2007年08月29日

キネマ旬報 1993年3月下旬号 オードリー追悼特集

 このブログを運営している、ko-coブログさんが9月3~4日にシステムリニューアルするそうです。で、サイトが一時利用できなくなります、とアナウンスされてますので、もしかしたら9月3日と4日はこのブログが見れないかもしれません。
 なので表示されなくてもビックリしないでくださいね、閉鎖してませんから(笑)。

 僕の記事自体は9月3日の分も4日の分もありますので、もしブログが見れなかったら9月5日にいきなり3つも記事がアップしてるかもしれません。どうかよろしくお願いします。m(_ _)m

 これはオードリーの死後に発売された「キネマ旬報」1993年3月下旬号。オードリー追悼の特集記事が載っています。

 巻頭から24pにわたるオードリー特集です。

 まずは4pの特にどうってことのないポートレートがあった後、渡辺祥子さん、吉村英夫さん、桂千穂さんの文章が続いて、オードリーのお葬式の様子が2pにわたって述べられています。

 その後山田洋次監督、衣装デザイナーのワダエミさん、字幕の戸田奈津子さん、周防正行監督、小藤田千栄子さんらの選ぶオードリー映画ベスト3が載っています。
 最後3ページはフィルモグラフィー。

 さて、渡辺祥子さんの文章はオードリーと男優のお話で、まあいつもどおりです。

 ヒドイのが吉村英夫氏の文章!なんでこんな人が追悼で出てくるのかと、不愉快極まりなかったです。以前紹介した「ローマの休日 ワイラーとヘプバーン」を単に簡略化したもので、「ローマの休日」ばっかりを褒め称える偏った考え。

 この人の書くオードリーに関しての2番目の文章なんですが、オードリーなんかちっとも見ていないのが丸わかりな狭量な見方しかできてない所に、初心者はフンフンって思うかもしれませんが、長年のファンは怒りをおぼえるばかり。

 正直、「オードリーのことはいっさい書かんといて!」と怒鳴りたいくらい最悪な文章。
 なんでキネマ旬報社は吉村氏なんかに文章を頼んだんでしょうかね?

 確かに、高尚=いい映画 という吉村氏の考えとキネマ旬報の考え方は一緒なのかもしれませんが、吉村氏に文章を頼むことによって、キネマ旬報の考えもこんなに低俗で偏狭なの?って思われてしまう恐れ大。
 とにもかくにも、これでこの号の価値を大幅に下げてしまいました。

 殺意すら覚える吉村氏の文章のあとだけに、桂千穂さんの文章がどんなに輝いて見えることか!
 この方はオードリー作品での監督の話を述べながらも、作品を観る目は誤っていない!というのがよくわかります。オードリーの個性もしっかり捉えた文章。

 ベスト3のコーナーで目を惹くのはワダ・エミさんが選ぶベスト3!なんとその中で選ばれているのは「ローマの休日」「緑の館」「噂の二人」。「ローマの休日」はともかく、「緑の館」と「噂の二人」という、ファッションとは一見関係のなさそうな作品が選ばれていてビックリ!
 しかも「緑の館」!こうして「緑の館」を大事に思ってくれている方がいるのを知るのは、ファンとしてはとても嬉しいことですね!(^-^

 オードリーのトンデモ論を展開する吉村氏の文章以外は、とてもよい追悼特集号。



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この記事へのコメント
僕もこの特集号の桂千穂さんの文章が嬉しかったのを覚えています。
オードリィの個性を一番よく生かしたのは、スタンリー・ドーネン監督だというの意見には共感しました。
あと、共演者や映画人のオードリィに関するコメントなんかもありましたよね。
Posted by まる at 2007年08月29日 22:38
そうですよねー!桂千穂さんの文章はファンには嬉しい内容でした!
スタンリー・ドーネン監督って、他のどの監督よりも
オードリーをのびのびと演技させてくれた!って感じが作品からもわかりますよね。
フィルモ・グラフィーの画像の「許されざる者」や「尼僧物語」のが
珍しいのが嬉しかったです。
Posted by みつお at 2007年08月30日 16:45
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