2017年01月22日

オードリーのおすすめ伝記本まとめランキング



 みなさま、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

 ブログ開設から10周年という事で、11月12月に頑張って記事をアップしていたのですが、そしたらどっと反動が来てしまいました。
 それと、写真集のオススメランキングのまとめを書こうとしているのですが、文章が長くなりそうなので、簡潔にするのに苦労しています。

 というわけで、一足お先にオードリーの伝記本のオススメランキングをやってしまいましょう!

 オードリーに興味を持った時に、オードリーの生涯は…と気になってくるかと思うのですが、オードリーにはいろんな伝記が出ています。
 それでどれを読んでいいか迷う方がいらっしゃると思うので、伝記本をまとめて紹介します。

 ちなみにオードリー自身は自分の伝記、すなわち自伝を書きませんでした。
 なぜなら人との関わりでどうしても他人の事まで書かなければいけないから。

 それって他の人のプライバシーの侵害だったりもしますよね?
 なのでオードリーは自伝を書く事を固辞しつづけたということです。オードリーらしいですね。

 後にオードリーの共演者や監督が自伝を書いて、平気でオードリーの個人的な事まで載せている人達が居ますが、そういうことがオードリーはイヤだったんでしょうね。

 なお、伝記はあくまでもオードリーと直接関係のない他の人が書いていたり、オードリーと同じ時代を歩んでいない人が書いてたりしますので、どの伝記も完璧ではなく、嘘や間違いが混じっています。100%盲目的に信用はしてはダメですよ。

 自分で調べずに、他の人の伝記を写して書いていっただろう、オードリーの本名が戦時中の偽名だったエッダだとか、オードリーの息子のショーンが1月生まれだとかの間違いがたくさんの伝記で平然と載せられています。デマの塊の本もあります。
 そういうのは要注意です。

 なお、息子2人の伝記は写真集を兼ねているんですが、今回は写真集の部分は考慮しないこととします。
 また、70年代までの日本の伝記風の本は、あくまで当時わかる範囲での想像のオードリーなので、全て外しています。

 それと、オードリーの伝記のような漫画本が5種類くらい出ていますが、1つも読んでいないので、どれが良いかはわかりません。
 以下の伝記本のどれを参考にしているかで、その漫画の質がわかるかと思います。


 さてその中でも一番オススメできるのは
 バリー・パリスの「オードリー・ヘップバーン上下巻」(単行本)、あるいは「オードリー・ヘップバーン物語上下巻」(文庫本)です!

 息子ショーンは7冊オードリーの伝記を読んで、あまりいい気がしなかったと言っているのですが、これは唯一一部を認めたもの。

 というのも、他の伝記に比べて本当にオードリーと親しかった人たちにインタビューを敢行しているからです。
 最後の伴侶ロバート・ウォルダーズ、最初の夫メル・ファーラー、親友コニー・ウォルド、同じく親友のドリス・ブリンナー、オードリーとは切っても切れないジヴァンシー、「麗しのサブリナ」「昼下りの情事」監督のビリー・ワイルダー&妻のオードリー・ワイルダーなど。

 必然的に内容の信頼度がかなりアップします。
 オードリーの本名もオードリー。一時期言われていた拒食症も否定されています。

 ただ、これにも間違いはあって、ショーンが1月生まれ、「麗しのサブリナ」がオードリーが舞台を見て権利を取って欲しいと言ったとか、「マイヤーリング」がヨーロッパで公開されたとか、「エクスラン・ヴァリーエ」の撮影日数など色々間違いは多く、主に女優の面での内容に不備が多いです。

 ただ、ユニセフの活動などは詳しく載っており、2冊分冊という大部な点を生かしてプライベート面で高得点を稼いでいます。

 女優:★★★
 プライベート:★★★★
 内容の正確性:★★★
 総合:★★★★




 第2位はチャルーズ・ハイアム「オードリー・ヘプバーン 映画に燃えた華麗な人生」。

 こちらは雑誌「スクリーン」の近代映画社が出版したものですが、主に女優としての内容に力点が置かれています。

 オードリーの出演作に関する評価や出演するまでの経緯、出演決定後のオードリーの取り組み方などは特に読み応えがあります。

 というのも、作者は映画会社の倉庫まで調べて当時のオードリーの様子を書き留めているものを調べ上げたから。
 「尼僧物語」の原作者と会った時の様子も、公開当時公表されていたものではなく、本当のオードリーの接し方がわかります。
 全体に女優オードリーとしての真摯な様子が窺える伝記になっています。

 ショーンの誕生日は曖昧になってますが、3月にはまだお腹にいる事になっていて、1月とは書いていません。
 「マイヤーリング」のヨーロッパ上映というデマも無し。ただし本名はエッダ扱い。
 また海外の評価なので、「昼下りの情事」や「噂の二人」などが低く見られているのがとても残念です。

 これは最初期に出たオードリーの伝記本なので自分の足で調べた事柄が多く、とても好感が持てます。
 女優オードリーについて知りたい場合は、こちらの方がオススメです。

 女優:★★★★
 プライベート:★★★
 内容の正確性:★★★★
 総合:★★★★




 第3位は息子ショーン・ファーラーによる「母、オードリーのこと」。

 これは完全にショーンと母オードリーとの繋がりがわかる本。
 ここで初めて僕ショーンは7月生まれだよとか、オードリーの本名はエッダじゃないよ、拒食症なんて嘘だよってのがわかります。

 直接個人のオードリーを知っていたというのは大きく、オードリーが共演者の事や作品の事をどういっていたのかがハッキリします。
 もちろんオードリーはどの人の事も悪く言わなかったんですけどね。オードリーをいじめていたというハンフリー・ボガードのことも。

 ただ、ショーンが生まれたのは1960年であり、ものごころついた頃にはもうオードリーは女優業をほぼ引退。
 なので個人的な事もごく一部だし、女優業に関してはあまり無い感じです。

 写真集も兼ねてるので、文章量自体は決して多くはありません。
 またショーンは必ずしもオードリーの女優時代には詳しくないので、1955年の写真を1949年と載せてたりと、間違いも目につきます(後にこの画像は別の写真集で1955年と訂正されています)。

 でもプライベートのオードリーは活き活きしており、オードリーが亡くなる前の時期が描かれている部分は涙無しでは読めません。

 女優:★
 プライベート:★★★★★
 内容の正確性:★★★★
 総合:★★★★

 以上3冊(3種類4冊)が、オードリーを知るには必携の伝記本になります。




 第4位は同じくオードリーの息子のルカ・ドッティが書いた「オードリー at Home」。

 今度は次男から見たオードリー。

 ただ、ルカはオードリーが40才の時の子供で、もう1975年撮影の「ロビンとマリアン」ですら記憶にあるかどうか。
 女優オードリーに関しては全然書いていません。

 また、ルカが幼少時代のオードリーもなんとなくぼんやりしています。オードリーは脇役って感じ。
 全体ではオードリーの伝記というよりも、ルカの自伝っぽい感じに仕上がっています。

 それと不仲になってしまった兄ショーンの画像が1枚も無い事が、裏事情が透けて見えて、読む人に内容とは全く関係なく暗い気持ちにさせてしまいます。

 また内容の正確性は最高得点ですが、元々内容自体が薄味なので、他の本と比べて際立っているという意味ではありません。

 それでも今となっては本当のオードリーを知る数少ない人間である事は間違いなく、これも本当の本物のオードリーとして貴重です。

 この本は、薄くなってしまいがちな文章部分を、オードリーのレシピやプライベートな多くの写真で、いい意味で補っています。
 オードリーのレシピからオードリーの本質がわかることも多くあります。パスタのことや、オードリーの料理に関する姿勢など。
 そういう三位一体で個人オードリーがわかる本。

 女優:なし
 プライベート:★★★★★
 内容の正確性:★★★★★
 総合:★★★★




 さて第5位ですが、ここからは上記4つまでと比べると大きく落ちます。
 イアン・ウッドワードの「オードリーの愛と真実」と
 アレグザンダー・ウォーカーの「リアル・ストーリー」がどっこいどっこい。

 イアン・ウッドワードの方は全てが薄味。
 全体にぼやーっとした感じで、とりたてて特長がありません。日本版の表紙もぼやーっとしてます。
 特に特記事項がある訳でもなく、大きな不手際も無く。

 あ、ただこれは最初期に出た伝記本なので、おそらくこれが諸悪の根源かもしれないのですが、オードリーの本名がエッダだとか、ショーンが1月生まれとかが書いてあります。

 また、原書はオードリーがまだ存命中の83年に最初の版が出たからか、当時の最新作「ニューヨークの恋人たち」をヨイショして大いに持ち上げているのも違和感があります。
 「ニューヨークの恋人たち」が「ロビンとマリアン」より上位に置かれる事はないやろ!って普通は誰しも思いますもんね。
 
 あと「尼僧物語」撮影中にオードリーが原作者と会った時の様子が、手に入りやすい公開当時の宣伝資料そのままで載せていて、倉庫まで調べたハイアムの伝記とは内容が違います。

 全体ではまあ読んでも読まなくてもどうってことない、という出来です。

 女優:★★
 プライベート:★★
 記事の正確性:★
 総合:★★




 逆にアレグザンダー・ウォーカーの「リアル・ストーリー」はかなり濃い感じがします。かなりこってりで胃にもたれる感じ。

 攻めてるなーと思います。
 でもそれの空回り感が凄い!

 オードリーの先祖に関してはかなり詳しく載っています。もしそれを知りたいならこの本です!
 もうこの本はこれだけのためにあると言っても過言ではないでしょう。
 でも読んでる人がオードリーの祖先の事をそんなに知りたいかと言うと、そんなことはない。

 そして肝心のオードリーの伝記部分は間違いがめっちゃ多い!
 ほぼ参考にならないくらい間違いだらけです。

 日本の「エクスラン・ヴァリーエ」の撮影の事などをちゃんと調べてないのは、遠い東方の異国のことだから100歩譲って見逃すとしても、「ローマの休日」とかの映画での描写が全然違うのはどういうこと!?映画も見ずに書いてるってことなの??

 また、この著者のオードリーに対しての愛情の無さというか醒めた目線が気になります。

 女優:★
 プライベート:★★
 内容の正確性:★
 総合;★




 次からはさらに質が落ちます。もう読んで欲しくないというレベル。
 ここからは読むと間違いが身に沁みちゃって、大変な事になるよ!というもの。
 まだ読んでないなら、絶対に読まない方がいいです。

 まずはベルトラン・メイエ=スタブレの「オードリー・ヘップバーン 妖精の秘密」。

 この本は、もう他の伝記の寄せ集めだけで構成されています。唯一独自の仕事は雑誌「ELLE」に関する短い部分。
 著者はこの事だけを書くために、残り全部を他の人の伝記から借りて1冊の本に仕上げたってわけ??金儲け目的で?

 しかもベースにした伝記は色々あれど、主に使用したのは最も悪名高いメイチックのもの!
 いやー、こりゃアカンでしょ!
 他にもアレグザンダー・ウォーカーのとか、間違いの多いものから間違いだけを選んで載せたような感じ。

 あれもデタラメ、これもデタラメ。
 アレグザンダー・ウォーカーが「ローマの休日」を見ずに適当に書いた部分がそのまんまだったり。

 このメイエ=スタブレもお金儲けのニオイがプンプンします。
 オードリーの映画なんてちゃんと見ていないの丸わかり。

 ダイアナ・メイチックのデタラメ本のデマ部分を元に書いた、このメイエ=スタブレの本のデマ部分をさらに参考文献にして、Wikipedia とかで堂々と載ってたりするんで本当にゾッとします。

 女優:なし
 プライベート:なし
 内容の正確性:なし
 総合:なし




 そして最悪の伝記はこれ!
 ダイアナ・メイチックの「オードリー・ヘプバーン」。
原題:「AUDREY HEPBURN AN INTIMATE PORTRAIT」。

 いやーこんなトンデモ本、出版したらアカンで!
 なのに未だにこの本を元にオードリーのことを書く人が後を絶たず…。

 これ、オードリーの死後の出版時はオードリー本人がすべてを語り尽くした!ってキャッチフレーズが付いてたんです。
 オードリーが著者と会って話したとか、電話で話したとか。

 なのでそれまで雑誌などでオードリーの事を書く時はチャールズ・ハイアムの本を基にしてたのが、一気にこっちに流れちゃったんですよね。
 チャールズ・ハイアムの本が絶版になったのはこの本のせいかもしれない。まさに悪貨は良貨を駆逐するという状態。

 でもバリー・パリスの伝記に書かれてたんですが、メイチックがオードリーと会ったとか電話で話してたとかって言う日は、オードリーが家にいなかったりとか、病気で臥せってたりしてた、ましてや記録を調べると、電話してた事実すら全然無いということが、息子ショーンやパートナーのロバート・ウォルダーズによって暴かれて裁判沙汰になったんですよね。

 というわけで、この本に独自で載っている事はほとんどウソとデマ。残りは他人の伝記の丸パクリ。
 もちろん著者はオードリーと話したりなんかしていません。

 昔の雑誌に載っていたオードリーのインタビューの一部分を、電話で聞いたと言って載せているものもあります。
 なので実際にオードリーが晩年に身内に喋っていた事と、全く逆のこともいっぱい!

 ショーンは1月生まれだし、ありえないことに本名はエッダだとオードリーが言っていることになってるし、しかもオードリーは拒食症。
 オードリーは後年父と1回しか会ってないし、どんな作品も悪く言わないオードリーが、いろんな自分の作品をこき下ろしてる。
 全部ウソ!

 実際にはありもしないことを、劇的になるように著者の妄想でおもしろおかしく書いています。
 この本(とこれを基にしたメイエ=スタブレの本)だけに書いてある事は、全部ウソだと思った方がいいです。

 オードリーが死んだのをいい事に、“オードリー公認の” なんてうそっぱちのキャッチコピーをつけて金儲けを企んだ、もー本当にどうしようもない汚いクズ本。
 焚書が一番ふさわしいかと。

 これを読んでしまうと、オードリーのエピソードを思い出す時に、それは本当の事なのかメイチックの作り話なのかどうか、いちいち全てのオードリーの伝記本をひっくり返して確認しないといけなくなってしまいます。
 絶対に読まないでください!!!

 確認したい場合はアメリカのアマゾンの評価でも見に行ってください。ホンと酷評ばかりなんで。
 褒めているのは事情を知らない、にわかオードリーファンだけです。

 女優:マイナス。嘘だらけ
 プライベート:マイナス。嘘だらけ
 内容の正確性;マイナス。デマだらけ
 総合:マイナス1000点。ゴミ

 なお、日本に訳出されてないもので、ショーンの伝記以降に発売された Donald Spoto や Edward Z. Epstein の伝記本もありますが、Mengさんによるとどちらも出来が悪いとのこと。



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この記事へのコメント
みつお様
お久しぶです。
今回の特集、「オードリーのおススメ伝記本まとめランキング」というより、「オードリーのおススメ突っ込みどころ満載伝記本まとめランキング」といった
感じでしたね(笑)。みつおさんのツッコミの激しさに、思わず笑ってしまいました。
今回の特集は翻訳物の伝記本だけを対象にしてらっしゃるせいなのか、例の「白鳥よ永遠に気高く」が入ってませんが、あれなんか、ダイアナ・メイチェック本の比ではない、デタラメ本ですよね。
昔、チャップリンの伝記映画の宣伝の為に来日したロバート・ダウニー・ジュニアが、「日本人はなぜチャップリンについてこんなに詳しいんだ」と驚いていた事がありましたが、チャップリンとオードリーに関しては、欧米人より日本人の方が全然詳しいのではと思います。このブログを読むと、つくづく実感します(笑)。
みつおさんのご自宅って、ほとんど「オードリー資料館」て感じなんじゃないですか(笑)。一度拝見したいものです(笑)。
Posted by ヴェロニカ・ハメル at 2017年01月23日 11:35
いろいろありましたよね~でも似たり寄ったりのものが多く、いまいち印象に残っていなかったり混同していたりします。

個人的には、最初のハイアム本が抜群に印象に残っています。
今となっては変な記述もあるとはいえ、
映画女優としての側面について記述が充実していたからでしょうね。
というのも当時それが一番知りたかったことだから。
ユニセフの本格的な活動の前だし、欧米での再評価前でもあったし、
プライベートなところまで興味がまだいっていなかったのだと思います。

オードリィの伝記本のポイントは
①生い立ち
②素顔、実生活
③女優として a舞台およびブレイクまで
         b映画女優として
④晩年のチャリティ
おおざっぱにはこれら4つの視点でどういうものかではないかと思いますが、
正直なところ、③-bについてが、ずっと一番興味のあるところだったんですよ。
オードリィ自身はちょっとがっかりなさるかもしれませんが、それが本音です。
ただそこを起点に、人物像にもものすごく興味・共感がわいてきたのも事実です。
それに二人の息子さん、特にショーンの本のおかげで、スターとか女優とかだけではなく、人間(仲間)という認識へ大分変りましたね。
ルカは仕方がないけど、ショーンにはもうちょっと映画女優としての精緻な認識を持ってほしいところです。

ルカの本については、紹介された際や大賞発表のコメントには書きそびれましたが、
日本側の誠意にも感謝していますね。
オリジナルを生かしながら改善しているし、配慮と情熱を感じさせる良い翻訳本になっていると思います。
今の時代にこういう形で本になるなんて幸運でしたね。

 
Posted by まる at 2017年01月23日 22:41
>ヴェロニカ・ハメルさん

こんばんは!
そんなに突っ込んでましたかー…。(^^;;;

まあ、下位の伝記は突っ込まないと!というモノなので仕方ないとして、上位の方は褒めてるつもりなんですけどねー。

でもまあネットを見る限り、知らない人が読むと上位のものでも100%信じる純粋な人ばっかりなので、そうではないよ、っていう注釈は絶対に必要だろうなーとは思ってたんです。
初めて読む人も、ちょっとは疑いの目を向けてもらわないと、それだけ内容に誤りも多いということでしょうか。

今回日本のは、当時の少ない資料での記述であったことから、ランキングには入れてません。当時から“読み物”としての性格が強く、“オードリー・ヘプバーン物語”という“物語”という書き方がなされてましたんで、信頼に足りうる伝記だとまでは思いませんでした。
もうひとつの似た性格の本は“小説オードリー・ヘプバーン”ということで、こちらも“小説”とことわっているので、まあ想像の産物なんだろうなーと子供心ながらに思ってました。

「白鳥よ、永遠に気高く!」も軽ーい文章だったので、まあ感動とかそういうのとは程遠かったですしね。最初に読んだのは中学だったと思うんですけど、“ふーん。”くらいで済ませてました。
なので、ハイアムの伝記が出た時は衝撃でした。

欧米でのオードリーのサイトやテレビでのオードリーの記念館を見ると、裏焼きが平気であるので、やっぱりオードリーの人気がなかった時代のロスは大きいんだなーと思います。
オードリーが左側からていうのも、日本ではテレビで取り上げられたりしてましたけど、欧米の方は全然知らない事なんでしょうね。

ちなみに、自宅はそんなオードリーで溢れ返ってる、っていうことは全然無いですよ〜。
普通に目に見えるものはオードリーのパネルくらいかと。
あとは本は本棚にカバー付きで置いてあったり、パンフレットはクリアファイルに、ポスターはB2の大判クリアファイルに入れてたり、普段見ないものはダンボールに入れて押し入れなど、傍から見るとごく普通だと思います。

以前、僕よりももっとオードリーのグッズを持っている方と知り合いになった時に、僕もオードリーの部屋みたいなのを想像してましたけど、全然普通な感じでした。
意外と大量に持っていても、そんなに場所を取らないものなんですね。
Posted by みつおみつお at 2017年01月24日 00:10
>まるさん

こんばんは!
そうなんですよね〜。特にアレグザンダー・ウォーカーとメイエ=スタブレのものなど、間髪置かずに出たもんで、当時は混同しまくりでした。
このブログを始めて、改めて読んでみてその違いがわかったようなものです。

僕もハイアムのが一番印象的でした!
それまでの日本の軽いものではなく、真実のオードリーがそこに現れた!って感じがしたものです。
あまりにも衝撃が大きかったんで、「白鳥よ、永遠に気高く!」を読んで大して感銘を受けてなかった叔母に、ハイアムのを別に買って送ったものです。

それに、まるさんに書いていただいた③-bって所は、僕も一番興味がありましたし。
たぶんやっぱり今でもそうだと思います。
そこがあるからこそオードリーを知って、他の事も知って行って…という流れなので、やっぱり一般人には女優オードリーが第一だと思うんですよね。

ただ、あくまでもハイアムとかバリー・パリスのは外からのオードリーなんで、ショーンの本は急に人間らしさを感じる事ができましたよね。
それだけに“女優オードリー”を知らなさ過ぎのショーンにもっと頑張って欲しい!と僕も思います。
意外とお兄ちゃんに頼れなくなったルカが先にわかるようになったりして!?

「オードリー at HOME」ですけど、これは僕は原書を持ってないので、まるさんの方が違いがよくわかりますよね。
やっぱり原書よりも紙は改善されていますか?
それと、翻訳で“金閣寺”になっているところを直してもらっているのはありがたいですね。

でも各国版では修正は入ってないでしょうから、全世界ではやっぱり御所も平等院も金閣寺なんでしょうね。(^^;
なんだか「マイヤーリング」が公開されたときに、ドイツの発音と実際に役者が喋っている発音とで「マイヤーリング」と邦題が決まった時のエピソードを思い出しました。訳者さんにも感謝です。
こういう良書をこれからも訳出して欲しいですね。
Posted by みつおみつお at 2017年01月24日 00:43
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