2010年11月04日

Bob Willoughby:Audrey Hepburn2

 “午前十時の映画祭”もいよいよ終盤に入ってきました。TOHOシネマズ秋田にて2010/11/27(土)~2010/12/03(金) 「ローマの休日」、2010/12/04(土)~2010/12/10(金) 「昼下りの情事」、札幌シネマフロンティアにて2010/12/11(土)~2010/12/17(金) 「ローマの休日」、2010/12/18(土)~2010/12/24(金) 「昼下りの情事」です。

 さて、前回に引き続き「Bob Willoughby: Audrey Hepburn: Photographs 1953-1966」の紹介です。今回は中身のお話。

 中身は、やっぱり今までの写真集に掲載されていたものもありますよねー。
 でもそれはまあ想定内。

 ここで楽しみたいのは、今までの写真集にない画像ですよね。


 今まで、何で入れてくれなかったの?っていう画像、結構入ってます。それもかなりいい画像が!

 ボブ・ウィロビーの写真展でしかお目にかかれなかった「緑の館」の画像とか、絶対いっぱい綺麗な画像があるはずの「パリで一緒に」撮影直前の湖のほとり画像とか、オードリー最高の美しさを誇る「パリで一緒に」とか、撮影最初の方しか参加しなかった「いつも2人で」とかが収録。満足度が大きく上がっています。


 これがまた、この本のサイズがでかいから圧倒されてしまって、なんか実質以上に良く思えてしまうんですよねwwface02icon10

 ただ、言わせてもらうとこの写真集、印刷の粒子が粗いのと、発色がいまいちよろしくないですicon10



 ボブ・ウィロビーは自分のオリジナルポジを持っていて、それをこの写真集に提供してるわけでしょうし、今の印刷技術ではもっともっと高精細印刷が可能なはず。

 カラー画像はべったり、って感じの発色で、「パリで一緒に」のうぐいす色の上品なオープニングのジバンシィのスーツとか、全然違う色のグリーンになってます。カラーチェックとかはしなかったんでしょうか?

 せっかくの1000部限定の記念写真集なのに、この程度の印刷とは残念ですね。
 正直言って、日本で印刷したほうが遥かに質の高い写真集が作れたのになぁって思います。

 LIFEでの写真集といい、ボブ・ウィロビーの最近の写真集は印刷の質の低さが目に付きます。カメラマンなら、こんな質で納得しないで欲しいな~…。

 そうそう、「マイ・フェア・レディ」で、夫のメル・ファーラーも立ち入りを禁止されていたのに、唯一ジバンシィだけが出入りを許され、オードリーと噂になった、という文章を読んだことがありますが、「マイ・フェア・レディ」のセットに居るジバンシィの画像ってこの写真集で初めて見ました!

 やっぱりジバンシィはオードリーに会いに来てたんですねー。

 でもこの二人って、恋人の愛って感じじゃなくて、兄妹愛って感じですよね~。

 結構大きさに圧倒されて満足度とかは高いんですが、冷静に考えると、出し惜しみはやめて、もっと未収録の画像を集中的に載せて欲しかったなあ…とかは思います。(^^;;;

オススメ度:★★★(星4つでもいいけど、費用対効果の点で1つ減点)





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この記事へのコメント
一人の写真家の作品集なので、一定水準以上のレベルが全体に保たれていますね。
でもそれって当然のことですよね。
本当に巨大な画像は迫力ありますね~。
カラーの何点か(特にパリで一緒にのオレンジ色ドレス写真)は、
今までで一番綺麗な印刷でしかも巨大!すごいとは思いました。
ただカラー画像の中にはあれれ?な色調や変な調整がされているのもありますね。
みつおさんの感想と同様に、僕も日本の印刷技術のほうがずっといいのにな~って感じました。

ただし僕はこれ、とてもがっかりしました。
どう見たってコレクターズアイテムでしょ?
それでこんな中味ではいただけません。
白黒画像はこれまで何度も何度も掲載されてきたものがほとんどで、
しかも掲載点数が随分少ないです。
特に“噂の二人”の章はひどいものですし、
“IP”や“ショーンベイビー”にしたって知りすぎた画像のほんの一部なんて…
想定内の不安は的中されるべきではなかった。
絶対テイク違いの写真は存在するはずだし、
少なくとも掲載したことのある画像はすべて載せるべきではないでしょうか?
大きな大きな頁に余白をつけて陳腐な写真をでっかく載せて、
しかもそれらが最高の画質じゃないとしたら、
何のために出版したのかわかりません。
仰々しい割りに中味は水増しで、この値段では詐欺ではないでしょうか?
これまで何度も出版されてきたのは日本くらいなのかもしれませんが、
全世界のコアなファンが納得するのかなぁ?
どうもボブ・ウィロビーという人とは根本的に合わないです。
Posted by まる at 2010年11月07日 22:36
うーん、まるさんはかなり不満なようですね。(^^;
僕は、もうウィロビー氏の写真集に馴らされてしまったのか、
見たことある画像があっても、あまり不満を感じなくなってました。

でも、言われてみれば、これを買う人って、
今までボブ・ウィロビーの写真を買ったことが無い、ってのは
考えられないことですし、
その上でのこの写真の選択はやっぱり間違ってますよね。
よっぽど自分が気に入ってる数点を除いて、
あとは全部未発表写真で埋めて欲しかったですね。

届いた当初に画像は撮影してましたが、
ここに「噂の二人」やショーンとのがない、ってのは、
やっぱりまるさんと同じで、新鮮なものが
なかった、ということなんでしょうね。(^^;

でも、ボブ氏のこんな小出し写真集でなくて、
やっぱり欲しいのはセシル・ビートンや、リチャード・アヴェドンの
オードリー写真集ですよね。
なんで出ないのか不思議…。
Posted by みつおみつお at 2010年11月08日 10:13
みつおさん、お久しぶりです。

新しい写真集ということで期待してたのですが、
みつおさんのブログを見て、買うのをちょっと考えました^^;

安い買い物ではないですし、ボブ・ウィロビーの写真集も
ポストカードも持っていることを考えると、確かに表装はキレイですが
そこまでお金を払うべきなのか・・・・と。

100枚のうち5枚くらい見たことが無いものが混じっていても
それは確かに貴重なんですけどね。。。

ファンが求めているのはもっと新しい写真集ですよね。
未公開の写真が出尽くしているとは考えにくいけど、
この先何年もオードリーで稼ごうと思ったら、この先もこんな感じの
写真集が出版されるのかも知れません。
Posted by カリン at 2010年11月16日 20:43
カリンさん、遅くなってすみません。(^^;;;

これ、高いですよね~。
珍しい画像もあるので、それなりに満足しますが、
まるさんの言ってるように、不満のほうがデカくなる可能性もありますし、
どうなんでしょうねー。

でも、なぜかこの写真集、プレミアがついてますよね。
中身に関係なく、限定生産だったので、
一部心ない商売人が値を吊り上げたんでしょうね。

ボブ氏は、かなりの商売人だと思います。
最初の写真集は珍しい画像だらけで喜ばせてもらって、
2番目のはカラーが出てきて感激してましたが、
同じ画像の使いまわしが目立ってきて、
だんだんマンネリ化してきました。
この写真集も過去のと同じ画像があるので、
満足する人と、しない人が分かれるんでしょうね。
ちょっと評価の割れる写真集だと思います。(^^;
Posted by みつお at 2010年11月24日 00:23
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