らないですよね?別のところに現存するんじゃないでしょうか?映画と同じ場所に行って確認したいですよね。

 さて、なんか調べ方がいいかげんで、いっつも突っ込みどころがある「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」ですが、今号では「オードリー・スタイル」というファッションページがとんでもない出来になってます。

 今号は“モノトーンファッションに恋して”ということで、オードリーが白と黒の組み合わせを好んだ、ってことが書いてあるんですが、こういう記事を書く場合、実際に白と黒の服を着ているのかどうか、絶対に必要なことがありますよね?

 そう!カラー画像が必要なんです!白と黒に見えるけど、モノクロ画像じゃホンとかどうかわかんないじゃないですか。白と黒に見えるけど、「昼下りの情事」や「ローマの休日」でも白と黒ばっかりの衣装を着てたって思います?

 ここでも、最初の「パリの恋人」や「麗しのサブリナ」のジバンシィの衣装はカラーで載せてて納得なんですけど、ページめくったところに載ってる画像が問題!白黒画像を載せて“白と黒です!”って言われても…。

 この真ん中のボーダー柄の画像は、僕も調べたんですが、実際にオードリーが着ているカラー写真は残念ながら見つかりませんでした。
 でも、2000年のオードリー展での図録ではこの洋服はエミリオ・プッチの水色に黄色の縞々になっています。別色もあることが書かれてますが、それもピンクとオークル。

 実際にオードリーが着たのがどれかはわかりませんが、モノクロ写真で肌を白く写すには赤いフィルターをかけますので、ブルー系が黒く写り、赤系は白くなるので、水色と黄色の方じゃないでしょうか。これが白黒だというなら、カラー写真を見つけてこないとダメですよね。

 そして、左に載っているジバンシィのデザイン画もキャプションで白と黒の衣装のスケッチ、なんて書いてます。
 でも左下のスケッチは、実際には目にも鮮やかな水色のドレス。
 その右は実際にはパンツではなくスカートになりましたが、1968年のアカデミー賞に出席した時のベージュ、というかアイボリーというかのスカートと金色の上着。
 誰が書いてあるのか記述が無いのですが、執筆者は全然調べて書いてません!論外です。

 さて、この号は4月末に発売だったので、すでに休刊は決まっていたと思うんですが、編集が間に合わなかったのか、巻末にはまだ全号揃えたら…ってDVDの広告が載ってます。

 廃刊の決まった今となっては、とても悲しい広告ですね…。

今号の価値:400円。「映画の舞台」がいつもながら優秀ですが、その他はちょっと…。
  


2010年05月12日

「オードリー・ヘプバーン オフィシャルコレクション」 第7号

 さて、「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」、この第7号から月刊に変わっています。
 なので、今号からは「オードリー・ヘプバーン オフィシャル・コレクション」で紹介。

 月刊化というのは全国版に向けての処置というのは、問い合わせでも答えていただきましたが、いまだに全国発売されてないですよねー…。
 このまま月刊だと、まだ2年もかかる計算になってしまうのですが…。(^^;;;

 全国化されると週刊に戻るというのも答えていただいたので、気長に待つしかないですね。
 途中で廃刊…というのだけはやめてほしいですね。

 さて、今号と次号は「おしゃれ泥棒」の特集。僕的には“待ってました!!”の特集なんですが、期待が大きかっただけに、ちょっとガッカリに仕上がっています。
 というのも、「おしゃれ泥棒」の特集なのに、「おしゃれ泥棒」の画像が少ないから…。

 →こちらのページも“名作劇場”のコーナーで、「おしゃれ泥棒」の特集なんですが、右ページに載っているのは「おしゃれ泥棒」ではなく、「暗くなるまで待って」の頃のもの。化粧とヘアスタイルが全然違うのに、やっぱり気が付かない編集者…。

 左ページの丸囲みには“オードリー・トリビア”なるものが書いてあるのですが、“オードリーの相手役としては初の年下男性。”と大嘘書いてます。
 もちろんオードリー初の年下の相手役は「緑の館」のアンソニー・パーキンス(3才年下)ですよね!

 こんなことは本当にちょっと調べればわかることなのに、“トリビア”と銘打って堂々と恥ずかしい間違いを載せるなんて、執筆者の調査不足には呆れますね。“オフィシャル”という名が泣かないようにしてほしいです。

 毎回楽しみで好印象の“映画の舞台”のページは、今回はボネ邸の内部。
 おー、こういう間取りなのかー!と思いますが、左下に載っているオードリーの画像が裏焼き…。
 髪型を見ると、左分け、右分けで簡単に裏か表かわかるはずなんだけどなー。

 というか、左からしか撮らせなかったオードリーを左に配さなければならない、このページレイアウトに大きな問題がありますよね。
 オードリーを右ページ下に配するようにページを組めば、全然オッケーになるはずなんですが…。

 「おしゃれ泥棒」関連では、“銀幕の裏側”のページで、“「おしゃれ泥棒」は決して大ヒット作ではなかったが”との記述があり、わかる人には“アメリカでは”というのがわかるのですが、これ、知らない人には日本でヒットしなかったのかと誤解を受ける可能性大。

 「おしゃれ泥棒」の名誉のために言っておきますが、日本では1966年度の第6位の大ヒットになってます。
 オードリー作品でも公開当時は全作品で第5位の大ヒット作品です!

 “オードリー・スタイル”のコーナーは今回はクラシック・ツーピース・スーツを取り上げています。

 「パリで一緒に」の画像の説明では、“こんなにすてきな派遣社員がいたら…!”って書いてあります。確かにそうですよねー。でも、派遣社員という雇用形態の問題が認識された今となっては、現実的にはちょっとムリなのもわかってしまいましたねー。



 “マイ・フェア・オードリー”のページでは「昼下りの情事」のピクニックシーンのことを取り上げているので、貴重な美麗カラー写真を見ることができます。

 とまあ、こんな感じで、今号はまあまあな出来なんですが、「おしゃれ泥棒」ファンとしては非常に物足りな~い出来になってしまってます。


今号の価値:700円くらい。「おしゃれ泥棒」の好きな人は不完全燃焼に陥るかもしれません。
  


2010年04月21日

「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第6号

 “午前十時の映画祭”、いよいよTOHOシネマズ名古屋ベイシティで、「ローマの休日」が2010/05/15(土)~2010/05/21(金)、「昼下りの情事」が2010/05/22(土)~2010/05/28(金) に公開です!

 今週は「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」の第6号の紹介です。

 前号に引き続き「麗しのサブリナ」が特集。表紙も「麗しのサブリナ」の有名な画像が使われています。

 “名作劇場”では「麗しのサブリナ」の撮影エピソード(主にハンフリー・ボガートとの確執)が載っています。

 毎回楽しみな“映画の舞台”のコーナーは、ララビー邸の間取り。
 このロケは、当時のパラマウントの社長の邸宅、というエピソードは知っていますが、プールは別の家、というのは初めて知りました。毎回嬉しいコーナーですねー。(^-^


 でも、そういうのを考えると、一番お金持ちなのは、オードリーなどの俳優さんなどのアーティストではなく、そういう人をビジネスとして使っている大会社の社長とかなんだろうなーとひしひしと実感。
 一般人から見れば華やかで手の届かない大スターでも、やっぱりビジネスの駒なんですよね。

 “銀幕の裏側”のページではハンフリー・ボガートの、清藤秀人さんの文章の“オードリーの時代”はジバンシィの紹介になっています。

 “オードリー・スタイル”で取り上げられたのは、オードリーと縁の深いピルボックス・ハット。

 確かにオードリーとピルボックス・ハットは切っても切れない感じですよね。

 これは嬉しいものを取り上げてくれた!と思うのですが、この「週刊オードリー・ヘプバーン」のかなり大きな欠点は、文章を書いている人やデザイナーがいまいちオードリーに詳しくないこと。

 ここでも、右上に載っている「おしゃれ泥棒」の宣伝用の写真のキャプションが「シャレード」のためにデザインされたヒョウ柄の帽子、となっています。
 …これどう見ても顔が「おしゃれ泥棒」じゃないですか!しかも「シャレード」のヒョウ柄の帽子は先がとんがった形。この「おしゃれ泥棒」の宣伝写真のものは丸い形で別物です。

 メイクがまるで違う「シャレード」と「おしゃれ泥棒」すら見分けられないというのが、“オードリーのファッションのことを書いているのに、勉強してない執筆者”ってのを露呈してます。

 また、ピルボックス・ハットの最初のページに載っている左下のオードリー(→)、裏焼きです。

 これもオードリーを研究すれば、オードリーが右からはほとんど撮らせない、というのがわかるはずなので、これが裏焼きだとわかるのでしょうが…。毎回オードリーの裏焼き画像がどこかに入っています。
 特にこの画像では鼻と口を見れば、オードリーが裏焼きになっているのがハッキリしています。

 “オフィシャル・コレクション”なのですから、間違って世間に発信するようなことは極力避けるように、もっともっと執筆者もデザイナーも努力してください!

 “マイ・フェア・オードリー”のコーナーでは、セシル・ビートンが「マイ・フェア・レディ」のために撮った画像が載っていて(←)、珍しい画像が多いです!嬉しい!


 オードリーの伝記にあたる、“伝説の女優”のページは、今号はドイツ占領下でのオランダの生活。

 ただ、最後のページの、母エッラと一緒に出演した想い出のコンサート、というところの画像(→)では、エッラが見知らぬ女の子と一緒に写っている写真が載っています。これを見て恐怖!

 …まさかと思いますが、これ、エッラとオードリーだと思って載せたんじゃないでしょうね?
 息子ショーンの書いた伝記、「母、オードリーのこと」でこの写真の全容が見れますが、オードリーはもっと左の方に写っています。
 キャプションはないですが…うーん、大丈夫ですか?

 ということで、今号は着眼点はいいのに、この本に関わる執筆者やデザイナーのオードリーに対する意識の低さと勉強不足が災いして、トータルでは散漫な印象に仕上がっています。

今号の価値:おまけして990円。実際も990円。でも印象はかなり薄いです。
  


2010年03月05日

「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第5号

 “午前十時の映画祭”、TOHOシネマズ府中にて、2010/03/20(土)~2010/03/26(金)「ローマの休日」、2010/03/27(土)~2010/04/02(金) 「昼下りの情事」まもなく上映!

 今日も「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」の紹介。今日は第5号です。

 オードリー写真集の最高傑作のひとつ、「デラックスカラー・シネアルバム」でとても綺麗に載っていた画像が今回の表紙。で、こちらはというと、2号の表紙みたいにのっぺり&暗い印刷。ピントも甘いです。
 なんで70年代の写真集の質を超えられないのか不思議。

 これを表紙に使った人は、“オードリー、綺麗だろう!”と使ったのでしょうが、「デラックスカラー・シネアルバム」を知っている身からすると、“汚い印刷!”と思ってしまって逆効果。希少価値も低い画像ですしね。

 さて、中身ですが、まず“名作劇場”のコーナーが最低の出来!
 今までは、あらすじはあっても、それはちょっとで、エピソードがたっぷりだったのに、今号はほとんどがあらすじで、解説ちょっと。4ページもストーリー紹介で使うなんて!
 5号にしてすでに息切れですか?

 「週刊オードリー・ヘプバーン」を買おうと思う人に、あらすじは必要でしょうか?ましてや次号でDVDが付くんですよね?
 あらすじを載せるのは、一番簡単にページを埋める方法。安易に載せて欲しくないです。楽しみにしている方としては、ガッカリ度がかなり高いですよ。

 “映画の舞台”のコーナーはライナスのオフィスの間取り。しかも説明にはララビー・コーポレーションのロケ地も載っていて、これまた嬉しい限り!
 ニューヨークへ行くなら、「ティファニーで朝食を」「暗くなるまで待って」と合わせてオードリー巡りをしたいところです。
 今のところ、このコーナーはハズレなし!(^-^

 “銀幕の裏側”では配役決定にいたるまで、ということで文章が書かれています。
 ここで僕が好感を抱いたのは、「麗しのサブリナ」の映画化権を手に入れたのが、“オードリーが頼み込んだ”“ビリー・ワイルダー監督が勧めた”といくつか言われていると書いているところ。
 これも伝記によって記述が違うので、ある一つの説にとらわれずに、正直にいくつものことを書いたのがとても良かったです。

 “オードリーの時代”では清藤秀人さんがサブリナ・パンツについて書かれてるんですが…4号でもカプリパンツとして書かれてたので、2号連続で同じような内容はどうかと…。

 “オードリー・スタイル”ではトレンチ・コートの特集。
 ここで初めて70年代オードリーの画像が本文に登場。60年代のオードリーも豊富です。

 が、今号のフォト・コレクションにもなっている「おしゃれ泥棒」のチェックのコート姿のオードリーに付いている解説や、本文文章での大間違いが目に付きます。
 確かにこの写真(「おしゃれ泥棒」の宣伝写真)でのオードリーはコートと共布でのフェドラ帽を目深にかぶって、手袋は黒ですけど、ラストシーンでこのままで登場したりはしません!(そう書いてある)
 ラストシーンでのオードリーは、コートはこれですけど、帽子は紺の丸いのだし手袋は白。
 なんですか~この初歩的なミス!(8号では「おしゃれ泥棒」DVDが付くというのに!)

 というわけで、全体では記述者・編集者の意識の低下を感じさせる、残念な内容に仕上がっています。オフィシャルだと名乗るなら、安易に編集せず、しっかり調べて記述して欲しいです。

今号の価値:400円。今までで一番良くない出来。もっとがんばってください!
  


2010年03月01日

「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第4号

 さて、今回は「週刊オードリー・ヘプバーン」の第4号の紹介。

 前号に引き続き「ティファニーで朝食を」の特集。表紙はおなじみ…と思ったら、これ、有名な画像の別テイクなんですよ!実は初お目見え。
 もちろん撮影はハウエル・コナン(この本では“ハウエル・コナント”と表記)。

 このティファニーでキセルを持つホリーの画像は、有名なもの以外では、写真集「華麗なるパラマウント映画時代」で連続写真が掲載されていましたが、この表紙はそこにも無かったもの。

 となると、僕の評価は極めて高く…なんですけど、画像は嬉しいけど、半分ガッカリ。
 なんでかというと、実はこの画像、3号にも掲載されてたんです!“今週のフォト・コレクション”の1枚として!

  結局、“今週のフォト・コレクション”で1回、3号本文で1回、4号の表紙で1回となったら、ちょっと掲載数が過剰。創刊号や2号の表紙も実はフォトコレクションに入っていて、それぞれ3回はやっぱりちょっと有り難くない。
 フォトコレクションと表紙はかぶらないようにしてもらいたいですよね!

 ま、でもこの画像は創刊号や2号の表紙の画像ほどは見慣れてないものなので、今までで一番嬉しい表紙なのは間違いないんですけどね。カラーだし!(^^
 かなりキセルから煙が出ているので、海外ではご法度な表紙かも。

 さて、特集の中身では、「ティファニーで朝食を」が映画化にあたって原作から大きく改変されていること、原作者トルーマン・カポーティがキャスティングに不満を持っていたことが書かれており、長年のファンはともかく、新しいファンにはこの作品が不出来なような印象を与えかねない書き方になっているのがちょっと不満&不安。

 これ、思ってたんですけど、マリリン・モンローにホリーを演じさせたかったら、カポーティもパラマウントに映画化権を売っちゃダメですよね、20世紀フォックスに売らなきゃ。(^^;;;
 あと、キャスティングに関して口を挟む、って条項を入れるとか。

 でも、原作のファンには評判がいまいちの「ティファニーで朝食を」ですけど、映画としては良い出来だと言われてます。特にオードリーのホリーは素晴らしい!
 原作者には不満かも…のオードリー=ホリーですけど、海外ではオードリー最大の当たり役として扱われていますよね。
 確かにこの映画でのオードリーの個性の輝きは素晴らしいですし、このホリーがいたからこそ、後の「パリで一緒に」のガブリエルや「シャレード」のレジーナがあるんでしょうね。

 さて、今号の“映画の舞台”は、ニューヨーク・シティ。ホリーのアパートやティファニー、ホリーが行った図書館などが地図を使って説明。
 これは有り難いですね!それらの地理的関係が一目でわかります!これを持ってニューヨークで「ティファニーで朝食を」巡りができます!
 以前紹介した、誇大広告もいいところ!のぶんか社発行「名作/映画ロケ地GUIDE」とは雲泥の差。
 惜しむらくは、ホリーとポールが万引きした雑貨店の場所が無いことかな?
 でも、今後もこのシリーズは楽しみ!です。

 あと、ティファニーのお店の話や、共演者ジョージ・ペパードの話なんかが載ってます。

 オードリー・スタイルではカプリ・パンツ(サブリナ・パンツ)のことが載ってます。いまやファッション雑誌で“サブリナ”と書いてあったら、このサブリナ・パンツのことですもんね~。オードリーの影響力の大きさがわかります。

 “マイ・フェア・オードリー”のページは、アニマル・マジックということで、オードリーと「緑の館」の共演者、シカのことが載っているのですけど…えっ!この鹿の名前は“イップ”じゃなかったんですか!?
 なんとここでは“アイピー”と書かれてるんです!確かに綴りは“Ip”で、イップともアイピーとも読めますね…。泣き声が“アイピーと聞こえたから”と書かれると、アイピーなのかもしれない!
 うきゃー!どっちなんでしょうねー。

 これがもしアイピーだったら、オードリーが住んでいた場所が“トロチェナッツ”→“トロシェナ”→“トロシュナ”と表記が変わった時以来の衝撃かもしれない!(^^;;;

 さて裏表紙の裏に載っていたDVDの案内ですが…創刊号では28巻あったはずが、26巻に減らされてます。
 背表紙の表記も英語から日本語へ。減らされてるのは、「ONE WILD OAT」と「オランダの7つの教訓(画像はまだこれだけど…)」。日本未発売で、貴重なソフトが落とされたかも…。
 画像と題名が一致してないのもあります。

 これを見ると、今後の特集順もわかるようで、日本でDVD未発売で気になる作品は、「おしゃれ泥棒2」が第16巻(本誌32号)、「ニューヨークの恋人たち」が第17巻(本誌34号)、「緑の館」が第22巻(本誌44号)だと予想がつきます。
 それらはDVD付きの号を買わないと!ですね。

今号の価値:500円。全体ではちょっとパッとしないかも…。
  


2010年02月25日

祝!全国発売!「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第3号

 今日は、「週刊オードリー・ヘプバーン」第3号の紹介です。

 今号は「ティファニーで朝食を」が特集なんですが、「パリの恋人」が表紙…。
 これってどうなんでしょうねー。確かに奇数号は特集作品とは関係ない表紙で、そうしないと映画の表紙ばかりになって、ポートレートが使えないからかもしれませんが…。
 でも、せめて同時期の物は使って欲しいような…。(^^;;;

 2号に続いてモノクロオードリーで、印象は暗めなんですけど、2号ののっぺり印刷と比べて、こちらはしっかり肌の階調も出ています。

 さて、この「週刊オードリー・ヘプバーン」、いよいよ4月から全国発売になるそうです!なので静岡では全国版と合わせるために、7号からしばらくは月刊に変わるとのこと。9号か10号で全国発売に揃うんじゃないでしょうか。その後はまた週刊に戻ります。

 さて、3号の最大の特徴は、その分厚さでしょう!(→)
 この厚さといい、大きさといい、まさに電話帳!(めっちゃ軽いけど)
 いったいなんでこんなに分厚いのかというと、この3号にはオリジナル・フォトアルバムが付録で付いてるんです。

 ←こんな感じ。

 このフォトアルバムには、毎号3枚ずつ付いてくる“今号のフォトコレクション”を入れることが出来ます。
 クリアフォルダー40枚付き。ということは裏表で80枚収納可能ということですか?

 全巻揃えると156枚になるはずなので、全部入れるにはもう1冊必要。で、それは後日別売とのこと。

 でもやっぱりもったいなくて開けれな~い!(笑)
 なので、創刊号に付いていた画像を載せておきます(→)。

 さて、今号で特集の「ティファニーで朝食を」ですが、そのエピソードとして「ウエスト・サイド物語」のことが載っています。

 僕はオードリーがマリアを演じることを乗り気じゃなかったのかと思ってましたが、ここで書かれているのはそうではなくって、オードリーは楽しみにしていたのに、ショーンの妊娠のために辞退した、ということだそうです。

 でも、「ウエスト・サイド物語」は映画史に残る傑作ですけれども、59~60年のオードリーでのマリアはちょっとムリがあるんじゃないかと…。
 30才のオードリーで、ジョージ・チャキリスの妹、という設定はちょっと…。(^^;;;
 58年以前のオードリーなら余裕でいけたでしょうけどね。

 ま、でもこれはショーンを産んで細くなったオードリーや、「ティファニーで朝食を」をのホリーを見てしまったから言えることであって、もし「ウエスト・サイド物語」にオードリーが出たら、それはそれで素晴らしいマリアだったかもしれませんね。

 それと、日本の wikipedia にず~っと載っている、オードリーが「ティファニーで朝食を」の自分の演技にガッカリしたというデマですが、ここでも否定されています。

 だいたい、オードリーが自分のホリーの演技に否定的な意見を言ったというのは、僕は嘘で固められたダイアナ・メイチックの伝記しか知りません。
 もっと信用の置けるバリー・パリスの伝記や、DVD「想い出のオードリー・ヘプバーン」の中でオードリー本人が語っているところでは、むしろかなり気に入っていることが明らかです。

 ウィキペディアに書いてる文章は誰が書いたのか知りませんが、出典も書いてないし、信用度が著しく低いです。おそらくメイチックの伝記(公認の伝記という嘘の触れ込みがあった)か、それを元に書いてある文章から引用したのでしょうが…。できればあのデマはさっさと削除して欲しいところです。
 (しかもその後に続く文章の“ただし”の使い方もどうかと…。)

 正直、日本の wikipedia での文章は、僕はあまり快く思ってはいません。
 オードリー本人が出演した「エクスラン・ヴァリーエ」や「銀座リザ」のCMの話はないのに、単に二次使用でしかない、しかも二次使用での最初でもない三井住友銀行のCMの話は載ってたり…。重要度の選択が誤ってます。
 「いつも2人で」はいつまで経っても“いつも二人で”だし(この個別の作品解説も間違いあり)、使用文献で清藤秀人さんの大失敗作「オードリー・ヘプバーン 98の真実」が入ってたり…。
 取捨選択に大いに誤りのある記述、というところでしょうか。

 えっと、またまた大きく脱線しましたが、今号の出来はかなりいいんじゃないでしょうか!

 「ローマの休日」の時にジョーの部屋が載っていましたが、今号ではホリーの部屋の間取りが載っています(←)。
 これがこのコーナーの趣旨とぴったりマッチ!今までのベストに仕上がってます。見てるだけで楽しい!

 でもいくら放浪生活で片付けないホリーでも、ちょっと収納が少ないなあ…と思いますが、セットだとこんなもんでしょうかね?

 あと、リトル・ブラック・ドレスのお話もよかったです!
 オークションで高額で落札された物は、オードリーが実際に着た物とは違うと聞いてましたが、ここでの解説で、オードリーが着たのはスリットの無いタイプ、オークションにかけられたのは太ももまで深くスリットの入ったタイプという決定的な違いがわかりました。

 “マイ・フェア・オードリー”のコーナーでは、「スタイリッシュな旅の装い」という特集(→)。
 これ、本当はフォトコレクションに採用されたものが一番平凡な画像で、それ以外はみんな貴重な画像だったのですが…まあいいとしましょう。

 ここで“おおっ!”と思ったのは、キャプションを信じると、「ジジ」の公演のために初めてニューヨークに着いた22才のオードリーの画像!
 ほら、各種伝記やドキュメンタリーで、“ニューヨークに着いたオードリーはすっかり太っていました。”ってヤツですよ。
 でもここで見るオードリーは全然太くなんかないです。

 もともと、僕もオードリーが太ったって言っても、絶対一般人からするとそんな太くないに違いない!と思ってましたが、やはりその通りでした!
 これを見て“オードリーが太っている!”って言ったら、“どこが!”って返されますよ、きっと。
 それくらいやはり細いオードリーでした。
 どんな感じかは、みなさんも全国発売の3号で確認してくださいです。(^^

今号の価値:1800円(実際は990円)!珍しい画像と、初めて知るエピソードも多く、付録もついてこの値段は安いでしょう!


追記:ウィキペディア、早速直していただきました。現在の記述は一部変更されています。  


2010年02月23日

「週刊 オードリー・ヘプバーン(静岡版)」第2号

 今月号の「SCREEN」の読者投票結果で、オードリーは10位でした。「尼僧物語」の珍しい画像が使用されています。

 また、同号でわかりましたが、「ぼくの採点表」でおなじみの、映画評論家双葉十三郎氏が1月にお亡くなりになったそうです。
 娯楽作品の多いオードリーの映画にも、正しい評価をしていただいた、とっても偉大なる方でした。僕の中でも一番の映画評論家。本当にご冥福をお祈りします。合掌。

 今日は「週刊オードリー・ヘプバーン」の第2号です。
 2号ずつの紹介というわけで、今号も「ローマの休日」の特集。
 この号は偶数号なので、「ローマの休日」のDVDが付いているタイプも売っています。DVDはもちろん安っぽいパブリック・ドメインのものではなく、パラマウントの正規版。

 ちょっと今月号は表紙が暗いですよね。この有名なティアラオードリーは2003年リバイバルのポスターではとても美しく階調がでていましたが、ここではちょっとのっぺり。
 なんでもかんでもモノクロを使ったらいいというわけではない、というのの証明のよう。印象暗いです。

 内容も、今号は「ローマの休日」「ヘプバーン・カット」「オスカーを手にしたオードリー」と、ちょっと50年代前半の話に偏りすぎでちょっとガッカリ。もうちょっとオードリーの全盛期である60年代にも目を向けて編集して欲しいですね。

 それに、「ヘプバーン・カット」のページに出てくる、写真集「オードリー・ヘップバーン・トレジャーズ」の表紙にもなった、「おしゃれ泥棒」のオードリーの画像!
 髪の毛の部分の切抜きがヘタクソで、“トップに厚みのあるヘアスタイル”と書いてあるのに、その厚みの部分をバッサリ切り落としてます!文章と合わへんやーん!
 オードリーファンじゃない人がやってるのかなぁ…。

 それでも、もう見たことない画像なんかないと思ってた「ローマの休日」でこんな珍しい画像を載せてくれてるのはめっちゃ嬉しい!
 画像の選択さえ誤らなければ、まだまだ新しいオードリーっているんだねーって思いました。




 今号には「ローマの休日」共演者、グレゴリー・ペックの紹介もあります。
 でも、1作品1人の紹介だったら、「麗しのサブリナ」「戦争と平和」「昼下りの情事」「噂の二人」「暗くなるまで待って」なんかはどうするんだろう…と余計なことを考えてしまいます。(^^;


 アカデミー賞受賞の紹介ページはこんな感じ(→)。

 そうそう、ここには画像を載せてませんけど、伝記のページで、コートを着てマフラーを巻いて本を立ったまま読んでいる、4~5才くらいのめっちゃかわいいオードリーの画像があるんですよ!

 それと、オードリーに厳しかったという母エッラですが、親戚に宛てたという、赤ちゃんのオードリーが写ったポストカードで、“これがオードリーです。でも実物はこの1000倍も愛おしく、かわいいのです。”と書いていて、本当にオードリーをとてもとても愛してたんだね~ってジーンときました。

 そうそう、愛してたと言えば、「いつも2人で」を観て、アルバート・フィニーのマークに対して“古い!あんなの愛情じゃない。”と書いてある感想をネットのどこかで読みましたが、それはちょっと違うと思うんですよね。

 オードリーのお母さんのエッラも、マークも、その発露の方法は違っても、愛情の表現がめっちゃ下手なだけ。“愛している!”と思ってても、それを表す術を持ってないんですよね、かわいそうなことに。
 だからそれが歪んだ形で表現されるので、相手にはものすごい負担になるんですよね。きっとエッラもマークも心の中では“違う!こんなふうにしたいんじゃない!”って、もがいてたんじゃないでしょうか。

 本人もこれじゃダメだ!と思ってても、どうしようもない。愛し方を知らないから。
 「いつも2人で」のジョアンナみたいに、それをわかるようになるとまた受け止めることができるようになるんですけど、現実のオードリーはかなりしんどかったみたいですね。それでもエッラの晩年には“これも愛情だったんだ”と包み込めるようになってたみたいですけどね。

 相手に親切にするのは常に愛情から、ってわけでもないように、心から愛する相手なのに、逆に思わぬ犠牲を強いてしまう愛情もあるってことで、愛にも色々あるというわけですね。
 “そんなの愛情じゃない!”って、自分の思う愛情の形を押し付けるほうが、もっとずっと違うように感じるんですけどね。
 えらそうなこと書いてますけど、僕もマークみたいだからわかるんです。(^^;;;

 と、めっちゃ脱線しましたが…

今号の価値:600円(実際は990円、DVD付きで1980円)。ちょっと不出来。
  


2010年02月21日

出た!「週刊オードリー・ヘプバーン(静岡版)」創刊号!

 もう5年以上も前、オードリーのファンの方とオードリーのサイトのBBSで“「週刊オードリー・ヘプバーン」って雑誌が出ればいいのに!”って話していましたが、本当に出てしまいました、「週刊オードリー・ヘプバーン」!!!

 これはオフィシャルコレクションということで、ショーンのコメントも載っています。

 でもこれ、今年の1月くらいから出ていたらしいんですが、全く知りませんでした!
 って、これ全国版じゃなくて、静岡だけの限定発売なので、気づかないわけですよね。(^^;
 こちらにメールをいただいた方に教えていただいてわかりました。本当に感謝感謝です。

 静岡って、こういう先行発売の本って多いみたいで、ここでの売れ行きを見て、全国発売にするかそのまま廃刊にするかを決定するみたいです。
 なのでこの「週刊オードリー・ヘプバーン」も売り上げが悪いと、全国発売にならずに消えていくかもしれません。果たして3ヵ月後に全国で売っているでしょうか?

 全部刊行されると52号になるそうですし、偶数号にはオードリーの作品のDVDの付いた号も売っています。ということは全部で26種類作品があるはずですが、中のシリーズ・ガイドを見ると、全部で28巻あるようです。

 しかもしかも画像をよく見ると、未だ日本でDVD化されてない「緑の館」「ニューヨークの恋人たち」「おしゃれ泥棒2」や、世界でもDVD化がまだの「Nederlands in 7 lessen 」まであるじゃありませんかっっっ!!!
 さらに画像では「モンテカルロへ行こう」の題名も「Monte Carlo Baby」になってますっ!!これは配役も違うという英語版がとうとう出るということでしょうか!?
 これが本当なら、凄いことですよ!!

 と、さわりだけで大興奮ですが、肝心の創刊号の中身に入っていきましょうか。














 ↑ 表紙裏には、こうして毎号“今号のフォト・コレクション”として写真(と言っても印刷だと思いますけど)が3枚ずつ入った封筒が貼り付けてあります。ぎゃー、もったいなくて開けられな~い!!

 3枚×52号ということは、156枚ですよね、全部で。それもこの創刊号にどんな画像が付くかが載っています。
 右の画像がそうなんですけど…珍しいのも色々混じってますよね!しかも、最近裏焼きが多いんですけど、かなりの物が正しい向きで入ってます(一部まだ裏焼きもあるけど)。

 中身は8章に分かれてます。

“名作劇場”“永遠の名場面”“銀幕の裏側”…各作品を2号にわたって色々と紹介。創刊号は「ローマの休日」。

“映画の舞台”…その紹介映画の印象に残る舞台をイラストで紹介。
ここではジョー・ブラッドレーのアパートの間取りが載っています。

“オードリーの時代”…オードリーの活躍した時代の紹介。

“オードリー・スタイル”…オードリーのファッションについて。今号は「麗しのサブリナ」のイブニング・ドレスに関して。

“伝説の女優”…オードリーの伝記。

“マイ・フェア・オードリー”…オードリーの映画以外に関するエピソードなど。今号は“愛犬家オードリー”

“ギャラリー”…ポスターや雑誌の画像。これは珍しいのが少なく、ちょっと不要な感じ。

 あと、この創刊号での間違いがいくつかありました。
 1.「昼下りの情事」が“昼下がりの情事”と「が」入りの送り仮名になっていること、
 2.オードリーの年表で来日が1982年1989年と、実際には全然来てない時期になっていたこと。(実際は83年、87年、90年)
 3.愛犬家とオードリーのページで、「パリで一緒に」(62年撮影)の頃の画像を59年と紹介。
 4.間違いではないのですが、オードリーのパンフレットが3冊ほど紹介されているのですが、85年復刻版・77年リバイバル版・03年リバイバル版の画像があって、54年・63年・03年のように説明されてます。

 1と2に関しては電話で話しました。今後の号と、全国版では訂正が入るそうです。

 まだまだ平凡な画像があるものの、毎号オードリーだけの雑誌を作ってくれたことに感謝!です。

今号の価値:1000円!(実際は590円。充分元が取れます。創刊号なので、ご祝儀分も。)