2015年05月04日

ミニチュア版「昼下りの情事」1965年リバイバル時 立看ポスター

 今日はオードリーの86回目のお誕生日です!

 ミニチュア版のポスター紹介も、次はぐっと飛んで、1965年「昼下りの情事」リバイバル時の立看ポスターです。

 お気づきかと思いますが、現在のDVDではこの65年リバイバル時の「昼下りの情事」というタイトルロゴが使われています。

 そして前回の1959年の「緑の館」に比べて相当垢抜けているのがおわかりですよね?

 1950年代の “レトロ”、1960年代前半の “スカスカ” 感から抜け出して、一気に洗練された60年代後半に突入しています。

 もちろんまだまだ時代は昭和なんですけど、今の人が思う “昭和” な感じは微塵も無いですよね。

 グラフィック・デザイナーさんも、このころにきっと若くて凄い人が出てきたんだろうなーと思います。
 戦前・戦中時代のデザイナーさんの、どうも堅い&重い…っていう感じはなくなって、効果的な白の空間の使い方や、パステル色の多用など、今でも充分通用するデザインが続々と生まれてきます。

 1960年代後半〜1970年代前半にかけてのポスターは、1966年の「パリの恋人」リバイバル、「おしゃれ泥棒」鉄兜バージョン、1967年「いつも2人で」サングラスバージョン、1968年「暗くなるまで待って」、「シャレード」リバイバルB2&立看ポスター、1970年「ローマの休日」リバイバル(73年・77年も同じ)、1972年「パリで一緒に」リバイバル、1973年「戦争と平和」リバイバル「シャレード」リバイバルと、傑作の森が続きます。

 それらは約50年経った今でも世界でトップのデザイン!
 「暗くなるまで待って」のように世界でのDVDのジャケットに採用されたものもあるし、「おしゃれ泥棒」のように今でも全世界でこれを超えるデザインが出てないもの、ポスター蒐集兼展示販売の「リール・ポスター・ギャラリー」で堂々飾られていた「パリで一緒に」72年リバイバル、世界で賞賛される「シャレード」73年リバイバル、今でもデザインが踏襲される「ローマの休日」70年リバイバルなど、本当に凄いです!

 というか、50年経っても超えられない…って!この当時のグラフィックデザイナーさんのレベルがスゴ過ぎますよね!

 昔ってアドビの Photoshop や Illustrator などというものはなかった超アナログな手作業だったわけで、かかる手間ひまは今の比ではなかったと思います。
 配置するだけ…ってわけじゃないし、ぼかすための透明機能なんてものはないわけだし。

 実際このポスターもそうですけど、モノクロ画像を使う場合は、ポスターサイズの大きな画像に綺麗に着色して…という気の遠くなるような作業がまず有ったわけで、それが今の Photoshop で作業するよりも自然で繊細な仕事っぷりっていうのがホンとびっくり仰天です。日本の職人技ってすっごいですねー!

 「パリで一緒に」72年とか「おしゃれ泥棒」の鉄兜とか、あまりにも精巧で、本当はモノクロ画像なんだよってことに気づかない人も多いんじゃないでしょうか。

 これだけの世界に誇れるデザイン力を持っているのに、それぞれのポスターにはデザイナーの名前はどこにも無いという…。本当にもったいないですね。

 当時のデザイナーさんはもう亡くなってらっしゃるかもしれませんが、こうして世界がいまだに絶賛していますよ!っていうのは、ぜひ!ここに書き留めておきたいですね。

 きっと当時の映画会社も、これだけズバ抜けたデザイン力を持っているデザイナーさんだと、“またお願いします!” ってことに当然なってたんだろうなーと思います。そしてそれに感化された周りのデザイナーさんのレベルもこの時期に大きく上がっていったんだろうなと。

 ちなみに立看ポスターって、B2サイズのポスターを2枚上下に並べて(あるいは貼り合わせて)使うものなので、少しダブる部分があります。
 なので、ズレてしまうとこの画像のように “昼” の部分が2重になったりするわけですね。(^^;

 「昼下りの情事」って、1965年リバイバルの次は1989年までないんですよね。「スクリーン」とかを見ると、1972年頃にユナイトが「ウエストサイド物語」「2001年宇宙の旅」などと共に正式リバイバルする予定があったようなんですけど、実現せずに終わってしまいました。

 でも、1972年頃までは名画座での上映はあったようで(ちょうどフィルムの7年契約が切れる時期)、実際に1972年に名画座で見た人の話を伺うと、この立看ポスターが階段上に貼られたのを見ながら、降りていって名画座に行ったそうです。想像するだけでもぞくぞくっとしますね。羨ましいです。

 その後は1975年にテレビ放送されたのを最後に、1989年リバイバルまで「昼下りの情事」は一切テレビでも劇場でもビデオでも見ることの出来ない幻の作品となっていました。僕なんかも1989年まで全然見れなかったクチです。本当に恋い焦がれたものでした。



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この記事へのコメント
こんにちわ
「昼下がりの情事」・・・・・私は75年のテレビ放映時(日曜洋画劇場で淀川先生に解説付きで放映されたんですよね。懐かしい!)にはじめて見て、89年のリバイバル時に全編ノーカットの字幕版をようやく、ついに観ることが出来ました。
 わりと最近、池田昌子さんの吹き替えが収録されているDVDを購入したのですが・・・・この日本語版、75年のテレビ放映時のものと違うんですよね。
ゲーリー・クーパーの声が小川真司さんで、黒沢良さんじゃないのがちょっと・・・・。おそらくかなり最近作られた日本後版ですね。
 たとえば「オリエント急行殺人事件」のDVDなど、70年台に収録されたテレビ放映用の日本語版をそのまま使い、日本語音声がない箇所だけ、今の声優さんが吹き替えるという手法で作られた日本語版が収録されてましたので
「昼下がり・・・」の日本語版もそれと同じやり方で作られるのではと期待してたものですから・・・無いものねだりでしょうか?
 やはりクーパーの声は、黒沢良さんでないと!
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2015年05月05日 07:03
ヴェロニカ・ハメルさん、こんにちは。(^-^

1975年の放送時に「昼下りの情事」をご覧になってたんですね!
僕はそれを見ていないので、89年まで全く見れませんでした。

黒沢良さんの「昼下りの情事」は、吹替版発売前にフィールドワークスさんから僕のところにも“持っていませんか?”という連絡が来ました。
僕は持っていなかったので、このブログでも一応探しています、という記事をアップしたのですが(http://audreyhepburn.ko-co.jp/d2009-03-13.html)、ここに来てくださっている方にもお持ちの方がいらっしゃらなかったです。

他にも「allcinema」さんなどを通じて大々的に募集はかけてらっしゃったようですが、1975年という放送時期が家庭用ビデオが普及する前で、結局見つからなかったそうです。
その際に、(以前から20世紀フォックスさんは意見を聞いてくださる会社だと知っていたので)僕も意見をいわせていただいて、やっぱりオードリーファンは池田昌子さんの吹替で見たいので、クーパーが黒沢良さん(この時点で引退してらっしゃったそうです)がムリでも、ぜひ吹替の収録をお願いします!って頼んだのと、「おしゃれ泥棒」のDVDジャケットがイマイチなので、鉄兜オードリーに変更してもらえるようにお願いしたのと、「いつも2人で」がなぜショボい仕様のままなのかを伺いました。

その後「昼下りの情事」は新録音の吹替が入りましたし、「おしゃれ泥棒」ジャケットはボヤッとした画像の黒ヴェールの画像から鉄兜オードリーに変更になりましたし、「いつも2人で」は日本の20世紀フォックスは仕様をアメリカと同じにしたいのに、本国からOKが出ない、というのを伺いました。
吹替の新録音は以前伺ったことがあるのですが、100万円ほど必要になるらしいです。それでもいれてくださった20世紀フォックスさんには、本当に感謝しています。

という経緯で、1975年の黒沢良さんの吹替は残っているかどうか不明なんです。
それと、黒沢良さんのクーパーを知らない僕は、今の「昼下りの情事」の吹替も池田昌子さんがやっていただけた!ということでとても嬉しかったです。
吹替版を見ていて、一部字幕が入る、と言うのや、違う声優さんが欠損部分をアテるというのは、僕はあんまり好きではないので(興を削がれる)、全編に渡って池田昌子さんがやってくださったのは、僕は嬉しいんですよ。(^-^
「奥さまは魔女」とかも、カット部分は違う声優さんなのでショックでした。せめてサマンサだけは北浜晴子さんにやってもらえばいいのに…って思ってました。

でもヴェロニカ・ハメルさんもオススメの黒沢良さん版「昼下りの情事」も見てみたかったです。見つからないのが本当に残念ですね。

あ、あと「ティファニーで朝食を」の吹替はどの版が印象に残っていますか?
僕はどうも見たのがフジテレビの版みたいで、金内吉男さんのペパードがとても印象に残っていて、野沢那智さんのDVDを見た時はちょっと違和感がありました。(^^;A
Posted by みつおみつお at 2015年05月06日 11:30
またまたお邪魔します
実は私も、「ティファニー・・」吹き替え版で一番好きなのが故金内吉男さんがジョージ・ペパードをアテたバージョンなんです。あれはパトリシア・二ールの吹き替えが、私のご贔屓だった青年座の故初井言栄さんだった事もあって 一番気に入っている日本語版なんです。
でも、オードリーが亡くなった時に放映された「ティファニー・・」は野沢さんで
、これはこれでよかったのではと思います。アテレコ界の王と女王がオードリーを見送ったわけですからね。オードリー追悼にふさわしい豪華キャストだとおもいました。
城達也さん、黒沢良さん、中村正さん、といった、かつて池田昌子さんの
相手役をつとめた男優さんたちが亡くなったり引退なさったりして、池田さん
も寂しく感じてらっしゃると思います。アテレコ評論家のとり・みきさんとの対談
で、池田さんが「相手役の男優さんが自分より若いと、微妙に芝居の息が合わなくて苦労する」と仰ってたのが印象的でした。現在市販されている「戦争と平和」のDVDの日本語版など、登場人物の中で一番若いナターシャ役の池田さんだけが戦前生まれで、あとは皆さん戦後生まれの役者さんばかり。
ナターシャの父親役の塾一久さんは池田さんの弟ぐらいの年齢ですし、あとの出演者は俳優座の小山力也さんも文学座の塩田朋子さんも、皆さん池田さんの息子や娘位の年齢ですからね。まるで文学座の杉村春子主演の「女の一生」みたいなキャスティングですよ(笑)。池田さんもやりにくかったのではと想像します。
 「戦争と平和」には、故武藤礼子さんがメイ・ブリットのアテレコを担当なさったヴァージョンもあったんですよね。武藤さんがシャリー・マクレーンをアテた
「噂の二人」も懐かしいですねえ。
 私は洋画のアテレコの話をしだすと止まらなく人間ですので、今回はこの辺
で止めます(笑)。長々とスミマセンでした。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2015年05月06日 19:53
ヴェロニカ・ハメルさんも金内吉男さんの「ティファニーで朝食を」がお好きでしたか!
なんかペパードの喋り方に似ていましたよね。
あのバージョンは警察に捕まった時のオードリー(池田昌子さん)とマスコミとの掛け合いも好きでした。
初井言栄さんのパトリシア・ニールはすぐに思い出せないんですが、低音の方でしたっけ?

あと、城達也さんや中村正さんもお亡くなりになっていると知って、残念です。
「おしゃれ泥棒」や「マイ・フェア・レディ」の中村正さんの声は特に好きでした。

でも池田昌子さんの件ですが、確かに最近は自分より年下の方の相手役が多いのでしょうね。池田昌子さんの苦労を知って、“そっかー!”って思いました。
周りが自分よりもだいぶん若いのに、自分の役が一番若かったりすると、確かにやりにくいかもしれませんよね。

池田昌子さんと武藤礼子さんは、僕が一番声の美しい女性だと思っているお二人です。お二人ともとても品がありますよね。
ジュリー・アンドリュースの武藤礼子さんは大好きなんですが、全作品ではないんですね。
「噂の二人」の武藤礼子さんのバージョンはビデオで持っています。でもこれもDVDかBDで欲しいですね。

あとは増山江威子さんや北浜晴子さんも好きです。
それらの方々が過去のテレビや映画などで声の出演をなさってると、とても嬉しくて得した気分になります。

オードリー作品のアテレコは、全てを知っているわけではないので、ヴェロニカ・ハメルさんにお話を伺ってるととても楽しいです!(^-^
Posted by みつおみつお at 2015年05月07日 23:14
お久しぶりです。
黒沢良さんのクーパーは似合ったんでしょうね。
僕もクーパーの吹き替え版は聞いたことがないので残念ですが。
黒沢さんといえば、オードリィ作品では「暗くなるまで待って」のサムが思い出されます。
すごぉく合っていました。だから少し朴訥とした渋い男優だとすごく良くて、
「シャレード」のC・グラントみたいな洒落た感じだとちょっと違うようです。
それにしても黒沢良さんって随分と波乱万丈な人生を歩まれたようですね。

池田昌子さんオードリィとの組み合わせでいえば、
断然、中村正さんとのコメディが印象的だし大好きでした。あの声!
「奥さまは魔女」のオープニングもこの方でした。
でもC・グラント、P・オトゥール、R・ハリスンってそれぞれ個性が随分違うのに、
不思議とどれも違和感を感じなかったです。如何でしたか?

20世紀FOX社の良心的態度は嬉しいものの、
なぜ本社は「いつも2人で」のUS仕様を許可しないのか全く解せませんね。
日本版は勇み足で変なマスターで出したもんだから、損しちゃいましたね。
Posted by まる at 2015年05月07日 23:15
みつお様
連投すみません。みつおさんやまるさんのカキコを読んでいたら、どうしても
また書きたくなってしまって・・・・。北浜晴子さんや増山江威子さんみたいな
、懐かしいお名前がやたら出てくるんですもの(笑)。
増山さんは「ルパン3世」の峰富士子役で有名な方ですが、この富士子役、
初代は二階堂有希子さんで、増山さんは二代目なんですよね。
そしてここからが本題なのですが、「尼僧物語」の日本語版には、この二階堂さんがオードリーの声をアテたヴァージョンがあったらしいんです。おそらく、池田昌子さんがオードリーを持ち役になさる前に作られたヴァージョンではないかと思うのですが・・・今後も調査を続行します(笑)。
20世紀フォックス社のDVDには、大昔の日本語版が収録されている事が多く嬉しいのですが、「噂の二人」はたしか英語オンリーで日本語音声は収録されてなかったような記憶が・・・こちらも調査する所存です(笑)。
最近、ユーチューブで、池田昌子さんと小原乃梨子さんと野沢昌子さんが、
1968年にテレビドラマに出演なさった時の映像がアップされてました。私
は子供のころ、池田さんが声優ではなく女優として出てらしたテレビドラマを結構見てます(吉行和子さん主演の「いつか見た青空」とか、紺野美紗子さんのお母さん役をお演りになった「ランブルフィッシュ」など)ので、懐かしかったです)。

まる様
2、3年前に知り合いの声優さんからうかがって驚いたのですが、武藤礼子さんと黒沢さんて、昔結婚なさってたんですね。後に離婚なさったそうですけど。
「チャーリーズ・エンジェル」の時の中村さんの台詞も、懐かしいですね。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2015年05月08日 21:10
>まるさん

お久しぶりです!まるさんがいらしてくださらないと、なんか寂し〜いです。

「暗くなるまで待って」のサムも黒沢良さんでしたか!
ビデオで持っているけどあんまり見なかったのはやっぱりあの音楽のせいですよね。
「暗くなるまで待って」とは全然違う安っぽい音楽が使われていて、何度も劇場で見た作品だったのであまりの本物との違いに嫌気がさしてしまいました。

黒沢良さんの「シャレード」はまるさんはご覧になったのですか?1985年くらいの版みたいですね。僕も見れたはずですけど、記憶に無いなあ…。
こういった色んな版での吹替版を一気に放送してくれたら嬉しいですよね!
WOWOWとかスターチャンネルだったら、迷わず契約するのに…。

中村正さんは本当に池田昌子さんと合ってましたよね!
本当に「シャレード」「マイ・フェア・レディ」「おしゃれ泥棒」と相手役が全然違うのに、中村正さんで正解とは!
って、「シャレード」のみ中村正さんバージョンを覚えてないんですよね。ビデオでの録画も持ってないですし…。
見たことは絶対あるはずなんですけどね〜。

「いつも2人で」のショボい仕様は本当にもったいないですよね。
「ローマの休日」の日本初発売に合わせて売るために大急ぎで出したもんだから、本国より早かったけど、内容はスカスカですよね。
もうちょっと待ってくれたら良いのが出たのに…。

そういえば「いつも2人で」って英国映画って紹介されてるところがありますけど、どう考えても20世紀フォックスという会社自体がアメリカ資本なので、アメリカ映画ですよね?せいぜい米=英映画くらいで、英国映画ってことは絶対無いと思うんですけど。
Posted by みつおみつお at 2015年05月09日 02:23
>ヴェロニカ・ハメルさん

いえいえ、連投は構いませんよ〜。(^-^

増山江威子さんは峰不二子やハニーの色っぽいイメージが強いですけど、バカボンのママみたいに上品な役でもとても似合ってましたよね。
北浜晴子さんはなんといっても「奥さまは魔女」のサマンサとセリーナですね。

池田昌子さんのオードリーは、日本で最初にオードリー映画でテレビ放送された「許されざる者」で声をあてたのだったと思いますが、「尼僧物語」や「緑の館」で池田昌子さんではなかったというのは、やはり最初はまだ固定されていなかったのでしょうね。
wikiには載っていませんが、「パリの恋人」も僕がテレビで見たのは池田昌子さんではなかったです。なので、ものすごい違和感がありました。

20世紀フォックス発売の「噂の二人」「許されざる者」「いつも2人で」は日本語吹替が付いていませんよね。
「噂の二人」の吹替は、字幕版よりも翻訳がわかりやすく、オードリーのカレンの苦悩が上手に訳されていました。

YouTubeの池田昌子さんと小原乃梨子さんと野沢昌子さんの映像を僕も見てきました。
池田昌子さんは素も美人ですね!そして声がお若い!
「昼下りの情事」の新録では、一部お年を感じる部分があったのですが、やはりこの頃は本当に声もお若いです。
小原乃梨子さんと野沢昌子さんの声は小さい頃からちょっと苦手だったのですが、本物はこんな感じだったのですね!それも興味深かったです。
Posted by みつおみつお at 2015年05月09日 03:41
ヴェロニカさん
そうそう、チャーリーズエンジェルもそうでしたね!
なんか昔はよかった的な年寄の繰り言みたいですけど、
70~80年代くらいまでの声優さんてよかったですね。
武藤礼子さんも大好きでした。
「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー
それにエリザベス・テイラー

みつおさん
「噂の二人」のカレンは武藤礼子さんだったのですか?!
もしそうだとしたらびっくりです。
以前、池田昌子さんが雑誌のインタヴューで
オードリィの声をあてたなかで苦労した思い出として・・・
「噂の二人」のラスト墓地で聖書を読むシーンで、
どうしても涙が出てしまい困ってしまったことをあげていらしたんで。
またエリザベス・テイラーの声をあてたときに
生理的に合わなくて苦労したこともあったそうです。
リズが台詞を言う前に息を吐く癖があるらしく、それが嫌だったと。
で、池田さんはオードリィの演技の的を得た繊細さを高く評価されていました。
僕が凄いと思ったのは、「シャレード」のクライマックス
原語と比べながら聞く機会があったのですが、
池田さんの見事な再現力(オードリィの演技に忠実)にびっくりしたものです。
“バーソロミューさん、助けてぇ”って呼びかけるところ
一度目と二度目の声のトーンの使い分けを再現されてたんですよっ!

黒沢さんのC・グラントは確かに1985年放映版でしたね。テレ朝だったような・・・
「暗くなるまで待って」のTV版は、確かに音楽の差し替えがひどかったですね。
スージーが掃除しながら聞いているレコードの曲が、
TV版では「シャレード」のメジェーヴになっているし、
ショック場面のダッサい音楽への差し替えには参りました。
でも声優さんは素晴らしかったと思います。
カルリーノが滝口順平さん(笑)でも合ってたましたよ。

一方、「シャレード」って放映のたんびに声と訳が変わっていたような記憶があります。
Posted by まる at 2015年05月10日 20:53
まる様

違います。武藤さんがアテたのは、カレンではなくマーサの方です。シャーリー・マクレーンをアテたんです。
突然割り込んでスミマセンでした。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2015年05月10日 22:11
まるさん、ヴェロニカ・ハメルさんもおっしゃっていただいてますが、「噂の二人」の武藤礼子さんはシャーリー・マクレーンですよ。(^^
僕の好きな2大声優さんが共演してたというわけですね。
すっごい豪華な配役ですよね。

それと武藤礼子さんのエリザベス・テイラーは、「クレオパトラ」で貫禄が付きすぎて性的に熟れてしまう前までの作品が多いですね。
確かに武藤礼子さんの声は、あまり貫禄のある熟女系には向いてない気がします。

「シャレード」の池田昌子さんの声の使い分けは今のDVDでもわかりますか?
もしテレビ版だったりすると聴くことができないのですが…。
「シャレード」は吹替の訳が確かにコロコロ変わっていましたよね。
すっごい好きな翻訳もあったのですが、DVDの字幕みたいな、あんまり…って感じのもあったりして、全部見てみたいです。

「暗くなるまで待って」はおそらくテレビ放映時にはSEだけの版がなかったので音楽がやむなく差し替えになったのだと思いますが、今販売中のDVDではSEだけの版もあるから各国語で吹替が入っているんですよね?
テレビ吹替版のダメダメ音楽と声優さんの声は分離したものが現存しているなら、ぜひ本当の「暗くなるまで待って」の音楽で復活して欲しいですね。

そういえば、オードリー作品のテレビ放送って、やたら1975年に初放送されているんですね。何かあったんでしょうか。(^^;;;
Posted by みつおみつお at 2015年05月11日 17:14
ヴェロニカ・ハメルさん、「パリの恋人」の池田昌子さんじゃないバージョンの声優さんってご存知ですか?
「緑の館」の二宮さよ子さんや「尼僧物語」の二階堂有希子さんだったんでしょうか?
Posted by みつおみつお at 2015年05月11日 17:18
みつお様

おそらく、みつおさんがご覧になったのは、民芸の阪口美奈子さんがオードリーをアテたバージョンだと思います。
面白いのは、この阪口さんという方、「ホロコースト」というテレビシリーズで、メリル・ストリープもアテてらっしゃるんですよね。御存知のようにストリープは、池田昌子さんがオードリーとともに持ち役にしている女優さん。おそらくこのお二人、顔の骨格がどこか似てるのではと思います。洋画のアテレコは、そこでキャスティングが決まるそうですから。
みつおさんは、アテレコ評論家のとり・みきさんの著作をお読みになった事はありませんか?
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2015年05月12日 16:54
ヴェロニカ・ハメルさん、ありがとうございます!

阪口美奈子さんという方、調べたら“水曜ロードショー”で「パリの恋人」を吹き替えてらっしゃるのですね。
でもこの水曜ロードショー、ジュリアーノ・ジェンマやアラン・ドロンやエリザベス・テイラーの声優さんをコロコロ変えたりして、あんまり良くないみたいですね。そんなんじゃ声の違いが気になって、落ち着いて映画を見れません。
オードリー作品も1作だけでよかった!と思います。池田昌子さんをキャスティングしない段階でダメダメですね。

メリル・ストリープの池田昌子さんは実は知らないんですよね。
「永遠に美しく…」は何度かテレビで見ましたが、池田昌子さんではなかったですし、あの根性の悪い役に池田昌子さんは違うような…。でもDVDでは池田昌子さんなんですね。
「愛と哀しみの果て」はオードリーにもオファーがあったようですし、オードリーでもメリル・ストリープでも池田昌子さんがアテる運命だったのですね(少なくともテレビでは)。(^^;

とり・みきさんの本は読んだことないです。
アマゾンでパパッと検索すると、池田昌子さんもインタビューされている(?)本もあったりして、面白そうですね!
ヴェロニカ・ハメルさんはお読みになったのですか?内容はいかがでしたか?
Posted by みつおみつお at 2015年05月13日 00:03
みつお様

こんばんわ。
とり・みき氏の「吹き替え映画大辞典」は、私のような洋画のアテレコマニア
には本当に有難い本で、重宝してます。みつお様にもぜひお勧めしたいです。
たしかに「水曜ロードショー」は、常に洋画のアテレコの、いわゆる「持ち役制度」を無視したキャスティングをしてましたね。ただオードリーに関しては、解説の水野さんがオードリーの熱狂的なファンだった事もあって、常に池田昌子さんがアテいた記憶があるのですが。「オールズウエイズ」も、この番組で放映された時は、池田昌子さんが吹き替えを担当してましたし。
メリル・ストリープのアテレコ、最近は池田さん以外の方が担当なさる事が増えましたね。池田さんのストリープのアテレコで、私が一番好きだったのは「激流」でしたね。悪漢たちに協力させられて、心ならずも川くだりの指揮をとらなければならなくなる女性の役でしたが、こういうしっかり者の女性の役、池田さんに合うんですよね。
「ソフィーの選択」のソフィー役は、難しすぎて池田さんほどのべテランでも相当苦労なさったのではと想像します。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2015年05月15日 23:12
阪口美奈子さんバージョンの「パリの恋人」は以下のサイトで書いていました。

http://fukikaemaniax.web.fc2.com/special/suiyou-roadshow.html

初放送は1975年5月21日だったようです。
1975年はオードリー作品が一気にテレビ初放送された年だったんですね。
「オールウェイズ」はDVDが池田昌子さんでないのが残念でなりません。こういうのはきちんと統一して欲しいものです。

メリル・ストリープ作品は本当に全然見ていないので、なんとも言えないのですが、見た目と気の強そうなところは池田昌子さんに向いてないような気もします。
最近池田昌子さんでなくなってきた、というのはメリル・ストリープの貫禄が付きすぎてしまった感じと、純粋そうな池田昌子さんの声が乖離してきたからでしょうか。
「プラダを着た悪魔」とかを見ても、根性悪そうな感じが池田昌子さんでは合わないだろうなーと思いますし。

やはり池田昌子さんは裏があるとか下品とかには向いてないのではないでしょうか。
オードリーにしてもメーテルにしてもお蝶夫人にしても、池田昌子さんの代表作はやはり高貴で永遠の憧れ的な役が多いですよね。
でもしっかりもの、と言う点では池田昌子さんは「ソフィーの選択」には向いているでしょうねー。
ますます元気で、オードリー作品の吹替の欠損部分、未吹替の作品を全部収録していただきたいと本当に思っています。
Posted by みつおみつお at 2015年05月16日 11:34
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