2017年08月25日
「午前十時の映画祭8」グループBチラシ 「おしゃれ泥棒」メイン
「午前十時の映画祭8」明日からいよいよ目玉作品の「おしゃれ泥棒」が始まります!全国同時公開!26年ぶりの正式リバイバルなので、ぜひ映画館でご覧になってください!
★上映期間
2017/08/26(土)~2017/09/08(金)2週上映
「おしゃれ泥棒」
さて、今回は現在上映中の「午前十時の映画祭8」のグループBチラシです。
表紙のど真ん中はオードリーの「おしゃれ泥棒」。
今回は夏休み特別企画で “永遠の要請、魅惑のオードリー週間” としてオードリー・ヘプバーンの作品が4本連続で上映されましたが、その中での一番の目玉作品は「おしゃれ泥棒」!
ということで、表紙の真ん中に一番大きく「おしゃれ泥棒」のオードリーが載っています。
パッと見てもオードリーが一番目立ってますよね〜。他が暗い色彩の画像が多いのに、オードリーの写真だけ黄色と白でパンチが効いてます。
この写真は「おしゃれ泥棒」と言えばこれ!というほど「おしゃれ泥棒」を代表する画像。
この画像は初公開時から日本のポスター・チラシ(66年版・71年版)・パンフ(66年版・71年版)・プレスシートなどの全ての媒体で使われてきました。
正直、この画像を超えるような「おしゃれ泥棒」のメイン・イメージの画像は存在しないと言い切ってもいいくらい!
日本が60年代後半〜70年代前半に迎えた、世界最高峰のデザインセンスが「おしゃれ泥棒」でも発揮されました。
他の男性映画なんかだと60年代後半でもまだまだ泥臭かったりするのですが、オードリー映画は何といってもオードリーのファッションセンスをウリにしないといけないので、宣伝材料もハイセンス!に仕上げられています。
他国のポスターはどうもイマイチなのが多いのですが、日本の「おしゃれ泥棒」に関しては無敵です!
日本のDVDジャケットでも2011年からはこの絵柄でしたが、なぜか昨年にはアメリカのポスターのジャケットに…。
デザイナーさん、わかってないなー!そんな “絵” のオードリーはファンは嬉しくないよ!
しかもアメリカのポスターの絵のオードリーは顔がコワい上に、イラストレーター(「ティファニーで朝食を」の有名なアメリカポスターも同じ人)さんの勝手な創作で、ジバンシィとは似ても似つかぬダサい衣装…。
もちろんこんなヒドい衣装は映画では出てきません。
日本は映画の制作国とは全く違う独自の絵柄やビリング(映画俳優の名前の表記される順番)でポスターを作っていましたが、60年代後半には既に世界に敵は無く、「暗くなるまで待って」のように逆に世界が日本のポスターを踏襲するようなDVDジャケットを作ったりしています。(こちらに来ていただいてるまるさんは “勝った!” と思ったそうです)
「おしゃれ泥棒」や「暗くなるまで待って」以外にも、60年代後半〜70年代前半にかけては、68年の「シャレード」やそれをさらに上回る73年の「シャレード」、72年の「パリで一緒に」、67年の「いつも2人で」サングラス・バージョンなどなど、おそらくその映画の世界最高だと思われるデザインが日本にはゴロゴロしています。
さて「おしゃれ泥棒」は1966年の日本初公開以降、1971年、1991年、そして今年と4回公開されていることになります。
1991年のフィルムは2001年に日本での上映の権利が切れたのですが、その最後の2001年9月に会社の後輩を連れて見に行ったら、“「ルパン3世」みたいで面白かったです!”と言ってもらった事を思い出します。
同じウィリアム・ワイラー監督の「ローマの休日」ほど隙がないわけではないのですが、それだけに余計に気軽に楽しんでもらえる…そんな老若男女に気に入ってもらえる作品だと思います!
オードリーをまず最初に見る作品としては「ローマの休日」よりも「おしゃれ泥棒」の方が僕はオススメ!
日本では公開当時、1966年の配給収入第6位に入った大ヒット作!公開当時は12週続映になりました。今は12週続映なんて、よほどの大ヒットでないとほとんどありませんよね。
また、初公開時は「マイ・フェア・レディ(42週続映。オードリーの最大ヒット作)」「ローマの休日」「戦争と平和」「シャレード」に次ぐ、オードリーでは第5位の配給収入をあげた作品でもあります。
ぜひぜひご家族・ご友人お誘い合わせの上で観に行っていただきたいオードリーの代表作の1本です!
★上映期間
2017/08/26(土)~2017/09/08(金)2週上映
「おしゃれ泥棒」
さて、今回は現在上映中の「午前十時の映画祭8」のグループBチラシです。
表紙のど真ん中はオードリーの「おしゃれ泥棒」。
今回は夏休み特別企画で “永遠の要請、魅惑のオードリー週間” としてオードリー・ヘプバーンの作品が4本連続で上映されましたが、その中での一番の目玉作品は「おしゃれ泥棒」!
ということで、表紙の真ん中に一番大きく「おしゃれ泥棒」のオードリーが載っています。
パッと見てもオードリーが一番目立ってますよね〜。他が暗い色彩の画像が多いのに、オードリーの写真だけ黄色と白でパンチが効いてます。
この写真は「おしゃれ泥棒」と言えばこれ!というほど「おしゃれ泥棒」を代表する画像。
この画像は初公開時から日本のポスター・チラシ(66年版・71年版)・パンフ(66年版・71年版)・プレスシートなどの全ての媒体で使われてきました。
正直、この画像を超えるような「おしゃれ泥棒」のメイン・イメージの画像は存在しないと言い切ってもいいくらい!
日本が60年代後半〜70年代前半に迎えた、世界最高峰のデザインセンスが「おしゃれ泥棒」でも発揮されました。
他の男性映画なんかだと60年代後半でもまだまだ泥臭かったりするのですが、オードリー映画は何といってもオードリーのファッションセンスをウリにしないといけないので、宣伝材料もハイセンス!に仕上げられています。
他国のポスターはどうもイマイチなのが多いのですが、日本の「おしゃれ泥棒」に関しては無敵です!
日本のDVDジャケットでも2011年からはこの絵柄でしたが、なぜか昨年にはアメリカのポスターのジャケットに…。
デザイナーさん、わかってないなー!そんな “絵” のオードリーはファンは嬉しくないよ!
しかもアメリカのポスターの絵のオードリーは顔がコワい上に、イラストレーター(「ティファニーで朝食を」の有名なアメリカポスターも同じ人)さんの勝手な創作で、ジバンシィとは似ても似つかぬダサい衣装…。
もちろんこんなヒドい衣装は映画では出てきません。
日本は映画の制作国とは全く違う独自の絵柄やビリング(映画俳優の名前の表記される順番)でポスターを作っていましたが、60年代後半には既に世界に敵は無く、「暗くなるまで待って」のように逆に世界が日本のポスターを踏襲するようなDVDジャケットを作ったりしています。(こちらに来ていただいてるまるさんは “勝った!” と思ったそうです)
「おしゃれ泥棒」や「暗くなるまで待って」以外にも、60年代後半〜70年代前半にかけては、68年の「シャレード」やそれをさらに上回る73年の「シャレード」、72年の「パリで一緒に」、67年の「いつも2人で」サングラス・バージョンなどなど、おそらくその映画の世界最高だと思われるデザインが日本にはゴロゴロしています。
さて「おしゃれ泥棒」は1966年の日本初公開以降、1971年、1991年、そして今年と4回公開されていることになります。
1991年のフィルムは2001年に日本での上映の権利が切れたのですが、その最後の2001年9月に会社の後輩を連れて見に行ったら、“「ルパン3世」みたいで面白かったです!”と言ってもらった事を思い出します。
同じウィリアム・ワイラー監督の「ローマの休日」ほど隙がないわけではないのですが、それだけに余計に気軽に楽しんでもらえる…そんな老若男女に気に入ってもらえる作品だと思います!
オードリーをまず最初に見る作品としては「ローマの休日」よりも「おしゃれ泥棒」の方が僕はオススメ!
日本では公開当時、1966年の配給収入第6位に入った大ヒット作!公開当時は12週続映になりました。今は12週続映なんて、よほどの大ヒットでないとほとんどありませんよね。
また、初公開時は「マイ・フェア・レディ(42週続映。オードリーの最大ヒット作)」「ローマの休日」「戦争と平和」「シャレード」に次ぐ、オードリーでは第5位の配給収入をあげた作品でもあります。
ぜひぜひご家族・ご友人お誘い合わせの上で観に行っていただきたいオードリーの代表作の1本です!