2013年01月10日

LP「オードリー・ヘップバーン“魅惑の世界”」

 あけましておめでとうございます!みなさん、今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m

 今年はいよいよオードリーの没後20年ですね!何かイベントはあるのかなー?
 というわけで、ますます素敵なオードリーに会えることを願って。
 あ、ちなみに今年は“帽子とオードリー”のテーマの写真集が出るようです。

LP「オードリー・ヘップバーン“魅惑の世界”」 去年のオードリー・ヘプバーン大賞の記事で書いてましたが、紹介がまだだった、「オードリー・ヘップバーン“魅惑の世界”」のレコードの紹介を。

 昔、雑誌「スクリーン」の古本でこのレコードの広告を見たことがあります。いつか手に入ったらなーと思ってましたが、去年やっと手に入りました。

 オードリーの映画音楽だけで1枚のLPレコードってのは、60年代半ばから始まって色々ありましたけど、たぶんこれが手に入れた最後のレコードになったと思います。
 さらに年末から今年にかけて、片面だけオードリーのレコードも手に入ったので、それらもおいおい紹介していきます。

 さて、このレコードの収録曲は、

LP「オードリー・ヘップバーン“魅惑の世界”」A-1.シャレード
A-2.ムーン・リバー~「ティファニーで朝食を」
A-3.暗くなるまで待って
A-4.いつも2人で
A-5.君住む街角~「マイ・フェア・レディ」
A-6.ナターシャのワルツ~「戦争と平和」

B-1.許されざる者
B-2.ス・ワンダフル~「パリの恋人」
B-3.ラ・ヴィ・アン・ローズ~「麗しのサブリナ」
B-4.ローマの休日
B-5.おしゃれ泥棒
B-6.魅惑のワルツ~「昼下りの情事」

となっています。

 キングレコードからの発売で、中を見ると1973年に発売されたのがわかります。
 レコードジャケットは2つ折。レコード会社だけで作ったものとしては贅沢な作りで、オイルショック前だなって思いますよね。
 当時の価格で2200円。これって、1973年の物価を考えると、結構高いんじゃないですかね?

 演奏は“サウンドトラック盤、フェランテとタイシャー他”という表示。

LP「オードリー・ヘップバーン“魅惑の世界”」 フェランテとタイシャーは調べてみたらわりと有名なピアノ・デュオなんですね。昔の映画音楽のレコードでは名前をよく見かけます。
 彼らが演奏している曲では、ピアノがわりと目立っていて、オーケストラ(というか楽団?)は音量が小さめ。
 オケ(オーケストラ)の音が大人数で豪華な方が好きな僕としてはあんまり嬉しい演奏ではないです。

 サントラはどの曲かというと、「許されざる者」。
 確かにキングレコードは「許されざる者」の権利を持っているはずなので、まあ当然ですね。ただ、これ僕が昔持っていた、同じくキングレコードから発売の西部劇特集のレコードと同じ演奏で、サントラって書いてるけど、サントラじゃありませんでした…。

 これ、MP3のダウンロードの時代になってわかりましたけど、Don Costa & His Orchestra という演奏者。
 キングレコードはいったいどこでサントラとこの演奏が入れ替わってしまったんでしょうね~。

 他は、ルネ・クレール・オーケストラとか、ケニー・ウィルソン・オーケストラとかっていう、怪しげな楽団。
 きっと必要なときだけ適当に集められた日本人のオケなんでしょうね。もちろん、その時々で演奏者も変わる、みたいな。

LP「オードリー・ヘップバーン“魅惑の世界”」 だから、有名なムーン・リバーとかシャレードとか君住む街角とかはフェランテとタイシャーだけど、あんまり有名じゃない曲はそれらの怪しげ楽団の演奏…。わかりやす過ぎ!

 中でも、「暗くなるまで待って」と「いつも2人で」のケニー・ウィルソン・オーケストラの演奏がたまらなくイヤ!
 コード進行がぜんっぜん本物と違って、手抜きなのかわざとなのかは知りませんが、この2曲特有の哀感が出ないどころか、響きもおかしいので、“こんな適当な編曲すんなよ!”って憤りすら覚えます。

 「ローマの休日」はフィリップスのレコードでおなじみの、大使館でのワルツで、イントロがちょっとおどろおどろしい編曲。これ、各社使いまわし?

 ライナー・ノートの文章は佐藤有って人。内容はどうってことは何もないんですが、誤植で、「おしゃれ泥棒」の原題を“100才を盗む方法”って書いてるのが…。僕は100才も先に年をとりたくはないですねー。(^^;;;

オススメ度:なし(入手に時間がかかったわりには、曲はあんまり聴く価値ないかな)
ちなみに、下の左がこのレコードに入っている、サントラではない演奏。その隣が本当のサントラです。




タグ :レコード

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この記事へのコメント
みつおさん、お久しぶりです・・・と言っても、覚えてらっしゃらないかも知れませんね(汗)

それにしても、変わらず凄いですね!!みつおさんのオードリーに掛ける愛情・・・☆

私は現在療養中の身ですが、また復職したら、欲しいモノが山の様ですわ・・・w

そうそう・・・既にご存知でしたら申し訳ないのですが、あの「マイヤーリング」の一部分をyoutubeで見つけましたので、よろしかったらご覧になってください

http://www.youtube.com/watch?v=3bBIzf8lY5w

ご迷惑な様でしたら、私のコメントは削除してくださいね(^人^)

それでは陰ながら、応援しております!!

これからもオードリー情報、よろしくお願いいたします(^人^)
Posted by WHO-KO at 2013年01月14日 19:15
WHO-KOさん!お久しぶりです!!(^0^

もちろん覚えてますよ!
最近も、どうしてはるかな~って、WHO-KOさんのサイトにも行ってたんですよ!

なんせWHO-KOさんとは、伝記を読んだときの感想の感性が似てたので、
強く印象に残ってるんで、忘れませんとも!

療養中とのことで、心配しております。
もしかして、長く来ていただけなかったのは、そのせいでしょうか?
早く治して、お元気になってくださいです。

「マイヤーリング」のは知ってますよー。(^-^
実は5年ほど前、ネットで見つけて、
僕がDVDを出せないかと動いたこともあるんです。
権利金がめっちゃ高くて断念しましたけど…。
向こうも、日本でオードリーが人気があることを知っていて、
個人で出せるような金額じゃなかったです…。

もちろんコメントが迷惑だなんてこと、絶対にありませんとも!
またたまにはお邪魔してくださいねー。
というか、しょっちゅうでもかまいませんよぉ。
ではでは~。
Posted by みつお at 2013年01月14日 23:30
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