2014年06月02日

「パリで一緒に」公開50周年記念 キャビネ写真 その2

まずは6月のオードリー映画上映案内です。

「いつも2人で」(イオンシネマ“シネパス”)
 グループ1
 北海道 イオンシネマ江別・イオンシネマ小樽・イオンシネマ北見・イオンシネマ釧路
 宮城 イオンシネマ名取・イオンシネマ石巻
 山形 イオンシネマ天童
 新潟 イオンシネマ県央・イオンシネマ新潟西・イオンシネマ新潟南
 群馬 イオンシネマ太田・イオンシネマ高崎

 天童のみ6/14~20、それ以外は6/16~20。

「マイヤーリング」
 下高井戸シネマ 6/28(土)〜7/4(金) 12:25

 さて、今回も引き続き「パリで一緒に」日本初公開50周年記念で、キャビネ写真を紹介します。

 今回も「パリで一緒に」に関する事と写真に関する事で、文章が「パリで一緒に」構造になっています。画像に関する事は(カッコ)付きになってます。

 「パリで一緒に」、公開順では「シャレード」と「マイ・フェア・レディ」というオードリーの2大作品に挟まれて目立たない存在ですけど、オードリーの人気の絶頂期だっただけあって、初公開時にはきちんとヒットしています。

 (今回の1枚めは共演のウィリアム・ホールデン。朝起きて、フレッド・アステアの“THAT FACE”の音楽に合わせてオードリーの顔を見つめるシーン。彼は死ぬまでオードリーに恋してたとか…。
 それにしてもホールデンって老けてますよね。調べたら撮影時はまだ44才!すっかり見た目初老じゃないですかーっ!やっぱりアルコールのせい?それとも昔はみんなそうだったのか…。そういえば「麗しのサブリナ」の時から既に35才くらいに全然見えないほど老けてましたけどね。)

 日本での配給収入(今は単純売り上げの興行収入で計算されていますけど、昔は売り上げから劇場の取り分を差し引いた配給収入で計算されていました。配給収入は、興行収入の約50%くらいだそうです。)も「おしゃれ泥棒」公開後までの成績で1億214万1000円。
 「ティファニーで朝食を」の8770万円よりも上です。
 
 ちなみにこの当時は配給収入が1億円を超えると大ヒットだったそうです。それ以下の「ティファニーで朝食を」は水準成績だそう。

 (2枚めのオードリーは正面からの撮影。これ、オードリーが綺麗なんですが、よく見るとオードリーの鼻の形が左右非対称なのがよくわかる画像になっています。オードリーが写真撮影はなぜ左からにこだわるのかはこの鼻にあるような気がします。)














 確かに、「ティファニーで朝食を」のスカラ座初版パンフレットよりも「パリで一緒に」のスカラ座初版パンフレットの方が入手しやすいですもんね。やはり世の中に出回ってる数が多いのでしょう。

 なので、この「パリで一緒に」もその興行価値を見込んで72年にリバイバルされたんですよね。その後86年くらい(実際は88年か?)にもリバイバルされましたし、ここらでそろそろまたリバイバルをして欲しいところです。

  そういえば、歴代映画興行成績で観客動員数が最近のしか残ってなさそうなのが残念ですね。

 wikiとか見ても、明らかに映画全盛の時代の大ヒット作が全然入ってませんもんね。

 オードリーの「ローマの休日」や「マイ・フェア・レディ」はもちろんのこと、「風と共に去りぬ」「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」「アラビアのロレンス」、それに「マイ・フェア・レディ」でも抜けなかったという、67年当時の史上最高収益の1.2である「007/サンダーボール作戦」「ベン・ハー」などがないのも、資料として不完全なんですよね。

 なので、日本ではアメリカみたいに、インフレを考慮しての歴代順位とかが出せないみたいで…。













 (上左の写真は、珍しくオードリーが自毛のロングヘアをおろしている写真。でもこの映画を最初に見た時から、オードリーってロングヘアよりもアップにしてる方が似合うよなーって思ってました。この画像は綺麗だけどね。右のお風呂に入るオードリーはまたまためっちゃかわいいです。)

 ビデオとレーザーディスクの時代、この「パリで一緒に」はファンの間でもビックリするくらいカラーが鮮やかでした。

 オードリーの着るジバンシィのオレンジやピンクの衣装や、背景のフランス国旗や緑の葉の綺麗だったこと!

 よくここまでいい状態で保存されていたなあ〜と感心してました。これぞテクニカラー!みたいな。おそらくオードリー映画では一番良い状態で見れたのではないかと。

 ところがDVDになってビックリ!なんとビデオ時代よりも画面は濁り、色褪せたような単に古い映画になっていました。書いていませんが、DVD化に当たって、おそらく画質はある程度デジタル調整されてしまったんだろうと思うんですが、現代の流行りの濁った抑えられた色に…。

 (このパーティーでのシーンで、オードリーの夫のメル・ファーラーがドラキュラから狼男になる役で出てますよね。まあこれも、オードリーとメル・ファーラーの共演ということでしょうか…絡んでないけど。
 ピーター・セラーズはチャップリンの扮装で出てるらしいんですが、セラーズを良く知らないので、“そうなのか…”と思うだけで、感激は無いです。
 今の若い人たちにとっては、ディートリッヒもトニー・カーティスも主演のホールデンにさえも何とも思わないんでしょうね。)

 あー、ホンとパラマウントの画質調整担当はなんてことするんだーっ!せっかくの「パリで一緒に」の良さの1つを明らかに殺してしまってます。

 確かに「パリの恋人」や「ティファニーで朝食を」のような代表作ではないかもしれんけど、オードリーのファンはどの作品も大事なんやから、粗雑に扱ってほしくないなーと思いました。

 そうそう池田昌子さんによる「パリで一緒に」や「マイ・フェア・レディ」の完全版吹替も収録してほしいんですけどっ!マジで。


 (このラストでオードリーが着ている服も、DVDで色が抑えられたために、地味なピンクになってます。本当はショッキングピンクみたいな色だったのにね〜…。
 あと、ラストの大騒動で、アイスクリームがベランダのお婆ちゃんの顔やおばちゃんの胸に当たるというベタなところが、子供の頃に見た時は面白かったんですけど、2度め以降に見た時はそんなに面白くなかったかなー。年のせい?残念だなー。)

 ラストシーンの、シャイヨ宮前の広場での花火と噴水のシーンがキレイで大好きです。

 前回と今回の「パリで一緒に」スチール集はいかがでしたか?僕はもう見慣れてしまった画像ばかりで新鮮味が無いのですが、実は珍しい画像も混じっているかもしれませんね。



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この記事へのコメント
おひさしぶりです~。
オードリーのローマ 日本版出ましたねぇ。紙質改善されてよかった。

「パリで一緒に」一連のパネル
楽しく拝見いたしました~!(^^)!
確かにファン歴の最初期に見知ったものばかりで珍しくはないけど、
絶大なインパクトを受けたし超大好きだった画像たち!
ものすごく懐かしいです。
今回改めてつくづく感じたんですが、
僕のなかにあったそして今もある・・・映画とか都会とか大人とかオシャレとか諸々に対するあこがれって、
なんかこの作品もしくはこの作品周辺からスタートしているような気がするのです。
こういうのって一生つきまといますよねぇ(笑)

「緑の館」と並んで、(あくまでオードリィ全盛期時代の作品では)
ひとっつもほめている批評を見たことがない作品だけれども、
このあこがれってやつはもう不滅なんですよ。
だから不出来なんて(僕はそれほどとも思わないけどね)
結構どうでもよくって、画面に映っているいろんなもの
オードリィの顔、髪型、服、帽子、
ベンソンの部屋、インテリア、小道具、ベランダ
パリの街(もうセットでもいい)などなど・・・・が好きなんです。

だ・か・ら・こそ!
DVD化以降のカラーの不鮮明さには失望も大きいわけです。
なぁ~んでなんでしょうねぇ(T_T)
WOWWOWで今年の正月に放映されたのも、どんよりカラーでした。
画質が鮮明なだけに余計に違和感があるのです。
今ブルーレイ化されても同じ感じになる可能性大でしょうね。
かたや「ティファニーで朝食を」にはあまりの綺麗さにビックリですのに。
Posted by まる at 2014年06月08日 22:34
まるさん、こんばんは!(^-^

「オードリーのローマ」、僕も買いましたよ〜!
先に出版社に電話して色々伺ったんですけど、紙質が改善の話はその時に聞いたので、さっそく本屋へ行って実物を確認後買いました!
週刊オードリー・ヘプバーンのバインダーよりも先に紹介しようと思ってたんですけど、気分の問題で先にバインダーとなりました。
「オードリーに魅せられて〜サブリナの日々〜」の日本版もまだ紹介してないですし、結構ほったらかしがありますよね。(^^;;;

「パリで一緒に」、さすがにまるさんクラスだと見知った画像ばかりですよね。(^^;A
でもまるさんも僕も「パリで一緒に」の画像は大好きですよね!
それにこの作品がまるさんや僕に与えた影響の大きさって本当に凄いですよね。そういう意味でも、この「パリで一緒に」ってオードリーのファンを作る重要な役目を立派に果たしてるんだなーと。

それに、映画ファンや「ローマの休日」ファンとかには評価低いですけど、オードリーファンでは「パリで一緒に」は意外と好かれてますよね〜。
確かに褒めてる批評は見たこと無いですけど(笑)、オードリーのファンでこの作品が嫌いって人も見た事ないです。結構愛される作品なんだなー、みたいな。

僕にとっても「パリで一緒に」は最重要な作品で、まるさんのおっしゃるように、ファッションでも冬の「シャレード」よりもカラフルな夏の「パリで一緒に」の方が僕の持つイメージのジバンシィだったりして。
オードリーを思うときも、まず脳裏に出てくるのは「パリで一緒に」の顔をしたオードリーです。
確かにこの作品は出来はどうでもいいですよね。もうそういう事を超えて突き抜けてしまった作品ということでしょうか。
だからこの作品は存在してくれて、本当に良かった!と思っている作品です。

DVDでのカラーのヒドさはまるさんは以前から嘆いてらしてましたよね。
このビデオ時代とDVD時代の間に、いったい何があったのか…。
特にカラー設計が緻密だったと思われる「パリで一緒に」だからこそ、綺麗なテクニカラー画質で見てみたいです。「パリの恋人」なんかは美しく甦っているのに、「パリで一緒に」はなんとしたことでしょうね。
本当に最近の何でもかんでも抑えた色に…って流行はとっとと撤廃して、本来のテクニカラーの色で見たいです(「シャレード」も今の色は違うと思います)。
今年50周年の「マイ・フェア・レディ」もなんらかの形で出るのでしょうが、オードリーの衣装の家出オレンジ・ラストのピンクが濁らない事を願ってます…。
Posted by みつおみつお at 2014年06月09日 22:06
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