2015年07月05日

「Harper's BAZAAR」英版2015年6月号 & 英国で…!

「Harpers BAZAAR」英版2015年6月号 & 英国で…! 今回はmengさんに教えていただいた「Harper's BAZAAR」のイギリス版2015年6月号の紹介。
 表紙の右中央あたりにオードリーの名前が見えますよね。

 今回教えていただいた時に大急ぎでネットで探しましたが、アマゾン(日・英)と紀伊国屋では売り切れ、米国アマゾンでは扱ってなくて、かろうじて楽天ブックスとHMVで1冊ずつ残っていて手に入れることが出来ました。(今は完全売り切れ) 
「Harpers BAZAAR」英版2015年6月号 & 英国で…! 「Harper's BAZAAR」はオードリーが生きていた頃、よくファッションでオードリーを取り上げていた雑誌。
 「パリの恋人」でもその名が出てくる女性ファッション誌の雄ですね。

 今回この号ではかつて「Harper's BAZAAR」に掲載されたリチャード・アヴェドンによるオードリーの写真を再録して、6ページにわたって載せています。

「Harpers BAZAAR」英版2015年6月号 & 英国で…! リチャード・アヴェドンとオードリーは縁が深くて、英国からアメリカに渡ってきた時の最初の画像もアヴェドンでしたよね。
 (そこで見るオードリーは、“船で太った”とよく言われているのですが、実際にはオードリーにしては太いだけで、全然細いです)

 それ以降も「パリの恋人」やこの「Harper's BAZAAR」などのファッション誌、オードリーが「暗くなるまで待って」以降女優を休んでいた時にもアヴェドンが撮っています。

 なので、気軽に撮ってくれるのかな?と思ってしまいますが、オードリーの息子のショーンは生まれた時のジヴァンシーの赤ちゃん服を着た時にオードリーと一緒にしか撮ってもらえてないみたいですので、簡単には写してくれないみたいです。
 やはりオードリーの被写体としての威力があってこそですね。

「Harpers BAZAAR」英版2015年6月号 & 英国で…! さて、ここで嬉しいのは3.4ページ目の1959年のオードリー。
 1959年の「Harper's BAZAAR」でオードリーはメル・ファーラーと色々変わった写真(メガネっ娘 双子オードリーとか三つ子水兵のメル・ファーラーとか今年のカレンダーに初めて再録された雨の中年婦人とか)を撮っているのですが、そのうちの3枚が復刻されています。
 おそらく1959年当時の雑誌よりも印刷技術が向上した分、綺麗に仕上がっていると思われます。
 5ページ目にはクレオパトラ風オードリーとかも載っています。

 さて、なぜ英国版「Harper's BAZAAR」でのみオードリーが特集されているか…ということですが、これもmengさんに教えていただきましたが、英国国立肖像画美術館でオードリー・ヘプバーン展 “AUDREY HEPBURN : Portraits of an Icon” が7月2日から始まっているそうです(10月18日まで)!

 公式サイトはこちら

 あの〜、めっちゃ見に行きたいんですけどっ!!!
 いいな〜、羨ましい!!

 最近は絶対日本よりも海外での方がオードリー人気は高いよなーって実感しちゃいますよね。日本では2004年〜2005年の “timeless audrey” 展以降、大掛かりな展示会は全くないですもんね。

 そして、この展示会での図録に当たるのがもうじき発売の写真集、 「AUDREY HEPBURN : Portraits of an Icon(ドイツ語版 Portraits einer Ikone)」というわけだそうです!

 今までの大規模なオードリー展での図録はハズレなし!2000年「オードリー・ヘプバーン 私のスタイル」、2004年「timeless audrey」、日本ではやらなかったけど2011年「オードリーのローマ」と全ての写真集が★5つの最高ランクを叩き出しています。
 ということは、この図録は今年のオードリー・ヘプバーン大賞の可能性めっちゃアリ!ということになりますねー。これは期待出来ます!

「Harpers BAZAAR」英版2015年6月号 & 英国で…! mengさんはその写真集のために一部画像を提供しているようで、そのため先にその図録が届き、中身を一部画像で送っていただいたんですが、このリチャード・アヴェドンが「Harper's BAZAAR」のために撮った双子のメガネっ娘オードリーなどの超レアな画像が収録されているようです。もちろん今までどの写真集でも完全未収録!

 そういうわけで、この「Harper's BAZAAR」は、その展示会の予告としてオードリーが特集され発売されたのだと思われます。
 なので、これらの画像も「AUDREY HEPBURN : Portraits of an Icon」に収録されているかと。
 写真集が楽しみですね!(でも何で英語版の方が値段が高いんやろ…)

 そしてオードリー展、日本でもどこかが開いてくれないかな〜〜〜〜…。



タグ :雑誌展示会

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Posted by みつお at 12:00│Comments(12)海外の雑誌
この記事へのコメント
みつおさん、こんばんは( ´ー`)

こんな素敵な特集があるのに国内で入手できないなんてー;;
最近はなんだか国内でのオードリー熱が冷めてきてるのか
あまりそういう特集も見かけなくなりましたね、、、。

展示会もここ最近大規模なものはないですし。
そろそろまた開催されないかなぁと思うのですが。。。
そういえばショーンとルカとの間の揉めごとはどうなったのかも
そのあと話が出て来ないので良くわからないですけど、
こうして展示会が行われるということは、まだ財団として
オードリーの遺品は管理しているということなのでしょうかね?

バラバラにならないようにして欲しいですし、オードリーの素晴らしさを
これからも伝えて行って欲しいですね。
Posted by カリン at 2015年07月15日 19:51
カリンさん、こんばんは。

確かに最近はオードリーの特集って全く見かけなくなりましたよね。
ネットでみるとまだまだオードリーって若い人にも人気があるようですけど、“オードリーってかわいい!”っていうライトファンだけで、実際オードリーの特集だから買う、って人はかなり少なくなっているのかと…。
「マイヤーリング」でも観に来ている人は高年齢の方が多かったですし、今はオードリーでは若い人にはお金にならないのかもしれません。

ショーンとルカの訴訟問題も、いったいどうなっているのでしょうね。
韓国と英国で別種の大規模なオードリー展が現在開かれていますけど、その権利とか主催はどうなっているのでしょう。

でも僕は以前からオードリーの衣装をオークションで売るのはやめてほしいと思っていましたし、オードリー財団できちんと保管してほしいと思っています。
もしオードリーの愛したスイスで恒常的なオードリーの博物館ができれば、いつかは行けるかもしれない…と思いますが、期間限定だとなかなかそのタイミングでは海外に行けませんよね。

ちなみに、写真集「Portraits of an Icon」が届きましたが、ここでの特集の写真は1点も収録されていませんでした。
(ということは、この雑誌を買った甲斐があったということですね)(^-^
Posted by みつおみつお at 2015年07月16日 22:51
「CD付 ENGLISH JOURNAL 2015年 08月号」にてオードリーのインタビューがCDで収録されているようです。(89年のユニセフ活動について)(Amazon調べ)
 これは以前、なにかTVか何かのメディアで放送されたものをCD音源化したものなのでしょうか?
Posted by FUMI at 2015年07月18日 22:47
「ENGLISH JOURNAL」の公式HPにて少しだけインタビューを聞くことができます。
 http://www.alc.co.jp/ej/
Posted by FUMI at 2015年07月18日 22:53
オードリーの博物館、、、出来て欲しいですね。
維持費などは大変かもしれませんが、でもその方が
きちんと管理して、多くの方に遺品を見てもらえるし、、、。
海外にはそこから何点か時々貸出して展示会を
行うのが一番かなぁと、素人の考えですが。。。

個人の手に渡ってしまったものと言うのはなかなか
取り戻そうと思っても取り戻せなくなってしまいます。
オードリーの遺言でもあって、私の遺品で恵まれない子供たちに
基金を・・・とかいうのであればそれはまた別の話ですが。

写真集には今回の特集に使われたものは入っていなかったんですね^^;
雑誌、買っておいてよかったですね^^
Posted by カリン at 2015年07月20日 23:32
>FUMIさん

情報をありがとうございます!
見に行ってみましたが、何かの音源なんでしょうね。
元が映像なら、映像付きで見せていただきたいですね。
今買うかどうか悩んでいます。(^^;;;
Posted by みつおみつお at 2015年07月22日 01:25
>カリンさん

ちょっと下世話な考え方ですけど、オードリーの博物館だと、オードリー財団(要するにショーンとルカ)が自分たちで維持費を出さなければいけないでしょうが、期間限定で各国が開催する展示会なら、むしろオードリー財団はお金をもらって貸し出す&収益を回収する側なので、全然懐が痛まないのでいいのかもしれません。
こういう風に考えてしまうのも、こないだのショーンとルカの騒動を見てしまって…なのですが。

カリンさんのおっしゃるように、やっぱり個人の手に渡った物は借り出すのも大変ですよね。
やはりオードリーの遺言でない場合は、遺品の散逸は防いでほしいのですが…。

写真集、また記事をアップしますね。
アップする気分が盛り上がらないのは、写真集に期待しすぎたからなのですが…。
Posted by みつおみつお at 2015年07月22日 01:36
 「ENGLISH JOURNAL」は教材という感じなので、少し迷いますよね・・・

 昔は雑誌とCDが別売だったので、今はCDの分値段が高くなってしまっていますが、おそらく数分の為に1500円はチョット高めかな・・・と思ってしまいます。

 以前の「マイケル J フォックス」の時は海外のTV番組からの抜粋でした。(当時はアメリカだけで、その後、日本のBSでも放送)

Amazonでは89年のインタビューで「生前の彼女がユニセフの活動について」
「プライベートを重視しメディア嫌いで知られた彼女が、報道陣との関係の変化についても語っています」ということがあるので、それが日本で放送されたことがあるのかどうか?にもよりますね・・・

 ただ、公式HPでは(http://www.alc.co.jp/ej/)「特別付録音声ダウンロード」がありますね。(今は14年10月号・11月号・15年4月号・5月号)もしかしてそちらに「7月号」がダウンロードできるようになったらいいですね・・・
Posted by FUMI at 2015年07月22日 21:35
 Amazonにて
7月30日に「華麗なる妖精オードリーヘプバーン 」が発売。
「日本において著作権保護期間の終了したTV番組のドキュメンタリー映像」のようです。 オンデマンド(DVD-R)での発売とのこと・・・

さらに同時日に「妖精の誕生からシャレードまで ~生い立ち、ローマの休日、シャレード~」も発売。こちらは「華麗なる妖精オードリーヘプバーン」「ローマの休日」「シャレード」の3が収録されるようです。
 こちらもオンデマンドでの発売のようです・・・

 何か微妙な感じですね・・・
Posted by FUMI at 2015年07月23日 21:27
FUMIさん、またまた情報をありがとうございます!

でも「華麗なる妖精オードリーヘプバーン 」は確かに地雷のような気もしますね。(^^;;;
お手軽な作り方の、よくありがちな予告編+ナレーションじゃないかと思うんですよね…。
それだと全く欲しくないですし…。

でも著作権が終了した…ってどういうことでしょうね?
50年前の映像が残っているとは考えにくいので、
「シャレード」のように著作権マークを入れずに
パブリックドメインになった20年ほど前のものでしょうか?

「妖精の誕生からシャレードまで ~生い立ち、ローマの休日、シャレード~」の方はまったくお手軽なパブリックドメインの物を集めただけですね。それは買う気が全く起こりません。
しかもオンデマンドって…画質も悪そうですね。

FUMIさんは「華麗なる妖精オードリーヘプバーン 」はお買いになりますか?
もしお買いになるようでしたら、内容をまた教えていただけますか?
Posted by みつおみつお at 2015年07月24日 00:02
 私も今のところは買わないですね・・・
 発売元も映画会社のものではないですし・・・
 
51分は確かに約1時間(54分番組)のCMを抜いたくらいなので、何かの番組だったのでしょうか?
 説明には「新たな翻訳を行い製作したものです」とあります(きちんと訳されているのかはわかりませんが(汗))
 でも「映像や音声その他の音声は当時のままに」ということで当然ながら画質などは望んではいけないということですね(苦笑)

 おそらくは「想い出のオードリー」や「マジック・オブ・オードリー」のような感じなのでしょうか?

 Amazonでの評価と、中古で値段が下がった時は買うかもしれませんが・・・
(両方共パッケージ写真がアップされていました)
Posted by FUMI at 2015年07月24日 12:25
FUMIさん、こんばんは。

そうですかー、FUMIさんもお買いにならないのですね。

海外のオードリーのドキュメンタリーは、「想い出のオードリー・ヘプバーン」を除いてはあまりいい物ではない、というイメージが強いです。
「オードリー・ヘップバーン・フィルムス」に入ってたものなんて、全く同じような物が2つ入っているだけ、というヒドさでしたし。

日本で作ったオードリー関連の番組の方が、よっぽどいいものを作っていると思います。

パッケージ写真も見に行きましたが、セット売りのと合わせて、まるで素人が作ったようなデザインの酷さでしたね。
デザイン・配色・書体選びと、どれ1つとっても安っぽいもので、これだけで買う気が70%くらい落っこちました。
中身もそういう安いものなんでしょうね。たぶん買いません。
Posted by みつおみつお at 2015年07月24日 23:18
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