2015年12月31日

2015年オードリー・ヘプバーン大賞の発表!

 今年も大晦日になってしまいました。年々1年が早くなっていくように感じられるのですが…やっぱり年なんですかね〜。
 それと、こないだの26日でこのブログを始めてから、丸9年経ちました!
 いよいよ来年の12月26日でちょうど10年になってしまいますねー。

 さて、恒例の《オードリー・ヘプバーン大賞》を発表したいと思います!
 2015年にあった、オードリーに関する情報・上映・書籍・展示会などから選んでいきます。

 なお、次男ルカが書いた写真集兼オードリーの料理のレシピ本である “Audrey at Home” に関しては、出るかどうかわかりませんが日本語版待ちで買っていないため、候補に入っておりません。この本に関しては来年候補とさせていただきます。

 それと、今年はオードリーに関することはあまりなかったですね。
 今年の記事を見返していると、ほとんど新しいことがなかったのがわかります。
 いや、あんまり良くないことはいくつかあったような…。

 とにかくどうぞ!

 


©イマジカBS
 先ほども書いたように、今年はあまりオードリーに関する物がありません。その中での今年の第3位なので、例年に比べてビミョーっちゃあ微妙。

 まず第3位はこの年末年始放送のイマジカBSによる池田昌子さん懐かしの吹替版の放送に!

 これとハーパース・バザーのオードリー特集とどっちが3位だろう…と思いましたが、池田昌子さんによるDVDやブルーレイ未収録の吹替版の放送という稀少な体験をさせてくれたイマジカBSさんを3位にしたいと思います。

 昔ながらのオードリーファンは池田昌子さん=オードリーという図式が出来ているのですが、なぜかDVDなどには収録されなかった貴重な吹替版を放送してくれた着眼点に感謝!です。

 以前WOWOWに入っていたので(あのヴァリーエの放送で)、一度再度の入会はいかがですか?っていう勧誘の電話がありました。
 その時のオペレーターさんに、“DVDと同じ翻訳の物を流されても、毎月の料金を払ってまで見たい!とは思わないです。もしDVDとかに未収録の池田昌子さんによる吹替版の放送をやってくださるならまた入りますけど。” と希望を述べたのですが、イマジカBSさんでやってくれるとは!

 これが好評で、他のDVD未収録の池田昌子さん吹替の「パリで一緒に」「ティファニーで朝食を(フジテレビ版)」「いつも2人で」「オールウェイズ」などをやってもらえたらいいですねー。
 ついでに池田昌子さんの吹替が無い「緑の館」「初恋」や、SEだけの版が無くて音楽差し替えで放送された「暗くなるまで待って」も新録音でお願いしたい所です。


 さて、第2位は写真集 “Audrey Hepburn: Portraits of an Icon” に。
 これはイギリスでの同名のオードリー・ヘプバーン展の図録になります。

 行った方のブログなどを見ると、2004年〜2005年にかけての “timeless audrey” 展ほどデカい規模ではないみたいですが、長い間オードリー展がない日本からしたら羨ましい限り!
 なお、このブログに来ていただいているmengさんも写真提供をしているそうです。

 “AUDREY A ROMA” 展も結局日本ではやらなかったですし、ここらで日本独自の大規模オードリー展をやって欲しいところ。
 「エクスラン・ヴァリーエ」と「銀座リザ」と加藤タキさんを持つ日本ならではの展示会が出来そうですけどね〜。

 中身では今まで1959年の「ハーパース・バザー」に収録されたっきりだった、お下げのメガネ双子オードリーが収録されているのがすっごい嬉しかったです!


 で、今年の1位は「マイ・フェア・レディ」20年ぶりの劇場リバイバル50周年ブルーレイ発売に!

 これは何と言っても1番でしょう!
 ちょっとあまりにもリバイバルの規模が小さいのと、宣伝もほとんどしていないので集客はあまり見込めそうもないなぁ〜とは思いましたが、やっぱり劇場のスクリーンで見るオードリーはいいですねー!(^-^

 できればもうちょっと認知度のある午前十時の映画祭でしてもらいたかったかなーとか。
 でも来年も“午前十時の映画祭7” なるものを上映するみたいですけど、オードリー作品が無いとか、また同じ物とかっていうのはダメですよ。

 僕が見たTOHOシネマズ梅田では上下左右共に黒枠が出る(スクリーンサイズよりもひと回り小さいサイズでの上映)だったので、それが残念でした。
 映写用のデジタルデータに元々そういう黒枠が入っているのでしょうが、本来70mmの超巨大作品なので、やっぱりスクリーンいっぱいに映写して欲しかった!

 そして字幕の翻訳は今までのDVDと同じで、一部翻訳してないし、訛りはほとんどないというオードリーが洗練されていく過程がよくわからないダメダメ翻訳のままなのがもったいなかったです。

 で、そういうモヤモヤっとする「マイ・フェア・レディ」の字幕ですけど、それはブルーレイの池田昌子さんの吹替版でスカッと解消!
 訛りがキツくて、やっぱりこれじゃあ上流階級のパーティーとかはムリだよなーって見る者を納得させてくれる吹替の翻訳でした。

 映画の上映も、86年・95年リバイバルとかは字幕も頑張って訛りがキツかったんですけどねー。だから映画館でも笑いが起きてました。
 今回の上映では、本来笑いが来る所でみんなシーンとしているという…。

 画質はかなり綺麗になってました。壁紙とか鮮明に見えるので、今まで気づかなかった新しい驚きとかありましたし。
 ただ、最近のリマスターの傾向はやっぱりあって、昔のテクニカラー特有の発色の素晴らしさとかが抑えめになっているのが残念ですね。

 2011年以降、「ローマの休日」「昼下りの情事」「シャレード」「麗しのサブリナ」「ティファニーで朝食を」「パリの恋人」「マイヤーリング」「いつも2人で」、そして今年の「マイ・フェア・レディ」と、なんと9本もオードリー作品のリバイバル(と初上映)が叶ったことになります。よく考えたら5年で9本って、凄いことですよね!
 そろそろ「暗くなるまで待って」「尼僧物語」「おしゃれ泥棒」あたりが来て欲しいところです。 


 以上で上位は終わりなんですが、あとは日・英での「ハーパース・バザー」のオードリー特集、翻訳写真集「So Audrey オードリー・ヘプバーン 59のエレガンスルール」あたりが特筆に値するもの。

 それと、今年はこれはどうよ…ってのが多かったです。

 まずは釜山での “AUDREY HEPBURN:BEAUTY beyond BEAUTY” 展。期待が大きかっただけに、ソウルよりも大幅に縮小されているのがガッカリ。
 写真集である展示会用の図録も無駄に大きく重くて、しかも内容はイマイチというのにガッカリ。展示会場で売っていたCDにもガッカリ。
 昨年のうちにソウルで展示会を見ていれば、きっと展示会自体は凄くて、オードリー大賞にも確実に絡んできてたと思うんですけどねー。

 「爆報!THEフライデー」という番組も、めっちゃ煽ってましたけど内容なほぼ無かったというか…。
 ある程度のオードリーのファンなら、オードリーと加藤タキさんが親交があったことは知っているし、あそこまで加藤タキさんの顔を伏せる必要ある?みたいな。今までの他の番組で何度も加藤タキさん普通に出てましたしね。
 最初の方なんて、オードリーじゃなくて加藤タキさんの家や家族の紹介になってましたやん。

 それに来日時に日本の酷い扱いを受けていた、とかっていうのも一部の心ないマスコミだけですしね。
 オードリーのファンからしたら、今でもネットで “「ローマの休日」がピーク” “「マイ・フェア・レディ」は既に老けている” などと書き込む人たちと全く同じレベルだと思ってます。

 来日時を知っている僕からしたら、その時でもオードリーはとっても綺麗でしたよ(内面の美しさが溢れてる感じ)。
 オードリー自身は行く先々で日本人のファンに囲まれてとても驚いたし、嬉しかったと言ってましたしね。
 ジバンシイのショーでも、みんなから喝采を浴びてました。

 この番組って、視聴率を稼ぐ為に変な所を繋ぎ合わせておもしろおかしくしているだけのものだと思ってます。
 大体シワのことを言っていたのはオードリーが87年の時だし、初来日は83年だし、全然時系列が違いますしね。
 ロケも何もない、「エクスラン・ヴァリーエ」の映像も無い。お安い上に俗っぽい番組だなーと思うだけです。

 この番組と比べたらBS朝日の「ヨーロッパいちばん旅行記 オードリー・ヘップバーンの愛したイタリア・ローマのいちばん」なんかはローマでロケもしてるし、お金をかけて誠実に作られていて遥かに上質な出来。ただ、こちらは制作者がオードリーのことを知らなくて一部誤解を与えるような内容だったのが残念。掘り下げ方も浅かったですしね。

 オードリーに関するテレビ番組で今年一番良かったと思うのは、BS-TBSで10月に放送された「世界一周魅惑の鉄道旅行 オードリー・ヘプバーンが愛したスイス」という番組です。

 この番組はオードリーだけの番組ではなかったのですがスイスやローマでロケもしており、とても丁寧に紹介されていて、「爆報!THEフライデー」とはもう全然番組のレベルもお金のかけ方も違いました。

 この番組では「ローマの休日」でオードリーがヴェスパを倒してしまい、別のシーンでは違うタイプのヴェスパを使用したため、映画には2種類のヴェスパが登場している、というエピソードがあるというのを初めて知りました!
 こんど映画を見て確認しないといけないですね。

 あと、日本語に翻訳はされてませんが、オードリーとウィリアム・ホールデンのことを書いた本が出ましたが、mengさんによるとお金儲けのためのとても低俗な内容のよう。
 ピーター・オトゥールの伝記も出たようですが、そちらもオードリーはじめ色々と女性関係があったと書いているらしく、読む価値はなさそうです。
 本人は死んでしまってるからと、適当にある事無い事書くのは、本当に卑劣ですよね。

 最後に、今年とても残念だったのはオードリーの息子たちのショーンとルカが遺産の事で兄弟で裁判に発展しているというニュースがあった事。
 その後何も聞こえてきませんが、和解したのでしょうか?オードリーが愛した大事な息子たちなので、兄弟で争うのは本当にやめて欲しいと思います。
 オードリーが生きていたら、「爆報!THEフライデー」の扱いのことより、ホールデンとのことの本やオトゥールの伝記本などよりも、一番心を痛めることだと思います。

 では、来年も何か素敵なオードリーのことがあるといいですね。
 みなさま、本年もありがとうございました!また来年もよろしくお願いいたします。

2016年8月9日追記:ここでの第2位の写真集ですが、翻訳版が出て内容のダメダメさがわかりましたので、2位は取り消しとさせていただきます。
 そのため3位のイマジカBSを2位に、3位は日本英国の「ハーパース・バザー」のオードリー特集とさせていただきます。
 申し訳有りません。

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この記事へのコメント
明けましておめでとうございます。

1位・3位は年の終わり頃に出てきましたが、これがなかったらどうなっていたんだろうって気になりますね。
あぶない、あぶなかったです。(^_^;)
でもこのふたつは非常に嬉しい企画でした。
本当に快挙だと思います。よかった!

今回は確かに残念大賞の方が多かったですよね。
これからこういう傾向が強まるのでしょうか・・・歳月た経つと仕方がないのかもしれませんね。
間違った内容や不要な情報に失笑することもあるけれど、
忘れ去られずに国際的に話題になり続けることは嬉しいです。
それに僕の方は一向に飽きることなく、相変わらず新鮮で堪能しています。
凄い存在です。

いろいろと確かな情報をありがとう。
今年もよろしくお願いします。
Posted by まる at 2016年01月03日 10:31
まるさん、あけましておめでとうございます!
返事が遅れてしまって申し訳ありません。m(_ _;)m
今年もまるさんのコメントを楽しみに待ってますよー!

さてさて、まるさんに書いていただいてわかりましたが、確かに年末になってバタバタと入ってきた情報が1位と3位を占めましたね。これが無かったら、昨年は大不作の年で終わってましたね。本当にまるさんのおっしゃる通り、あぶないあぶない!です。
そういう場合は“該当なし”にした方がいいんでしょうかね?それとも無理矢理選ぶか…。
数年前には大賞候補がてんこ盛りだったのがウソのようです。
今年も午前十時の映画祭とかで頑張ってもらわないと、また「ローマの休日」上映とかだったら本当に該当なしになってしまいそうですね。

でも若い人にもオードリーが人気とはいえ、熱狂的な人は少なそうですから、これから僕らの世代がいなくなるとオードリーって静かに忘れ去られて行くんでしょうか…。
昔のジェームス・ディーンや、もっと昔のジョン・ウェインなんかも今の日本ではもうお金にならなさそうですもんね。
今では海外の方でオードリーが話題なのが救いでしょうか。毎年なんらかの写真集は出ますもんね。

でもこうしてまるさんにもずっと愛され続けるオードリーってやっぱり凄いですよね。
そして、まるさんの最後の2行がとっても嬉しく、ありがたかったです。
これで来年の12月26日の丸10年までまた頑張れそうです!
こちらこそよろしくお願い致します!
Posted by みつおみつお at 2016年01月04日 21:38
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