2018年02月11日

週刊少年マガジン1976年3月7日(第10)号

 もう一つのブログ 「おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!」の方に “91.サントラから考察する「尼僧物語」” “92.「いつも2人で」に関する深読み”の2つの記事をアップしています。
 どちらも過去にこちらで書いていた一部の再録ですが、だいぶ昔の記事からなので、読んでいただけると嬉しいです。

写真展 “オードリー・ヘプバーン 〜今よみがえる、永遠の妖精〜” に横浜そごうの予定が加わりました!

大丸京都店 <ファッション編120点のみ>(終了)
大丸心斎橋店 <映画編120点のみ>(終了)
松坂屋名古屋店 <240点の中から抜粋>(終了)
日本橋三越本店 <240点が一挙に展示>(終了)
・大丸札幌店 <約150点>
 期間:2018年3月7日(水)~ 3月19日(月)
 場所:7階ホール
・大丸神戸店<約150点>
 期間:2018年3月21日(水)~ 4月3日(火)
 場所:9階大丸ミュージアム
・そごう横浜店<約150点?>←NEW!
 期間:2018年3月23日(金)~ 4月2日(月)


 公式サイトはこちら

 今回は講談社発行の “週刊少年マガジン”1976年3月7日(第10)号の紹介。
 後ろの方に次号の発売日が2/18と書いてありますので、ちょうど42年前の今日(2/11)に発売されたことになります。

 表紙は「マイ・フェア・レディ」のオードリー。その表紙にも書いてありますが、この号は巻頭カラーで淀川長治さんが選んだ女優67人が掲載されています。

 漫画雑誌だというのに、表紙が掲載されている漫画じゃないっていうのも珍しいですよね。

 中を見るとこの当時の少年たちが夢中になっていたものがわかりますね。

 この号でも女優のことが特集されているように、この時代は洋画のチラシ集めが流行っていたようです。
 この特集の最後のページには “チラシカレンダー”なるものがプレゼントになっていました。

 それと広告でわかるのは切手集め。でも「シャレード」の頃にピークを迎えていた切手の収集は、そろそろこの辺りで終焉を迎えている感じがします。
 僕の周りでももう切手を集めていたのはごく少数でした。僕自身も切手の何が楽しいのかよくわからなかったので、集めてませんでした。

 あとはエポック社のミニゲームとか、ブリジストンのダブルフロントライトの自転車などが広告で掲載。

 読者へはマトリックス4chのステレオセットがプレゼントになっています。

 女優の選択は淀川長治さんがやっているので、サイレント映画の女優からその当時の現代の女優までが選ばれています。

 サイレント映画の女優さんは一番古くて1916年の代表作の人(パール・ホワイト)も混じっているのでかなり古い感じがしますが、1976年に対して1916年だとこの号の発売年から考えてちょうど60年前。

 …待って待って!今から60年前だと1958年。オードリーはとっくに活動を開始してますよね!
 1958年当時、オードリーは1〜6月は「尼僧物語」、7〜11月は「緑の館」を撮影してました。

 そしたら今の若い映画ファンたちは、僕らの世代がサイレント映画の女優さんを “自分とは縁遠い大昔のスター” という感覚でオードリーを見てるんでしょうか!?ヒエーってなりますよね!

 さて、表紙は人気抜群のオードリーでしたが、本文では小さな扱い。これも淀川長治さんのチョイスだからでしょうか?

 そういえば、“映画スター” という概念を作ったと言われるサイレント時代のメアリー・ピックフォードや、「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドリュースなどが選ばれていません。

 1ページ3×3の9人なんですが、トップページはマリリン・モンローだけで、一番大きな扱いはイングリッド・バーグマンとフェー・ダナウェーの2×2サイズ。

 次いで1.5×2がエリザベス・テイラーやカトリーヌ・ドヌーブなど6人、その次が1×2のビビアン・リーなど3人。

 この当時の最新の女優さんはフェー・ダナウェー、ジャクリーン・ビセット、キャンディス・バーゲン、キャサリン・ロス辺りでしょうか。

 最終ページにはオリビア・ハシーやゴールディー・ホーンなどが載っているのですが、代表作が1960年代でその後パッとしない女優さんは、既に縁遠い過去の人たちでした。

 なお、オードリーの写真を見ていただくとわかるように、本文でも「マイ・フェア・レディ」のカラー写真。
 ここで載っている女優さんたちは1940年代のスターまでがモノクロで、1950年代以降の女優さんは全員カラーで載っています。

 今はモノクロ女優のように扱われてしまっているオードリーですが、現役時代はれっきとしたカラー映画の女優さん、という扱いでした。

 オードリーの欄では「麗しのサブリナ」を「麗“わ”しのサブリナ」となっているのが時代ですね〜…。
 手動で文字組みをしてた時代では「麗しのサブリナ」は、よく送り仮名が間違えられていました。
 勝手に変換してくれる今の時代では逆に「昼下りの情事」が「昼下“が”りの情事」によく間違えられますね。

 この号に載っている漫画は「おれは鉄兵」「釣りキチ三平」「天才バカボン」「野球狂の詩」「愛と誠」「三つ目がとおる」「イヤハヤ南友」などがあります。
  
タグ :雑誌


Posted by みつお at 18:00Comments(0)日本の雑誌