2011年03月30日

「マイ・フェア・レディ」1964初公開時B1ポスター 横型



 今日は「マイ・フェア・レディ」の1964年日本初公開時のB1ポスター横型の紹介です。
 さて、始めに書いておきますが、1964年と言っても、このポスターは明らかに1965年のもの。
 というのも、アカデミー賞の受賞のことが載っているからで、受賞の発表は2~3月ですから、それ以降に刷られたんでしょうね。
 でも70mmの表記が初公開時のものであるため、初公開時であることは間違いないです。

 それと、横型と書きましたが、縦型の物があるのかは不明。でも超大作の「マイ・フェア・レディ」ですから、アカデミー賞までB1ポスターがなかったとは考えにくく、アカデミー賞受賞の表記のない別柄のB1ポスターがあったのは間違いないでしょう!

 さて、この間オードリーとも友人であったエリザベス・テイラーが亡くなりましたが、そのリズもこのイライザ役を狙っていたことがいくつかの伝記で述べられています。

 オードリーはイライザ役を早くから熱望していましたが、最初は舞台でイライザを演じたジュリー・アンドリュースのことを考えてためらったとのこと。
 でも、もしオードリーがイライザ役を断っても、映画化権を買ったジャック・ワーナーはジュリー・アンドリュースをイライザに据える気はなく、次の候補はエリザベス・テイラー。
 それなら、私が演じても…と思ったオードリーは役を引き受けたそうです。
 次の候補までわかっていたというのは、オードリーもリズも同じカート・フリングスというエージェントだったからでしょうね。

 でも、リズのイライザはちょっと考えられませんよね~。既に「クレオパトラ」で貫禄たっぷりになっていたリズには、イライザほど向いてない役はないんじゃないかというくらい合わない!
 撮影中からバッシングや撮影中のいざこざで神経をすり減らしてしまったオードリーですが、やっぱりこの役はオードリーで正解!だったと思っています。

 それに…「マイ・フェア・レディ」があっても、その撮影のために「メリー・ポピンズ」や、下手すると「サウンド・オブ・ミュージック」までなかったジュリー・アンドリュースというのは、ジュリーのファンでも嫌なことでしょうし。
 「マイ・フェア・レディ」に出なかったら、逆にオードリーの次の作品はオファーがあったという「サウンド・オブ・ミュージック」だったかもしれませんしね。
 やはりこうなる運命だったとしか言いようがないでしょうね。

 それと、「今に見てらっしゃい」の低音部や他の曲の歌い出し以外、声が吹替えられてしまったオードリーに対して未だにバッシングする人がいますが、オードリーが実際は自分で歌おうと一生懸命努力していたことは、オードリーの歌う各曲が最近次々と見つかっていることからもわかります。

 既にビデオやLDやDVDでも収録されている「素敵じゃない?」「証拠を見せて」以外にも、「今に見てらっしゃい」の全曲と「踊り明かそう」「あなたなしでも」も発掘され、You tubeで観ることが可能です。
 あと見つかってないのは「スペインの雨」だけですが、きっとこれも見つかるのでは?と期待しています。

 いつか…“映画が発表されるまで吹替えを口外しない”という契約を自分が守らなかったのに、オードリーの悪口を平気で言うマーニ・ニクソンなんかの声は取り払って…全曲下手でもいいからオードリーの声で観れる「マイ・フェア・レディ」全編も期待したいですね!「マイ・フェア・レディ」製作50周年の2014年がベストタイミングだと思いますが…。

 そうそう、1994年にデジタル・リマスターして甦った「マイ・フェア・レディ」を、日本ではまだ1度もリバイバルしてないんですよね。
 1995年に新たなポスターまで作って劇場公開した日本ヘラルド配給のは、結局86年リバイバルフィルムの使いまわしでしたし。

 そういえば、「マイ・フェア・レディ」のオープニングの花のシーンでハエが映っていたのが、リマスター版では消し去られていましたね(笑)。蜂ならまだしも、ハエですもんね~。

 あ、ポスターの話が全然ありませんね。(^^;;;
 これ、超大作「マイ・フェア・レディ」のポスターにしては地味ですよね。ポスター過渡期の最後のものだからでしょうかね。 
 好きな順にオードリーのポスターを並べた時、かなり下位に置かれるものですね。

 この右上のオードリーの写真の衣装、めちゃくちゃ有名な物ですよね。映画の衣装といえば、これを思い浮かべる人もかなり多いんじゃないかと思います。
 これもイライザがオードリーだったからこそセシル・ビートンがインスピレーションを受けてデザインしたものですよね。
 「ティファニーで朝食を」のオープニングで着るリトル・ブラック・ドレスと、「麗しのサブリナ」で着るサブリナ・パンツと合わせて、オードリーの3大衣装であることは間違いないですね。

 ただ、このオリジナルは、数年前の、神戸・東京・京都で催された映画の衣装展で書いてあったところによると、盗まれて現存していないとのこと。
 70~80年代だかの雑誌ではワーナーの倉庫にきちんと保管されていて、見た人が感嘆して記録していましたから、きっと内部の犯行で盗まれたんでしょうね。
 衣装展ではとってもしょぼいレプリカが作られて展示されていましたが、到底本物の肌理の細かさや重厚感は再現できていませんでした。だって、帽子の花が、昭和の商店街の街灯に付いてるような物でしたからねー。ホンと残念です。

絵柄のお気に入り度:★
(大作のわりに華もなく、あんまり印象に残らない、ポスターとしてはダメダメなものの部類)



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この記事へのコメント
イライザの次の候補がリズだと知ったとき、かなり?でした。
関係者は本気だったのでしょうか?
仮にオファーされても、リズは引き受けたのかな~?
やはりオードリィが演じるのは運命だったような気がしますね。
当時日本でも、オードリィのことは買うがイライザは演じるべきではなかったとの否定的意見もよく見かけますけどね。
それにしてもジャック・L・ワーナーは何故にジュリーを頑なに拒んだのでしょうね?

ところでLAタイムズの映画史上の美女アンケートで・・・
http://www.latimesmagazine.com/2011/02/50-most-beautiful-women-in-film.html
なんとオードリィがダントツ一位なのです!
http://latm.thommeredith.com/polls/statistics_user_dev.php?sid=97583
スゴイですね~

アスコット・ドレスについては本当に残念です。
本物の質感を確認したかったなぁ。
Posted by まる at 2011年04月07日 22:35
ハイアムの伝記でしたっけ、リズがイライザを狙っている話が載ってましたよね。
リズ自身はやる気満々だったんじゃないでしょうか。(^^;

ワーナーはケチで有名ですから、
やっぱり超大作でジュリーをデビューさせるにはリスクが高すぎると
踏んだんじゃないでしょうかねー。
「ローマの休日」どころではない規模の大作でしたですしね。

ところでLAタイムズの、見て来ましたよー。
まだ投票もできるんですね!
確かにオードリーは好きですけど、一応僕はヴィヴィアン・リーに1票を投じてきました。

こういう投票って、まだ歴史の審判を受けてない新しい女優さんも
いっぱい混じってますけど、その中でもオードリーがトップって
やっぱりすごいですよね!
もうほんとにオードリーって、世界的に最高最大の女優さんになりつつありますね。
そんなオードリーをずっと愛している僕らも、結構お目が高い!って感じですかね(笑)。
Posted by みつお at 2011年04月08日 22:17
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