2007年01月05日

小森のおばちゃまが消えた!?「昼下りの情事」65R外映版

 これは1965年リバイバルの「昼下りの情事」外映版パンフレットです。サイズはA4。

 表紙の画像はモノクロ画像に着色していったと思われるのですが、濃い肌の色と、真っ白な白目の部分と、ぶ厚く塗りすぎた唇の対比が際立って、ちょっと違和感のあるオードリーになってしまってますね~。
 しかも三白眼気味なのが怖さをそそります。

 さて、1950年代は外国映画社、1960年代に入ってからは外国映画出版社になる外映版パンフですが、1960年代に入ってからの中身の粗雑さは目を覆いたくなるくらい!

 が、珍しくこの「昼下りの情事」65リバイバル外映版の画像は他の外映版に比べると、まだちゃんとしてます。というのも、これは同じ65年リバイバルの東宝版のほとんどパクリだから!

 で、表紙をめくって、解説、ものがたり、と続いて、その次に“「昼下りの情事」にちなむ 忘れ得ない思い出”という小森のおばちゃまの文章が始まります。
 そして途中で文章が終わってるのでページをめくります。すると…

 なんとも恐ろしいことに、次のページは“製作ノート”として撮影時のエピソードが載っており、小森のおばちゃまの文章はどこにも見当たりません!

 ま、そこはど真ん中のページなのでその次かな?と。めくるとオードリー・クーパー・シュバリエのプロフィール。
 さらにめくると監督ビリー・ワイルダーのプロフィールと淀川長治さんの解説が3ページにわたって続き、それをめくると裏表紙…。

 なんと!小森のおばちゃまは途中でトンズラしてしまっていたのでした!

 ここでの小森のおばちゃまの解説も、淀川長治さんの解説も、1965年リバイバルでの他の「昼下りの情事」一般用パンフでは載っていないものであり、せっかくいい感じで読んでいたのにがっかりです。

 ま、当時のパンフは“スクリーン”や“映画の友”からの画像と文章そのままパクッてきました、っていうことも多いので、これもその流れなんでしょうが…校正を全くしてないんでしょうか?

 パンフレットを作る際のこのいい加減な姿勢!それが60年代外映版の持ち味です(笑)。

 オードリーパンフ全体で見ても、最悪パンフ賞は60年代外映版に決定!表紙だけはいつも綺麗なんですけどねー。

 60年代の半ばで外映版というのはなくなってしまうのですが、オードリーに関してはこの「昼下りの情事」で終わり。同じ65年リバイバルの「麗しのサブリナ」には見当たりません。

 でも60年代の外映版は出回ってる数が少なく、手に入れるのが困難!やっとみつけて、手に入れて、表紙見て“わーい!”、中を見てがっかり。報われないパンフです。(^^;;

レア度:★★★★(「昼下りの情事」パンフの中では見つけるのが難しいほうです。)





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