2014年01月12日

「エクスラン・ヴァリーエ」もうひとつのCMソング!由紀さおりさん

 TOHOシネマズは、14日(火)は“TOHOシネマズデイ”ということでどなたでも1000円、15日(水)はレディースデイで女性1000円です。
 「マイヤーリング」を見に行くチャンスですね!(^-^

「エクスラン・ヴァリーエ」もうひとつのCMソング!由紀さおりさん 以前「ヴァリーエ」として紹介したCDなんですけど、再度紹介する必要が出てきました!

 なんと!「エクスラン・ヴァリーエ」のCMソングにもうひとつあることがわかったんです!
 それは由紀さおりさんのシングル・レコードで「ヴァリーエ」とカップリングだった「陶酔のワルツ」!

 えーっ!って僕が驚いてます。(^^;;;

 2004年にテレビ東京で放送した「トホホ人物伝」で「エクスラン・ヴァリーエ」のブラックドレスバージョンが放送されたことは以前に書きましたし、その時に「ヴァリーエ」が流れるだろうと思っていたんですが、実際には由紀さおりさんの声だと思うけど、♪るるるる〜るる〜♪って「ヴァリーエ」じゃなくて、歌詞が無い別の曲(有名な「夜明けのスキャット」じゃないです)が流れてきたことは以前記事で書きました。

 えー、「ヴァリーエ」じゃないんやーって思いましたけど、ブラックドレスバージョンは4パターンあるうちの最初のテレビ放送で、この曲はプロト・タイプなんやろな、って勝手に決めてたんです。それでそれ以上追求しなかったんですよね。
 2013年にWOWOWで放送された総集編的なのは、BGMはちゃんと「ヴァリーエ」だったし、やっぱあれは初期の原型バージョン。と決めてました。

 でもこないだ手塚治虫さんの大人のアニメ「クレオパトラ」を見ていたんですが、そこでは由紀さおりさんの「クレオパトラの涙」が挿入歌で流れるんです。
 それで見終わった後、その曲が入っていた「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」(これに「ヴァリーエ」も収録されている)を引っ張り出して聴いてたんです。

 2曲目が「クレオパトラの涙」で、そのまま続けて聴いてたんですけど、4曲目が「ヴァリーエ」、そして次の曲が流れてきた時に、“えっ!!!”ってビックリ!
 “何かわからんかったブラックドレスバージョンの曲、これやーん!!!”って驚愕!

 ここでの「陶酔のワルツ」には歌詞がちゃんと乗ってて、♪るるるる〜るる〜♪じゃなかったんですけど、旋律はまさにこれ!
 これって「ヴァリーエ」のプロトタイプじゃなくて、「陶酔のワルツ」のプロトタイプやったんや!みたいな。

 なんと、シングル「ヴァリーエ/陶酔のワルツ」って両方「エクスラン・ヴァリーエ」のBGMというかサントラだったんですね!
 2004年にテレビで見てから10年ぶりにわかった真実!

 オードリーの金髪バージョンジャケットなので、僕がずっと「ヴァリーエ」のレコードを探していた時はなかなか見つからなかったし、オードリーのCMソングだって書いていたサイトは皆無でした(ジャケットがオードリーだって書いていた所がひとつだけ)。

 その後、僕は最初に「Our Time」ってCDで「ヴァリーエ」を聴いて、その後オードリージャケットの由紀さおりさんのレコードも手に入ったんで、それで打ち止めで良かったんですけど、なぜか今日紹介してる「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」にも「ヴァリーエ」があったんで、また買ってたんですよね。

 で、僕が由紀さおりさんの「ヴァリーエ」とオードリー「エクスラン・ヴァリーエ」の関係の記事を書いたんです。2007年2月のことでした。おそらく日本で最初の記事だったと思います。だいたい、どなたも「エクスラン・ヴァリーエ」の記事とか書いてないですし(笑)。
 僕以前には“カツラのCM”が写真集に載っていると「エクスラン・ヴァリーエ」に関して書かれていたのが1つだけあっただけでした。

 そしたらその僕の記事の後、中古レコードで由紀さおりさんの「ヴァリーエ」が出た時に、オードリーのことも書いてくださって、少しは世間に広める役目を果たしてたのかなーとか。

 僕が wikipedia のオードリーのページに三井住友銀行は載ってるのに、「エクスラン・ヴァリーエ」も「銀座リザ」も載ってないことを不満に思ってた時に、ここにもいらしてくださる take さんが2010年2月に記事を追加してくださったことも大きかったかもしれません。
 その後「エクスラン・ヴァリーエ」や「銀座リザ」で検索してこちらに来てくださる方が急激に増えましたし。

 今では由紀さおりさんのコンプリート・シングルコレクションとかにもオードリーのことが載ってるそうで、「ヴァリーエ」とオードリーの関連記事がいくつかネットでもあるんですが、昔の「Our Time」の解説にはオードリーのことは一言も書いてなかったし、「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」は解説無し。
 世間的にはほとんど誰も知らないことだったんですよね。

 でも「ヴァリーエ」ばっかりで他のは聴かなかったんです。
 なので、他を聴いて初めてこんな重大な事実を知りました!
 「陶酔のワルツ」も実は「エクスラン・ヴァリーエ」のCMソングだった!ってのはこれまた日本初の記事だと思います。

 2004年の「トホホ人物伝」を録画してお持ちの方は、アマゾンで「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」が試聴出来ますので、ぜひ「陶酔のワルツ」をお聴きになってください。“あっ、これこれ!”っておわかりになると思いますよ!(^-^ 

 でもなぜブラックドレスバージョンでは「陶酔のワルツ」が使われたんでしょうね〜。「ヴァリーエ」じゃなく。
 この辺は加藤タキさんや青山音楽事務所(現:青山ミュージック・アソシエイツ)の当時の方でないとわからないんでしょうねー。
 本当に色々当時のお話は訊きたいことがいっぱいあります! 

 この「由紀さおり 35周年記念スペシャルプレミアムコレクション」は由紀さおりさんの熱心なファンの方が、当時未CD化だった曲を直訴してできたものだったようなんですよね(発売当時にロムってて知りました)。
 Amazonで調べた所、「ヴァリーエ」と「陶酔のワルツ」が同時に収録されているのはこれだけのようです。1枚で「エクスラン・ヴァリーエ」サントラが2曲聴けるありがた〜いCDなので、これはその曲を選んだファンの方に感謝しないといけませんよね。

 CMでは由紀さおりさんの「陶酔のワルツ」の♪るるるる〜るる〜♪に合わせて、オードリーが“ヴァリエー、ヴァリエー!”って言ってました。
 (オードリーの発音は“ヴァリーエ”じゃなくて、“ヴァリエー”だった。)

 でも、CMでは♪るるるる〜るる〜♪で歌詞無しだったので、これって、実はまだCD化されてない未発表音源なんじゃないんですか?
 ファンの方、ボーナストラックで収録を嘆願した方がいいのでは…。その時は僕も「エクスラン・ヴァリーエ」サントラとして買います!
 由紀さおりさんは最近世界的に大きく取り上げられてましたから、あながち実現不可能じゃないかも…。





同じカテゴリー(エクスラン・ヴァリーエ)の記事
 「エクスラン・ヴァリーエ」別冊セブンティーン 1971年9月号 (2021-12-26 09:00)
 「所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝」 (2021-01-16 22:00)
 “SCREEN”2019年2月号 付録:オードリー・ヘプバーン カレンダー (2018-12-22 14:00)
 週刊文春1971年7/12号「エクスラン・ヴァリーエ」記事 (2018-05-04 18:00)
 WOWOWの番組で凄いことが!! (2013-02-10 09:00)
 71年「non-no」創刊第3号「エクスラン・ヴァリーエ」 (2012-04-01 09:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。