2007年02月20日

スクリーン臨時増刊 オードリー・ヘプバーン特別号

 これは1963年3月くらいに出た近代映画社の「スクリーン臨時増刊 オードリー・ヘプバーン特別号」です。表紙にもあるように、新作「パリで一緒に」と初リバイバル「ローマの休日」を中心にオードリーのことを特集してます。

 「パリで一緒に」のオードリーが好きな僕は、「パリで一緒に」特集だなんて、めっちゃ嬉しいじゃないですか!で、中を見て、カラーページはたった4p。うち「パリで一緒に」は3pぶん。でもこの当時はまだまだカラーページが少なかった時代。美しすぎるブルーのナイトガウンのカラーもあったし、“しかたないな~”と気を取り直して本文へ。まず「パリで一緒に」の白黒グラビアが続いて、すぐ「ローマの休日」。えっ!「パリで一緒に」もう終わり???

 そこからフィルム直焼き画像で綴る「ローマの休日」ストーリーがえんえんと続いて、「麗しのサブリナ」から各作品見開き2ページで画像と解説。でも各作品の右下に小さいオードリーの顔の画像があるんだけど、みんな顎が切れてる。なんや~これ?レイアウト悪すぎやし!
 が「緑の館」には美しい画像があって嬉しい!と思っていたら「許されざる者」で大きく載っているオードリーの画像が「戦争と平和」のもの…。おいおい。
 「噂の二人」で紹介が終わっているのもびっくり!当時は「噂の二人」までしかまだ公開してないから、当然ちゃー当然なんだけど…そういう感覚に慣れてないもので…。(^^;;;

 ところがですね、そのあとから始まる林冬子さんの“オードリー・ヘプバーンの歩んだ道”というページに異変が!
 これが年度ごとにオードリーのことを区切って書いてくださってるんですけど、1929~1939、1939~1948と来て、1951。“んん?”と思ったけど、まあ読んでいって、「ローマの休日」の主役が決まったところまで。そしたら次の次のページに1948~1950のお話が…。オードリーはやっとイギリスに渡るところ…。
 林冬子さんが悪いんじゃなくって、版下(印刷原稿)を作る際にページ配置を間違えた編集部のせい。その後のグラビアにも新作の題名が「シャレレド」って…。

 64年末に発売の「別冊スクリーン オードリー・ヘプバーン特集号」よりは内容も充実してる気はするけど、どーも作り方が雑な印象で、満足感は薄い。2冊続けて「スクリーン」さん、どうしちゃったの?
 「パリで一緒に」はおまけで、実質「ローマの休日」特集号的な内容だけど、「ローマの休日」が大好きな人でもこれはどうだろ…って出来が悲しい。

 でも「パリで一緒に」はアメリカ本国での発売が遅れて、1年後の64年5月にならないと日本公開しなかったんですよね。その間に後から撮った「シャレレド」(笑)が公開。今ならわかる、そんな裏事情が面白かったりもする。

オススメ度:★★★(こんなもんかという感じ。満足度は低い)



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この記事へのコメント
ヤァ!みつおさん、お久しぶりです(^_^)v

何年かぶりに僕もこの特別号を引っ張り出して見ました。
「許されざる者」の画像、ホントだ!!「戦争と平和」の
画像ですね!今まで何の疑いも無く見てました・・・^^;
こんな単純なミスって一体・・・^^;
Posted by ゴマちゃん at 2007年02月24日 15:55
ゴマチャンさん、お久しぶりです!(^-^
でしょでしょ~。あの「戦争と平和」は誰が
間違えたんでしょうねー。
なんか雑な「スクリーン」でした。
Posted by みつお at 2007年02月24日 23:57
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