2007年01月20日

「噂の二人」62初版本命版、松竹セントラルシアター版パンフ

 これは1962年日本初公開時の「噂の二人」本命版、松竹セントラルシアター版パンフレットです。

 「ティファニーで朝食を」の直後の輝くオードリー、モノクロ画面で地味だけど作品の出来もいい、地味なら「尼僧物語」だって大ヒットしたし、共演も今大人気のシャーリー・マクレーン、アカデミー賞にも5部門もノミネートされたし、これはヒットする!と松竹関係者は考えました。松竹セントラルは「噂の二人」の前に上映していた「ワン・ツー・スリー」のパンフでも大きく「噂の二人」を取り上げて宣伝、「噂の二人」のパンフもたくさん刷ってお客さんに備えました。

 …ところがふたを開けてみてびっくり!コケたのです!オードリー作品にしては珍しい!映画の後味が悪かったのでしょうか、悪ガキの演技が凄すぎて本当に腹が立ったのでしょうか、モノクロ画面が時代にそぐわなかったのでしょうか、オードリーが地味過ぎたのでしょうか…口コミでも悪い噂が広がり、客足は伸びないまま終了してしまい、パンフも大量に売れ残ってしまいました。

 とまあ勝手な推測ですが、だいたいこんなところだと思います。(^^;;;
 こうしてヒットせず、あまり売れなかった「噂の二人」の松竹セントラル版パンフは、オードリー映画の本命版としては最も手に入れにくいパンフとなったのでした。

 どのパンフもめぼしい解説や記事のない「噂の二人」ですが、さすが本命版!画像だけは今見ても珍しいものがあります。映画ではカットされた、おそらく裁判後にマスコミにもみくちゃにされるオードリーとマクレーンとかね。ただ、ど真ん中のページ、ホッチキスで留められてる部分がオードリーの顔の中心なのはどうかと思いますが…。

 さて、大量に売れ残ったパンフはどうなったのでしょうか?画像でご覧のとおり、松竹セントラルの館名がでかでかと入ってます。
 その成れの果てはまたこんど、ということで。

レア度:★★★(本命版パンフでは一番入手が難しく、めっちゃ高額。)





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この記事へのトラックバック
1961年/米国 原題「The Loudest Whisper 」
 監督 ウィリアム・ワイラー
 原作 リリアン・ヘルマン「子供の時間」
 主演 オードりー・ヘップバーン、シャーリー・マクレーン
 モノクロ/...
【映画】噂の二人【しづのをだまき】at 2007年05月09日 11:46
この記事へのコメント
チラシもパンフも、それなりにレアですけれど、
やはり作品の内容がいまいちなのが、ちょっと残念ですね・・・。
(お好きな方がいらしたら、ゴメンナサイ^^;)
この作品、オードリー向きじゃなかったかもね。
Posted by ゴマちゃん at 2007年01月22日 22:08
ゴマちゃんさん、僕は「噂の二人」好きですよ~(笑)。
ま、つねに観たいとは思わない作品ですけどね。
オードリー地味ですもんね。(^^
Posted by みつお at 2007年01月23日 10:35
あっ!みつおさん好きな作品だったんだぁ!
まぁ、時にはこんなオードリーも素敵かもね^^;
    ↑(言い訳・・・)↑ アハ
Posted by ゴマちゃん at 2007年01月23日 21:57
そうですよ~、ゴマちゃんさんも見てくださいね~。ヒヒ…。
Posted by みつお at 2007年01月24日 17:11
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