2008年02月06日

2種類ある!「おしゃれ泥棒」スピード・ポスター型プレスシート

 これは「おしゃれ泥棒」1966年初公開時のプレスシートです。サイズはB3の横の短い物(半分よりは大きい)。

 「おしゃれ泥棒」初公開時には以前紹介した冊子型プレスもあるんですが、こういうのもあるんですねー。おそらく初期に作られたものなんでしょうけどねー。

 さて、絵柄は海外の宣伝用イラストをそのまま採用。
 ということで、オードリー本人が好きな僕としては、本物じゃないオードリーのイラストはいまいち。いくらデザイン的に価値があってもね。

 だいたいこのイラストのポーズをしたオードリーの画像は見たことがありません。「おしゃれ泥棒」のために考えた、イラストレーターの想像のオードリーなんでしょうけどね。

 いや、ポーズ自体はなかなかいいと思うんですよ。このイラストみたいなポーズをとったオードリーの画像があればいいな~とは思いますけどね(足のポーズが難しそうですけど)。

 でも!でもでもこの衣装は!?
 レースのストッキングは実際にも履いてますけど、この衣装はオードリーは絶対に着ないでしょう!オードリーのセンスからはどう考えても有り得ない洋服!

 この絵を書いた人は、オードリーには詳しくないんでしょうね。イラストレーターとしては優秀ですけどね。
 なのでデザイン的には “あり” でも、オードリー的には “なし” な絵柄。

 僕は冊子型プレスに比べると、大事な度合いはぐーんと下がって、プレスの中での好きという意味では最下位に近いものなんです。

 で、上の画像でなんで2つほぼおんなじ画像を並べているかというと、裏面が違うからなんですよね。裏面はこんな感じ(→)。

 表面は左下の20世紀フォックスのロゴのところがちょっと違うんですけど、上の左のタイプの裏が右の下。上の右のタイプが右の上のものになります。

 おそらく下のものが最初のプレス。「おしゃれ泥棒」だけじゃなく、「天地創造」「ミクロの決死圏」「ブルー・マックス」「唇からナイフ」といった他のこれから公開の20世紀FOX映画の紹介が載っています。
 「おしゃれ泥棒」の紹介もまだアメリカでのプレミアでの反応だけ。

 これが上のタイプになるとおなじみ鉄兜オードリーがドーンと大きくなって、オードリーが話している風の文章や、試写会を観ての批評家のコメントが掲載されています。





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この記事へのコメント
デザインやイラストとしては最高!で、
初めて見たとき外国のポスターって肖像画やなんかの歴史があって、
イラストが効果的でいいなぁ~、
安易に写真をクラージュしたもんなんかより新鮮・大胆・おっしゃれ~
・・・・なんて思ってましたけど・・・・
昔って印刷技術の問題で、写真を使ってもあんまり精度がよくなかったからなんすかね?
現在では、DVDのジャケの多くがそうであるように、
主役俳優ドバーンともってきただけのもんが主流であることを思うと、
僕は現在でもこういうタイプのほうが好きです。

このイラストレーターが、オードリィを知らないなァとは最初っから僕も思ってました。
髪型の分け方逆だし・・・・
(これを見るときよく左右逆にして見てました)
ご指摘の通り、なんじゃこの服は~!!絶対着ねぇよってね。
彼女は、紫色ってあんまり着ないですもんね。
なんでもティファニーの有名なイラストもこの方のようですね。

「おしゃれ泥棒」のイラストポスターでは、たぶん同じ方が描いたんだと思うんですが、
横長のタイプで、左端にオードリィ、右端にオトゥールがいて
オードリィが下着みたいな黒ドレス(?)着て、
サングラスを「ド根性カエルのひろし」風にして、シーッと指を口に当ててるやつ。
こちらのほうがもっと好きです。
渦を巻いてるような文字の並びも面白い。
でもアルファベットを小文字だけで並べるのってお遊びなんでしょうが、
オードリィのAがaで表記されるのって、なんか馴染めませんでした。

で、このポスター結局、オトゥールのほうがよく描けていますよね。
イラストのポスターって、オードリィがイマイチ似ていないのが多くて、
そういうところもみつおさんが気に入らないのかもしれませんね。
Posted by まる at 2008年02月06日 22:39
まるさん、そう、そうなんですよ!
オードリーのイラストって、ほとんど似てないんですよ。
特に目が!!
オードリーというより、ソフィア・ローレンの目になってることが多いです。

映画のポスターって、いかにお客さんを惹き付けるか、なので
スターに似ているかどうかは2の次でいいのかもしれませんが、
そうなるとオードリー不在ってことで僕の中での位置は下がる、
ということになるわけなんです。

まるさんもご存知だとは思うんですが、
座っているオードリーを前に、「緑の館」のリーマを書いている絵描きさん
という写真があるんですが、そこで描かれている絵も
目が全然オードリーじゃありませんでした。

オードリーってつり目気味ですけど、キツイ眼じゃないですもんね。
優しくって哀しくって、っていう眼ですから、
それがうまくいってない絵がそんなに好きじゃないんだと思います。

それと「おしゃれ泥棒」のもうひとつのイラスト、
黒バージョンもみたことありますが、
白のスリップバージョンの方が有名じゃないですか?
「おしゃれ泥棒」の初公開パンフの裏にもありますし。
黒バージョンは、全体像を覚えてないです。(^_^;

この絵はピーター・オトゥールの方が確かに上手ですよね。
こっちはよく似てると思います。
オードリーって、実は絵に描くのが難しいのかな?
ネットとかでもあんまりオードリーに似てるのを
見たことがありません。
(たまに肖像画のでオードリーを描いてますけど、全然似てねー!なんです。
あんなの誰も買いませんって。)

ここでの肩ひもの衣装、色の問題もそうですが、
胸にボリュームのないオードリーだと、
そうとう貧弱にみえるでしょうね。(^^;;;
Posted by みつおみつお at 2008年02月07日 01:43
ホントホント、国内外の各種イラストで最も不満だったのは、眼!目!
あんなきっつい目つきじゃないです。

この「おしゃれ泥棒」一連のイラストが気に入っていたのは、
レイアウトとかちょっと無理くりポーズの面白さもあるのですが、
この映画のときって、オードリィいつもの目のメイクと違いますよね。
輪郭をくっきりと縁取った濃くきついめのメイクだから、
まぁイラストのきつい目つきもよしとするか~って。

しっかし他のイラスト各種作品をざぁ~と見てきても、
妙に目頭が尖っていたり、輪郭がはっきりし過ぎていたり、
一番イヤなのは目尻の下のほうをはっきりと縁取って上向きにしたつり目状のやつ。

カントリースタイルのスナップで「緑の館」の頃のアレなんて論外。
(でもオードリィにっこり微笑んでいて・・・単なる社交辞令?)

有名なボブ・ピークの「マイ・フェア・レディ」のピンク基調のイラストも、
劇中の各シーンを巧みにコラージュした作図は大・大傑作だとは思うのですが、
真ん中で傘を手にしたイライザの目がイヤ!なので、
若干の不満が、むか~しからありました。(頬もこけてますよね)

特に海外の人ってそういうのを良しとする傾向にあるのかな~、
オードリィのこともそーゆー風に見てるのかな~って疑っていました。
しかし、雑誌「LIFE」の映画特集号で、(70年代終わり頃に刊行)
オードリィが代表的スターとして見開き2Pにわたって掲載されていて、
紹介文に“やさしい目をした元バレリーナの彼女にライフは魅せられ・・・”
とあったので、すんごく嬉しくホッとしたのを覚えています。

僕はですね、和田誠さんが「お楽しみはこれからだ」の中で描かれたイラストが、
かなり好きなんですよ。シンプルな線でよく特徴をつかんでいて優しくて。
第一巻の「パリで一緒に」、第三巻の「麗しのサブリナ」がいいと思います。
単に似ているだけじゃなくて、この2件には独創性がある!
ただし、和田さんはオードリィをそれほど好きではなく、
作品に対しても(ワイルダー作品を除いて)あまり好意的ではないんですがね。

僕がオードリィを描くときは、
マスカラは意識しますが、アイラインは極力抑え目に描きます。(^・^)
Posted by まる at 2008年02月07日 22:22
そうなんですよねー。
オードリーのイラストとかを描いているサイトやブログを見ても、
目が違うことが多いです。

「マイ・フェア・レディ」もそうです!
僕もイラストとしては傑作だとは思うんですが、
小・中学生の頃から“これはオードリーぢゃない!”って思ってました。

オードリーって自分に自信を持ってないですし、
自分の目がどういう目なのか
(形などではなく、優しさとか哀しみとかを湛えてるって部分で)
わかってなかったかもしれないので、
絵描きさんが描いてくれるってだけで嬉しかったんでしょうねー。

結局オードリーをちゃんと捉えられた絵描きさんって
少ないのかもしれませんね。
上手なイラストレーターはオードリー寄りの絵でなく、
自分寄りの絵にしてしまいますもんね。

外国人がオードリーをこんな風に感じてるのかな?
ってのは僕も思ってました。
こんなオードリーとして見てるのならそりゃ人気も落ちるよね、って。
でもライフのその文章は嬉しいですね!(^-^

和田誠さんのオードリーイラストはわからないのですが、
いい感じなんですか?チャンスがあれば見てみますね。

僕は中学時代とかに描いてたオードリーは「おしゃれ泥棒」のオードリーでした。
これが目と髪の一部だけでオードリーってわかるんですよね。
「パリの恋人」の顔だけのレコード・ジャケットもオードリー!
ってわかりますけど、
やっぱりオードリーは眼なのかなーと思います。
Posted by みつおみつお at 2008年02月10日 17:21
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