2006年12月26日
日本初のオードリーパンフ!「ローマの休日」名古屋ミリオン座版
はじめまして。今回から僕が持っているオードリー・ヘプバーンのグッズの紹介をしていこうと思います。
それを手に入れた時の心理状態や、中身の感想なんかも書いていきます。どうぞよろしく!
さて、栄えある1回目は左の写真の「ローマの休日」の初版(1954年)日本初公開時の名古屋ミリオン座版パンフレットです。
このパンフがとってもお気に入りなのは、なんといっても表紙の色使い!
僕の好きなピンクとグリーンで構成されていて、手に入れたときは“なんて綺麗なんだっ!”って感激しました。
オードリーのサインが入っているのもポイント高し!ってことで。
また内容的にも当時の皇太子様(今の天皇陛下)がニューヨークでこの「ローマの休日」を随員達とご覧になった様子が述べられています。他の初版パンフレットにもそういう記述はあるのですが、このパンフが一番詳しい!
皇太子様や随員たちが(アン王女の立場がよくわかるのか)、非常に楽しんでいらっしゃったのがよくわかります。
1954年当時の昔は劇場や出版社別にパンフレットが存在していて、今見るととっても面白いですね~。
ところで、この名古屋ミリオン座版は、さらに大きな特徴があります。
というのも初版の「ローマの休日」パンフの本命版は日比谷映画劇場版とされているのですが、東京での公開は1954年4月27日。
ところが名古屋は1954年4月23日に名古屋ミリオン座で公開しているので、実は東京よりもパンフの発売が早いのです!
長崎ではさらに名古屋よりも2日公開が早かったみたいですが、そこでのパンフレットが今のところ見つかっていないので、これが僕の知りうる中では現在のところ日本で一番最初に出たオードリーのパンフ、ということになります。
この当時はパンフレットの紙はわら半紙みたいなのが多いのですが、このパンフの本文はちょっとつるっとした紙で、高級感もあります。
レア度:★★★★
また、こちらのように名古屋ミリオン座という館名の入っていないパンフも存在します。
黒い文字なら後で印刷をすることが可能なのですが、このパンフの館名は白抜き文字。ということは、表紙違いのためにわざわざ別の印刷用の版があった、ということになります。
ただ、中身は全く一緒で、おそらく名古屋ミリオン座の経営母体であっただろう古川興行に対して、“祝 古川興行創業40周年”という新聞社からの広告があるので、こちらもおそらく名古屋ミリオン座での販売だったものと思われます。
名古屋でも「ローマの休日」は大ヒットだったらしいので、おそらく追加で刷ったんじゃないかなーと。
レア度:★★★★★(館名なしの方が発見率は低いです)
さて、この名古屋ミリオン座、2005年より開館したシネコンの伏見ミリオン座として名が残っていますが、この当時の名古屋ミリオン座は1950年~1983年まであった劇場です。
最後は名画座だったようですが、1954年当時はロードショー館だったんですね。おそらく規模も非常に大きかったんだと思われます。
この昔の名古屋ミリオン座に関してご存知の方はぜひ!情報をお願いいたします。
それを手に入れた時の心理状態や、中身の感想なんかも書いていきます。どうぞよろしく!
さて、栄えある1回目は左の写真の「ローマの休日」の初版(1954年)日本初公開時の名古屋ミリオン座版パンフレットです。
このパンフがとってもお気に入りなのは、なんといっても表紙の色使い!
僕の好きなピンクとグリーンで構成されていて、手に入れたときは“なんて綺麗なんだっ!”って感激しました。
オードリーのサインが入っているのもポイント高し!ってことで。
また内容的にも当時の皇太子様(今の天皇陛下)がニューヨークでこの「ローマの休日」を随員達とご覧になった様子が述べられています。他の初版パンフレットにもそういう記述はあるのですが、このパンフが一番詳しい!
皇太子様や随員たちが(アン王女の立場がよくわかるのか)、非常に楽しんでいらっしゃったのがよくわかります。
1954年当時の昔は劇場や出版社別にパンフレットが存在していて、今見るととっても面白いですね~。
ところで、この名古屋ミリオン座版は、さらに大きな特徴があります。
というのも初版の「ローマの休日」パンフの本命版は日比谷映画劇場版とされているのですが、東京での公開は1954年4月27日。
ところが名古屋は1954年4月23日に名古屋ミリオン座で公開しているので、実は東京よりもパンフの発売が早いのです!
長崎ではさらに名古屋よりも2日公開が早かったみたいですが、そこでのパンフレットが今のところ見つかっていないので、これが僕の知りうる中では現在のところ日本で一番最初に出たオードリーのパンフ、ということになります。
この当時はパンフレットの紙はわら半紙みたいなのが多いのですが、このパンフの本文はちょっとつるっとした紙で、高級感もあります。
レア度:★★★★
また、こちらのように名古屋ミリオン座という館名の入っていないパンフも存在します。
黒い文字なら後で印刷をすることが可能なのですが、このパンフの館名は白抜き文字。ということは、表紙違いのためにわざわざ別の印刷用の版があった、ということになります。
ただ、中身は全く一緒で、おそらく名古屋ミリオン座の経営母体であっただろう古川興行に対して、“祝 古川興行創業40周年”という新聞社からの広告があるので、こちらもおそらく名古屋ミリオン座での販売だったものと思われます。
名古屋でも「ローマの休日」は大ヒットだったらしいので、おそらく追加で刷ったんじゃないかなーと。
レア度:★★★★★(館名なしの方が発見率は低いです)
さて、この名古屋ミリオン座、2005年より開館したシネコンの伏見ミリオン座として名が残っていますが、この当時の名古屋ミリオン座は1950年~1983年まであった劇場です。
最後は名画座だったようですが、1954年当時はロードショー館だったんですね。おそらく規模も非常に大きかったんだと思われます。
この昔の名古屋ミリオン座に関してご存知の方はぜひ!情報をお願いいたします。