2007年09月22日

「昼下りの情事」1989年リバイバルパンフレット

 これは1989年に日本ヘラルドからリバイバルされた時の「昼下りの情事」パンフレットです。

 他の作品では復刻版ばかり作っていた日本ヘラルドですが、この「昼下りの情事」に関しては全く扱いが違いました。

 プレスシートも新しく作られ、「昼下りの情事」だけのB2やB1のポスターやチラシも製作され、このパンフレットも新しいものが作られたんです!

 というのも、この「昼下りの情事」はテレビ放送の権利も劇場での上映の権利もかなり前に切れており、89年リバイバル当時はビデオ発売もまだで、75年のテレビ放送を最後にいっさい人の目に触れなくなっていました。

 84年「噂の二人」を皮切りに、続々オードリーの作品がリバイバルされ、オードリーの人気も復活しましたが、名作だと言われながらほったらかしになっていた「昼下りの情事」が満を持してリバイバル!さすがの日本ヘラルドもこの作品には力を入れてリバイバルしたようです。

 僕もこのパンフは映画館で買って、映画が始まる前に一生懸命読んだのを覚えています。

 もう1989年(バブル真っ只中)になっているので、パンフの紙の質もよく、木村優子さん・筈見有弘さん・渡辺祥子さんの解説もありで、非常に充実しているように思います。
 画像は「昼下りの情事」用の宣伝写真はあまりなく、映画のフィルムそのままのものが多いのですが、全体に画像も多く、ファンなら満足できると思います!

 なお、このリバイバル前からビデオ化の権利争奪戦が凄かったという話が雑誌に載っていました。結局権利を手に入れたのはパイオニアLDC(現ジェネオン)だったはずです。

 そんな権利争奪戦が起きるというのも、この「昼下りの情事」を作ったのが、アライド・アーチスツというマイナーな映画会社だったためですね。DVDでももう既に、ソニー→ジェネオン→20世紀フォックスと発売元が変わっています。
(ちなみに下のリンクは左からソニー→ジェネオン→20世紀フォックスにしてみました。20世紀フォックス盤のジャケットの画像が裏焼きなのがみっともないですね。)

 この1989年リバイバルのフィルムはアメリカ版で、1957年初公開時と1965年リバイバルで上映された物とはオープニングのタイトルバック&エンディングのシュバリエの声付きが違う物だそうです。
 ビデオ・LD・DVD共、この89年リバイバルと同じタイプの物。一度でいいから57年版や65年版のフィルムのバージョンを観てみたいものですね!

レア度:なし。 





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この記事へのコメント
僕も、このパンフは一連のものと一線を画している力作だと思います。
画像がフィルムからの直接引用だと、どうしても粗い感じにはなりますが、
映画の臨場感をよく伝えるし、かえって好きな場合が多いですね。
同時期のリバイバル「戦争と平和」のパンフ(カラーがなかなか鮮明で綺麗)
「ローマの休日」の旅行キャンペーンパンフ(JTBでしたっけ?)とか・・・
悪い例としては、70年代(くらい?)の「パリで一緒に」の
ぼやけ・褪色写真もありましたが・・・
 ただ、このときの「昼下りの情事」って、サイズはうそっぱちのシネスコだし、
露出不足のような甘いグレー画面で、かなりぼやけた感じだったし、
クーパーが老け過ぎてるのをカモフラージジュするためのソフトフォーカスかなァと・・・
それにしても散々待たされて、これ、絶対ちゃうやろって内心思ってました。
 今世紀に入ってまもなく、アメリカ版DVDを購入して観たら、ヴィスタサイズで
結構鮮明になっていたので、安心しましたね。

でも本公開とは異なるヴァージョンなんですねぇ・・・
オリジナルは、どういう感じなんでしょうか?
どなたかご存知の方いらしたら、教えてほしいです。
Posted by まる at 2007年09月23日 00:33
確かに、フィルムの直焼き画像だと粗くなる事が多いのに、
このパンフは頑張ってる方ですよね。(^-^

でも宣伝写真もいっぱい見てみたかった!という思いもあります。
いつものばっかりじゃなくて、珍しいのが豊富だったら、
それはそれで嬉しかったでしょうね~。
(ファンって欲張りだから…)

「パリで一緒に」のお話は72年リバイバルのパンフのことですよね?
なんかモアレがいっぱい付いてて、綺麗じゃないカラー画像…。
「おしゃれ泥棒」や「暗くなるまで待って」で綺麗なカラーに慣れていた僕は
「パリで一緒に」にはがっかりしたもんです。
「パリで一緒に」大好きな僕としては特に、です。
でも初公開のパンフを見たら…もっとヒドかった。(^^;;;
「いつも2人で」と並んで「パリで一緒に」は決定版パンフを作らないとダメですよね!

僕は画質の記憶ってないですねー。(^^;A
なんかただただ見れて嬉しい!みたいな。
ただ、内容を知りすぎていて感激しなかったのには自分自身でショックを受けました。

まるさんは英語がお得意なんですか?
「いつも2人で」もそうですが、
原語で観れるってのは羨ましいです!

57年・65年公開版の内容違いまでは僕も詳しくは知らないのですが、
タイトルバックだけは「映画の友 オードリィ・ヘップバーン全集」に載ってましたので、
準備中の「昼下りの情事」ポスターの時にアップしましょうか?
…って書こうとしたら、まるさんもこの本はお持ちでしたね。(^^;;;
Posted by みつおみつお at 2007年09月23日 01:14
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