2008年09月18日

映画の日宣伝用オードリーポスター

映画の日宣伝用オードリーポスター 長々とお待たせした割には“なんじゃ!?”なグッズの紹介で申し訳ないのですが…。

 今日は、1980年代後半~90年代前半の映画の日の一般認知度をあげるための宣伝ポスターの紹介です。このシリーズではオードリーではない、「カサブランカ」や「風と共に去りぬ」なんかもあったと思います。

 僕はオードリーではこの2種しか持っていないのですが、他には「ローマの休日」「昼下りの情事」「ティファニーで朝食を」をメインにしたポスターもあります。

 「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」はあまりにもおなじみの画像であんまり欲しいという欲求が起こらないのですが、「昼下りの情事」だけは緑のバックにカーネーションの香りを嗅ぐオードリーの画像で、いつかは買いたいと思っています。

 これらは神戸のシネマガイドさんで買いました。「パリの恋人」の方は、映画の1シーンなんですけど、なんか垢抜けないオードリーに写ってますよね(笑)。

映画の日宣伝用オードリーポスター さて、それとこのポスターには映画雑誌「ロードショー」の広告も入ってますよね。「ロードショー」とのタイアップだったんでしょうか?
 オードリーとは縁の薄い「ロードショー」なんですけど、この当時のオードリー人気のリバイバルは圧倒的で、さすがの「ロードショー」も老若男女にアピールするオードリーを何回も使わざるをえなかったんでしょうかね。

 さて、最近の「ロードショー」も「スクリーン」もなんですけど、ページ数、減りましたねー。以前は250ページくらいあったのに、今は160~170ページですもんねー。
 本屋で最近見ると、あまりのペラペラさに、“大丈夫なんかなー?売れてなくて大赤字ちゃうかなー…。”って思ってしまいます。

 中身では“見る”部分はともかく、“読む”部分は壊滅状態ですよねー。まあ、いまや双葉十三郎さん・小森のおばちゃま・淀川長治さんなどの往年の名評論家の方たちも活動してらっしゃらないし、映画について正しく“批評できる”人がもういないのかもしれませんが…。



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この記事へのコメント
いつも更新を楽しみにしてます。
私も最近の映画雑誌の内容の薄さに驚きました。
オードリーの命日前後に出る特集号や付録がつく新年号ぐらいしか買わないのですが(笑)
以前に1950年代のスクリーンや映画の友を古本屋で買いましたが、内容の濃さは今の雑誌にはない凄さですよね。
表紙も宣伝文字もなく飾っておきたくなるくらいシンプルで美しいです。
1ヶ月あっても読みきれないような文書の多さですし。
映画・演劇のパンフレットも今は写真ばかりで読みものがない為、眺めたら終わり。
買わなくなりました。
Posted by おはぎ at 2008年09月18日 19:14
世界一の古書店街・神田神保町でオードリーの記事がある古い映画雑誌はすべて買いあさりました。
初めは80円程度のものが、バブルで3000円です。
それでも、名古屋から夜行バスで何度も往復しました。

集英社で「ロードショー」を発刊する前に、名古屋城そばのキャッスルホテルに招かれ、「オードリー・マニアック・クラブ」としての、要望や企画を提案。

評論だけでなくファン参加型の企画で「洋画ファン・アラカルト」の第一回を名古屋のオードリー記念館で開催。

返礼で東京の草月ホールで、「オードリー展」開催。親族は関係なく、エクスランの協力で「ヴァーリェ」の大スクリーンでの上映もしました。

スクリーン誌の方が、オードリー党の読者が多いようです。
編集方針の差が出てますね。
Posted by いも源氏 at 2008年09月19日 11:24
こんにちは。
残念ながらロードショーは今年で休刊になるそうですね。
これも時の流れですな~。
Posted by ゆめのゆ at 2008年09月20日 15:27
>おはぎさん

こちらこそ、いつもお越しいただいて、ありがとうございます!(^-^
僕も買うといったら、オードリーの特集号のある号くらいですね。
確かに50年代とかの映画雑誌は、読み応えが違いますよねー。
僕も「パリの恋人」と「昼下りの情事」に関して書かれた号を
読んだことがあるんですが、
その深い考察にびっくりしたもんです。
画像は今と比べると少ないですし、印刷も悪いんですが、
昔のは、「キネマ旬報」というお堅い雑誌でなくても、
充分手ごたえのあるものでしたよね。
今のは…単なるグラビア雑誌ですよね。
一瞬で読み終わります。
Posted by みつおみつお at 2008年09月21日 19:05
>いも源氏さん

すっ、すごいですね!
僕はさすがに全バックナンバーを揃えるような
財力はないんですが…。(^^;;
でもやっぱり欲しいのは1963年の「映画の友」と「スクリーン」でしょうか。
「パリで一緒に」の画像が豊富にありそうで、
オードリーの美の頂点の作品なので、
ぜひぜひいつかは欲しいな~~と。

「ロードショー」創刊第2号の記事、
いも源氏さんの顔がよくわからないですね~。
うーん、残念(笑)!!
Posted by みつおみつお at 2008年09月21日 19:09
>ゆめのゆさん

えっ!恐れていたことが現実に!!!
「ロードショー」休刊ですか!!
えーと、でも実質廃刊なんでしょうねー。
オードリー的にはあんまり関係のない雑誌でしたが、
「スクリーン」もライバル誌があるからこそ切磋琢磨したんでしょうに…。

過去に、「映画の友」が廃刊になった後に
オードリーが「エクスラン・ヴァリーエ」で登場して、
あの時2誌あれば、もっとオードリーが残っていただろうに!
ともったいない!と思いましたが、
今後もそういうことがあったときに、
大丈夫かなーなんて考えてしまいます。
とりあえず、「スクリーン」には頑張ってもらわねば!
Posted by みつおみつお at 2008年09月21日 19:14
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