2015年10月23日

「マイ・フェア・レディ」50周年記念 限定リバイバル上映!

 「マイ・フェア・レディ」の4Kデジタル・リマスター版ブルーレイの発売に合わせて、パラマウントより限定特別劇場公開されます!

 上映期間と劇場は下記の劇場での上映になります。

★2015年11月4日(水)・5日(木)・6日(金)の3日間

 TOHOシネマズ 秋田
 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京)
 TOHOシネマズ 西新井(東京)
 TOHOシネマズ 流山おおたかの森(千葉)
 TOHOシネマズ 八千代緑が丘(千葉)
 TOHOシネマズ ららぽーと磐田(静岡)
 TOHOシネマズ 梅田(大阪)
 TOHOシネマズ 福津(福岡)
 TOHOシネマズ 大分わさだ

★2015年11月14日(土)〜11月20日(金)1週間
 吉祥寺オデオン(東京)

★2015年11月28日(土)〜12月11日(金)2週間
 宝塚シネピピア(兵庫)
 YEBISU GARDEN CINEMA(東京)

 (上映時間は各劇場の公式サイトにまだ出ていませんので、各自でお問い合わせください。)

 おおお〜〜〜〜!!待望の「マイ・フェア・レディ」ですね!95年リバイバルから実に20年ぶりのリバイバルです!
 しかも95年公開時でも94年のリマスター版フィルムではなかったので、リマスターでの劇場公開は日本初になります!
 なお、今回の上映版は昨年から今年にかけてリマスターしていた最新の4Kバージョンです。

 午前十時の映画祭で上映したかったらしいのですが、版権元が返事をしなかったとのことで、ずっと見送られてきたのですが、現在権利を持っているパラマウントが動いたことで劇場上映の運びとなったようです。

 今回はかなり公開劇場も限られてて、見たいのに見れない人も多いのではないでしょうか。
 休憩が入るとすると3時間越えの作品なので、会社が終わってからの劇場鑑賞は間に合いそうも無いみたいですしね。
 僕は頑張って梅田の劇場で見ようと思っています。

 なお、今回のリマスターは94年リマスター時の物をそのまま使用したのではなく、元の70mmオリジナルフィルムから行なったようで、費用は1億2000万円ほどかかったそうです。(ということは、エンドクレジットには94年リマスターと14年リマスターと両方出るのかな…)

 パラマウントの公式HPでの紹介はこちらこちらです。
 アメリカ版の予告編も見れます。

 見に行ける方はぜひぜひ!やはりオードリー・ヘプバーンのファンはまず第一にオードリー映画を見ないと!ですからね。
 特に「マイ・フェア・レディ」はもともと70mm映画なので、オードリー映画では一番の超大作になります(上映時間では「戦争と平和」に次いで2番です)。
 今はもう本来の70mmフィルムを上映出来る映画館は日本には1館もありませんが、ぜひ映画館の大スクリーンで見たい作品の1つですよね。

 セシル・ビートンがオードリーだけの為にデザインした、映画史に残るドレスの数々も見逃せませんし、実際には会社の方針でオードリーの声はほとんど採用されませんでしたが、それとは知らずに撮影の最後近くなるまで一生懸命歌の練習して(そして録音して)演技していたオードリーの一世一代の演技も見物です。

 オードリー自身が全作品で最も力を込めた、ある意味頂点とも言えるオードリーの代表作!
 ブルーレイと合わせて、今回の公開はオードリーの吹き替えが…ってところに気を取られるのではなく、オードリー渾身の演技に、顔に、仕草に集中して見ていただきたいです。




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この記事へのコメント
今年も押し迫ってきましたね~。
今回のリバイバル、劇場で観てからひと月ほどになりそうですが、
いまだ感動さめやまずです。僕にとっては“事件”でした。
ちょっとタカをくくっていたんですが、
これは本当に劇場で観てよかった!
隅々まですごく綺麗で安定していて、
この安定感がとにかく凄い!
フィルム(質感が好きですが)ではこうはいかない
白がメインの画面なんか、今までとの違いが歴然とてしてます。
サウンドも格段とよくなっていて、とにかく堪能しました。
願わくば、もっと大きなスクリーンでかけてほしかったし、
なんかこのイベント自体がひっそりしていて、
結構歴史的な快挙ではないのかとも思うのですが、
2度目のリマスターだし、あまり盛り上がらなかったのは残念ですね。
ソフトも買って観たのですが、スクリーンのはなんか違う、やはり凄かったです。
今まで通しでも何度も観ているし、3時間近くも長いし、
最近だと、イライザの出ているシーンしか観てなかったので、
正直しんどいかな~と若干気乗りしないでもなかったのですが、
どうしてどうして、画面隅々まで細かく気を配られた演出設計が格段と伝わりやすくなり、
俄然見よう!という気がわいてきます。まさに再発見ですね。
どこがどうよくなったのか・・・挙げだすとキリがないのでここではやめておきます。
当時の関係者がほとんど世を去っているでしょうから、
天国でも上映してほしいくらいです。
元が70(65)mm素材というのもあるのでしょうが、
情報が蘇り、輝いていますね。デジタル技術ってすげえ~

で、なかでも素晴らしいのは主演女優オードリィ!
改めて、ブラボー
打ち震えるほどの素晴らしさ
今回、特に感動したのは後半(舞踏会あたりから)でして、
ヒギンズ邸に戻ってきてからの一連のやりとりや独演・・・
悔しさ、寂しさ、不安感などの表現が鳥肌もの(コレいい意味ですよ今風に)
うなじや背中で演技できるんですね、あとこまかみの動きもばっちりわかります。
初めてTVで観た小学生のときも、観る前から多少は知っていたし、
それ以降も放映・上映の度になにかにつけ
舞台裏の様々な事情について言われ続け書かれ続けてきましたよね。
段々とそういった(たまに悪意ある)情報にスポイルされてきて、
この作品のオードリィって・・・てな感じを抱くこともなくはなかったのですが、
みつおさんって流石ですね!信頼と評価が絶対ブレなかった。

50年経った今でもいまだに言われるくらいだから、
当時なんかもんのすごいプレッシャーにあったはずなのに、
あれだけのことが表現できて残せたわけですから、
彼女の精神力って神レベルではないでしょうか(涙)
本物のレディが最高の衣装を着こなして、その人物になりきって
そこに居る!イライザという人物として、オードリィ・ヘプバーンではなくて。
これを評価しなかったアカデミーって、やっぱりよくもわるくも人間的な
(悪くもだな、もっぱら)集まりであって、
公正でも順当でもなんでもないんだってことが改めてよぉく分かりました。
でも、ジュリーも相当苦しめられたみたいですしね、
これら一種の呪縛のようなものはとかれないのでしょうか?
作品は世界遺産レベルの素晴らしさであっても、
二人のフェアレディを深く傷つけてしまったことは、
部外者ながらとても悲しく悔しく思っています。
内外の様々な受賞や賛辞を受けているとはいえ、
いまだにもうひとつ正当な評価を受けていないことが、
(かわりに対抗馬のあの作品は、正直なところ過大だと思う)
今回のいまだかつてなく精度の高いリマスタリングによって
解消されていって、納得のいく再評価がされていけば、
僕らのモヤモヤも晴れていくかもしれませんね。
Posted by まる at 2015年12月26日 12:59
まるさん、こんばんは!

まるさんの「マイ・フェア・レディ」への思いがギッシリ詰まった文章をありがとうございます!めちゃくちゃ嬉しかったです!!
まるさんから僕への1日遅れのクリスマスプレゼントだったんですね。(^-^
…それに26日ってことは、このブログ開設から丸9年ってことでいらしていただいたんだろうなーと。
今年は記事がアップ出来なくて申し訳ありません。m(_ _;)m

途中でまるさんに褒めていただいてて、なんか恐縮しちゃいました。いっつも僕の表現って“スゴい!”とかって浅くなってしまうので、まるさんに書いていただいたような、ブレないとかそんな高尚な事は全然なくって、ただ「マイ・フェア・レディ」が好き!それだけなんです。
むしろまるさんのこのコメントの方が僕よりずっと凄いなーと思ってました。(^^;
でもやっぱり嬉しかったですよ〜!ありがとうございます!

「マイ・フェア・レディ」、本当に今回のリバイバルは綺麗でしたよね!今まで何度も見た作品なのに、壁紙とかがハッキリわかって、小道具やセットに感激していました。
馬が走るシーンでは右前から始まって、左へ疾走、そのあと左後ろに移動してましたけど、これはどうしたのでしょうね。
確か94年リマスターでは元の音は本当の馬の音でビックリされてましたけど、その元音を移動させたのか、デジタルで付けたのか…気になるところです。

それと、僕もまるさんと同じで、見る前は少し不安もありました。
“時間通りに教会へ”とか“男性讃歌”とか、オードリーに絡まないところは寝そうになるんじゃないか…とか思ってましたが杞憂でした。
確かに元が70mmフィルムっていうのは情報量が多いので良かったですよね!スタンダード作品や貧乏シネスコよりは絶対量が多いですもんね。

まるさん、キリが無くてもかまいませんので、まるさんの発見した良くなった所を教えていただけませんか?僕が次にまた見るときの参考にしたいです!

それに、確かに今回のリバイバルはひっそり上映でしたよね。
僕も偶然ネットで見つけたので良かったですけど、全然宣伝にお金かけてない感じで、うっかりすると気づかないまま見逃してしまって、めちゃめちゃ後悔するところでした。本当に危なかったです。
大々的にやるか、午前十時の映画祭の1本としてやってもらった方が、きっと観客動員数も多かっただろうと思います。
ネットをやっていない高齢のファンの方など、絶対知らないままなんだろうなーと思って、とてももったいないと思います。

それと、特筆すべきは何と言ってもオードリーですよね!今回の上映で見て、やっぱり改めてイライザはオードリーで大正解!だと思いました。
セリフの中でイライザは21才だと言ってましたが、確かに花売り娘の所は“今の”21才には見えないかもしれない。
でも、当時の日本の21才と欧米人特有の老け方を考えると、充分大丈夫!って思ってました。
それにイライザが綺麗になっていく過程はホントに本当に素晴らしかった!アスコットと舞踏会では、こんな高貴で魅力的なイライザがいったい他の誰に出来る???と思ってなぜか誇らしかったです(笑)。女王が目にとめて、王子との最初のダンスに選ばれるほどのオーラはやっぱりオードリーでないと出せない!と確信しました。

それに、ジュリーを持ち上げたつもりが、結局ジュリーにもしこりを残してしまったあのアカデミー賞はほんとに誰得?な残念さでしたね。
そしてもう1つの作品の過大評価にも実は賛成です。確かに良質な作品である事は間違いないですが、「マイ・フェア・レディ」騒動を置いておいても、そこまでは…と思いました。
もちろん初めて見たのがここ10年以内だったし、僕の年齢と最近のCGを見慣れてる目からするとちょっと…だったのかもしれませんが、それでもやっぱり…だと思いました。下馬評で期待してたので、ガッカリ度も高かったというか。一部受け入れられない所もありましたし。

「マイ・フェア・レディ」はまるさんのおっしゃるように、正当な評価を未だ受けていない感じがします。ネットとか見ても、やっぱり悲しい書き込みが多いな〜とか…。
いつか本当にこのモヤモヤ感が晴れるといいですねー。
Posted by みつおみつお at 2015年12月28日 21:57
年末のオードリー大賞発表という忙しい時期に、長文ですみませんでした。

アスコットの馬の件、気づきませんでした。スゴイですね!
で、やっぱり似たようなことを思いますよね。
“時間通りに教会へ”とか“男性讃歌”とかっていっつもとばしてましたし、
このあたりあんまり好きではなかったです、僕も。
なんかクドイな~って思っていました。
70歳くらいのよっぱらったおじいさんが長々と調子よく唄うナンバーなんて・・・2度もいいよって
ヒギンズ教授のメインの歌は、その思想は“僕は普通の男さ”で語りつくされているのに、
またキャンキャンと説明する・・・リプライズまであるし・・・

ただ・・・レックス・ハリソンやっぱりうまいですね、今回改めて感心しました。
ラストの“あの娘の顔に慣れてきた”の感情表現のうまさ!
ああ男の典型だなぁって
全くタイプは違うけど『ロビンとマリアン』のコネリーと並ぶ、
オードリィ共演者の中でも特に男性的な感じがします、まぁヒギンズは問題ありだけど。

確かに誰得なオスカー
でもレックス・ハリソンは得したんだろうなぁ。トニー賞も獲っているしね。
舞台は7年近くもロングランしていたのに、その間映画にも出演してるんですよね、どうしてたんだろう?

良くなった点を挙げるとキリがない・・・なんて大風呂敷広げましたけど・・・
いつか箇条書きにしてまとめたいなぁと思っています。
基本的には映像の鮮明度が上がったことによる発見が多いと思います。
それによってロングショットの表現が格段とよくなったことは特筆に値しますね。
昔のTVでは受像機も小さくてやたらアップを使って表現したのに対し、
映画は映画館のスクリーンが大きいのもあって、引きの画面の良さが大きかったと思うのですよ。
だけど、バストショットくらいまでは、よく映っていても、
それより遠くなると、はっきり言ってなんかぼやけた画像になるのがほとんどなんですね。
これにフィルムの劣化が加わるから余計に見えにくかった。
今回、市場やアスコットのエキストラの各表情や動き(実によく計算されている)
イライザの帰宅してくるシーンやヒギンズ母邸で教授を迎えるシーンなんて
表情がばっちり分かりますよね。
全身が映っているときに、全身で一分の隙もなく集中演技しているさまが伝わってきて、
その凄さ(キューカー監督の厳しい演出のたまものもあるでしょうが)が、
よく理解できるんです。(も~う涙)
色彩についても、僕は今回ちょっとケチのつけようがなかったです。
TVモニターで再生するとき、白っぽい場面はよく見ると青味がかってしまいがちで、
前回のリマスターでも、教授邸の日中シーンでの窓なんかそうでしたが、
今回そういう青味または赤味よりってのがなかった、
バランスの良いニュートラルなのが非常によかった。
そのニュートラルの再現が、白基調のアスコットシーンあたりに見事に再現されていると思います。
また総天然色時代のカラーの特徴である、
無彩色・弱彩色(は極力抑えて)と原色(は鮮明に)とのメリハリが今回よく調整されているので、
制作時の時代色までも再現されているんじゃないかな~って感じたんですよ。
勿論、みつおさんが書いてらっしゃるように、
今風テイストがどうしてもどっかで入ってくるんでしょうけどね。
以前、フィルムセンターの修復関係者の講演を聴いたときに、
当時の色調を忠実に再現するのは至難の業で、
当事者に監修してもらおうと思っても、その当事者が今の技術に感心するあまり、
(たぶんオリジナルは違うんだろうけど)こっちのほうがいいじゃんってなることがあるそうです。

特訓時代のイライザが今に見てろを歌うシーンで来ていたドレスが、
パープルなのに今回初めて気づきました。
これって展覧会図録に載っていて、パープルって書いてあったけど、
僕にはどうしてもココア色にしか見えなくて、
それはそれで渋いかっこいい色で、こんなのいいなと思っていましたが、
実物の展示ってありましたっけ?

34歳のオバサンが21歳の花売り娘
4Kリマスターによる鮮明化で余計に不自然か?
いいや十分大丈夫っていうのにも賛成です。
貧しいときに苦労してりゃあ、そりゃトシより老けますよ。
説明せずにそのことを描いているとも見えます。
で、それがあれだけのレディになっていくのだから、みちがえていく説得力十分です。
なんせ、タイトル通り、“レディ”がポイントなのだから。

世間の風潮が、今まで完全無欠だった“フェアな”オードリィを
清廉潔白過ぎて高い位置にある人物を引きずり降ろしたくなるように
あえて不当な扱いをするという一種の集団ヒステリー化してしまったんじゃないかなって、
勝手に考えています。
多くの人が“フェア”な気持ちを忘れてしまっていた。
舞台で大成功(なんてったて7年近くもロングランって・・・)レコードも爆発的ヒット
もはや国民的なミュージカルとなっていただけに、
しかも主要人物の他の二人が続投なだけに、
しかも百万ドルのギャラ
大女優が映画では新人のジュリーをしりぞけたみたいに余計に見えて
スタートから絶対的に不利だったわけですよね。

でも、いまさらですが
バッシングを受けることはあらかじめ分かりそうなものだし、
野心家でもないオードリィの性格からして、どーして引き受けたんでしょうね。
僕はいまだに解せません。
Posted by まる at 2016年01月05日 23:00
まるさん、あけましておめでとうございます!

こちらこそまたまた返事を差し上げるのが遅くなって申し訳ありません。m(_ _;)m

やはりまるさんも“時間通りに教会へ”と“男性讃歌”あたりは飛ばしてましたか(笑)。
この辺り、オードリーが全然出てこない時間が多過ぎですよね。物語の筋としては丸々カットしてもいいくらい。
次に出てくるイライザは教授のお母さん宅だし、さらにその次はもうラストシーン。ここらが一般の人にもオードリーファンにも“後半はダルい…”と感じさせる部分かなーと思います。
僕なんか「ローマの休日」で支局長とジョーのやりとりの所でもダレるくらいですし…。
花市場以降のイライザの心理が描かれないのは、やっぱり「マイ・フェア・レディ」って、男の側からの視点だからなのでしょうね。

それとまるさん、レックス・ハリスンは上手いですか!
いや、反対意見なのではなく、演技の上手下手ってのが僕にはわからないので…。せいぜい昔の邦画のセリフがわざとらしいなあ〜って思うくらいなので、上手い下手を論じられるほどの力が僕には無いんです。(^^;;
それに最近はハリスンの“撮影中もイヤなヤツだった”みたいな情報が入ってしまっているので、それが先に立ってしまってたもんで。(^^;A

“あの娘の顔に慣れてきた”の所はそれでもやっぱり男の典型かなーというのはわかります。男って、強い弱いに関係なく、1人の時ってああいう感情に襲われる時ってありますよね。たとえ他の人がいる時には決して見せなくても。

それに、実は主導権を握っているのはだいたいにおいて女性、っていうのもわかります(笑)。
日本の演歌やアニメなどで描かれる女性ってのは実はこの世の中には存在しませんよね。歌詞なども男性が書いていることがほとんどで、あれは男性目線の理想の女性でしかないですもんね。
オードリーの映画も1期の作品はそんな感じなんですけど、この「マイ・フェア・レディ」は男性の思い通りにはいかない女性ってのがリアルに描かれてますよね。時代劇なんだけど、同じシンデレラストーリーの「パリの恋人」よりももっと現実的というか。
だから、僕の理想はイライザではなく、レジーナです(笑)。

それと、男性的、な面ではショーン・コネリーは凄いですよね。オードリーよりも年下ですけど、それを感じさせないですよね。マーロン・ブランドの自己中な男らしさではなく、もっと包容力のある男らしさに見えます。
レックス・ハリスンは実際のエピソードで、性格ひねくれてんなーという印象です。オードリーの共演者の中でもあんまり好きく無いです(笑)。
ヒギンズも誰にでも扱いは平等と言いつつも、それはやっぱり相手の気持ちを推し量ることのない、自己中判断ですもんね。

カラーのリマスターは、僕も大体は良いなーと思ってたんですが(「シャレード」みたいにオードリーの顔が紫ってこともないし)、映画館でブラックが潰れているように感じたんですよね。
カラーのことを言う人が、ブラックが白く浮いてる!って批判をする人が多いのは知ってるんですが、ちょっと「マイ・フェア・レディ」の場合、最初の劇場から出てくるシーンでは女性が馬車に乗り込むシーンで、洋服と馬車の区別がつきにくいなーとか、フレディとイライザが登場するシーンあたりが暗くてよく見えないやん!って思ってました。黒を黒くし過ぎちゃう?みたいな。
僕の不満はカラーの調整ではなく、今回は主にブラックの出し方ですね。

それと、まるさんに書いていただいたロングショットは、次は注意してみてみますね!(^-^
また見る部分があるってことは楽しみが増えますよね。

それと“今に見てろ”の衣装は図録にありました?展示会で見た記憶はないですねー。Hの発音をする時の衣装は展示があったのは覚えているんですが…。
“今に見てろ”は僕はずっとパープルだと思ってましたよ。(^^;

花売り娘の時は、確かに4Kリマスターで過去のリバイバルでは見えてなかったオードリーの額のシワまで完璧に見えてましたよね。
でもそれを言うなら、「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーもめっちゃおでこにシワを作って最初は16才の設定だから、全然大丈夫!って思いました。
それにあの花売り娘は役の都合上、オードリーに似合う髪型とかは出来なかったですもんね。オードリーが最も嫌がる横に張った髪型でした。
むしろあの状態から若返ってみせるんですから、やっぱり女性にとってのメイクや衣装って大事なんですよねー。
“今に見てろ”のシーンなんかは10代を脱したばかりの女性に充分見えましたとも!

それと、映画版イライザがジュリーじゃなかった件は、オードリーは「ジジ」などでわかるように舞台と映画での配役が違うのは日常茶飯事だし、そこまで深くは考えなかったんじゃないでしょうか。特にジュリーはまだ映画には1本も出てませんでしたし。最初にオードリーは自分の声も使ってもらえると思っていたみたいですしね。
それに吹替があると知らされてもオードリーもオファーを受けていたし、プレミアも見に行った「ウエストサイド物語」などでバッシングが起きた事はなかったし、そこも大丈夫だと思ったとか。

とにかく「マイ・フェア・レディ」でもの凄いバッシングが起こったのは、オードリーにとっては全くの想定外だったのではないでしょうか。
役としては完全にオードリー向きだし超大作なので、“ここらで集大成になるような私らしい代表作を!”と思ったのかもしれません。まあ実際に集大成の代表作にはなりましたし。
後にオードリーの性格とはまるで違う「ティファニーで朝食を」がアメリカでのオードリーの最高傑作と認められるとは、本人は思いもしなかったでしょうしね。
世間的にはオードリーvsジュリーみたいに煽り立てましたけど、本人たちは後年本を贈りあう仲だったのが救いですよね。

ジュリー本人は「マイ・フェア・レディ」が無かったおかげで「メリー・ポピンズ」にも出れたし、それがさらに「サウンド・オブ・ミュージック」に繋がったと思って、63年当時は残念だと思ってても、今はなんとも思ってないと思うんですよね。
ジュリーってそんな(マーニ・ニクソンのような)ねちこい性格じゃないと思うし、“ジュリーが演じて欲しかった!”といまだにいうファンに対して、感謝はしつつも、“友人のオードリーを貶めるのはやめてね”って思っていると思うんですよねー。
なんせ二人の“フェア・レディ”ですもんね。
Posted by みつおみつお at 2016年01月08日 20:28
黒色・暗部の件、分かります。
確かにコントラスト強めなので、暗部はつぶれてしまっていますよね。

カラー作品、それも昔の作品って超難しい。
60年代までのみならず、
80年代くらいまでは要注意、往時の雰囲気ってなかなか再現できないのかもしれません。
結局、誰も分からないのでしょうしね。

「シャレード」の紫顔面、それにシャープネス処理による粒子は気になるところです。
昔、双葉先生がカラーの美しさをほめていらして、
CICのビデオ、レーザーディスク、劇場リバイバルのいずれも全滅で
もはや綺麗なプリントは望めないのかと諦めかけていたときに、
クライテリオンのDVDが出たときは、感動したものでしたが、
今となっては、あれもビミョーな感じですし、
今のブルーレイ化やハイビジョン版のは、こんなものかなってな感じがします。
それでも同時期の他の映画に比べたら、恵まれているほうだし
美しいといえば美しいわけですが。

結局、オードリィ作品では
「緑の館」を除けば、主演作品すべてHD画質で観ることはできました。
「戦争と平和」「いつも2人で」なんかは、もっとがんばれるだろうとも思いますが、
だいたいはまずまずの美しさになっているとは思います。
(NHK-BS版の「いつも2人で」は、アウトですが)
そんな中でも70ミリ素材の「マイ・フェア・レディ」はぶっちぎりですね。
70ミリは60年代あたりで一旦廃れてしまったけど、60年代最後の「ライアンの娘」を最近再見しましたが、いやもう超美しかったです。
来月、NHK-BSで「アラビアのロレンス」4Kリマスター版をやるみたいで楽しみです。
ただこのあたりも熟知している人に言わせれば、なんか違うってことになるかもしれません。
記憶に思い入れってのも入ってくるでしょうしね。

で、僕にとってのリマスター不合格は、「パリで一緒に」のみってことになります。
特にカラフルな作品だっただけに残念です。
蘇らないかな~注目作ではないだけに厳しいですかね・・・
Posted by まる at 2016年01月12日 22:19
続けてです。
“今に見てろ”ドレスは、確か【フェラガモ展】図録にあったような・・・うろ覚え

ハリソン氏の悪評は、本当に方々の書物や記事で目にしましたね。
で、ヒギンズって奴も嫌な奴じゃないですか。
今回のブレーレイのパッケージにある紹介文章で、
《労働者階級の生意気な娘イライザ》って書くくらいなら、
《エリートの教授ヒギンズ》ではなく、《傲慢不遜な教授ヒギンズ》くらいには書くべきですよ。
生意気なんてわざわざ書かれたイライザは、むしろすっごくええ娘や。
どうしようもなくただ汚いだけの娘が、特訓でレディになれるわけもなく、
素地が良かったからこその成果だと思いますね。
だからそらずらしくならず説得力があるし、
だから尚更、オードリィで正解!

●役を何故引き受けたのかについて
>>>バッシングについては、オードリーには全くの想定外だった

・・・・おおお、なるほど
それは考えてませんでした。あ、そぉか、というのも書かれて分かったのですが、
だってこの作品だけですよね?他にもたくっさん類似事項あるのに(怒)!!
吹き替えにしたって物凄く多いし、(今結構あれもかって暴露されてますね)
これをいうのなら、他のはどうよっていうのが実は多いのであ~る。

昔からよく目にしていた記事の数々で
《ジャンヌダルクやクレオパトラよりも演じたい役だった》とか
《(舞台を観た後)ぜひ映画化を検討すべきだと思います》とか
《イライザをやらなくちゃならないんです》とかなんとかいう発言や、
出演が決まった時の本人の狂喜ぶり
何事かと思った母親がシャワールームから飛び出してきたとか
そういう内容の記事が決まって載っていましたよね?
確かに嘘ではないんだろうけど、なんか違和感を覚えていたんですよ。

それよりも、晩年のインタヴューで
《舞台のジュリーがあまりに素晴らしかったので、私も当初は受けたくありませんでした》
《でも私が断ると、別の女優に廻すというので、それならやってもいいだろうって思ったんです》
のほうがしっくりくるなぁと。
でも、国民的ミュージカルで、大成功している女優を差し置いて、百万ドルでっていったら、
否応なしに注目され、得点法ではなく減点法で評価される可能性大ってことは分かるんじゃないのかって

ああ、でもそれほどの騒ぎになることを想定していなかったとしたら、
ありえなくもないのかなぁと・・・そうだとしたら尚更悲しいけど。

僕が昔から考えていたのは、
人って杓子定規にはいかないもので、思いもよらない選択をすることもあるのだと
シャイで非野心家で、キャンペーンなんて大っ嫌いな人でも
こういう選択をし得るってのが、人間の面白さ・不可思議さなのかなと思っていました。
ただ近くにいたメルはどんな助言をしたのだろう?これも疑問ではあります。
後押ししたのでしょうかね?
としたら彼も想定していなかったとなるし、うんうん。
制作開始時点では、そういう見方のほうがノーマルだったと考えられますね。
だって少なくとも、メルの方がずっと冷静だったでしょうから。

ワーナー氏は、何故ジュリーだけは嫌だったのか?という大疑問
一度もマネーメイキングスターにランクインしたことのないオードリィの起用に、
興行力を考慮してっていうのも、実業家として説得力はイマイチ
一説によると、ワーナーも一度はジュリー起用を考えたが、
ジュリーがスクリーンテストを拒んだから、
ぶちぎれたっていう事件があったようですが、どうなのかは分かりません。
ま、マーロン・ブランドならいざしらず、新人にそんな態度をされたら・・・

いずれにしても、悪意もあったにせよ
あれだけこれだけ騒がれるのも、人気・実力が際立っていたからこそって
思うようにしてます。で、ある意味それは事実でしょう。

今回のリマスターとリバイバルは本当に実りあるものでした。
だから大賞は大賛成・同感です。
僕は、自分の映画鑑賞人生において、ミュージカル映画だけでなく全体として、
「マイ・フェア・レディ」や「サウンド・オブ・ミュージック」のない人生って
ちょっと考えられないですね。
しばらくの間、この2作とは気持ちが離れていたので余計に今そう感じています。
まさに再発見・再感動!これがあるからやめられないですね。
Posted by まる at 2016年01月12日 23:03
まるさんの文章って、いつもながらですけど本当に読み応えがあります!僕が読んでみたいオードリーのことが色々詰まってるなーって感じます。
オードリーのことを僕よりもずっとずっと深く解釈してらっしゃって、オードリーいいなあ〜で流れてしまう僕には羨ましいなーと。
まるさんのオードリーサイトがあればいいのに!

で、まずは黒潰れですけど、まるさんもそう思ってくださってたのならちょっと安心しました。
映画館で見て、馬車のシーンなどで“えっ?”って思ったので。黒がしっかり出るのと、黒潰れは違いますよね?

「シャレード」の紫顔面はなんとかして欲しいですねー。粒子も気になります。シャーシャーしてますよね。こんなに汚いはずはないぞ、と。
元のフィルムって1作品で何巻もあって、それぞれの最初の現像も保存状態も違う為にいろんな発色になってるんでしょうね。
それで安いリマスターだと、巻ごとではなく1作品丸々同じリマスターがなされるでしょうし。
「シャレード」も紫がキツい場面と、自然な肌色の部分とがありますよね。
紫になるってことは、青味がキツ過ぎるのか、濃すぎるかのどっちかでしょうね。見る限りでは濃すぎるようだと思いますが…。
正規のユニバーサルが未だブルーレイを出していないので、本家本元できちんとしたリマスターをやって欲しいです。

でもまるさんがおっしゃるように、今となっては正解が誰もわからないんでしょう。スタンリー・ドーネン監督や当時の色彩設計の方に聞くしかないのでしょうが、その方たちも生きていても今やあやふやでしょうし…。
ああっ、誰か美しいリマスターになるように助言して欲しい!!

「パリで一緒に」は特にLDの美しさに戻して欲しいですよね。せっかく以前は良いフィルム素材があったはずなのに、今のDVDは手を入れすぎたのか劣化にまかせたのか、すっかり台無し!お安いリマスターでいいので、彩度を取り戻して欲しいと願うばかりです。元々カラフルな作品なので、それだけでも充分美しくなりそうです。
「いつも2人で」はせっかく2回目のLDで青空になったのに、国内盤DVDはまた曇り空…。ブルーレイでは青空に戻して欲しいです。

“今に見てろ”ドレスはフェラガモ展図録にはなかったです。早速調べてみました。
というかこの衣装、ほとんどカラーの写真で見た記憶が無いです。初公開当時の「スクリーン」だか「映画の友」だかの記事で出てくるだけで。
変身後の衣装ではないので、あまり積極的に宣材写真として配布しなかったのかもしれませんよね。

でも、“どの写真集に載ってたっけ?”っていうのが最近はよくあります。昔の「カタログ オードリー・ヘプバーン」やシネアルバムのは絶対に忘れませんけど、その後大量に出てきた写真集のだとあんまり覚えてないので、探すのも一苦労です。(^^;;;

《労働者階級の生意気な娘イライザ》って書き方、あんまりですよね。僕もまるさんに伺って確かめましたけど、そりゃないでしょー!みたいな。
性格に難があるのは明らかにヒギンズですよねっ!

なんか色々伝記などで知る前から、見た目でレックス・ハリスンってあんまり好きじゃなかったんです。他にもオードリーの共演者ではハンフリー・ボガードとかベン・ギャザラとかも。
なので各伝記でそれらの人があんまり良くない性格だったみたいだとわかると、“やっぱりね!”なんて思ってました。わりと昔から人を見て判断して、それが当たる事が多かったんですよね。日本の芸能人や一般の知り合いでもそれがことごとく当たるので、母親にも“あんたは見る目がある!”とかって言われてました(自分の判断は出来なかったけど…)。
まあベン・ギャザラは性格は知りませんけど、結局オードリーを振ったり自伝を書いたりして暴露するような人種だと、ろくなもんじゃないだろうと。
それに「華麗なる相続人」「インチョン!」「ニューヨークの恋人たち」とこの時期のベン・ギャザラは失敗作ばかりに出てるんですね。なぜオードリーはついて行ってしまったのか…。

吹替でバッシング、というのは本当に「マイ・フェア・レディ」以外全く聞きませんよね。
「王様と私」「ウエストサイド物語」「シェルブールの雨傘」など、名作の呼び声はあっても、バッシングなど聞いた事も無い!
やはりオードリーはそこまでのバッシングの嵐が来るとは思いもしなかったんではないでしょうか。
結果がわかっていれば、オードリーは「マイ・フェア・レディ」には出ずに、別の作品に出ていたかも…と思いますよね。

おそらくメル・ファーラーも「マイ・フェア・レディ」はオードリーに推したと思うんですよね。これだけの超大作だし、オードリーにピッタリの役柄。スタッフも一流どころが集められて、失敗のしようがないという作品ですからね。
結果的にオードリーに深い傷を残したとはいえ、作品は立派に代表作になりましたもんね。
少なくとも作品の出来だけを見れば、選択は間違っていなかった、ということになるんでしょうね。こうしてまるさんや僕もオードリーの傑作だと認めていますしね。

スクリーンテストを断ったジュリーってのも、実際若気のいたりだったんだろうなーと思います。ジュリー的には“なんで今更まだ私にテストなんかやるのよ!”って思ったでしょうが、映画は映画なりの撮影技法があるので、遠目でずっと同じアングルで見てる舞台とは根本的に違う、というのが映画未経験のジュリーにはまだわからなかったんでしょうね。その後実際映画を撮ってみて初めてわかったと思いますよ。

そして反撥したのがジャック・ワーナーだったってのも最悪でしたよね。
ジャック・ワーナーって、かなりなワンマンぶりだったってことがよく書かれてるので、映画に1本も出た事のない無名の小娘が何を偉そうに!って怒りをかった事は想像に難くないです。

なので、僕は全てがオードリーが演じる事になる必然だったと思っていますし、今ごろになってもまだ、ジュリーの当時の舞台を見ても無い人が“ジュリーが演じていたら”などという書き込みをしているのを見ると、「たられば」の話をされてもなーって思っています。
オードリーはオードリーの素晴らしいイライザを創り上げましたし、ジュリーはそれこそ吹替の出来ない舞台でジュリーのイライザを創り上げた。それでいいじゃん!って思います。
「マイ・フェア・レディ」も「サウンド・オブ・ミュージック」もどちらもミュージカルの最高傑作ですよね!

それまでそんな扱いを受けた事がないオードリーにとっては辛い悲しい経験でしたけど、ファンはオードリーの「マイ・フェア・レディ」を信じて支持してあげたいですよね。
オードリーに会えたら、“あなたの「マイ・フェア・レディ」が大好きです!”って言ってあげたいです。
オードリーもそれだけ「マイ・フェア・レディ」のファンがついていたら、“演じたのは間違っていなかった!”って心の傷も少しは癒えるかもしれないですよね。

そういえば、昔何かの本(アカデミー賞の関係の本?)に「マイ・フェア・レディ」の逸話が載っていて、オードリーがなぜかアカデミー賞のノミネートから漏れた事で、ノミネートされてなくてもオードリーに投票しよう!という動きが映画人から起こって、アカデミー賞の方で“ノミネートされてない人に投票しても無効”(どころか罰則あり?)とわざわざ通達があったという話がありました。
本屋で食い入るように読みましたけど、それだけオードリーのイライザも当時から映画人に認められていたんですよね。
Posted by みつおみつお at 2016年01月15日 19:38
>>オードリーに会えたら、“あなたの「マイ・フェア・レディ」が大好きです!”って言ってあげたいです

全くもって同感です。それに心から素晴らしいと伝えたいですね。

ノミネートされてなくても投票の動きがあったという話、確かにありましたね。
このときのアカデミー賞取りまとめ役(?)って、G・ペックじゃありませんでしたっけ?
で、旧知のペックの頼みで、授賞式に主演男優賞のプレゼンターとして出席することになったような・・・
授賞式の様子は、YOUTUBEなんかで視聴できますけども、
割れんばかりの拍手で迎えられて、発言前に一旦おじぎしますよね。
ただこのときのカメラが、“宿敵ジュリー”はどんな表情かに興味を向けているので、
ジュリーの席周辺のおそらくはジュリーのシンパかもしれない人々の気のない拍手ぶりが映されているので、拍手音声とちぐはぐなのが残念な気がします。

公開時に、キャサリン・ヘップバーンがオードリィへ手紙を出していますよね。
タイプではなくて手書き(!)で。
タイムレス・オードリー展で実物の展示もあったと記憶しています。
S・トレイシーと連名で、オードリィとキューカー監督宛でしたが、
あまりに達筆過ぎて、内容は分からずほとんど読めませんでした。
でも賛辞だったことは確かで、一箇所だけ判別したのです。
“REAL TRIUMPH”って
こんな風に書かれて感想を伝えられたら嬉しいだろうな~
苦労も帳消しかもしれませんね。
観たときから掛け値なしに素晴らしいんだと、キャサリンには分かっていたんですね。
だからこそ、オードリィがノミネートから外れたときに、真っ先に“気にしなさんな”って電報をうったんでしょう。
ケイト(キャサリン)はアカデミー賞なって大っ嫌いだったようですから。

僕は、この時期のもう一人のヘップバーンの友情に、他人事ながらとっても感謝しています。
Posted by まる at 2016年01月18日 22:27
ノミネートされてなくても…の話は、僕が読んだ本では実際かなり大きなうねりだったみたいです。ノミネートすらされなかったオードリーに対してかなりの人がおかしい!と思ったのでしょうね。
そういうのはやはりオードリーファンとしては嬉しいところです。

キャサリン・ヘプバーンの話は嬉しいですね!
オードリーからしたら大先輩の大女優さんですから、そうやって褒めていただいた手紙を直筆でもらえる、というのは本当に嬉しかっただろうと思います。

もともとオードリーが出てきた時にも、同じヘプバーン姓として“私の娘よ!”みたいな感じでオードリーに手紙をくれたか、記事にして出してくれてましたもんね。
「風と共に去りぬ」の主役争いの時のキャサリン・ヘプバーンは気がキツいイメージなんですけど、オードリーに対してはお気に入りみたいでかなり優しく接してくれましたよね。
そういう意味でもキャサリンも大好きです(作品は見たこと無いけど…)。

そういえばキャサリンと同世代のマレーネ・ディートリッヒにもかわいがってもらってましたし、同時期に活躍していたロミー・シュナイダーもオードリーと共演したいばっかりに「華麗なる相続人」に出てくれたり、ずっと下の世代であるジュリア・ロバーツやナタリー・ポートマン、サンドラ・ブロック、アン・ハサウェイにいたるまで好かれていて、本当にあらゆる世代から好かれていたんですねー。

「マイ・フェア・レディ」、オードリーに素晴らしかったです!って伝えたら、にっこり微笑んでくれますよね!(^-^
きっとオードリーの大きな口をいつものように開いて、歯を見せながら笑ってくれるでしょうねー。
色々動画を見ているせいか、オードリーが“Oh, Thank you!”って言う言い方も声もわかりますね。

ホントに来日時に一度でいいから言葉を交わしたかったです…。
今日はオードリーの命日ですねー。
Posted by みつおみつお at 2016年01月20日 01:22
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