2016年12月15日

記事アクセス数ランキング ベスト100 (総合)その5:51〜60位

 今回もアクセス数の多かった記事のランキングを発表します!(PVは記事を書いている時点でのもので、その後変動しています)

 まずは60位。PV(ページビュー)621
 2012/05/04の “「マイ・フェア・レディ」1969年リバイバル立看”

 これは2012年のオードリーの誕生日にアップした記事ですねー。

 立看って豪華で華やかで好きなのですが、B2ポスターに比べるともともと部数が少なく、なかなか手に入りません。
 そして立看自体、1972年を境に無くなってしまいます。オードリー作品では1972年リバイバルの「パリで一緒に」の物が最後となっています。

 「マイ・フェア・レディ」は大作で大ヒット作なだけに、刷られた部数が多いと思われます。なので僕でも入手出来たのでしょう。

 この記事は僕もかなりリキ入れて書いた記事です。
 この記事を書いた後で、オードリーは本当に最後の方までほとんど吹き替えで行く、というのを知らされてなかったのがわかりました。

 当時の“映画の友” 誌に載っていたのですが、順撮りの「マイ・フェア・レディ」で、大使館の舞踏会の衣装を着けたオードリーがインタビューで語っていました。

 本当に当時のバッシング(あ、いまだにいるけど…)はヒドいですね。吹替でここまで責められたのは、後にも先にもオードリーだけでしょう。
 オードリーにもオファーが来た「ロシュフォールの恋人たち」などは、ほとんど吹き替えられた人ばかりなんですが、誰も責められてませんよね。

↓「マイ・フェア・レディ」撮影中にジョージ・キューカー監督と話しているオードリー。
後ろにジェレミー・ブレットらしき男性も写っています。


 59位はPV623
 2013/05/20の “東京書籍から、オードリー写真集発売!”

 これは「オードリー・ヘップバーン 60年代の映画とファッション」のことですね。その発売予告。

 そういえば、最近は海外の写真集の翻訳ばかりで、日本独自の写真集は全然発売されなくなりましたね。
 画像の権利金が高い、紙ものは売れない、などいろんな事情があるのでしょうねー。

 かつては日本独自の写真集の方が、世界中が束になったよりも多くの写真集を出版していたのですが、今では世界での方が多くなって来てます。
 今は日本よりも世界での方がオードリーの人気が高いのかもしれません。

↓1966年夏に「いつも2人で」5番目の旅のシーンを撮影中のオードリー。


 58位はPV624。接戦ですね。
 2012/08/10の “「おしゃれ泥棒」1966年初公開時立看ポスター”

 ここでまた立看がランクイン。
 今度は「おしゃれ泥棒」です。

 「おしゃれ泥棒」は1966年の初公開の後、わずか5年の1971年にリバイバル。
 なので、B2ポスター、立看共に同じ物が使用されました。

 この時期の日本のポスターは本当にレベルが高いです。海外なんてメじゃないです。
 なぜかアマゾンを見ると、「おしゃれ泥棒」の新しい廉価盤DVDはビジュアルが海外ポスターの物になってますが、これにしたデザイナー、センス無いわー。
 表も裏もオードリーの写真無いやん!

 有名な「ティファニーで朝食を」のアメリカポスターを手がけたアーティストが、この「おしゃれ泥棒」もデザインしたのですが、この衣装は無い!
 ジバンシィを着るオードリーなのに、こんなダサい衣装…。

 「ティファニーで朝食を」アメリカ版ポスターに比べて「おしゃれ泥棒」アメリカ版ポスターがあんまり評価されてないのはこのダサい衣装もあると思うよ。
 こんなのオードリーに失礼!

 20世紀フォックスさん、このジャケットはさっさと見直して下さい!オードリーファンは喜んでませんよ!

↓「おしゃれ泥棒」撮影中のオードリーとウィリアム・ワイラー監督。
このシーンはオードリーが警察に電話しようとして、電話線のわっかに拳銃が入ってしまうシーンの指導。
映画では自然にわっかにはまってる感じだけれども、実は綿密に計算され尽くしてやっていた、というのがわかる画像。
頭ではわかってはいるけど、実際に写真を見せられたらちょっとビックリ。


 57位はPV626
 2012/06/17の “オードリーと世界観光!inagaraさんのブログ!”

 これ、嬉しいですよねー!inagaraさんがオードリー作品の数々のロケ地を調べてくださって、Google mapで見れるようにしてくださってる!

 悲しいですけど、「おしゃれ泥棒」のニコルの家なんかは今はアパートになってしまってるのがわかります。
 「いつも2人で」と「パリの恋人」で同じシャンティリのお城が使われてるのもわかります。

 あ、「シャレード」に出てくるホテル・ラファエルが、本当はホテル・ラファエルじゃない所でロケされてたとか、オードリーが逃げて地下鉄に降りていくように見える場所は本当は何も無いとかがわかってビックリします。

 さらに「シャレード」は地下鉄に乗った駅と降りた駅が一緒だとか。もうホンとビックリ!
 「シャレード」って映画だけじゃなく、舞台裏もビックリさせてくれるなー(笑)。

 パリは本当にオードリー作品のロケ地が多いです。
 inagaraさんに感謝!です。

↓再度「おしゃれ泥棒」。パリの豪邸でロケするオードリー。
この家にいつか行ってみたい!と思っていましたが、これが今はアパートに…。


 56位はPV635
 2012/02/26の “スイスで「オードリー・ヘップバーンに捧げるオマージュ」開催!”

 オードリーが晩年を過ごしたスイスのモルジュで小さなオードリー展を2012年の秋まで期間限定でやっていました。

 当時は日本向けのスイス政府観光局のHPにもトップページに大きくオードリー展の事が乗っていましたねー。
 2012年には日本のテレビでもその様子が放送された番組がいくつかありました。

 以前は常設のオードリー記念館があったスイスですけど、運営の件でショーンと揉めたらしく、わりとすぐに閉館になっています。
 なんか弟ルカとの確執といい、ショーンって細かいところで許せない性分なんでしょうか…。

↓スイスでアンドレア・ドッティと結婚式を挙げたオードリーですが、こんなに報道陣にもみくちゃにされています。
あの雑貨屋さんの裏口から逃げた、というのはこの時だったんでしょうね。


 55位はPV638
 2015/11/30の “イマジカBSにて、市販品未収録の懐かしいテレビ吹替版を放送!”

 これ、去年の年末の記事じゃないですか!もうこんな位置にまで!
 まあ一時期だけの記事なので、今後は伸びないかもしれませんね。

 繰り上がって、昨年のオードリー大賞の第2位でもあります。

 これは画期的なテレビ放送でしたね!
 過去にテレビで放送されたのに、DVDやブルーレイに収録されなかった池田昌子さんによる作品を放送していただきました。

 イマジカBSさん、GJ!
 はい、僕も短期間ですが加入させていただきましたよ!

 他の作品もお願いしたい所です。「いつも2人で」とか「ティファニーで朝食を」別バージョンとか。
 池田昌子さんが担当しておられない「緑の館」や「初恋」「マイヤーリング」なんかも新録でお願いしたいなー。

 あ、変な音楽と差し替えられた「暗くなるまで待って」とかも新録でお願いしたいです。

↓「華麗なる相続人」で共演したロミー・シュナイダー、モリース・ロネとオードリー。


 54位はPV640
 2013/02/07の “「婦人画報」2013年3月号 オードリー特集”

 これはイタリアでの「AUDREY A ROMA」の発売を受けて特集されたもの。

 もともと「AUDREY A ROMA」はイタリアでの大規模なオードリー展でした。そこで売っていた図録が写真集の「AUDREY A ROMA」。

 後に英語版「AUDREY IN ROME」やスペイン語版などが出ます。
 日本語版「オードリーのローマ」はだいぶ遅れて2014年の発売。

 なので、この2013年初頭に発売された婦人画報は、ルカの序文などが読める貴重な物でした。

↓1958年イタリアのチネチッタ撮影所で行なわれた「ベン・ハー」の撮影開始パーティーで、「ベン・ハー」主演のチャールトン・ヘストンとオードリー。
1958年5月13日らしく、この時期はオードリーは同じくチネチッタで「尼僧物語」の撮影中。
1960年のアカデミー賞ではこの「ベン・ハー」に持っていかれて、「尼僧物語」は8部門でノミネートされていたが、1つも受賞出来なかった。
オードリーも主演女優賞にノミネートされていた。


 53位はPV648
 2011/11/14の “株式会社ワールドの「銀座リザ」B1宣伝ポスター”

 日本はオードリーがテレビCFに出演した、世界で唯一の国です。
 「銀座リザ」はその2つめにして最後のCM。

 「エクスラン・ヴァリーエ」にしろ「銀座リザ」にしろ、資料がほとんど無くて今となってはどれも貴重。
 そんな貴重な「銀座リザ」のポスターが手に入った時は本当に嬉しかったものです!

 ほらほら、日本でオードリーがCMに出た証拠だよ!って感じですかね。
 なぜか海外では「銀座リザ」に出演した事が全然知られていません。

↓「銀座リザ」(1982)の翌年、オードリーは来日します。来日の目的のジバンシィのショーのチラシに付いていたオードリーとジバンシィの画像がこれ。
ただしこのゲッティイメージズさんの写真は裏焼きだし、本来はカラーです。


 52位はPV650
 2010/05/07の “フランスユニセフの?写真集 「AUDREY HEPBURN」”

 これはレアな写真集ですね、今思うと。
 入手、難しそうです。アマゾンとかでも取り扱いないですし。フランスアマゾンではかろうじてあるみたいですけど。

 紙の質はとっても悪いんですが、画像は珍しいものが多いです!これでしか見れない画像が多数。

 あと、カラーが無いのがもったいないです。無理にモノクロにして、オードリーの唇の色がなくなってるのもあるし…。

↓ユニセフで世界中の子供たちのために必死で訴えるオードリー。


 51位はPV678
 2009/05/26の “写真集「Audrey Hepburn」Nick Yapp 2”

 これは惜しいと嬉しいがごっちゃになってる写真集。
 「いつも2人で」の水の画像なんかはめっちゃ嬉しいんですけど、平凡な画像も多いです。

 僕の買ったのはドイツ版だったので、印刷が綺麗です。ただし、トーンジャンプを起こしているものもあります。
 これも惜しいと嬉しい。
 日本の次に印刷技術が高いのがドイツだと言われています。

 今回は以上です。また次回をお楽しみに!

↓「いつも2人で」より、オードリーと水。ここではプールですね。3回目の旅のシーンです。
シネアルバムにはオードリーの得意な物、水泳と書かれてましたが、後に「いつも2人で」撮影時の古本を手に入れるとオードリーは水が怖いと書かれていて、頭に水をかけてもらっている画像があり、全然反対やん!と思ってました。
で、「いつも2人で」時の水かけの画像から “オードリーは水泳が苦手” だと思っていましたが、さらに最近になるとオードリーが泳ぎに行っている画像がたくさん出て来たので、得意かどうかは別として、実際はやっぱりオードリーは水泳が好きなんだなと思うようになりました。
水をかけてもらっていたのは、たぶんシーンに合わせて髪の濡れ具合を調整していたのでしょう。



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この記事へのコメント
こんにちわ
このところ、あまりにも更新が頻繁なので驚いてます。私ら読者にとっては、毎日のようにオードリー関係の様々な貴重な写真が見られて嬉しい限りですが、みつおさんは大変じゃないんですか。睡眠時間とか削ってません?
今回懐かしかったのは、「華麗なる相続人」撮影中に開かれたパーティで、オードリーとロミー・シュナイダーが握手している写真ですね。これとまったく同じ写真が、78年か79年ごろに発行された「ロードショー」誌に掲載されていたのを思い出しました(「スクリーン」誌にもこのパーティの写真は掲載されてましたが、今回の物とは違う写真でしたね)。
ロミーが亡くなったのって、この写真が撮影されたほんの2、3年後でしたよね。息子たちや恋人に看取られて亡くなったオードリーとは対照的に、最愛の一人息子に先立たれて、失意のどん底で死んでいったロミーは、本当に哀れでしたね。
「ベン・ハー」のチャールトン・ヘストンと映っている写真も貴重ですよね。ともにウイリアム・ワイラー監督作品でオスカーを受賞した二人のツーショット写真が存在してたなんてビックリです。以前「ベン・ハー」の主演女優ハイヤ・ハラリートとオードリーが一緒に映っている写真は、「スクリーン」誌で見たことありましたけど。
これからも、この手の珍しい写真を、どんどん掲載してくださいね。期待しています。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2016年12月16日 08:12
ヴェロニカ・ハメルさん、お気遣いありがとうございます。

更新はですね、ブログ開設10周年なので自分なりに頑張ってアップしてます。
開設時は毎日更新だったので、なんとかやってみてるんですが、やはり睡眠時間は少し削ってますね〜。(^^;
それでもベスト100の記事なんかは書きやすいんですよ。書く事が決まってるので。
やはり、それ以外の通常記事の方が何を書くか頭の中でまとまらないと書けないので、そちらのほうがしんどいです。

「華麗なる相続人」の方の画像はご存知でしたか!
僕はこれは初めてでした。
あんまり映画では顔を合わせないロミーとオードリーですが、こうしてパーティーとかで会っててくれてると知ると嬉しいですね。

ロミーの生涯はよく知らなかったので、ネットでぱぱっと見てみましたが…本当に「華麗なる相続人」撮影直後辺りからロミーの生涯は暗転していったんですね。
「華麗なる相続人」はそんな影を感じない、最後の作品だったのでしょうか。

ハラリートとの画像は見たことあります!
それにもヘストンは写ってませんでしたか?
ゲッティイメージズさんにもハラリートとヘストンと一緒に写ってる画像もあったので、どっちにしようか迷いましたが、オードリーの顔がちょっと変になっているこちらにしました。
やっぱりヘストンとの2ショットは貴重ですよね。
ゲッティイメージズさんには、このパーティーでオードリーとワイラー監督で写ってるのもありましたよ。

無料でこんな貴重な画像を使わせてくれるゲッティイメージズさんには大感謝です。

またコメントお願いします!(^-^
Posted by みつおみつお at 2016年12月17日 06:41
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