2008年03月04日

ワーナー・ブラザーズのプレス?「マイ・フェア・レディ」

ワーナー・ブラザーズのプレス?「マイ・フェア・レディ」 これは実の所何物かよくわかりません。売っていただいた神戸シネマガイド(現・大阪シネマガイド)の店長さんもよくわかってないようでした(笑)。

 中身はワーナー・ブラザーズ映画の題名とキャスト・スタッフの紹介だけ(解説・ストーリーは全く無し)。全12pの冊子。サイズはA4の一回り大きい版。
 アメリカ版、ワーナー・ブラザーズのプレス・ブックという趣。

 「グレート・レース」「バルジ大作戦」などがトップで載っているところをみると1965年の物なのかなーという。ワーナーのロゴもセブン・アーツのものじゃないですしね。

ワーナー・ブラザーズのプレス?「マイ・フェア・レディ」 今後製作するのであろう「バージニア・ウルフなんかこわくない」とか「動く標的」などの紹介もあります。

 そしてこれは結局製作せずに終わったのだろうなーっていう、スティーブ・マックィーン主演、ジョン・スタージェス監督の「DAY OF THE CHAMPION」なんて作品も載ってます。

ワーナー・ブラザーズのプレス?「マイ・フェア・レディ」

 さて、このプレス・ブック(?)の最終ページ(裏表紙)に載ってるのが「マイ・フェア・レディ」(←左の画像)。

 8個のアカデミー賞を受賞したことも書いてあるので、明らかに1965年3月以降の物ですよね。

 中身は他のもみんなこんな感じなんです。

 で、この中で驚いたのは、この「マイ・フェア・レディ」の前の見開き2ページ!(↓下の画像)

ワーナー・ブラザーズのプレス?「マイ・フェア・レディ」


 ここにはワーナーが権利を持っていて、今後映画化されるかもしれない作品のリストがあるのですが、左ページ、上から2番目の題名を見てください!

 なんと「WAIT UNTIL DARK」と書いてあるじゃありませんかっ!!!

ワーナー・ブラザーズのプレス?「マイ・フェア・レディ」
 ←左がそのアップですけどね。

 1965年当時といえば、まだオードリーは「おしゃれ泥棒」を撮ってるかこれからかという時期。おそらくまだ「暗くなるまで待って」は契約も出来てないんじゃないかという…。
 きっとまだオードリーが演じるなんて決まってなかったんだろうなーって思ってるんです。

 「マイ・フェア・レディ」の物として買ったんですが、こうして後のオードリーとリンクするのが不思議だし、嬉しかったりして…。ホントこれだけのものなんですけどね。(^^;;;





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この記事へのコメント
みつおさん、お久しぶりです。国家試験が終わりブログ再開しましたのでお知らせします。

試験終わった~!!ということで、オードリーのDVD買ってみました。衣裳展で見てからずっと気になっていた『My Fair Lady』。時間がなくてなかなか見れなくて、いまになってしまいました(-_-;)

オードリーの映画を観るのは今回で2回目。私の頭では、オードリー=清楚な感じのかわいらしくおとなしい女性というイメージでした。もちろんそれも然りだと思いますが、今回映画を見て"プラスユーモア"が付け加わりました。写真やポスターなどでしか見たことがなかったオードリー。
映画スターはたくさんいるけど、ユーモアの演じられる役者って本当に人を引き付ける力があるなと思いました。おとなしいイメージのオードリーがわめいたり、歌ったり(吹き替えでしたが…)、驚きの連続でした。

ミュージカルの映画化作品だけあって、思わず聞き入ってしまう曲ばかりでしたね(*^_^*)特に、“Wouldn't it be loverly”は
Posted by のび子 at 2008年03月11日 00:25
みつおさん、お久しぶりです。国家試験が終わりブログ再開しましたのでお知らせします。

試験終わった~!!ということで、オードリーのDVD買ってみました。衣裳展で見てからずっと気になっていた『My Fair Lady』。時間がなくてなかなか見れなくて、いまになってしまいました(-_-;)

オードリーの映画を観るのは今回で2回目。私の頭では、オードリー=清楚な感じのかわいらしくおとなしい女性というイメージでした。もちろんそれも然りだと思いますが、今回映画を見て"プラスユーモア"が付け加わりました。写真やポスターなどでしか見たことがなかったオードリー。
映画スターはたくさんいるけど、ユーモアの演じられる役者って本当に人を引き付ける力があるなと思いました。おとなしいイメージのオードリーがわめいたり、歌ったり(吹き替えでしたが…)、驚きの連続でした。
これだけ月日が経ってもオードリーが多くの人を魅了し続ける理由が分かったような気がしました。

ミュージカルの映画化作品だけあって、思わず聞き入ってしまう曲ばかりでした(*^_^*)特に、“Wouldn't it be loverly”は素敵。それにしてもこの曲、聴いたことあるぞ!?と考えていると、思い出しました。
そう、’63~’64年に放映されていた“Judy Garland Show”の中でJudyが歌っていたんです、映画の歌い方を真似て。ちょっと特徴的だけど耳に残る歌い方なので覚えていたようです。また機会があればそちらもご覧になってください☆★

オードリーのDVDをもう1作品買っているので、今からわくわくしています。私もオードリーにはまってしまいそう(笑)
Posted by のび子 at 2008年03月11日 00:46
のび子さん、試験勉強、お疲れ様でした!
のんびりブログののび子さんなのに、
きっとのんびりしてるヒマなんてなかったんでしょうねー。
やっと終わったんですから、ぜひゆっくりしてください!(^-^

それとのび子さん!「マイ・フェア・レディ」初めてでしたかーっ!
ちなみにオードリーも一部歌ってますからね~。
「今に見てらっしゃい!(JUST YOU WAIT!)」の怒ってる部分の声は
全部オードリーのものです。

それと、“Wouldn't it be loverly”をジュディ・ガーランドも歌っていましたか!
それって「マイ・フェア・レディ」の映画より前なんでしょうかねー。
それだったら、舞台の「マイ・フェア・レディ」を気に入った、
ということなんでしょうかね。

でも「マイ・フェア・レディ」を気に入っていただいてめっちゃ嬉しいです!(^^

ちなみにユーモア・オードリーですが、
60年代に入ってからはそういう役が多いです。
「シャレード」「パリで一緒に」「おしゃれ泥棒」などなど…。
また2本目の作品(なんでしょうね?気になります…)も気に入ったら、
他のも見てみてくださいねーっ!
Posted by みつおみつお at 2008年03月11日 23:22
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