2012年09月15日

「パリで一緒に」1972年リバイバルチラシ

 “超絶かわいい!!”
 これが、「おしゃれ泥棒」から、今オードリー作品をどんどん見てもらっている20代女性の「パリで一緒に」を見ての感想でした。“かわいさでは1番!”

 もう一人、見てもらった別の20代女性の感想では、“あのブルーのナイトガウン姿のガブリエル見せられたら、絶対男の人「がんばろう!」って思うよね!”でした。

 “あんまり面白くないかもしれんけど…。”って見てもらった「パリで一緒に」でしたけど、“えー、面白かったよー!”だそうです。
 う~ん、みんなありがとー!!(^-^

 さて、というわけで今回はそんな「パリで一緒に」の1972年リバイバル時のチラシ。

 このオードリーを大きく扱った絵柄というかデザインは、72年リバイバル時の共通のもので、ポスタープレスシートパンフレットもみーんなこれ。
 本当に素晴らしくて、「パリで一緒に」に関するアートワークとしては世界一!だと思っています。
 僕もこのデザインを初めて見たときはあまりの綺麗さにビックリしましたし!

 でも当時はチラシというものの扱いが一番低く見られていたのかなーと思うんですが、他の宣材に比べると、発色が一番きちゃない!
 プレスシートとかで使ったものの使いまわしでしかないみたいで、オードリーの顔色とかえらく濁ってます。
 プレスと比べれば、その質の違いは一目瞭然。

 こういうプレス→チラシでの劣化って、73年リバイバルの「シャレード」や「戦争と平和」でも起こってましたね。
 まだ70年代後半に起こるチラシブーム前だし、タダで大量に映画館に置いて配るだけの物に、品質的にこだわることがあんまりなかったんでしょうね。

 さて、オードリーの各種伝記では “ウィリアム・ホールデンはアル中で、現場は辛かった。” って書かれてた「パリで一緒に」ですけど、残されている「パリで一緒に」の撮影合間のスナップや、宣伝写真を見る限りでは、“このオードリーのまぶしさはなんだっっっ!”っていうくらい輝いているオードリー。

 映画の中でも宣伝材料でもスナップでも、びっくりするくらい「パリで一緒に」のオードリーは美しく、且つかわいい!!です。

 そんなこの作品のオードリーを見るにつけ、“オードリーは現場を辛いと思ってたはずはない!”と感じてましたが、ショーンの書いた伝記でこの疑問は解消。
 オードリーはショーンに、“出来は他のほど良くないけど、現場は楽しかった。”と述べていたそうです。

 1962年の「パリで一緒に」撮影当時、オードリーは33才になったばかりで、ショーンは1~2才。一番かわいい盛りですよね!
 念願のベビーは授かったし、メルとの夫婦仲も円満。大事なフェイマス(一説では既にアッサム)もいるし。

 他にも実のお父さんにも会えたし、「ティファニーで朝食を」でダヴィッド賞の女優賞は受賞したばかりだし、「マイ・フェア・レディ」での念願のイライザ役も決まってるし、仕事もプライベートも順風満帆!

 さらに映画ではドレスも香水もジバンシィ。ずっとオードリーに恋しているホールデンはもちろん、トニー・カーティスも監督のリチャード・クワインもオードリーを大事に扱ってくれるし、オードリーからしたら、“何の不満もございません!”ですよね。

 作品的には評価されてない「パリで一緒に」なので、確かに映画ファンの方にはあってもなくてもいいオードリー作品かもしれません。

 でも、オードリーファンにしたら、人生で最も美しくかわいかったこの時期に、よくぞ映像を残していただきました!っていう大事な大事な、なくてはならない映画!なんですよ!(^-^

 ちなみに、映画初公開時(1964年)はオードリー人気の全盛期。日本では当然のようにヒットしたので、この1972年にもリバイバルされたんですが、その72年時のロードショー館である丸の内松竹での様子が廃刊になった雑誌「ロードショー」に載ってましたので、その貴重な画像を紹介します(←)。

 等身大に近い、看板の鳥かごを持つオードリーや、左上のチラッと見えるストローハット&オレンジドレスのオードリーがいいですねー!

 今のシネコンと違い、昔は1館で1作品を総力をあげて上映しているんだな~ってわかるのがいいですよねー。

 劇場前に飾られている「パリで一緒に」のキャビネ写真を見てから、オードリーの立看を横目に見てオードリーの大看板の下を通り、入口のチケット売り場で「パリで一緒に」だけでデザインされた前売り券をもぎってもらって劇場に入り、半裁ポスターの飾ってあるロビーの売店でまっさらなパンフレットを買う…。

 今はなくなってしまった昭和の映画館でのロードショーの風景ですけど、そんな雰囲気でオードリー映画を見てみたかったですねー。
 まあもっとも、昔の劇場って席は狭いし座り心地は悪いし、前後の席との段差もあまりなかったので、めっちゃ見にくかったんですけどね。(^^;

絵柄のお気に入り度:★★★★(本当は★5つだけど、このチラシは発色悪いので)



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この記事へのコメント
こんばんは!

劇場前の看板、昔は手描きが雰囲気が有りましたね!

ところで「マイフェアレディ」が1969年に再公開
された時の看板は有りませんか?丸の内ピカデリー
でしたね。1974年は日比谷スカラ座でした。

1981年は梅田OSシネラマで観ました。

昔のキネマ旬報は白黒写真で毎号小さく載せていたものです。
Posted by Julie Poppins at 2012年09月16日 21:39
「マイ・フェア・レディ」の69年時の看板は知らないですー。
お役に立てなくてすみません。m(_ _;)m

64年初公開時のずらすら~っと劇場前に並んでいる時のは
どこかで見たことがあるんですが、
69年のはホンと知らないです。

確かに昔の看板は手書きでしたよね。
なんか全然似てないのとかってあったみたいですね。(^^;;;
Posted by みつお at 2012年09月17日 19:45
 11月2日に「オールウェイズ」のDVDが再販されるようです。

 このDVDの再販は結構久しぶりですね・・・
Posted by FUMI at 2012年09月17日 20:17
FUMIさん、こんにちは。(^-^

最近、“オールウェイズ”と言えば、
「Always 三丁目の夕日」の方が世間では通ってますですもんね。(^^;
Posted by みつお at 2012年09月18日 18:47
マレーネ・ディートリッヒのシーンは
一瞬ですけど見所ですよね。
オープニングの曲もクセがないのに
印象に残る感じで好きです。
Posted by チャラ男♪ at 2012年09月21日 23:18
チャラ男♪さん、こんにちは!再度のコメントありがとうございます。

ディートリッヒのシーン、僕も好きです!
全然お年に見えない、すばらしいプロポーションでしたよね。
「麗しのサブリナ」撮影中にオードリーと会話するディートリッヒの画像も残されていて、
ディートリッヒはオードリーのことを気に入ってくれてたみたいですね。

オープニングは、音楽にのせて、あの鳥かごを持って、歩いたりエレベーターに乗ったりする
グリーンのスーツを着たオードリーがとても好きです!

あと、オードリーのために作られたかのような
アステアの歌う “THAT FACE” も良くないですか?(^-^
Posted by みつお at 2012年09月22日 10:59
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