2007年01月15日

不運の「緑の館」84年リバイバル 復刻版パンフレット


 さて、今回は「緑の館」84年リバイバルの復刻版パンフレットのお話。サイズはB5。

 なぜ「緑の館」のパンフのトップに復刻版の話が?まあ聞いてくださいよ~、実はこれにはいろいろと複雑な話がありまして…。

 「緑の館」の初公開は59年。あまりの不評にリバイバルは無いと思ってましたけど、それから25年後の84年、日本ヘラルド株式会社がなんとも凄いことに、リバイバルの権利を手に入れました!

 84年といったら、怒涛のオードリーリバイバルの幕開けの年で、「噂の二人」と一緒の年。一般受けしそうな「ローマの休日」も「麗しのサブリナ」のリバイバルもまだ来年のお話。
 数あるオードリー作品の中で「噂の二人」と「緑の館」を最初にぶつけてくるなんて!凄い!快挙(暴挙?)!パチパチパチ!
 その公開に合わせて刷られたのがこの復刻版で、中にはきちんと1984年発行の印が…でも本当に1984年にリバイバルされたんでしょうか?

 84年からのリバイバル、きちんとチェックして大阪まで見に行ってた僕は、ある映画のリバイバルの時、上映されてもいない「緑の館」のパンフレットを売っているのを発見!あれ~~「緑の館」なんてリバイバルしたかな?東京でだけしたのかな?って思いながらも購入。でもやっぱり気になった僕はその劇場にTEL。“あのー、おそらく大阪ではリバイバルしてない「緑の館」のパンフが売ってたのはなんでですか?リバイバルはしてくださらないんですか?”。
 そしたら、“「緑の館」は東京の劇場でかけようとフィルムを取り寄せたら、ザーザー雨が降ってる状態(傷だらけ、ということですね)であまりにも状態が悪かったからやめたそうなんですよねー。こちらでも上映の予定はないです。”との答え。え~~~~~~!!!がっかり~~。と思いながらも納得したんですが…。

 結局その後も日本で一番集客力のある東京と関西で1度も劇場にかけられることなく権利切れをおこしてしまいました。そして東京と関西のオードリーファンの、一生で一度あるかないかの「緑の館」を大スクリーンで見る!という夢のようなチャンスは失われたのでした…。うきゃーーー!
 で、日本ではいったいどこで「緑の館」を劇場で見る!という超幸運な栄誉に浴したんでしょうかねー?名古屋、札幌、熊本、長崎では公開されたということはわかっているんですけど…。

 そんなリバイバル状況だから、パンフの刷られた84年には実は日本全国どこの劇場にも乗らなかったのではないか、と思ってるんですけどね。もっとあとで名古屋とかに回っていったのじゃないかと。そして、復刻版としては異様にレアなこのパンフ。地方の劇場でしか見れなかったからしかたないですよね。劇場で見れた方、本当におめでとうございました!!と言うしかないです…。今なら公開している地方を調べて、わざわざ見に行ったのでしょうが…(涙)。

 さて、復刻版のパンフは妙に表紙のグリーンが鮮やか!オリジナルはこんなケバい緑じゃないし。でもレア。「緑の館」は公開するたびにレア物を作り出す(笑)!次の25年後は2009年ですね。どこかの配給会社でリバイバルして欲しいよ~~~!(T T

 で、この復刻版、あなどってはいけません!これを持っていたおかげで、後々すんごい事実が判明することになるのです!!きゃ~~~~~~っ!!!!!えっ、なになに?持ってないと気づかないその恐ろしいこととは…???それはまたいつか。あ~持っててよかった!

レア度:★★★(復刻版なのに、入手が難しい…。)


追記:関連記事
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この記事へのコメント
みつおさん、気になります~!すんごい事実とは!!??
いま丁度「緑の館」の小説を読んでいます。小説ではイプはでてこないんですね。ちょっと残念。。
Posted by えみ at 2007年01月15日 09:22
あははは、いやいや、これはコレクターさん向けの
すんごいことなので。(^^;;;

「緑の館」の原作は、僕はすごい好きですけど、
えみさんはどこのを読んでらっしゃいますか?
岩波文庫のはリーマの言う“You”を“あんた”って訳してるので、
オードリーが浮かばなくて困りました(笑)。
他の出版社のならいいんですけど…。
Posted by みつお at 2007年01月15日 15:29
あーーーーー!!!気になるぅぅぅぅぅ!
「持ってないと気づかないその恐ろしいこと・・・」って
何なんですか!!早くしりたいですぅぅぅぅ(^^)
Posted by ゴマちゃん at 2007年01月15日 22:33
みつおさんのご心配どおり岩波文庫ですよ~^-^
あんたなんですよね~ 野性っぽさを強調したかったんでしょうが美人の使う言葉ではないですね。おじいさんと2人っきりで育つと仕方ないかも・・・と思いつつ呼んでます。こんなに長い物語だったんですね。リマの描写はオードリーにぴったりですね!!
アベルのイメージも違っていておもしろいです。
Posted by えみ at 2007年01月16日 11:11
>ゴマちゃんさん
実はまだ「緑の館」の次は書いてないんです~。(^^;;;
きっと忘れた頃に出てくるかと…(笑)。

>えみさん
そ、そうでしたか、岩波文庫…。
新潮文庫はちゃんと「あなた」と訳しているのでオードリーでいけたんですけど…。ただ新潮文庫のは抄訳でした。
だから角川文庫とかのがベストなのかな、と思います。
(角川のはまだ読んだことないけど)
岩波文庫は読んでいて妖精と言うより、
アマゾンの女ターザンかと思いました。(^^;A
おじいさんと住む前に、リーマは優しいお母さんといたはずなので、
訳は「あなた」でいいとは思うんですけど…。

しまった!「緑の館」の原作を紹介するときに書こうと思っていたことを
すべて書いてしまった(笑)!
Posted by みつお at 2007年01月16日 11:25
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