2007年09月06日

「許されざる者」60初公開ミラノ座・パンテオン版パンフその1

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 ミラノ座は新宿に、パンテオンは渋谷にあった東急系の封切大劇場でした。どちらももちろん1200席をはるかに越える座席数!(当時のミラノ座は不明ですが、パンテオンは1496席)当然2階席もあって、今となっては考えられないキャパシティーだったんですね。

 70mm映画も上映できたパンテオンは2003年6月30日に閉館後、跡を継ぐ劇場がありませんが、ミラノ座は新宿ミラノ座1として存続しており、これまた座席数は減ったものの、日本ではもう絶滅に近い、いまだに1064席の規模を誇ります。大作はやっぱり大きなスクリーンだと迫力も違いますよね!

 さて、当時ミラノ座とパンテオンは松竹・東急系のロードショー館でしたが、松竹の東劇とも同時に公開することも多く(「荒野の七人」など)、その場合、東劇のパンフレットよりも格が劣るとされます。
 いくら規模は並ぶほどでも、“銀座にない”っていうのが大きいのかもしれません。

 この「許されざる者」でも東劇・ミラノ座・パンテオンが同時公開でしたが、本命はこのミラノ座・パンテオンのパンフレットではなく、東劇のものだとされています。

 そのような格付けは無意味だとしても、パンフレットには歴然と差があります。
 東劇のパンフも16pでページ数は同じなのですが、原作や決定稿になるまでのいきさつの書いてあった南部圭之助さんの読み応えのある解説がこちらでは丸々なし。

 東劇版に無かった文章は、“「許されざる者」の素晴らしい音楽”という短い解説だけ。これは外映版にはあったし、実質外映版と特に違わない出来。
 まあ12pの大阪映実版よりは“重傷を負ったオードリー”という文章があるだけ、マシ、という程度。

 タイプ1はこの2劇場のみのオリジナル・パンフっぽいのですが、東急のチェーンマスターとしての風格にはやや欠ける出来。

 ちなみに表紙はまたバート・ランカスターがオードリーを引きずってます。ずるずる~。
 これ、映画にはないシーンですけど、この画像のためにどれだけオードリーが引きずられたんでしょうねー(笑)。
 でもまあ「許されざる者」のメイン画像としては、ビデオやDVDのジャケットよりもこっちの方が荒々しい西部劇らしくていいかもしれませんね。

 それに、この表紙とは違うミラノ座・パンテオン版タイプ2もあります。その話はまたいずれ。

レア度:★★★

 ちなみに下のリンクは左から、DVD、サントラ、原作です。原作は今は在庫がないですが、将来在庫が出た時用に貼っておきます。





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