2007年02月24日

「昼下りの情事」65年リバイバル一般用 裏表紙黄色タイプ

 今回は「昼下りの情事」65R一般用裏表紙黄色のタイプです。製作会社は不明。大阪映実東京支社か日本映画出版社でしょう。

 以前紹介した裏表紙白のタイプとどこが違うのかって言いますと、まず本文の紙質が全然違います。白タイプはつるっとした紙でしたけど、こちらはざらざらの茶色い紙。

 表紙も見てください!裏表紙白のと同じですけど、鮮明じゃないのがわかります?なんかこうボヤッとしてるし。

 カラーページなんて豪華なものはありませんし、その分ページ数も減らされてる。そんでもって印刷も悪い。今回は1色刷りなので、裏表紙白では2色刷りで薄い水色で刷られていた画像は、写真の差し替えか、ひどい時は省かれたりしてる。
 これで一番影響を受けたのはオードリーのオシャレ変遷史。裏表紙白タイプで薄い水色で刷られていた「パリの恋人」の画像を削除。こうして「尼僧物語」や「許されざる者」はあっても、「パリの恋人」がないという、おかしなオシャレ変遷史になってしまったのでした。

 しかもこの「出演映画に見るオードリーのオシャレ変遷史」という題名すら今回は入ってないし、「ティファニーで朝食を」と「噂の二人」が後になって、「シャレード」と「パリで一緒に」が先に来るという、ページ順の間違いまで…。 こりゃMさんは気に入らないよな~って。

 で、このオシャレ変遷史ですけど、後にMさんが手に入れた昔の「映画ストーリー」1964年7月号に全く同じ記事・画像が載っているのを発見!なんと映画雑誌からの完全なパクリ!
 しかもこれは南俊子さんの文章なのに、その著者の名前すらパンフには見当たらないという…。

 さらに“「昼下りの情事」とビリー・ワイルダー監督”という文章が裏表紙白にも黄色にもあるんですけど、執筆者名が見当たらない。これ、淀川長治さんの文章なんです。本命の東宝版と、どーしよーもない外映版にさえもちゃんと載っているんですけど、本当はもっと長いんです!なんと文章まで省略!!あっちゃー。

 それと、この中の紙が黄色いパンフ、というのは1970年前後の作り方なんですよね~。65年リバイバル版と言われてますけれども、裏表紙白タイプがあるのに、同時に裏表紙黄色タイプを作るとは思えないので、これは68年~72年くらいに作られたんじゃないかと思います。

 と言うことで、このタイプは裏表紙白であろうが、黄色であろうが、あまり高く評価できなくなってしまいました。(当然さらに出来の悪いこの裏表紙黄色の方が下だけど)

←これは表紙を開いて左のページです。裏表紙白のと比べてください。

レア度:★(どうせ手に入れるなら裏表紙白がいいです)





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この記事へのコメント
68年~72年くらいに作られたものだとしましたら、
何のために作られたんでしょうね?
でも、65年リバイバル一般用として通用しているのも
何とも不思議な現象ですね。
Posted by ゴマちゃん at 2007年02月24日 16:03
単に「昼下りの情事」65リバイバルの権利が切れるまでに
いろんな劇場で上映する時用に作られたんじゃないかと思います。
昔って、ロードショー館じゃなくっても、
パンフの需要があったんでしょうね~。
そのためにパンフの会社も新たに作る、と。
いい時代だったんですね~。(^^
Posted by みつお at 2007年02月25日 00:04
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