2014年11月10日

「いつも2人で」シネパスチラシ&スケジュール表

 今、この「オードリー・ヘプバーンといつも2人で」の別館を2つ作ろうとしています。
 雑談ちっくなのは「おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!」で既にやってますけど、それとも違う、オードリーの別館です。

 1つは間もなく出来上がりますので、もう少しお待ちください。
 そしてもう1つは、オードリーファンの皆さんにも協力してもらおうという魂胆。(´ڡ`;;

★「いつも2人で」「マイヤーリング
 東京池袋の新文芸坐にて、11/27(木)のみオードリーの2作品が上映されます。
 「いつも2人で」 9:45/13:25/17:05/20:40
 「マイヤーリング」11:50/15:30/19:10
 東京での「いつも2人で」は来年のシネパスよりも早く見れますので、見に行ける方はぜひ!
 新文芸坐での「いつも2人で」上映は、2008年1月21日以来になります。また「マイヤーリング」の上映も減ってますので、見逃してた方はぜひどうそ!

 (「いつも2人で」を初めてご覧になる方は、僕のもう1つのブログで先に“「いつも2人で」オードリーの髪型による旅の順番の見分け方”を読んでいただくと、時系列が混乱しないかと思います。)

★「シャレード」(新・午前十時の映画祭)
 全国Group Cの劇場にて 2014/12/27(土)~2015/01/09(金)
 年末年始のお正月映画になります!午前十時の映画祭がこの時期に「シャレード」を持ってきたのは、偶然ではないと思います。オードリーに期待してるんでしょうね。

★「いつも2人で」(イオンシネマ “シネパス”)
 グループ2 守谷(茨城)、大井・大宮・熊谷・浦和美園・羽生・越谷レイクタウン・春日部(以上埼玉)、板橋・むさし村山・日の出・多摩センター(以上東京) 2015/1/19(月)~23(金)
 今回は関東圏での上映です。(次回、ラストは3月の石川・岐阜・三重・滋賀・奈良・京都になります)

 10月に、シネパスの「いつも2人で」に行ってきました。見に行ったのはイオンシネマ茨木。
 なぜかネットでの購入&座席予約が僕のMacからは出来なかったので、イオンシネマ茨木さんに電話して、席を押さえていただきました。

 当日は朝早くから茨木へ。
 シネパスのチラシは無いかな〜?とチラシを見たんですが、全然置いてなかったので、直接従業員の方にお願いして、いただきました。それがこちらになります。

 とにかく、今年「いつも2人で」がリバイバルされました、という貴重な証拠になりますからね。
 それに、平日にそんなしょっちゅう行けないから年間パスは買えないので、48作品全部のガイドブック(年パスを買った人のみもらえる)なるものも手に入らないので、これが今年度リバイバル唯一の僕の「いつも2人で」関連物になります。

 チラシはB5サイズ2つ折。裏ページはシネパスをやっている全国のイオンシネマの案内。
 中面に全48作品の画像が載っています。

 「いつも2人で」は中面右ページの上に“映画史を彩る美しい女優たち。”のところに「裏窓」「イヴの総て」「ボルベール」と共に載っていました。

 また、イオンシネマ茨木のスケジュール表ももらってきました。

 映画館は人が少なかったですね。見終わった後に数えたら、全部で9名でした。

 映画が始まった時は、すっごく嬉しかったです!「いつも2人で」が劇場で!!
 僕にとっては2001年9月に京都みなみ会館で見て以来、13年ぶりの劇場での「いつも2人で」になります。

 スクリーンを見てて、やっぱり最近の映画館はビスタビジョンサイズ(1.85:1)に合わせてあるかと思うのですが、「いつも2人で」はパナビジョンなのでシネマスコープサイズ(2.35:1)。
 どうなるのかなーと思っていたら、映画が始まるとスクリーンの下部に写ってて、上部が黒帯になってました。画面が全体に暗い時は、上部の黒帯がちょっと違和感ありましたね、なんかもっと画面があるんじゃないか、みたいな感じで。

 「いつも2人で」のモーリス・ビンダーのタイトルバックは、オードリー映画の中で僕は一番好きなものなので、映画が始まった時は嬉しくて手を叩こうかと思ったくらいでした。なんとか理性で止めましたけど。(^^;;;

 画面はちょっと暗かったです。なんかこの間紹介したレーザーディスク初期版の映像を見てるみたいで、なんだか晴れてるシーンなのに、スッキリしないです。いつも曇り空っぽい。もうちょっと明るくして欲しい。

 これ、何年か前に「ロシュフォールの恋人たち」を映画館で見た時にも思ってました。暗い!もっと華やかにして!
 見てると慣れる、というレベルではなく、ずっと画面が暗いのが気になるレベル。

 そして翻訳は今発売されているDVDと同じ。
 これ、なんとかならないんですかね。昨年の“スクリーン・ビューティーズ”での「ティファニーで朝食を」「パリの恋人」「麗しのサブリナ」上映もそうでしたけど、DVDと同じだと、字幕にかかる経費削減〜って感じがプンプンして、映画館で見てる楽しみがちょっと減らされてる感じがどうしてもするんですよね。
 なんか、家でDVDやブルーレイ見てるのとおんなじやーん…みたいなちょっとガッカリ感。
 そういう意味では、NHK BSで放送される時は全然違う訳が付くので、それはそれで新鮮に見れたりします。

 画面が大きい分、端から端の全部を捕らえ切れなくて、どこを意識して見ようかな?と思う事も何度かありました。やっぱり映画館で見る映画は違いますよね!
 そして、見る事を意識をする箇所を変えれば、次もまた見れる!という、劇場ならではの楽しみ方をしてました。

 ジョアンナがマークの許へ戻るシーンでは、ちょっと感動してウルッときそうでした。やっぱりこのシーンのオードリーは上手いですよね!
 オードリーの演技の最高傑作!という評価があるのも、わかるわかる!と思いながら見てました。
 それに、6回の旅が交錯するのがやっぱり新鮮!うん、いいっ!って思ってました。

 映画公開当時、結婚12年の中年夫婦の倦怠期を描いた作品なんて言われてたんですよね。
 でもこれ、オードリーは18才〜30才の役なんですよね…。

 ちなみに、ここへお越しいただいている、大好きなまるさんが調べてくださったことで、「いつも2人で」に出てくるパスポートによるとマーク1933.8.22生まれ、 ジョアンナ1936.7.11生まれ。イギリス・サリー州在住という設定が明らかになっています。

 公開当時の30才なら仕方ないのかもしれませんが、作家の林真理子さんが書いてらっしゃったように、“30才で中年扱い!?”とは確かに思います。
 今の30才なんて、まだまだ若い青年時代ですもんね。

 それに以前から思ってたんですけど、この映画は12年にわたる6度の旅の映画ではあるんですけど、1954年から1966年(撮影年)を描いた作品ではないですよね。
 どっちかっていうと、その12年は全て1966年くらいという設定じゃないかと思います。
 サントロペの海岸みたいな、過去を意識したシーンもあることはあるけど。

 というのも、小道具や衣装、そしてメイクに昔の雰囲気を出そうという意図が全く見えないですよね。オードリーを見れば一目瞭然なんですけど、メイクも衣装も髪型も、全部撮影当時の1966年を意識したもの。

 アイメイクはずっと変わらず1966年の隈取りメイクだし、結婚後2年というセリフが出てくる友人家族との2回目の旅での髪型は、明らかに1960年代後半の、トップを盛り上げて、垂らした長い髪は外はねという髪型。1956年にしようという意識が無い。

 それからさらに2年後くらいであろう中古のMGでの旅でも、オードリーは超ミニのテニスウェアみたいなのを着てるし、全然1958年頃の衣装じゃない。

 オードリーの1950年代の映画やスチール写真を見ればわかる通り、50年代の女性の衣装だと、まだまだふくらはぎまであるほどスカートの裾は長いし、54年だったらフレアースカート、56年頃だったら「パリの恋人」風タイトスカートか「昼下りの情事」風腰から広がったスカート、みたいな感じで、「いつも2人で」で描かれているものと全然違う。

 これ、時代考証がなってないんじゃなくて、監督のスタンリー・ドーネンが意図的に、わざとやってますよね。
 なんでだか今まで誰も書いてないので、ここで世界で初めて書いたよ、って言っときますね。文章をパクらないでね(笑)。

 映画の年度の設定は1966年という単一年で、その中でマークとジョアンナは12年過ごしてる。
 サザエさんの世界のようでいて、そうではない不思議な空間で2人は生きてる。

 この時代臭の無さが、映画の中で色んな時期が交錯するのにピッタリ合った設定だし、新しさを醸し出してる。
 違う時代の2人が何度もニアミスするのも、実は同じ年なんだったら全然不思議じゃない。

 いわば、1つの世界に6本の平行宇宙が同時にあります、って感じですよね。そして、その平行宇宙の過去に当たる記憶は持ってるという、SF小説でも未だ描かれた事の無い、もの凄い斬新な設定かもしれないという…。

 映画を見終わった後、やっぱり拍手したかったし、別に映画はもう終わったからそれでも良かっただろうけど、でもやっぱり恥ずかしくてしなかった。(^^;;;

 うん、なんかやっぱり「いつも2人で」は凄い!素晴らしい!
 「いつも2人で」ってオードリーを好きになればなるほど評価が上がるみたいだし、見る度に感じ方が変わる、いろんな発見があるっていうのもスゴいですよね。
 もし最初に見て、あんまりわからないとか気に入らないとかあっても、オードリーファンならいつかもう一度見て欲しい傑作です。

 いや〜「いつも2人で」って、書いても書いても書ききれない事がいっぱいで…。
 凡庸な僕でも、いつか全容を掴みきれる日は来るのかな〜?って感じですね。

 シネパスは残念ながら平日のみの上映なので、その日は映画が終わってから、久々に会う知り合いとカラオケ行って、しゃぶしゃぶを食べて帰りました。



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この記事へのコメント
こんばんわ

なんと斬新で洒落た映画、というのが、小学生の時初めて「いつも二人で」を観た時の感想でしたね。
新婚時代のマークとジョアンナを乗せたボロ車と、倦怠期のマークとジョアンナが乗った高級車がすれ違うところなど前衛的で、とても面白かったですねえ。
この映画、たしか原作があるんですよね。日本語訳が出ているんだったら、ぜひ読んでみたいです。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2014年11月10日 21:22
分かります分かります!
僕も渋谷のシネマヴェーラで再会したときは、
冒頭のモーリス・ビンダーのタイトルで泣きそうになりました、ホントに!

時代設定と時代考証のなってなさについては、な~るほどですね。
ずっと疑問に感じていたことがいくつかありましたもんね。
特にジョアンナの目のメイクとか。
このあたりドーネン監督に伺いたいところですね。
Posted by まる at 2014年11月11日 00:39
>ヴェロニカ・ハメルさん

ヴェロニカ・ハメルさんも初めから面白く見ていただいてたんですね!(^-^
ホントに今見ても前衛的で、素晴らしい映画です!
今のようなCGとかは一切ないんですけど、映画でしか出来ないテクニックで見せてくれますよね。

それと原作なんですけど、僕もずっと探してたんですけど、どうやら日本語訳は無いのかな〜と。
出てるとすれば、題名も「愛情の限界」だったのか、それとも映画に会わせて「いつも2人で」だったのかも…とか。
ずっと探してますけど、今までお目にかかったことないです。
僕も読んでみたいです。
Posted by みつおみつお at 2014年11月11日 01:47
>まるさん

そうですよねー、まるさんは2007年にシネマヴェーラで「いつも2人で」に会ってるんですよね。
あの時は、本当に羨ましかったです。
翌年には新文芸坐でも上映されたので、これは大阪でも上映される!?と期待したんですが、結局来なかったです。ホントに残念でした。
やっと劇場での「いつも2人で」に僕も会えました!
今回は初のデジタル上映になりますよね。

時代は本当に意識されてないですよね。ジョアンナの目はその最たるものですし。
でも「いつも2人で」って撮影順が全く不明なんですけど、同じ場所の撮影は1度で済ませてたとすると、メイクがそのままなら、オードリーはカツラをつけたり外したりですぐに別の時代に変身出来て便利だったのでしょうか…。(^^;

そういえば、まるさんはイオンシネマ加古川で「いつも2人で」をご覧になれましたか?
確かそちらに行くとおっしゃってたので。
Posted by みつおみつお at 2014年11月11日 02:01
つい行きそびれてしまいました、しくしく(T_T)
デジタル上映、でも画質はそんなによくなかったようですね。
去年の今頃(っていうかもう一年経つのかぁ~)のBSプレミアムも
初のフルハイビジョン版でしたけど、大してよくなかったですもんね。
「いつも2人で」って、カラーの感じが観るバージョンで色々で、
いったいどれが本来に近いのかわかんなくなっています。
僕的には、海外版DVDと廉価版で再発売されたFOXビデオ(VHS)が綺麗だったと思います。

それに「いつも2人で」は確かに“順撮り”ではないですよねぇ。
プレッシャーにそれほどさらされていないので、「マイ・フェア・レディ」のときみたいにはならんかったんでしょうね。
というか、実は“順撮り”の作品ってそれほどないんじゃないのかと思っています。
原作については僕も不明ですが、
シナリオは古本屋でみつけて頑張って購入しました。
実際の本編とはだいぶ違っているようでした。
なにせ台詞がかなり削られているんですよ。
映画は吟味した結果なんでしょうね。
ただ例の名台詞(話もしない二人組ってなぁに?夫婦よ)はしっかり載っていました。
Posted by まる at 2014年11月12日 23:06
おお〜〜〜!
まるさん、見逃してしまいましたか!

でもきっとまたどこかで上映があると信じましょう!(^-^

僕も「いつも2人で」の発色では、LDの2回目がいいかなーと思っています。
きっちり晴れは晴れらしくなってましたし。

それと、順取りの件は、確かにロケのある場合、先にロケだけ集中して撮ってたりしますよね。
「ティファニーで朝食を」も、ニューヨークのアパートの前のシーンと、ハリウッドの室内のセットは絶対別に撮ってますしね。

それと、まるさん!「いつも2人で」のシナリオってどんなのですか!?
出版社名と、本の名前など、詳細を教えていただけませんか??
「いつも2人で」唯一の本かもしれないですよね。
Posted by みつおみつお at 2014年11月14日 00:36
シナリオは正規の出版というものじゃくて、
どうも撮影台本っぽいもののようです。
タイプ打ちでしたし、様々な落書き(ここはカットするよ~んとか)がありました。
神保町の古本屋(矢口書店)で買いました。
Posted by まる at 2014年11月14日 00:59
またまたまるさん、教えていただきありがとうございます。

撮影台本…って、もしかして英語ですか?
本物だと凄いですよね!
カットされた内容ってどんなのだったんでしょう!?
めちゃめちゃ興味があります!!(^-^

しかしさすが矢口書店ですね。僕も以前はよくお世話になりました。
Posted by みつおみつお at 2014年11月14日 18:22
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