2017年10月30日

「パリの恋人」60周年アニバーサリー盤 サントラ

写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜”

・大丸京都店 <ファッション編120点のみ>(終了)
・大丸心斎橋店 <映画編120点のみ>(終了)
・松坂屋名古屋店 <240点の中から抜粋>(開催中!)
 期間:2017年10月18日(水)~11月6日(月)
 場所:南館8階マツザカヤホール
・日本橋三越本店 <240点が一挙に展示>
 期間:2018年1月10日(水)~1月22日(月)
 場所:新館7階催物会場
・大丸札幌店 <240点の中から抜粋>
 期間:2018年3月 ※開催日未定
 場所:7階ホール

 今回は3連続で届いたオードリーのCDの最後の物を紹介。
 それがこの「パリの恋人」60周年アニバーサリー盤オリジナル・サウンドトラックです!

 発売元は60年前のレコードと同じVERVE。
 ということは60年前の音源もしっかり持っているという事!これは期待が持てますね!
 そしてボーナス・トラックは予告よりも多い8曲の全21曲!おおっ!

 ワクワクしながら聴きましたよ!もちろんボーナス・トラックから!
 その上でこのCDの感想をひと言で言うと…

 期待はずれなCD…

 うーむむ…こんな風に書きたくなかったけど仕方ない…。

 さてでは中身を見ていきましょうか。
 元々が撮影時の1956年春の録音でしょうから、音質が悪くて聴いた印象は変わらないのですが、それでも以前のCDよりも音圧が上げてあります。

 1〜13曲目までは今までのサントラでも入っていた物。
 
 ただし、これまでは “Think Pink” も1曲目のメインタイトルからの流れで1つだった物を、今回2曲に分割。

 でもケイ・トンプソンの部分で切ったのでしょうけど、映画の流れからでは切る部分が違います。
 なのでPCに落とすと一瞬無音部分が入るのが難点。

 もし2曲に切るなら、ケイ・トンプソンが編集者たちを呼び出すところで切るべきでしょう。
 “Think Pink” は実際そこで元々継ぎはぎされてますから。

 そして60周年記念盤だというのに、やっぱり“Think Pink” は不完全版のまま。
 うーん、これをめっちゃ期待してたのに…。

 もともとレコードの時代は片面に入れられる時間がある程度は制限されていたので “Think Pink” もコーラス部分をカットした版が収録されたのかもしれませんが、CDの収録量でここをカットする意味が分かりません。
 いったいいつになったら完全版の “Think Pink” は収録されるのでしょうね〜。

 ボーナス・トラックですが、これは声の部分は今までの物と一緒のような気がします。
 録音する際に使われていたアレンジやらオーケストラのリズム取りやらが入っている違いみたいな物で、オードリーの歌い方が違う!っていう秘蔵音源ではなかったです。

 “Bonjour, Paris” も元々が飛行機に載ってる部分からを付けてる物が、アステアが踊り始めるときのリズムが入ってるだけだったし…。
 そういう細かな違いで別バージョンとして入ってるだけで、大きく感動するような物は無し。

 “Think Pink” の別バージョンも入ってますが、これは以前MP3で買った時に感想を書いてた物と同じ。

 ケイ・トンプソンのアルバムで収録されていた、サントラの前半+映画で使われなかった部分+ケイ・トンプスンとピアノの新たに録音された部分+サントラの後半というもので、初めて聴いたときめっちゃガッカリしたものでした。
 これ、わざわざボーナス・トラックで入れてくれても全然嬉しくないし。

 えっとですね僕がサントラに求める物って、まずは絶対的に映画で使った音源そのものを入れて欲しいです。
 別バージョンとかはその先の話。

 「ティファニーで朝食を」の昔っから出ていた “自称サントラ” とかがめちゃくちゃ嫌いだったのとか、映画と全く違うからですもん。
 後にブート盤とかINTRADA盤とかで本物のサントラを聴いた時、衝撃でしたからねー。
 “ムーン・リバー” の旋律に浪々と歌い上げるホルンが対旋律で付くのとか涙出そうでした!感動で。

 “自称サントラ” の方は音楽はくっきり浮き出すのかもしれませんが、映画に寄り添ってるものとは全く違うわけですよ。
 そこに映画を思い出す部分での感動は伴わないんですよねー、やっぱり。

 同じ理由でクライマックス部分が別バージョンでしか収録されてない(しかもそれに気付いてなさそうな)「噂の二人」だとか、映画のテーマ曲である “Ride To Sherwood” と “Ride To Nottingham” という肝心の2曲を別バージョンでしか収録していない(こちらも制作者が気付いていない)「ロビンとマリアン」(さらにはテーマ曲の変奏曲である “Trapped” も未収録)とかはもうダメダメなわけですよ。
 この2作品は未だに完全なサントラが出ていないと僕は思っています。

 この「パリの恋人」も同じ。
 ケイ・トンプソンの別バージョン入れるくらいなら、なぜ完全版を先に入れないの?みたいな。

 それに「パリの恋人」には未だに1度もCDに収録されていない曲が山のようにあるんですよ。
 編集者たちが街へくり出していく行く時の音楽、ジョーが暗室に逃げ込むまでの追っかけっこのコミカルな音楽、ジョーが蛹から極楽鳥へと変身する時の感動の曲、ジョーがパリで撮影する時の素晴らしい曲の数々!撮影シーンなんか、この映画の白眉だと思ってますし。
 それとファッション・ショーのシーンの音楽もありますよね。

 それらは今まで一切収録されてないわけですよ。
 それこそを60周年記念盤なら入れて欲しかった!

 かろうじてかつてLDの副音声で音楽だけを入れた物がありましたが、それは映画の音からセリフをコンピューター処理で消したもの。
 なのでセリフが入る部分は音が小さくなるそのままなんですよね。
 でも無いよりはマシ。これの音楽部分を録音して良く聴きます。トータル約72分。充分CDに入るサイズですよね?

 元々の音源持ちのVERNEさんならそれが出来ると思うのですけど…。あるいは持ってないのかな?持ってるのはパラマウント?

 とにかく、せっかくVERVEさんが出す!ってんで期待していたんですけど、大きく期待値を下回ってしまいました。
 本当の「パリの恋人」サントラ全曲版はいったいいつになったら出るんでしょうねー…。次は70周年まで待たないとダメなん?はー…。

 まあ今までのCDよりは音がちょっと良くなってるのと、ボーナス・トラックのおかげで「パリの恋人」サントラとしては1番上位に仕上がっていますが、完全版とは程遠い出来でした。
 これはもうINTRADAさんとかにオリジナル音源を発掘してもらうしかないのかなぁ…。

 でもまあさすが本物!と思うのは、盤面やライナー・ノートなどに意匠を凝らしているところ。
 「パリの恋人」DVDのように「麗しのサブリナ」が紛れ込む…というトンデモな事も無く、「パリの恋人」の写真だけで構成されています。

オススメ度:★★★(うーん、星の数を多く出来ない…)
  


Posted by みつお at 15:00Comments(0)パリの恋人サントラCD

2017年10月22日

サントラ集 “AUDREY HEPBURN : A Touch of Music”

 昨日はBS12の「マイヤーリング」はご覧になりましたか?
 見逃した方のために再放送があります。23日(月)AM3:00〜AM4:30 。って今夜ですやん!
 深夜なので録画になりますかねー。これが最後のチャンスですよー。

 またBS12の28日(土)19:00〜の「パリで一緒に」の裏番組で、全く同じ時間帯にBS日テレで「シャレード」も放送されます。

 どちらもオードリー1962年撮影の作品。夏に「パリで一緒に」、その撮影終了後の冬に「シャレード」を撮っています。
 そしてどっちもオードリーがめっちゃカワイイです!オードリー33才の作品たち。
 日本では2本とも大ヒットしました!

写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜”

・大丸京都店 <ファッション編120点のみ>(終了)
・大丸心斎橋店 <映画編120点のみ>(終了)
・松坂屋名古屋店 <240点の中から抜粋>(開催中!)
 期間:2017年10月18日(水)~11月6日(月)
 場所:南館8階マツザカヤホール
・日本橋三越本店 <240点が一挙に展示>
 期間:2018年1月10日(水)~1月22日(月)
 場所:新館7階催物会場
・大丸札幌店 <240点の中から抜粋>
 期間:2018年3月 ※開催日未定
 場所:7階ホール

 さて今回は3連続で届いたオードリーのCDの2番目のものを紹介。

 これはもともとMengさんに発売を教えていただいたもの。
  “AUDREY HEPBURN : A Touch of Music” というオードリー映画のサントラ集です。

 「ローマの休日」〜「噂の二人」までのサントラ集なのですが、これは第2弾があるのかな?
 で、このサントラ集をひと言で表すと…

 惜しいCD!

…ということになりますかねー。色々と惜しいです。

 まず世界初収録(Never Previously Released)ということで★印のついた曲があるのですが…。
・9曲目「昼下りの情事」〜“昼下りの情事”
・10曲目「昼下りの情事」〜“ホット・パプリカ”
・11曲目「昼下りの情事」〜“魅惑のワルツ”
・13曲目「緑の館」〜“エンド・タイトル”
・23曲目「麗しのサブリナ」〜“メインタイトル”
てことになってますが…。

 9〜11曲目の「昼下りの情事」は確かにCD収録は初ですね!元のレコードはこれ
 でも怖いのは、これもJBプロダクションから権利を買ってない?というところ。きちんとVERVEからだといいのですが…。

 「緑の館」のエンド・タイトルは女声がマーニ・ニクソンということです。
 僕にはどう聴いても「マイ・フェア・レディ」の声と同じだとは思えないんですが、調べたら本当にマーニ・ニクソンみたいです。

 これがマーニ・ニクソンであると調べられたのは、この曲は初収録ではないから。以前に全曲盤が出ていて、それに収録されて書いてました。惜しい!

 「麗しのサブリナ」のメイン・タイトルも「麗しのサブリナ」のサントラが出た時に収録されてましたよ。惜しい!

 さらに「麗しのサブリナ」から24曲目にオードリーが歌う“ラ・ヴィアン・ローズ”が収録されてますけど、これがまた映画そのものから録って来たもの。
 ハンフリー・ボガードの声はカットされてますけど、効果音の車の騒音がそのまま入ってます。著作権的にアウト。これは惜しいというよりもダメなやつ。

 他にも滑ってるのが「噂の二人」。メイン・タイトルを収録してるのですが、これが映画では使われなかったオリジナル・バージョン。orz
 ここはフィルム・バージョンを入れなきゃダメでしょーっ!曲が全く違います。

 これは安易にこちらの1曲目からメインタイトルを持ってきた??
 そしてこれでこのCDを編纂した人が実はオードリーに詳しくない、映画をちゃんと見ていないのを露呈。これで大幅減点。

 それに「ティファニーで朝食を」が今時まだヘンリー・マンシーニが録音し直した“自称サントラ”の音源を使用。
 ここは今となっては本当のサントラで行くべき。惜しい!

 あと、7曲目がねー、
 “7. War and Peace (Natasha's War)”って発売前になってたんですよねー。てか、今でもタワレコの商品詳細にはそう載ったまま。

 ナターシャの戦争っていったい何やねん!みたいな。これはまるさんも心配してましたね。
 「戦争と平和」のサントラにそんな曲は存在しません!

 本当は“7. War and Peace (Natasha's Waltz)”なんですよね。実際CDが発売されるときちんと “ナターシャのワルツ” になってて安心しましたけど…。

 でも実際に買ってないヤツが登録したのか、「戦争と平和」の音楽を知らないのか、CDをPCに入れると発売前のを信じて“ナターシャの戦争” で登録されてます。これはもう惜しいどころではないのかも。

 全体では音源がバラッバラで、音質も玉石混淆。「緑の館」や「許されざる者」や「ティファニーで朝食を」がとても音質がいいのに、「戦争と平和」とか「麗しのサブリナ」とかは音質悪いまま。かつて発売されたそれぞれのCDそのまんまですね。
 このCD独自のリマスターとかは一切なされていません。

 そして、惜しいの積み重ねで、全体で見ると惜しいでは済まない感じなんですが、なんと!このCDは「ローマの休日」のメイン・タイトルの本物が収録されています!
 この曲こそが世界初収録やーん!

 まあメイン・タイトルって映画でも音楽だけ独立してるので、そこから録るのは誰でも出来ます。
 これも音質の改善が見られないところをみると、「ローマの休日」とか「麗しのサブリナ」はそういう風に取られたものだと思いますが…。

 なんか、いいところと悪い所が色々混じったCD。ユニバーサル・ミュージックやワーナー・ミュージックのロゴがあるので、著作権的には一応クリアしているのかもしれませんが、FILM SCORE MONTHLYKRITZERLAND といった会社が必死で音源を探して権利を獲得して…と開拓した物を安易にコンピレーションした物に見えてしまうのが惜しい!

 それと上でも書きましたが、オードリーの映画をあんまり見てなさそうな人が選曲に関わったというのが簡単にわかってしまうのが難点!
 そんなにオードリーファンじゃないのねーみたいな。

 あ、そうそうライナーノートにオードリーがトレアドル・パンツスタイルで横たわっている(というか床に座っている)有名な画像が載ってますが、これが裏焼き!やっぱりそんなにオードリーファンじゃないのねー。惜しい!
 もっと本当のオードリーファンを連れてこなきゃダメでしょ!

 ということでこのCDは相当改善の余地があります。
 たとえば「パリの恋人」を入れるなら“Think Pink!”は完全版にするべき。
 「ティファニーで朝食を」は本当のサントラに総入れ替え。
 「戦争と平和」は音質悪すぎるのでリマスターを。
 「緑の館」で世界初収録!と銘打ちたかったら、アンソニー・パーキンスの歌う“緑の館の歌”を入れるべき。
 「噂の二人」はもちろんメインタイトルはフィルムバージョンを!そして未だ未収録のクライマックスのシーンの音楽を入れれば完璧!
 もしそれらが全部出来ていたら、このCDの価値は大幅に上がって★5つになったでしょうね〜。 

オススメ度:★★★(「ローマの休日」と「昼下りの情事」を初収録したことに対して星を進呈)

 なお、このCDをPCに入れた時に出てくるトラック名の間違いやわかりにくさを修正した物を以下に書いておきます。どうぞPCなどに取り込んだ方はお使いください。

1.Breakfast at Tiffany's : Moon River
 Henry Mancini & His Orchestra & Chorus
2.Funny Face : Funny Face / 'S Wonderful / Think Pink
 Fred Astaire, Choral Group, Kay Thompson & Chorus
3.Funny Face : Bonjour Paris!
 Audrey Hepburn, Fred Astaire, Kay Thompson & Chorus
4.Funny Face : 'S Wonderful
 Audrey Hepburn, Fred Astaire
★5.Roman Holiday : Main Title
 Georges Auric
6.War And Peace : Prelude
 Nino Rota
7.War And Peace : War and Peace (Natasha's Waltz)
 Nino Rota
8.War And Peace : Winter and Remembrance of Andrei
 Nino Rota
★9.Love in the Afternoon : Love in the Afternoon
 Franz Waxman & Matty Malneck Orchestra
★10.Love in the Afternoon : Hot Paprika
 Franz Waxman & Matty Malneck Orchestra
★11.Love in the Afternoon : Fascination
 Franz Waxman & Matty Malneck Orchestra
12.Green Mansions : Main Title / Chase / River Boat
 Bronislau Kaper & Heitor Villa-Lobos
13.Green Mansions : End Title (vocal by Marni Nixon)
 Bronislau Kaper & Heitor Villa-Lobos
14.The Nun's Story : Prelude and Credo
 Franz Waxman
15.The Nun's Story : Haircutting & Gran Coro
 Franz Waxman
16.The Unforgiven : Prologue
 Dimitri Tiomkin
17.The Unforgiven : Main Title
 Dimitri Tiomkin
18.Breakfast at Tiffany's : Breakfast at Tiffany's
 Henry Mancini & His Orchestra & Chorus
19.Breakfast at Tiffany's : Moon River (vocal by Audrey Hepburn)
 Henry Mancini & His Orchestra & Chorus
20.Breakfast at Tiffany's : Moon River Cha Cha
 Henry Mancini & His Orchestra & Chorus
21.The Children's Hour : Main Title (original version)
 Alex North
22.The Children's Hour : Proposal
 Alex North
23.Sabrina : Main Title
 Frederick Hollander
24.Sabrina : La vie en rose (vocal by Audrey Hepburn)
 Édith Piaf, Louiguy

★NEVER PREVIOUSLY RELEASED


  
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Posted by みつお at 12:00Comments(0)サントラCD

2017年10月17日

BS12 トゥエルビにて「マイヤーリング」無料放送!

 オードリーに関する情報です!

 今BS12トゥエルビでオードリー・ヘプバーン特集をやっているのですが、その中で10/21(土)19:00から「マイヤーリング」を放送します!

 以前WOWOWで「マイヤーリング」はテレビ初放映されましたが、無料で見れるのは今回が初めて!
 2014年の劇場公開で観た方も見逃した方も、要チェックですね!

 57年に公開される「パリの恋人」と「昼下りの情事」の撮影を1956年に終わったオードリーが、1957年2月にテレビドラマ出演した57年唯一の作品です。
 「マイヤーリング」放送後は58年1月から「尼僧物語」の撮影に入るまで約1年休息します。

 本放送はカラーでしたが当時の技術ではカラーで残す方法が無く、モノクロでかろうじて残っていました。
 画質はとても悪いですが、残っていた事に感謝!

 たった90分枠(実質75分)のテレビのために50万ドルをかけて制作されました。当時の日本円で1億8000万円。
 当時の大卒の初任給が1万円程度ですから、現在の価値に直すと約36億円!
 いかにお金がかかっているかわかりますよね。

 豪華な衣装はオードリーとも縁が深いドロシー・ジーキンズがデザインしました。オードリーとは「緑の館」「許されざる者」「噂の二人」で組んでいます。
 地味な作品担当になってますが、「噂の二人」など質素に見せないといけないのに、オードリーは “何を着せても美しいから困るわけ” と言ってくれています。

 1954年に結婚したばかりのメル・ファーラーとの共演がオードリーには嬉しかったことでしょう!
 ただオードリーとメル・ファーラーの共演作品は「オンディーヌ」「戦争と平和」「マイヤーリング」と全て悲恋なのが後の2人を暗示しているかのようですね。

 この「マイヤーリング」はなんと生放送だったためオードリーの後ろの壁にマイクの影が写っているシーンもありますが、失敗無しでやり遂げたのは凄いことですよね!

 BS12の公式サイトはこちら


 なお「ローマの休日」と「麗しのサブリナ」はもう放送は終わっていますが、28日には1964年公開の「パリで一緒に」も放送します。
 こちらはオードリーが最も私生活が充実していた1962年夏の撮影で、オードリーが最高に美しかった作品です。

 相手役は「麗しのサブリナ」でも共演したウィリアム・ホールデンですが、彼は生涯オードリーを愛し続けていたそうで、そのためこの作品の撮影前には日本でオードリーのためのプレゼントを選んでいた事が映画評論家の淀川長治さんによって語られていました。

 ホールデンはもう既に他の人の妻であり母になった幸せオーラ全開のオードリーを見て、苦しんでアルコールに逃げてしまい撮影が遅れる原因を作ってしまいましたが、オードリーはこの作品での撮影を “とても楽しかった!” と後に息子ショーンに語っています。

 作品はちょっとドタバタコメディですが、この作品は珍しくオーバーアクションなオードリーや、画面からも滲み出るオードリーの活き活きした幸せオーラや美しさを楽しんでください!この作品を気に入ったなら、あなたもれっきとしたオードリーファンなこと請け合いです!

 BS12の公式サイトはこちら
  


2017年10月15日

オリジナル・サウンドトラック「麗しのサブリナ/許されざる者」

写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜”
 ※寝ても覚めても。さんの情報で、東京でも開催される事がわかりました。

・大丸京都店 <ファッション編120点のみ>(終了)
・大丸心斎橋店 <映画編120点のみ>(終了)
・松坂屋名古屋店 <240点の中から抜粋>(間もなく開始!)
 期間:2017年10月18日(水)~11月6日(月)
 場所:南館8階マツザカヤホール
・日本橋三越本店 <240点が一挙に展示>
 期間:2018年1月10日(水)~1月22日(月)
 場所:新館7階催物会場
・大丸札幌店 <240点の中から抜粋>
 期間:2018年3月 ※開催日未定
 場所:7階ホール

 長い間ほったらかしですみません。m(_ _;)m

 この間に“午前十時の映画祭8”で「おしゃれ泥棒」を2回観てきましたし、オードリーの写真展で京都大丸と心斎橋大丸にも行ってきました。

 「おしゃれ泥棒」は凄かったですねー!2回見に行ったどちらもでお客さんはいっぱい入ってました!
こんなにもオードリーが未だに愛されている事に感激!です。

 どちらも面白いシーンでは笑い声が起こって、“映画館で観てる!”と嬉しくなりました!

 大丸京都店でオードリーの写真展&エマ・ファーラーのトークショーに行った件は、もうひとつのブログ“おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!”の方で書きましたので、そちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。

 さらにその間にも写真展で手に入れた新しい写真集や、新しいサントラCDが連続で3枚届きましたので、まずはサントラからパパパッと届いた順に紹介していきたいと思います。

 今回は最初に届いたこちら。「麗しのサブリナ/許されざる者」ボーナストラック「ローマの休日」というものですが…

 これはアカンやつ!!!

 色々とアカンところがあるのですが…。

 まず、各音源の出元がはっきりしないこと!発売前からとっても怪しかったのですが、届いてさらにハッキリ。

 まず “ラ・ヴィアン・ローズ” のオードリーの歌う物が収録されているのですが、これがハンフリー・ボガートのセリフも車の雑音も入っているという映画そのままの音。
 パラマウントの許可は取れているのでしょうか?

 そして最後に「ローマの休日」のテーマのボーナス・トラックが収録されているのですが、これは完全に英国のロイヤル・フィルハーモニーが演奏した2013年の物
 もちろん著作権も切れていませんが、これが明らかに許可を取っていません。

 というのも、クレジットを見ると、作曲家のジョルジュ・オーリックが指揮をした1953年のものだといういい加減な表記で載っているから。
 これでもう完全にアウト!ですね。


 これがハッキリロイヤル・フィルの演奏だとわかるのは、「ローマの休日」オープニングそのままではなくロイヤル・フィルでアレンジされているから。
 そのアレンジがあるのに、“1953年の演奏です” は通用しませんぜ。明らかにパクり。

 これ、日本のキングレコードが輸入・販売しようとしていたので、発売前に著作権について問い合わせてみました。
 そしたら丁寧にキング・レコードさんから返事が届きましたが、おおもとのサウンドトラックファクトリーという所に直接キング・レコードさんから著作権と権利元に関して問い合わせてくださったみたいなのですが、なんと!返事が来なかったそうです。

 というわけで明らかにこれはわかってやってるというクロですね。

 権利元がハッキリしないため、キング・レコードさんはこのCDに関して輸入・販売を見送りました。

 今回の発売元がサウンドトラックファクトリーで、itunesやアマゾンでこれらの権利元に許可を取っているのかわからないものが出ていますが、それらの発売元はJBプロダクション。調べるとドイツの会社になってますが、アマゾンでの「ローマの休日」や「麗しのサブリナ」の“ラ・ヴィアン・ローズ” にはJB プロダクション CHという表記がありますから、思いっきり中国が絡んでますね。

 こうなると、もう「麗しのサブリナ」も「許されざる者」も本当の権利元はどこやねん!という話になってきますね。
 何もかもが信用出来なくなってきます。

 結局「麗しのサブリナ」はこちら、「許されざる者」はこちらのパクリでしかないのではないか?という疑問が起こります。

 16ページのライナーノートというのも楽しみでしたが、これも届いてみるとどうってことのない画像が適当に載っているだけで、ここで紹介したい物は何もありません。

 というわけで、このCDに関しては全く、全然、ちっともオススメできません!
 ほぼ100%著作権侵害CD。

 …ただ、「麗しのサブリナ」や「許されざる者」のCDを買い逃した方にはこれしかないかも…。

オススメ度:なし!最悪。
 ついでに言わせてもらうと、「麗しのサブリナ」のイメージカラーは赤じゃありませんよ!
 金儲けだけのために作られた、オードリーに対して愛などまるで無いCD。.


↓パクリもの


↓本物