2017年04月26日

「いつも2人で」本当のオリジナル・サウンドトラック!

 「午前十時の映画祭8」でオードリーの作品が4本連続で上映されます!全国同時公開!「おしゃれ泥棒」が目玉作品です!
★上映期間
 2017/08/05(土)~2017/08/11(金)1週上映「ローマの休日」
 2017/08/12(土)~2017/08/18(金)1週上映「麗しのサブリナ」
 2017/08/19(土)~2017/08/25(金)1週上映「昼下りの情事」
 2017/08/26(土)~2017/09/08(金)2週上映
 「おしゃれ泥棒」


 それと、間もなく88回目のオードリーの誕生日です!(5月4日)

 長い間、更新出来なくてすみません…m(_ _;)m

 さて、今日は発売予告だけしていた「いつも2人で」の本当のオリジナル・サウンドトラックが届いたので、そのCDの紹介をします!

 なんと「いつも2人で」のサントラについて紹介するのはちょうど10年ぶり!(記事はこちらこちらこちら

 これは本当に発売を待ち望んでいたもの!オードリー関連で何が出て欲しいかで言うと、最上位だったものです!
 
 今までRCAビクター(現:BMG JAPAN)で出ていたものは、“サントラ”と銘打っていたものの、実際は映画で使われたものではなく、作曲者のヘンリー・マンシーニが編曲し直して録音したもの。当然映画とはアレンジも響きも違いました。

 マンシーニはじめ、こういうのが当時の流行りで、録音し直したものが “自称サントラ” として出回ってきましたが、ホントの映画で使われた音楽を求める層からは逆に不評でした。

 「ティファニーで朝食を」みたいに、自称サントラのアレンジが違いすぎて僕にとっては聞くに堪えないものだったりするものもありましたし。

 で、マンシーニ&オードリーコンビの作品では「暗くなるまで待って」「シャレード」「ティファニーで朝食を」とマンシーニの死後次々本当のサントラが発売されましたが、この「いつも2人で」だけがずっと残っていました。

 で、とうとう製作50周年の今年発売されました!

 が、発売元が今まで欠陥品ばかりを世に送り出して来たKRITZERLANDっていうのが気になってたんですが…やっぱりやっちまってましたね…。

 KRITZERLANDが今まで発売して来たオードリーのサントラは、
 「麗しのサブリナ」…肝心の “バラ色の人生” と “バナナ” が全然入っていない
 「許されざる者」…昔発売していたLPと同内容で、何も付け足されていない
 「噂の二人」…肝心のクライマックスの音楽が違う
 「パリで一緒に」…フランク・シナトラの歌う“エッフェル塔を盗んだ娘” が入っていない

 ということでしたが、この「いつも2人で」でもシャンティイ城などの音楽が12曲ほど落ちています。シャンティイは絶対聴きたかったのに〜〜!!!
 同じサントラを多く発売するINTRADAが発売元だったら、きっと完全版になっていたことでしょう。残念だー…。

 それに、このサントラは音が悪いです。他社の「暗くなるまで待って」「シャレード」「ティファニーで朝食を」が音質が抜群に良かったのに比べると、この差はなんでしょう…。KRITZERLAND、気をつけないといけない会社ですね…。

 まあそれは置いておいて、やっぱりこの「いつも2人で」はオードリー映画史上、最高に甘美なメロディですね!
 ヘンリー・マンシーニ自身も自分の作品では「いつも2人で」を最も気に入っていると来日時に発言しています。

 元々は多忙のために「いつも2人で」の依頼を一旦断ったマンシーニですが、オードリー直々に “この映画は今までで一番いい脚本なの。この映画に音楽を付けてくださるのはあなたしか思い浮かばないわ!” と電報を打ってきた(一説では電話をかけた)ので引き受けた、という逸話がマンシーニ自身から語られています。

 メイン・タイトルのメロディーの美しいこと!多くのオードリーファンのみならず、映画ファンも最高の映画音楽に挙げるほどの傑作となっています。

 「ティファニーで朝食を」のムーン・リバーがオードリーを表す曲として普通は取り上げられますが、そちらが表のオードリーなら、こちらは本当のオードリーという感じですね。

 マンシーニも知り合ったばかりの頃の「ティファニーで朝食を」よりも、オードリーと家族ぐるみの付き合いになってオードリーを熟知してから書き上げた「いつも2人で」の方にオードリーの本質が詰まっているのは当然ですよね。
 特に「いつも2人で」は当時のオードリーに重なる部分がめっちゃ多い作品ですし。

 このテーマ曲が形を変えて、多くの曲で登場します。「いつも2人で」変奏曲が出来そうなくらい!
 というか、入ってない方が少ない。ほんの数曲だけ。

 このテーマだけでいろんな感情を織り込んであるので、いくつもの感情を出す事が可能。
 メインタイトルのようにワクワクさせる素晴らしい映画の顔の曲にでもなるし、ヒッチハイクやビーチの時は楽しく、朝は爽やかに、回想では寂しく、喧嘩や後悔では悲しく苦しく、夕日をバックに豪華絢爛に、フィナーレでは感動的にと違った顔を見せてくれます。まさに傑作!

 ちょっと残念なのは、これほどテーマ曲が入っているのに、フィナーレのような感動的なバージョンを長く強く押し出していない事。
 この曲は盛り上がれば盛り上がるほど胸が苦しくなっていくという不思議な効果を持っていますので、そういうのをもっと欲しかったなー。

 それは“自称サントラ”の最後の曲で聴けるのですが、これに対応するのはマーラーの交響曲第5番の2楽章しか知りません。

 今だったら映画の最後に5分以上延々とエンドクレジットが出るので、マンシーニも思う存分感動的なエンドクレジットが書けたんじゃないかなーと思うんですけどね。当時は冒頭にクレジットを出して、最後は簡単に、みたいな感じだったので、それが出来なかったんでしょうね。

 さて、メインタイトルは実際の映画よりも長いです。というのもタイトルロールの長さに合わせて、曲もつぎはぎされている部分があるから。
 具体的には1:52から2:02のあたりまで約10秒映画ではカットされていて、繋ぎが変になっています。

 “愉快なはだしの少年”という曲はもう一つの「いつも2人で」の顔の曲。こちらも形を変えて何度も出てきます。主にコミカルなシーンはこちらが担っています。

 このCDは、きちんと20世紀フォックスやBMG JAPANのソニーの許可も得ているようで、後ろにロゴが載っている他、画像も色々載っています。
 が、その画像が平凡になってしまっているのは残念…。映画そのままのスクリーン・キャプチャの画像もたくさん。

 ライナー・ノートを開いた最初は着色カラーだし、1点裏焼きもあります。
 それに全体的に画像暗い!

 うーん、念願の本当の「いつも2人で」サントラなんだけど、やっぱりKRITZERLANDというのは音も写真もちょっと…。

 音質が悪いのは許せても、シャンティイ城の音楽が無いのは許せません。
 映画も音楽も全ての映画で一番好きな作品なので、本当に残念!

オススメ度:★★★★★(ただしこれは曲の評価。盤としては星4つ)


追記:つい今月の頭に発売されたばかりなのに、4/29日現在で既に発売元のKRIZERLANDはじめ、入手出来る国内・国外全部のお店で売り切れになっています。やっぱりこれだけの人気曲が世界限定1000枚は少ないよな〜。いかに全世界でこの曲の本当のサントラが渇望されていたかということですね。



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この記事へのコメント
パンパカパーン!! 祝・正規サントラ発売!
全世界の「いつも2人で」ファン、おめでとう~!!
「いつも2人で同盟」(そんなんあるのか?)花火を上げよう!
みつおさん~生きてて良かったねぇ~(^O^)/

書きたいこと、語りたいこと沢山ありすぎて、ちょっと整理がつきませぬ。
結論を言えば、嬉しい点がほかのマイナス点を上回ったということになります。
KRITZERLANDのHPには、あらかじめ“20世紀FOXの倉庫から運よくみつかったモノラル音源”とか書かれていて、音質には期待できないなと覚悟していました。
曲目もざっと見たところ抜けがありそうでしたし、案の定そうでした。
アルバムで幅をきかせていたパーティorラウンジミュージックは全て抜けていましたね。
“コンガロッカ”“ドンク”“フランスの田舎者”“DidinMUSIC”“サムシングルーズ”
加えて、“現在の二人がビーチリゾートで寝そべっているシーン(手を叩いたら皆いなくなればいい)”
“学生時代の二人が夜の屋外ダンスホールでチークダンス(Let's not talk about)”なんかもなかった。
これら全て〈登場人物にも聞こえている現場音楽系〉は“素敵な人生”以外、すべて欠落という憂き目に・・・
それでも、あのテーマ曲の秀逸なアレンジ変化を堪能できることが、欠点を凌駕しています。
それくらい素晴らしいし、冴えに冴えるマンシーニは神様が降りてきたのかと思えるほどだし、僕らとしても待ちに待った甲斐があったというものです。
「いつも2人で」は音楽が映画全体で一大変奏曲というか組曲のような感じにも捉えられますね。
同一曲で様々な印象に変化していくって、本当に面白いですよね。
しかも今回、数多くの発見もあって、そういう意味でも感動しました。
あ、オリジナルはこうなってんのや~とか、ここで調整してるんやな~とか、
音響編集も見事な映画だと思います。

しか~し、どうしても許せない点もありまするぞ。
最後から2曲目が終盤にかけて途中で終わっているではありませんか!
これは僕には無視できない欠落であります。
時系列順に旅を手際よくなぞっていく一連のシーンの音楽は重要です。
ロータリーで深紅のスポーツカーが左右に分割し、また中央で結合するオチと、最後に盛大にハープがかき鳴らされて終わる曲は、
その後のフィナーレへ絶妙につながっているので、聞き逃せません。
ああ、残念至極(@_@。
僕には「噂の二人」のホルン6連発に相当する重要曲だったのです。
今回も画龍点睛を欠きましたねぇ~
これさえなければ、一応最高点だったのにぃ
なので今聴き込んでいますが、終わりらへんで毎回複雑な気持ちになります。
Posted by まる at 2017年04月26日 22:46
まるさん!ご無沙汰でした!

本当に生きてて良かったですー!これを待ってたんですもんね!
KRITZERLANDのHPではそんなことも書かれてましたか!
そしたら音質は我慢しないといけませんね。
INTRADAが出せなかったのは見つからなかったという、それが理由かも…。

まるさんがおっしゃった欠落音楽は、実際に先にマンシーニが作曲して俳優陣も聴いてたんでしょうか?別録りなので倉庫になかったとか?
まあ映画製作から考えると、実際は別の音楽を流しておいて、後で差し替えしてるでしょうが…。

でも、以前からまるさんがおっしゃってたように、メインテーマのバリエーションが凄いです!!
こんなにあるのに、今までの自称サントラの方では全然収録しなかったんだね、みたいな。
これが聴けるだけでもこのサントラは価値がありますよね!

やはりまるさんが以前から指摘していたように、全音楽を収録するとなると2枚組でないとダメなんでしょうね。

最後から2曲目、確かに切れてますよね!これはダメだ!
めっちゃダメなのに、僕がイマイチ気付いてないのは、実はもうひとつ本当のサントラを聴いているので、欠点が目立たなかったのかも…。

それは、hiroさんにも教えていただいてた「いつも2人で」のTWILIGHT TIME 版のブルーレイです!あの褪せたジャケのですよー。
念のため一緒に買っておいたんですけど、そちらは特典で音楽だけが全曲入ってるんです!
まるさんがおっしゃったパーティー系もシャンティイのも最後から2曲目もあります!

でも残念な事に、そちらは効果音入り…。
車のドアを開けたり閉めたり、お皿をガチャガチャ言わせたり、周りの雑踏の音なんかも付け足されています。

そのブルーレイもまた紹介しますけど、マンシーニ?が演奏前に曲を指示したりテンポをとっているのとかも入っているので、KRITZERLANDは本当に全部倉庫を調べたんかいな?と思ってしまいます。

というわけで、なんとかブルーレイから音だけを取り出さないといけないですね。アナログにしてから取り出さないといけないでしょうが、それでも手に入れられるのはうれしいですもんね!

まるさんはお買いになりますか?もし僕が音を取り出せたらまるさんにお送りしましょうか?

それと、「おしゃれ泥棒」もTWILIGHT TIME から発売されるんですけど、それも特典で音楽トラックがあるんですよねー…。
確かにINTRADAで2枚組が出てますけど、その2枚目のフィルムバージョン、ちょっと少なくないですか?合計27分しかないのが怪しい…。

「いつも2人で」の音楽トラックで威力を見せられたので、「おしゃれ泥棒」も買わないといけないかー…と思ってます。
Posted by みつおみつお at 2017年04月26日 23:42
TWILIGHT TIME のブルーレイ、音楽特典面白そうですね。
もし音を取り出せたら・・・ご厚意に甘えちゃおうかな・・・(^^;)
可能だったらでいいです、無理はしないでね。
演奏時のデータも音声として入っているということですね。
ということは、どこかに別テイクとか未使用バージョンなんかもありそうですね。
で映像のほうはどうでしたか?クリアで鮮やかならいいけど。

「おしゃれ泥棒」の映画版は、確かに欠落多かったですよね。
冒頭近くの、ニコルがスポーツカーをとばして帰宅するところのテーマ曲バリエーションとか、“マキシム”(店内ミュージック)とか抜けていましたね。
ジョン・ウィリアムスのアルバムも、サントラという名前の別録音でしたけど、
映画版とは違った良さもあって、“ザ・キー”はアルバム版のはあれはあれで大好きですし、
“マキシム”もだいぶ違うアレンジですが、ミステリアスでかっこよかったと思います。
マンシーニも、ラウンジ系音楽はアルバムのほうがいい曲もあるので、
再録音がまるっきり見当違いということはないですが、
アルバム全体が映画とあまりに印象が違うから違和感があるんでしょうね。
ゴールドスミスとかJ・バリーあたりだと、演奏が違っても、映画の雰囲気はかなり残している、
でもマンシーニは、レコード・アルバムとして聴かせる音楽は、ちゃんとポピュラーやイージーリスニングとかムード音楽として成り立っていないといけないという確固たる信念を持っていて、だからああなったんですね。
映像を伴っているときに聞く音楽と、独立した曲だけで聴く音楽は違うものだという方針は、存命中ずっと貫かれていて、それが僕らのジレンマでもあったわけです。
ただアルバムが悪いというわけでは全然なくて、むしろ中にはそのほうがいいのもあるんですよってことは、ちゃんと言っときたいです。
オードリィもマンシーニのアルバムは自宅でよく聴いていたみたいですね。
Posted by まる at 2017年04月27日 23:16
まるさん、こんにちは!

ブルーレイから音は取り出しました!

もしまるさんがこのブルーレイを画質で買おうと思っていたらの参考までに、画質はうーん、どういうんでしょう…。
最近流行りの黒潰れぎみの画質で、空はいつも曇りの感じです。
もうちょっとスカッと抜けた色にして欲しいなーと。
黒い幕がかかっているような感じのもあるし…。鮮明なんだけど、なんでしょう…。

はたと思いついたんですが、こういうリマスター処理をしてる人ってPC上でやってますよね?
なので実際にテレビや劇場で掛けられた時の色を考えてないのじゃないかなーと。
画面の明るさはPCの方が上なので、それでテレビや劇場ではこんなに暗くなるのかと…。

あと、音楽だけ取り出してて気付きましたが、これはおそらくCDと元は同じ音源です。
そのうちの効果音付きになっているものは全てCDで外された感じです。
最後から2曲目がフェイドアウトなのも、そういう理由なのだと思いました。

もう既に効果音が追加されたもの…ということは、ブルーレイ(及びCD)に入っている今回見つかったものは演奏そのままの1次音源ではなく、加工された2次音源だということですよね。
これって必ずしもまるさんと僕が求めていた「いつも2人で」ではないのかもしれません…。

いつか1次音源での「いつも2人で」をINTRADAが見つけてくれる事を祈ります。

あと、ブルーレイとCDを比較すると、CDの4曲目“Hitting The Road”がブルーレイには入っていません。
というか、この曲は映画にもないです。
5曲目の“Happy Barefoot Boy”はこれだけ聴くと冒頭はMGを修理している部分かと思いますが、実際マンシーニはフェリーで着いてMGをジョアンナが押すところから音楽を開始しています(映画では使用されていない)。
となると、3曲目の“Wheels Of Our Own”がフェリーでジョアンナがマークのパスポートを見つけるシーンですから、その間に曲が入る余地はないことになります。

そういうわけで、編集前には“Hitting The Road”の入る部分があったのでしょうね。題名からするとマークが1人でヒッチハイクしていたのか…(だからこそカットされたのかも)。
はからずも、“Hitting The Road”はボーナストラックだったわけですね。

あと、ブルーレイ版は映画に合わせてメインタイトルは同じようにカットされています。
“Something For Audrey”はCDでは別の2曲が繋げられてしまっています。映画ではカフェの前で話すマークとジョアンナの前にシャンティイ城が入りますよね。
実際カフェの音楽の前にはマンシーニが改めてテンポを取っているので、なぜKRIZERLANDが別の曲を繋げたのかちょっと理解に苦しみます。

これらを考えると「おしゃれ泥棒」の方も、あのINTRADAが入れないんですから効果音付きなのかもしれません。
「おしゃれ泥棒」のジョン・ウィリアムズも再録音でしたけど、これは映画の雰囲気そのままでしたよね。
“ザ・キー”はアルバム版は映画のミステリアスな感じではなく、完全な行進曲になっていてこれはこれで確かにいいです!
カルテット用にアレンジしたものはこのアルバム版が元になってます。

あと、マンシーニの再録音アルバムもきっちり評価しているのがやっぱり慧眼なまるさんらしくて頭が下がります。
確かにマンシーニの“自称サントラ”には泣かされてきましたが、「ティファニーで朝食を」を除くと「シャレード」も「いつも2人で」もレベルの高いものに仕上がっていますもんね。
今更ながら「いつも2人で」のエンドタイトルは。アルバム版の凄さを再認識。
オードリーはマンシーニのどれを聴いてたのかなー。

もし1次音源が見つかったら、「いつも2人で」は2枚組にして今までのも収録して欲しいですよね!
そういえば、今までの自称サントラの「いつも2人で」も日本のインディーズから発売されるようですが…「いつも“二”人で」表記にされるみたいです。
Posted by みつおみつお at 2017年04月28日 14:20
“Hitting The Road” は確かに本編未使用ですね。僕も初めに聴いた時点で気づきました。
ただあまりにもうまくなじんでいるので違和感はなく、
出だしの箇所は3回目の朝食場面に酷似していて、まとめ方が2回目の二人の芝生広場の感じですね。
ということは、別テイクまたは別バージョンかもしれません。
あと“Early Tea”も最初のグライダー場面を除けば未使用ですよね。
このあたりちょっと重い感じが続いてややくどいかな~

以前、みつおさんがテーマ曲に関して…
『盛り上がれば盛り上がるほど胸が痛くなってくる』と記されていましたが、
よぉく分かります。登っていくようであり降りていくようでもあるというのも。
全体を通してどのあたりが特に好きですか?
・MGを俯瞰で捉えるシーン(ちょっとキラキラした感じ)
・一回目の二人のビーチ(軽快なボサノバ調)
・炎上するMGに気づかない二人(ストリングス伴奏の追いかける感じがたまらない)
でなんといっても・・・
・夕日をバックにハグ&KISS→ホテルでの戯れ
(一段とゴージャスな盛り上がり、このあたり胸が苦しくなってきます)
そう、夕日のシーンのアレンジはなんか豪華ですよね。
あと初めて映画観ているときから大好きだったのが、ヒッチハイクの一連の食物連鎖(?)シーン
テーマ曲がミュージカルのようなタイミングで様々に流れていくところが心地よくって大のお気に入りです。
曲のタイトルが”Indispensable Woman”~いないと困る女ってのが笑っちゃいますが。
で、次の曲が”Hitchhike"だから余計ややこしいですよね。
僕は曲名としては”いないと困る女”→”ヒッチハイク”だと思っています。
あと”Sow(このタイトルも笑)”の出だしのところも大好き、
あっという間に終わるのですが、なにかわくわくすることがはじまりそうな感じがいいなぁ。

で疑問なのは、マンシーニはどのタイミングでスコアにしたのだろうかということです。
あれほど見事に場面展開とシンクロしているところからしても、
きっとラッシュを見ながら、入念に構成していったのだろうとは想像つくのですが、
それにしてはCD収録曲であれっ?な印象を受けるものがいくつかありますよね。
そのうち“愉快なはだしの少年”の一回目については、みつおさんの解説で未使用と判明しましたが、
“オードリーのために”はなぜ違うシーン(2回目の二人の芝生広場)と連結しているのでしょうね?
KRIZERLANDが独自の編集なんてするのかも疑問です。
あと他にも微妙に別のシーンとつながって展開していくのもあったりして、
やはり作曲時と完成時とで変更されていったシークエンスがあったとみえてとても興味深いものがあります。

A:現場音楽(ラウンジ系、BGMなど)
登場人物にも聴こえている音楽
B: 劇伴(状況を盛り上げるための音楽、現実にはない仮想のもの)
登場人物には聴こえていない音楽
(今時ゲキハンって旧い言い方ですかね?)

マンシーニはアルバム製作の際、基本的にはBを収録しない方針でしたね。
少なくとも、オードリィ3作品ではそれが貫かれていて、
Bに相当する各種メインタイトルは、若干アレンジが違いましたしなんか違うな~という感じでした。
唯一の例外で映画を彷彿とさせるのが、「いつも2人で」(アルバム)の最終曲くらいかな
中でも「ティファニーで朝食を」はBに相当するのがアルバムでは2曲(冒頭と表題曲)しかなく
全く未使用曲が2曲も入っている。最も映画と離れたイメージのアルバムではなかったかと思います。
だから映画作品が気に入った人には大いに違和感があったのだと思います。みつおさんの不評もそのへんでしょうね。
でB相当の2曲は・・・冒頭のムーンリバーは、メインタイトルにもなっていなければエンディングにもなっていないし、
表題曲は随分アレンジが違って、おとなし~いイージーリスニングへと印象が違いました。
ちなみにこの表題曲は、正真正銘サントラでは曲名が変わっていましたね。
最後にようやく出た本命版では“ホリー”になっていて、アルバム既成曲と同じで紛らわしいです。
ただし、「ティファニーで朝食を」(アルバム)もAに関しては本物サントラと比してなかなかのもので、
“かわいそうな子猫ちゃん”や“ゴライトリー、ラテンを踊る”なんて、僕はアルバムのほうが好きです。
で、今回の「いつも2人で」(正規サントラ)で、しょっぱなのメインタイトルの終盤が実は違うってのは嬉しい発見でして、
「シャレード」の映画版メインタトルのときと同じような感動がありましたね!
「シャレード」(アルバム)も、メインタイトルとシャワーのワルツを除けばAのオンパレードですが、
このアルバムにおけるAタイプ曲のアレンジ・演奏って、みつおさんも気に入ってくれているようで嬉しいです。
で、今回の「いつも2人で」(正規サントラ)は、どういうわけかAをことごとくカットした
Bのオンパレードとなったわけですが、おかげで一層従来アルバムと随分かけ離れた印象を持ちます。
まぁようやく映画を音楽として追体験できるようになったことには変りありませんが、
一発OKだった「暗くなるまで待って」「シャレード」とは異なり、
幾年にも渡るフラストレーションを余儀なくされた「ティファニーで朝食を」の道を辿りそうですね。
いやそれどころか、まさか・・・これっきりってことは・・・ないと思いたいのですが・・・

公開時に全体の音楽がB主体ということもあって、アルバムを出さなかった「暗くなるまで待って」が、
結局CDの正規サントラアルバムとしては最高傑作になったのは、なんか皮肉ですね。
本当の完全版・高音質・ステレオの3拍子揃っていますもんね。
Posted by まる at 2017年05月11日 20:47
まるさん!こんなにいっぱい書き込んでくださって!
嬉しくてどれからレス付けるか考えちゃいましたよ!(*^^*)

まず“Hitting The Road” 、最初に聴いた段階ですぐ使われてないとわかるなんて凄い!
僕は最初流して聴いていて、最初に二人で旅を始める羊の辺りの音楽かと思いましたよ。でも羊のシーンは後にちゃんと出てきますしね〜。
出だしと終わりがどれに似てるかも指摘してらして、うーん、さすがまるさん!
まるさんは僕よりも「いつも2人で」の音楽についてはずっとずっと詳しいです!

テーマ曲なんですけど、やっぱり僕は演奏者の多いゴージャス系が好きなので(「ティファニーで朝食を」もそうだったし…)、“夕日をバックに”&エンドタイトルでしょうか。
“夕日をバックに”の部分は、今までの自称サントラの最後の曲の頭になってますよね。そしてそれよりもゴージャス!
このアレンジは対旋律のようなものがずっと付いてきますよね。
自分で演奏したクラシックの曲でも、対旋律の有るような曲が大好きなんです。
このオケの編成でずっと自称サントラの最後の曲全部もやってほしかったな〜…。そしたら無敵だったんですけど。
なのでこの「いつも2人で」は僕の中では例外的に今までの自称サントラも必要ですね。

で、この夕日のシーン、なぜここが全体で一番豪華な音楽がつけられてるんだろう…とも思ってましたが(1回目の貧乏旅行中で、しかも海に着いただけ)、こういうなんてことのない日常こそが、実は人生で一番楽しく光り輝いている“豪華な”頂点なのかもしれないですよねー。
マンシーニもそう思って音楽を付けたのかもしれませんし。

でもこのテーマ曲はどのようにアレンジされていても、全部好きですよ!コード進行、あまり詳しくないんですけど、その変化ももの凄いステキだと思います!
高校時代、エレクトーンでこの曲(自称サントラのメインタイトルを自分で採譜したもの)を演奏してましたけど、その際に左足のベースの音が1つずつ下がっていくのがお気に入りでした。
上がっていくのに下がっていくようでもある、というのは、この辺りにも秘密が有るかもしれません。

まるさんが書いてくださったように(僕などはそんなに曲の違いをうまく説明出来ないです!)、キラキラいつも2人ででもボサノバいつも2人ででも、ストリングいつも2人ででも食物連鎖いつも2人で(朝市みたいな部分のアコーディオン風とか大好きです)でも、どれも映画のシーンと共にあって、印象を変えつつもやっぱりいつも2人でなのが素晴らしいです!
まるさん、前後の文章から間違って書き込んでらっしゃるようですけど、まるさんの考える曲名は“ヒッチハイク”→“いないと困る女”の順ですよね?

Sowはですね、実はこれもマンシーニは前半と後半を別物として演奏してます。
ブルーレイだとこの間にマンシーニの指示が入るんですよね。というか、切って別々に録音してるのじゃないかと。

“オードリーのために”は本当になんでCDではくっつけて1曲扱いにしてるんでしょうね。曲も違うし、場所も違うのに…。一緒なのはテンポだけだと思いますけどね。

それとまるさんの現場音楽と劇伴(っていうんですね!初めて知りました)に関するマンシーニの考察!
もうこれはまるさんのオードリーブログがあればいいのにー!って思いましたよ。

やっぱり僕は映画そのものの追体験を音楽でしたいと思っているので、マンシーニがアレンジを大きく変えてしまったものは受け付けないのでしょうねー。「ティファニーで朝食を」は特に別物ですしね。
同じ別録音でも、「シャレード」や「いつも2人で」やマンシーニじゃない「おしゃれ泥棒」などは受け入れてたのはオリジナルに近いからでしょうね。

そして「ティファニーで朝食を」の曲名の変わりようにはビックリ!かつ困ります(笑)。他の人に曲を説明する時に、どれを基準にするかでいちいち説明が要りますもんね。

「シャレード」のメインタイトルの終盤が聴けたのは確かに嬉しい驚きでしたよね!ラスト30秒近くもリズムだけで聴けるなんて!
「シャレード」のウッドブロックの音が好きな僕には堪りません!って感じでした。

「いつも2人で」、これで完全版が出たという事でこれ以上探さなくなるのはコワいですよね…。もし1次音源が見つかっても、“ああ、これ過去に出てたよね”って放置されたりして…。
「ティファニーで朝食を」ほど一般認知度がないのが今まで出なかった理由でしょうし、そこまで皆が追い求めてくれるかどうか…。
でも売り上げを見ると、KRIZERLANDの予想を大幅に上回ってる事は確かなんで、今度はINTRADAから出て欲しいです。

「いつも2人で」も完全版のあった「暗くなるまで待って」も同じマンシーニだし、ほぼ同時期。
「暗くなるまで待って」はステレオだけど「いつも2人で」はモノラルなんてことはしてないと思うので(録音時は何本もマイクを使っていろんな楽器を録ってるはずなので、ミキシング前が見つかればステレオになる)、これからも追い続けないといけないですね。

まるさん、先は長そうですね。頑張りましょう!
Posted by みつおみつお at 2017年05月12日 11:36
>“ヒッチハイク”→“いないと困る女”の順
順番というより、”いないと困る女”という曲名は、
”ヒッチハイク”のほうがよっぽど相応しいんじゃないかという意味です。
紛らわしい書き方ですみません。
じゃぁ次の”ヒッチハイキング”は何という曲名がいいのかという問題になりますが。
湖ほとりの並木沿いを歩くエナメルスーツのジョアンナ→マークの”アイ・ラヴ・ユー”
学生時代の二人:一旦分かれて、道路工事標識で再会、ジョアンナの素直に愛の告白
このあたりの流れですよね。ヒッチナイク2?味気ない・・・

夕日のシーンの後、ホテルで着替え競争→ジョアンナのズル→ふざけてじゃれ合う
このあたりの、キラキラ輝きながらグルグル回転していく感じ
なんだか泣けてきませんか?
すっごく楽しいシーンなのに、切なくなってくる
これこそが、「いつも2人で」のテーマ曲の真髄なんですね。
楽しくて切ない、そう哀愁とか悲しいとかではなく、切ない・・・という感じ

小節ごとに、曲の切れ目ごとに、楽器を変えたりアレンジを急変させたりして
様々な感情の変化を表現できる・・・そんな曲をよく考えつくものだなぁと
前のシーンからの切り替えで、現在の二人になるとき(『じゃあ、離婚する?』)
ローギアを叱られたジョアンナの突然の手放し運転
ジョアンナのさりげなく告白する妊娠とマークの喜び
ジョアンナの真意に神妙になるマーク(”I warn you. ””Don't!”)
そんなのが目白押しで、今更ながら驚嘆・感心します。
よっぽど、ドーネン監督と綿密に打ち合わせしていったんでしょうね。
そういう意味でも、興味深いサントラです。

完全版、気長に待ちましょう。
まだまだ生きねばなりません。
Posted by まる at 2017年05月14日 21:35
“ヒッチハイク”と“いないと困る女”はそういう事でしたか!
うまく読めなくて申し訳ありません。
でも確かに“いないと困る女”の方がヒッチハイクですよね、流れからも。

じゃあ後の方は何がいいでしょうね。うーん…
“愛してる?愛してる…”
“愛とは?”
“時を超えて”
うーん、ベタな(そして恥ずかしい)ものしか思い浮かばない…。(- -;
でもここ、エナメル〜ジョアンナの告白とくるということは、かなり重要な部分ですよね。ヒッチハイクのマークの心境が一変する部分。
曲も切ないし、全然ヒッチハイクじゃない。
なんでこれがヒッチハイクなのか…。

夕日のシーンの辺り…確かに音楽はもう切ないの極みですよね。
ここの音楽は自称サントラの最後の曲だし…。
ここを見ると、オードリーの大口開けて笑ってるのがいつも凄いなーと思ってます。ドーネン監督への絶対の信頼からかなーと。

それと、この「いつも2人で」のテーマは本当に凄いですよね!
まるさんのおっしゃる通り、同じ曲でありながら感情の変化をここまで表現出来るっていうのは“ムーン・リバー”でも到達出来なかった境地ですよね。
なので「ティファニーで朝食を」は“ムーン・リバー”ではない別の曲が多くて、「いつも2人で」はこれ1つでいろんな表現ができるからこそテーマのバリエーションが多いのかなーと。
マンシーニ自身もこの曲を自身の最高作と認めていたし、実はファンが多いのもここに練り込まれた感情の深さ・広さを兼ね備えているのを感じるんでしょうね。

でも「いつも2人で」時は超売れっ子だったマンシーニ、それでも作るからには徹底して良いものを…と徹底的に打ち合わせしたんですかね。
真摯な向き合い方が傑作を生んだのかなー…。

確かにまだまだ「いつも2人で」の全容を待たないといけませんね!
Posted by みつおみつお at 2017年05月17日 13:44
ふと思い出したのですが、
マンシーニって「いつも2人で」のとき
ギャラが100万ドルでしたよね?
『カタログ・オードリー・ヘプバーン』の映画音楽の記事で紹介されていたと記憶しています。
”We Got Mancini !"
「シャレード」「アラベスク」の実績があるドーネン作品でも
あまりに多忙すぎて当初断っていたものの、
オードリィ直々の依頼により、とうとう引き受けることになった。
その発表時のマスコミの驚きがそのギャラの高さだった(当時の史上最高額)・・・と。
スゴイですね、オードリィは確かこのとき75万ドルなので、もしかしたら一番高いギャラを受け取った可能性大ですね。

「シャレード」の中で登場人物が大騒ぎしていた25万ドルなんて、
グラントもオードリィも遥かに超える報酬を手にしたというのも、なんか笑っちゃいますが、
63年頃には世界で3人しかいなかった100万ドルギャラが、
3~4年後には作曲担当者にも支払われるようになっていたんですね。

もっともそれに見合う仕事ぶりだったと思うし、
50年経ってもこんなに僕らを感動させてくれるわけだし、
アカデミー賞にノミネートすらされなかったのは不思議です。
Posted by まる at 2017年05月22日 21:45
まるさん、こんばんは!
えっと、マンシーニ35万ドルじゃなかったでしたっけ?
ちょっと確認してきます…

見てきました!「カタログ オードリー・ヘプバーン」ではマンシーニのギャラが25万ドルだと書いてあります。
いや、確かに当時のマンシーニのギャラは凄いですけど、さすがにオードリーまではいかないだろうと…。(^^;

そういえばオードリーのギャラとかって、あまりに高額なので何回かに分割されて支払われてたんですかね?
そうすると、1本では75万ドル〜100万ドルでも分けてもらってると何年かの分が一度に来たりするので、もっとあったかもしれませんね。
わりとまとめて撮った感じの「パリで一緒に」「シャレード」「マイ・フェア・レディ」の時期は凄かったのかも…。

それと「シャレード」の失われた25万ドルはホントにそう思いますよね。見る度にこの時のオードリーのギャラはその3倍はあったんだ!って思います。
話の中では25万ドルで殺し合いまでおきてるのに、出演しているオードリーは約3ヶ月の拘束でその何倍も稼げるって…。

ギャラは特にオードリーにはそれ以上の価値があったということになりますよね。
今でもブルーレイやDVDや映画のポートレートが全世界で売れ続けるっていうのは、余裕でオードリーの映画は原価を回収出来ていますよね。
たとえ「緑の館」や「噂の二人」でも。

「いつも2人で」、映画音楽全集レコードに載ってたインタビューでオードリーは“「暗くなるまで待って」より「いつも2人で」でノミネートされたかった”って言ってますが、どちらも1967年度の対象になったのがもったいなかったですね。
もし「いつも2人で」が1967年、「暗くなるまで待って」が1968年扱いならどちらでもノミネートされたかもしれませんよね。
それくらいオードリーは最高の仕事をしてると思います!
実際ローレル賞ではどちらの作品でもノミネートされてましたしね。
Posted by みつおみつお at 2017年05月23日 01:32
ひぇぇえ~ 本当だ
押入れやら本棚やら探してみつけた懐かしい『カタログ・オードリー・ヘプバーン』
しっかり、”25万ドル”って書いてありますね。
失礼しました。
いったい、どこで勘違いしたんだろう?
ここでは、オードリィがNYへ直接電話をかけて依頼したとありますね。
電報か手紙(だと時間がかかるか)のような気がしてました。
うろ覚えで書くもんじゃないですね。

この本懐かしいですね。
で、ポスターやカタログあたりが作品別に載っていますが、
僕はまだ2,3本しか観てなかったので、こういう情報から想像を膨らませていたものです。
「いつも2人で」は、エナメル&チャリンコで、当時もなんか変だな~って思ったことを覚えています。
正直、あまり観る気がしないというか、後回しにするというか
そういう意味では、チャリンコシリーズって”弊害”でしたね、僕には。
でも後の独自サントラあたりで使われたとき、それほど悪い印象もなく、
むしろユニークやんって思うように変っていきましたが。
いずれにせよ、作品のイメージに合わない、内容をよく表していない画像という意味では今も印象は変わりません。

この『カタログ~』久々にざざっと読んでみると、
「いつも2人で」や「パリの恋人」なんて、平凡な紹介で作品独特の魅力を表現していませんね。
やはり僕も読んでいた当時、これら2作品ってそれほど印象に残っていなくて、観たい作品リストの上位にも入っていませんでした。
当時、既にTVで観ていて(嘘っぱちの吹き替え版で)大好きだった「シャレード」や「暗くなるまで待って」が、めったにない傑作扱いなのが、すごく嬉しかったです。
入門時のこういう本や情報って、未見のファンに与える影響は絶大ですね。
「噂の二人」が数ある中でも最高傑作っていうのが、この本の他にはない個性です。

「いつも2人で」の2回目と5回目が全くクロスしない件ですが、
そもそも2回目って、比較的ウェイトが軽いですよね。
あんなに面白いエピソードなのに。
で、スチールがほとんど無い!なぜ?
マンチェスター親子や彼らと一緒のものなんて、僕は1枚しか知りません。
あんなに強烈なキャラなのに、なんか珍しいですね。
若奥様ジョアンナのもあんまり見ない。
ウィロビーの撮影日誌的な写真集で、Behind「いつも2人で」みたいなのが出てきたら、すっごく面白いだろうと思いますが、
テリー・オニールかピエルルイジあたりで出ないかな~
Posted by まる at 2017年05月23日 22:14
オードリーがマンシーニに「いつも2人で」を依頼した件、「カタログ オードリー・ヘプバーン」では電話になっていて、「ムーン・リバー~オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」のライナー・ノートでは電報になってましたね。

テレグラムとテレフォン。
一見「カタログ オードリー・ヘプバーン」の日野康一さんが英語を聞き間違えたのかと思いますが、日野さんはリアルにその瞬間に「いつも2人で」の現場に立ち会ったひと。
「ムーン・リバー~オードリー・ヘプバーン スクリーン・テーマ・ベスト」の方はオードリーの死後に出た、いわば聞き伝えで書いているものなので、どちらか判断がつきかねています。

「カタログ オードリー・ヘプバーン」はもうバイブルでしたね!
「シネアルバム」2種と共に、まだそれほどオードリーの作品を見たこと無い僕にとっての貴重な資料でした。
これらでどんな作品かなーって想像していました。

まあ僕は「いつも2人で」がオードリーを見た最初の1本だったこともあり、この作品はもの凄い上位に置いていましたから、この本を見る度に“また見たい…”ってずっと思ってましたし、いつもワクワクしてたものです。

それよりも作品別に扱いが違うのがやっぱりイヤでしたねー。
当時は「パリで一緒に」も僕のベストだったこともあり、カラーでもモノクロでも1ページしか割いてないのが気になってました。

「噂の二人」は最高傑作って書いてましたっけ?
「マイ・フェア・レディ」を作品解説の欄で“オードリーの最高作”と書いてあったのはめっちゃ印象に残ってますが…。

でもこれって今で言うムック本みたいなものなのに、執筆者が凄いですね〜!
双葉十三郎さんや淀川長治さんという鉄板に、小森和子さん・林冬子さん・南俊子さんというオードリーファンでもある映画評論家の方々。
よくぞまあここまで揃えましたね!と思います。
これって今でもたまに来ていただけるオードリーファンクラブ階調だった明智常楽さんとも親しかったオードリーファンクラブの方々が作ったそうですが、やはりわかってる人が作ると凄いですね!
年譜でもオードリーの撮影年で作品が紹介されてます。
そして当時でも今でも珍しい画像がたくさん!

「いつも2人で」の2回目の旅のスチールの無さは僕も感じてます。
100枚セットで買ったFOXスクリーン・フレンドのキャビネ・スチールでも2回目の旅はほとんどありませんでしたし。
まるさんのおっしゃる若奥様ジョアンナっていうのは何回目の旅ですか?2回目の旅でいいでしょうか?

ボブ・ウィロビーの「いつも2人で」は最初の方しか咬んでないみたいなので、やっぱり全編通して撮影してたテリー・オニールに期待でしょうか。
それとピエール・ルイジも「いつも2人で」に参加してたんですか?
Posted by みつおみつお at 2017年05月24日 01:18
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