2008年03月25日

SPUR 1992~93年連載 ヘップバーンのおしゃれを盗む



 これは1992年5月号~1993年4月号までの1年間、集中連載で“ヘップバーンのおしゃれを盗む”という特集が載った雑誌「SPUR」です。

 もうオードリーを特集した雑誌を載せるなら、これははずせないでしょう!って感じの特集!非常に優秀な記事&写真になっています。
 おそらく、今までファッション雑誌に載ったオードリー特集としては最高のもの。

 今まで紹介しなかったのは、僕がその全号は持ってないから。(^^;;;
 それだけ当時はオードリーの載った雑誌が多く、買うのに厳選していたんですよねー。





 この「SPUR」も、最初はカラーページに珍しい画像も交えて載っていましたが、後半は白黒ページに追いやられてしまってました。なので、何冊かはとんでしまってます。


 92年5月号(ということは発売は3月)から、93年4月号(発売は2月)というのは、オードリーが突然ガンで入院、そして亡くなるという出来事がありました。

 「SPUR」も連載を始めた頃は、まさかこんなことになろうとは思ってもみなかったことでしょう。


 さて、文章を読んでみると、この記事を書いた人はそうとうオードリーを研究したのがよーくわかります。

 オードリーが「パリの恋人」の頃から、写真は左側からしか撮らせなくなった、とか、一夜漬けではわからないことも多く載っていますし、「いつも2人で」が最高傑作であるという記述など、当時唯一の日本語に翻訳されている伝記だったチャールズ・ハイヤムのをしっかり読んでいることもわかります。

 珍しい画像も多く掲載されていたし、単なる“女性誌のオードリー特集”では済ますことができないほどの完成度を誇っていました。






 なので、1993年4月号に“1年間ご愛読いただいたオードリー・ヘップバーンの連載が、1冊の本になります。”と予告が出た時にはやったーっ!って思いました。これで買いそびれた号もカバーできる!って。

 ところが出た「SPUR特別編集 永遠のオードリー・ヘップバーン」という写真集を見ると、本誌で連載した物とぜんっぜんちゃうやん!

 連載での珍しい画像も載ってて、白黒ページに追いやられたのもカラーで綺麗に再生して、さらに記事も大きくふくらませて…なーんて考えてたら、出たのはオール白黒の、平凡な画像ばかりを使ったごくフツーの写真集。

 なんかもうガッカリでしたねー。せっかく1年間、昔ながらのファンも唸るようなハイレベルでやってきたのに、結局最後に全部吹っ飛んだ!みたいな。






 というわけで、これらの超優秀な記事と画像は、基本読み捨ての本誌を入手しないと読めない&見れないというめちゃめちゃ貴重なものになってしまいました。
 いまだ再録されないのがホンとにもったいない!という非常に出来のいい特集でした。


タグ :雑誌

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この記事へのコメント
ひぇ~!本誌の特集ってこんなスゴイお宝写真満載だったんですね。

私は、ぇぇ、そんなことはつゆ知らず、特別編集の写真集を購入しました。
まぁ当時はまだまだファンになりたてで、そんなに沢山オードリーの
写真を目にしていたわけではなかったので、あの一冊でも
十分満足していたんですが(苦笑)

でも、このみつおさんの記事を読むと・・・もったいない!!!
なんでこんなに凝った特集をしたのにあんな薄っぺらい
写真集になっちゃったの?!って感じです。

イロイロと肖像権やら何やらと複雑な事情もあるのかもしれませんが、
今となっては「もったいない」に尽きますね(^^;
Posted by カリン at 2008年03月25日 23:43
そーなんですよ!
後で写真集になったものよりも、本誌での画像の方が
珍しい物が多かったんです。
省いてしまった物に貴重なものが多かったなんて、
皮肉なもんですねー。
本誌でカラーだった物もモノクロになってたり…。(- -;
記事も本誌の方がよかったです。

いまこれが毎月発売してたら、カリンさんと一緒に
きっと一生懸命買っていたでしょうね~。(^^
僕もきっと毎月ここで紹介してたと。
Posted by みつおみつお at 2008年03月26日 20:48
ずいぶん前の記事ですが、おじゃまします。
「ヘップバーンのおしゃれを盗む」で検索してここに来ました(笑)
みつおさんのご意見ご感想、私もまったく同感です。後にも先にもこんなに素敵な特集はありませんでした。
それだけに私も総集編本の出来にショックでした。

画像1枚目、右から2冊目のSPUR7月号は、まさに私が初めて購入したSPURです。
オードリーファンの私に「オードリーが表紙の雑誌見つけたよ!」と友達が教えてくれて。
3枚目の浜辺のショットも確か同月号だったと思います。
私は当時中2だったのですが、SPURは結構高くて・・・
途中からは地元の古本屋(貸し雑誌の前月分を販売していた)で見つけ、半分の価格でゲットしていました。

当時のSPURは本当に良い雑誌だったと思います。
スタイリングも現在の同誌に比べ、とてもエレガントで大人っぽかった。
中学生にとってのシャネルやエルメスは、遠い存在だったけれど
あの頃のSPURはミーハーな見せ方ではなく、そのブランドの歴史や背景もきちんと教えてくれたり。
カルチャーやトラベルなどの特集も充実しており、写真も綺麗で、私にとっては小説や漫画なんかより面白かったです。
なのでオードリーの連載が終わってからもたまに購入していました。
今の自分のアンテナとか、好きなもの、趣味なんかはこの頃のSPURに影響された部分も多いと思います。

と、話がオードリーからそれましたが、私もこの連載が大好きで、再録できるものならして欲しいと願ってやみません(涙)
実は例の7月号から毎月欠かさず購入して、以後大切に保管していたのですが
大学生の頃、母に古本と一緒に処分されてしまって・・・大泣きしました。
同時期のFrauのオードリー特集号も良かったのですが、ファッションと絡めたこの連載のほうが断然好みでした。
何月号か忘れましたが、ウェディングドレスを着たオードリーが電話をしている写真が印象に残っています。
Posted by るしあん at 2009年09月15日 01:27
るしあんさん、初めまして!(^-^

前の記事とか、全然関係なくコメント大歓迎ですよーっ!
「ヘップバーンのおしゃれを盗む」で検索ですかー!
また意外な切り口で(笑)。

というか、この雑誌の特集を覚えてくださっていて、
お話できるのが嬉しいことですよね。
しかもるしあんさんも、あの写真集になったときはショックでしたか!
そうですよね~。本誌で100点の特集が(後半落ちてきてましたけど)、
総集編で50点の出来だとビックリ&ガッカリですよね。
僕もなんでこの画像を入れて、本誌のアレをはずすかな~
とかってちょっと憤っていたのを覚えてます。
こんなのなら、本誌の再録でよかったのに…的な感想でした。

それに、るしあんさんにとっては、
このオードリーの特集が最初にSPURを買った号だった、
とかって想い出深い本だったのですね。
しかもるしあんさんの文章を読んでいると、
SPURの内容の充実ぶりには驚かされますね!
僕はこれらの号はかさばるので、
オードリーの部分だけを残して捨ててしまい、
もう読めないのが残念です。
せっかくるしあんさんのおかげで興味が湧いたんですが…。

でも、そういう大事な雑誌を捨てられるとはショックですよね。
僕も経験がありますが、
それがどれだけ大事なのか、傍からはわかりませんもんね。
お母様には、ただの“古雑誌”でしかなかったんでしょうねー。
でも、るしあんさんのそういう人生の指針みたいなものになれたと、
当時の編集者の方が知ったら、きっとその方も喜んでくださるでしょうねー。
“一生懸命やってきた甲斐があった!”って。

それと、ウェディングドレスで電話、の画像を探しました!
「ヘップバーンのおしゃれを盗む!」連載第7回でしたので、
92年11月号になります。
上記の画像では、9番目のと同じ号です。
今回、そのるしあんさんの想い出の画像を追加で載せてみました。
るしあんさんの記憶にあるのと同じレイアウトでしたでしょうか?(^^

ではまた、ぜひぜひ古い記事にもコメントをお待ちしていますので、
お気軽に書き込んでくださいねーっ!!(^-^
Posted by みつおみつお at 2009年09月16日 01:17
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