2014年07月03日

“A LETTER FROM MY FAIR LADY”

「マイヤーリング」
 下高井戸シネマ 7/4(金)まで 12:25
 Cinema KOBE 7/12(土)〜7/18(金) 偶数日10:30、14:45、19:00 、奇数日13:10、17:25

「シャレード」 第二回・新午前十時の映画祭
 GROUP Aにて8/23(土)~9/05(金)

「いつも2人で」 イオンシネマ“シネパス”
 グループ3 8/25(月)~8/29(金)
 千葉  イオンシネマユーカリが丘・イオンシネマ市川妙典・イオンシネマ千葉ニュータウン・イオンシネマ幕張新都心
 神奈川 イオンシネマ海老名・イオンシネマみなとみらい・イオンシネマつきみ野・イオンシネマ港北ニュータウン
 愛知  イオンシネマ豊川・イオンシネマ大高・イオンシネマ名古屋茶屋・イオンシネマワンダー・イオンシネマ岡崎

“A LETTER FROM MY FAIR LADY”

 今回もmengさんからの頂き物です。今年公開50周年に当たる「マイ・フェア・レディ」のご案内みたいな物で、ま、ちょっとした「マイ・フェア・レディ」新聞的なもの。
 まず半分に折って、それをさらに三つ折りにしています。

 折り曲げた時に表に来る部分に切手欄が有って、そこには“BULK RATE U.S. POSTAGE PAID”って書いてます。日本でいう料金別納みたいな感じですかね?
 ワーナーブラザーズから大量に送られたのかと。
 日本ではほとんど見ない物なので、いただけるなんてありがたいですよね。

 表面に当たる部分には「スペインの雨」で踊るイライザ・ヒギンズ教授・ピッカリング大佐が。
 中面には「マイ・フェア・レディ」の記事と舞台裏の画像、そしてオードリーの撮影中の画像が載っています。

“A LETTER FROM MY FAIR LADY”

 残念ながら英語が読めないので文章を楽しめないんですが、面白いなあ〜と思ったのが、「マイ・フェア・レディ」のアメリカ・カナダの主要都市での公開予定が載ってるところ。

 ニューヨークが最初で10月21日。やっぱりニューヨークってのは日本での銀座でのロードショー的な感じで、やっぱりアメリカでの格のトップなんでしょうね。なので、世界で一番良いフィルムが上映で使われたと思います。

 昔はデジタルじゃなくてフィルムでの上映ですが、これって公開に合わせてフィルムを何本も作るんですが、プリント時に個体差が出来るので、日本でも最も良い状態のフィルムが東京のロードショー館、次に良い状態の物が大阪、その次が名古屋、って映画館に行くようになってたようです。そして二番館や名画座ではそういうロードショー館で上映し終わった後のフィルムが行くそうで、その時には使い古してフィルムに傷が付いてたりしてたそうなんですよね。
 なので、アメリカでもそういうことがあったと思います。

 ちなみに2番はシカゴの10月23日。その次が10月の28日で11都市。ボストン・ロサンゼルス・フィラデルフィア・デトロイトというアメリカの都市の他に、トロント・モントリオール・バンクーバーなどのカナダの都市がずらり。カナダは一斉公開だったんでしょうかね。

“A LETTER FROM MY FAIR LADY” ここで、えっ!と思うのはデトロイト。今そんなに大きな都市のイメージはないのですけど、3番手に公開するというのはすごいなーと思ったんですが、この当時は160万人ほど人口があって、アメリカでも5番目に人口が多かったんですね。今では70万人で18番目だそうです。

 続いて11月11日のヒューストン・サンフランシスコなどから、最終はアトランタの12月25日へと続いて行くみたいです。

 中面の真ん中の、Hの発音を練習するシーンの撮影合間のオードリーの画像は、珍しく且つキレイですね。
 「アートフォード・エレフォード・アンプシャーじゃあ、アリケーンはほとんどうかねえ。」(笑)。これ日本語版ですけど、元はなんて言ってるかわかります?

 日本では東京の有楽座と大阪の梅田スカラ座・千日前スバル座が12月1日公開で一番早かったようですね。そういえば、他の劇場ではアメリカ版のパンフレットを日本語に翻訳したパンフレットが売られましたけど、千日前スバル座は1964年という劇場独自パンフのすっかり廃れてしまった時期に、全くの独自パンフを単独で作ってしまいました!とても珍しいパンフで、オードリーパンフの中でもかなり入手の難しいものの1つ。



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