2007年10月12日

復刻版の見分け方4「暗くなるまで待って」91リバイバルパンフ

 まずは新しいオードリーの本の情報を!

 「オードリー・スタイル」のパメラ・クラーク・キオの文章と、ボブ・ウィロビーの画像の本が11月に出るようです!写真集なのかなんなのかはまだ不明ですが、リンクを貼っておきましたので興味のある方は見てみてください。(^-^


復刻版の見分け方4「暗くなるまで待って」91リバイバルパンフ復刻版の見分け方4「暗くなるまで待って」91リバイバルパンフ 今回は「暗くなるまで待って」の1991年リバイバルの復刻版パンフレットを紹介します。

 「暗くなるまで待って」は84年から始まる日本ヘラルドの怒涛のリバイバルのなかで、“負けるもんかっ!”って感じで1987年に本家ワーナーからリバイバルされました。
 そのわずか4年後に今度は日本ヘラルドが権利を取ってリバイバルしたのがこの1991年版。

 名作のリバイバルが流行っていたこの時期にはこういうことは多々あったようで、オードリーの「戦争と平和」は87年に本家UIP(パラマウントとユニバーサルの配給会社)が、89年に日本ヘラルドがリバイバルしました。
 ヴィヴィアン・リーの「哀愁」にいたっては、CIC(UIPの前身)と日本ヘラルドが全く同じ84年にリバイバル、なんてこともありました。

 さて87年のワーナーによるリバイバルは71年リバイバルパンフ復刻でしたが、91年の日本ヘラルドは68年初公開時のパンフを復刻。

 この復刻版の見分け方は、表紙のオードリーのまわりの水色が濃すぎること。フチの青色と見分けがつかないほどになっています。

 裏表紙には下部に復刻版であることが書いてありますし、ワーナー・ブラザーズ・セブン・アーツの本来群青色のロゴが印刷濃すぎて黒に見えるほどです。

 というわけで、「暗くなるまで待って」は復刻版ばかり作られたので、68年・71年・87年・91年と4回も公開されているのに、パンフの種類は非常に少ない…という残念なことになってしまいました。
 しかもやたらリバイバルの間隔が詰まってますよね。どうせなら68年・77年・87年・97年って感じで10年ごとにリバイバルしてくれると観る側はありがたいんですけどね(笑)。

レア度:なし。




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この記事へのコメント
みつおさん,新しく出版される本に関して、出版社の編集Lisa Welsch女史を尋ねて、聞くところによると出版する計画するのは座礁して、すでに取り消しました.
Posted by meng at 2007年10月26日 01:01
その他に、hepburnの手提げかばんは売り出します.
ここへ見て下さい:
http://www.audreybag.com/
Posted by meng at 2007年10月26日 12:07
えっ!“My Audrey”の発売は中止なんですか!?
なんでそうなったのかわかりますか?
もしかしてショーンに払うロイヤリティが凄く高いとか!?
未だにアマゾンでは扱いがありますが…。
念のため一応注文しておこうかな?

かばんは、オードリーの顔がプリントされてなくて安心しました。(^^;;;
あのオードリーがプリントされているかばんや財布やTシャツは
畏れ多くて使えません。オードリーの顔も歪みますし(笑)。
Posted by みつおみつお at 2007年10月27日 09:33
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