2012年11月30日

美麗写真集 “Audrey The 60s”

 待望の写真集、“Audrey The 60s” が出ました!!

 今年一番の写真集になることは間違いない!と出る前からわかっていた写真集です。今年一番ってだけでなく、過去の写真集に比しても、トップを狙うだろうという、かなり上位に食い込む出来であることもみんな予想していただろうと思います。

 いつも来ていただいている、まるさんに教えていただいた、この本のホームページ(こちら)を発売前に見る限りでも、かなりレアな写真が準備されているのがわかりました。

 あがってきたのを見ると、確かに凄い装丁で製本されています。
 ハードカヴァーで、表紙は銀の箔押し文字。序文や見返し、章の区切りは銀刷りです。
 明らかにお金かかってます。それだけ著者(David Wills、Stephen Schmidt)がこの本に自信があるんでしょうね。

 でも、僕はこれほどの出来でも、不満があります。
 不満、というより、なんか不安という感じかもしれないのですが…。

 まずは、残念ながら印刷はFMスクリーンや高精細印刷の方法ではなく、通常の印刷方法である、AMスクリーン175線で刷られたようです。

 これは著者は印刷のことに詳しくないでしょうから、印刷会社が提案してあげるべきでしたね。

 でも、そんなことは些細なことです。僕もこれを書く時に気づいたくらいですから。

 もっと残念に思ったのは、HPで紹介しているのが、あんなちょっとでもスゴイんやから、本物はさらに上を行くに違いない!と勝手に思ってたんですが、そうでもなかったことです。

 このブログで載せるために、写真を撮ろうと思ったら、結局載せたいのは既にHPに載っているものばかりだった…って感じですかね。

 もちろん、ほかにもレアな画像はあるんですが、思ってたほど多くなくて、写真集初収録だけど、見たことはある、ってのが多かったです。

 それに、映画のフィルムから持ってきた画像はいらない!と思うのですが、これがまた幅をきかせてたりするんですね。

 章の区切り部分にちょっと連続で小さくあしらうだけならいいんですけど、結構見開きページにドーンと何枚も使われてたりして…。

 さらに、英文の宣伝文句では、オリジナルポジっぽいことを謳ってたんですけど、やっぱりすべてがそうではないようで、デュープ(複製)も混じっているのか、このクオリティにして裏焼きがポロポロ紛れ込んでいます。
 裏焼きを見る度に悲しくなってしまいました。

 オードリーの死後20年も経つと、もう写真の品質管理できる人はいないのかな…と思ってしまいます。オードリーを撮ったカメラマンの人たちも亡くなっていることが多いでしょうし、どのように粗雑に扱われようと、文句を言えなくなっているでしょうしね。

 それと、これはかなり複雑な気分になったのですが、やはりデジタル製版がなされた現代の写真集なので仕方のないことなのでしょうが、“Adobe Photoshop” の存在をかなり感じてしまいました。

 というのは、表紙の画像など、今までの雑誌やパンフレットで見たことのある画像でハッキリするのですが、明らかにオードリーの顔に “修正(レタッチ)” が入っています。

 「おしゃれ泥棒」や「いつも2人で」の画像に本来あるはずの、目の下のシワや、ほうれい線が綺麗サッパリ消されています。ついでに毛穴も。

 「いつも2人で」の宣伝写真などは、当時のオードリーの心痛が顔に出てる痛々しいものが多くて、シワも深いんですが、ここで掲載されているのを見ると、そんなことはなかったかのよう。

 まあ、これは僕が担当してたならシワを消さないのか?と言われると、やっぱり消すだろうと思うので、何も言えないんですが…。

 フィルムに職人さんが手修正でちまちま直さなければならなかった昔と違って、デジタル技術が進んだ今の世の中、修正の入らないモデル写真は無い!と言われています。

 なので、修正を入れるな、とも言えないですし、この写真集を見て、オードリーのファン歴の浅い人が“オードリーってずっと綺麗!”だと思ってくれれば、それはそれでいいのでしょうしね。

 でも、本当のオードリーを見ることはもう出来ないのかな、と思うとちょっと残念でもあるのです。
 オードリーって、その時の内面が顔に出る人でしたしね。

 それで「いつも2人で」撮影中は悩んでいるのもわかりましたし、「暗くなるまで待って」では決断を下して、立ち直ってるのも判断できましたからね。「パリで一緒に」なんかは明らかに楽しんでるし。
 そういうのはもう見れないのかな、と。

 あと、この綺麗な写真集にしても昔の写真集に負けたクオリティでしか載せていない画像もあって、たとえば「おしゃれ泥棒」の警備員さん役の方達に囲まれて笑っている宣伝写真なんかも、66年発行の「オードリィ・ヘップバーン全集」以来のカラー収録なんですけど、60年代の印刷に比べても質が落ちています。

 他には、「いつも2人で」パンフに載っていたサテンのドレスを着た画像も、本来ブルーのドレスの色が白になってしまってるし…。

 …などと不満ばかりを書いてしまったのですが、そしたら評価が低いのかというとそうではなくて、HPを見てしまった後で勝手に期待してたさらに上を行かなかっただけで、これは写真集の責任ではありません。

 むしろカラー画像は多いし、貴重な画像も多く収録されているし、最近軽視されがちだった60年代でまとめられた初めての写真集だし、で、評価は決して悪くないです。最高、ではないかもしれませんが、最高クラスの写真集です。

 そうそう、アマゾンで注文してたんですけど、英版・米版の2種類があるみたいで、先に出る予定の方に予約してたら、発売時期が来ても届かなくて、“遅れて申し訳ありません、いつになるかわかりません。”って案内が来たから、もうひとつの方に切り替えたら、そちらも到着予定日に再び同じ文面が届いて…。

 で、先に頼んでた方を見ると“在庫3点”って!
 また注文を切り替えてやっと届いたんですけど、そしたら後の方にも“在庫1点”って出てました。なんじゃそれ!

オススメ度:★★★★★(ファンなら持っておきたい写真集の1つ)





同じカテゴリー(海外の写真集)の記事
 写真集「audrey style」英語版 (2016-11-30 09:00)
 写真集「Audrey: The 50s」、傑作! (2016-10-30 12:00)
 「AUDREY AND GIVENCHY : A FASHION LOVE AFFAIR」 (2016-09-05 15:00)
 写真集「Audrey Hepburn : BEAUTY beyond BEAUTY」 (2015-11-27 09:00)
 写真集「Audrey Hepburn: Portraits of an Icon」 (2015-08-09 12:00)
 写真集「Audrey Hepburn: Hollywoods Legends」 (2015-08-01 09:00)

この記事へのコメント
さすが、みつおさん!
同感!です。
共感できる内容のコメント、しかも的確に書かれていますね。
ある意味もう最高なんだけど、
知っているだけにある種の淋しさや不満も出てくるわけで・・・
「おしゃれ泥棒」の警備員に囲まれたニコルの写真は、
最初にパラ~と全体を見たときに、唯一あ、負けてるってすぐ感じました。
そのうち見返す度にだんだん他のものもボロが出てくるのですが・・・
でもそんなの些細なものかもしれません
なにせ綺麗なものはスゴイですし、それが各章にぞろぞろ出てきますからね。
「おしゃれ泥棒」の赤バックにビーナス像と二人なんて鮮明で美しい。
first-generationってこんなに凄いんですね。
それに、各頁の余白の色合いと画像との配色や
フォントの色合いとのバランスなんか、とても感心します。
このあたりのセンスはいいなぁ~

スクリーンキャプチャーの嫌いなみつおさんは、
頁端に並べられた映画直接場面には不満だろうなと思っていました。
「ティファニー~」はブルーレイですね。あれだけ大きくしても粒子が綺麗。
でも「シャレード」の赤コート豹柄帽子アップ画像なんか
フォトショップのスマート補正(かな?)でかなり修正入ってますね。綺麗だけど。
「いつも2人で」のラスト近くのメタルドレス&夜の車内は暗い元場面からよく採れています。

裏焼きはわざと?、なんか確信犯のような気がしました。

嬉しいものびっくりものも多くあり、逆に残念な箇所や要望もあり、
色々言いたいことはありますが、まずはここまで。また書きますね。

高レベルなだけに、ファンとしてもハードル高くなっちゃうな~。

でもコレ予想通り、やっぱもう・・・最高です。
著者に感謝、我々の仲間ですよ。
Posted by まる at 2012年12月01日 01:19
まるさん、返事遅くなってすみません。m(_ _;)m
ちょっと風邪ひいてたもので…。

本当に、最高に近いだけに、“なんでこんなとこが…”ってなところが
気になるんですよね。

まるさんもおっしゃるように、画像の色と余白を合わせるとか、
かなり気を使っているのがわかるだけに、
“おしい!”が気になって仕方ないんですよね。

スクリーンからの画像も、片側ページの半分とかに連続して載せて、
その横にはメインの大きな珍しい宣伝写真、とかだったらめっちゃ良かったんですけど、
そうじゃなくて、見開きにドーンと映画の画像を載せられると、
“それは映画で見れるので、いらないです。”って言いたくなるんですよね。

それに、この著者もオードリーが好きなのがわかるんですよね。
だからこそなんでオードリーの裏焼きに気づかへんねん!って余計思うんですよね。

まるさんのおっしゃってる「おしゃれ泥棒」の画像は僕も気に入りました。
でも、これもそうですけど、片側は超珍しいのに、
片側は良く見る画像…ってのが多かったですよね。
これもどうかなーとか思ってました。

でもこれだけレアな画像を綺麗な状態で見せてもらえるのは
やっぱり嬉しいですよね!
来年もオードリーのすばらしい写真集が出ることを期待しましょう!(^-^
Posted by みつおみつお at 2012年12月03日 21:10
お久しぶりです^^

あー。こんな素敵な写真集が出てたんですねー(*´∀`*)
みつおさん太鼓判の写真集だけあってボリュームも凄そう!

早速これは購入しようと思います♪
まだ手に入るのかしら・・・。

今の時代、写真に何も施さない方が不思議なくらいですからね、
オードリーのお顔が綺麗になっているならそれもありなのかな。。。
素のオードリーがいいってことは百も承知ですが、ちょっとしたお化粧を
施したと思えば、、、。

これ以上はないと思っても、まだまだ見ていない写真があるのかも。
没後20年の来年がとても気になります。
Posted by カリン at 2012年12月04日 18:44
カリンさん、こんばんは!

これは凄いですよ~!
豪華な写真集が出た!って感じでした。
大きさも、迫力があって、でもジャマにはならないサイズで、ちょうどいいデカさ。
まだ出たばかりなので、手に入るんじゃないでしょうか?

修正は、わかっていても嬉しいような、悲しいような…って感じでした。
でもオードリーのエラとか、歯並び、鼻が修正されてないなら、
良しとしないといけない時代になったのかもしれませんね。
女性の立場としては、自分をかなり修正されてでも、
綺麗に写ってるほうが嬉しいんでしょうかね?
オードリーもそうなのかな~。

画像に関しては、おそらくまだ目に触れてないのが
膨大な数、残されていると思います。
ポートレート写真を撮るときに、1枚だけってことないですよね?
「パリの恋人」でもドヴィマが変なポージング色々してましたもんね。
フィルム1本で、相当な数のポーズもあるでしょうし、
オードリーの宣伝写真の数は山ほどありますもんね。
カリンさんの言うように、没後20年で、大量の新しい画像が載った写真集が
出てほしいですね!
とにかく来年に期待です!(^-^
Posted by みつお at 2012年12月04日 21:46
待っている間も届いてすぐの頃もわくわくしていましたが、
我々の目が肥えてきたのでしょうか、
結構陳腐な画像(白黒に多い、「おしゃれ泥棒」や「いつも2人で」)が多くて、
丁寧な印刷の豪華版なのにちょっと勿体ないなぁと感じ始めました。
勿論それらのものは、今まで見てきたものに比べるとずっと綺麗ではあるんですけどね。
プロの写真家による、その人の作品集ならわかるのですが、
例えば、ハウウェル・コナンとか(許せないものもあるが)ボブ・ウィロビーとか
一定基準以上の品質を当然保っていますよね。
今回のように様々な出所の画像をマルチに載せていて、
これだけの品質を全体的に保っていることはスゴイことだと思います。
これまでなかなかありそうでなかったですもんね。
少なくとも80年代以降出版物ではなかったと思います。
撮影時期から時間が随分経過しているというハンディ(右下がり曲線)と、
今の進歩した印刷技術による再現可能という有利点(右上がり曲線)とが
出会って産まれた物としては、妥協点もあるとはいうものの、
よくぞ出してくれましたの最高レベルといっても過言ではないかもしれません。
だ・か・ら・こそ・・・・惜しいんですよねぇ。
あと個人的にはコレ要らないんじゃないのってのもあったりして・・・
わがままですねぇ・・・でもファンなら結構同意見じゃないかな?

あとよくわからないんですけど、
これって自分が集めて権利を有している画像を載せているんでしたっけ?
一枚だけイブサンローランを纏うファッションフォトに断りが書かれているのが例外?

シワや老けや写りの悪いのを修正することに関しては、
僕ならそもそもそういう画像を選ばないようにしたいところです。
メタルドレスでフリフリとか(ああ、今回も小さいとはいえ載っちゃいましたね)、
あと今回とは時代的に関係ないけど、ビキニで家族とオフショットとか。
以前オードリィが、昨今の整形ブームについて是非を訊かれたとき、
「今の技術は大変進歩しているのだし、ちょっとぐらいならいいんじゃない?」
って答えていましたが、
画像修正についても僕なら“ちょっとぐらいならいい”派です。
歴史的真実を求める証拠資料ではなく、夢を求める世界ですからね。
ただし知っていると、ちょっと複雑な気持ちにはなりますけどね。

そういうのを抜きにしても、本当に美しいですね。
ショーンが“AUDREY100”のなかで、
“母にとって写真に撮られるということは真剣勝負だった”みたいなことが書かれていたけど、
撮影者と本人のいいものを残そうとする想いが、見る度に伝わってきます。

みつおさん、今回の画像の中でお気に入りや新発見ってどれですか?
Posted by まる at 2012年12月10日 22:26
そうなんです!
確かにまるさんのおっしゃるように右下がりの事柄と、右上がりの事柄がありますよね。

なんか、片側のページが初めて見る画像なのに、
もう片側がよく見るものや、裏焼きだったりすると、ホンとにがっかりで…。

ただ、印刷はもっと美麗に出来たはずです。
この時代に、この印刷方法か…って、もったいなかったですね。

これ、要らないんじゃないの?は結構多かったですね。
もっとも、僕は映画そのまま…はまず全部没ですかね。(^^;;;

この写真集の後ろの写真のクレジットを見ると、
結構借り物ポジ、多くないですか?(^^;
意外と著者のコレクションは少ないし、貴重なのは借り物多いぞ、みたいな。
映画そのままのは著者のだったり、で、“な~んや!”みたいな。

シワや、老けてるのや写りの悪いもの…確かにどうするか悩むところですね。
でも、めっちゃ珍しかったらどうするか…。
「いつも2人で」には、そういうの多そうですし。
僕もやっぱり修正はしてしまうでしょうね。
でも、違和感のない程度でとどめるようにします!
毛穴はいじらないかな(笑)。

メタルドレスのは、あの小ささだから、普通の人にはわからないですよ、きっと。(^^;
僕なら、あの画像は腕の骨を修正するかな。

で、今回ので僕が気に入っているのは、
★「ティファニーで朝食を」からは
ショーウインドウを二人で見ている風のもの、
図書館で順番を待つ二人
★「噂の二人」
横向きのブルーバックのカラー(裏焼き)、
★ファッションページ
紫バックの花の帽子
★「おしゃれ泥棒」
p178-179の赤い車でサングラスをちょっと下げるニコル
p183 ボネ家から出てくるニコル
p188 白バックでポーズをとるサイモンとニコル
p198-199 ジャガーに乗るレモンイエロースーツの画像
p202 緑アンサンブルの画像(緑の服のはすべて好き!)
★「いつも2人で」
p224-225 のレアモノクロ画像
p242 大股開きジョアンナ
★「暗くなるまで待って」
p261 紫スーツのオードリー

でしょうか。他にもHPで先に見てしまったのは、本になったときに“既に見たことのあるもの”になってましたけど、これらにも好きなのが混じってます。

でも、正直、最初に記事を書いたときは、★4つにするか5つにするか、悩みました。(^^;;;
Posted by みつお at 2012年12月11日 23:06
ああ、やっぱりお気に入り画像、かぶっています。嬉しいです。
黄色のジャガーは最高、外せませんね。
緑は僕も大好き、オードリィによく似合いますもん。
「噂の二人」のカラーポートも貴重、もっとないかな。

確かによく見ていくと、そんなでもないかなと感動が褪せていくようなのもあるわけで、
今の技術からするともっと精度アップを望みたいものもありますね。
危なさそうなのは、フォトショップ修正がありありだったりしてますし、
過去に雑誌で見たことあってその時は当時のことなのでなんかボヤけていたけど、
色はもっと鮮やかでした的なものもあります。
(例えば「暗くなるまで待って」オフショットで、まだらのタートルセーターでヴィトンの書物or日記を手にしてるやつ)
もうこれらはポジ自体に問題があるのかもしれません。だとしたら残念です。
今後も期待できないわけですから。

借り物も多くて、著者コレクションのみを載せないなら、
選択にもっと気を配ってもよかったのにと思います。
だってNeverBeforeSeenとか謳っているのなら、
いくら海外でもこれは陳腐なはずの画像がちらほらあるのは疑問ですね。
ご承知のように、あるショットが一枚きりってことは絶対ないはずだから、
違うテイクのものを載せるとか、やりようはあったはずではないかと。
この著者は相当なファンなはずだから、いくら有名でもこれはありきたりな画像だと知っているはずでしょうし。
う~ん、わかっていても仕方がなかったのか、
ま、実際自分でやってみたら諸事情で似たようなことになったのかもしれません。
裏焼きについては、銀色の頁からして百も承知でわざとではないかという気もします。
レイアウト上、いつも同じ方向を向いているより変えてみようとか。
髪型や帽子ですぐわかってしまうようなもの(シャレードやマイ・フェア・レディやおしゃれ泥棒それに暗くなるまで待って)
なんかでも堂々と臆面もなく裏焼きで載せてしまう昨今の写真集ほどひどくはないけど。
今回、「シャレード」のスカーフ姿レジーナの電話ボックス画像がこれまでやたらと裏焼きだったのが、正しい向きになっていてホッとしました。
だけど、「いつも2人で」のセパレート水着で座っているのは裏ですよね。

最近これほどの写真集はなかったと書きましたが、
昨年の『AUDREY A ROMA』がありました。(^_^.)
紙質が残念だったことと、画像の大きさに各種差がありすぎるのが難だったけど、
かつてないコンセプトが新鮮で、全体として実に上出来でした。
小さいほうのが気に入ったものが結構あって、ジレンマはありました。
(例えば・・・セミロングをたなびかせて歩く「尼僧物語」の頃のオードリィとか
なんとあのベティ・デイビスとの2ショットとか、ああこれこそ大きくしてよって)
今回はそういう画像の大きさ不公平感がなくてよかったです。
ありきたり画像でも、見入ってしまう美しさのものもあり。
ティファニー店内でポーズをとるホリーのは、ポスターやらビデオ・DVDジャケでイヤというほど見てきたのに、
凄い精度でしたね。コナン氏の写真集よりも綺麗なのではないかと。
それに著者コレクションが思ったほど少ないとはいえ、それなりの量はあって、
これだけ自分所有にするのは金かかったでしょうね。難年かかったのだろう、その労はねぎらいたいです。

あ、僕のほかに気に入っているのは、オードリィの肌や顔つきに臨場感のあるやつ、
言い換えればあまり修正の入ってなさそうなもの
「パリで一緒に」のアップ 111頁 色にやや難ありだけど。
ジンネマン監督にオスカーを渡したときの247頁
HPでも紹介されていたけど、204-205の「おしゃれ泥棒」ワイラー監督とのスナップ
このオードリィの上下濃淡のベージュ系カジュアルスタイル、普通っぽいけどなんかおしゃれだし、好きだなぁ。特にチェックのパンツがいい。
そうそう、233頁のホテルドメインで来ていたカラフルドレスでのアップ
以前は日本の雑誌で小さく載っていて、しかも「おしゃれ泥棒」扱いという仕打ちで、
僕らは勿体ないよね~って残念がっていましたが、今回ちゃんと載りましたね。
で、妙に印象に残っているのが、「シャレード」81頁のファッションフォト?
ナイトクラブでのドレス姿で踊っている?レジーナ
これってマンボパリジェンヌのオレンジ運びの練習でしょうか??
これを撮ったヴィンセント・ロッセルって人の写真集、出して欲しいです。

書いてらっしゃるように、大きさもボリュームも豪華感を出すのに丁度いい感じですね。
(それに比べてウィロビーのミントグリーンBOXのものが近頃邪魔になってきてました。
収納に困っています。中身の割にあれってなんかウドの大木感がありませんか?)

色々書いているうちに、よくない点を羅列してしまうので、ダメになってきたような印象を与えてしまうようですが、
星は5つでいいと僕は思いますよ~。
それだけ期待が大きかったし、荷を背負わされた分ハンディがあったのだし。
今年も語れるような写真集、出てよかったですね~。
しかも60年代でしたし。
改めて、自分は60年代オードリィが特に好きで、
この時期の作品に思い入れのないものはないと再認識しました!
このへんが、よくコメント記事を提供されるリアルタイムでファンだった著名な識者とは異なるところです。
時が経つにつれ静まらない海外でのオードリィ人気、
僕の青春時代(云十年前)が嘘のようです。
Posted by まる at 2012年12月12日 23:25
ジャガーのは本当に素敵ですよね!
これ、めっちゃたくさんの連写になってるはずで、
昔のキャビネ写真でも、このジャガーだけで5~10枚くらいあったはずです。
ということは、未だに写真集未収録のものがいっぱいあるはずですよね!見たい~!!
「噂の二人」のカラーは、もっとあれば見せて欲しいものですよね。
やっぱりモノクロの映画はカラーが貴重です。

「暗くなるまで待って」のヴィトン日記のは、「暗くなるまで待って」写真では、
オードリーの顔の皮膚感が珍しく老けているヤツですよね。
昔の雑誌に載ったものはもっと綺麗でしたよね~…。

レンタルポジでは、Kobal collection てのが気になりました。
たとえば、「おしゃれ泥棒」とかで、20世紀フォックスが版権を持っている、とか、
ハウエル・コナンの権利元と直接交渉とかなら、別テイクも全て持ってるでしょうけど、
ただのレンタルポジ屋さんなら、別テイクなんて持ってるはずないですもんね。

レンタルポジ屋って、絶対何世代か経っている質の劣化したデュープだし、
借りないといけない場合は、ちゃんと珍しいものだけ選んで欲しいです。
ただ、日本ではオードリー人気が高いので、昔から掲載されているものでも、
海外では写真集も少ないし、これが初登場なのかもしれないですね。

裏焼きは、銀ページはわざとだとわかりますが、
本文ページのは、まじめにこれで正しいと思ってそうな感じですよ。
「ティファニーで朝食を」、「シャレード」、「マイ・フェア・レディ」、「おしゃれ泥棒」と、裏焼きが出てくるたんびにイヤ~な感じでした。
「いつも2人で」水着座りのは、確かに髪の毛の分け目が逆になってますよね。
この辺は初歩的ミスなので、きちんとして欲しいです。

左側ばかりで、レイアウト上、変化が欲しい場合は、正面向きのを混ぜるべきでしょうね。
いっぞのこと “左向きのオードリー” と章を作って徹底的に左向きで攻めるとか(笑)。

「AUDREY A ROMA」は全てが驚きだったので、
それと比べると、やっぱり衝撃度が少なかったです。
HPの画像が、今回のすばらしい!のほとんどを占めるとは!です。
もちろん、HPで最初に出てくる、まるさんも書いてらっしゃる
「おしゃれ泥棒」画像もいいですよ!

p111も、一旦は書いたんですけど、
写真は珍しいし大喜びしたけど、オードリーの美しさの点で難があったので、
外しました。(^^;;;
「パリで一緒に」の時期なら、もっと美しく撮れるはず!みたいな。
だから、まるさんの喜ぶツボと、僕のツボはほぼ完全一致だと思います。

p233も、これ、やつれがヒドい「いつも2人で」画像では、
修正入れなくてもかなり綺麗に撮れている画像の1つですよね!
「いつも2人で」には、メルと写っている超絶綺麗な画像が残されてますけど、
あごがシャープに写っていて、同じ方向性の美しさで撮れてるのが嬉しい!(^-^
きっとオードリーもこの画像は気に入ってくれるはずです!

「シャレード」の踊るオードリーは、僕もちょっとびっくりしてたクチです。
でも、これは何があっても胸には堪えないレジーではなく、
明らかにオードリーに戻ってますよね。(^-^

精度は、これだけの質の画像なので、印刷方法でもっと精度を上げて欲しかったです。
オーソドックスな刷り方がもったいない!

ウィロビーの超ドデカ写真集は、ぼくは未だにダンボールの中です。
デカイ・重い・面倒くさいで、見る気が削がれますよね、「

★5つでいいよ~ってお返事は安心しました。
今年も★5つレベルの写真集が出て、ほんと良かったです。
著者のポジも、確かに集めるには根気と財力が要りそうですよね。
60年代は、今まで埋もれてしまってた分、
頑張れば、凄い写真集が出来るという見本のような出来でしたね!
僕も60年代のオードリーあってのファンですねー。
50年代だけのオードリーしか映画で残ってなかったら…
少なくとも僕は今ファンかどうか怪しいです。(^^;;;

さあ、来年は没後20年ですね!
来年ももっと凄い写真集を期待してしまいます。
Posted by みつお at 2012年12月14日 00:54
注文をしておりましたアマゾンから到着いたしまして、
めっちゃ悦に入っています!

とても綺麗にまとまっていて、ゴージャスな装丁ですし、
見慣れた写真や画質の難も一部有りますが、
一年締めくくり(かな?)の良いプレゼント(自分への)でした。(^O^)

もー何回見ても見飽きないです! (^O^)

倍の価格でもきっと買ってるだろうなーと思うぐらいです。

一年に一回でも、こういう買い物ができればいいなー。
けど、年々難しくなるのかなー。。。
英語ができれば、来年もお願い!!
って手紙を著者に書きたいくらいです。

遅くなりましたが、情報ありがとうございました!
ちょっと早いですが、また来年も色々と情報提供をお願い致します。m(__)m
Posted by 寝ても覚めても。 at 2012年12月17日 01:08
寝ても覚めても。さんにも届いたんですね!

確かに高級感のある感じでしたよね。
去年といい今年といい、年末にかなりレベルの高い写真集が出て、
嬉しいプレゼントでしたよね。(^-^

今回のはカラーも多く、珍しい宣伝写真入りで良かったです。
確かに、1年に1回でもいいので、
濫発写真集ではなく、こういうしっかり吟味された写真集が出てくれると、
めっちゃ嬉しいです。

英語は、僕も出来たらいいのになーと、心から思います!
英語が出来るってことは、世界に打って出れるってことですもんね。

こちらこそ、何度も来ていただいて、本当にありがとうございました!
コメントいただけることが、次回への励みになっています。
また来年もよろしくお願いいたしますです!(^-^
Posted by みつお at 2012年12月17日 20:48
やっと今日ご対面できましたー(*´∀`*)

既出の写真も多いけど、久しぶりにドーンっと豪勢な写真集!
見ごたえアリ!

自分へのクリスマスプレゼントです♪

何度も見た写真でもやっぱり可愛い。美しい。うっとり。
やっぱりAudrey最高です。
Posted by カリン at 2012年12月21日 22:40
カリンさん、こんにちは!

やっぱり大きさにまず圧倒されますよね。
それに、今までなかった画像の貴重度と嬉しさが高くて、
全体で受けるイメージは確かに豪勢!

いつもカリンさんはオードリーの写真集を “自分へのご褒美に(はあと)”
って買ってらっしゃいますよね。
今年はクリスマス・プレゼントですね。(^-^
頑張った自分へ、って考えが、めっちゃいいと思います。
僕は今年頑張った…かな~。(^^;;

来年は没後20年!
「シャレード」も製作50年だし、期待しましょう!!
Posted by みつお at 2012年12月22日 08:23
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。