2013年08月27日

写真集「AUDREY HEPBURN IN HATS」

 さて、今日は更新しなくて溜まっていた物から、海外の写真集、「AUDREY HEPBURN IN HATS」を紹介。

 これ、期待してたんですよー!おそらくこれが没後20年の今年のベスト写真集になるんじゃないか、というのはうすうす感じてましたし。
 で、先月届いたので、ワクワクして見ました!
 ウン、やっぱり出来はいい!

 オードリーの帽子姿って、本当にエレガ〜ンス!
 どれもいいんですけど、60年代のピルボックス・ハット(頭の上にちょこんと載ってるタイプ)って、本当にオードリーの一部にすらなってますよね。

 ただ、この形って、帽子としての役目はほとんど果たしてないんじゃないの?(^^;A
 髪の一部にしか載ってないから、日差しを遮るってことはなさそうだし…。

 ほんとファッションとしてのみの役目ですよね。
 でもこれがオードリーの場合、すんごいサマになってる!

 画像はかなり綺麗です。50年代・60年代に撮られた画像が、奥行きもしっかりある画像として現代の印刷技術で甦っています。
 おそらく当時に発表された印刷物より、写真としては上でしょう。

 ただ、残念なことに、既に既存の写真集で掲載されている物が多い!あと、色が退色ぎみな画像がちょくちょくあるのが惜しい!

 おそらくこの写真集も Adobe Photoshop の加工は入ったでしょうから、それならもっと彩度は上げて欲しかった!

 画像の奥行きはあっても、色が途中から地味になるので、華やかさに欠ける写真集って感じでしょうか。ホントもったいない!

 裏焼きは3〜4枚くらい。
 これはこの収録点数からしたらかなり少ない方。

 よくネットで裏焼きになってる「おしゃれ泥棒」の鉄兜型帽子の、正面向いてサングラス持ってるポートレートも正しい向き。
 でもJuan Tejero の「AUDREY HEPBURN」と同じで、本来赤のバックが白になってる。
 おんなじ所からポジ借りた?

 オードリーって「パリの恋人」以降、ポートレートはほとんど左側からか正面からしか撮らせなかったってのは有名なのに、そこに気づく編集者ってのが全世界的に皆無(息子たちも含めて)ってのが不思議。

 なのでだーれも咎めないからいつまでたってもレンタルポジ屋さんも裏焼きをどんどん平気で世に送り出してる。
 出典が同じポジの場合、どの写真集でも結局裏焼きは改善されないまま。
 ほんま、誰か直して〜!!o(> <)o

 この写真集、「ICONS OF OUR TIME:Audrey Hepburn」以来の、オードリーが正面向いてる画像で、オードリーの鼻が左右非対称である、というのがよくわかるようになってます。
 「ティファニーで朝食を」の頃と「シャレード」でのカラー写真で顕著。

 あとオードリーのシワとかクマはわりとそのまんま載せてます。一部本来カラーの画像もモノクロになってるので(これは入手したポジがモノクロになっていたのでしょう)、最後の方のセシル・ビートンが撮った「マイ・フェア・レディ」の宣伝写真は、ちょっと痛々しいのもあり。(^^;;;

 でもここまでやつれるほど、「マイ・フェア・レディ」ではオードリーも全力投球でやってたんだね、ってわかるんですよね。それだけ「マイ・フェア・レディ」へのオードリーの意気込みは凄い!

 というわけで欠点があるにせよ、上位の写真集であることに間違いはなく、今まで小さい写真でしか見たこと無かった「パリで一緒に」の撮影スナップとか、ハウエル・コナンの別テイク画像とか、「パリの恋人」の美麗画像とかは収穫でした。

オススメ度:★★★★(ハードカバーむき出しの表紙が海外っぽい。日本ならカバーが付くはず)






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この記事へのコメント
みつおさーん!
うふふー!私もこれは購入しました♪
みつおさんがいつアップしてくれるかと楽しみにしてましたよ^^

これは私もすごく期待していた一冊だったので、届いてすぐに
嬉しくてワクワクしながら見てしまいました(*´▽`*)

確かに、何度も目にしている写真もあるけど、それでもこうして特集として
とりあげてくれるとまた違った楽しみ方ができるかなと。

これは購入して損はないと思いますねー♪
Posted by カリン at 2013年08月29日 19:50
カリンさーん!(^-^

カリンさんもお買いになったって、以前書き込んでらっしゃいましたもんね。
これ、僕も印象良かったですよー。

こういう集め方の写真集が出るとは思いませんでした。
確かにオードリーと帽子って、切っても切れないものだし、
こうしてまとめて見れるのは嬉しいですよね。(^^

画像が同じのは残念だったんですけど、
写真も綺麗だし、なかなかな写真集でした。
Posted by みつお at 2013年08月30日 21:36
「パリで一緒に」の大きな帽子がオレンジ色の衣装に映えて美しかったですね。

ロングヘア・フェチなので「緑の館」が一番好きなのかも(^0^)

「暗くなるまで待って」のヘアスタイルが一番嫌いかも。(^0^)
試写会は妹と二人。
座席の裏に当たり券。
シャルル・ジョルダンの靴が景品。
妹がステージに呼ばれて、恥ずかしがっていました。

最近の記憶が曖昧なのに、40年前のことを鮮明に思い出します。
Posted by むらさきいも at 2013年08月31日 09:59
うん、これはよかったですね~。
セシル・ビートンのポートレートで
横顔や斜め後ろの写真が連続する頁なんて圧巻でした。
ホント、オードリィはどこから見てもオードリィなのが分かります。
あと個人的には、ハウエル・コナンの別テイクがむっちゃ嬉しかったです。
あのLIFE誌に掲載されていたウマ(馬)いイタズラ画像の別テイク!
写真家さんの作品は、掲載されるのは氷山の一角
一枚の写真の裏には膨大な別画像がありますもんね。
セシルのみのやペルルイジのみの、ウィロビー的作品集出してほしいな。
(でも小出しはやめてね。・・・なんて)
Posted by まる at 2013年08月31日 10:46
>むらさきいもさん

「緑の館」、見るたびに“うーん…”って思ってしまうのは、
ロングヘアはいいのに、前髪を薄くしすぎてるんじゃないか、
ってとこが気になって仕方ないんですよね〜。
実際、あの「緑の館」ヘアはわざと前髪を薄くしてるんですけど、
もうちょっと前髪あった方がいいんじゃないかなーって
いつも思ってます。(^^;;;

「暗くなるまで待って」は試写会でご覧になったんですね!
しかも妹さんは靴まで当たったとは!
そういえば妹さんはオードリーに拒否反応は無いんですね。(^-^
Posted by みつお at 2013年08月31日 23:52
>まるさん

お久しぶりですー!お待ちしてましたよー!
まるさんのおっしゃってる、コナン君の馬の別テイク、
僕もお気に入りですよー!
この記事でも一度入れてたんですけど、
記事全体でなんとなく色が少なかったので、
あえてチェンジしました。

セシル・ビートンやアヴェドンやその他のカメラマン単独のオードリー写真集、
僕も本当に欲しいと願っています。
ほんとに膨大な量の画像が眠っているんでしょうねー。

で、確かにボブ・ウィロビー氏の小出し戦術は僕も辟易しています。(^^;;;
なので最近ボブ氏の印象が悪くなってしまって…。
Posted by みつお at 2013年08月31日 23:58
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