2009年09月10日
別冊宝島「オードリー・シネマスタイル」
前回の“「マイ・フェア・レディ」はどこへ!?”の記事に関してですが、お越しいただいたtakeさんのおかげで、「マイ・フェア・レディ」の権利はなんとパラマウントに移っていることがわかりました!
アメリカでは10月にパラマウントからDVDが出るらしいですよ!日本でもおいおい出るんでしょうねー。
でも「マイ・フェア・レディ」と「ローマの休日」が同じ会社から出るなんて、不思議な感じだ~!
それと、最近での傑作写真集「Charmed by Audrey : Life on the set of Sabrina」の日本版が出るそうです!日本版の題名は「オードリーに魅せられて ~サブリナの日々~」。発売は10月5日。発売元はAC BOOKS というところ。本についている応募券で5人にジバンシィのオードリーの為の香水、“ランテルディ”が当たるそうです。
そういえば、ボトルデザインは変わりましたが、ランテルディがまた発売になっていますね!オードリーの香りに包まれたい方はどうでしょうか。
さらにさらに、9月2日に発売になったばかりの「ラベンダー・ヒル・モブ」DVDですが、またまた売れ行き好調のようで、ネットでは早くも品切れ続出です!欲しい方はお早めに!
はい、8月27日に宝島社から発売された「別冊宝島 オードリー・シネマスタイル」の紹介です!
ええっと、これは8月29日くらいにオードリーの別のものをアマゾンで調べてたら、偶然見つけたんですけどね。
“おおっ!!!なんじゃこれ!!”ってビックリ!
付録のDVDが3枚組みってのもスゴイですよね!「ローマの休日」と「シャレード」はどうでもいいんですけど(どうせパブリック・ドメインの最低画質のだろうし)、「華麗なる妖精 オードリー・ヘプバーン」って未公開ドキュメンタリーが興味あるじゃないですか!
値段も雑誌“スクリーン”とかのことを考えても、全てオードリー特集で1000円とは安いですよね!
で、手に入れました。
本文の紙質は良くないものの、写真の選び方とかは結構良くって、なかなかいいんじゃないですか?って好印象。
表紙は黒っぽい画像に赤と黄色の文字がごちゃごちゃ。顔以外の部分は全部文字で埋まってます。正直、オードリーのイメージとは違う、下品な感じですけどね。
「アルバム・オードリー・ヘップバーン」の光野桃さんのインタビューや、DVDで収録の「ローマの休日」や「シャレード」の4ページにわたる解説なんかもあって、文章もいい感じ。
「スタイリッシュ&エレガント オードリーのシネマファッション」のページが全てイラストなのは、これをオードリーの画像でやると、おそらく権利金が莫大になるのだろうと…。
でもここが写真だったら、もっとすごかったんでしょうけどね~。事情はわかるけど、ちょっと残念。
で、期待のドキュメンタリーDVDを見る前に、パブリック・ドメインの2作の画質がどんなものか確認。
「シャレード」はヒドイですね~~!!色も褪せてるし、画面もボケボケ。見難い上に、レターボックス収録なので、さらに画質が低い!その上、タイトルバックも音は途切れるわ、フィルムに傷が入りまくりだわで、これは絶対にユニバーサルから出ている正規版を買う&見るべきですね!こんなにヒドイとは!!
最近のフルハイビジョンテレビでは到底耐えられないレベルの画質です。
「ローマの休日」はうって変わって綺麗な画質。なんで?って思って見ていると、タイトルバックにはなんと!ダルトン・トランボの名前がクレジットされているではないですか!
ということはこれは2002年に作られ、日本でも2003年に劇場公開されたデジタル・リマスター版が元になってますね!
う~ん、こんなの使っていいんでしょうか?(^^;A
さて、大本命の「華麗なる妖精 オードリー・ヘプバーン」ですが…見てみました!ガッカリ!!
この作りは駄作DVD「オードリー・ヘプバーン・フィルムス」とほとんど同じですね。
関係者のインタビューとかは一切なしで、おそらく権利金を払わなくていいのであろう予告編に、どれかの伝記から持ってきたのであろう解説をちょろちょろと付けた物。
1994年製作だから、まだオードリーの本名をエッダ扱いにしたりするのはまあ許すとしても、ほんの少し見たことない画像が挟まれるだけで、ほとんど何の価値もないお手軽ドキュメンタリー。今度「昼下りの情事」の80周年記念DVDに付いてくる「想い出のオードリー・ヘプバーン」の足元にも及ばない!
これよりも、過去の日本の「驚き桃の木20世紀」や「知ってるつもり?!」や「トホホ人物伝」などの番組で紹介されたオードリーのドキュメンタリーの方がよっぽど上出来!
というわけで、DVD3枚の価値は0に等しく、ほとんど本文だけが取り得なんですが、それでもこういうオードリー特集号を出してくれた宝島社さんには大感謝!です。
オススメ度:★★★(宝島社さんに感謝の意味を込めて、星1つおまけ)

アメリカでは10月にパラマウントからDVDが出るらしいですよ!日本でもおいおい出るんでしょうねー。
でも「マイ・フェア・レディ」と「ローマの休日」が同じ会社から出るなんて、不思議な感じだ~!
それと、最近での傑作写真集「Charmed by Audrey : Life on the set of Sabrina」の日本版が出るそうです!日本版の題名は「オードリーに魅せられて ~サブリナの日々~」。発売は10月5日。発売元はAC BOOKS というところ。本についている応募券で5人にジバンシィのオードリーの為の香水、“ランテルディ”が当たるそうです。
そういえば、ボトルデザインは変わりましたが、ランテルディがまた発売になっていますね!オードリーの香りに包まれたい方はどうでしょうか。
さらにさらに、9月2日に発売になったばかりの「ラベンダー・ヒル・モブ」DVDですが、またまた売れ行き好調のようで、ネットでは早くも品切れ続出です!欲しい方はお早めに!
ええっと、これは8月29日くらいにオードリーの別のものをアマゾンで調べてたら、偶然見つけたんですけどね。
“おおっ!!!なんじゃこれ!!”ってビックリ!
付録のDVDが3枚組みってのもスゴイですよね!「ローマの休日」と「シャレード」はどうでもいいんですけど(どうせパブリック・ドメインの最低画質のだろうし)、「華麗なる妖精 オードリー・ヘプバーン」って未公開ドキュメンタリーが興味あるじゃないですか!
値段も雑誌“スクリーン”とかのことを考えても、全てオードリー特集で1000円とは安いですよね!
本文の紙質は良くないものの、写真の選び方とかは結構良くって、なかなかいいんじゃないですか?って好印象。
表紙は黒っぽい画像に赤と黄色の文字がごちゃごちゃ。顔以外の部分は全部文字で埋まってます。正直、オードリーのイメージとは違う、下品な感じですけどね。
「アルバム・オードリー・ヘップバーン」の光野桃さんのインタビューや、DVDで収録の「ローマの休日」や「シャレード」の4ページにわたる解説なんかもあって、文章もいい感じ。
でもここが写真だったら、もっとすごかったんでしょうけどね~。事情はわかるけど、ちょっと残念。
で、期待のドキュメンタリーDVDを見る前に、パブリック・ドメインの2作の画質がどんなものか確認。
「シャレード」はヒドイですね~~!!色も褪せてるし、画面もボケボケ。見難い上に、レターボックス収録なので、さらに画質が低い!その上、タイトルバックも音は途切れるわ、フィルムに傷が入りまくりだわで、これは絶対にユニバーサルから出ている正規版を買う&見るべきですね!こんなにヒドイとは!!
最近のフルハイビジョンテレビでは到底耐えられないレベルの画質です。
ということはこれは2002年に作られ、日本でも2003年に劇場公開されたデジタル・リマスター版が元になってますね!
う~ん、こんなの使っていいんでしょうか?(^^;A
さて、大本命の「華麗なる妖精 オードリー・ヘプバーン」ですが…見てみました!ガッカリ!!
この作りは駄作DVD「オードリー・ヘプバーン・フィルムス」とほとんど同じですね。
関係者のインタビューとかは一切なしで、おそらく権利金を払わなくていいのであろう予告編に、どれかの伝記から持ってきたのであろう解説をちょろちょろと付けた物。
これよりも、過去の日本の「驚き桃の木20世紀」や「知ってるつもり?!」や「トホホ人物伝」などの番組で紹介されたオードリーのドキュメンタリーの方がよっぽど上出来!
というわけで、DVD3枚の価値は0に等しく、ほとんど本文だけが取り得なんですが、それでもこういうオードリー特集号を出してくれた宝島社さんには大感謝!です。
オススメ度:★★★(宝島社さんに感謝の意味を込めて、星1つおまけ)

2007年12月13日
My Fair Lady オードリー・ヘプバーン特集号 95
オードリー・ヘプバーン追悼2周年でもあるし、「マイ・フェア・レディ」の映画制作30周年記念でビクターエンタテインメント株式会社から出ることになっていた「マイ・フェア・レディ コレクターズ・ボックス」という豪華特典付きの「マイ・フェア・レディ」のビデオ発売とのタイアップという側面もあったようです。
この「マイ・フェア・レディ コレクターズ・ボックス」っていうのは今2枚組のDVDで出ているスペシャル・エディションに、さらにセシル・ビートンのコスチューム・スケッチとオリジナルの70mmフィルムの一部、それと「マイ・フェア・レディ日記」の原著が付いてる、というものでした。
このビデオ、僕も買いましたが、チラシで見ると70mmフィルムはレックス・ハリスン一人のシーンだったりしたので、何が入っているか開けてみるまでわからず、もしオードリーじゃなかったらどうしよう!ってドキドキもんでした。僕のは無事オードリーのシーンでしたけどね。(^^
「マイ・フェア・レディ」がデジタルで修復されたことによって、1995年はこのビデオボックスとサントラ新盤の発売を皮切りに、レーザーディスクのボックスも後に出ましたし、「マイ・フェア・レディ」の映画も再び映画館で上映されました(ただしこの上映は86年リバイバルフィルムの使いまわしで、画質はきちゃないままでしたけど)。
「マイ・フェア・レディ」って、製作50周年の2014年にはまたリバイバルしてくれるでしょうかね?
あと6年とちょっと。お楽しみに!
さて大きく脱線しましたが、この本は中身の約1/3が「マイ・フェア・レディ」に関することになってます。あとはボブ・ウィロビー氏の写真であったり、映画の宣伝写真だったり。あんまり目新しい画像はないですねー。
「マイ・フェア・レディ」のスタッフやキャストの話の部分は、「マイ・フェア・レディ」のメイキング、「More Lovery Than Ever」でみんなが喋ってる部分をそのまま載せているだけで、今見ると“な~んだ!”って思いますが、発売当初はそのビデオよりも発売が早かったので、フレディ役のジェレミー・ブレットも実は吹き替えだった!ってわかって“ほ~~っ!”って思ったものです。
文章ではオードリーの人生と、映画「マイ・フェア・レディ」と2つの文章を書いてくださってる稲田隆紀さんという方の文章がとてもオードリーに好意的に書いてくださっているので、ファンは読んでてとても嬉しいです!
同じFLIXが追悼で出した 「オードリー・ヘプバーン 永遠のプリンセス・魅力のすべて」では人選を誤ったような馬場啓一氏の文章で僕はムカムカしましたが、こちらは正解!稲田氏の文章は気持ちよく読めます。
珍しい画像も「マイ・フェア・レディ」を除いて少ないのですが、唐突にオードリーの特集号第2弾を出してくれたのが嬉しいじゃないですかっ!というわけで、得点が実力よりも増えました。
オススメ度:★★★(本当は★★くらいなんですけどね。サービス込みです。)
2007年11月07日
シネマ・アベニューvol.1 SCREEN 03年9月号増刊
これは、203年8月に近代映画社の「SCREEN」9月号増刊として出た「シネマアベニュー vol.1」です。その後このシネマ・アベニューって聞きませんけど、無くなったんでしょうかね?
出たタイミングは「ローマの休日」製作50周年記念デジタル・ニューマスター版公開に合わせて。
全部が全部「ローマの休日」とオードリーに占められてるのではなく、半分ちょい。
「SCREEN」誌が作りそうな初心者向け編集で、コアなファンにはかなり物足りない物。
双葉十三郎氏の文章、長沢節さんのファッションに関しての文章、「オードリーから学ぶべきこと、思うこと」の文章は1963年の「オードリー・ヘプバーン特別号」からの改訂版。
オードリーのインタビューは1993年発売の「ハリウッドの妖精 オードリー・ヘプバーン写真集」から持って来たもの。と、お手軽寄せ集めの水増し状態。
珍しい画像は3点くらいだし、この本の取り柄は里中満智子さんと早見優さんの文章。
特に里中さんの「緑の館」の画像に魅せられてしまったお話は、とても面白かったです。そっかー、漫画家の方からしてもあのオードリーは生きている妖精そのものだったのかーっ!って。
「緑の館」のオードリーを絵にしてみたらしいのですが、里中さんがお書きになる絵よりも、オードリーのほうがずっとファンタジックだったらしいのです!
やはり「ローマの休日」が衝撃になるのではなく、どの作品であろうが最初に見たオードリーそのものが衝撃なのだというのがわかるエピソードでした。
オススメ度:★(あえては勧めません。)
2007年07月26日
一読三嘆!ヘプバーンへのレクイエム 読売新聞社
他社が、お手軽写真集を次々と作るのを横目に、なんと文章中心の特集号を作ってしまいました。
そういう姿勢の特集号なので、画像で珍しいのはあんまりありません。紙はわら半紙系です。
でもいろんな人がこのために寄稿してて、読むにはとても充実!三留まゆみさんの文章なんか結構僕は好きだな~。
川崎直也さんという方の文章では「暗くなるまで待って」のスージーの家や「ティファニーで朝食を」のホリーの家の場所がわかります。
ニューヨークへ行くことがあったら、ティファニーだけじゃなく、そういうところにも行かないとね!
他にも柴口育子さんの“オードリーが中年キラーになった理由”という楽しい文章もありますし、オードリーの吹き替えでお馴染みの池田昌子さんの文章などなど、いろんな人の文章があり読むのが大変楽しめる特集号です。
惜しむらくは、作品解説で一部省かれている作品があること。これは残念!
オススメ度:★★★
2007年07月21日
オードリー・ヘプバーン 永遠のプリンセス・魅力のすべて
オードリーの没後に出た写真集の1つで、画像はキャプションがなく、1ページに1枚、というお手軽レイアウト系。
最初にちょっとカラーページがあるだけで、あとは白黒。その白黒ページにはカラーを白黒にしてて、バランスの悪い画像もちらほら。
中には馬場啓一氏という人と、海野弘さんという人の長文が二つ。それと著名人の“私のベスト1”みたいなので短文を載せてくださってるのがあります。
なかでは馬場啓一氏の文章がひどい!
50年代のオードリーを持ち上げて、“彼女は謂わばこの時代の遺産で食っていたのである。”…!
なんという無知な偏ったヒドイ言い草!めちゃめちゃ怒りましたよ!ホント。
これが追悼号に載るとは、なんなんでしょうねー。
ご存知のように、オードリーの全盛期は「ティファニーで朝食を」~「マイ・フェア・レディ」の60年代にあり、馬場氏の言い方を借りるなら、「ロビンとマリアン」が始まる前までのオードリーは“60年代の遺産で食っていたのである”ということをご存じないみたいで。
50年代のオードリーが大きく取り上げられるようになったのは、80年代後半からのことなんですけどねー。
この文章を書いた時期はまだまだ50年代がもてはやされるようになったごく初期段階。
そういう時代の流れの上でのオードリーはあまりご存じないようです。
だから、なぜこの方がオードリーの評論を書くことになったのか…。あまりオードリーに関しての文章には向いてらっしゃらないようです。
もうひとりの海野さんの文章の方が、ずっとファンには受け入れられるものになっています。
それと、最後の方の“私のベスト1”のページですが、「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」が並ぶ中、南俊子さんの選んだ「ロビンとマリアン」がそのコメントと共にひときわ輝いてます!
“オードリーの輝いた16作品から1本を選ぶのは難しい。だから私はあえて「ロビンとマリアン」を選ぼう。”
うんうん、ってうなずいてしまいます。「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」、あるいは「マイ・フェア・レディ」などを選ぶのは簡単。
でも南俊子さんはオードリーファンだから、落としたくない16本の中には「緑の館」や「パリで一緒に」も入ってる。
どれも落としたくない。それならば…って選んだのが、オードリーが映画に戻ってきた、そして最後の代表作、「ロビンとマリアン」!
さすがシネアルバムも監修した映画評論家の南さんです!「ロビンとマリアン」を選ぶことによって、「ローマの休日」~「ロビンとマリアン」の17本すべての作品を差をつけずに対等の位置に置いた!
これにはまいりました!と言うしかないですね。う~ん、南俊子さん、凄いっ!
馬場氏の不快な文章さえ我慢すれば、この最後の“私のベスト1”、及びたまに珍しい画像もあるので、印象はそんなに悪くないです。
オススメ度:★★★
2007年07月19日
People Extra オードリー特集号
表紙周りを除いて80ページあるんですが、ドイツの「FRAU Legenden Audrey Hepburn」と比べると広告ページがやたら多い!
めんどくさいけど数えてみたら29ページも広告だった!多すぎ~!!
画像は晩年のものに珍しいものが多いです。おかげで2004年の“timeless audrey”展での衣装のいくつかは、オードリーが着てるのを知ってて助かりました!
とはいえ、ありきたりな画像も多く、全体の出来はまあまあ。
表紙が50年代ではなく、「シャレード」のオードリーなのが嬉しい!
オススメ度:★★★
2007年07月18日
映画物語「戦争と平和」 映画ストーリー臨時増刊
当然世紀の大作「戦争と平和」公開に合わせて発行された物でしょう。
内容は解説などはなく、豊富な画像の隙間に延々「戦争と平和」のストーリーが続きます。
ストーリー以外は人物相関図2ページとトルストイの略歴が裏表紙裏にあるだけ。
それと、ページ数の始まるところは、表紙を入れてどう見ても8ページ目なんですが、いきなり10ページ!ちょいとサバよんでます。
ということで実際の総ページ72ページで、すべてが「戦争と平和」の画像なんですから、そりゃもう今となっては珍しい画像も多いです。
ちなみによっぽど売れたんでしょうね。奥付3月(発売は2月)の再版が発行されています。(→右の画像)
中身は初版と全く同じなんですが、表紙・裏表紙の画像がすっかり変わってしまってます。
しかし、この再版の表紙の画像、なんとかならなかったんでしょうかね。あんまり麗しくないオードリーです。目の下に隈作ってます。
最初4pはカラーページなんですが、当時はやっぱり印刷技術が低いために、本当のカラーかモノクロに色づけした物かが全然わかりません(笑)。
オススメ度:★★
ちなみに、お世話になっている北海道のシネビームさんに在庫が何冊かあるようです。
http://cineb.net/
に行っていただいて、商品検索で“戦争と平和”と入れると出てきます。
(リンクはシネビームさんの許可をいただきました!)
追記:この本に関しては、りえさんのブログ、「ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る」の中の、“冊子「映画物語 戦争と平和」”もぜひご覧下さい!
「戦争と平和」でナターシャの兄ニコライを、「マイ・フェア・レディ」でフレディを演じ、晩年はシャローック。ホームズ役で有名になったジェレミー・ブレットに対しての、愛情溢れる文章で綴られるりえさんのブログです。この特集号の紹介では、中身の写真も何点か載せてくださってます。
2007年07月10日
日本初!?「オードリー・ヘップバーン」映画ストーリー臨時増刊
発行年月日からみても、おそらく日本で一番最初に発行されたオードリーの特集号ではないでしょうか。
内容的には「麗しのサブリナ」を強力にプッシュしてますので、「麗しのサブリナ」公開前だと思われます。
印刷技術は当時のことだから期待はしてないものの「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」しかない時期だし、さぞや今では見れない画像が豊富で…と思いきや、わりとありきたりです。(^^;
後半に「オンディーヌ」や「麗しのサブリナ」スナップで珍しいのがある程度。
面白いのは、本文に当時の日本の監督や俳優のオードリー賛歌の寄稿があること。
これが当時の文章の書き方で、今となってはめっちゃ面白い!
森繁久彌さんや三国連太郎さんが若い若い!
吉村公三郎監督の文章では婦人将校になったオードリーというストーリー仕立て。
安西郷子さんの文章は“わたくしつて全然あきらめがいゝ方なのですのよ。”ってオードリーに宛てた手紙風。1950年代のいかにもつつましい女性の文章って感じ。
1993年の「初恋」公開時パンフレットに寄稿してくださっている久我美子さんのもあります。
他にもいくつかあるのですが、岡田茉莉子さんが最後にいじくそ悪そうな画像とともに載ってるんですが、文章もこれはすごい!
“ヘップバーンという女優については何の感激もありませんでした。”、
当時流行のヘップバーン・カットについては、
“私は反対致します。”、
さらには
“「月蒼くして」のマギー・マクナマラの方が好きな髪型です。”
これってオードリーの特集号に捧げる文章なんでしょうかね(笑)?
「ローマの休日」信者が聞いたら、卒倒しそうな内容です。
いや、それはそれで面白くって僕は好きなんですが。(^^;;;
オススメ度:★★
2007年07月05日
特集号 オードリー・ヘプバーン 妖精 アサヒグラフ別冊
これはオードリーの生誕70周年記念に合わせて発売されています。編集の方針は、簡単に言うと「カタログ オードリー・ヘプバーン」と同じもの。
ただ、発売された時期が時期だけに、内容はほとんど白黒写真ばっかり。わずかに最後の方のページで日本でのオードリーの雑誌やポスターなどの紹介でカラーが使われる程度。
本来カラーの写真を無理に白黒にしてる物も多く、またどの画像も二次使用的なのか?って感じで、かなり印刷のクオリティは低いです。
画像も見知ったものが多く、ファンはあまりありがたくはありません。
でもこの本には、画像の悪さを補ってあまりある、たくさんの文章があります。
小藤田千栄子さんの評伝は残念ながらでっち上げ伝記のダイアナ・メイチックの物に基づいてしまってますが、小藤田さん自体の文章は同じファンとして、とても愛情あふれる文章に仕上がっています。
僕のエッセイでも出てくる、「オードリーを奥さんにしておきながら浮気をする」という部分は、この小藤田さんのものに拠っています。
また皆川正明さんの文章では、ショーンの話がいっぱい載っているのですが、ここでショーンの好きな作品が「尼僧物語」であること、そして“母も同じだと思う”と言った事が述べられています。
でも僕はちょっと“えっ!?”って思いまして…。(^^;;;
オードリー自身はどの作品が一番!と言ったことは一度もなく、どっちかっていうと「ローマの休日」のように“それぞれどの作品にも思い出が多く…”的な発言ばかりだったのです。
でもたしか以前何かの本で、ショーンが“たぶん「パリの恋人」が一番好きだったと思う”って述べていたので、いつの間に「パリの恋人」から「尼僧物語」に変更したの?って思いました。
過去の雑誌で、“オードリーが一番好きだと言っていた「いつも2人で」”っていう文章も見受けられますし、結局オードリーが一番好きだった作品…というのは、やっぱり僕は“わからない”のだと思ってます。
むしろ、オードリーはそんなこと考えたことも無いのではないかと。
だから、僕がオードリーにインタビュー出来るなら、訊きたいのは答えの返ってこない“どれが一番好きですか?”ではなく、“この作品の気に入ってる部分や撮影中の思い出を教えていただきたいのですが。”っていう風になると思います。こっちの方が長い時間オードリーのお話を聞けるしね。(^-^
あと、訂正しておかなければ!と思うのは、最後の方のオードリーの略歴で「シャレード」がオードリーにとって生涯最大のヒットとなる、という部分。
今も昔もオードリーにとってのアメリカでの最大のヒットは「マイ・フェア・レディ」で、「シャレード」が最大のヒットなのは監督のスタンリー・ドーネンにとって、の間違いですね。
これは1965年くらいのアメリカでの歴代興行収入ベスト10と、現在の通貨価値に換算した歴代興行収入ベスト100とかを調べればすぐわかることです。どちらにも「マイ・フェア・レディ」はいますが、「シャレード」はいませんよぉ~。
フィルモグラフィーの紹介で、代表作だと思われるのは2ページ、その他は1ページを割いているのですが、ここでのベスト5は「ローマの休日」「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」「ティファニーで朝食を」「マイ・フェア・レディ」という扱いになっています。
当時のオードリーの人気作品を選んだ、という感じでしょうか。
オススメ度:★★★
2007年07月03日
スクリーンビッグ3アルバム ドロン・マックィーン・ヘプバーン
72年のスクリーンでの人気投票で1位だったオードリーとアラン・ドロン、それと男優2位のスティーブ・マックィーンの3人を特集した物。
オードリーが72年度に1位に返り咲いたのは、71年に「おしゃれ泥棒」「暗くなるまで待って」のリバイバルがあったこともあるのでしょうが、なんといっても大きかったのは、ウィッグのエクスラン・ヴァリーエCMでお茶の間に登場!したことだと思ってます。
「暗くなるまで待って」で引退状態後、40才を越えて“オードリーは老けてしまったに違いない…”と思っていたファンの恐れを、ものの見事に打ち砕いて、ますます若返って登場したオードリーに安堵して、拍手喝采した、というのが72年のファン投票なんだろうなーって。
それと、ドロンとマックィーンの方は72年度の人気投票では200票しか差が無く、どちらも5回トップを取っているということで、73年が決戦!ということになっているようなのですが、結果はアラン・ドロンが1位で、その後に1位二人による「ドロン・ヘプバーン魅力集」が作られています。
この時期って、「スクリーン」よりもオシャレを目指した「ロードショー」なんかもっとひどいんですが、“ナウなヤング”とか“ナウなファッション”とか、なんでもかんでもナウナウばっかで、今読むとかなりイタい文章が多いです。
ま、「スクリーン」はそこまで流行を追ってないので、今この特集号の文章を読んでもそんなに違和感を感じなくてすむんですが。
で、表紙が表しているように、他の二人と比べて、オードリーの扱い小さいです。2人が65ページくらいなのに、オードリーは45ページくらい。少なーい!
後の「ドロン・ヘプバーン魅力集」ほどに雑な作りではなく、文章量も多いので、それなりの満足はできます。
イラストのページで、“ヘプバーンのシークレットルーム”というのがあります。
上半身裸のオードリーがせんべい食いながら寝そべってて、部屋にはホコリまみれの「マイ・フェア・レディ」の帽子だとか、「ローマの休日」で壊したギター、アスコット競馬の有馬記念のハズレ馬券、「いつも2人で」のパスポート(なぜか菊の紋入り)、「暗くなるまで待って」で使ったナイフで刺してあるメル・ファーラーの写真、などなど、めっちゃ失礼!なんですが、思わず笑ってしまうのがあったりします。
あと架空の座談会で、3人と小森のおばちゃまが話しているとか、アイディアが面白いです。
それと、ここにはオードリー映画のベスト5が選ばれています。みなさんも「客観的に見て」、どれがオードリーのベスト5映画だと思いますか?
まず普通はベスト4つまでは簡単に決まると思うんです。「マイ・フェア・レディ」「ティファニーで朝食を」「昼下りの情事」「ローマの休日」というところははずせないかと。
残り1つが大いに悩むところですが、ここでは「暗くなるまで待って」が選ばれています。なるほど~、演技力を取ったわけですね。
1975年ごろの「スクリーン」本誌でのオードリー映画ベスト5では「暗くなるまで待って」がはずされて、「シャレード」が入っていました。オードリーらしさを取ったわけで、これまた納得!
他にも残り1枠に入る候補としては、「麗しのサブリナ」「パリの恋人」「尼僧物語」「いつも2人で」などがあるとは思います。何を基準に選ぶか、ってので分かれるんでしょうね。
それに最近ではアメリカでの評価の影響か、「昼下りの情事」の地位がだんだん落ちてきているようにも思えるんですけどね。今だったら固定代表作は「マイ・フェア・レディ」「ティファニーで朝食を」「ローマの休日」の3本だけかもしれない。
小森のおばちゃまのオードリーに会った時の記事もあるし、ヴァリーエの撮影の話もあるし、画像は珍しい物もあるしで、マアマアいいんじゃないでしょうか。
オススメ度:★★(と言っても、この程度のオススメですけど)



