2008年05月25日
「TWO FOR THE ROAD」Photostory15
5回目の旅…デイヴィッドと昼食をとるジョアンナ。
デイヴィッド:永遠のものなど無いんだ。
ジョ:そうね。(といいつつ、横の無言で食事をする男女を見つめる)
デイヴィッド:黙って向かい合う二人は?
ジョ:夫婦!
デイヴィッド:そうだ。
ジョ:…悲しいことね…。
デイヴィッド:終わった時は、終わったと認めて決断するべきだ。
マークと私は本当に終わってしまったのだろうか…。じゃあ、かつての私とマークの気持ちはなんだったんだろう…過去を思い返すジョアンナ。
1度目の旅。プロポーズの後で。
ジョ:何があってもあなたを永遠に愛し続けるわ!
マ:何があっても?
ジョ:うーん、浮気しないように繋いでおこうかな?
マ:じゃあ、捕まえてみろよ!
と、ジョアンナに帽子をかぶせて目隠しをするマーク。
ジョ:フガアアア!
そのままマークを追いかけるジョアンナ。
何もかもが楽しかった。永遠に愛すると言ったあの自分の言葉は偽りだったのだろうか?
さらにジョアンナは3回目の旅の記憶に飛ぶ。
モーリスたちと別れて、やっと2人きりに戻れたマークとジョアンナ。二人は海岸で野球をする。
マークが投げたボールにわざと足を出して当てるジョアンナ。
マ:アウトだ!ズルをした!
ジョ:痛い~!
マ:文句言うな、この妊娠ブタ!
ジョ:なんですって~!
マ:ブタブタ!
マークを追いかけて叩こうとするジョアンナ。
思い出しても笑ってしまう。決断するということは、これらをなかったこととする、ということなのか…。
結局ジョアンナはマークのもとに戻ってくる。気まずい二人。
ジョ:戻ったわ。
マ:楽しんだか?
ジョ:ええ。でもあなたが恋しかった…本当よ。
マ:…。
ジョ:(苦悩しながら)マーク!私戻ったのよ!
マ:君は僕を馬鹿にした。その挙句に戻ってきた。
ジョ:…そうね。
マ:よかった!!(ジョアンナを抱き寄せる)
しっかり抱き合う2人。ジョアンナは泣いてしまう。
だがマークはジョアンナを少し離して言い放つ。
マ:相手を間違えてないか?
ジョアンナは絶望してマークから離れ、走って部屋の外へ出て行く。急いで追いかけるマーク。
マ:ジョアンナ!!あーっ!!
ドボーン!マークはプールがあることを忘れていて、自ら水の中へ突っ込んでしまった。
それを見てつい笑ってしまうジョアンナ。ジョアンナはマークのところに走る。
二人は顔を見合わせて笑う。
マ:僕が大バカだったよ。
ジョ:二人ともよ。
マ:僕がいつも悪いんだ。ごめんよ。
ジョ:もう忘れましょ。
マ:忘れられる?
ジョ:あなたは?
マ:忘れる。君が戻ってくればそれでいいんだ。
ジョ:私は戻ったわ!
和解するマークとジョアンナ。
(この時の苦悩するオードリーの演技が非常に高く評価されています。オードリーの最高傑作説のゆえんですね。)
だが、現在(6回目の旅)の二人は再びいがみ合っている。(この5回目の旅は無理に忘れようと、“臭いものにはフタをしろ!!”ってことで和解しているからダメなんですよね。僕の解釈の詳しくは“みつおのオードリーと映画のお話”のvol.13「いつも2人で」をお読みください。)
現在のマーク:あの時が別れの潮時だったんだ。
現在のジョアンナ:じゃあなぜそうしなかったの?
現在のマーク:勇気がなかったんだ。
現在のジョアンナ:どんな勇気が必要なの!?
現在のマーク:終わりだと認める勇気さ。 (つづく)
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デイヴィッド:永遠のものなど無いんだ。
ジョ:そうね。(といいつつ、横の無言で食事をする男女を見つめる)
デイヴィッド:黙って向かい合う二人は?
ジョ:夫婦!
デイヴィッド:そうだ。
ジョ:…悲しいことね…。
デイヴィッド:終わった時は、終わったと認めて決断するべきだ。
マークと私は本当に終わってしまったのだろうか…。じゃあ、かつての私とマークの気持ちはなんだったんだろう…過去を思い返すジョアンナ。
1度目の旅。プロポーズの後で。
ジョ:何があってもあなたを永遠に愛し続けるわ!
マ:何があっても?
ジョ:うーん、浮気しないように繋いでおこうかな?
マ:じゃあ、捕まえてみろよ!
と、ジョアンナに帽子をかぶせて目隠しをするマーク。
ジョ:フガアアア!
そのままマークを追いかけるジョアンナ。
何もかもが楽しかった。永遠に愛すると言ったあの自分の言葉は偽りだったのだろうか?
さらにジョアンナは3回目の旅の記憶に飛ぶ。
モーリスたちと別れて、やっと2人きりに戻れたマークとジョアンナ。二人は海岸で野球をする。
マークが投げたボールにわざと足を出して当てるジョアンナ。
マ:アウトだ!ズルをした!
ジョ:痛い~!
マ:文句言うな、この妊娠ブタ!
ジョ:なんですって~!
マ:ブタブタ!
マークを追いかけて叩こうとするジョアンナ。
思い出しても笑ってしまう。決断するということは、これらをなかったこととする、ということなのか…。
結局ジョアンナはマークのもとに戻ってくる。気まずい二人。
ジョ:戻ったわ。
マ:楽しんだか?
ジョ:ええ。でもあなたが恋しかった…本当よ。
マ:…。
ジョ:(苦悩しながら)マーク!私戻ったのよ!
マ:君は僕を馬鹿にした。その挙句に戻ってきた。
ジョ:…そうね。
マ:よかった!!(ジョアンナを抱き寄せる)
しっかり抱き合う2人。ジョアンナは泣いてしまう。
だがマークはジョアンナを少し離して言い放つ。
マ:相手を間違えてないか?
ジョアンナは絶望してマークから離れ、走って部屋の外へ出て行く。急いで追いかけるマーク。
マ:ジョアンナ!!あーっ!!
ドボーン!マークはプールがあることを忘れていて、自ら水の中へ突っ込んでしまった。
それを見てつい笑ってしまうジョアンナ。ジョアンナはマークのところに走る。
二人は顔を見合わせて笑う。
マ:僕が大バカだったよ。
ジョ:二人ともよ。
マ:僕がいつも悪いんだ。ごめんよ。
ジョ:もう忘れましょ。
マ:忘れられる?
ジョ:あなたは?
マ:忘れる。君が戻ってくればそれでいいんだ。
ジョ:私は戻ったわ!
和解するマークとジョアンナ。
(この時の苦悩するオードリーの演技が非常に高く評価されています。オードリーの最高傑作説のゆえんですね。)
だが、現在(6回目の旅)の二人は再びいがみ合っている。(この5回目の旅は無理に忘れようと、“臭いものにはフタをしろ!!”ってことで和解しているからダメなんですよね。僕の解釈の詳しくは“みつおのオードリーと映画のお話”のvol.13「いつも2人で」をお読みください。)
現在のマーク:あの時が別れの潮時だったんだ。
現在のジョアンナ:じゃあなぜそうしなかったの?
現在のマーク:勇気がなかったんだ。
現在のジョアンナ:どんな勇気が必要なの!?
現在のマーク:終わりだと認める勇気さ。 (つづく)
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Posted by みつお at 16:00│Comments(0)
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